システムプロジェクト移行審査の結果について(その5) (PDF:2141KB)

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今回整備するレーダーにより観測可能となる低軌道物体数の集計情報を以下に示す。
サイズ
高度650km以下
高度1000km以下
高度2000km以下
全物体
公開物体数
観測可能物体数
1,125個
949個
(84%)
8,948個
4,258個
(48%)
12,202個
5,496個
(45%)
直径
10cmφ級
以上
公開物体数
観測可能物体数
864個
864個
(100%)
6,152個
4,173個
(68%)
9,007個
5,411個
(60%)
直径
30cmφ級
以上
公開物体数
観測可能物体数
482個
482個
(100%)
2,434個
(100%)
2,434個
4,095個
3,655個
(89%)
※ 軌道傾斜角が低く、地理的に観測できない物体は上記集計から除外している。
(公開物体数は、米国戦略軍統合運用センターが公開ホームページで公開している物体数)
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現行の光学望遠鏡の老朽化更新を実施することにより、静止高度帯(可視域内)で数10cm級の物体を100%
観測することが引き続き可能となる。
(ESA 1m望遠鏡の観測結果)
※
※
米国公開物体は大きさ約70cm以上
(観測条件等に依存するが、概ね18等
級程度まで)
感度
※
観測回数
※
カタログ同定物体
未同定物体
Schildknecht (2007)
観測等級
50cm望遠鏡
1m望遠鏡
※ 等級/サイズの換算には
アルベド0.1、位相角0度の条件とした
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