タバコの危険性について

タバコの危険性について
たばこが原因で死亡する人の数は毎日ジャン
ボジェット機16機分
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WHOによれば、世界で年間薬300何人がタバコが原
因で死亡していると報告されています。
日本では、その数が年間約10万人と推定されており、
年間の総死亡者の10人に1人はたばこが原因で死亡し
ている勘定になる。
たばこ喫煙者への影響
肺がん、口腔がん、咽頭がん、喉頭がん、食道がん、胃がん、
膀胱がんなどの多くのがんにかかりやすいことが明らかに
なっている。
たばこの急性影響
たばこを吸うと、一酸化炭素の作用で酸素の運搬能力
が低下するので、運動機能、特に持久力が落ちてしま
います。
 ニコチンは心臓の動きを不必要に早くしたり、血管を収
縮させて血圧を上げたりします。そのため、心臓に余分
な負担が絶えずかかり、運動の妨げとなります。
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たばこの慢性影響
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たばこが原因で死亡する割合を主な病気について計算
すると、以下のような結果が得られる。
全部位のがんでは33%
 肺がん72%
 虚血性心疾患36%
 肺気腫・気管支拡張症48%
 胃・十二指腸潰瘍40%
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周囲への影響
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有害物質は、副流煙の方に2~4倍以上多く含まれてい
る。
喫煙による社会的損失
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たばこは年間2兆円の税収、葉たばこ栽培やたばこの
製造、広告費用など、全体で年間2兆8千億円の経済メ
リットを生み出すことが明らかになっているが、 一方で
は医療費の増加や早期死亡による所得の損失など、た
ばこによる社会コストが年間5兆6千億円にのぼり、国レ
ベルでの収支は年間2兆8千億円の赤字になっていま
す。
たばこと薬物の比較
薬物の種
類
ニコチン
ヘロイン
コカイン
アルコー
ル
カフェイン
大麻
依存性
禁断性
耐性
切望感
陶酔性
6
5
4
4
5
3
5
6
3
3
5
6
2
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アメリカ国立薬物乱用研究所による麻薬と嗜好品の比較表(1994年)