小型サンプル用卓上型精密万能試験機の購入仕様書平成28年8月

小型サンプル用卓上型精密万能試験機の購入
仕
様書
平成28年8月
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
核融合エネルギー研究開発部門
六ヶ所核融合研究所核融合炉材料研究開発部
核融合炉構造材料開発グループ
目次
１．件名････････････････････････････････････････････････････････････････2
２．目的････････････････････････････････････････････････････････････････2
３．購入品仕様････････････････････････････････････････････････････････････2
４．納期････････････････････････････････････････････････････････････････3
５．納入場所及び納入条件･･････････････････････････････････････････････････3
６．検収条件･･････････････････････････････････････････････････････････････3
７．瑕疵担保責任･･････････････････････････････････････････････････････････3
８．グリーン購入法の推進･･････････････････････････････････････････････････3
９．協議････････････････････････････････････････････････････････････････3
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１．件名
小型サンプル用卓上型精密万能試験機の購入
２．目的
量子科学技術研究開発機構（以下、QST）は、幅広いアプローチ活動の実施機関とし
て六ヶ所サイトにおいて国際核融合エネルギー研究センター事業を進めている。本仕様
は、原型炉R&D活動において原型炉開発に必要とされる核融合炉構造材料の一つである
低放射化フェライト鋼の様々な強度試験に用いる小型サンプル試験片用の卓上型精密
万能試験機を購入することを目的とする。
３．購入品仕様
３．１．卓上万能試験機本体
・・・ 1式
・本体：JIS B 7721 0.5級、ASTM E4規格に適合
・構造：門形構造卓上型
・本体剛性：42 kN/mm以上
・最大荷重容量：±10kN（引張・圧縮）
・駆動方式：DCサーボモータ（メンテナンスフリー）とする。ボールネジを介してク
ロスヘッドの上下駆動が可能なこと。
・クロスヘッド速度：0.0005～1500 mm/min程度（±0.1%精度）。また試験後のリター
ン速度は最大1650 mm/min以上とする。
・クロスヘッド全移動量：1150 mm以上
・クロスヘッド制御：オート制御（試験時）及びマニュアル制御（試験片着脱時）が
可能であること。位置制御分解能は低速域での制御を踏まえて0.025μm以下とする
こと。
・ストローク位置検出：クロスヘッド移動量のデジタル表示機能が設けてあること。
指示値の±0.1％以内、但し、指示値が10mm以下は±0.01mm以下の値以内であること。
・コラム間隔：試験有効幅は420mm以上
・テスト空間：クロスヘッド下部
・ロードセル：±10kN（±0.5%精度）。ロードセル定格容量の1/1～1/1000の範囲にお
いて指示値の±0.5％以内であること。
・試験制御：制御パラメータは、ストローク、試験力、応力、ひずみが可能であるこ
と。
・制御装置：高性能デジタルコントローラ、19ビット以上のセンサー分解能、1kHzの
ループ更新レート、USBインターフェース、自動トランスデューサ認識及び校正が可
能であること。アナログ入力：1口、アナログ出力：2口以上あること。
・電源：AC100V 1φ
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・本体重量：155kg以下
・付属品：オペレータパネル、試験機本体用架台、10kN用定位置くさび形つかみ具、
つかみ歯丸棒用V溝平行目（φ9～14mm程度）
、フレキシブルジョイント
試験機本体とPC接続のUSBケーブルは5m程度とすること。
３．２．データ処理装置
・・・ 1式
・ハードウェア：PC（Windows 7、CPU:3GHz以上、メモリ容量：4GB以上、HDD容量：500GB
以上、Microsoft Office Personal2013、液晶17インチ以上のディスプレイ, USB I/F）
・周辺機器：PCラック、OAタップ
・万能試験機用ソフトウェア：下記の性能を持つこと
a
試験時の操作、データ処理、報告書の作成までの作業が一貫して行えること。報告
書のレイアウトを自由に設定出来ること。試験の必要理由や写真等を貼り付けた
様々なレポートが簡単に作成出来 PDF ファイル、Word、Excel、HTML 等、様々な形
式で試験結果のアウトプットが行なえること。
b
データ処理を考慮し、試験機用のソフトウェアは専用の PC 以外の Windows マシー
ンにもインストールでき、かつ動作できること。
c
条件設定はウイザード機能を利用して誰でも簡単に試験条件が作成できること。
d
試験速度切換は、変位や伸びでの設定値以外に、0.2%耐力や上降伏点などのデータ
処理項目に準拠したポイントでの切換が出来ること。
e
試験中は最大 12 チャンネルのデータを表示することができ、かつ、最適なスケー
ルでグラフ表示出来ること。
f
試験中には最速 0.2msec.以内の間隔でのデータ取得が行なえること。
g
データサンプリングの間隔は、時間、試験力、変位などから 3 種類まで自由に選べ
るとともに、試験中に切換可能なこと。
h
データ処理項目を変更した場合でも、瞬時に再計算結果が表示出来ること。
i
バッチ試験の途中においても、簡単に試験ロット数の変更が出来ること。
j
バッチ試験終了後においても、一部のみの代替再試験や追加試験が容易に行なえる
こと。
k
試験結果ファイルを複数選択して結合させ、その統計処理（平均値、標準偏差、
最大値、最小値、変動係数等）が行なえること。
l
変位・荷重ソースに加え、外部入力ひずみによる試験制御を可能とすること。
３．３．現地据付調整
据付調整には以下の作業を含むものとする。
試験力校正：ASNITE認定に従い以下の値で実施すること。
10kNロードセル9点：100/200/400/700/1000/2000/4000/7000/10000 N
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クロスヘッド移動量校正：ASTM E2309認定に基づき以下の値で実施すること。
1～600mmの内、量研機構が指定する20点。
３．４．提出書類
・・・ 1式
・取扱説明書（ハードコピー及び電子ファイル）
・試験力についてはASNITEロゴ付き証明書、クロスヘッド変位についてはJCSSロゴ付
き証明書を各1部ずつ発行
４. 納期
平成29年1月31日（火）
５. 納入場所及び納入条件
(1) 納入場所
青森県上北郡六ヶ所村大字尾駮字表舘 2 番地 166
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
六ヶ所核融合研究所共同研究棟実験室環境制御ユニット内
(2) 納入条件
据付調整後渡しとする。
６. 検収条件
第5項に示す納入場所に納入後、員数検査、外観検査、現地据付調整後の動作確認の
完了、及び提出図書の合格をもって検収とする。
７. 瑕疵担保責任
検収後 1 年以内に瑕疵が発見された場合、無償にて速やかに修理もしくは交換を行う
ものとする。
８. グリーン購入法の推進
(1) 本契約において、グリーン購入法（国等による環境物品等の調達の推進等に関する
法律）に適用する環境物品（事務用品、OA機器等）の採用が可能な場合は、これを採
用するものとする。
(2) 本仕様に定める提出図書（納入印刷物）については、原則としてグリーン購入法の
基本方針に定める「紙類」の基準を満たしたものであること。
９. 協議
本仕様書に記載されている事項及び本仕様書に記載のない事項について疑義が生じ
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た場合は、QSTと協議のうえ、その決定に従うものとする｡
（要求者）
六ヶ所核融合研究所核融合炉材料研究開発部
核融合炉構造材料開発グループ加藤太一朗
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