臨床研究情報 【研究課題名】 血液透析導入期における低分子ヘパリン使用とヘパリン起因性血小板減少症発 症率の検討 【研究機関】 大阪赤十字病院 【研究責任者】 当院責任者 研究責任者 腎臓内科 土井 土井 洋平 洋平 【研究の目的】 ヘパリン起因性血小板減少症(HIT: Heparin Induced Thrombocytopenia)はヘパ リン類投与後、多くは 4-14 日で血小板減少を認め、血栓症の発生から致死的とな りうる重篤な疾患である。HIT 発症率は投与されるヘパリンの種類や患者背景によ り異なることが報告されているが、血液透析導入期特に低分子ヘパリン使用時に おける報告は少ない。そこで、低分子ヘパリンを標準的な抗凝固薬としている当 院血液浄化センターにおいて血液透析導入時における HIT 発症率を後ろ向きに検 討することとした。 【研究の方法】 ・対象 当院で 2013 年 1 月 1 日~2016 年 12 月 31 日に新規血液透析を開始した患者 ・方法 カルテレビューによる後方視的検討 ・利用する情報 対象者の当院に蓄積された血液、診療情報 【個人情報の取り扱い】 個人情報を特定できる内容は公開しない 【問い合わせ先】 大阪赤十字病院 腎臓内科部 〒543-8555 大阪市天王寺区筆ヶ崎町 5-30 TEL 06-6774-5111 FAX 06-6774-5131
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