持ち味の窓(ジョハリの窓)を楽しく理解してみよう 自己の気持ちを隠したり・知ってもらったりする範囲を下記の4つの窓に分類し、それを自分で認識することで、 他人とのコミュニケーションを円滑に進めるための心理学で使われる方法です。 これは主観的に見た自分と客観的に見た自分を知ることができるため、効果的な自己分析にもなりますので持ち 味カードを活用して理解してみましょう。 他人は知ってい る持ち味 自分は知っている持ち味 自分は気づいていない持ち味 「自他ともに認める持ち味」 「宝の持ち味」 自分も他人も知っている 自分は気づいていないが、 他人は知っている 他人は気づいて いない持ち味 「自己開示する持ち味」 「未知の持ち味」 自分は知っているが、 自分も他人も知らない 他人は気づいていない ≪やり方≫(持ち味ワークシートを活用した場合) ①メンバーは4~6人程度、人数分持ち味カードを用意します。 ②自分の「持ち味」だと思うカードを持ち味カードの 70 項目から5枚選び、私の持ち味ワークシートに記入し ます。 ③メンバーの「持ち味」だと思う項目を持ち味カードからメンバー○○さんの持ち味ワークシートに書きます。 ④今回リーダーさんになった方は、自分が選んだ持ち味カードをメンバーに説明しながら(C)置きます。 ⑤次に時計回りでメンバーは、リーダーさんの持ち味を紹介して(B)に置きますが、リーダーさんと同じカー ドがあったら(A)に置きます。「(C)からカードとり(A)にカードを重なるように置いて下さい。」 ⑥持ち味の窓ワークシートに置かれた結果を確認し、自己分析、メンバーへ質問などをしてみましょう。 ⑦リーダーさんの方が終わったら時計回りで他のメンバーの方にも同じようにやってみましょう。 ⑦メンバーすべてワーク終わったら、○○さんの持ち味シートをそれぞれメンバーにお渡ししましょう。 【持ち味の窓(ジョハリの窓)・解説】 (A)(自他ともに認める持ち味) (B)(宝の持ち味) 自分にも、他人にも分かっている姿 他人に分かっているが、自分には分かっていない姿 自分も他人も認識している持ち味。お互いに持ち味 自分では気付いていないが、周りの人は持ち味とし を知っていることで、安心できる。また、今後、仕 て認識してくれている(認めている)。この持ち味を 事の中で持ち味をさらにどう活かしていくか検討を 素直に受け入れ、日常の仕事の中で意識して活かして し、仕事の質(レベル)を上げ、幅を広げていく。 いくと才能が開花する可能性が大きい。 (C)(自己開示する持ち味) (D)(未知の持ち味) 自分に分かっているが、他人には見せない姿 自分にも他人にも分かっていない姿 自分は持ち味を思っているが、他人はそう思っていな 自分も他人も知らない未知の持ち味。環境が変わった い。だからといって全く落ち込む必要はなく、この持 り、命がけで何かをしたりするときに突如、認識でき ち味を他人に伝え理解してもらう。そうすることによ るかもしれない。 って仕事や自己成長のチャンスが広がる。
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