釜石市労働力発掘人材マッチング事業業務委託仕様書釜石市総務企画

釜石市労働力発掘人材マッチング事業業務委託仕様書
釜石市総務企画部総合政策課
仕
１
様
書
委託業務名
釜石市労働力発掘人材マッチング事業業務
２
事業の目的
釜石市においては、東日本大震災後から有効求人倍率の上昇が続いており、市内企業の
求人に対し、求職者が慢性的に不足するなど、労働力の確保が大きな課題となっている。
また、人口減少と少子高齢化の進展により労働力人口が減少するなど、今後ますます市内
の産業の復興、振興を支える人材の確保が困難になることが予想されている。
このような状況を踏まえ、
現在働いていない非労働者らの就労意欲の醸成を図り、また、
就労に至っていない課題や障壁を取り除くなど、潜在的労働力を効果的に掘り起しながら、
企業と人材のマッチングにより就労に結び付けていくことが求められている。
本事業では、保育園や幼稚園への入園を控えている子どもを持つ主婦層らを主な対象と
し、企業とのマッチング事例を創出しながら、非労働者が働くための労働環境・労働条件
等を調査し、その結果をモデルケースとして市内企業へ展開させることで、継続的な労働
力確保に繋げるなど、市内で暮らす全ての人々が活躍できる社会の実現を目指すことを目
的とする。
３
事業の内容
（1）非労働者に対する労働意欲を醸成するセミナーの開催
①非労働者として、主に保育園や幼稚園への入園を控えている子どもを持つ主婦層らを対
象とした、セミナーを 2 回程度開催する。なお、セミナー開催にあたって、講師等を招
聘する場合には、市の規程に基づき、旅費や講師謝礼を支給すること。
②参加者を確保するために開催場所の検討や告知方法等に工夫を行うこと。
③セミナーの開催により参加者の働く意欲の醸成を図るだけでなく、参加者が働きやすい
労働環境や労働条件等に関して調査を実施すること。
（2）非労働者と企業のマッチング支援
①非労働者と企業のマッチングを図るイベント（合同会社説明会）を 2 回程度開催する。
②労働力確保に向けた人材の採用戦略の立案や実行に必要なプロセスや手法等をまとめた
事業者向けのマニュアルを作成し、市が指定した市内企業（15 社程度）に配布すること。
（3）企業の労働環境の改善と人材の定着支援
①労働者が働きやすい魅力的な労働環境・労働条件等を構築し、人材の成長や定着を促進
するため、経営者向けのマネジメントに関するマニュアルを作成し、市が指定した市内
企業（15 社程度）に配布すること。
４
履行期間
契約締結の日から平成 29 年 3 月 31 日まで
５
成果品
受託者は、発注者の求めに応じ、事業の進捗状況を報告するとともに、委託業務を完了
した時には、速やかに次の書類を作成し、提出すること。
なお、紙媒体のみならず、電子データも提出すること。
①事業実績報告書 5 部
※セミナーやマッチングイベント等の実施に係る報告を記載すること。
６
②事業者向けマニュアル
50 部
③経営者向けマニュアル
50 部
納入場所
釜石市総務企画部総合政策課
７
その他
（1）受託者は、必要に応じて市との打ち合わせを行うこと。
（2）本仕様書に定めない事項や業務の実施にあたり疑義が生じた場合は、受注者は速やか
に市と協議を行うこと。
（3）受託者は、委託業務を行うにあたって、業務上知り得た情報等を漏らし、または、委
託業務以外に利用することはできない。委託事業終了後も同様とする。
（4）成果品の所有権、著作権、利用権は、市に帰属するものとする。
（5）本業務に付随する一切の肖像権・著作権等の権利については、法令に遵守した処理を
行うこと。
（6）本業務において、交通費等経費が必要な場合は、受託者において、全ての手続を行い、
その経費を負担する。
（7）受託者は、本事業にかかる経費について、経費毎に区分し、帳簿を備えてその収支の
内容を明らかにするとともに、証拠書類を整理保管すること。なお、帳簿及び証拠書類
等は、本事業を終了したい年度の翌年度から起算して 5 年間保管することとする。
（8）業務完了後に、
受注者の責任に期すべき理由による成果品の不良箇所があった場合は、
受注者は速やかに必要な訂正、補足等の措置を行うものとし、これに対する経費は受注
者の負担とする。

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