6 月

教育目標「豊かな心と、たくましく生きる力を身につけ、進んで行動できる子どもを育てる」
6月号
http://www.city.habikino.lg.jp/es/tanpi-s/
平成 27 年6月1日
発行:丹比小学校
校長 和田 義輝
めざす子ども像「学び合い、支え合い、やり抜く丹比の子」
辺りはもう早くも初夏の雰囲気になりました。入梅も近づいてきています。22日からは子ど
もたちが楽しみにしている水泳指導も始まります。
また暑い暑い夏が、
もうすぐやってきますね。
「きっと私は・・・ができる!」
この頃、時間に余裕がある時は、鉄棒に行って子どもたちに
鉄棒運動を教えています。鉄棒運動は、私にとってとりわけ思
い出深い運動なのです。それは、私自身、大嫌いが大好きに変
わったという、ただ一つの運動だからです。
子どもの頃。何も技ができなくて、全然面白くなかった鉄棒
運動。
体を動かすことは好きだけど、
鉄棒運動だけは大嫌いで、
運動場の鉄棒には近づきもしませんでした。
そして大人になり、
教師になってからもまだ、
苦手で嫌いな運動であり続けました。
鉄棒を練習する子どもたち
でもある日、
担任していた鉄棒運動が大好きな女の子に
「先生、
鉄棒いこ!」とさそわれて、いやいや鉄棒に行った日を境に、180度変わってしまったのです。
それまでは、
「きっと僕は、鉄棒運動なんてできない」と思っていました。でも、もちろんそれ
は間違いでした。大人の私でも、練習を積み重ねていけば、どんどん新しい技ができるようにな
っていったのです。今考えれば当たり前のことなのですけれど。
努力を重ね壁にぶちあたり、もうやめたいという気持ちをなんとか奮い立たせてまた鉄棒に向
かっていく。そうして練習するうちにある技が初めて出来たときの喜びは、すぐに手軽に手に入
る喜びの何倍も大きく深い。当然、大嫌いだった鉄棒運動が、大好きになりました。
その時から、最初から逃げたりあきらめたりせずに、
「きっと私は・・・ができる」という気持
ちで取り組むことが大切だと思うようになったのです。本当に心から・・・。子どもたちにも、
そんな気持ちでいろいろなことに取り組んで欲しいと願っています。
わんぱく相撲大会がんばりました!
丹比小学校から、今年もわんぱく相撲に14人の子どもたちが参加しました。私は、大会前に
子どもたちと一緒に少し練習したこともあり、ドキドキしながら一つひとつの試合
を見ていました。
「自分の力を出し切ろう。
」とだけ子どもたちには言っていまし
たが、どの子もその言葉に答えてくれるように、全力を出し切ってぶつかってい
っていました。結果二人が優勝しそれも大変嬉しいのですが、それ以上に出場者
全員が自分の力を出し切ってがんばっていたことが何よりも嬉しかったです。
見守り活動、いつもありがとうございます
本当にたくさんの見守り隊の方々に見守られて登校する子どもたち。昨年度からは水曜日を中
心に保護者の方々にも、子どもたちの安全な登校のための見守りに御協力いただいています。多
くの地域の方々や保護者の方々に見守られ、登下校できる丹比小学校の子どもたちは本当に幸せ
です。これからも、よろしくお願いいたします。