臨床研究情報 【研究課題名】 多施設によるt(8;21)を有するAML症例の形態学的特徴の検証 【研究機関】 大阪赤十字病院 他、当研究への参加施設 【研究責任者】 当院責任者 大阪赤十字病院 研究責任者 星ヶ丘医療センター 臨床検査科部 臨床検査部 中藤 裕子 稲田 孝 【研究の目的】 8;21 転座を有する AML 患者の骨髄塗抹標本を用いて、これまでに提唱されている 細胞形態異常項目についてそれぞれの出現率を算出。 染色体異常の無い症例と対比させることで、より特徴的な形態異常項目を見つけ出す。 【研究の方法】 ・対象 t(8;21)を有する AML 患者の骨髄塗抹標本及び染色体異常を持たない AML(M2)の骨髄塗抹標本 ・方法 各施設で既存の骨髄塗抹標本に個人情報が分からないように識別番号シールを貼り、 マスキングした状態で標本観察施設に持ち出す。その標本を用いて、細胞形態異常の 検討項目を設定し、それぞれの出現率を算出。標本観察終了後、標本は各施設に 持ち帰る。 ・利用する情報 骨髄塗抹標本・染色体・遺伝子・細胞表面マーカー検査・末梢血好酸球数・ 好塩基球数 【個人情報の取り扱い】 利用する情報からは、お名前、住所など、患者さんを直接同定できる個人情報は 削除し、代わりに符号又は番号を付けて匿名化を行う。 研究対象者とこの符号を結びつける対応表は作成しない。 【問い合わせ先】 大阪赤十字病院 臨床検査科部 〒543-8555 大阪市天王寺区筆ヶ崎町 5-30 TEL 06-6774-5111 FAX 06-6774-5131
© Copyright 2024 ExpyDoc