“Jeopardy”(クイズショー) - 電子辞書活用事例集

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“Jeopardy”(クイズショー)
中学校 / 英語 / 初級 / ウォーム ア ッ プ・ 帯活動 / XD- B4 7 0 0
ねらい
1. カテゴリー別に出題されるクイズを楽しみながら聞く力を育てる。
2. 英語を使いながら既習事項(文法・表現・語彙)の定着を図る。
3. 英語を使うことに興味を持たせ、知的好奇心を促進する。
活動のアウトライン
形態:個人、ペア、4~5人のグループ、など。
解答方法:挙手(早いもの勝ち。口頭)、全グループ(ボードに書く)
など
1. ゲームの仕方を説明する。作成したスライドをプロジェクターで提示してもよいし、同様のものを黒板に、書いてもよい。
2. カテゴリーごとに出題される英語を聞き(問題文を読み)、英語で答える。※間違えた場合、減点にするなどのルールは適宜。
3. 正解するとその問題の得点が得られる。(教師はグループ別得点表に記入する。)
正解したグループは次の問題を選ぶ権利がある。(”Animals for 10.”)
4. 最後に全員参加型の問題を出題する(書いて答える。3択問題がよい)。得点は、それまでの持ち点の範囲内で「賭け点」を出す。正解であれば、懸け点がプラスさ
れ、不正解ならマイナスされる。持ち点全てを賭けると、正解なら倍に、不正解であればゼロになる。)
<問題作成の仕方とコツ>
カテゴリーは3~5(日本の歴史、動物、アメリカの歴史、音楽、英語の教科書、クリスマス、など)。問題数は各3~5問。制限時間で調節する。
出題形式
(1)個人挙手(話す)
・ 英文の質問(1問1答)
(例) <Animals 10>Which animals can run the fastest?
・ 映像(人・ものの名前をたずねる。)
(例) <History>What’s this?(The Great Walls)
・ 音楽を聞かせて曲名(作者名・歌手名など)をたずねる。
(例) <Music>What’s the title of the tune(song)?
(2)全員参加(書く)
・ 英文の質問(1問1答・1問多答・3択・2択)
(例) <Animals>Write some animals that have horns.
問題作成の際に役立つコンテンツ
・ 歴史→複数辞書日本語、電子図鑑
・ 音楽→クラシック名曲1000フレーズ
・ 理科(動物・植物など)→英英辞書、電子図鑑
【活動のオプション】
全ての問題が終了した所で、問題文と解答をプリントアウトしたものを配布し、読む・書くなどの活動とつなげるとさらに効果的。(家庭学習にしてもよい。)
活動時間
(説明を含めて)約10分(イベントとして行う場合は30分程度)
まとめ
この活動は授業のウォームアップとして短時間で行うこともできるし、定期試験の後や学期終わり、クリスマスなどのイベントとしてまとまった時間が生まれた時に行うこ
とができる。電子辞書の様々なコンテンツを使うと、画像や音楽などを使った問題が作成できる。
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2012 )