第583回 議事録

て 飲み続け ると癌のリ スク
で あ る ので 、 適 正 量を 超え
う。
者を合わせて異常酩酊とい
い人が危険である。
意識レベルが 下が って く
ると戸に、 激しい嘔吐 、低
「お 酒 と 健 康 ~ 適 正 飲 酒 の 十 カ
病的酩酊では、比較的少
の 症 状が 出 て く る 。さ ら に
体温、血圧 低下、頻脈 、呼
他 人へ の 無 理 強
量のアルコール摂取で急激
3 . 許さ な い
吸 数 減 少 、 尿・ 便 失 禁 な ど
が高まる。
女 性は 少 な い 量 ( 男 性 の
分
2の ~
1 分
3の )
1が適当
である。
(女性はアルコール
アルコー ルによ る急性の
を 喉に つま ら せ、窒 息 で 死
から死に至 る。また、吐物
血 中 濃 度が 上が る と 、 昏 睡
胃 に お け る ア ルコ ー ル 代 謝
影 響で 、 生 命 の 危 険 を 伴 う
亡することもある。
いイッキ飲み
が 遅 い、 体 の 水 分 の 割 合が
まで に至 っ た 状態を急 性 ア
っくりと
4.食べながら、適量範囲でゆ
低い、アルコールによ る臓
血中濃度で
ルコール中毒と言う。
いうのが理由)
器障害を起こしやす い、と
の 血 中 濃 度 が 上 が りや す い 、
に意識障害が見られる。
条~」
賢太 氏
日 時 : 平 成 二 十 七年 十 一 月 二 日
(月)
須田
1.強い酒 薄めて飲むのがオ
ススメ
適 正 飲 酒は 、 純 ア ル コ ー
食 べ な が ら 飲 んだ 方 が 、
肝 臓 へ の 負 担が 軽 い ( 食 事
以上が
0.15%
以上では死に
中毒域。 0.4%
至る危険性が高い。性、年
により肝臓 に必要な 栄 養 分
また 、 高 齢者で も少な い
量 が 適 当で あ る 。 高 齢 者 で
齢、体重に もよるが、 人に
も同時に取るため)。
10
は飲酒時に転倒する事故が
よっては、 短 時間に日 本酒
g。
(純アルコール
20
gを 単
1 位とすると、 単
2
位)
(日本人や欧米人を対象
多い。
ル
とした大規模な疫学 研 究か
荒れや す く 、 急 速 に ア ルコ
コ ー ル の 刺 激 で 胃 の 粘 膜が
食 べ な い で 飲む と 、 ア ル
ら 、 ア ルコ ー ル 消 費 量 を 総
一日平均
g以上で 多
60
量飲酒者となる。
死亡率との 関 係を検討 し、
超える危険がある。
合
5 またはビール中瓶 本
5
を
以上飲んだ 場合に
0.4%
2 . 談 笑 し 、 楽 し く 飲む の が 基
ー ルが 吸収 さ れ 、 アル コ ー
それを根拠 として 割り 出さ
ア ルコ ー ル の 分 解 の 遅 い
ルの血中濃 度も急速に 上昇
本。
人、 アルコ ー ルになれ て い
することとなる。
れたもの)
な い 人 、 ア ルコ ー ル の 飲 み
いわゆ る 酒乱を複 雑 酩 酊 、
酒乱に意識障害が加わる
方・酔い方がわかって いな
ビー ルを初 めて 飲 んだ 時
に顔が 赤く な った 方は 、分
ものを病的酩酊といい、両
寝 酒は 良 く な い 。 ア ル コ
解の能力が 低いというこ と
睡眠後半で レム睡眠が 多く
ー ルは 入 眠 作 用が あ る が 、
も流産しうる。
が報告されており、安定期で
険性が高まるという調査結果
に集中する。
おいても少なくない。寒冷期
なる。
大量の飲酒を数日間続ける
日
炎となることがある。重症に
症状を伴う、アルコール性肝
と、発熱、黄疸などの急激な
臓器の修復のためには十分
なると、感染症や多臓器不全
回
2 は休肝
なる。す る と、睡眠が 浅く
なアルコールなしの時間が必
臓病のリスクは低い。ただし、
少量の飲酒をする方が、心
救命困難なことが多い。
を併発し、集中治療をしても
こまぎれの休刊日を作るよ
要である。
8.作ろうよ 週 に
な り 、 夢が 多 く な って 、 中
未成年者の飲酒では、 14
歳
以 下で 飲酒 を 始 め た 人は で は 、
途覚醒しやすくなる。
歳以上になってから飲酒
20
を始めた人に比べて、依存症
睡眠時無呼吸症候群で 飲
酒す る と 、 疲 労 感 が 高 ま っ
になるリスクが
倍
4 以上高ま
りも、連続 日
2 の休刊日を作
った方がよい。
を始めさせて健康に及ぼす効
動物実験で、幼い動物の大
に
果を見たという調査はなく、
飲酒習慣のなかった人に飲酒
に性成長を遅らせることがわ
脂肪肝となる目安は、日本
9.肝臓など定期検査を忘れず
かっている。
10.やめようよ きりなく長
飲酒習慣のない人が飲酒を始
めた場合に心臓病予防効果が
要注
酒 ‐
。アルコ
3 合
4 以上/ Day
ールが原因の脂肪肝は飲酒の
あるという証拠はない。
7.飲酒後の運動、入浴
意
中止とともに速やかに消退す
量の飲酒は、オス・メスとも
る。
て 、 心 臓 発 作 、 不整 脈 、 脳
薬と一緒は危
卒中のリスクが高まる。
5 . ア ルコ ー ル
険
日本酒
合
1 程度を飲酒し
た場合は、飲酒 時
3 間ほど
あけてから服用する。
抗潰 瘍薬で アルコー ル の
スピードを要求されるスポ
ーツや判断を誤ると危険なス
肝硬変となる目安は、毎日
吸収が促進される。
中 枢 神 経 に 作 用す る 薬 物
ポーツで、アルコールが多く
る。
に対しては 、その 効果 を 強
い飲み続け
病的飲酒パターン(少量分
の事故の原因となっている。
散飲酒、持続深酩酊)は依存
めた り、依 存を早めた りす
い飲酒量で、しかも半分の期
年間の入浴中の死亡事故は
万
1 人を超えると推定されて
少量分散飲酒とは、2日以
症の可能性が高い。
%が肝硬変と
15
間でおこる)。アルコール依存
症患者の約
いる。年代別では、 75
歳以上
が圧倒的に多いが、中壮年に
‐ 12
単位のアルコール 15
10
年以上(女性はこれより少な
る。
6.飲まないで 妊娠中と授乳
中は
少量の飲酒でも流産の危
にわたって、1人で、飲酒し
持続深酩酊とは、2日以上
繰 り 返 し 飲 酒す る もの を 言 う 。
常行動の合間合間に何度でも
上にわたって、1人で、日
回 復す る 為 、 社 会 生 活 は 送
と い う 意 味 で は 直 ら な いが 、
酒で き る よ う には な ら な い
通 り にコ ン ト ロ ー ル し て 飲
アルコー ル依存症では 元の
しまうということである。
くなるということがある。
また 、吐 く と歯が 溶け や す
ぎ な いこ と が 大 切 で あ る 。
と が あ る 。 まず は 、 飲 み す
な ぎ 目が 破 れ て 血 を 吐 くこ
→吐きすぎると食道と胃のつ
るか。
てはその効果に浸り、醒めて
れるようになる。
以上
はまた飲酒するのを繰り返す
→医者と同じで看護師もアル
・看護師の特性はどうか。
平成15年の全国調査で、
コール依存症患者に耐性が
ものを言う。
わが国のアルコール依存症患
ついてくる。
てくるということであった
・遺伝でお酒の強さが決まっ
者は約80万人、多量飲酒者
は860万人いると推計され
ている。
が、強くする秘訣は。
→下戸の人が強くするという
アルコール依存症をはじめ
としたアルコール使用障害は
ことはないが、少量でも飲
ような人が飲み続けると癌に
はなると思う。しかし、その
める人は、飲んでいると強く
自殺のリスクを60‐120
倍に高める。
■質疑応答
なるリスクが高まる。
ら吐くという行為をしたこ
・アルコール依存症には治癒
がないと HP
に記載されて
いるがなぜか。
とがあるが、体に支障があ
・飲みすぎてしまい、自分か
→脳内の神経回路が変化して