センザンコウに関して Pangolin

センザンコウに関して
Pangolin
生態について
センザンコウ目(有鱗目、鱗甲目)
センザンコウ科
【生息地】:東アジア∼東南アジア
※ALZUNI で使用しているセンザンコウの生息地です。
【体長】:50 80cm or 25 40cm
【エサ】:シロアリ、アリ
【その他】:細くて長い舌を伸ばし
シロアリやアリを捕食する。
革の特徴について
センザンコウは哺乳類で唯一ウロコを持った動物で
あるため、他の哺乳類の革には決してみてとれない、
ウロコ模様があり、頭から腕、足、尾にかけてびっ
しりと均一に並んでおります。
※一匹の頭から尾までの鱗の数は約 300 枚と言われてます。
センザンコウは多くの国で古くから珍重されてきま
した。また、現在は、ワシントン条約で規制されて
おり、その希少性ゆえなかなかお目にかかる機会が
ありません。
希少性:★★★★★ ( 最大級 )
強度:★★★
( パイソンレザー、オーストレッグレザー相当 )
なぜ希少性が高いのか
生息する中国では特定の上流階級者の需要がとても高く、肉は食用、ウロコは漢方、皮は革製品
として重宝され、センザンコウ自体が、いわゆるステータスシンボルとなっております。
しかし、センザンコウは繁殖頻度が非常に低く、個体の数そのものが近年激減しており、ワシントン
条約の「レッドリスト」で絶滅危惧種に指定されております。
現在、完全輸入禁止のセンザンコウですが、10 年前に限定的に輸入がなされた時期がありました。
当時から絶滅危惧種指定がされており、輸入に関しても厳しい規約が布かれていました。
そして残念なことに、それに関する国家間の書類不備があり、日本国内への輸入は 1 回だけにとど
まってしまいました。
今現存するセンザンコウの革在庫は、その当時の輸入在庫のみとなっております。
現在弊社では、奇跡的に当時の在庫である一定の数量を確保しており、これは国内最後の大口在庫
となっております。
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