静岡市立清水入江小学校 古代体験授業レポート

静岡市立清水入江小学校
古代体験授業レポート
静岡県埋蔵文化財センター
平成27年4月14日
4月14日(木)に静岡市立清水入江小学校で古代体験授業を行いました。
体験授業では「発掘調査についての学習」
「土器の分類体験」
「黒曜石の試し切り体験」
「火起こし体験」をしました。
発掘調査についての学習では、発掘調査がどのような目的で、どうのように行われる
のかを学習しました。
土器の分類体験では、本物の縄文土器、弥生土器、須恵器(すえき)に実際に触れて
みて、それぞれの違いを体感しながら分類作業をしました。このような土器の分類作業
が発掘調査での重要な仕事であることや、人類が土器を利用することの歴史的意味につ
いて学習しました。
黒曜石(こくようせき)の試し切り体験では、黒曜石で作られた石器で紙や野菜を切
ってみて、石器がとてもよく切れることを体験しました。また、このような黒曜石を得
るために、むかしの人たちは長野県や神津島など、遠くまで出かけて行ったことを学習
しました。
火起こし体験では、みんなで力を合わせて火起こしをしました。わたしたちのくらし
に火はなくてはならないものであること、しかし、火使いこなすことがとてもたいへん
であることを学習しました。
古代体験に参加したみんなが、それぞれの活動に真剣に取り組み、体験したことから
昔の人の暮らしを考える姿が見られました。
今回の体験が、今後の学習に生かされることを願っています。
◎発掘調査ってどんなだろう?
◎火起こし体験
発掘調査について学習しました。
みんなで力を合わせて火起こしをしました。火は
みんなとてもたくさんの質問をしていましたね。
けむたかったですね。でも、火のおかげで明る
ちょっとむずかしかったですか?
く・暖かく暮らすことができるのです。