カl モットーは﹁﹃ほしい﹄で はなく、﹃似合う﹄留学﹂。 浦沢 みよこさん︵壁 .ispt.co.jp/)で。仙台市青葉区の は、﹁﹃ハワイに行きたい﹄ いる。詳細はサイト(http://www 留学したい人と留学先をつな ぐ会社﹁インターサポート﹂ 代表の浦沢みよこさん︵48︶ 欧米を中心に、1週間ほどの短期 留学から大学への留学、ワーキング といった要望にそのまま応え るのではだめ﹂とスタッフに 言い聞かせる。 が、人によって帰国後の高揚 た。2011年末には結婚も 留学支援会社﹁インターサポート﹂代表 感が違う。どうすれば満足度 した。﹁12年からすごくよくな っている﹂と充実の日々だ。 が高まるか、考え始めた。 かかわる人の中には、中学 36歳で宮城大学に入り、自 分が求める留学は、サービス のときに断念した留学に、5 すらある。﹁﹃大きなお金を のチーズ﹂にあこがれる小学 業ではなく教育産業だと確信 年ごしで再チャレンジしよう とする子がいる。留学を通し 逃したね﹄と社員と話すこと 生だった。新聞配達でお金を した。留学を通過点にして、 も。でも、予定した期間の途 ため、中学2年生で初めてア その先の人生で成功してもら て居場所を見つける不登校の いたい。キャリアコンサルタ 子がいる。成長する姿を見ら 中で切り上げて帰国されるの メリカに行った。 が一番イヤ﹂。昨年の苦情は 社長になりたかったわけで ントの資格をとり、相手の本 れるのがやりがいだ。 はない。高校卒業後、バスガ 音により近づくようになっ ゼロだ。 来年で20周年。年300人 イドや、ニュージーランドの た。白身の成長も実感してい ほどの、﹁海外で勉強した 観光ガイドを務めた。仙台の 。 会社の理念なんて、苦は言 る い﹂夢をサポー辛している。 東日本大震災も乗り越え えなかった。今は白倍をもっ 英会話学校の留学部門で働い 紹介やリピーターの客が全体 ていた28歳のとき、勤務先が た。留学が軒並みキャンセル て言える。留学を通しての教 の7∼8割という数字が、信 倒産しそうになる。﹁お客さ され、被災地視察の運転手や 育を通じ、成長を促すことで 頼を物語る。 んが困る﹂と、部門を引き継 バスガイドをして、持ちこた す、と。 ︵中林加商子︶ ぐ形で起業した。 えた。海外に縁のなかった地 ◇ 方の人が、支援に来た外国人 東北で地域に根差して活動 する女性たちを紹介します。 随時掲載します。 女性で得をしたと考えるようにし ている。「社長が女子大生だとおも しろいな」と思って大学に入り、佳 日を浴びた。女性というだけの理由 で声をかけられたと思える場面もあ るが、見込み以上のことをやってや ると気合を入れる。 社会の第一線で働く地元の女性た ちとお酒を楽しむ女子会は、「仕事 以外の話を延々とできる場」。聡明 で、目先のことでくよくよしない 「兄貴系女子」たちとの会話は、人 と接したり海外に招かれたり した結果、留学の相談も増え ■お問い合わせはE 自分が海外に行って楽しか ったから、﹁その人が行きた 、・∴ ■ 臆 ̄ 紀行番組﹁兼高かおる世界 の旅﹂が楽しみで、﹁ハイジ い留学﹂を勧めてきた。だ 間顎圏 ぺ 相談者は何に興味があるの か、どういう自分になりたい のか、本人も気づいていない ﹁本当のこと﹂を聞き出す。 紹介するのは、﹁いい苦労﹂ を経験できそうな環境。留学 先の学校はほとんど視察し、 ホリデーなど幅広く扱う。18∼25歳 の客が多いが、小学生やシニアも参 加する。最近はアメリカの大学留学 の人気が復号告、若い人も「外向き」 になっているという。従業員6人は 全員女性。参加者と家族からの相談 は浦沢さんが24時間、電話で受けて 得した、と思いたい ほか東京にもオフィスをおく。 帰国した人から情報を集め としてどう生きるべきなのかを考え る時間にもなっている。 」野手に「抄と言」『l る。授業内容はもちろん、学 校や街の雰囲気も社内で議論 し、行き先を示す。 その人に今は必要ないと思 ったら、待ったをかけること オフィスのあちこちに、 留学先で買ってきてくれ たおみやげが飾ってある 留学直前の大学生に、「そうめんを持って いくと役に立つよ」などとアドバイスする 浦沢みよこさん(左)==仙台市青葉区 15年(平成27年)9月24日 木曜日 闇 朝 ∈ヨ 「海外で勉強」信頼と成長こそ
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