紅茶のおはなし - ESAアジア教育支援の会

紅茶のおはなし
インドといえばカレーの国。インドやバ
くさんあります。スパイスは日本食でい
です。現地のお母さんが質素な材料
ングラデシュを訪れると毎日、3 食、カ
う醤油、といった役割でしょうか。更に
であるにもかかわらず、作って食べさ
レー味の様々な食事が出てきます。
「 医 食同 源 」 、ス パイス は体 に良 い
せてくれる極上のカレーを日本の皆
カレーは、バングラデシュやインドの
色々な効能も持っていますから、これ
様にも味わっていただきたいと、この
人々の文化であり、彼らの生活を深く
らの国の人々の生活に、欠かすことの
スパイスは誕生しました。
知るための手掛かりとなります。
できない存在なのです。
■ バングラデシュの食事情 ■
■「カレー」はインド料理にはない?!■
都市部で生活する人々の夕食で
は、平均して 4~5品、富裕層では 8
~9品のカレーを食しているそうです。
野菜や豆、魚、肉などのカレーが食
卓に並びます。結婚式などのお祝い
■ESA オリジナル
ではヒルサやルイという川魚のカレー、
■ カレースパイスミックスの誕生 ■
チキンカレー、ビーフカレー、卵カレー、
ESA のスタッフは、支援地を訪問
すると村を訪れ、食事を一緒に食べ
プラウやビリヤニ(焼き飯)を作ります。
大変なごちそうです。
実はインドにもバングラデシュにも「カ
ます。そこで食べる料理があまりに美
レー」という“料理”はありません。タミ
味しく、スパイスの豊かな香りとうまみ
ル語(南インドで使用される言葉)の
にいつもびっくりさせられます。この味
「カリ」は食事やおかずを意味しており、
を、何とか日本でも手軽に味わっても
ベンガル語(バングラデシュの言語)
らえないか、そう考えた料理好きのス
では煮物のことを「トルタリカリー」とい
タッフたちが、現地に行くたびに、その
います。どちらの国でもチリ、ターメリッ
美味しいカレーの作り方を教えてもら
ク、コリアンダー、クミンなどのスパイス
いながら、スパイスの配合を研究し、
しかし、国民の半数以上は貧困ラ
を料理に多用する汁気の少ない煮込
調理の仕方も簡単に作れるように工
インの1日 100 円から 200 円の収入
み料理が一般的です。肉や魚、野菜、
夫しながら完成したのが、ESA オリジ
しかないことから、特に貧困層の多い
豆など具材はバラエティに富んでいま
ナルカレースパイスミックスです。
地方の村では、毎日の食事に肉、魚、
す。イギリス植民地時代、イギリス人
卵を食べることができない人も少なく
がこれらの料理を「カレー」と総称して
ありません。煮込んだ野菜、豆のスー
世界に伝えたことで、この名称が広が
っていったと考えられています。
■ スパイス ■
インドやバングラデシュでは、数えき
れないほどのスパイスが料理に使わ
れます。街には、スパイス専門店もた
どこの国でも家族のために材料を
工夫して料理を作る母親の心は同じ
プ、青トウガラシや塩を、さらさらしたお
は、10 種類以上のスパイスがブレンド
米にかけて、よく混ぜ、右手の三本の
されており、その香りは格別です。そし
指をスプーンのように使って親指で口
て、このスパイスを 2 袋ご購入いただ
の中に送り込んで食べます。一粒のご
くと、ングラデシュの子どもたちが 1 人
飯も残さないように、一滴のスープも
1 か月学校に通うことができる支援に
お皿に残らないように・・・1 日 2 食し
つながります。(収益金は全額、子ど
か食べられない人も、大勢います。
もたちの教育支援費に使われていま
ですから、ESA のスパイスで作るよう
す。)
ただけば美味しく作って、食べて、国
際協力につながる商品です。簡単に
本格的なカレーをご自宅で食べられ
るこのスパイスミックスを、是非一度、
お試しください!
なカレーをこれらの人々が口にするこ
スパイスの販売をしています。
とは、日常生活ではありません。年に
ご注文は ESA ホームページより、
1 度、お祝いなどで食べられる“ご馳
またはお電話で。
走カレー”なのです。
www.esajapan.org
03-5497-2261
■ 美味しく作って、
食べて、国際協力! ■
日本のお母さんたち(ボランティア
ESA のスパイスは、ボランティアの
さん)が、支援地の子どもたちを思い、
手によって、一つ一つ丁寧に袋詰め
支援地のお母さんの気持ちになって
されています。スパイスミックスの中に
作られているこのスパイス、ご購入い