ダウンロードする - こそだて日記WEB

2015 年
2月
わくやほいくえん
もうすぐ立春、春の気配を感じるような気もしますが、まだまだ寒い季節です。保育園では、3日「節分」に豆
まきをします。給食では、今年も「恵方巻き」を予定しています。子どもたちが鬼をやっつけている中、給食室ス
タッフ総出で太巻きを約100本作ります。子どもたちに、おいしく恵方巻きを食べてもらえるように頑張ります!
今月の献立表には、
『よくかんでたべる』という内容を掲載しています。食育だよりでは、さらに詳しく「よく噛
むこと」の利点や効果についてお知らせします。
食べ物をよく噛んで味わうことを咀嚼(そしゃく)といいますが、この作業は私たちが生きていくうえで
とても大切です。健康な歯で食べ物をしっかり噛むことは、全身の健康維持に大きな効果があります。「よ
く噛んで食べる」健康効果を見直してみましょう。
★しっかり噛めば健康になる★
①食べ物の消化・吸収によい
②むし歯・歯周病予防
③がんや老化を予防する
④脳を刺激、活性化する
⑤ストレス解消と肥満防止
⑥強いあごをつくる
★よく噛む習慣は発育期から★
咀嚼回数が減ったことにより、現代人のあごは昔の人に比べ、小さくほっそりしてしまいました。その影
響で、最近の発育期の子どもたちは、永久歯が生えるスペースが不足し、歯並びが悪くなったり、咬合異常
(こうごういじょう:噛み合わせが安定しないこと)になりがちです。さらに大人になって第三大臼歯(親
知らず)の生え方の異常により、抜歯せざるをえなくなる場合もあります。
そうならないためにも、強く、しっかりしたあごをつくる必要があります。離乳食の頃から歯の発育にあ
わせた、よく噛んで味わうことのできるメニューを考え、また、加熱時間を加減して適度な歯ごたえを残す
ようにします。さらに、しっかり噛むことができる丈夫な歯をつくるために、カルシウムやたんぱく質を充
分にとることを心がけましょう。
このように、噛むという作業は、健康のためにとても大切ですが、そのためにも丈夫な歯をもつことは不
可欠。
健康な歯が、健康な身体をつくります。常に口腔ケアを心がけてください。また、噛みごたえのあるもの
をよく噛んで食べる、ゆったりと時間をかけて食事をするということを実践しましょう。ひとくち食べ物を
口に入れたら、30 回から 50 回噛むのが理想的。好き嫌いなくバランスよく食べることも忘れずに。
食育活動紹介
1月 9 日、もちつきを行いました。大きなウスとキネでペッタンペッタンついてお
いしいおもちができました。おしるこもち・きなこもち・ごまもちをみんなで味わ
いました。小さいお友達も、小さなウスとキネでもちつきを体験しました。