12 月 ほけんだより 藤認定こども園 平成27年 12 月2日 駆け足で冬がやってきました。 寒さにまだ体が慣れず、体調をくずしやすくなってきます。風邪のウイルスは寒くて空 気が乾燥している冬が大好きです。予防できることは、家族みんなで実行し、元気に過ご しましょう。 冬の環境衛生 こまめに換気しましょう 窓を閉め切った部屋で、長時間石油ストーブやファンヒータ ーを使用していると、酸素が欠乏し、一酸化炭素などによる事 故が起こることがあります。また、閉め切った部屋の中で風邪 やインフルエンザにかかっている人がいると、感染しやすくな ります。 1時間に1回、5分を目安に窓を開け、新鮮な空気と入れ替 えましょう。 室温・湿度を調節しましょう 室温は18℃~22℃、湿度は50%~60%が望ましく、 湿度が50%以下になると、風邪をひきやすくなるので注意 しましょう。 冬は空気の乾燥しやすい季節なので、加湿器の使用や、ぬ れたタオルを危なくない場所にかけたりして、部屋が乾燥す ることを防ぎましょう。 爪はのびていませんか? 冬は皮ふもカサカサに乾燥しがちです。そんな時、爪がのびていると簡単に皮ふを傷つけ てしまいます。 日頃から爪がのびていないかチェックし、こまめに切るようにしましょう。 また、出来る限り爪の角を尖らさずに丸く切る工夫をしましょう。 やけどに注意しましょう 寒くなるこの時期は、暖房器具を使ったり、鍋料理などで熱いお湯を使ったりする機会が 増えるため、やけどへの注意が必要になります。 大人のちょっとした気配りや言葉がけで、やけどの事故を防ぐことができます。やけどを しない環境づくりとともに、やけどをした場合の応急処置も確認しておきましょう。 やけどの原因 年代別のやけどの件数の割合は、0~9歳までの子どもが全 年代の半分を占めています。子どもがやけどにあう場所の8 0%が自宅で、熱い食べ物をひっくり返してのやけどが最も多 く、次いでストーブ、3番目に多いのが電気炊飯器やポットの 蒸気です。 もしも、やけどしてしまったら・・・ すぐに流水で冷やしましょう。熱さや痛みを感じなくなるくらい(最低5分以上)は水 を流して下さい。 流水で冷やすことで、やけどがそれ以上進むのを止めたり、痛みを和らげたり、細菌の感 染を防ぎます。 水ぶくれができている場合は、潰れないように注意しましょぅ。直接流水で流すと潰れて しまうことがあるので、弱めの流水で流すか、洗面器等に水を流しながら手を浸けて冷やし ましょう。つい、保冷剤で冷やしてしまいますが、保冷剤はピンポイントを冷やしすぎてし まうので、流水がお勧めです。 予防接種について インフルエンザなど、予防接種を受ける機会が多くなる時期 です。 予防接種については、接種後30分程度は医療機関で子ど もの様子を確認するか、医師とすぐに連絡がとれるようにし ておきましょう。急な副反応が、この間に起こることがまれ にあります。 また、接種部位は清潔に保ちましょう。当日の入浴は差し 支えありませんが、接種部位をこするのはやめましょう。
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