凝固検査におけるクエン酸ナトリウム濃度について

FAQ(血栓・止血)
凝固検査におけるクエン酸ナトリウム濃度について
Q 凝固検査に用いられるクエン酸ナトリウム濃度には、いろいろな濃度があります。
どれを使用すればよいでしょうか。
A
市販されている真空採血管には、抗凝固剤として用いられるクエン酸ナトリウムの濃度が3.13%、
3.2%、3.8%の3種類の濃度があります。
通常は、3.2%(109mmol/L)のクエン酸ナトリウム二水塩が用いられます。
国際標準化委員会では、この濃度が血液と等張であることから3.2%を推奨しています。