2015.6.29 21 世紀に求められる資質・能力(コンピテンシー)と本校教育との対応表 ~ 勉強、学び、教え 教育に関わる用語にはさまざまな言葉がありますが、本校での教育活動を的確に表現し理解するために、「勉強」、「学び」、 「教え」という言葉を以下のように捉えて教育活動を展開しています。 前回 2011.4.13 に示したものをベースに、その後の実践を通しながら、世界的な教育の潮流を踏まえ国立教育政策研究所が提唱している視点と重なることを視覚化しています。 そして、教えが実践されることが最後には目指されることであり、 「教えの実践」に関する事項を赤字で表記しています。 勉 強(training) 学 び(learning) 教 え(teachings) 勉強はよい学びのための準備・土台→ 教えの実践 ←よい学びは勉強への活力を与える ~社会に奉仕できるよう各分野で具体的に活躍できる能力~ 得られるもの 響く部位 使う身体部位 場面・場所 方 法 定着、定着までの遂行力 発見、気付き、気付かされ、動機、憧れ ありかた ありよう 心構え 姿勢 頭、体 心、頭 心、頭、体 目的による特定部位(特には目と手と頭) 全身 全身 個人、家庭、宿題、復習、 (ある意味の予習) 授業、行事、部活、グループ、クラス、試合、発表、予習 随時随所 受験勉強、各種認定試験対策、toeic や toefl などのスコアテ 学校行事、クラブ活動、生徒会・委員会活動、校外プログラ スト ム、ボランティア活動 反復練習・演習、作業、ドリル、筋トレ 討論、実験、体験、試合、発表、教え合い 講話、面談、説教… ホンモノ(真似たいいいもの)との接触回数を増やす ホンモノ(真似たいいいもの)との接触 教育方針「常に神と共に歩み社会に奉仕する」 学びのリズム(Active Learning) リズ ム 講 義 learning 探 社会のために役立つことが自分の喜びとなるよう、自分の 求 行為 習う 段階 知る 実 習 discovery やってみる 気づく 議 論 discussion 検証する 練り上げる 方法 レクチャー、 問題演習、実験・ 話合い、調べ、問 見本、問題提 実習、創作・制作、 題解決 起、復習 読解・作文 (コンピテンシー) 定 教師に求められる資質 国立教育政策研究所 による 21C 資質の試案 国立教育政策研究所 共有する 学校行事、クラブ活動、生徒会・委員会活動、校外プログ ラム、ボランティア活動…それぞれの場面において、日ごろ の教科学習で培われているコンピテンシーの横断的実践的 活用 ・課題の認識、目的の認識なり関係者での共有、合意形成 実践する、まとめる ・課題解決なり目的達成のための手立てとその遂行 形成評価、まとめ、確認 思考力、創造力、協同力、参加(コミュニケーション)力、表現力 達成までの道のりの組織化力と自己管理力 まねぶ(真似る、技を盗む)力、関連付け・置き換え・俯瞰(メタ認知) 可視化可能 ~ テスト、模擬試験、結果、数値化 たすために: 理解を深める、伝える 思考力、こつこつ、忍耐、習慣、粘り、意志、努力 問題解決における地道な遂行力 測 伝える 使命「すべきこと できること したいこと」を具体的に果 ・反省、評価、次の課題設定ならびに関係者での共有 質問、応答 求め・鍛えられる資質 発 信 announcement 実践力 問題解決における場面打開力 問題解決の原動力 作品、レポート、論文、感想(気付き)、拍手、表情、行動(動き) 表情、行動(動き) 、勝敗、表彰 ・良問作成、良質トレーニング・レッスン課題準備 ・教師の発問力 ・教育方針の理解 ・学力測定と評価・分析 ・ファシリテーション力 ・この教育モデルの俯瞰的理解 ・サポート力(現状→目標→計画→実行 励まし、面談…) ・教材作成&構成力 ・知性、教養、覚悟 基礎力 言語スキル、数量スキル、情報スキル 基礎的リテラシー 思考力 実践力 問題解決・発見力・創造力、論理的・批判的思考力 自立的活動力、人間関係形成力、社会参画力 メタ認知・適応的学習力 持続可能な未来への責任 認知スキル 社会的スキル による 21C 資質の分類 この表の無断使用を禁じます。 広島なぎさ中学校・高等学校
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