静岡市立清水袖師小学校体験授業

静岡市立清水袖師小学校
古代体験授業レポート
静岡県埋蔵文化財センター
平成27年7月23日
7月23日(木)、静岡市立清水袖師小学校6年生の皆さんが、静岡県埋蔵文化財センター
を訪れ、古代体験をしました。体験は、舞ギリ法による火起し体験、縄文土器・弥生土器・
須恵器(古墳時代から奈良時代の土器)の分類体験、黒曜石の剥片を使っての試し切り体験
と埋蔵文化財センターの仕事である発掘調査のお話です。みんな目を輝かせて、それぞれの
体験に取り組んでいました。体験を通して、昔の人々の暮らしに触れることにより、歴史や
地域に関心を持ち、考えようとする姿が見られました。今回の体験が、今後の学習に生かさ
れていくことと思います。
◎火起こし体験
火を起こすことは大変でしたね。しかし、火を使う
ことで、私たちはおいしいものを食べ、明るく・暖
かく、こわい動物におそわれたりせずにくらすこと
ができるようになりました。
◎土器の分類体験
3つの時代の土器について、実物を見たり触ったり
し、またそれぞれの土器の説明を受けました。それ
ぞれの土器の特徴や違いを観察して、正しく分けられ
ましたか?
◎黒曜石で試し切り体験
◎発掘調査のお話
黒曜石の石器はとてもよく切れましたね。昔の人々も
石を選んで、石器として利用しています。でも、黒曜
石は遠くから運んでこなければなりません。なんと伊
豆諸島から運ばれたものもあります。
埋蔵文化財センターの仕事である遺跡の発掘調査につ
いてのお話を聞きました。発掘調査の成果が、どのよ
うに教科書にまとめられているか、また学校の近くに
も古墳などの遺跡があることもわかりました。