「望ましい売買契約書作成のポイント!」 講師: 弁護士 柴田 龍太郎 氏 このテーマの研修会資料は、専用のテキストを使用します。 研修会の開催にあたっては、別途テキスト(1冊200円:税込)をご購入 ください。 内容 不動産取引において、売買契約書の作成は取引の出口の部分にあたり、それまで交渉して きた当事者が、合意した内容を適切かつ法的にトラブルが無いよう売買契約書に盛り込む必 要があります。 また宅建業者としては売買契約書の内容を正確に顧客に説明できることもコンプライアンス 上重要なことです。 本テーマでは、売買契約書作成における実務上のポイントや留意点を取り上げ、わかりやす く解説します。 目次 第1 契約書の知識 1.契約書作成の目的と効用 (契約条件の整理/契約内容の確認/権利義務の明確化による取引の円滑化/紛争の防止/証拠 としての機能) 2.書面の交付義務(宅建業法第 37 条) (宅建業法第 37 条に規定する書面/37 条書面に記載すべき事項(宅建業法第 37 条第 1 項)) 3.買付証明書・売渡承諾書の効果 第2 表示事項と主要な条文の解説 1.当事者の特定方法と能力 2.意思表示の合致 3.売買の目的物の表示 (売買対象となる土地が、1 筆の土地の一部である場合・私道/未登記建物の場合/増改築物件の 場合/売買対象が借地権の場合) 4.売買対象面積と売買代金の額の決定方法 (公簿売買(登記簿売買)と実測売買/実測清算に用いられる測量図について/測量図と分筆手続 きについて/建物/マンション) 5.境界(筆界)の明示 6.分筆の場合の残地測量の必要性 (分筆登記の申請/「特別な事情」とは/分筆登記と地積更正) 7.代金の支払時期 8.代金の支払方法 9.手付金・手付解除(手付金とは/手付解除とは/宅建業法上の留意点) 10.売買代金の支払、所有権の移転・引渡し・登記 11.設備・備品等 12.抵当権などの登記の抹消 13.公租・公課等の帰属と分担 14.危険負担 15.契約違反による解除(解除の要件/損害賠償額の予定/宅建業法上の留意点) 16.融資利用の特約(趣旨/ローン特約の形態/ローン特約を付すときの留意点/ローン不成立と 媒介報酬) 17.瑕疵(かし)担保責任(瑕疵とは/実務上の留意点/宅建業者が自ら売主の場合の留意点) 第3 売買契約書使用上の留意点 1.宅建業者が売主の場合 (損害賠償額の予定等の制限/手付の額の制限等/手付解除の期限/手付金等の保全/瑕疵担保 責任についての特約の制限/品確法上の留意点(新築物件の場合のみ)) 2.売主が事業者、買主が消費者の場合 (瑕疵担保責任(消費者契約法の適用)/品確法上の留意点(新築物件の場合のみ)) 3.売主が商人、買主が商人の場合 (瑕疵担保責任(商法の適用)/品確法上の留意点(新築物件の場合のみ)) 4.新築物件の場合 (基本構造部分の瑕疵担保責任/住宅性能評価(品確法による性能評価住宅である場合) 以上
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