第2回 データのモデル化(1) 1.5 実体関連モデル 1.6 E-R ⇒Rスキーマ 1.7 RDBの意義 2.リレーショナルモデル 2.3 リレーション 2.4 属性名とリレーション名 2.5 リレーションスキーマとインスタンス (pp.12-31) 1.5 実体関連モデル • • • • • 実体とは? 関連とは? 属性とは? 主キーとは? 実体間の対応関係 – 1対1、1対多、多対多 • 実体関連図 • 実体関連モデルの拡張 – 弱実体+ID関連、ISA関連 1.6 E-R ⇒ Rスキーマ • 実体から作成されるリレーションスキーマ – 実体 ⇒ リレーション(表)名 – 属性 ⇒ 属性(列)名 – 実体の主キー ⇒ リレーションの主キー • 関連から作成されるリレーションスキーマ – 関連 ⇒ リレーション(表)名 – 関連付けている実体の主キー ⇒ 属性(列)名 – リレーションの主キーは • 対応関係が1対1の場合は、いずれかの実体の主キー • 多対1、1対多、多対多の場合は、「多」側の実体の主 キー 1.6 E-R ⇒ Rスキーマ (例) • 例:図1.4からできるリレーション(表) • 実体からできる表 – 教員(教員名,職種,給与), 科目(科目名,単位数), 学生(学 籍#,学生名,住所) • 関連からできる表 – 担当(教員名,科目名), 履修(学籍#,科目名,得点) 1.6 E-R ⇒ Rスキーマ(表の省略) • 多でない(つまり1)側の実体の主キー属性を、他方 (多または1)側の実体から作られるリレーション(表) に追加することで、関連からできる表を省略できる。 • 例: 担当は教員と科目間の1対多の関連なので、教 員の主キーの教員名を科目に加えることにより担当 を省略できる。 – 教員(教員名,職種,給与), 担当(教員名,科目名), 科目(科目名,単位数) – ↓ – 教員(教員名,職種,給与), 科目(科目名,単位数,教員名) 2.3 リレーション • ドメイン(domain:定義域)とは? • ドメインの直積とは? • リレーションとは? – ドメインの直積の(有限)部分集合 • • • • タプル、濃度、次数、 リレーション(relation)⇔ 表(table) タプル(tuple) ⇔ 行(row) 属性(attribute) ⇔ 列(column) 2.4 属性名とリレーション名 • 属性に名前をつけると、列の順が自由になり 好都合。 • リレーションにも名前をつける。 2.5 リレーションスキーマとインスタンス • リレーションスキーマ – リレーションの形 – リレーション名(属性1、属性2 、属性3、、) • インスタンスとは? 第2回 理解チェック (1) 実体とは?関連とは?何か。 (2) 対応関係の「1対多」の例をあげよ。 (3) E-RモデルからRスキーマの求め方をまと めよ。 (4) リレーションの定義を書け。 (5) タプルとは何か? (6) リレーションスキーマの例を書け。
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