氏 名 宮本 邦雄

ふ
氏
り
が
みやもと
な
名
宮本
取得学位
くにお
職
邦雄
博士(教育学)
名
教授
筑波大学大学院心理学研究科博士課程心理学専攻
受賞歴等
発達心理学Ⅰ、発達心理学Ⅱ、発達心理学、人間関係概論、教育・発達心理学演習
主な担当科目
Ⅰ、心理学課題研究Ⅰ、心理学課題研究Ⅱ、発達心理学特論、課題研究Ⅰ、特別研
究、人間行動と社会
所属学会
教
育
業
績
実施
事項
概要
年月(日)
【教育方法の実践例】
コミュニケーション・カードを利用した受講生
平成 10 年から
授業時にコミュニケーション・カードを利用し、授業
の授業理解に関する情報収集
現在
に関する質問・希望・感想などの記述を求め、受講生
の授業理解の資料とするとともに、次回の授業の参考
にしている。
【作成した教科書,教材】
『家族のための心理学』
平成 17 年 3 月
第4章
家族関係と生涯発達
1 節家庭の出発
分担
結婚による夫婦関係の成立過程と発達課題・夫婦関係
の危機についてのべた。
(pp.56-59、計 5 ページ)
共著者-小林芳郎・榎本博明・廣井亮一・三好和
子・伊藤智啓・三浦隆則・葉山貴美子・宮本邦雄・
上原明子・竹内和子・玉瀬友美・古川聡・千原美
重子・神谷哲司・大石英史・村田夏子・先野祐史・
永野勇二・小川内哲生・桑原義登
【関連授業科目:人間発達論】
『心理学実験を学ぼう!』
平成 21 年 9 月
2
認知的葛藤
認知的葛藤の問題・目的・方法・結
果と考察の実験手順・レポートのまとめ方について述
べた。
(pp.35-41)
7
行動観察
行動観察の問題・目的・方法・結果と
考察の実験手順・レポートのまとめ方について述べた。
(pp.111-116)
付録2
1要因分散分析(参加者間要因)
(pp.197-174)
付録3
1要因分散分析(参加者内要因)
(pp.175-182)
計19ページ
共著者-伊藤君男、大澤香織、小河妙子、金山範明、
斉藤由里、西野由利恵、福井義一、松本敦、宮本邦雄、
矢澤久史
【関連授業科目:心理学研究法特論】
【教育上の能力に関する大学等の評価】
授業評価
平成 10 年から
講義科目について、学生の授業評価を受け、次年度の
現在
授業計画と教育方法の改善のために利用している。
研
分
品・演目などの名称
著
書
・
区
単 共
著書・論文・発表テーマ・作
究
業
発行
・
発表
年月
(日)
績
発行所/誌名・巻号/学
会・展覧会・演奏会の
備考
名称(会場名)
(著書)
1『心理学実験を学ぼう!』
認知的葛藤
共著
平成
金剛出版
認知的葛藤の
問題・目的・方法・結果と考
21 年 9
察の実験手順・レポートのま
月
とめ方について述べた。
(pp.111-116)
7
行動観察
行動観察の問
題・目的・方法・結果と考察
の実験手順・レポートのまと
め方について述べた。
(pp.111-116)
付録2
1要因分散分析(参
加者間要因)
(pp.197-174)
付録3
1要因分散分析(参
加者内要因)
(pp.175-182)
計19ページ
共著者-伊藤君男、大澤香織、
小河妙子、金山範明、斉藤由
里、西野由利恵、福井義一、
松本敦、宮本邦雄、矢澤久史
【関連授業科目:心理学研究
法特論】
論
文
1.「女子大学生の内的作業モ
単著
平成
東海女子大学紀要
女子大学生の愛着の内的作業
デルと宗教意識・ストレスコ
18 年 3
第 25 号
モデルと宗教意識・ストレス
ーピング・抑うつの関連」
月
コーピングおよび抑うつ傾向
の関連を、質問紙法調査によ
って検討した。
(pp.101-108)
【関連授業科目:発達心理学、
人間発達論、人間関係概論、
発達心理学特論、心理学研究
法特論】
2.「看護師のバーンアウト傾
共著
平成
東海女子大学紀要
看護師のバーンアウト傾向と
向のコーピングおよび相談
18 年 3
第 25 号
コーピングの関連を検討し、
ニーズとの関連」
月
さらに仕事や悩みの相談につ
いて自由記述の資料を分析
し、看護師への心理的支援に
ついて考察した。
(pp.109-120)
共著者-佐藤則子、宮本邦雄
【関連授業科目:人間発達論、
人間関係概論、心理学研究法
特論】
3.「The ontogenetic
単著
平成
Bulletin of Tokai
離乳後未成体期のラットにお
adaptation in behavioral
19 年 3
Women’s
いて、情動反応性、捕食行動、
development in
月
University. 26
迷路学習、貯蔵行動の発達研
post-weaning pre-juvenile
究を概観し、この時期の行動
rats」
的特徴が個体発生的適応に該
当することを論じた。
(pp.205-211)
【関連授業科目:発達心理学、
発達心理学特論】
4.「青年期女子の愛着スタイ
共著
ルと情緒的応答性の関連」
平成
東海学院大学紀要,1
青年期女子の愛着スタイルを
20 年 3
測定し、乳児の表情写真の認
月
知を指標とした情動的応答性
との関連を検討した。安定型
はカテゴリー範囲が広く、柔
軟な反応を示すことがわかっ
た。分析と考察担当
(pp.203-210)
共著者-宮本邦雄、安田藍
【関連授業科目:発達心理学、
発達心理学特論、心理学研究
法特論】
5.「ラットにおける食物貯蔵
共著
行動の発達」
平成
東海学院大学紀要,2
離乳期から成体期のラットの
21 年 3
食物貯蔵行動を観察し、剥奪
月
条件と非剥奪条件で比較し
た。食物貯蔵は離乳期から発
現し、離乳期後の貯蔵レベル
の一次的低下はみられたもの
の、発達に伴い剥奪の影響が
顕著となった。個体発生的適
応について考察した。
(pp.173-178)
【関連授業科目:発達心理学、
発達心理学特論、教育・発達
心理学演習Ⅰ】
6.「大学生のレポートライテ
ィングに関する調査研究Ⅰ」
単著
平成
東海学院大学紀要,4
大学生のレポート作成に関す
23 年 3
る意識や行動を調べる質問紙
月
調査を実施し、学年の進行に
伴いレポート理解、評価、資
料利用が向上すること、評価
で女性の方が高得点を示すこ
とを見出した。また尺度の信
頼性と妥当性が確認された。
序論、目的と方法、分析と考
察担当
(pp.207-214)
共著者-宮本邦雄、柴崎建、
大平晃久
【関連授業科目:発達心理学、
教育・発達心理学演習Ⅰ、心
理学研究法特論】
7.「大学生のレポートライテ
共著
ィングに関する調査研究Ⅱ」
平成
東海学院大学紀要,5
大学生のレポート作成に関す
24 年 3
る意識が大学生の学習観やポ
月
ートフォリオ利用とどのよう
な関連をもつか検討した。そ
の結果、大学において自己を
向上させ能力を伸ばそうとい
う意識の学生は、レポート課
題の理解度が高く、資料を十
分に収集しレポート作成に工
夫する姿が見られ、レポート
評価にも注意を払う傾向があ
った。序論、目的と方法、分
析と考察担当
(pp.143-150)
共著者-宮本邦雄、柴崎建、
大平晃久、富田理恵
【関連授業科目:発達心理学、
教育・発達心理学演習Ⅰ、発
達心理学特論】
8.「児童養護施設職員のバー
ンアウトとその関連要因」
共著
平成
東海学院大学紀要,6
児童養護施設の施設職員のバ
25 年 3
ーンアウトに及ぼす施設の体
月
制や人間関係などの環境要
因、愛着スタイルやストレ
ス・コーピングなどの個人差
要因の影響を検討した。その
結果、子どもへのポジティブ
な態度、子どもや職員とのネ
ガティブな関係、子どもの内
向的問題、愛着スタイルがバ
ーンアウトの3因子に影響す
ることが認められた。分析と
考察担当
(pp.305-313)
共著者-山地明恵、宮本邦雄
【関連授業科目:発達心理学
特論】
9.「青年の愛着スタイルが友
共著
平成
東海学院大学紀要,7
青年期において愛着スタイル
人関係とインターネット利
26 年 3
が友人関係のもち方に影響
用に及ぼす影響」
月
し、それが IT 利用の多様性に
どのように影響するかを検討
した。
重回帰分析の結果、愛着スタ
イルの「親密性の回避」は友
人との相互作用とともに IT を
介した交流も不活性化するこ
とがわかった。一方、
「見捨て
られ不安」は友人から傷つけ
られることを回避する傾向を
強め、交流、娯楽、情報とい
った IT の利用を動機づける。
しかし実際の利用は顕在化し
ないという複雑な関連が示唆
された。
【関連科目:発達心理学、発
達心理学特論】
10.「愛着スタイルがインタ
単著
平成
東海学院大学紀要、8
大学生を対象とした質問紙調
ーネット・トラブルに及ぼす
27 年 3
査によって、愛着スタイルが
影響」
月
インターネットの利用に伴う
トラブルとその対処に及ぼす
単著
影響を検討した。その結果、
愛着スタイルの関係不安傾向
は、友人関係の中で不安定な
状態を恐れ、それにとらわれ
る心性によって、インターネ
ット上でも対人的なトラブル
を経験したり、インターネッ
トの過剰な利用や耽溺したり
する傾向を示し、さらに経済
的なトラブルにもかかわりや
すい傾向にあることがわかっ
た。また、関係不安傾向は積
極的な対処行動を促進するこ
とも認められた。
【関連科目:発達心理学、発
達心理学特論】
そ
の
他
1.「単身世帯及び社会的孤立
傾向にある世帯の実態調査」
共著
平成
岐阜県絆再生による
岐阜県の単身高齢者世帯の生
24 年 3
安全・安心な地域づ
活実態、現状と課題を明らか
月
くり調査研究事業報
にすることを目的として面接
告書
調査を実施した。単身高齢者
は地域の他者との関係を持ち
適応し生活していることが分
かった。しかし、健康状態へ
の不安が示すように、医療や
介護が必要になったときに、
今の家族や地域とのつながり
を保っていけるかが課題とな
ってくることが分かった。
質問紙調査の実施の一部結果
の分析と考察担当
共著者-柴崎建、大山勉、伊
藤秀樹、大西信行、宮本邦雄
【関連授業科目:発達心理学
特論】