9章 家族周期論的アプローチ

9章 家族周期論的アプローチ
• Family life cycle 家族の発生ー発展ー衰退ー消滅という
生活の周期
• 研究史:Rowntree 労働者世帯の貧困周期
• Sorokin農場家族の経済生活
• 鈴木榮太郎 農村社会学原理
• 家族周期の設定:等間隔整理法・段階設定法
• 家族周期研究の知見1) 中年期 2) empty nest 3)寡婦期
間の延長
• 家族周期論の限界:多様化する家族コース、離婚、再
婚;未婚、晩婚;子供なし→平均的な家族を想定すること
の意義が? 修正 ライフコース経路別のモーダルを出
す
16章 ライフコース論的アプローチ
• ライフコース論の由来:1)庶民の生活史(歴史学)2)加齢
過程を社会変動と連関(年齢の社会学)3)性、民族、社
会背景を異にした人達の人生(発達心理学)
• マクロとミクロのリンク:エルダー『大恐慌の子供達』;タマ
ラ・ハレブン『家族時間と産業時間』
• 家族キャリアへの注目:教育、職業、転居、病気、趣味・
娯楽等々
• パネルデータによる類型化 年齢コーホート(例:同一年
に結婚した家族の30年の家族キャリアを成員ごとに調
査)
• 問題点:歴史的資料やアーカイブ利用でなければ、個人
では調査費用から無理。