WRO Japan 2015 秋田県中央地区大会 レギュラーカテゴリー(エキスパート競技) 中学生部門(エキスパート) 2015.7.1 Ver.1 中学生部門 課題:「トレジャーハンター」 秋田県中央地区大会の競技ルールは,全国大会の競技ルールを簡略化して使用します. (赤字が変更部分もしくは全国大会の競技ルールに記載されていない内容です.) 全国大会の競技ルールについては下記URLをご参照ください. http://www.wroj.org/2015/2015info/rule.html 1.競技の内容 今年度のレギュラーカテゴリー中学生部門のテーマは「トレジャーハンター」.君たちには,「ロボ ット探検家」として,未知の環境を調査し,探検するロボット作りをしてもらう. 今回のミッションは,未知の環境の中で3個の秘宝を集める作業をするロボットをつくる.そして,集 める秘宝の位置の手がかりを得てから,探検を開始し,ゴールを目指す競技である.なお,フィールド には,触れてはいけない危険な秘宝も含まれるので注意する必要がある. 2.ルールと規定 ① 競技時間は2分(120秒)であり,1ラウンド,2ラウンドの2回実施する.時間内であればリトライを 認める.ただし,競技時間の計測は継続する(競技時間はリセットしない). ② 大会当日,サプライズルールとして簡単な課題の追加・変更がある. ③ スタート時のロボットの最大サイズは250[m]×250[mm]×250[mm]以内とする(車検時と同じ状態で スタートさせなければならない).スタート後はロボットのサイズに制限はない. ④ ロボットは大きな格子の外側のエリアからスタートさせなければならない.スタート前,ロボット を上から見て,大きな格子の縁の黒線にロボットのどの部分も触れていてはいけない. 1 WRO Japan 2015 秋田県中央地区大会 中学生部門(エキスパート) 2015.7.1 Ver.1 3.Coordinate System ① Coordinate Systemは3×3の格子で構成される.格子の各縦横の順番は3色(赤,青,黄色)で表す. ② Coordinate Systemは,6枚の色タイルを格子外側に置くことで競技コートの格子ラインの順番(環境) を表している.これは,未知の環境の地図の手がかりとなるものである. ③ Map Color Keyでは,最初のタイル3枚は競技コートの横列の色を示し,次のタイル3枚は縦列の色を 示している.最後の2色(First Artifact)は,集めてくる最初の秘宝の横列と縦列の場所を表してい る. ④ 車検後,各ラウンドのCoordinate Systemがランダムに選択され,発表される.また,競技コート上 には,色タイルと有効なLEGO立方体(秘宝)が車検後に置かれる.競技コート上のLEGO立方体(秘 宝)の色は,次の有効な秘宝が配置されている横列の色を示し,立方体の下にあるタイルは次の秘 宝が配置されている縦列を示している. ⑤ ロボットはスタート後,Map Color Keyをスキャンして得られた情報とともに,秘宝の位置を考えな がら移動し,3つの秘宝を収集し,finishエリアを目指すことが可能である.なお,白いタイルは3個 目の秘宝の下に配置されている. ⑥ 競技コート上には触れてはいけない秘宝が1個置かれている.これは黒タイルの上にあるLEGO立方 体(秘宝)で表される.探検家にとってとても危険な秘宝であり,競技終了時に立方体が動かされ, 黒タイルが見える状態であった場合,ペナルティポイントが発生する. 2 WRO Japan 2015 秋田県中央地区大会 中学生部門(エキスパート) 2015.7.1 Ver.1 ⑦ 秘宝は特定の順番で集める必要はない. ⑧ 競技中に不明確なことが起きた場合は,審判が最終決断を行うことができる. ⑨ 競技は次の場合に終了する. (ア) スタート後,競技者の誰かがロボットに触れた時 (イ) 競技時間の2分が経過した時 (ウ) ロボットがゴールエリアに戻った時 (エ) 競技途中でルール違反があった時 3.車検の手順 ① 審判の指示があったら,チームの代表者が車検台の指定された場所にスタート時の形にしてロボッ トを置く. ② 審判が車検をする. ③ 車検が合格だった場合,そのラウンドの試合に参加できる.不合格だった場合は3分以内にロボッ トの形を修正できれば,試合に参加できる. ④ 車検後,部品を付け替えたり,ロボットの形を変えたりすることはできない. 4.得点 ① 得点は競技が完了した時点,あるいは競技時間が経過した場合にのみ計算される. ② LEGO立方体(秘宝)が格子の場所から移動されている=各5点(最大15点) ③ 有効なLEGO立方体(秘宝)がロボットに積み込まれた=各10点(最大30点) ④ 有効なLEGO立方体(秘宝)がロボットに搭載されてフィニッシュエリアにある=各5点(最大15点) ⑤ Coordinate Systemで示す順番通りに秘宝を収集した=20点 ⑥ 競技により,黒タイルが見える状態になった=-15点 ⑦ 競技により,黒タイルが完全に見える状態になった=-30点 ⑧ 最高得点=80点.同点のチームがあった場合は最速のタイムで決定する. ⑨ 注意:危険な秘宝(黒タイルに乗っているLEGO立方体)を動かす/搭載する/運ぶ事は得点にな らない. 5.競技コート ① オレンジ色の正方形と白い正方形はどれも32[mm]×32[mm]であり,コート上に貼り付けられている. ② 一列になった8枚のオレンジ色の正方形(Map Color Key, First Artifact)と,大きな格子の端にある12 枚のオレンジ色の正方形(3枚×4辺)には,競技開始時に固定色のタイルが置かれる(中心を両面 テープで固定する). ③ 大きな格子の線上にある交差点の正方形には,交差点を埋めるパターン化されたタイル,もしくは 固定色のタイルが置かれる(中心を両面テープで固定する). ④ 大きな格子内にある区画は,388[mm]×217[mm]である. ⑤ 黒線はどれも幅20[mm]である. ⑥ 8枚のオレンジ色の正方形(Map Color Key, First Artifact)を囲む黒線の両側に127[mm]のスペースが ある. ⑦ 競技コートは約2010[mm]×980[mm]である(四方を囲む壁の厚さを含む). ⑧ 競技コートの外枠は厚さ17[mm]×高さ50[mm]である. 3 WRO Japan 2015 秋田県中央地区大会 中学生部門(エキスパート) 2015.7.1 Ver.1 寸法等の詳細については,全国大会のルールを参照してください.数[mm]の誤差がある. 6.秘宝の特徴 LEGO立方体(秘宝)の色: 赤,青,黄色の3色(緑色は使用しない) 緑のブロックは 使用しません. 7.オブジェクトの特徴 色タイルの色: 赤,青,黄色,黒,白の5色(緑色は使用しない) 4
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