突発現象のToO観測 野上大作 (京大 花山天文台) 2011/09/07(Wed) 光赤天連シンポ@京都 ToO観測を しましょう! TMT運用方針への期待 • 観測効率を最大にしようとすれば、(ある程度 の時間が経てば)基本的にサービスorキュー 観測がメインになるはず →ToO観測の割り込みを入れ易い!? • 観測装置の切り替えが迅速にできる →一番成果が上がる装置にすぐに 変更できる TMTは使い方次第では突発天体・ 現象のToO観測に最適! ToO観測が必要なサイエンスの項目 • ガンマ線バースト光赤外残光観測 • 超新星のshock break out、親星、、、(午前 中の田中さんの講演参照) • 新星爆発の多様性探査 • X線連星・激変星の降着円盤の基礎物理 • 恒星フレアの機構 • ブラックホールX線連星での短時間変動現象 • などなど 要するに、爆発現象の機構を探るに は、その爆発の瞬間・直後の観測が 重要。時間と共に情報量は減衰して いく。突発現象の発生後、なるべく早 期に発見する努力は各種サーベイで 進められている。大型望遠鏡でToO観 測が容易にできるようになれば、あら ゆる突発現象の物理の解明は爆発的 に進む(はず)。 ということで、 もう一度 ToO観測を しましょう!
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