鳥谷 悠哉(中体連) - 東京都バスケットボール協会

平成26年度
三年目講習会報告書
東京都中体連所属 世田谷区立烏山中学校 鳥谷 悠哉
日 時 平成27年3月15日(日) 8:30~17:30
場 所 芝学園芝高等学校
日 程 8:30 開講式
9:00 実技、ミーティング(男子高校生のゲーム)
12:00 座学講習 (都立小山台高校 平原先生)
13:20 実技つづき
17:30 閉講式
【開講式】
審査委員会 小島さん
ワッペンをもらったあの時の気持ちで今日の講習を受けてください。初心を忘れず、常に
よい判定、レベルアップを目指してほしい。ウォームアップ、体調管理をしっかりして怪
我のないようにしてください。
久保委員長
慣れは怖いもの、三年目を迎えそれぞれに精進されているとは思いますが、今日の機会を
通して自分を見つめなおしていただければと思います。
【実技、ミーティング】
受講生26名をA~Fの6班に分けて行った。それぞれに、講師の先生がついてくださり、
ゲームの前からゲーム中、ゲーム終了後に様々なアドバイスをいただきました。
【座学講習】
平原先生
ビデオを見ながら、ケースについて審判員に求められるもの、位置取りなど受講生に質問
を交え行った。
①オフェンス、ディフェンスのどちらが先に、位置を占めているか、オフェンスのゴール
への動き方は正当であるか、ディフェンスの守り方はどうか。(繰り返し映像を見て、ディ
スカッションしました。)
②リードの右に来る動きでは、その場所に来る根拠をもっていなければいけない。しかし、
動いてみて、必要なければ戻ればよい。常によいスペースを求める動きをしていなければ
いけない。
③トレールの位置について、ハイポストのスペースをきちんと確認するためにはしっかり
とペネトレイトしなくてはいけない。
④ブロック or チャージのケースについて、同じようなケースについては、同じように判定
しなくてはいけない。
映像で見ると、もっとこうすれば良いということがよく見えるが、オンザコートしたとき
にどれだけよいジャッジができるか。それが審判に求められている。
受講生に…
当たり前のことができていない。できているつもりというのがよくない。シグナルやディ
レクション、アウトオブバウンズの示し方など、ルーズになっていないか。午後の部では
そのあたりをしっかりと行ってください。4原則もっと意識してほしい。
久保委員長
平原先生と同様に、当たり前のことをしっかりとやってほしい。例えば、交代の招き入れ
るジェスチャー、プレーヤーと交代要員が変わる瞬間であり、その前後によってファール
などの処置が変わってくる。審判の一つ一つのシグナルには意味があります。
アウトオブバウンズの判定についても、どちらの審判に責任があるのか。しかしながら、
協力を忘れてはならない。
【閉講式】
小島さん
一日ご苦労さまでした。朝申しあげたように、初心が本当に大事だと思います。審判員に
求められるものは、
「約束と習慣」です。今後とも頑張ってください。
久保委員長
一日ご苦労さまでした。約束と習慣は本当に大切だと思います。その約束はルールブック
に書いてあります。今日一日を通して、
「トラベリング」をきちんと判定されていた方がい
なかった。もっと判定にこだわってほしい。審判員はルールが武器です。ルールに誠実に、
さらに謙虚な姿勢で行ってください。そういった意味でもこの三年目講習会を企画してい
ます。皆さんがさらにレベルアップしてくれることを信じています。今後とも東京都の活
動に協力をよろしくお願いします。
【三年目講習会を受講して】
日本協会公認を取得させていただいて、早いもので三年目が経ちました。審判員として
様々な大会等に派遣していただいた中でレベルアップしてきたと思っておりました。しか
しながら、本日の講習を受ける中で、
「当たり前のことを、当たり前に」と言われ、本当に
その通りだと痛感いたしました。シグナルやジェスチャーに意味があること、審判員とし
ての立ち振る舞いは説得力につながること、良い位置を常に求め続けること、何よりも相
手審判との協力が大切であることなどを学びなおすことができました。
この講習で学んだことを自分の次のステップに生かせるように、精進し続けたいと思い
ます。
最後に、お世話になりました東京都バスケットボール審判委員会の先生方、ご指導いた
だきました講師の先生方、会場を貸してくださった芝学園の方々、モデルゲームの高校生
の選手のみなさんに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。