西会津町人口ビジョン(素案)の概要 人口の現状 ③自然増減の変化 ①人口の推移(国勢調査人口) (人) (人) 200 25,000 老年人口 生産年齢人口 20,000 19,611 19,557 5.4% 6.0% 18,244 7.0% 老年人口率 生産年齢人口率 16,407 8.7% 15,000 年少人口率 14,200 10.9% 57.7% 増減 11,490 16.0% 10,701 36.2% S30 9,845 9,075 7,366 66.3% 64.1% 39.7% 59.6% 27.4% 21.5% S35 S40 S45 S50 41.4% 17.7% 16.8% 15.9% 14.6% 13.3% S55 S60 H2 H7 H12 48.7% 2 2.01 1.97 11.6% H17 9.8% -74 -72 -72 -55 -72 -82 -78 -91 -88 -88 -119 -115 -97 -100 -118 -124 -105 -142 -200 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H22 ④社会増減の変化 (人) 350 2.29 2.13 1.95 1.82 -100 -44 48.9% (人) 2.21 死亡数 -50 -150 ② 合計特殊出生率の推移 2.5 出生数 55.6% 50.8% 33.3% 8,237 29.8% 35.9% 65.1% 0 S25 10,122 24.5% 5,000 35.8% 0 19.1% 58.1% 36.9% 50 総数 56.9% 61.8% 100 12,505 13.5% 58.2% 10,000 150 年少人口 300 2.09 250 1.84 1.73 1.77 1.64 1.5 1.69 1.59 1.52 1.66 1.6 1.48 200 福島県 150 会津保健所 100 西会津町 1 増減 転入数 50 転出数 0 0.5 -50 -47 -35 -32 -66 -100 -102 0 S58~62 S63~H4 H5~9 H10~14 H15~19 H20~24 -17 -37 -25 -50 -74 -70 -91 -50 -87 -98 -87 -63 -39 -76 -150 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 【人口動態予測】 ●国立社会保障・人口問題研究所では平成25年3月に、将来人口推計を福島県を除く全国46都道府県分 について公表している。本ビジョンでは、条件を変えて複数の推計を行うが、同研究所が推計に用いた方 法に基づいて試算したものを基本推計とする。 本町の直近の国勢調査での2010年に 7,366人 であったが、この基本推計の結果、2040年には 3,440人 に減少すると推計された。 【人口減少が与える影響】 ●国立社会保障・人口問題研究所(社人研)の推計方法によれば、2040年の西会津町の人口は3,440人 に減少する。 -人口減少に伴う懸念- ◆医療や公共交通など生活に必要なサービスの維持 ◆道路や下水道、公共施設などのインフラの維持補修 ◆人口減少に伴う個人消費、労働力の減少等による地域経済の縮小 ◆地域活動の担い手の減少による集落活動など地域の主体的な活動への影響 【総合戦略で取組む人口減少対策への基本的方向】 (1)自然動態の改善(出生率の向上) 本町の平成24(2012)年の合計特殊出生率は、1.66であり、町内での出会いの場の創出などの結婚支 援や雇用支援の確保により、有配偶率を高め、出生率の向上を進め、国の人口置換水準である2.07を目 標に改善を図る。 (2)社会動態の改善(人口の社会減の改善) ア)若年層の転出抑制 働きやすい就労環境づくりや子育て環境、教育環境の充実・改善などにより、若年層の転出抑制を図 る。 イ)仕事の磨上げ、創出による転出の抑制、転入の促進 農林業や企業誘致及び町内企業への支援などにより、雇用の場の創出により、転出を抑制し、就農 や新規起業などによる転入の促進を図る。 ウ)交流人口の拡大による転入の促進 多様化する旅行ニーズに対応できる受入体制の強化や地域の資源を活かしたグリーンツーリズム、 友好都市との交流などによる交流人口の拡大に伴う移住、定住を推進し転入の促進を図る。 【将来人口の推計】 基本推計(国立社会保障・人口問題研究所の推計に基づく方法)に加え、本ビジョンでは下記の4パター ンの推計を実施した。 パターン1(町の現状が継続するケース) 2,985人 【試算条件】 出生率に関する仮定: 町の合計特殊出生率1.66が継続する(基本推計に同じ) 1.66 人口移動に関する仮定: 直近5年の純移動率が継続する パターン2(出生率のみ改善されるケース) 3,531人 【試算条件】 出生率に関する仮定: 政策実施後の2020年から合計特殊出生率の現状1.66が改善され始め、2025年 には人口置換水準の2.07へ改善される 人口移動に関する仮定: 政府の政策等により、地方から都市への人口移動が穏やかになる(基本推計 に同じ) パターン3 (人口移動のみ改善されるケース) 3,544人 【試算条件】 出生率に関する仮定: 町の合計特殊出生率1.66が継続する(基本推計に同じ) 人口移動に関する仮定: 政策実施後の2020年から転出超過傾向が改善されはじめ、2025年には転入者 数と転出者数が均衡する(移動者ゼロ) パターン4(出生率、人口移動ともに改善されるケース) 3,641人 【試算条件】 出生率に関する仮定: 政策実施後の2020年から合計特殊出生率の現状1.66が改善され始め、2025年に は人口置換水準の2.07へ改善される 人口移動に関する仮定: 政策実施後の2020年から転出超過傾向が改善されはじめ、2025年には転入者 数と転出者数が均衡する(移動者ゼロ) 【人口の将来目標】 町では人口減少を最小限に抑えるため、総合戦略を着実に実施し、合計特殊出生率の向上、雇用機会 の創出、交流人口の拡大、そして子育て環境整備や支援の充実を実現し、若年層の転出抑制、転入の促 進を図り、2040年に3,800人程度の人口を確保する。 8,000 6,000 目標(3,800) パターン4(3,641) 4,000 パターン3(3,544) パターン2(3,531) 基本推計(3,440) パターン1(2,985) 2,000 2010年 2020年 2030年 2040年
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