文学部 - 梅光学院

梅光学院大学
講義内容一覧(シラバス)
○
文学部
日本文学科
人文学科
2015 年
講義内容一覧(シラバス)
○
文学部
日本文学科
人文学科
シラバスの見方
このシラバスは、下記の順番で編集してある。
○ 文学部 日本文学科
2 年次 教養科目 日本文学科専門科目 課程科目
3 年次 教養科目 日本文学科専門科目 課程科目
4 年次 教養科目 日本文学科専門科目 課程科目
2~4 年次 文芸創作専攻 日本語・日本文学専攻
○ 文学部 人文学科
教養科目 共通専門科目
課程科目
3~324
頁
325~418
頁
地域文化専攻
《教養科目 教養科目 キリスト教 ・ ボランティア》
科目名
聖書と人間社会Ⅰ
担当者氏名
鵜飼 克巳
授業方法
講義
単位・必選
1・必修
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
キリスト教の中心は、イエス・キリストである。その生涯を
紹介しているのが四福音書である。「聖書と人間社会Ⅰ」で
は、四福音書を通して、イエス・キリストの生涯を概観し、
イエス・キリストという名そのものの意味である、「イエス
は救い主である」について学ぶ。そして、単なる過去の歴史
上の人物という意味だけでなく、信仰の対象としてのイエス
を見ていく。
《授業の到達目標》
福音書を教材として、イエス・キリストとの出会いで人生が
変えられた人々の姿、その後の歩みについて、
①知識としてテキストを覚える。
②その内容を理解する。
③知識として覚え、理解したことを自分の生活の中で、どれ
だけ実行しているか他者に説明できることを目標にする。
《成績評価の方法》
出席30%、礼拝レポート30%、期末試験或いはレポート40%
(礼拝レポート用紙は礼拝の時間にのみ配る)。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
《テキスト》
聖書(新共同約聖書)
《参考図書》
《授業時間外学習》
なし。
《備考》
聖書とは
学習内容など
聖書がなぜ永遠のベストセラーなのか。
新約聖書について
新約聖書が書かれた背景と経緯
バプテスマのヨハネⅠ
罪から救われなければならないことを伝える(マタイ3章)。
バプテスマのヨハネⅡ
イエスこそ救い主であることを人々に伝えたヨハネの働きを知る(マタイ3章)。
誘惑Ⅰ
誘惑する者の正体とその目的について学ぶ(マタイ4章)。
誘惑Ⅱ
イエスはどのように誘惑に勝利したかを知る(マタイ4章)。
山上の説教Ⅰ
主イエスが教えてくださる幸福が何かを知る(マタイ5章)。
山上の説教Ⅱ
汝の敵を愛することを考える(マタイ5章)。
主の祈りⅠ
主イエスが教えてくださった祈りについて学ぶ(マタイ6章)。
主の祈りⅡ
人生でぶつかる問題と必要を主イエスは知っておられ、祈りに応えられることを知る
(マタイ6章)。
私たちが本当に、神の前に罪人であることを自覚する(マタイ9章)。
罪人を招くために
わたしのもとに来なさい
姦淫の女
イエスは疲れた者、重荷を負う者すべての人を招いておられることを知る(マタイ11
章)。
罪を赦す権威を持つイエスの前に、罪を認め、正しく歩む意味を学ぶ(ヨハネ8章)。
マルタとマリヤ
みことばを聞くことが大切であることを知る(ルカ10章)。
ラザロ
目に見えることではなく、問題の根本を解決し、希望を与えられるキリストを知る(
ヨハネ11章)。
《教養科目 教養科目 キリスト教 ・ ボランティア》
科目名
聖書と人間社会Ⅱ
担当者氏名
鵜飼 克巳
授業方法
講義
単位・必選
1・必修
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
キリスト教の中心は、イエス・キリストである。その生涯を
紹介しているのが四福音書である。「聖書と人間社会Ⅰ」で
は、四福音書を通して、イエス・キリストの生涯を概観し、
イエス・キリストという名そのものの意味である、「イエス
は救い主である」について学ぶ。そして、単なる過去の歴史
上の人物という意味だけでなく、信仰の対象としてのイエス
を見ていく。
《授業の到達目標》
福音書を教材として、イエス・キリストとの出会いで人生が
変えられた人々の姿、その後の歩みについて、
①知識としてテキストを覚える。
②その内容を理解する。
③知識として覚え、理解したことを自分の生活の中で、どれ
だけ実行しているか他者に説明できることを目標にする。
《成績評価の方法》
出席30%、礼拝レポート30%、期末試験或いはレポート40%
(礼拝レポート用紙は礼拝の時間にのみ配る)。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
聖書(新共同約聖書)
《参考図書》
《授業時間外学習》
なし。
《備考》
テーマ
種を蒔く人のたとえ
学習内容など
みことばを聞いてそれを悟り、実践する者となる(マタイ13章)。
わたしは良い羊飼い
愚かな金持ちのたとえ
イエスが地上に来られた意味と私たちのためになされた犠牲のわざを知る(ヨハネ10
章)。
神と富の正しい位置づけを知る。また、富の正しい管理を学ぶ(ルカ12章)。
大宴会のたとえ
神が熱心に救いに招いておられることを知る(ルカ14章)。
見失った羊のたとえ
失われた罪人を探し求める神の愛と熱意を知る(ルカ15章)。
ぶどう園の労働者のたと
え
放蕩息子のたとえ
神が私たちの働きの成果によってではなく、ご自分のあわれみ深さのゆえに、すべて
の人に同じ恵みを下さることを知る(マタイ20章)。
悔い改めた者を赦し、受け入れてくださる神の愛を知る(ルカ15章)。
金持ちとラザロ
一日限りの今日という日を大切にすることを学ぶ(ルカ16章)。
十人のおとめのたとえ
十字架
「終わり」がいつ来るか誰もわからない。だからこそ、それに備えることの大切さを
知
る(マタイ25章)。
救い主イエスの誕生は、そのはるか以前から、聖書に預言されていたことを知る(イ
ザヤ9章)。
神がお遣わしになった救い主は、私たちのために低くなってくださったことを知る(
ルカ2章)。
私たちの救いのために、なぜ主イエスは十字架の死が必要であったのか、その意味を
知る(ルカ22章)。
父なる神のみこころが最善であることを受けとめるためにイエスに倣う(ルカ22章)
。
私たちの罪の身代わりとなってくださった主イエスの愛を知る(ルカ23章)。
復活
主イエスの復活が歴史的事実であることを知る(ルカ24章)。
救い主の誕生の預言
救い主の誕生
主の晩餐
ゲッセマネの祈り
《教養科目 教養科目 キリスト教 ・ ボランティア》
科目名
音楽とキリスト教Ⅲ
担当者氏名
友永 次郎
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
音楽とキリストⅠ、Ⅱに続いて二年生以上に選択科目として
、更に実践(混声四部合唱)し芸術的に探求し賛美する。特に
キリストの生涯を表し、キリスト教全体を網羅した作品「メ
サイヤ」を取り上げ、降誕・受難・復活のテーマとなる曲を
取り上げる。クリスマスのメッセージとして世界で最も歌わ
れている「ハレルヤ」を本学院のクリスマス礼拝のステージ
讃美に向け研鑽する。90分を集中力を保つために鑑賞も重
視
《授業の到達目標》
音楽鑑賞も取り入れながら芸術的感性も高め。歴史的にエン
タテーメントとして普及したヘンデルの神を讃える「ハレル
ヤ」を讃美し、その時間をなによりエンジョイする。パート
練習が完成に近づくとプロのオルガニストの伴奏と教師の指
揮によりアンサンブルの一体感と臨場感を磨いていく。そし
て、クリスマス礼拝ではウインドオーケストラと合唱のダブ
ルコーラス(多重合唱)の尊い讃美を体験発表する。
《成績評価の方法》
Ⅰ、日々の授業における意欲とその人の到達度
Ⅱ、音楽感性向上の耳の育成と発声の工夫・実践
Ⅲ、出席率
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
ニ長調ハレルヤコーラス混声合唱楽譜
賛美歌ともにうたおう
《参考図書》
《授業時間外学習》
カルテットで友達コーラスの日々の勧め
《備考》
ハレルヤコーラスだけではなく日々の賛美歌・ポップな曲に
はコードを感じてハモリ合う楽しみと賛美を楽しもう
テーマ
オリエンテーション
学習内容など
混声合唱のためのソプラノ・アルト・テノール・バスのパート決めと授業展開の報告
発声練習と鑑賞
音域を広げるための発声挑戦 ハイべーまで全員で。昨年の鑑賞 プロの鑑賞
トゥッティーの響き
発声と音程 ハーモニーと溶け合う響きの研鑽
パート練習Ⅰ鑑賞
四声に別れ自主練習と鑑賞 互いのパートの成果を聴き合う
パート練習Ⅱ鑑賞
更にパートを進める メサイヤの背景と鑑賞
パート練習Ⅲ鑑賞
一年次の経験から三回で音取りは最後まで到達する
合唱合わせ Ⅰ
合唱楽譜Bまでを時間をかけニ長調のハーモニーの響きを習得する
合唱Ⅱ
合唱楽譜Cまでをさらう
合唱Ⅲ
合唱楽譜Eまてをさらう 最も難題の箇所なので時間をかけ根気よく取り組む
合唱Ⅳ
最後まで取り組む
振り返り学習と鑑賞
世界的な合唱曲の鑑賞と自らのチャレンジ
吹奏楽と合わせ
ウインドオケと合わせてダブルコーラスを体験する
クリスマス礼拝本番
本学院のクリスマス礼拝で賛美歌とともにはれるやコーラスを賛美する
反省と鑑賞
ご苦労様エピソード感想発表会 鑑賞
音楽映画鑑賞
オペラや第九∼マーラーまで部分的に鑑賞しているが最後は二週かけて一作品を鑑賞
《教養科目 教養科目 キリスト教 ・ ボランティア》
科目名
ボランティア実習Ⅰ
担当者氏名
樋口 紀子
授業方法
実習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
ボランティア活動は実際にすることに意義があります。実際
にやってみなければ、真の理解につながらないからです。そ
こで、この授業では、「健康寿命をのばしましょう!」をテ
ーマに、下関地域で活動をしている「高齢社会をよくする下
関女性の会(ホーモイ)」が月に1回行っている「サロン」と
いう活動を通して、高齢者の置かれた現状に対する理解を深
め、これからの高齢社会をどのように共に築いていくのかを
考えます。
《授業の到達目標》
今回の活動をきっかけに、高齢化社会の現状を学び、今後も
地域社会に関わっていくためにはどうしたらいいかを理解し
ます。それによって、実習後も、ボランティア活動を継続し
、地域のために貢献できる人になることを目指しています。
《成績評価の方法》
説明会や事前授業への参加(10%)、ボランティア活動の参
加(60%)、活動発表(20%)、レポート(10%)提出。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
必要に応じてプリントを配布します。
《参考図書》
適宜紹介します。
《授業時間外学習》
高齢者の現状について学ぶと共に、1年間行ったボランティア
活動の発表会のための準備をします。
《備考》
ボランティアの日時:5月9日、6月6日、7月4日、8月1日、10
月3日、11月7日、12月5日、1月9日9:00∼15:00、場所:下関市
立大学体育館、昼食支給あり、交通費の支給なし。
テーマ
授業の概要説明
学習内容など
ボランティア実習の目的、内容を理解する。
勉強会①
日本、及び下関の高齢者の現状について学び、高齢者の方たちとどのように関わって
いくかという、実習を行うに当たっての必要な知識を学ぶ。
「高齢社会をよくする下関女性の会(ホーモイ)」の方による講義。会の歴史、目的
、現状、課題等を学ぶ。
5月9日(土)「介護予防のためのサロン」で行われている①リズム体操、②健康講話
、③筋力トレーニング、④レクレーションでのサポート
6月6日(土))「介護予防のためのサロン」で行われている①リズム体操、②健康講
話、③筋力トレーニング、④レクレーションでのサポート
2回のボランティア活動をふまえての振り返りをする。
勉強会②
実習①
実習②
勉強会③(振り返り)
実習⑤
実習⑥
実習⑦
実習⑧
実習⑨
発表準備(1)
発表準備(2)
発表準備(3)
振り返りと発表
7月4日(土)「介護予防のためのサロン」で行われている①リズム体操、②健康講話
、③筋力トレーニング、④レクレーションでのサポート
8月1日(土)「介護予防のためのサロン」で行われている①リズム体操、②健康講話
、③筋力トレーニング、④レクレーションでのサポート
10月3日(土)「介護予防のためのサロン」で行われている①リズム体操、②健康講話
、③筋力トレーニング、④レクレーションでのサポート
11月7日(土)「介護予防のためのサロン」で行われている①リズム体操、②健康講話
、③筋力トレーニング、④レクレーションでのサポート
12月5日(土)「介護予防のためのサロン」で行われている①リズム体操、②健康講話
、③筋力トレーニング、④レクレーションでのサポート
7回にわたって行なってきたボランティア活動の発表を1月9日(土)サロンのリクレ
ーションの時間の中で行うので、そのための準備をする。
7回にわたって行なってきたボランティア活動の発表を1月9日(土)サロンのリクレ
ーションの時間の中で行うので、そのための準備をする。
7回にわたって行なってきたボランティア活動の発表を1月9日(土)サロンのリクレ
ーションの時間の中で行うので、そのための準備をする。
1月9日(土))「介護予防のためのサロン」で行われている①リズム体操、②健康講
話、③筋力トレーニング、④レクレーションでのサポート、及び活動発表
《教養科目 教養科目 思 想 ・ 芸 術》
科目名
哲学入門
担当者氏名
黒田 敏夫
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
人間とは何か、世界とは何か、神とは何か。哲学はこれらの
問いを理性的、論理的に探究してきた。これらのすべての学
問の領域含み、そしてその境界を超えた問いである。まずは
自分自身が自分の頭で考えることから始め、先人の思想を学
び、それと格闘しながら自分のものにしてもらいたい。
《授業の到達目標》
1.先人の思想を謙虚に学び、その声に耳を傾け、先ずは正確
に理解し、先人の知恵を学ぶこと。
2.思想を学びながら、すべての常識や慣習を先ずは問い直し
、その根拠を問うこと、批判的な思考、論理的な思考を身に
着けていく。人間を総合的に理解していくことを学ぶ。
3.自分の日常と関連付け、自分の頭で物事を考えていけうよ
うになること。
《成績評価の方法》
出席と授業に対する姿勢を評価する。(30%)
日頃の理解とレポート。(20%)
学期末試験。(50%)
おおよそこの割合で総合して評価する。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
甲田烈「てにとるように哲学がわかる本」かんき出版、1500
円、 ISBN 978-4-7612-6529-8
《参考図書》
プラトン「ソクラテスの弁明」岩波文庫
デカルト「方法序説」岩波文庫
カント「純粋理性批判」「実践理性批判」岩波文庫
キルケゴール「死に至る病」岩波文庫
ニーチェ「ツアラツストラはかく語りき」岩波文庫
《授業時間外学習》
毎回の授業内容を数行にまとめること。
次回の授業で紹介する思想家について、伝記やおおまかな思
想について調べておくこと。
《備考》
テーマ
学習内容など
哲学とは
神話批判から哲学が生まれてきた。
ソクラテスの哲学(1)
「ソクラテスの弁明」から無知の知について学ぶ。
ソクラテスの哲学(2)
魂とは。徳とは。哲学するとは。福・徳・知の一致とは。
プラトンのイデア論
イデアとは何か。
プラトンの魂論
魂とは。人間とは。人間の理性とは魂とは欲望とは。徳とは正義とは。
アリストテレスの個的実
体
アリストテレスの霊魂論
形相と質料からなる個的実体とは。イデアとの違いとは。
ストアとエピクロスの哲
学について
デカルトの哲学(1)
禁欲主義の哲学の本質と快楽主義の哲学の本質とは。
デカルトの哲学(2)
近代的自我(合理主義的精神)と近代的機械論的自然観の意味と本質的課題
ホッブズの哲学
自然状態と近代市民国家論の萌芽について。
ロックの近代市民国家論
近代市民国家論とは。社会契約とは。自然権(生命、自由、財産)とは。
カントの哲学
批判的精神とは。
キルケゴールの実存
神の前の実存とは。
ニーチェの哲学
能動的ニヒリズムとは。
プラトンの魂との違いと特徴。アリストテレスの生物学的哲学とは。
「我思う、故に我あり」の意味について
《教養科目 教養科目 思 想 ・ 芸 術》
科目名
東洋の思想
担当者氏名
黒田 敏夫
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
東洋思想は西洋哲学と違って宗教的な哲学であり、深い人間
観と人生観を示している。この授業では東洋思想の代表的な
思想である「ウパニシャッド哲学」「ブッダの思想」「孔子
の思想」「老子の思想」、日本の思想としては「神道の思想
」「親鸞の思想」「西田幾多郎の哲学」を紹介し、東洋の思
想の特徴と日本人に与えた道徳観について考えていく。
《授業の到達目標》
1. 東洋思想を代表する思想家の中心思想を理解する。
2.東洋思想が道徳的・宗教的であることと、歴史の中で伝え
れてきた教えと元の思想家の思想との違いを理解する。
3.東洋思想の中のいくつかの教えが歴史の中で変質した形で
日本人の道徳観に影響を与えていることを理解する。
《成績評価の方法》
出席と授業に対する姿勢の重視(約30%)
毎回の理解とレポート(約20%)
学期末試験(約50%)
これらを総合して評価する。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
甲田烈「てにとるように哲学がわかる本」かんき出版 1500円
ISBN 978-4-7612-6529-8
《参考図書》
「人類の知的遺産 ゴータマ ブッダ」「孔子」「老子」
西田幾多郎「善の研究」岩波文庫
《授業時間外学習》
・毎回の授業内容の要点を簡単に数行にまとめ提出する
・毎回の授業の内容をしっかり理解しておくこと。ノートの
整理などをすること。
・次回に紹介する思想家の伝記、思想の特徴を調べておく。
《備考》
テーマ
リグ・ヴェーダについて
学習内容など
バラモン教を中心にインドの宗教の特徴について講義する。
ウパニシャッド哲学につ
いて
ブッダの思想(1)
梵我一如の思想について考えていく。
ブッダの思想(2)
ウパニシャッド哲学から学んだものとウパニシャッド哲学とは違うところを考え、ブ
ッダの思想の特徴を見ていく。
如実知見、縁起観、苦観、無常観、空観、慈悲の思想について考えていく。
孔子の思想(1)
孔子の理想とした政治。周の宗族制や封建制について
孔子の思想(2)
仁の思想。忠、恕、礼、孝、悌とは
老子の思想(1)
道の思想。無為自然とは。
老子の思想(2)
明、無知無欲、自然の道、道の形而上学、孔子批判について。
神道の思想(1)
縄文・弥生の宗教との流れから。
神道の思想(2)
神道の種類と神道の思想の特徴。
法然の思想
法然の浄土宗とその意義。
親鸞の思想(1)
法然との違い。
親鸞の思想(2)
悪人正機説と絶対他力。
西田幾多郎の哲学
純粋経験について
まとめ
まとめ
《教養科目 教養科目 思 想 ・ 芸 術》
科目名
映像文化論
担当者氏名
倉本 昭
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
欧米で製作された往年の名作映画の中から、一般大衆に支持
された娯楽映画に着目し、今年度は特にミュージカル、SF
、ドキュメンタリーの3ジャンルに的をしぼって、作品を鑑
賞しながら、映像リテラシーの力を涵養する。
《授業の到達目標》
①ジャンル別に映画鑑賞のポイントをおさえ、欧米映画史を
把握する。
②映画を通じて、欧米の歴史・風土・民俗・芸術観などを学
ぶ。
③幾つかの作品について、批評文を書いて、論理的思考や表
現能力を高めていく。
《テキスト》
なし
《参考図書》
適宜紹介する
《授業時間外学習》
授業で取り上げた作品の鑑賞をきっかけに、独自に優れた映
画作品に接してほしい。スクリーンの前に臨むことも好まし
いが、家庭で様々なメディアを通じて鑑賞することも妨げな
い。
《成績評価の方法》
受講態度と複数回課す批評文レポートにて評価する。
《備考》
この講義は漫然と映画を観ているだけで単位が入るような安
易なものではない。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
映画の発明
学習内容など
写真術の発明を経て、エジソン・リュミエール兄弟らが映画の父となるまで
ミュージカル前史
ミュージカル前史としてのオペラ、オペレッタについての解説
ミュージカルの誕生
アメリカにおけるミュージカルの誕生から衰頽、復活までの概説。
ミュージカル映画鑑賞(1
)
ミュージカル映画鑑賞(2
)
ミュージカル映画鑑賞(3
)
SFとは何か
古典的ミュージカル作品の鑑賞と解説
SF古典講座
古典的スペースオペラの歴史と魅力を解説し、SWに至る
SF映画鑑賞(1)
古典的スペースオペラ映画解読
SF映画鑑賞(2)
古典的スペースオペラ映画解読
SF映画鑑賞(3)
古典的スペースオペラ映画解読
ドキュメンタリー映画の
歴史
ドキュメンタリー映画の
古典
ドキュメンタリー映画の
現在
映画の未来
映画におけるリアリズムとファンタジーとの関係について
古典的ミュージカル作品の鑑賞と解説
古典的ミュージカル作品の鑑賞と解説
SFの定義。SF小説とSF映画の関係。
サイレント時代のドキュメンタリー映画を鑑賞する
近年製作された記録映画にドキュメンタリー映画の課題を探る
映画館ではなく、家庭や携帯端末で鑑賞する機会が増えるなか、映画はどう変わるか
《教養科目 教養科目 思 想 ・ 芸 術》
科目名
文学と人間
担当者氏名
浅野 洋
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
漱石と鷗外について十項目ほどのトピックスにそって二人の
人生や文学を比較対照してみたいと思います。たとえば誕生
と少年期の風景や家庭の雰囲気、作家的出発点や留学と帰朝
、人生の転機や危機、明治の終焉など、その差異や共通点な
どを通じて「文学と人間」の問題を考えてみたい。
《授業の到達目標》
①二人の文豪の生涯を自己に重ね、問題発見能力を高める。
③曲折の多い二人の人生を参考に現実への対応力を身につけ
る。
②文学テクストと作家生活との関連性から言語の創造性への
理解力を深める。
《テキスト》
プリントを用意する
《参考図書》
講義の中で指示
《授業時間外学習》
講義の関連文献を読む
《成績評価の方法》
ふだんの受講態度(出席状況)とレポート
《備考》
特になし
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
学習内容など
導入①
本講義の狙いと方法
導入②
漱石と鷗外の概説
漱石の幼少年期①
「僕の昔」
漱石の幼少年期②
「硝子戸の中」二十九章
鷗外の幼少年期①
『森鷗外の系族』(「不忘記」)
鷗外の幼少年期②
「ヰタ・セクスアリス」など
青年期とその進路①
漱石「落第」など
青年期とその進路②
鷗外「雁」など
留学と帰朝①
漱石「文学論」序
留学と帰朝②
鷗外『若き日の森鷗外』(「航西の途」)
明治四十年の転機①
漱石「入社の辞」
明治四十年の転機②
鷗外『軍医森鷗外』(「軍医総監、医務局長)
創作のライバル意識
「三四郎」と「青年」
明治の終焉①
漱石「こゝろ」
明治の終焉②
鷗外「鷗外日記」「奥津弥五右衛門の遺書」
2年・後期
《教養科目 教養科目 思 想 ・ 芸 術》
科目名
日本文化論
担当者氏名
岡田 喜久男
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
学生は幼いころからグローバル化の中に育っているが、実
際に外国の文化や事物を身近にする機会は大学生になってか
らであろう。その場合に日本の文化を意識的に把握している
ことは重要である。基本的な日本文化を講義したい。又外国
人学生も学内に多いので、交流を通して異文化との差異・特
質を考える。
《授業の到達目標》
①自分たちの現在の生活が、どのような文化的な歴史と背景
を持っているかを自覚的・客観的に理解する。
②共に学ぶ留学生たちとフランクに意見と交換できるように
する。
③日本文化を一つ選び、深く掘り下げる。
《成績評価の方法》
試験60%。授業中の発言・発表40%の配分で、実体験を発
信する能力も重視する。
特に外国の人(留学生は自国の人)に、具体的に日本の文
化を説明できるようになってもらう。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
プリントを配布する
《参考図書》
《授業時間外学習》
様々な日本文化を、半年間の開講中に体験してもらい、報
告・発表させる。特に身のまわりの行事等に積極的に参加す
るよう指導する。
《備考》
テーマ
日本の地理
学習内容など
日本の位置・広さ・気候・地形などの具体的な環境を知る
日本の歴史概説Ⅰ
奈良時代から平安時代までの歴史を学ぶ
日本の歴史概説Ⅱ
鎌倉時代から江戸時代までの歴史を学ぶ
日本の歴史概説Ⅲ
明治時代から現代までの歴史を学ぶ
日本の文学Ⅰ
日本の文学を古典を中心に概説する
日本の文学Ⅱ
日本の文学を近・現代を中心に概説する
日本の文学Ⅲ
日本文学の現代的意味について考える。
日本の伝統文化Ⅰ
日常生活の中の伝統文化
日本の伝統文化Ⅱ
茶道・華道・踊りなどの伝統文化を考えるⅠ
日本の伝統文化Ⅲ
茶道・華道・踊りなどの伝統文化を考えるⅡ
日本人の衣
日本人の衣生活を探る
日本人の食
日本人の食生活を探る
日本人の住
日本人の住生活を探る
日本の文化とは
各受講生が、これこそ日本文化の特徴だと考えるものを一つ選び考察する。
まとめ
各人が調べたものを短いスピーチとして発表する。
《教養科目 教養科目 社 会 ・ 教 育》
科目名
日本国憲法
担当者氏名
福田 達也
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
本講義では、近代憲法の歴史と基本原理、および日本国憲法
の概要を理解する。また、憲法を学ぶことを通じて、個人と
地域社会・国家・国際社会との関係のあり方を考える。憲法
の役割は、不動の普遍的理念とは異なって、時代状況に応じ
て刻々と変化するものである。アクチュアルな内外の社会状
況に照らしながら、いま、憲法には、なにが求められている
かについて考察する。
《授業の到達目標》
①憲法は国の根本法・最高法規であることを理解し、基本的
人権を体系的に説明し、かつ主要な人権の保障について具体
的に述べることができる。
②国民主権および平和主義の基礎を理解することができる。
③憲法で規定されている諸規定(天皇制、財政、地方自治等)
について概要を理解することができる。
《テキスト》
テキストは指定しない。適宜、プリント等を配布する。
《参考図書》
教科書「法学六法 2015年版」石川明・池田真朗ほか編集代
表、信山社、価格1000円 等々
《授業時間外学習》
各回の授業で課題を指示する。準備学習の時間は週60分程度
。
《成績評価の方法》
定期試験(70%)、レポート等の提出物(30%)で評価する。
《備考》
無断欠席、無断遅刻、講義中の私語は厳禁。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
ガイダンス、憲法総論
日本国憲法制定過程③
学習内容など
憲法とは何か、近代立憲主義の理念と歴史、ヒットラーと人権、などについて解説す
る。
大日本帝国憲法の特質、民本主義、立憲君主と絶対君主、帝国憲法の改正、などにつ
いて解説する。
さまざまな憲法草案、マッカーサー・GHQ草案、日本国憲法の発布、などについて解説
する。
日本国憲法の基本原理、天皇制と国民主権、国家安全保障、などについて解説する。
人権総論
享有主体、人権の範囲、人権の限界、公共の福祉、などについて解説する。
人権①(自由権)
自由権、経済的自由、精神的自由、身体的自由、などについて解説する。
人権②(社会権)
社会権、生存権、教育を受ける権利、労働権、などについて解説する。
人権③(参政権)
人権④(新しい人権)
基本的人権を確保するための権利、参政権、国家賠償請求権、刑事補償請求権、裁判
を受ける権利、請願権、などについて解説する。
プライバシー権、自己決定権、環境権、知る権利、などについて解説する。
統治機構総論
憲法の優位、民主制、政党、などについて解説する。
日本の統治機構①(裁判
所)
日本の統治機構②(国会
)
日本の統治機構③(内閣
)
日本の統治機構④(司法
審査)
平和主義およびまとめ
司法権とは何か、裁判所の組織と権能、司法権の独立、などについて解説する。
日本国憲法制定過程①
日本国憲法制定過程②
国権の最高機関、唯一の立法機関の法的意味、国会の権能、各議院の権能、などにつ
いて解説する。
内閣の権能および組織、内閣総理大臣の権能、天皇、などについて解説する。
違憲審査権の性質、違憲判決についての判例、などについて解説する。
平和主義について、また、これまでの講義内容のうち、重要項目について解説する。
《教養科目 教養科目 社 会 ・ 教 育》
科目名
日本国憲法
担当者氏名
福田 達也
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
本講義では、近代憲法の歴史と基本原理、および日本国憲法
の概要を理解する。また、憲法を学ぶことを通じて、個人と
地域社会・国家・国際社会との関係のあり方を考える。憲法
の役割は、不動の普遍的理念とは異なって、時代状況に応じ
て刻々と変化するものである。アクチュアルな内外の社会状
況に照らしながら、いま、憲法には、なにが求められている
かについて考察する。
《授業の到達目標》
①憲法は国の根本法・最高法規であることを理解し、基本的
人権を体系的に説明し、かつ主要な人権の保障について具体
的に述べることができる。
②国民主権および平和主義の基礎を理解することができる。
③憲法で規定されている諸規定(天皇制、財政、地方自治等)
について概要を理解することができる。
《テキスト》
テキストは指定しない。適宜、プリント等を配布する。
《参考図書》
教科書「法学六法 2015年版」石川明・池田真朗ほか編集代
表、信山社、価格1000円 等々
《授業時間外学習》
各回の授業で課題を指示する。準備学習の時間は週60分程度
。
《成績評価の方法》
定期試験(70%)、レポート等の提出物(30%)で評価する。
《備考》
無断欠席、無断遅刻、講義中の私語は厳禁。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
ガイダンス、憲法総論
日本国憲法制定過程③
学習内容など
憲法とは何か、近代立憲主義の理念と歴史、ヒットラーと人権、などについて解説す
る。
大日本帝国憲法の特質、民本主義、立憲君主と絶対君主、帝国憲法の改正、などにつ
いて解説する。
さまざまな憲法草案、マッカーサー・GHQ草案、日本国憲法の発布、などについて解説
する。
日本国憲法の基本原理、天皇制と国民主権、国家安全保障、などについて解説する。
人権総論
享有主体、人権の範囲、人権の限界、公共の福祉、などについて解説する。
人権①(自由権)
自由権、経済的自由、精神的自由、身体的自由、などについて解説する。
人権②(社会権)
社会権、生存権、教育を受ける権利、労働権、などについて解説する。
人権③(参政権)
人権④(新しい人権)
基本的人権を確保するための権利、参政権、国家賠償請求権、刑事補償請求権、裁判
を受ける権利、請願権、などについて解説する。
プライバシー権、自己決定権、環境権、知る権利、などについて解説する。
統治機構総論
憲法の優位、民主制、政党、などについて解説する。
日本の統治機構①(裁判
所)
日本の統治機構②(国会
)
日本の統治機構③(内閣
)
日本の統治機構④(司法
審査)
平和主義およびまとめ
司法権とは何か、裁判所の組織と権能、司法権の独立、などについて解説する。
日本国憲法制定過程①
日本国憲法制定過程②
国権の最高機関、唯一の立法機関の法的意味、国会の権能、各議院の権能、などにつ
いて解説する。
内閣の権能および組織、内閣総理大臣の権能、天皇、などについて解説する。
違憲審査権の性質、違憲判決についての判例、などについて解説する。
平和主義について、また、これまでの講義内容のうち、重要項目について解説する。
《教養科目 教養科目 社 会 ・ 教 育》
科目名
社会学概論
担当者氏名
赤堀 方哉
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
この社会で起こる様々な事象について、私たちは普段、「当
たり前」のこととして、深く考えずに生活している。しかし
、いったん立ち止まって考えてみると、この社会はそれほど
「当たり前」のことの集合ではない。本講義においては、社
会学の古典を読みながら、私たちの「当たり前」を掘り下げ
て考えていく。
《授業の到達目標》
1)社会学の古典に親しむ。
2)「当たり前」のことを立ち止まって考える習慣をつける。
3)自分の考えを論理的に説明する力を身につける。
《テキスト》
なし
《参考図書》
『自殺論』
『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』
『ツァラトゥストラはかく語りき』
《授業時間外学習》
各回、予習範囲を示すので、その部分を予習したうえで、講
義に臨むこと
《成績評価の方法》
中間テスト、期末テスト
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
オリエンテーション
学習内容など
本講義の意義と履修上の注意点について
『自殺論』を読む1
自殺の定義について考える。
『自殺論』を読む2
自己本位的自殺について考える。
『自殺論』を読む3
集団本位的自殺について考える。
『自殺論』を読む4
アノミー的自殺について考える。
『プロ倫』を読む1
資本主義と資本主義の精神について考える。
『プロ倫』を読む2
神の絶対性について考える。
『プロ倫』を読む3
予定説について考える。
『プロ倫』を読む4
召命説について考える。
『プロ倫』を読む5
資本主義の精神について再び考える。
『ツァラトゥストラ』を
読む1
『ツァラトゥストラ』を
読む2
『ツァラツゥストラ』を
読む3
現代日本社会の課題
超人思想について考える。
振り返り
半年間の学びを振り返る
ルサンチマンについて考える。
永遠回帰について考える。
これまで読んできた古典を踏まえて、現代社会の課題について考える。
《教養科目 教養科目 社 会 ・ 教 育》
科目名
心理学概論
担当者氏名
田中 俊明
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
この授業では、他人の影響、他者理解、コミュニケーション
、好きになる心、助けたり攻撃したりする心、いじめ、集団
・群集心理、知覚、記憶、性格、臨床など、心理学のさまざ
まなトピックスを選び短編集のような形で学んでいくことを
通して、心理学がどのような学問であるかについての概論的
な理解を深める。
《授業の到達目標》
(1)さまざまなトピックスの学習を通して、単なる印象で
はなく科学的な裏付けのある心の見方ができることに気づく
。(2)授業で学んだことを、自分自身の心の理解に多少は
役立てることができる。(3)授業で学んだ内容に関する基
本的な質問に対して、おおよそ答えることができる。
《テキスト》
なし。
《参考図書》
随時、紹介する。
《授業時間外学習》
授業内容の区切りに小テストを課すので復習しておくこと。
《成績評価の方法》
授業態度。小テスト。期末テスト。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
他人の影響について(1
)
他人の影響について(2
)
他人の心を理解する(1
)
コミュニケーションにつ
いて(1)
コミュニケーションにつ
いて(2)
人を好きになる心につい
て
助けたり、攻撃したりす
る心
いじめと社会的ジレンマ
集団にはたらく心理につ
いて
心が世界をとらえるしく
み
記憶について(1)
記憶について(2)
性格について(1)
学習内容など
単純呈示効果、サブリミナル単純提示効果、同調行動、流行など社会心理学の研究を
通して、人間は他人の影響を強く受けていることを学ぶ。
前回の続き。
他人の感情、性格、行動の原因や意図などを理解する仕組みについて学ぶ。
他人とうまくコミュニケーションをする方法について学ぶ。また、恐怖を喚起するよ
うなコミュニケーション、服従の心理について学ぶ。
前回の続き。
誰を、どんな時に、どうして好きになるのか、また恋愛について心理学の知見を学ぶ
。
人を援助したり、攻撃したりする心のしくみについて学ぶ。
いじめは当事者(いじめる人といじめられる人)だけの関係だけでなく、それに対す
る周りの人々の態度も関係しているという研究について学ぶ。
集団や群集の心理や流言、デマ、パニックなどの心理について学ぶ。
知覚や眼の錯覚のしくみ、アフォーダンスの理論などを通して、心が世界をとらえる
しくみについて学ぶ。
感覚記憶、短期記憶、長期記憶など記憶の心理学の基礎を学ぶ。記憶力をつけるコツ
についても学ぶ。
前回の続き。
性格について(2)
類型論、特性論、ビッグ・ファイブ、遺伝と性格、血液型と性格、環境と性格など性
格心理学の知見を学ぶ。
前回の続き。
心の悩みや障害について
心の悩みや障害、心理療法、精神分析など臨床心理学の知見を学ぶ。。
《教養科目 教養科目 社 会 ・ 教 育》
科目名
経済学概論
担当者氏名
國本 康寿
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
まずは経済の仕組みと金融の仕組みについて概説する。次に
経済環境の変化を仕組みとしてどのように説明するかについ
てアダムスミス、マルクス、ケインズ、フリードマン、リカ
ードを通して、その見方を概説する。
《授業の到達目標》
①経済学の基礎的理論が理解できる。
②毎日、新聞を眺める習慣がつく。
③経済事象を経済理論に基づいて考えることができる。
《成績評価の方法》
定期試験:50%
学習レポート:50%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
金は天下の回りもの-経済
とは何だろう①
金は天下の回りもの-経済
とは何だろう②
お金はなぜお金なのか-貨
幣の誕生①
お金はなぜお金なのか-貨
幣の誕生②
「視えざる手」が経済を
動かす①
「視えざる手」が経済を
動かす②
資本主義は失業を生み出
す①
資本主義は失業を生み出
す②
公共事業で景気回復①
公共事業で景気回復②
「お金の量」が問題だ①
「お金の量」が問題だ②
貿易が富を増やす①
《テキスト》
池上彰『池上彰のやさしい経済学―①しくみがわかる』日本
経済新聞出版社、2012年。
《参考図書》
適宜紹介する。
《授業時間外学習》
学習レポートを課題として授業終了時に指示する。
《備考》
学習内容など
経済「学」とは何だろう。経済学的なものの見方を身につけよう
市場「イチバ」と「シジョウ」の違い、モノの値段は需要と供給によって合理的に決
まる
お金がお金である理由は?市(いち)の成立とお金の始まり、金属貨幣の誕生と両替
商の仕組み、両替商から銀行へ
中央銀行の誕生と金本位制度、金本位制度の終わり、金融とはお金を融通すること、
銀行は融資を仲立ちをしている、なぜ消費者金融の金利は高いのか
近代経済学の父アダムスミス、「同感」の感情で社会秩序は保たれている、輸出と輸
入どちらも国を豊かにする、輸出奨励金では国は豊かにならない
生産性を高めるために分業を考えた、分業は利己心によって成立している、モノの値
段も利己心で決まる、見えざる手(市場の自動調整機能)
社会主義の父カールマルクス、派遣切りがきっかけとなったマルクスの再評価、労働
が富を生み出す、資本家と労働者、商品には二つの価値がある
商品の交換価値は労働力によって決まる、資本家の経済活動、資本家と労働者の関係
は対等なはずである、なぜ利益は生まれる
経済政策の常識を変えたケインズ、ケインズ経済学のきっかけは世界恐慌だった、古
典経済学における「失業」とは、ケインズが考えた失業対策
消費性向が高まれば乗数効果が上がる、貯蓄性向を抑えるための累進課税、金利を下
げて企業の新たな投資を増やす、流動性の罠とは、景気の自動安定装置
新自由主義の旗手フリードマン、マネタリストとシカゴ学派、「小さな政府」を提唱
したしフリードマン、
フリードマンの提唱する「こんなものいらない」14項目
貿易が富を増やす②
リカードの「比較優位」によって常識となった国際貿易、貿易の大原則、相対的に優
位性なものを見いだす「比較優位」
自由貿易促進の取組、広がるFTAやEPAの動き、TPPとは何か
全体のまとめ
テキストで取り上げられた経済学の基礎的な理論を再確認。
《教養科目 教養科目 社 会 ・ 教 育》
科目名
経済学概論
担当者氏名
國本 康寿
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
まずは経済の仕組みと金融の仕組みについて概説する。次に
経済環境の変化を仕組みとしてどのように説明するかについ
てアダムスミス、マルクス、ケインズ、フリードマン、リカ
ードを通して、その見方を概説する。
《授業の到達目標》
①経済学の基礎的理論が理解できる。
②毎日、新聞を眺める習慣がつく。
③経済事象を経済理論に基づいて考えることができる。
《成績評価の方法》
定期試験:50%
学習レポート:50%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
金は天下の回りもの-経済
とは何だろう①
金は天下の回りもの-経済
とは何だろう②
お金はなぜお金なのか-貨
幣の誕生①
お金はなぜお金なのか-貨
幣の誕生②
「視えざる手」が経済を
動かす①
「視えざる手」が経済を
動かす②
資本主義は失業を生み出
す①
資本主義は失業を生み出
す②
公共事業で景気回復①
公共事業で景気回復②
「お金の量」が問題だ①
「お金の量」が問題だ②
貿易が富を増やす①
《テキスト》
池上彰『池上彰のやさしい経済学―①しくみがわかる』日本
経済新聞出版社、2012年。
《参考図書》
適宜紹介する。
《授業時間外学習》
学習レポートを課題として授業終了時に指示する。
《備考》
学習内容など
経済「学」とは何だろう。経済学的なものの見方を身につけよう
市場「イチバ」と「シジョウ」の違い、モノの値段は需要と供給によって合理的に決
まる
お金がお金である理由は?市(いち)の成立とお金の始まり、金属貨幣の誕生と両替
商の仕組み、両替商から銀行へ
中央銀行の誕生と金本位制度、金本位制度の終わり、金融とはお金を融通すること、
銀行は融資を仲立ちをしている、なぜ消費者金融の金利は高いのか
近代経済学の父アダムスミス、「同感」の感情で社会秩序は保たれている、輸出と輸
入どちらも国を豊かにする、輸出奨励金では国は豊かにならない
生産性を高めるために分業を考えた、分業は利己心によって成立している、モノの値
段も利己心で決まる、見えざる手(市場の自動調整機能)
社会主義の父カールマルクス、派遣切りがきっかけとなったマルクスの再評価、労働
が富を生み出す、資本家と労働者、商品には二つの価値がある
商品の交換価値は労働力によって決まる、資本家の経済活動、資本家と労働者の関係
は対等なはずである、なぜ利益は生まれる
経済政策の常識を変えたケインズ、ケインズ経済学のきっかけは世界恐慌だった、古
典経済学における「失業」とは、ケインズが考えた失業対策
消費性向が高まれば乗数効果が上がる、貯蓄性向を抑えるための累進課税、金利を下
げて企業の新たな投資を増やす、流動性の罠とは、景気の自動安定装置
新自由主義の旗手フリードマン、マネタリストとシカゴ学派、「小さな政府」を提唱
したしフリードマン、
フリードマンの提唱する「こんなものいらない」14項目
貿易が富を増やす②
リカードの「比較優位」によって常識となった国際貿易、貿易の大原則、相対的に優
位性なものを見いだす「比較優位」
自由貿易促進の取組、広がるFTAやEPAの動き、TPPとは何か
全体のまとめ
テキストで取り上げられた経済学の基礎的な理論を再確認。
《教養科目 教養科目 社 会 ・ 教 育》
科目名
関門学
担当者氏名
倉本 昭
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
関門学とは海峡を挟んで向かい合う二都市圏を対象とし、そ
こに見られる文化事象を文学・歴史学などを総合した学際的
視野から調査・分析する学問をいう。その関門学の入門とし
て古代から幕末までの地域史を概観。
《授業の到達目標》
①関門地域が日本史の中でいかなる意義を持つかを理解する
。②関門地域の魅力を国際的視野の中で認識できるようアジ
アや欧米との交流史にも触れる。
③このエリアの魅力を国内外に発信するための基礎知識を身
につける。
《テキスト》
なし
《参考図書》
下関市史
《授業時間外学習》
授業を通じ、関門地域に関心を持ってほしい。授業で紹介し
た歴史的事件の舞台には、ぜひ休日を利用して足を運ばれた
い。漫然と歩く中でも、ふとした瞬間に胸にせまるロマンと
美しさを感じてほしい。
《成績評価の方法》
受講態度と学期末のテストによって評価する。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
関門学とは何か
学習内容など
関門学がどういう学問なのかをわかりやすく解説する
土井ケ浜の人骨
豊北町の人類学ミュージアムに展示される人骨にまつわるロマン
古代の関門地域(1)
綾羅木・梶栗周辺の古代遺跡発見と、その保存に至るまでのエピソード
古代の関門地域(2)
下関・北九州の古代律令制下の世界
海の一族・平家(1)
平家隆盛までのエピソード
海の一族・平家(2)
壇の浦の合戦について解説する
平家伝説(1)
関門地域に残る平家伝説の解説
平家伝説(2)
関門地域に残る平家伝説の解説
秀吉と関門地域
大河ドラマでも取り上げられた豊臣秀吉の関門地域における活躍
巌流島の決闘(1)
春のドラマスペシャルで取り上げられた武蔵と小次郎の決闘概説。
巌流島の決闘(2)
吉川英治が描いた巌流島の決闘について
巌流島の決闘(3)
村上元三らが描いた巌流島の決闘について
攘夷運動
来年の大河ドラマの背景となる長州における攘夷運動について
高杉晋作散る
下関で最高の英雄とされる高杉晋作の生涯
坂本龍馬まかり通る
龍馬の画策した薩長連合と、小倉戦争の顛末
《教養科目 教養科目 生 命 ・ 環 境》
科目名
科学史
担当者氏名
高橋 幸則
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
自然科学は、自然現象から普遍的な法則を見出し、体系的な
知識として築き上げられた学問である。本講義では、永年に
わたる自然科学の研究によって明らかにされた成果の足跡に
ついて論述する。初めに、古代文明とともに生まれた科学の
芽生えについてふれ、最初の科学者といわれるタレスの業績
、コペルニクスの地動説、ニュートンの万有引力の法則およ
びダーウィンの進化論などの自然科学の進歩の歴史について
解説する。
《授業の到達目標》
近年、科学が急速に発達したが、科学の進歩は私達の生活を
豊かにした反面では、恐ろしい兵器をも作り出してきた。そ
こで、①科学が進んできた道程を振り返ることによって、科
学とは何かを理解できる。②将来的に科学がどのような方向
に進んでいくのか、③どのような方向に進んでいくべきなの
かを知ることができるようになる。
《成績評価の方法》
期末試験において、基礎的知識の理解度を問い、その評点(
100%)によって評価する。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
教科書は、特に指定しない。
《参考図書》
①平田寛著:図説 科学技術の歴史(上・下)、朝倉書店 ②長田好弘著:近代科学を築いた人々(上・中・下)、新日
本出版社 ③配布プリント等
《授業時間外学習》
日常の生活の中で経験する自然現象を注意深く観察し、それ
らが講義において説明した法則や発明・発見であることを再
認識しつつ復習してほしい。
《備考》
わかりやすい図、表および写真を提供して講義する。
テーマ
科学の芽生え
学習内容など
古代オリエント文明とともに生まれた科学の芽生えについて理解する。
ギリシア時代の科学(1)
最初の科学者といわれるタレスおよびピタゴラスとその門人達の業績など、ギリシア
時代の科学について理解する。
ヒッポクラテスおよびアリストテレスの業績など、ギリシア時代の科学について理解
する。
アルキメデスの原理などによって、科学と技術を融合させたヘレニズム時代を代表す
るアルキメデスの業績について理解する。
科学者としての正しい心構えを説いたレオナルド・ダ・ヴィンチおよび近代文明に大
きな影響を与えたグーテンベルクの業績について理解する。
地動説を唱えたコペルニクスとその説を支持したガリレオの業績など、ルネッサンス
期の科学について理解する。
ニュートンの万有引力の発見、ワットの蒸気機関の発明およびエジソンの電球の発明
など、近代科学を発展させた業績について理解する。
ドールトンの原子説、ノーベルのダイナマイトの発明および高峰譲吉のアドレナリン
の発見など、近代科学を発展させた業績について理解する。
湯川秀樹とパウエルによる中間子の発見およびハーンの原子核分裂の発見によって原
子力が発明されるに至った歴史を理解する.
ジェンナーとパストゥールのウイルス病ワクチンの発明からヒト免疫不全ウイルスの
発見に至るウイルス病医学の進歩の歴史について理解する。
コッホによる結核菌、コレラ菌の発見から胃癌の原因病とされるピロリ菌の発見に至
る細菌病医学の進歩の歴史について理解する。
メチニコフの食細胞主体の自然免疫およびバーネットのクローン選択説など、免疫学
の進歩の歴史について理解する。
ダーウィンの進化論およびメンデルの遺伝の法則など、生物学・遺伝学の進歩の歴史
について理解する。
遺伝学の進歩によってムーリスが発明するに至った遺伝子解析法と、その技術の活用
によって発展する産業について理解する。
まとめ
ギリシア時代の科学(2)
ヘレニズム時代の科学
ルネッサンス期の科学(1)
ルネッサンス期の科学(2)
近代の科学(物理学)
近代の科学(化学)
近代の科学(原子力)
近代の科学(医学1)
近代の科学(医学2)
近代の科学(免疫学)
近代の科学(生物・遺伝学
)
近代の科学(遺伝学の活用
)
まとめ
《教養科目 教養科目 生 命 ・ 環 境》
科目名
日常の科学
担当者氏名
高橋 幸則
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
本講義では、日常の生活環境を取り巻く微生物と、それら
が環境や生命に及ぼす影響について論述する。初めに、我々
が深い係りを持つ微生物の種類と自然環境や食環境における
役割について述べる。さらに、食中毒や感染症の原因となる
微生物の増殖特性と、それに対する物理・化学的制御法およ
び生体内における免疫学的防御の機構について解説する。
《授業の到達目標》
①日常生活において深い係りをもつ微生物の種類と、それ
らが及ぼす環境や健康への影響について理解できるようにな
る。②ヒトにとって有害な微生物に対する物理・化学的制御
法および免疫学的生体防御のメカニズムを修得することがで
きる。③安全・安心な生活習慣が実践できるようになる。
《成績評価の方法》
期末試験において、基礎的知識の理解度を問い、その評点
(100%)によって評価する。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
教科書は、特に指定しない。
《参考図書》
①扇元敬司著:バイオのための基礎微生物学、講談社 ②鈴木喜隆・高橋幸則編著:食の科学、成山堂書店 ③配布プリント等
《授業時間外学習》
講義において説明した食品の殺菌・保存法や身体の衛生管
理法など、微生物制御の生活習慣を実践することによって、
日常生活における微生物の影響とその重要性に関する理解と
認識を、さらに深めるようにしてほしい。
《備考》
わかりやすい図、表および写真を提示して講義する。
テーマ
生活環境の微生物
学習内容など
日常生活において、微生物とどのように関わっているのかについて理解する。
微生物の種類と特徴
深く関わっている微生物の種類と増殖特性について理解する。
自然界の微生物とその役
割
食品と微生物①食品を作
る微生物
食品と微生物②食品を腐
敗させる微生物
生命と微生物①身体にす
む微生物
生命と微生物②食中毒の
原因微生物
生命と微生物③食中毒の
原因微生物
生命と微生物④微生物制
御による食中毒予防法
生命と微生物⑤感染症の
原因細菌
生命と微生物⑥感染症の
原因ウイルス
生命と微生物⑦微生物と
戦う身体のしくみ
生命と微生物⑦微生物と
戦う身体のしくみ
生命と微生物⑧微生物に
よる免疫機能の活性化
まとめ
海・川・畑・森などの自然界に存在する微生物の種類と、その役割について理解する
。
ヨーグルト・チーズ・パンなどの製造に利用される微生物とその役割について理解す
る。
微生物による食品の腐敗と腐敗させない上手な食品保存法について理解する。
ヒトの身体の内外に生息する微生物の種類と、その役割について理解する。
産生する毒素によって食中毒を引き起こす微生物の種類と、その増殖特性について理
解する。
腸管での増殖・侵入によって食中毒を引き起こす微生物の種類と、その増殖特性につ
いて理解する。
食中毒の原因となる微生物の物理・化学的制御による食中毒の予防法について理解す
る。
感染症の原因となる細菌の種類と、その病原性および予防法について理解する。
感染症の原因となるウイルスの種類と、その病原性および予防法について理解する。
侵入する多種類の微生物を排除して、生命を守る自然免疫システムについて理解する
。
侵入する特定の微生物を排除して生命を守る獲得免疫システムについて理解する。
微生物成分に反応する白血球の作用を活用した免疫機能活性化のしくみと、それによ
る感染症の予防法について理解する。
まとめ
《教養科目 教養科目 生 命 ・ 環 境》
科目名
スポーツ実技Ⅰ
担当者氏名
安冨 俊雄
授業方法
実習
単位・必選
1・必修
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
スポーツは活動を通じて豊かな人間関係と心身の健康的なバ
ランスをもたらしてくれる。また、積極的なスポーツ活動は
スポーツ技術の習得とともに日常の健康保持を図り生涯スポ
ーツへつながることを目的とする。
グループ活動を重視し、スポーツ活動を通じてクラス員相互
の円滑な人間関係の醸成を目指す。
《授業の到達目標》
①スポーツ技術の習得
②スポーツを通してメンバー相互の人間関係を強める
③スポーツを安全に実施する知識の習得
《成績評価の方法》
積極的なプレーとメンバー間の協力と協働。月1回の活動記録
ノートの提出による。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
特になし
《参考図書》
各種目の指導書
《授業時間外学習》
選択種目のトレーニングやイメージトレーニング、スポーツ
技術の上達などをグループワークのなかで実践してみる。
《備考》
授業形態はリーダーを中心にしたグループ学習
テーマ
授業の説明
学習内容など
授業の進め方の説明。活動種目・グルーピング・リーダーの決定など
基礎技術の習得Ⅰ
リーダーの指導のもと基礎技術の習得
基礎技術の習得Ⅱ
リーダーの指導のもと基礎技術の習得
基礎技術の習得Ⅲ
リーダーの指導のもと基礎技術の習得
基礎技術の習得Ⅳ
リーダーの指導のもと基礎技術の習得
基礎技術の習得Ⅴ
リーダーの指導のもと基礎技術の習得
基礎技術の習得とゲーム
Ⅰ
基礎技術の習得とゲーム
Ⅱ
基礎技術の習得とゲーム
Ⅲ
基礎技術の習得とゲーム
Ⅳ
ゲームを楽しむⅠ
基礎技術の確認をしながらゲームをする
ゲームを楽しむⅡ
チームワークを重視しながらゲームを楽しむ
ゲームを楽しむⅢ
チームワークを重視しながらゲームを楽しむ
ゲームを楽しむⅣ
チームワークを重視しながらゲームを楽しむ
ゲームを楽しむⅤ
チームワークを重視しながらゲームを楽しむ
基礎技術の確認をしながらゲームをする
基礎技術の確認をしながらゲームをする
基礎技術の確認をしながらゲームをする
チームワークを重視しながらゲームを楽しむ
《教養科目 教養科目 情 報 ・ キャリアアップ》
科目名
基礎数学Ⅰ
担当者氏名
高瀬 剛
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
文系・理系とは無関係に、数理的なものの見方・考え方は仕
事をする上で必要なものである。ここでは中学の数学に的を
絞り、数学に見放されたと感じている学生に対して、真実の
数学の姿を基礎から学んでもらい、より高度な数学への入り
口とする。
《授業の到達目標》
1.数量の歴史的背景・意味・意義について他者へ説明できる
。
2.中学数学の基礎事項について他者へ説明できる。
3.中学数学とより高度な数学との結びつきについて他者へ説
明できる。
《テキスト》
プリント配布、必要に応じてウェブテキスト
《参考図書》
《授業時間外学習》
毎回、課題プリントを行う。
《成績評価の方法》
課題を全て提出すること、最終試験点数のみで評価
《備考》
マルチメディア教室、SPI対応可能科目
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授業のガイダンス
学習内容など
この授業の目的や方法について説明する。
実力診断
学生の状況を確認するための試験を行う。
数学の意味・意義
数学を学ぶ意義について学ぶ。
数の発生と数の体系
数の起源や言語との関係について学ぶ。
数体系の発展(歴史)
数の歴史について学ぶ。
計算規則
計算の規則について学ぶ。
整数の性質
整数の性質について学ぶ。
約数・倍数
約数および倍数について学ぶ。
演算と素数
素数および素数と計算の関係について学ぶ。
文字式
数を抽象化して表現することの意義について学ぶ。
整式(多項式)
文字式を使って表現された式とその計算方法について学ぶ。
因数分解
多項式の掛け算の形を導く方法と意味について学ぶ。
方程式の意味と種々の方
程式
方程式の応用
方程式の本来的な意味とその解き方について学ぶ。
ふりかえりとまとめ
授業のまとめを行う。
方程式を具体的な問題へ応用する方法について学ぶ。
《教養科目 教養科目 情 報 ・ キャリアアップ》
科目名
基礎数学Ⅱ
担当者氏名
高瀬 剛
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
数理的なものの見方・考え方は、仕事をする上でも生活の面
でも有用である。ここでは中学から高校の数学に的を絞り、
数学により親しみを感じてもらえるように数理的な考え方の
練習を行う。また、より高度な数学の学習に結び付くように
いくつかの示唆を与える。
《授業の到達目標》
1.図形・関数・グラフの意味・意義について他者へ説明でき
る。
2.図形・関数・グラフについての数理的な考え方を他者へ説
明できる。
3.中学校・高校の数学とより高度な数学との結びつきについ
て他者へ説明できる。
《テキスト》
プリント配布、必要に応じてウェブテキスト
《参考図書》
《授業時間外学習》
毎回、課題プリントを行う。
《成績評価の方法》
課題を全て提出すること、最終試験点数のみで評価
《備考》
SPI対応可能科目
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授業のガイダンス
学習内容など
この授業の目的や方法について説明する。
実力診断
学生の状況を確認するための試験を行う。
幾何学の起こり
幾何学の起源と生活との関わりについて学ぶ
図形と面積
図形の広さの意味を改めて理解する。
種々の四角形
四角形の種類とそれぞれの面積の考え方について学ぶ。
種々の三角形
三角形の種類とそれぞれの面積の考え方について学ぶ。
多角形
多角形の種類とそれぞれの面積の考え方について学ぶ。
円
円周率の意味と円の面積の考え方について学ぶ。
関数とグラフ
関数とグラフのそれぞれの意味について学ぶ。
比例(一次関数)
一次関数について学ぶ。
反比例
一次双曲線について学ぶ。
二次関数
二次関数について学ぶ。
平行移動
グラフ上での平行移動と表式との関係について学ぶ。
2つの関数の交わりと判別 少なくとも1つ二次関数を含む2つの関数が交わることと判別式との対応について学ぶ
式
。
ふりかえりとまとめ
授業のまとめを行う。
《教養科目 教養科目 共通 第1外国語》
科目名
教養英語Ⅰ
担当者氏名
泉澤 みゆき
授業方法
講義
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
学生が在学中、または卒業後に留学や就職などで英語を必要
とすることは今後ますます増えてくる。その際、想定される
場における英語力を身に着ける第一歩として、特に「聞く」
、「話す」」、「読む」の学習を集中的に実践する。
《授業の到達目標》
旅を想定した、海外への出国から帰国までで必要な情報を英
語(リスニング、リーディング)で得ることができる。
和製英語やカタカナ語を英語で表記できる。
旅行に関わる必要な書類を書くことができる。
《成績評価の方法》
授業努力点 20%
小テスト 20%
期末テスト 60%
《授業計画》
週
1
2
3
4
空港でのサバイバルシチュエーション
世界の諸英語について
航空機内でのサバイバルシチュエーション
時差とは
目的地空港到着後のサバイバルシチュエーション
数字の聞き取り
ホテル滞在中のサバイバルシチュエーション
著名と名前
観光のための情報収集をし、観光を楽しむ
摂氏と華氏とは
これまでの内容に関する確認テスト
On the plane
Arrival
Getting information and
sightseeing
10
11
12
13
14
15
《備考》
At the airport
6
9
《授業時間外学習》
事前の予習(特にVocabulary)
学習内容など
授業に関する全体的な説明、質疑応答
Checking in at the
hotel
8
《参考図書》
テーマ
オリエンテーション
5
7
《テキスト》
Enjoy Your Trip
Review Test 1
Ordering Fastfood
ファストフード店でのサバイバルシチュエーション
選択肢と多様性―オーダーでこまらないように
Going to the theater
舞台をみるには
さまざまな番号表記
Shopping
お店でのサバイバルシチュエーション
チップの習慣
Lost and found
落し物、忘れ物をした際のサバイバルシチュエーション
非言語コミュニケーションとは
Finding your way around 案内板を読む、道案内をしてもらう
対人距離を意識する
Review Test 2
これまでの内容に関する確認テスト
Medical care
Leaving for home
全体のまとめ
健康状態が悪くなった時のサバイバルシチュエーション
医療ケアを受けるには
帰国準備から帰国までのサバイバルシチュエーション
授業全体のまとめ
2年・前期
《教養科目 教養科目 共通 第1外国語》
科目名
教養英語Ⅱ
担当者氏名
下村 香緒
授業方法
講義
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
This course helps you to develop six skills -listening,
speaking, reading, writing, viewing and presenting
skills - to prepare you for success in academic and
professional life.
《授業の到達目標》
After the course, students will be able to:
(1) listen and speak basic English,
(2) utilize available resources to conduct assigned
tasks, and
(3) work with others confidently ��when doing tasks in
class.
《成績評価の方法》
(1) Portfolio (28%),
(2) Daily quizzes (12%),
(3) Active participation in class + assignments (30%),
(4) Final exam (30%).
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
Introduction
《テキスト》
Stretch 1 student book with online practice, Oxford
University Press. ISBN: 9780194603126
《参考図書》
TBA
《授業時間外学習》
(1) Student should prepare for the class.
(2) Student should be ready for quizzes.
(3) Students should review to organize understandings.
(4) Student should work on Online Practice
individually.
《備考》
The plan would be modified accordingly. Please contact
the instructor if you have any questions or concerns.
学習内容など
Self-introductions. Introducing to each other. Course overview.
Unit 1: Jobs
Listening for main ideas (1). Showing interest. Predicting. Identifying main
ideas. Standing skill.
Quiz 1. Predicting. Asking follow-up questions. Brainstorming. Using clothes
Unit 2: Countries and
as clues. Making eye contact.
nationalities
Quiz 2. Listening for specific information. Adding information. Using context
Unit 3: Family
clues. Using pictures to predict. Pausing.
Unit 4: Describing
Quiz 3. Listening for a speaker's attitude. Explaining your reasons. Free
people
writing. Taking notes. Using linking words.
Unit 5: Food and drinks Quiz 4. Listening for main ideas (2). Taking turns in a conversation.
Previewing. Identifying facts and opinions.
Quiz 5. Guessing setting from context. Repeating for understanding. Making an
Unit 6: Things we do
idea map. Understanding order of events.
Unit 7: At home
Quiz 6. Listening for dates. Asking for examples. Understanding pronoun
references. Focusing on visuals. Giving details.
Unit 8: Free time
Quiz 7. Listening for key words (1). Showing you are thinking. Writing a
activities
topic sentence. Interpreting facial expressions.
Unit 9: Popular sports Quiz 8. Listening for key words (2). Showing sympathy. Making guesses. Paying
attention to numbers. Using a diagram.
Unit 10: Big events
Quiz 9. Understanding descriptions. Showing surprise. Showing the order of
events. Paying attention to adjectives.
Unit 11: Plans
Quiz 10. Listening for opinions. Accepting and declining invitations.
Scanning. Interpreting body language. Focusing the presentation.
Unit 12: On vacation
Quiz 11. Understanding plans. Showing enthusiasm. Editing and revising.
Identifying cultural differences. Using repetition.
Revision for Final Exam Quiz 12. Prepare for the final exam.
Final Exam
Actual final exam.
《教養科目 教養科目 共通 第1外国語》
科目名
中級中国語Ⅰ
担当者氏名
遠藤 由里子
授業方法
講義
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
1年次で学んだ中国語を基に、さらに進んだ語学力を身に着け
、中国文化に関する文章を読み、中国文化に対する理解を深
めることを目的とする。テキストで取り上げている日常生活
における習慣、伝統的風習・価値観などの長文を文法事項を
確認しながら授業を進める。
《授業の到達目標》
・ピンイン表記を間違いなく発音できる。
・長文を日本語に翻訳できる。
・テキスト本文内容に関して自分の意見を発表できる。
《テキスト》
『ビデオで学ぶ中国文化』名和又介 金星堂
《参考図書》
《授業時間外学習》
テキスト本文の音読をして授業に出席すること。
《成績評価の方法》
授業への取り組み、学期末試験等による総合評価
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
1年次の復習
学習内容など
1年次に学習した間違いやすいピンイン、文法事項等の復習
吉祥红-1
文法:如果∼就∼/除了∼以外/A跟B连在一起
陰陽五行と五色(赤、青、白、黒、黄)、出産・誕生日の祝い、結婚式
本文、練習問題
吉祥红-2
淮扬菜-1
淮扬菜-2
文法:在∼看来(来说)/属于/因为∼所以∼/可能/A比B(还・更・要)+形容詞
北方人と南方人
揚州と日本、揚州文化、揚州料理、本文-1
淮扬菜-3
本文-2、練習問題
新中国第一批全国统一教
材-1
新中国第一批全国统一教
材-2
绍兴与酒-1
文法:即使∼也∼/不但∼而且∼/以∼为∼/不够
中国の学制
本文、練習問題
绍兴与酒-2
黄酒と白酒、白楽天と酒、科挙制度
本文-1
本文-2、練習問題
绍兴与酒-3
第一家电视台-1
第一家电视台-2
八达岭-1
八达岭-2
文法:用∼来∼/A就是B/A和(跟与)B有∼的关系(联系)/等∼再(才就)∼
文法:動詞+在、動詞+方向補語、第一+量詞、「再」の用法①∼④
テレビ放送の基本用語、CCTVチャンネル案内
本文、練習問題
文法:処置式文、受け身用法
少数民族、万里の長城、中国の城(壁)
本文、練習問題
《教養科目 教養科目 共通 第1外国語》
科目名
中級中国語Ⅱ
担当者氏名
遠藤 由里子
授業方法
講義
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
前期に引き続き、文法事項を確認しながら、広く「中国文化
」に関わる長文を読んでゆく。
《テキスト》
『ビデオで学ぶ中国文化』名和又介 金星堂
《参考図書》
《授業の到達目標》
・長文を日本語に翻訳できる。
・テキスト本文の内容に関して自分の意見を発表できる。
・本文の一つを選んで皆の前で暗誦する。
《授業時間外学習》
本文の音読をして出席をすること。
《成績評価の方法》
授業態度及び学期末試験等で総合評価する。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
高密剪纸-1
高密剪纸-2
潮州功夫茶-1
潮州功夫茶-2
第一批全国重点文物保护
单位-1
第一批全国重点文物保护
单位-2
第一批全国重点文物保护
单位-3
汉字简化方案-1
学習内容など
文法:既∼又∼/A或者B/動詞(形容詞)+「于」/歇后语
山東省高密、剪紙(切り絵、切り紙)
本文、練習問題
文法:无论∼都(也)∼/对/不A不B、大A大B/排在第∼位
お茶の歴史、種類、効用
本文、練習問題
文法:为了/起来/由于(因为)∼致使∼/怎么
文化財保護への取り組み
中国の世界遺産
本文-1
本文-2、練習問題
汉字简化方案-2
文法:省略の用法
甲骨文字から簡体字まで(プリント使用)、繁体字(旧字体)と簡体字・新字体
漢字簡略の必要性、漢字簡略化原則(プリント使用)
汉字简化方案-3
本文、練習問題
希望工程-1
文法:多読字、常用動詞句、動詞+「了」
貧困地区と失学児童
本文、練習問題
希望工程-2
天坛说九-1
天坛说九-2
天坛说九-3
文法:「一」の用法、動詞+「到」
北京の都市計画、北京観光
陰陽五行説と十干十二支、奇数と偶数
本文-1
本文-2、練習問題
《教養科目 教養科目 共通 第2外国語》
科目名
ドイツ語・文化入門Ⅰ
担当者氏名
山下 哲雄
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
最初にドイツの若者達の映像を見ることで、初めてのドイ
ツ・ドイツ語を身近に感じます。その後、ドイツ語で互いに
自己紹介をし合います。ドイツ語文達の文法や発音を習得し
た後、互いに会話し、ドイツ語の音に慣れると、自然にドイ
ツ語を口から出すようになります。
《授業の到達目標》
ドイツ語圏には1億人以上の人々が生活しています。その地
域を旅する時に、その土地の人々とドイツ語で挨拶をし、会
話することで、さらに楽しくて有意義な旅を満喫できます。
① 挨拶、自己紹介をする。
② 場所、理由、方法を質問する。
③ 自分がしたいことを言う。
《成績評価の方法》
授業中、たっぷり発音し文を理解します。そこでドイツ語文
を正しく書けるかどうかを見るために、独文和訳のテストを
します。
成績評価は小テスト2回で50%、定期試験で50%です。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
アルファベート
《テキスト》
CD付き「気分はドイツ」
発行所:株式会社 三修社
著者: 本郷建治 他
《参考図書》
独和辞典。古本でもかまいません。単語一つ一つの意味をを
授業中に調べます。必ず持参して下さい。
《授業時間外学習》
時間を見つけ、授業で会話練習したドイツ語文達を滑らかに
5回発話して、記憶に留めて下さい。
《備考》
ドイツ・ドイツ語を通してヨーロッパに目を向けましょう。
動詞の現在人称変化(2)
学習内容など
英語のアルファベットと文字は同じでも発音が違います。単語の発音は一部ローマ字
読みです。
綴りに応じて一定の発音があり、それらを習得すると、初めて見る単語でも正しく発
音できます。
九つの人称代名詞に応じて動詞の語尾が変化します。この変化を授業中に体得するこ
とで、これから1年間のドイツ語が楽しくなります。
英語の定冠詞はtheのみですが、ドイツ語には16の定冠詞があり、それだけ楽しむこ
とができます。合わせて1格(主語)・2格・3格・4格(目的語)も学びます。
動詞は語幹と語尾から成ります。この語幹も変化する動詞があります。
人称代名詞
人称代名詞は人だけでなく物も指します。
定冠詞類、不定冠詞類
「全ての』などの定冠詞類、「私の」などの不定冠詞類を文の中で練習します。
定形の位置
副詞・動詞・主語・目的語の語順で副詞を強調する平叙文があります。この場合の動
詞(定形)の位置に注意しましょう。
前置詞は2格・3格・4格のいずれかを支配します。
発音の法則
動詞の現在人称変化(1)
定冠詞、名詞
前置詞(1)
前置詞(2)
話法の助動詞
anをはじめ九つの前置詞は所在を示す動詞と共に3格を、移動を示す動詞と共に4格を
支配します。
文中に助動詞がある時は、動詞は文末にあります。
動詞の3基本形
現在形の他に、過去形の文、過去分詞を使う完了形の文を作ります。
完了形
英語では現在完了形ですが、ドイツ語は完了形です。そこで過去の時を示す副詞と共
に文は成立します。
過去を表す完了形を使い「週末に何をしましたか。」「映画を見に行きました。」と
会話をします。
定期試験前の復習です。
完了形
総復習
《教養科目 教養科目 共通 第2外国語》
科目名
ドイツ語・文化入門Ⅱ
担当者氏名
山下 哲雄
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
グリム童話について映像を見ることで、この童話に対する
考えが変わり、ドイツを身近に感じます。
自分達で作ったドイツ語文を二人一組で練習し、発表しま
す。
《テキスト》
CD付き「気分はドイツ」
発行所:株式会社 三修社
著者: 本郷建治 他
《参考図書》
独和辞典。古本でもかまいません。自らドイツ語文を和訳
し、板書しますので、必ず持参して下さい。辞書がなければ
、この間することなく、時が無駄に過ぎて行きます。
《授業の到達目標》
教室内で互いにドイツ語で挨拶し、会話します。
ドイツ語で互いに質問する。
① 昨日何をした。
② 今日何をする。
③ 明日何をする。
《授業時間外学習》
習得したドイツ語文を何度も発音して、無意識にドイツ語
が出るようにしましょう。ネットでドイツを見ましょう。
《成績評価の方法》
授業中にドイツ語文をたくさん発音し、理解しますので、
テストは和文独訳のみです。
成績評価は小テスト2回で50%、定期試験で50%です
。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
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10
11
12
13
14
15
テーマ
前期の復習
学習内容など
Ⅰ格から4格を平叙文と疑問文で確認します。
前期の復習
前置詞を含む完了形の疑問文を各自作り、会話形式で発表します。
分離動詞
前綴りのつく動詞、分離動詞は文中で前綴りが文末にきます。
分離動詞
副文中では前綴りは動詞と一緒になり、文末にきます。
形容詞
形容詞
付加語としての形容詞は定冠詞の役割を果たします、つまり16の定冠詞と同じ語尾
で名詞の前につきます(強変化)。ただし、中性と男性の2格は-enです。
定冠詞・不定款詞と名詞の間の形容詞の語尾変化は単純です(弱変化・混合変化)。
再動詞
主語と同一の目的語を伴う動詞が再帰動詞です。
esの用法
時刻・天候などの表現の主語はesです。
動作受動
「・・・される」という動作受動をwerdenと過去分詞が表現します。
状態受動
「・・・されている」という状態受動をseinと過去分詞が表現します。
接続法第1式
ここまでの動詞・助動詞を全て直説法といい、事柄を事実として表現します。その一
方
で「・・・しますように」と要求する時の動詞の形が接続法第1式です。
さらに実現不可能な「・・・であればなあ」「・・・するのになあ」を接続法第2式
の動詞・助動詞で表現します。
「・・・している」「・・・しながら」を不定詞に-dをつけて現在分詞で表します。
「・・・された」「・・・した」を過去分詞で表します。
"It is not difficult to learn German."に対応するドイツ語文をzu不定詞で表現し
ます。
定期試験前の復習。
接続法第2式
現在分詞、過去分詞
zu不定詞
総復習
《教養科目 教養科目 共通 第2外国語》
科目名
フランス語・文化入門Ⅰ
担当者氏名
松尾 春香
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
一年を通じて、フランス語の基本的文法と会話を学習します
。
まずは、発音の基礎を覚えて、各課の会話文を声に出して読
めるようにします。テキストに出てくる文法事項と練習問題
を学び、日常に役立つ語彙と表現を習得します。
また、各課の文化紹介等を通して、フランス文化にも理解を
深めます。
《授業の到達目標》
初歩的な会話や文法事項を学び、フランス語での読み、書き
、話す能力を含めた日常的なコミュニケーション力の習得を
目指します。
①フランス語で挨拶できるようになる(読み・書き・話す)
②フランス語で自己紹介できるようになる(読み・書き・話
す)
③フランス語の発音ができるようになる(読み・話す)
《成績評価の方法》
学期末に行われる定期試験:60%と平常点(学習態度・発
表・中間テスト等):40%を総合して評価します。
《授業計画》
週
1
2
3
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12
13
14
15
《テキスト》
『新・彼女は食いしん坊!』 藤田裕二(朝日出版社)
《参考図書》
《授業時間外学習》
予習:テキストに目を通し、声に出して読んでみてください
。
復習:テキストのフランス語をもう一度、声に出して読んで
ください。また、授業のポイントを整理してください。
それ以外にも、映画やインターネットなど、日常生活の中で
もフランス語やフランス文化に関することを探してみましょ
う。
《備考》
テーマ
学習内容など
自己紹介
フランス語での自己紹介
アルファベ
クイズ
発音の規則
アルファベの種類と読み方
フランス文化に関するクイズ
単母音字・複子音字・鼻母音・半母音字・子音字・半母音
主語人称代名詞
動詞 être
名詞の性と数
国籍・職業
数詞
Dialogue ①
文化紹介①
動詞 avoir
冠詞
形容詞
Dialogue ②
文化紹介②
第1群規則動詞
所有形容詞
疑問文
Dialogue ③
文化紹介③
形容詞
否定文
中間テスト
中間テスト解説
Dialogue ④
前期のまとめ
主語人称代名詞の種類
動詞 être の直説法現在形の活用
女性名詞と男性名詞
単数形と複数形
数詞(1∼20)
会話と作文:名前・職業・国籍・出身
通貨ユーロの紹介
動詞 avoir の直説法現在形の活用
不定冠詞と定冠詞
形容詞の性・数の一致
フランスのホテルについて
関連語彙と表現
第1群規則動詞(er 動詞)の直説法現在形の活用
所有形容詞の性・数
疑問文の作り方(3種類)
自分のことについて話す(住んでいる場所・好きなことなど)
フランスの公園や広場について
形容詞の位置・女性形と複数形
否定文の作り方
中間テスト
中間テストの返却と解説
会話と作文:人物描写の表現
前期の総復習とテスト対策
《教養科目 教養科目 共通 第2外国語》
科目名
フランス語・文化入門Ⅱ
担当者氏名
松尾 春香
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
一年を通じて、フランス語の基本的文法と会話を学習します
。
まずは、発音の基礎を覚えて、各課の会話文を声に出して読
めるようにします。テキストに出てくる文法事項と練習問題
を学び、日常に役立つ語彙と表現を習得します。
また、各課の文化紹介等を通して、フランス文化にも理解を
深めます。
《授業の到達目標》
初歩的な会話や文法事項を学び、フランス語での読み、書き
、話す能力を含めた日常的なコミュニケーション力の習得を
目指します。
①フランス語で簡単な日常会話ができるようになる(話す)
②フランス語で書いたり読んだりできるようになる(読み・
書き)
③フランス語の発音ができるようになる(読み・話す)
《成績評価の方法》
学期末に行われる定期試験:60%と平常点(学習態度・発
表・中間テスト等):40%を総合して評価します。
《授業計画》
週
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テーマ
《テキスト》
『新・彼女は食いしん坊!』 藤田裕二(朝日出版社)
《参考図書》
《授業時間外学習》
予習:テキストに目を通し、声に出して読んでみてください
。
復習:テキストのフランス語をもう一度、声に出して読んで
ください。また、授業のポイントを整理してください。
それ以外にも、映画やインターネットなど、日常生活の中で
もフランス語やフランス文化に関することを探してみましょ
う。
《備考》
フランス語・文化入門Ⅰを受講していることが望ましい。
近い未来
学習内容など
前期の復習
フランス語での挨拶や自己紹介など
フランスのカフェについて
動詞 prendre の直説法現在の活用
動詞 aller の直説法現在の活用
前置詞 à と定冠詞 le/les との縮約
動詞 venir の直説法現在の活用
前置詞 de と定冠詞 le/les との縮約
近接未来の表現
近い過去
近接過去の表現
人称代名詞の強勢形
人称代名詞の強勢形の使い方
Dialogue ⑤
文化紹介⑤
疑問代名詞
疑問副詞
中性代名詞 y と en
動詞 pouvoir/savoir
Dialogue ⑥
文化紹介⑥
フランスにおける日本
電話のかけ方
パリの地下鉄について
qui:誰 que:何
quand:いつ où:どこ comment:どうやって pourquoi:なぜ combien:どのくらい
中性代名詞 y と en の置き換え
動詞 pouvoir/savoir の直説法現在の活用
道の尋ね方
フランスの美術館について
フランスにおける日本文化の受容
中間テスト
中間テスト
中間テスト解説
中間テストの返却と解説
後期のまとめ
後期の総復習とテスト対策
復習
文化紹介④
動詞 prendre
定冠詞の縮約①
定冠詞の縮約②
《教養科目 教養科目 共通 第2外国語》
科目名
韓国語会話Ⅰ
担当者氏名
李 寛順
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
韓国語の入門を終え、読み書きの出来る学生さんに対する授
業です。韓国語でのコミュニケーション等を通じて「話す・
聞く・書く・読む」の能力をバランスよく練習します。その
中で、韓国の文化や実際の生活の様子なども取り扱いながら
より理解度を高めていきます。
《授業の到達目標》
1.「読み・書き」の能力に加え、「話す・聞く」能力を身に
つけることができる。
2.聞くだけの授業ではなく全員、会話に参加する韓国語に
よるコミュニケーションを楽しむことができるようになる。
3.簡単な韓国語の文を作成することができる。
《テキスト》
楽しく学ぶハングル2
白帝社
《参考図書》
特になし
《授業時間外学習》
語彙を増やすため、毎時間単語の小テストを行うので単語を
覚えてくること。
《成績評価の方法》
期末テスト、授業中の小テストの結果を総合評価する。
《備考》
《授業計画》
週
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テーマ
ガイダンス
学習内容など
入門の内容を振り返て韓国語のレベルをチェックする。
初級のおさらい
韓国語の品詞、用言の活用形、丁寧な言い方(합니다体・해요体 )
第1課
過去時制(합니다体・해요体 )を学ぶ。練習問題を通じて十分な復習
第1課
未来連体形を学ぶ。ㄹ語幹用言のㄹ脱落現像を学ぶ。
第2課
相談・提案の表現を学ぶ①
第2課
相談・提案の表現を学ぶ②
第3課
否定表現と不可能表現を学ぶ①。
第3課
否定表現と不可能表現を学ぶ②
第4課
現在連体形(動詞・存在詞/形容詞・指定詞)を学ぶ。
第4課
「으変則」について学ぶ。
第5課
変則用言(1)と原因・理由の表現を学ぶ①
第5課
変則用言(1)と原因・理由の表現を学ぶ②
第6課
変則揚言(2)と意向の表現を学ぶ①
第6課
変則用言(2)と意向の表現を学ぶ②
まとめ
半年間の学習を振り返る。
《教養科目 教養科目 共通 第2外国語》
科目名
韓国語会話Ⅱ
担当者氏名
李 寛順
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
前期までに学んだ韓国語の基礎を使って、韓国語の作文を行
ったり、韓国語での必要に応じた会話ができるように演習す
る。
また、韓国語を学びながら現代の韓国の若者の文化にも触れ
ていく。さらに、最終目標でもある韓国語能力試験(TOPIK1)
の対策も行っていく。
《授業の到達目標》
1.韓国語能力試験(TOPIK1)の聞き取りが出来るようになる
2.韓国語能力試験(TOPIK1)の文法や会話文の理解が出来る
ようになる。
3.韓国語能力試験(TOPIK1)の読解が出来るようになる。
《テキスト》
楽しく学ぶハングル2
白帝社
《参考図書》
特になし
《授業時間外学習》
毎時間の新しい単語は必ず暗記して来ること。
《成績評価の方法》
期末テスト、授業中の小テストの結果を総合評価する。
《備考》
《授業計画》
週
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テーマ
ガイダンス
韓国語能力試験の案内
学習内容など
第7課
過去の連体形と経験の表現を学ぶ①
第7課
過去の連体形と経験の表現を学ぶ②
第8課
変則用言(3)と連用形を用いた表現を学ぶ①
第8課
変則用言(3)と連用形を用いた表現を学ぶ②
第9課
変則用言(4)と文中の疑問形をを学ぶ①
第9課
変則用言(4)と文中の疑問形を学ぶ②
第10課
変則用言(5)と継続の表現(1)を学ぶ。
第10課
変則用言(5)と継続の表現(1)を学ぶ。
第11課
尊敬の丁寧な命令、勧誘、感嘆の表現を学ぶ。
第11課
尊敬の丁寧な命令、勧誘、感嘆の表現を学ぶ。
第12課
同意・確認と希求・願望の表現を学ぶ。
第13課
許可と義務の表現を学ぶ。
第14課
意志・推量と意図の表現を学ぶ。
まとめ
半年間の学習を振り返る。
《教養科目 教養科目 共通 第2外国語》
科目名
中国語・文化入門Ⅰ
担当者氏名
遠藤 由里子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
中国語は日本人にとって比較的学びやすい言語であるが、同
じ漢字を使っていても、読み方はもちろんのこと、意味や用
法の異なる例が少なくない。中国語は外国語であるというこ
とを常に念頭に置き、基礎固めを行う。また、中国語は声調
言語ともいわれるが、この声調(高低アクセント)を含めた
発音習得を当面の目標とする。
《授業の到達目標》
・声調を含めたピンイン表記の習得
・基本文型の理解
・簡単な日常会話(主に挨拶言葉)の暗記
《テキスト》
『身につく中国語』楊凱栄他 白帝社
《参考図書》
《授業時間外学習》
必ず復習をすること、またその際はできるだけ声を出して行
う。
《成績評価の方法》
授業態度、小テスト・学期末試験成績等で総合評価
《備考》
既習事項の整理・蓄積のため、随時小テストを実施する。
《授業計画》
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テーマ
中国語とは
発音-1
発音-2
学習内容など
中国語とはどのような言語か
声調(四声)、単母音、複合母音
語頭子音、鼻母音、綴り方と発音の違い
発音-3
声調変化、r化の発音、中国語の音節構造、中国語音節表
挨拶言葉、教室用語
第1課:你去吗? -1
第1課:你去吗? -2
簡単な挨拶言葉と教室用語
人称代名詞、動詞述語文
副詞「也」と「都」、諾否疑問文
本文、練習問題
指示詞、連体修飾の「的」
第2課:那是什么? -1
第2課:那是什么? -2
小テスト
第3課:很有意思 -1
第3課:很有意思 -2
第4課:
后天星期几? -1
第4課:
后天星期几? -2
小テスト
第5課:你家在哪儿 -1
第5課:你家在哪儿 -2
第6課:
你家有几口人? -1
第6課:
你家有几口人? -2
疑問詞疑問文
本文、練習問題
小テスト(第1・2課)
形容詞述語文、反復疑問文
程度副詞「最」、語気助詞「呢」
本文、練習問題
数詞、名詞述語文
時を表す言葉
本文、練習問題
小テスト(第3・4課)
「的」の省略(所属関係)、場所詞
所在を表す「在」、前置詞「离」
本文、練習問題
所有・存在を表す「有」、主述述語文、親族名称
数詞+量詞+名詞、「的」の省略(親族関係)
本文、練習問題
《教養科目 教養科目 共通 第2外国語》
科目名
中国語・文化入門Ⅱ
担当者氏名
遠藤 由里子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
前期に引き続き、テキストの音読・暗記を繰り返し、より正
確な発音を身に着け、併せて常用基本文型習得を目指す。
《テキスト》
『身につく中国語』楊凱栄他 白帝社
《参考図書》
《授業の到達目標》
・ピンインを間違いなく正確に発音できる。
・基本文型(単文)の習得。
・習得した文型を使って簡単な自己紹介を行う。
《授業時間外学習》
必ず復習をすること、その際はできるだけ声を出して行う。
《成績評価の方法》
授業態度、小テスト・学期末試験等で総合評価する。
《備考》
既習事項の整理・蓄積のため、随時小テストを実施する。
《授業計画》
週
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テーマ
第7課:
坐公交车去。
第8課:
你去过前门吗?
第9課:
多少钱? -1
第9課:
多少钱? -2
第10課:
肚子饿了吧?
第11課:
你有时间看小说吗?
第12課:
我以前也学过一点儿。
第13課:
谢谢你的邀请。 -1
第13課:
谢谢你的邀请。 -2
第14課:
你会包饺子吗? -1
第14課:
你会包饺子吗? -2
第15課:
把桌子收拾一下。 -1
第15課:
把桌子收拾一下。 -2
第16課:
您菜做得真好吃。 -1
第16課:
您菜做得真好吃。-2
学習内容など
連動文、助動詞‘能/可以’、疑問詞‘怎么’、動詞の重ね型
時点と時間の幅、経験を表す‘过’、選択疑問文、助動詞‘想’
小テスト(7・8課)
完了の‘了’、語気助詞‘吧’(推量)
場所を表す前置詞‘在’、貨幣の数え方
文末の‘了’、比較表現、動詞+‘一下’
小テスト(9・10課)
前置詞‘从’、‘是∼的’構文、方向補語
進行を表す‘在’、持続を表す‘呢’、使役の‘叫/让’(謙語文)
小テスト(11・12課)
受給と受益の‘给’
‘太∼了’、結果補語、動詞の連体修飾
助動詞‘会/要’、形容詞の重ね型
可能補語、語気助詞‘吧’(提案・勧誘)
小テスト(13・14課)
‘把’構文、方位詞
受け身を表す前置詞‘被’、存現文
様態補語、‘就’(∼なら)
禁止を表す‘別’、「疑問詞+‘都’」
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
日本語表現法Ⅱ
担当者氏名
播磨 桂子
授業方法
講義
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
実社会に適応する上で必要不可欠な能力である「社会人基礎
力」を身につけるための、日本語による表現方法を学ぶ。私
達がこの国で日常的・無意識的に使っている日本語という言
葉について、それぞれの場面に応じた適切な使用方法の習得
や、表現技術を高める様々な課題の実践を行う。
《授業の到達目標》
正しい日本語表記や用紙の使い方ができる。
文章の構成を把握し、要約ができる。
文章の型を知り、小論文やエッセイを書く。
1
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テーマ
授業の概要
《参考図書》
授業時に紹介する。
《授業時間外学習》
示された課題に真剣に取り組むだけでなく、他の授業や日常
生活においても学習内容の積極的な活用に努めること。
《成績評価の方法》
課題、テスト、漢字小テスト(この合計点数を成績評価全体
の20%中に割り当てる)、平常点。
《授業計画》
週
《テキスト》
『改訂版 漢検分野別問題集 準2級』(日本漢字能力検定
協会)
《備考》
学習内容など
この授業半期の概要・目標等について説明する。
原稿用紙の使い方(復習
)
文章を要約する①
原稿用紙の使い方を復習する。
文章を要約する②
文章を要約してみる。
文章を要約する③
文章を要約してみる。
文章を要約する④
文章を要約してみる。
小論文を書く①
小論文を書き、事実と意見の区別や引用の仕方などを学ぶ。
小論文を書く ②
小論文を書き、事実と意見の区別や引用の仕方などを学ぶ。
小論文を書く③
小論文を書き、事実と意見の区別や引用の仕方などを学ぶ。
小論文を書く ④
小論文を書き、事実と意見の区別や引用の仕方などを学ぶ。
エッセイを書くⅡ①
エッセイを書いてみる。
エッセイを書くⅡ②
エッセイを書いてみる。
エッセイを書くⅡ③
エッセイを書いてみる。
エッセイを書くⅡ④
エッセイを書いてみる。
まとめ
学びを振り返る。
文章を要約してみる。
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
中国古典Ⅰ
担当者氏名
阿部 泰記
授業方法
講義
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
漢文訓読という方法は日本人の祖先が考案した方法であり、
それによって漢字文化が大量に輸入されることになった。中
国古典(漢文)はすでに日本文化に溶け込んでおり、日本人
の素養として必要不可欠なものとして今日まで継承されてき
ている。この授業では漢字文化を知るために故事成語を講説
し、その原典について理解できるよう指導する。
《授業の到達目標》
1.講義の内容を聞き取って整理することができるようになる
。2.故事成語の原典を訓読できるようになる。
3.故事成語を原典と比較できるようになる。
《成績評価の方法》
1.毎回、授業を聴いて、配布したプリントにどれだけノー
トできたかによって評価する。
2.期末試験では、故事成語を使用した文章を書くテストを
行い、授業に対する理解力を判定する。
《授業計画》
週
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テーマ
授業概要
「百聞不如一見」(『漢
書』「趙充国伝」)
「大器晩成」(『三国志
』「魏書」)
「後生可畏」(『論語』
「子罕」
「五十歩百歩」(『孟子
』「梁恵王上」)
「井中蛙」(『荘子』「
秋水」)
「疑心暗鬼」(『列子』
「説符注」)
「水魚之交」(『三国志
』「蜀書」)
「竹馬之友」(『晋書』
「殷浩伝」)
「不識一丁字」(『唐書
』「張弘靖伝」)
「聞一以知十」(『論語
』公冶長)
「他山之石」(『詩経』
小雅「鶴鳴」)
「難兄難弟」(『世説新
語』「徳行」)
「同病相憐」(『呉越春
秋』「闔閭内伝」)
まとめ
《テキスト》
ポートフォリオ掲載。プリント配布。プロジェクターを使用
する。
《参考図書》
『新釈漢文大系』(明治書院)ほか
《授業時間外学習》
参考書やネット情報を通じて予習・復習をする。
《備考》
学習内容など
日本人の素養として必要不可欠な故事成語の原典を読解できるようにする授業である
ことを説明する。
「百聞は一見に如かず」の原典を読み、現在の日本における使用例を捜す。
「大器晩成」の原典を読み、現在の日本における使用例を捜す。
「後生畏るべし」の原典を読み、現在の日本における使用例を捜す。
「五十歩百歩」の原典を読み、現在の日本における使用例を捜す。
「井の中の蛙」の原典を読み、現在の日本における使用例を捜す。
「疑心暗鬼」の原典を読み、現在の日本における使用例を捜す。
「水魚の交わり」の原典を読み、現在の日本における使用例を捜す。
「竹馬の友」の原典を読み、現在の日本における使用例を捜す。
「一丁字を識らず」の原典を読み、現在の日本における使用例を捜す。
「一を聞いて十を知る」の原典を読み、現在の日本における使用例を捜す。
「他山の石」の原典を読み、現在の日本における使用例を捜す。
「兄たりがたく弟たりがたし」の原典を読み、現在の日本における使用例を捜す。
「同病相憐れむ」の原典を読み、現在の日本における使用例を捜す。
中国古典に出現する故事成語の現代的意義を考える。
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
中国古典Ⅱ
担当者氏名
阿部 泰記
授業方法
講義
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
漢文訓読という方法は日本人の祖先が考案した方法であり、
それによって漢字文化が大量に輸入されることになった。中
国古典(漢文)はすでに日本文化に溶け込んでおり、日本人
の素養として必要不可欠なものとして今日まで継承されてき
ている。この授業ではその中で初歩的な言語文化に主眼を置
いて講説する。
《授業の到達目標》
1.講義の内容を聞き取って正確にノートできるようになる。
2.プリント配布した原典を訓読できるようになる。
3.中国古典が日本人がどれだけ重視してきたかを他者に説明
できるようになる。
《成績評価の方法》
1.上記の能力について、配布したプリントにどれだけノート
できたかをもって評価する。
2.期末試験によって総合的にどれだけ理解できたかを評価す
る。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授業概要
『論語』
『孟子』
『韓非子』
『史記』
『漢書』
「五言詩」
「七言詩」
韓愈
柳宗元
『杜子春』
『枕中記』
『三国志演義』
『聊斎志異』
まとめ
《テキスト》
なし。プロジェクターを使用する。
《参考図書》
『新釈漢文大系』(明治書院)ほか
《授業時間外学習》
参考書やネット情報を通じて予習・復習をする。
《備考》
学習内容など
中国古典で重要な典籍・人物を選んで講説することを周知させる。
『論語』が重要な中国の典籍であることを講説し、その中の重要な言葉について読解
できるように指導する。
『孟子』が重要な中国の典籍であることを講説し、その中の重要な言葉について読解
できるように指導する。
『韓非子』が重要な中国の典籍であることを講説し、その中の重要な言葉について読
解できるように指導する。
『史記』が重要な中国の典籍であることを講説し、その中の重要な言葉について読解
できるように指導する。
『漢書』が重要な中国の典籍であることを講説し、その中の重要な言葉について読解
できるように指導する。
「五言詩」が重要な中国の典籍であることを講説し、その中の重要な言葉について読
解できるように指導する。
「七言詩」が重要な中国の典籍であることを講説し、その中の重要な言葉について読
解できるように指導する。
韓愈が重要な中国の人物であることを講説し、その中の重要な言葉について読解でき
るように指導する。
柳宗元が重要な中国の人物であることを講説し、その中の重要な言葉について読解で
きるように指導する。
『杜子春』が重要な中国の典籍であることを講説し、その中の重要な言葉について読
解できるように指導する。
『枕中記』が重要な中国の典籍であることを講説し、その中の重要な言葉について読
解できるように指導する。
『三国志演義』が重要な中国の典籍であることを講説し、その中の重要な言葉につい
て読解できるように指導する。
『聊斎志異』が重要な中国の典籍であることを講説し、その中の重要な言葉について
読解できるように指導する。
紹介した中国の典籍・人物についてその重要性がどこにあるのかについて考える。
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
日本語の基礎Ⅰ
担当者氏名
播磨 桂子
授業方法
講義
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
ことばとは何か、その特徴や機能を知り、日本語についての
知識を身につける意義を考える。この科目では日本語の話し
ことばを中心に学ぶことと同時に、学んだことが実生活にど
のように役立つか、考えることをめざしたい。講義形式を中
心とするが、受講者が与えられた課題について調べたり考え
たりして出した答えを発表したり、意見交換を行ったりする
機会も設ける。
《テキスト》
伊坂淳一著『ここからはじまる日本語学』ひつじ書房
《参考図書》
《授業の到達目標》
日本語の音声・音韻についての基本的な説明ができるような
知識を身につける。
日本語の音声面において、社会でしばしば問題となるような
事柄に対して自分なりの見解を示せる。
音声言語によるコミュニケーションの効果をあげるために気
をつけるべきことを知る。
《授業時間外学習》
講義内容に関する課題を出し、各自調べたり考えたりした上
で授業に臨む。
学んだ内容の確認問題、またはミニレポートの課題。
《成績評価の方法》
通常提出物 50(5点満点*10回)
期末試験 50(50点満点*1回)
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授業の目的と内容
ことばの機能と特徴
聞く力
聞くことのトレーニング
音声の単位1
音声の単位2
「音韻」の考え方
濁音のイメージ
音節と拍
アンセント、イントネー
ション
わかりやすい読み方
敬意表現1
敬意表現2
気になる日本語1
気になる日本語2
学習内容など
日本語の使い方を知ることと、日本語がどのような言語であるかを知ることとは、別
のことであるが、切り離せないことでもある。両方の立場を意識すること。
コミュニケーションの手段は言語だけではない。他に比べて、言語はどのような特性
をもっているのだろうか。
言葉を使うことに関して、一般的に「よむ」「かく」「はなす」「きく」の四技能が
挙げられる。受動的な行動と捉えられがちな「きく」ことの大切さを考える。
話されることの内容をつかむための聞き方、知りたいことを相手に話してもらう訊き
方を実践してみる。
音声について考える際、必要な概念を学ぶ。日本語の母音について、その音の特徴を
どうやって作り出しているのかを知る。
音声をかたちづくる際の体の器官の動きを確認しながら、日本語の子音について、そ
の音の特徴をどうやって作り出しているのか考える。
実際の音と、それを言語音としてどのように捉えているかの違いを知り、日本語の音
韻について学ぶ。
いわゆるオノマトペの「トントン」「ドンドン」、「サラサラ」「ザラザラ」などを
比べ、音の持つイメージについて考える。
「ニッポン」は何音か?日本語の音の単位の捉え方について学ぶ。
文字には通常記されない音声上の標識、アクセントやイントネーションなどについて
学ぶ。
書かれた日本語を声に出して読むとき、相手にうまく内容を伝えるためにはどのよう
なことに気をつければよいか考え、実践してみる。
2007年文化審議会答申「敬語の指針」により示された敬語の分類を、尊敬語・謙譲語
・丁寧語の3分類と比べながら日本語の敬語を把握する。
敬語を語形、機能、適用のそれぞれの観点から捉え、よくある敬語の誤りを分析する
。
従来と異なる語形や用法が指摘される現象について、具体的な例をとりあげて考察す
る。
従来と異なる語形や用法が指摘される現象について、具体的な例をとりあげて考察す
る。
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
日本語の基礎Ⅱ
担当者氏名
播磨 桂子
授業方法
講義
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
ことばとは何か、その特徴や機能を知り、日本語についての
知識を身につける意義を考える。この科目では日本語の語彙
、および日本語の書記に関する分野を中心に学ぶことと同時
に、学んだことが実生活にどのように役立つか、考えること
をめざしたい。
《授業の到達目標》
日本語の語彙・表記について体系的な知識を持つ。
一般的なルールに則った文字・表記ができる。
外来語や漢字制限などの問題に対して自分なりの見解を述べ
られる。
《成績評価の方法》
通常提出物 50(5点満点*10回)
期末試験 50(50点満点*1回)
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
語彙の概念、単語の概念
語彙の計量
語のグループ分け
語種による分類とそれぞ
れの性質
語の意味関係
語構成
語の結合に付随する現象
日本語の文字・表記の特
徴
文字の伝播
日本語における漢字
ひらがな、カタカナ
表記に関する政策(1)
表記に関する政策(2)
これからの日本語を考え
る(1)
これからの日本語を考え
る(2)
《テキスト》
伊坂淳一著『ここからはじまる日本語学』ひつじ書房
《参考図書》
《授業時間外学習》
講義内容に関する課題を出し、各自調べたり考えたりした上
で授業に臨む。
学んだことの確認問題、またはミニレポートの課題。
《備考》
学習内容など
この授業で何を学ぶかの概要、および授業のすすめ方について説明する。語彙の概念
、単語の概念について、問題を解きながら考える。
ある範囲に用いられている語の量はどのくらいか。課題として国語辞書に記載された
語数を調べてくる。また、自分の持つ語彙の量はどのくらいかはかってみる。
何らかの基準で、単語をグループに分ける。分類の一つの基準として「語種」をあげ
、語の出自による区分について考える。
「便所」と「トイレ」、「恋文」と「ラブレター」はどのように違うか。また、外来
語の増加に関する問題を取り上げる。
上位語・下位語、類義語・対義語など、語の意味関係について学び、語彙を体系的に
捉えてみる。
単語をさらに細かく分析できるかどうか。できる場合はどのような要素のどのような
関係によって構成されているか。語構成に関する基本的な用語と分類を学ぶ。
合成にともなって、音声面で起こる変化について学ぶ。特に連濁に関してはどのよう
な法則があるか、やや詳しく取り上げる。
日本語を書き表すのに、どのような文字が使われているか、またどのようなルールで
使い分けられているか。その特徴をつかみ、長所と短所を検討する。
文字について、その機能による分類や、発生・伝播のいきさつの概略を学ぶ。
日本語を書き表す文字として、漢字がどのように取り入れられ、使われてきたか、歴
史上のいきさつに触れながら、日本語の表記における漢字について知る。
日本語の音節に対応する文字の発生とその使用について知る。
常用漢字・仮名使い・送り仮名など、日本語の表記に関する政策を取り上げ、問題点
を考える。
常用漢字・仮名使い・送り仮名など、日本語の表記に関する政策を取り上げ、問題点
を考える。
外来語の増加や漢字制限などに関して、今後の日本語のあり方に働きかけるとすれば
、どのようなことが考えられるか。各自考えをまとめる。
外来語の増加や漢字制限などに関して、今後の日本語のあり方に働きかけるとすれば
、どのようなことが考えられるか。各自考えをまとめる。
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
文章表現法Ⅰ
担当者氏名
田口 寛、渡辺 玄英、播磨 桂子
授業方法
講義
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
毎回取り上げるテーマに沿った適切な文章表現方法を獲得す
るための指導を行う。各自が書くことの喜びと難しさを実感
できることをめざし、作品の個別指導と各自の作品発表に対
する講評を行う。提出作品には改稿を経ることを求め、文章
力の向上をはかる。
漢検準2級程度の漢字力をつけるためのトレーニングを行う
。
《テキスト》
『改訂版 漢検分野別問題集 準2級』(全員1年次に購入
済み。なければ要購入)
《参考図書》
《授業の到達目標》
文章を書く上での基本的な知識と技法を体得し、活用できる
。書くことの喜びと難しさを知り、文章表現に反映できる。
論理的な思考を養い、論理性のある文章によって表現できる
。
《授業時間外学習》
授業で出た課題を完成させる。
《成績評価の方法》
漢字テスト20%
作品の完成度80%
《備考》
《授業計画》
週
1
2
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8
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12
13
14
15
テーマ
学習内容など
心構え
はじめに・書くということ
自由課題
とりあえず、書いてみる(書いてみないことには始まらない)
よくある玉に瑕
書くときについやってしまう癖・書きながらの言いわけに気づく
原則事項
具体例の持ち出し方・取材の取り込み方・引用の原則
結論への道筋
安易な結論に逃げないために、どこで踏みとどまるか
論理性
論理の流れを確認する
書いてみる
テーマ・その1
文章の検討①
発表と講評・改稿への展望
文章の検討②
発表と講評・改稿への展望
文章の検討③
発表と講評・改稿への展望
書いてみる
テーマ・その2
文章の検討①
発表と講評・改稿への展望
文章の検討②
発表と講評・改稿への展望
文章の検討③
発表と講評・改稿への展望
まとめ
前期に学んだことの振り返り、自分にとってどのような学びであったか確認する
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
文章表現法Ⅰ
担当者氏名
播磨 桂子
授業方法
講義
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
毎回取り上げるテーマに沿った適切な文章表現方法を獲得す
るための指導を行う。各自が書くことの喜びと難しさを実感
できることをめざし、作品の個別指導と各自の作品発表に対
する講評を行う。提出作品には改稿を経ることを求め、文章
力の向上をはかる。
《授業の到達目標》
文章を書く上での基本的な知識と技法を体得する。
身につけた知識や技法を文章を書く際に活用できる。
文章を書くことに自覚的になり、十分な推敲を行う。
《成績評価の方法》
漢字テスト20%
作品の完成度80%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
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11
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13
14
15
《テキスト》
漢検準2級学習ステップ
《参考図書》
日本語で書かれたあらゆる図書
《授業時間外学習》
授業で課す課題を完成させる。
《備考》
テーマ
学習内容など
心構え
はじめに・書くということ。
自由課題
とりあえず、書いてみる。書いてみないことには始まらない。
よくある玉に瑕
書くときについやってしまう癖・書きながらの言いわけに気付く。
原則事項
具体例の持ち出し方・取材の取り込み方・引用の原則。
結論への道筋
安易な結論に逃げないために、どこで踏みとどまるか。
論理性
論理の流れを確認する。
テーマにそって書いてみ
る
文章の検討
テーマ・その1
文章の検討
発表と講評・改稿への展望
文章の検討
発表と講評・改稿への展望
テーマにそって書いてみ
る
文章の検討
テーマ・その2
文章の検討
発表と講評・改稿への展望
文章の検討
発表と講評・改稿への展望
まとめ
前期に学んだことを振り返り、自分にとってどのような学びであったか確認する。
発表と講評・改稿への展望
発表と講評・改稿への展望
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
日本文学史(上代・中古)
担当者氏名
島田 裕子
授業方法
講義
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
上代は、口承文学から記載文学への転換期である。漢字を利
用した独自の文字表記が形成されようとしていた。その初々
しい結実が古事記・日本書紀・万葉集である。中古では、古
今集でかな文学が大きな位置を占めはじめ、以後王朝のみや
びともいうべき作品が続々と生まれる。上代・中古の文学史
の流れを見ていく。
《授業の到達目標》
1文学の発生から、上代文学、中古文学までの文学史を把握
する。2文学史の流れのなかで重要事項を把握し考えをを深
めるよう努めている。3個々の作品の内容や作者、成立年代
などを把握している。
《テキスト》
『日本古典文学史』(乾安代 新間一美他 双文社)
《参考図書》
『新編日本古典文学全集』(小学館)
『日本の歴史 上代・中古 』等
《授業時間外学習》
ノートをとること。ノートに言葉によって定着させてはじめ
て授業内容が理解できたか否かが確認できる。疑問はまず自
ら調べる。わからない場合は質問すること。アドバイスに従
って図書館で関連図書を探して調べる。
《成績評価の方法》
課題・試験・レポート
《備考》
小テストなどする。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
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14
15
テーマ
日本文学史とは何か
学習内容など
日本文学史の区分や名称について基礎知識を確認する。
文字をもたない古代日本
列島の民
中央集権国家を目指して
口承文学から記載文学への展開。文字がないということ。
古代国家の生成 歴史と
伝承のはざま
中央集権国家と地誌編纂
古事記・日本書紀の歴史と伝承について。
万葉集1
万葉集Ⅰ・Ⅱ期の歌と歌人。
万葉集2
万葉集Ⅲ・Ⅳ期の歌と歌人。
古代仏教説話
日本霊異記について。
漢詩の時代
懐風藻と国風暗黒時代。
仮名文字の創出と仮名文
化
仮名で書かれた物語の創
作
歌物語
古今集について。
仮名日記文学
日記文学・随筆文学ー土佐日記、蜻蛉日記、枕草子。
源氏物語の出現
源氏物語ー伝奇物語・歌物語・日記文学の影響を受けて長編の物語文学が書かれる。
源氏物語の出現
源氏物語の概要を説明する。
古事記・日本書紀の成立と時代について。
風土記の成立と文学性。
伝奇物語についてー竹取物語を中心として。
歌物語についてー伊勢物語を中心として。
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
日本文学史(中世・近世)
担当者氏名
田口 寛
授業方法
講義
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
日本中世・近世における文学史について概説していく。この
時代の特徴の一つは武士の台頭であるので、武士と文学との
関わりや、軍記文学の紹介をテーマの中心として、文学史を
把握していきたい。「文学史」、つまり「文学」の「歴史」
とは何かという疑問は、常に設定し続けていたい。
《授業の到達目標》
軍記文学等に関する講義を通して、日本の中世文学および近
世文学の流れについて説明できる。日本の中世文学史および
近世文学史を構成する具体的作品について、その特徴を説明
できる。「文学」という用語や「中世」「近世」という時代
について、その内容や特徴を説明できる。
《テキスト》
適宜資料を配る。
《参考図書》
『軍記文学』(おうふう)。その他は授業時に適宜挙げる。
《授業時間外学習》
高校で習う程度の「日本文学史」の知識は、自学しておくこ
とが望ましい。
《成績評価の方法》
試験、あるいはレポートの内容による。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
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4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授業の全体説明。
学習内容など
シラバスを用いつつ、この授業半期の概要・目標等について説明する。
用語についての説明。
「文学」「歴史」「中世」「近世」等の用語についての説明。
武士についての説明。
『新猿楽記』等
「中世」以前(1)
『将門記』『陸奥話記』
「中世」以前(2)
『今昔物語集』
作品から歴史を知る。
『保元物語』『平治物語』
作品から歴史を知る。
『平家物語』
作品から歴史を知る。
『承久記』
作品から歴史を知る。
『太平記』
作品から歴史を知る。
『義経記』
作品から歴史を知る。
『明徳記』『応永記』
作品から歴史を知る。
『信長記』『常山紀談』
「近世」という時代へ(1) 「近世文学」について、資料を用いて概説する。
「近世」という時代へ(2) 「近世文学」について、資料を用いて概説する。
まとめ。
半期の学びを振り返る。
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
日本思想史
担当者氏名
田口 寛
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
前半は日本における、特に上代∼中世の諸思想について概説
していくが、後半は、武士等の戦いにまつわる思考・精神の
歴史を、参考文献に沿う形式で把握していく。「思想」とい
うほどには体系化されたものではないが、ものの考え方の流
れを押さえるという点では同じである。
《授業の到達目標》
日本において「思想」と呼ばれるものについて、自己の所見
を説明できる。日本で誕生または日本に流入し(変質し)た
特定の思想等について、その内容や特徴を説明できる。特定
の思想および考え方について、日本における歴史的な流れを
説明できる。
《テキスト》
佐伯真一氏『戦場の精神史』(NHKブックス 2004)。そ
の他は適宜資料を配る。
《参考図書》
授業時に適宜挙げる。
《授業時間外学習》
年表資料や参考文献などに目を通し、予習・復習を行うこと
が望ましい。
《成績評価の方法》
試験、あるいはレポートの内容による。
《備考》
《授業計画》
週
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15
テーマ
授業の全体説明。
学習内容など
シラバスを用いつつ、この授業半期の概要・目標等について説明する。
通史概観。
配布の年表を用いて通史を概観する。
「日本人」と「思想」に
ついて再考(1)
「日本人」と「思想」に
ついて再考(2)
「憲法十七条」
参考文献等により、問題意識を持つ。
仏教を中心とする中世の
諸思想(1)
仏教を中心とする中世の
諸思想(2)
仏教を中心とする中世の
諸思想(3)
「天道」思想
研究書の一部通読により、概要を押さえる。
『葉隠』と「武士道」に
ついて。
武士たちの戦いにまつわ
る思考・精神(1)
武士たちの戦いにまつわ
る思考・精神(2)
武士たちの戦いにまつわ
る思考・精神(3)
武士たちの戦いにまつわ
る思考・精神(4)
まとめ。
資料により、概要を押さえる。
参考文献等により、問題意識を持つ。
資料により、通読する。
研究書の一部通読により、概要を押さえる。
研究書の一部通読により、概要を押さえる。
参考文献の一部通読により、概要を押さえる。
テキストの一部を通読する。
テキストの一部を通読する。
テキストの一部を通読する。
テキストの一部を通読する。
半期の学びを振り返る。
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
日本語学講義
担当者氏名
井料 佐紀子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
現在私たちが話している「日本語」はどのような変遷をたど
り、これからどのように変化してゆくのか。それを知るため
に私たちは日本語学を学ぶ。この講義では、現代日本語そし
て日本語史を①音声・音韻②文字表記③語彙④文法⑤方言に
わけて概観する。この講義を通じて日本語研究を行う際の最
低限の知識を手に入れてほしい。
《授業の到達目標》
(1)日本語学の基礎的な知識を身につける。
(2)知識をいかして、ある問題についてみずから考えることが
できる。
(3)知識をいかして、問題を客観的にとらえ、結論を導くこと
ができる。
《テキスト》
講義時に、藤田保幸(2010)『緑の日本語学教本』(和泉書
院)を基にしたプリントを配布する。
《参考図書》
沖森卓也(2010)『日本語史概説』『日本語概説』(朝倉書
店)等。
《授業時間外学習》
講義開始時に、前回講義についての簡単なまとめをQ&A方式
でおこなう。答えられるように講義プリントに目を通して講
義に臨むこと。
《成績評価の方法》
平素点(講義時の作業等):30%、学期末テスト:70%
《備考》
出席数が全講義の2/3を下回った場合は、期末試験を受ける
権利を失う。やむを得ず欠席する場合は、必ず事前に連絡し
、証明書等を提出すること。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
ガイダンス
本講義について
学習内容など
日本語の音声・音韻(1)
単音の分類、音素、母音、母音の無声化
日本語の音声・音韻(2)
音声器官、子音、ハ行・サ行子音の変遷
日本語の音声・音韻(3)
清濁、拗音、四つ仮名、合拗音、語音の変化
日本語の音声・音韻(4)
拍と音節、アクセントとその役割
日本語の文字表記(1)
日本語文字表記の特色、漢字の将来、文字表記の始まり
日本語の文字表記(2)
漢字の音と訓、部首、送り仮名
日本語の文字表記(3)
平仮名・片仮名、ローマ字、現代仮名遣い
日本語の語彙(1)
語彙とは、語の意味、同義語・類義語・対義語
日本語の語彙(2)
語種とは、漢語と和語、外来語、語構成、複合語
日本語の語彙(3)
位相とは、女性語と男性語、隠語、忌詞
日本語の文法(1)
学校文法とその限界、活用、敬語
日本語の文法(2)
現代の文法研究、語用論、現代の文法研究の基本事項
日本語の方言
方言とは、東西境界線、方言区画、言語地図、方言と共通語
まとめ
本講義をふりかえって
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
文学教材読解
担当者氏名
安道 百合子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
中学校・高等学校の国語教科書に取り上げられることの多い
文学教材を対象に、テキストからどのように読めるのか、読
解の可能性をさぐる。古文については、まずは国語史の研究
成果をもとに、正確に読解できることを目指す。また、享受
史や現在の研究状況に照らして、教材の価値を考える。予習
を課し、授業には適宜ディスカッションや演習を取り入れる
。
《授業の到達目標》
①主要な古典文学作品の一部について、正確に読解できる。
②文学作品の教材としての価値を説明できる。
③作品の面白さを生かした授業提案ができる。
《成績評価の方法》
授業時の小テスト20%、演習内容30%、期末試験50%
。
《授業計画》
週
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15
《テキスト》
なし。適宜プリントを配布する。
《参考図書》
高等学校の国語総合教科書。
『益田勝実の仕事5国語教育論集成』(ちくま学芸文庫)
《授業時間外学習》
本文を読んでくる(予習)。
文の構造を考える。品詞分解など(予習)。
和歌の読解に関するレジュメ作成(演習準備)。
演習後のふりかえりやレポート作成(復習)。
《備考》
教職志望者推奨科目
テーマ
文学教材の意義
学習内容など
文学作品が国語科教材になるとき。文学教材の意義。
『竹取物語』読解①
冒頭表現の工夫を読み取る。
『竹取物語』読解②
求婚譚から風刺精神を読み取る。
『竹取物語』読解③
天帝と翁の対比的な描き方。
『枕草子』読解①
初段「春はあけぼの」の読解。
『枕草子』読解②
「香炉峰の雪」章段の読解。
百人一首
百人一首 演習①
和歌研究の手法。一首の歌の解釈を明らめるための手続きについて解説。レジュメの
作りかたとポイント。
上代歌人の歌。レジュメにもとづいて発表と意見交換。
百人一首 演習②
古今歌人の歌。レジュメにもとづいて発表と意見交換。
百人一首 演習③
のちに説話化する歌。レジュメにもとづいて発表と意見交換。
百人一首 演習④
新古今歌人の歌。レジュメにもとづいて発表と意見交換。
古典評論
中世の古典評論書『無名草子』冒頭(いとぐち)の場面設定の理解と読解。
『源氏物語』読解①
若紫巻「少女の発見」の読解とポイント解説。
『源氏物語』読解②
御法巻「紫の上の最期」の読解とポイント解説。
『源氏物語』の影響
『源氏物語』とその影響下の作品。
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
漢文教材読解
担当者氏名
阿部 泰記
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
高等学校の漢文の教科書でも知られた中国古典を中心に、代
表的な作品を取り上げて、その趣旨を理解するとともに、時
代によって文体にどのような変化が生じていくのかを考察す
る。
《授業の到達目標》
1.講義の内容を聞き取って整理することができるようになる
。2.配布したプリントを通じて漢文訓読ができるようになる
。
3.中国文化がどのように日本文化に影響しているかを説明で
きるようになる。
《成績評価の方法》
1.上記の能力について、配布したプリントにどれだけノート
できたかをもって評価する。
2.期末試験によって総合的にどれだけ理解できたかを評価す
る。
《授業計画》
週
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15
テーマ
《テキスト》
ポートフォリオ掲載。プリント配布。プロジェクターを使用
する。
《参考図書》
『新釈漢文大系』(明治書院)ほか
《授業時間外学習》
参考書やネット情報を通じて予習・復習をする。
《備考》
『詩経』の序文と詩歌
学習内容など
漢文の教科書でも知られた代表的な中国古典の趣旨を理解する授業であることを概説
する。
中国古典の開祖である『詩経』の序文と詩歌の趣旨を理解する。
『論語』の訓話
『論語』の訓話の趣旨を理解する。
『孟子』の訓話
『孟子』の訓話の趣旨を理解する。
『韓非子』「守株」
『韓非子』「守株」の趣旨を理解する。
『史記』「伯夷叔斉列伝
」
『古詩十九首』「孔雀東
南飛」
『西京雑記』「王昭君」
『史記』「伯夷叔斉列伝」の趣旨を理解する。
陶淵明『桃花源記』
陶淵明『桃花源記』の趣旨を理解する。
白居易『長恨歌』
白居易『長恨歌』の趣旨を理解する。
唐代伝奇『杜子春』
唐代伝奇『杜子春』の趣旨を理解する。
元代の雑劇『竇娥冤』
元代の雑劇『竇娥冤』の趣旨を理解する。
明代の小説『三国志演義
』
清代の小説『聊斎志異』
明代の小説『三国志演義』の趣旨を理解する。
まとめ
漢文の教科書でも知られた代表的な中国古典の趣旨が理解できたか確認する。
授業概要
『古詩十九首』「孔雀東南飛」の趣旨を理解する。
『西京雑記』「王昭君」の趣旨を理解する。
清代の小説『聊斎志異』の趣旨を理解する。
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
書道Ⅰ
担当者氏名
松田 政道
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
中学校書写指導の基礎基本的な知識・技能の習得に努める。
特に平仮名の字源の省略課程を大切に考え、俗体の矛盾に満
ちた字形や用筆法について考える。
《テキスト》
新編<書写指導>全大書教学会編萱原書房
《参考図書》
小・中学校教科書
《授業の到達目標》
①絶えず文字に興味関心を抱く
②書写教師としての基礎的なちしきと技能を身に付ける。 ③古典名跡を常に鑑賞することに努める。
《成績評価の方法》
毛筆の基本技能の習得度。折帖整理。プリントなどの資料整
理保存
《授業計画》
週
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《授業時間外学習》
硬筆での課題あり
《備考》
テーマ
学習指導要領を読む
学習内容など
学習指導要領の解読、考え方、問題点の検討。
文房四寶
筆・墨・硯・紙・その他の文房具の取り扱い方。
基本点画1
横画・縦画・折れ・点の書き方。
基本点画2
左右の払い・そり・曲がりの書き方。
篆書と隷書
篆書・隷書の歴史と基本的な用筆法
楷書と行書と草書と
楷書・行書・草書の歴史と基本的な用筆法
かなを学ぶ1
字源とその省略課程を点検する。①とりなくこゑす
かなを学ぶ2
②ゆめさませ、みよあけ
かなを学ぶ3
③わたる、ひんがしを
かなを学ぶ4
④そらいろはえて、おきつへに
かなを学ぶ5
⑤ほふねむれゐぬ
かなを学ぶ6
⑥もやのうち
平仮名だけで調和を
①平仮名ばかりの調和を考える。文字の概形を見抜き、字形を整える。
バランスと字配り
②全体のバランス=字配りを考える。
折帖の整理
折帖へ配付プリントを貼り付け、整理する。
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
書道Ⅱ
担当者氏名
松田 政道
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
書写指導の中で、硬筆と毛筆双方の基礎的技能を習得する。
特に中学校の書写はやさしい行書まで学習し、教師自らが書
を愛好する人でありたい。そのためには広範囲の文字に対す
る関心を持ち、的確な指導ができるように努めたい。
《授業の到達目標》
①自信を持って正しく・はやく・美しく書けるように努める
。②短期上達ペン習字を宿題として課し提出する。
③小筆の執筆法を身に付ける。
《テキスト》
自主制作プリント
《参考図書》
授業中に提示
《授業時間外学習》
長期休業中に硬筆課題
《成績評価の方法》
毎時の清書。互評会での成績。展大する力。
《備考》
《授業計画》
週
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テーマ
毛筆書写の利点
学習内容など
毛筆書写の利点とその導入法を考える。
古典の楷書1
初唐の三大家の楷書を学ぶ。=用筆法
古典の楷書2
初唐の三大家の楷書を学ぶ。=造形美
古典の楷書3
北魏時代の楷書を学ぶ。=古い楷書の美に迫る。
古典の行書1
古典の事例を参考にしてやさしい行書が書けるようになる。=抑揚
古典の行書2
古典の事例を参考にしてやさしい行書が書けるようになる。=筆脈の貫通
古典の行書3
古典の事例を参考にしてやさしい行書が書けるようになる。=抑揚
古典の行書4
王羲之蘭亭序を臨書する。
古典の行書5
三筆、三蹟から学ぶ
行書手本を書く
教科書の中にある行書手本を書く。
調和体を書く
漢字と仮名との調和を意識して書く。
七夕・書初めの手本を書
く
教育漢字を書く1
生徒にとって、望ましい手本とは何か。
教育漢字を書く2
中学生で習う教育漢字を全て書いてみる。添削。
筆順の原理を探る
筆順のげんりと間違い易い文字を考える。
小学生で習う教育漢字を全て書いてみる。添削。
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
基礎演習Ⅰ
担当者氏名
田口 寛
授業方法
演習
単位・必選
2・選択必修
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
中世当地の諸事件や源平合戦・『平家物語』が各時代・各地
域に与えている影響を、私たちの周辺にある様々な事象から
見つけ出し、考えたい。演習なので、受講者による発表を必
須とするが、詳細は受講者の状況で決める。基本的には、諸
々の発表テーマを予め提示し、受講者に選択してもらった上
で、具体的な芸術作品などの文化事象を取り上げてもらい、
さらに『平家物語』やその諸異本などの原典・資料に遡って
もらいたい。
《授業の到達目標》
地域文化を研究する上での、基本的な調査結果を発表形式で
報告できる。中世当地の諸事件や源平合戦が各時代・各地域
に与えている影響について、その実態を調査報告できる。源
平合戦や『平家物語』が後代の当地域に与えている影響につ
いて、その実態を調査報告できる。
《テキスト》
適宜資料を配る。
《参考図書》
授業時に適宜挙げる。
《授業時間外学習》
発表予告があれば、可能な限りにおいて予習してくることが
望ましい。
《成績評価の方法》
発表と試験、あるいはレポートの内容による。
《備考》
《授業計画》
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テーマ
授業の全体説明。
学習内容など
シラバスを用いつつ、この授業半期の概要・目標等について説明する。
『平家物語』等について
の説明。
図書館でのオリエンテー
ション。
受講者発表。
『平家物語』等について説明する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
まとめ。
半期の学びを振り返る。
本授業の内容にそくした、図書館の利用等について説明する。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
基礎演習Ⅰ
担当者氏名
村田 喜代子
授業方法
演習
単位・必選
2・選択必修
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
教材を現代の文学作品に限定せず、広くさまざまな分野(科
学、芸術、またあるいは子供の文章等)を選び、表現の多様
さと面白さを教える。また校外へ出て取材する。授業時間の
後半を実作にあてる。
《授業の到達目標》
1.文章を各即戦力を身につける。
2.文章嫌いを直す。
3.言葉の感覚、物を視る力を養う。
1
2
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《参考図書》
《授業時間外学習》
授業ごとに指示
《成績評価の方法》
文章表現力が向上したか、言語への感覚がより豊かになった
かを実作で評価する。
《授業計画》
週
《テキスト》
適宜資料を配布する。
基本テキストとして「縦横無尽の文章レッスン」村田喜代子
(朝日新聞出版)
《備考》
テーマ
さまざまな文章を味わう
学習内容など
悪文とも思える山下清の日記など、文法を越えた表現力を味わう。
さまざまな文章を味わう
科学者の文章を読む。後に実作指導。ライアル・ワトソンの文章。
さまざまな文章を味わう
湯川秀樹の文章を取り上げる。後に実作指導。
さまざまな文章を味わう
赤瀬川源平の著作『困った人体』を取り上げる。
さまざまな文章を味わう
テキスト「2000年最大の発明とは何か」。後に実作指導。
さまざまな文章を味わう
引き続き「2000年最大の発明とは何か」。後に実作指導。
さまざまな文章を味わう
短編小説の味わい。世界の超短編から選ぶ。
短編創作
超短編を書いてみよう。実作。
創作合評
前作の作品をコピーして渡しておき、それを読み合わせ。
さまざまな文章を味わう
『ひらがなで読む日本美術史』(橋本治)を読ませる。
さまざまな文章を味わう
絵画を鑑賞して感想を書く。
さまざまな文章を味わう
写真を鑑賞させて感想を書く
取材
校外に文章の題材を求める。
取材の文章化
前回の校外取材を文章にする。
まとめ
学びを振り返る。前回の文章を清書して提出。
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
基礎演習Ⅰ
担当者氏名
矢本 浩司
授業方法
演習
単位・必選
2・選択必修
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
この演習の時間は、以下の内容で実施します。
1 担当教員(矢本)による講義
2 学生(輪番)による文学作品(日本近現代)の研究発表
2 演習参加者全員による質疑応答・討論
《授業の到達目標》
①発表する作品を自分で選ぶ
②発表に必要な準備(担当する作品の入手と読破、調査、レ
ジュメ作成、資料準備等)ができるようになる
③研究発表をする
《成績評価の方法》
以下の点を総合して評価します。
1 発表内容
2 発表のための準備
3 授業態度(質疑応答を含む)
4 レポート
《授業計画》
週
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《テキスト》
授業で指示する文学作品
《参考図書》
授業で指示します。
《授業時間外学習》
1 発表の準備
2 演習で扱う文学作品を事前に読んでおいてください。
《備考》
テーマ
自分の読み方で他者を説
得するために
調べる力を身につけるた
めに
研究発表をするために(
1)
研究発表をするために(
2)
研究発表
学習内容など
文学作品の論じ方について説明します。そのあと、発表を担当する文学作品の割り振
りをします。
必要なものの調査方法、図書館の活用法とインターネットの活用法について話します
。
①レジュメの作り方、②資料の準備の仕方、③プレゼンテーションの仕方、④先行研
究の確認、⑤フィールドワーク、⑥オリジナリティについて話します。
担当教員(矢本)が演習参加者に向けて研究発表をします。
研究発表
演習参加者による研究発表と質疑応答
研究発表
演習参加者による研究発表と質疑応答
研究発表
演習参加者による研究発表と質疑応答
研究発表
演習参加者による研究発表と質疑応答
研究発表
演習参加者による研究発表と質疑応答
研究発表
演習参加者による研究発表と質疑応答
研究発表
演習参加者による研究発表と質疑応答
研究発表
演習参加者による研究発表と質疑応答
研究発表
演習参加者による研究発表と質疑応答
まとめ
これまでの演習の総括をします。
演習参加者による研究発表と質疑応答
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
基礎演習Ⅱ
担当者氏名
島田 裕子
授業方法
演習
単位・必選
2・選択必修
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
万葉集の巻1を中心に読む。雄略天皇や額田王など初期万葉
の代表的歌人の和歌を、古語辞書の活用から始めて総索引や
諸注釈の活用等、研究に必要な手順を習得しつつ、深く読み
解いていく。
《授業の到達目標》
・古典和歌を丁寧に読んでいき疑問を調べる。
・本文を読み解くために必要な基礎的研究方法の習得する。
・2000字以上のレポートを書けるように努める。
《テキスト》
『萬葉集』佐竹昭宏・木下正俊・小島憲之(塙書房)
《参考図書》
『新編日本古典文学全集 萬葉集』(小学館)
澤瀉久孝『萬葉集注釈』
『萬葉集全注』(有斐閣)
伊藤博『萬葉集釋注』
阿蘇瑞枝『萬葉集全歌講義』
『新編日本古典文学全集 日本書紀』(小学館)
《授業時間外学習》
発表資料の作成、レポートの準備、 発表後レポート作成。
《成績評価の方法》
研究発表、期末レポート
《備考》
古語辞書を持参すること。
《授業計画》
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テーマ
万葉とその時代
学習内容など
万葉集の歌の詠まれた時代の歴史を学んでおく。
万葉の人々の生活
巻1−1
万葉の人々がどのような家族制度や社会制度のなかで生活していたのか、和歌理解の
ために調べる。
古典を読むことは、伝本の知識の上で成り立つことを講義する。また、文字として形
成中の万葉仮名についても説明する。
万葉研究のために必要な諸注釈・総索引、学生による萬葉集研究に基本文献の探索(
図書館)研究史等について説明する。
雄略天皇御製歌。
巻1−2
舒明天皇御製歌。
巻1−20・21
蒲生野に遊猟する時の贈答歌。 額田王、大海人皇子。
巻1−8
巻1−16
巻1−25・26
学生による発表 額田王2首
巻1−27
学生による発表 天武天皇
巻1−29
巻1−30・31
巻1−45
学生による発表 柿本人麻呂
巻1−46・47・48・49
学生による発表 柿本人麻呂短歌
巻2−105・106
学生による発表 2−105・106大伯皇女 大津皇子
まとめ
今まで学んだことを振り返る。
万葉集の伝本
万葉研究のために
学生による発表 天武天皇
学生による発表 柿本人麻呂長歌
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
基礎演習Ⅱ
担当者氏名
宮崎 勝弘
授業方法
演習
単位・必選
2・選択必修
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
情報やニュースが氾濫する今日の社会では、それらを正しく
理解することが求められる。メディアとは何か、ジャーナリ
ズムの本質や機能、その実態は何か。「事実」や「真実」を
ベースとするルポルタージュやノンフィクションについてそ
の基礎を学ぶ。
《授業の到達目標》
時代や社会で生起することへの理解が進み、現代社会への関
心をもとことが期待できる。ルポと取り組むことで、表現技
術が向上する。
①社会的な関心事について知識を得る
②事実の重さを考えるようになる
③表現、特に言葉、文章について関心を持つようになる
《テキスト》
授業の展開に応じて、随時指示する。
《参考図書》
《授業時間外学習》
時事問題に関わることが多いため、新聞を読むことを念頭に
置き、日ごろからニュースに親しむことを求める。
《成績評価の方法》
受講姿勢、発表、レポート、出席
《備考》
《授業計画》
週
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テーマ
ガイダンス
学習内容など
ニュースへの関心を喚起しながら、授業への進め方を説明。
ジャーナリズムとは
ジャーナリズムは、どのように理解されているか。日本の現状を見る。
メディアとは
メディアとは、何を指すのか。語源や由来と現実との関係を考える。
ニュースとは
ニュースとして成立させているものは何か。ニュースの様々な顔を観察。
ノンフィクションとは
総合月刊誌の休刊が相次ぐ中、ノンフィクションとは何かなど基礎を学ぶ。
新聞社について
新聞社の組織はどうなっているのだろうか。日本の新聞社の実態を見る。
新聞について①
新聞の工程や、紙面構成などを学ぶ。
新聞について②
新聞記事にはどのような種類があるのか。硬派、軟派記事とは何か。
新聞について③
客観報道の問題について、具体的なケースを採り上げて考える。
取材について
新聞記事、ノンフィクションに欠かせない取材。その厳しさを知る。
発表①
直近のニュースを選び、学生が口頭発表する。ディスカッションも行う。
発表②
直近のニュースを選び、学生が口頭発表する。ディスカッションも行う。
文章表現①
学生は興味あるテーマを設定し、取材し、それを文章に表現する。
文章表現②
学生は興味あるテーマを設定し、取材し、それを文章に表現する。
まとめ
半年間の学びを全員で振り返り、次に求められることを考える。
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
基礎演習Ⅱ
担当者氏名
渡辺 一雄
授業方法
演習
単位・必選
2・選択必修
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
歴史学・考古学・民俗学・地理学に関わるさまざまな文化現
象を調べ、それに関する基本的な文献を読んで、発表・討論
します。さらにフィールドワークの方法を訓練することによ
り、生活文化の視点からの地域文化研究の方法を習得します
。
《授業の到達目標》
・地域文化研究の意義を理解し、説明できる。
・地域文化研究に係る基本的な文献を読み、内容をまとめ、
発 表できる。
・地域文化研究の方法を習得する。
《テキスト》
使用しません。
《参考図書》
授業の中で適宜紹介します。
《授業時間外学習》
課題を出し、時間外にやってもらうことがあります。
《成績評価の方法》
授業態度・発表・レポートで評価します。
《備考》
フィールドワークを行います。
《授業計画》
週
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15
テーマ
ガイダンス
授業の概要説明
学習内容など
テーマの設定
各自、興味のある研究テーマを設定する
文献検索・発表の仕方
図書館の案内など
発表Ⅰ
興味のあるテーマについて、その概要を発表する
発表Ⅱ
興味のあるテーマについて、その概要を発表する
発表Ⅲ
興味のあるテーマについて、その概要を発表する
発表Ⅳ
興味のあるテーマについて、その概要を発表する
発表Ⅴ
テーマに関連する論文を読み発表する
発表Ⅵ
テーマに関連する論文を読み発表する
発表Ⅶ
テーマに関連する論文を読み発表する
発表Ⅷ
テーマに関連する論文を読み発表する
フィールドワークの方法
講義
フィールドワークⅠ
関門地域を歩く
フィールドワークⅡ
関門地域を歩く
フィールドワークⅢ
フィールドワークの成果をレポートにまとめる
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
基礎演習Ⅲ
担当者氏名
播磨 桂子
授業方法
演習
単位・必選
2・選択必修
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
身近なことばを観察し、分析することを通して、日本語に関
する知識および研究の方法を身につけていく。具体的な方法
として、ある語句や表現の仕方について実際に用いられてい
る例を集めて比較・分析を行い、それを記述する(口頭発表
・レポート)。
《授業の到達目標》
日本語を客観的に観察・分析する方法を身につける。
日本語を分析するため、また、それを伝えるために必要な用
語を習得する。
レポートとして適切な形式、内容の文章を書く。
《成績評価の方法》
授業参加および担当発表50%、期末レポート50%
《テキスト》
プリント配布
《参考図書》
《授業時間外学習》
授業中に示す課題。授業中に提示した文献に積極的に目を通
す。
各自、テーマを設定して調査・分析、発表のための資料作り
などの準備を行う。
クラスメートの発表について、疑問が残った点などを調べて
みる。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授業の目的と方法
学習内容など
この授業の目的を示し、受講生それぞれの目標を確認する。
参考図書、資料の探し方
の確認
参考文献としての論文の
読み方(1)
参考文献としての論文の
読み方(2)
個人担当発表の分担
図書館で、日本語に関する基本的な図書を確認し、どのようなときに利用できるかを
知る。
配布する資料を読み、内容について話し合う。
共通課題をもとにした用
例採集・分析
個人担当発表①
配布する資料を読み、内容について話し合う。
個人で担当するテーマ、担当日程を決める。発表資料の作り方・発表の仕方について
の確認。
共通テーマを決めて、用例を採集し、全員で検討する。
各自の設定した課題による発表、それをもとにした質疑応答と意見交換。
個人担当発表②
各自の設定した課題による発表、それをもとにした質疑応答と意見交換。
個人担当発表③
各自の設定した課題による発表、それをもとにした質疑応答と意見交換。
個人担当発表④
各自の設定した課題による発表、それをもとにした質疑応答と意見交換。
個人担当発表⑤
各自の設定した課題による発表、それをもとにした質疑応答と意見交換。
個人担当発表⑥
各自の設定した課題による発表、それをもとにした質疑応答と意見交換。
個人担当発表⑦
各自の設定した課題による発表、それをもとにした質疑応答と意見交換。
個人担当発表⑧
各自の設定した課題による発表、それをもとにした質疑応答と意見交換。
レポート課題提示
研究、発表した成果をレポートにまとめる方法、留意事項。
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
基礎演習Ⅲ
担当者氏名
渡辺 玄英
授業方法
演習
単位・必選
2・選択必修
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
さまざまな詩に接してみる。詩表現の多様な要素について、
感受性と知識を高める。各人に詩の感想発表の場を設ける。
また、合評形式の授業もおこなう。最終的には、各人に二篇
程度の詩を創作してもらう。
《授業の到達目標》
詩の基礎知識を身につけ、詩的感受性を伸ばし、批評的に詩
作品を語ることが出来るようになる。
詩の創作を試みて二作品を完成させる。
《成績評価の方法》
授業での積極性、質問の有無(30%)
課題作品の質(70%)
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
適宜、資料を配布
《参考図書》
なし
《授業時間外学習》
予習、復習をして授業に臨むこと
《備考》
テーマ
学習内容など
概説
授業の概説
詩入門①
詩の表現にふれる(初歩)
詩入門②
詩の表現にふれる
書く
短い詩を書いて、合評する
詩を読み解く①
多様な詩の読解と学生による詩の感想発表
詩を読み解く②
多様な詩の読解と学生による詩の感想発表
詩を読み解く③
多様な詩の読解と学生による詩の感想発表
詩を読み解く④
多様な詩の読解と学生による詩の感想発表
詩を読み解く⑤
多様な詩の読解と学生による詩の感想発表
詩を読み解く⑥
多様な詩の読解と学生による詩の感想発表
詩を読み解く⑦
多様な詩の読解と学生による詩の感想発表
詩の表現を学ぶ①
作品を合評しながら、表現法を習得する
詩の表現を学ぶ②
作品を合評しながら、表現法を習得する
合評会
学生の作品を合評する
まとめ
授業を振り返る
2年・後期
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
基礎演習Ⅳ
担当者氏名
安道 百合子
授業方法
演習
単位・必選
2・選択必修
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
日本語・日本文学専攻の学生のための授業。『源氏物語絵巻
』詞書を読み、『源氏物語』の本文との比較を行う。くずし
字を読む練習を行い、古典を研究するにはどのような手続き
が必要か、どのような視点があるかについて実践的に学ぶ。
辞書をひき、用例を探すなど、基本的手続きを経て、自分で
読めるようになることを目指す。
《授業の到達目標》
1.古語辞典・関連用語辞典や、事典を引くことができる。
2.注釈書を見比べ、自分の意見を持って読解できる。
3.適切なレジュメを作成し、発表できる。
《成績評価の方法》
質疑応答・討議への参加30%
演習(レジュメと発表)40%
期末レポート30%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
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11
12
13
14
15
テーマ
『源氏物語絵巻』概説
《テキスト》
適宜指示する。
《参考図書》
適宜紹介する。
《授業時間外学習》
演習担当者は、レジュメなど発表の準備を行う。担当者以外
も、当日の演習部分の予習を行い、質問を用意してくる。
《備考》
『源氏物語』蓬生①
学習内容など
『源氏物語絵巻』の成立時期、概要を説明する。授業の進め方を確認し、演習担当者
を決める。辞書・参考文献を紹介する。
『源氏物語』末摘花巻の概要を説明し、蓬生巻がこれに続く物語であることを確認。
くずし字解読の練習。発表の模範例を示す。
蓬生① 担当者が発表したあと、質疑応答・意見交換をする。
『源氏物語』蓬生②
蓬生② 担当者が発表したあと、質疑応答・意見交換をする。
『源氏物語』蓬生③
蓬生③ 担当者が発表したあと、質疑応答・意見交換をする。
『源氏物語』蓬生④
蓬生④ 担当者が発表したあと、質疑応答・意見交換をする。
『源氏物語絵巻』蓬生①
『絵巻』蓬生① くずし字読解。質疑応答・意見交換をする。
『源氏物語絵巻』蓬生②
『絵巻』蓬生② くずし字読解。質疑応答・意見交換をする。
『源氏物語』御法①
御法① 担当者が発表したあと、質疑応答・意見交換をする。
『源氏物語』御法②
御法② 担当者が発表したあと、質疑応答・意見交換をする。
『源氏物語』御法③
御法③ 担当者が発表したあと、質疑応答・意見交換をする。
『源氏物語』御法④
御法④ 担当者が発表したあと、質疑応答・意見交換をする。
『源氏物語絵巻』御法①
『絵巻』御法① くずし字読解。質疑応答・意見交換をする。
『源氏物語絵巻』御法②
『絵巻』御法② くずし字読解。質疑応答・意見交換をする。
レポート提出
各自、レポートのテーマと概要について発表し、意見交換する。
末摘花物語の概要
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
基礎演習Ⅳ
担当者氏名
倉本 昭
授業方法
演習
単位・必選
2・選択必修
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
日本の伝統文化の故郷である関西方面(京都・滋賀)への調査
を試みる。組ごとに綿密な調査計画を立て、プレゼンする。
アポイントメントのとりかたや取材のノウハウなども学習し
、総括として実際に調査に出る。
《授業の到達目標》
①グループを作って、綿密な調査旅行計画を策定する。
②調査目的は伝統文化の流れを踏まえて、その学術的な意義
を 明確にする。
③現地での調査で有意義な結果を得る。
《成績評価の方法》
15回の授業における活動から授業態度を見る。加えて、原
則として実施する関西方面調査旅行での行動や、そこで得た
成果により評価。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
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12
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14
15
《テキスト》
なし
《参考図書》
『京都叢書』ほか京都の歴史や地誌類を適宜参照すること。
《授業時間外学習》
各種メディアで京都・滋賀の情報をどんよくに得ることが調
査の充実につながる。アポイントメントをとる過程は、殊の
外緊張を要するが、礼儀と勇気をもって乗り切ってほしい。
《備考》
京都・滋賀への旅行は単位取得のための絶対要件ではない。
テーマ
フィールドワークの実際
学習内容など
調査旅行の意義と、過去の学生の調査内容を紹介
フィールドワークの成果
過去に行ったフィールドワークの成果を紹介する
グループ作り
調査研究をするためのグループを作る
調査内容の企画
過去の例を参考にし、グループ内で調査目標を定める
調査中の注意(1)
調査中に想定しえるトラブルの回避法
調査中の注意(2)
より充実した調査を行うためのコツ
調査中の注意(3)
現地で関わる様々な調査協力者との接し方について
調査計画発表(1)
グループ別調査内容のプレゼンテーション
調査計画発表(2)
グループ別調査内容のプレゼンテーション
調査計画発表(3)
グループ別調査内容のプレゼンテーション
調査計画発表(4)
グループ別調査内容のプレゼンテーション
調査計画発表(5)
グループ別調査内容のプレゼンテーション
アポイントメントのとり
かた
旅行に際しての注意
調査先にアポイントメントをとり、調査計画の予算、行程、時間などを最終的に固め
る
調査旅行に際しての基本的な留意事項を再確認
調査旅行マニュアル作成
全グループの調査計画書と旅行の行程、留意事項などをまとめた冊子を編集
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
基礎演習Ⅳ
担当者氏名
菅 孝行
授業方法
演習
単位・必選
2・選択必修
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
様々な作品(戯曲・シナリオ・批評など)に触れ、創るに先
立って、自分の視点で作品を解釈する作業に馴染んで貰う。
解釈という作業を介して、創作と批評という一見対立的な営
為が緊密につながっていることを体感してほしい。講義を中
心とするが、作品を合評する機会も設ける。
《授業の到達目標》
Ⅰ.次年度の演習に必要なマインド(感度)を涵養する。Ⅱ.
基礎的知識・解釈力・発想力を獲得する。Ⅲ.戯曲・シナリ
オ・批評などのプロットの構成ができるようになる。
《成績評価の方法》
レポート:講義と関連した主題を各自が設定し、レポートを
最終日に提出する。形式は創作でも創作プランでも準備ノー
トでもよい。評価基準は、Ⅰ.選択したジャンルに見合った
感度があるか。Ⅱ.講義で得た知識・情報を媒介として世界
を解釈し、作品世界を発想できているか。Ⅲ.提出物の構成
力。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
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10
11
12
13
14
15
《テキスト》
なし
適宜プリントを配布する
《参考図書》
講義のなかで随時紹介する
《授業時間外学習》
《備考》
授業でとりあげる作品をシラバス記載のものと変更すること
がある
テーマ
ガイダンス
学習内容など
創作と批評の関係について考える(創造は批評であり、批評は創造である)
戯曲を読む(1)
岸田国士『紙風船』(青空文庫)を読んだうえで受講する。合評+講義(構造分析 様
式 演じることを演じる 登場人物の「性別役割=ジェンダー」)
「吉右衛門の楽屋」(渡辺保『俳優の運命』巻頭、プリント配付):中村吉右衛門(先代
)の<素顔>、尾上梅幸(先代)における<俳優の方法>について考える
作品の簡単な解説、ギリシャ悲劇を現代劇として上演することの意味、俳優の訓練と
造形。上演台本(プリント)は授業冒頭に配付する。
「吉右衛門の楽屋」後半を読む。俳優の方法(能 新劇 60年代演劇)の差異につい
て考える。鈴木忠志の演出と身体造形理論。
大島渚作品のシナリオ『愛と希望の街』『少年』を読む。合評+講義(構造分析 持
ち主に帰るハトを売る「詐欺」、当たり屋という「商売」、背景=貧困と犯罪)
大島渚作品『少年』(DVD)を見る
演劇批評を読む(1)
舞台映像 「トロイアの
女」を見る
演劇批評を読む(2)
シナリオを読む
映像(DVD)を見る
作品と作家について考え
る
戯曲を読む(2)
テレビアニメのドラマを
見る
ドキュメント映像を観る
ドキュメンタリー映像論
+ノンフィクション論
外国映画を見る
批評とは何か
まとめ
合評+講義(大島渚について 表現技法 歴史的背景)
鈴木忠志構成『からたち日記由来』(台本8講に配布する) 構造分析 テキストの背景を探る 演劇表現による批評とは何かを考える
『ルパン三世partⅢ』⑳(脚本・菅)を見て合評する
牛山純一企画制作・大島渚監督 『ユンボギの日記』を見て合評
(『忘れられた皇軍』のネット動画が観られる状態ならそれも取り扱う)
日本のドキュメンタリー映画概論(映像が暴き出すものについて) 見捨てられたものへの視座の重要性(水俣 沖縄 原発 貧困者 子ども 高齢者)
アンジェイ・ムンク監督のポーランド映画『パサジェルカ』を見る
合評と解説
講義を通じて、①創作が批評行為であること、②批評には様々な批評理論が存在する
こと、を明らかにする
①共感と批判―誰に向けて書くのか
②ジャンル相互の差異と連関
《課程科目》
科目名
中等教育課程論
担当者氏名
貞末 俊裕
授業方法
講義
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
教育課程の意義、教育課程の諸形態・変遷、教育課程の基
準、教育課程に関する法制等について概説する。
教育課程の編成及び実施、中学校と高等学校の学習指導要
領・教育課程、学習指導要領の改訂の経緯等について概説す
る。
《授業の到達目標》
①教育課程の意義や諸形態、教育課程編成の要点等をまとめ
て
発表できる。
②中学校・高等学校における教育課程編成の基準や法令等を
整
理し覚える。
③学習指導要領改訂の経緯や内容等について考察し理解を深
め
《成績評価の方法》
説明できる。
レポート、毎時の小テスト、定期末試験
《テキスト》
『中学校学習指導要領』『中学校学習指導要領解説総則編』
『高等学校学習指導要領』『高等学校学習指導要領解説総則
編』
《参考図書》
《授業時間外学習》
予習課題をもとに学習し、毎時の小テストも活用すること
。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
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11
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15
テーマ
カリキュラムについて
学習内容など
カリキュラムの語源、教育課程の意義等について
教育課程の歴史的変遷
教育課程の歴史的変遷について
教育課程の類型
教育課程の様々な形態と類型について
学習指導要領(1)
学習指導要領改訂の経緯と社会的背景について
学習指導要領(2)
学習指導要領改訂の基本方針と要点について
学習指導要領(3)
学習指導要領の改訂の歴史について
教育課程の編成(1)
教育課程を編成していく上で、学校教育の目的や目標の視点で考察する。
教育課程の編成(2)
教育課程を編成していく上で、学習方法や学習形態等の視点で考察する。
教育課程の編成(3)
教育課程編成の基準となる法令等について
教育課程の編成(4)
各学校の教育課程編成と教育委員会の指導助言等について
教育課程の編成及び実施
(1)
教育課程の編成及び実施
(2)
教育課程の編成及び実施
(3)
教育課程の編成及び実施
(4)
中高の教育課程のまとめ
教育課程編成の一般方針について
教育課程実施上の配慮事項、指導計画作成に当たって配慮すべき事項について
生きる力の育成をめざす教育課程編成の取組状況について
学校評価における教育課程評価について
中学校や高等学校の様々な教育課題と教育課程の編成実施について
《課程科目》
科目名
仮名書法Ⅰ
担当者氏名
生田 照代
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
仮名の基礎的要素から平安期の古典臨書まで、段階を追っ
て学ぶ。仮名の基本的表現方法では、単体・連綿・変体仮名
を学ぶ中で、仮名の技術の基礎である、墨に関わること、用
筆法等を習得し、以後の仮名学習の土台を作る。平安期の古
典臨書では、古典の書風・特徴・用筆法を理解し、表現する
。実技実習が中心となるが、日本独自の文字である仮名文字
の成立・変遷についても学び、理解する。
《テキスト》
古典の法帖、自主制作プリント
《参考図書》
《授業の到達目標》
・仮名の成立・変遷について他者に説明できる。 ・仮名の基本的な表現方法を習得し、表現できる。
・それぞれの古典の書風・特徴・用筆法を理解し、表現でき る。
《成績評価の方法》
・仮名の成立・変遷について他者に説明できたか。 ・仮名の基本的な表現方法を習得し、表現できたか。 ・それぞれの古典の書風・特徴・用筆法を理解し、表現でき
たか。
《授業計画》
週
1
2
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4
5
6
7
8
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15
テーマ
仮名書法概説
仮名の基礎 Ⅰ
仮名の基礎 Ⅱ
仮名の基礎 Ⅲ
仮名の基礎 Ⅳ
仮名の基礎 Ⅴ
平安期の古典臨書 Ⅰ
平安期の古典臨書 Ⅱ
平安期の古典臨書 Ⅲ
平安期の古典臨書 Ⅳ
平安期の古典臨書 Ⅴ
平安期の古典臨書 Ⅵ
作品制作
実用の中に生かす Ⅰ
実用の中に生かす Ⅱ
《授業時間外学習》
毎日筆を持つことが望ましい。 授業の予習・復習という意味だけではなく、積極的に書道と
関わる姿勢を大切にしよう。
《備考》
毎時間授業の成果を提出する。
学習内容など
学習内容の説明。次時からの実習における注意点等について説明。
仮名文字の成立・変遷について学ぶ。
「単体」の練習
仮名の基本的な表現方法の中から、墨の問題(色・量・方法)と用筆法を中心に学ぶ
。
「変体仮名」の練習
仮名の基本的な表現方法の中から、あたり(筆圧のかけ方)を中心に学ぶ。
「連綿」の練習
仮名の基本的な表現方法の中から、墨・用筆法・あたりについて学ぶ。
「散らし書きⅠ」
仮名の基本的な表現方法を生かし、和歌一首を半紙に散らし書きをする。
「散らし書きⅡ」
「散らし書きⅠ」とは異なる和歌を、異なる構成で散らし書きをする。
「高野切第三種」の臨書
仮名の基本的な表現方法を生かし、古典の臨書をする。
「高野切第三種」の臨書
高野切第三種の書風・特徴・用筆法を理解し、表現をする。
「高野切第一種」の臨書
高野切第一種の書風・特徴・用筆法を理解し、表現をする。
「香紙切」の臨書
香紙切の書風・特徴・用筆法を理解し、表現をする。
「関戸本古今集」の臨書
関戸本古今集の書風・特徴・用筆法を理解し、表現をする。
「本阿弥切古今集」の臨書
本阿弥切古今集の書風・特徴・用筆法を理解し、表現をする。
「料紙に古典臨書」
平安期の古典に近づくために、料紙に古典の臨書を仕上げる。
「住所・氏名・表書き」の練習
仮名の学習で学んだ表現技法を、実用の中に生かす方法を考え、表現する。
「手紙・はがき」の練習
仮名の学習で学んだ表現技法を、実用の中に生かす方法を考え、表現する。
《課程科目》
科目名
行草書法
担当者氏名
松田 政道
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
抑揚のリズムが全ての基本であり、自在な書風を生み出す基
になる。多様な個性的表現を認め合いながらも、古典名跡の
抑揚の利いた上品さを創作に活かしたい。また、草書学習で
は若者らしく激しい表現を目指したい。
《授業の到達目標》
①自然な抑揚のリズムの習得
②点画の省略法
③新しい文字の形の創造
1
2
3
4
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15
《参考図書》
授業中に提示
《授業時間外学習》
長期休業中に宿題を課す。
《成績評価の方法》
毎時の清書等の提出物。柔軟な字形への対応力。折帖の整理
。
《授業計画》
週
《テキスト》
自主制作プリント
《備考》
テーマ
行草史について
学習内容など
行書・草書の歴史。抑揚のリズム。筆脈の貫通。
蘭亭序読解
蘭亭序を読解する。間違いやすい文字の臨書。
蘭亭序、古人の臨書例に
学ぶ
蘭亭序を半切に臨書する
古人の臨書例の比較鑑賞。部分精修。
繊細な線と形
繊細な線の形の再現。羊毛の活用。辺とつくりとの関係。
鷹揚な字形の選択
鷹揚な字形の選択=温泉銘の臨書。古典の学習と個性の調和。
穂先の捩れと重厚な味わ
い
蘇東坡と黄山谷
穂先の捩れと重厚な味わい=祭姪稿の臨書。自在な字形の統一。
王鐸の書法
王鐸の自在な造字法。連綿と余白。
空海の書法
空海の重みと捩れ=風信帖の臨書。線の方向転換と筆の力の再生法。
和様の完成
和様の完成=屏風土代の臨書。多肉の充実。
古書論と現代
古書論を読み、現代に活かす。草書の省略法。筆路の明確さ。
智永・孫過庭・懐素の省
略法
一字書を書く
智永・孫過庭・懐素の省略法を学ぶ。多様な書風の容認。
折帖の整理
配付プリントの貼付と臨書作品の整理。
半切のまとめ方。墨量の変化。
蘇東坡と黄山谷の書法。左傾斜の字形の取り方。
一字の選択。四角な紙面へのゆがみ。=等間隔・同方向の否定。
《課程科目》
科目名
教育心理学
担当者氏名
山田 洋平
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
本授業では,教育活動や教育現場に関連する心理的知見を幅
広く紹介する。児童生徒の立場だけではなく,教育者の立場
からの理解を深める。そして,教育現場で実践される様々な
教育活動の意味や背景を理解する。
《授業の到達目標》
・授業で取り上げた教育心理学の知識を理解することができ
る。
・教育心理学の知識と教育現場での実践とのつながりを理解
することができる。
・教育心理学の知識を教育現場でどのように活用できるか,
自分の考えを提案することができる。
《成績評価の方法》
出席状況(授業態度を含む)60%,学期末試験及び提出物40
%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
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14
15
《テキスト》
指定しない。適宜資料を配布する。
《参考図書》
指定しない。適宜紹介する。
《授業時間外学習》
前時の授業を必ず復習しておくことを求める。
《備考》
適宜,話し合い活動を設ける。その際,積極的な交流を求め
る。
テーマ
オリエンテーション
授業概要説明
学習内容など
発達
発達,発達段階,発達課題
動機づけ(1)
外発的動機づけ,内発的動機づけ
動機づけ(2)
外発的動機づけ,内発的動機づけ
学習(1)
条件づけ
学習(2)
条件づけ
学習(3)
記憶
学習(4)
問題解決
学習(5)
学習方法
学級集団
学級集団内での人間関係,教師の影響
パーソナリティ
パーソナリティ,気質,性格
社会性
人間関係,道徳性
知能
知能,学力
教育評価
教育評価の意味と方法
まとめ
授業の振り返りとまとめ
《課程科目》
科目名
日本語教育法Ⅰ
担当者氏名
當房 詠子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
日本語を母語としない人に対する日本語教育の基礎について
学ぶ。日本語ネイティブは自然と日本語を身につけているの
で、日本語の文法や規則などを意識することが少ない。学習
者の立場になって日本語の規則などを考え、学習者のレベル
に応じた教え方ができるようになるための基礎力をつける。
まずは、日本語教師とはどんな職業なのか興味を持ってもら
いたい。
《授業の到達目標》
①日本語教育の現状を知り、日本語教師の役割を理解するこ
とができること。
②日本語ネイティブが日本語をどのように使っているか理解
し、学習者にとって何が難しいのか説明できるようになるこ
と。
③学習者が学ぶ日本語の項目を理解し、レベルに応じた例文
や表現を用いて教えられるようになることを目指す。
《テキスト》
『日本語教育演習シリーズ① 教えるためのことばの整理
Vol.1(改訂版)』京都日本語教育センター
《参考図書》
「日本語演習シリーズ」京都日本語教育センター
「国際交流基金日本語教授法シリーズ」国際交流基金
『考えて、解いて、学ぶ 日本語教育の文法』スリーエーネ
ットワーク
その他、参考図書は毎回の授業のなかで紹介する。
《授業時間外学習》
毎回の指定された予習と復習をして授業に臨むこと。専門用
語などの確認のため、小テストをして確認をする。
日頃から、日本語教育に関連があると思われるニュースや情
報の収集をしておくこと。
《成績評価の方法》
平常点(課題・小テスト)50%+期末試験50%
《備考》
留学生が受講する場合は「日本語能力試験N1」に合格して
いることを条件とする。
日本語教員認定に係る関連科目の内容も理解しておくこと。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
日本語教師という仕事
学習者は何を学んできた
か
初級レベルに必要な文字
の知識
初級レベルに必要な音声
の知識(1)
初級レベルに必要な音声
の知識(2)
初級レベルに必要な文法
の知識(1)
初級レベルに必要な文法
の知識(2)
実際の初級の授業(1)
学習内容など
どんな人がどんなところで日本語を学んでいるか。どんな人がどんなところで日本語
を教えているか。日本語を教えるために必要なことは何かを知る。
日本語を学ぶ人が何を必要としているか。そのためにどんなテキストがあるのか。教
師がテキストで教えるために知っておくことは何かを知る。
外国語を学ぶ際、望むことは何か。上達するために何が必要か。初級、中級、上級で
必要なことは何かを知る。
日本語の独特な表記の問題について学び、文字の学習の際の難しさを知った上で、教
える際に必要な知識を身につける。
日本語の発音の特徴について学び、学習者にとって難しい発音を知った上で、適切な
教え方を学ぶ。
日本語で話す際のアクセントやイントネーションについて学び、学習者が聞き取る際
の難しさを知った上で、適切な話し方を身につける。
国語文法とは異なる日本語教育の文法の種類と名称を知り、学習者にとって判断しに
くい動詞の分類と活用について学ぶ。
国語文法とは異なる日本語教育の文法の種類と名称を知り、学習者にとって判断しに
くい形容詞の分類と活用について学ぶ。
実際の教材や授業の内容の流れなどを参考に、意見交換をする。
助詞の働き(1)
日本語の特徴である助詞のうち、「で」「に」「へ」「から」の用法について学ぶ。
助詞の働き(2)
日本語の特徴である助詞のうち、「の」「と」の用法について学ぶ。
助詞の働き(3)
日本語の特徴である助詞のうち、「が」「は」「も」の用法について学ぶ。
助詞の働き(4)
実際の初級の授業(2)
日本語の特徴である助詞のうち「を」の用法についてと、自動詞・他動詞について学
ぶ。
実際の教材や授業の内容の流れなどを参考に、意見交換をする。
まとめ
半期の振り返りとまとめ
日本語学習のレベル
《課程科目》
科目名
日本語教育法Ⅱ
担当者氏名
當房 詠子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
「日本語教育法Ⅰ」に引き続き、日本語を母語としない人に
対する日本語教育の基礎について学ぶ。さまざまなレベルを
教える際に必要な学習項目について学び、学習者の立場にな
って日本語の規則などを考えたうえで、レベルに応じた教え
方ができるようになるための基礎力をつける。
普段から自身の日本語の感覚を磨いておいてもらいたい。
《授業の到達目標》
①さまざまなレベルにおける授業での日本語教師の役割を理
解することができること。
②日本語ネイティブが日本語をどのように使っているか理解
し、学習者にとって何が難しいのか説明できるようになるこ
と。
③学習者が学ぶ日本語の項目を理解し、レベルに応じた例文
や表現を用いて教えられるようになることを目指す。
《テキスト》
『日本語教育演習シリーズ② 教えるためのことばの整理
Vol.2』京都日本語教育センター
《参考図書》
「日本語演習シリーズ」京都日本語教育センター
「国際交流基金日本語教授法シリーズ」国際交流基金
『考えて、解いて、学ぶ 日本語教育の文法』スリーエーネ
ットワーク
その他、参考図書は毎回の授業のなかで紹介する。
《授業時間外学習》
毎回の指定された予習と復習をして授業に臨むこと。専門用
語などの確認のため、小テストをして確認をする。
日頃から、日本語教育に関連があると思われるニュースや情
報の収集をしておくこと。
《成績評価の方法》
平常点(課題・小テスト)50%+期末試験50%
《備考》
留学生が受講する場合は「日本語能力試験N1」に合格して
いることを条件とする。
日本語教員認定に係る関連科目の内容も理解しておくこと。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
日本語教師という仕事
学習者のレベルと教材
実際の中級・上級の授業
文法の知識と教え方(1
)
文法の知識と教え方(2
)
文法の知識と教え方(3
)
文法の知識と教え方(4
)
文法の知識と教え方(5
)
文法の知識と教え方(6
)
語彙の説明と教え方(1
)
語彙の説明と教え方(2
)
語彙の説明と教え方(3
)
実際の中級の授業
実際の上級の授業
まとめ
学習内容など
「日本語教育法Ⅰ」を振り返り、日本語を教えるために必要なことは何か再確認する
。
日本語を学ぶ人が何を必要としているか。そのためにどんなテキストがあるのか。教
師がテキストで教えるために知っておくことは何かを考える。
実際の教材や授業の内容の流れなどを参考に意見交換をし、各レベルを教える際に重
要なことは何か考える。
希望・願望の表現はどんな場面で使われているか。その形と例文、教え方について考
える。
可能の表現はどんな場面で使われているか。その形と例文、教え方について考える。
時を表す表現はどんな場面で使われているか。その形と例文、教え方について考える
。
人と人との関係を表す表現「受け身」「使役」「使役受け身」はどんな場面で使われ
ているか。その形と例文、教え方について考える。
人と人との関係を表す表現「あげもらい」はどんな場面で使われているか。その形と
例文、教え方について考える。
条件を表す表現「と」「ば」「たら」「なら」はどんな場面で使われているか。その
形と例文、教え方について考える。
絵カード、レアリア、例文、ジェスチャー、言い換えなどの方法を使って、適切な語
彙の説明を考える。
学習者の質問や誤用に対し、適切な語彙の説明を考える。
学習者の誤用を指摘し、適切な語彙や文法の説明を考える。
実際の教材や授業の内容の流れなどを参考に意見交換をし、初級や上級レベルと比較
しながら、中級レベルを教える際に重要なことは何か考える。
実際の教材や授業の内容の流れなどを参考に意見交換をし、初級や中級レベルと比較
しながら、上級レベルを教える際に重要なことは何か考える。
半期の振り返りとまとめ
《課程科目》
科目名
図書館制度・経営論
担当者氏名
上野 善信
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
各種の図書館に関する法律、それに関連する領域の法律など
を解説することにより、図書館の本質・意義・役割を理解す
ることを基本とし、主として公立図書館を措定しながら、よ
り具体的な図書館運営のあり方を考察する。自治体行財政、
図書館政策について解説するとともに、図書館経営の考え方
、職員や施設等の経営資源、サービス計画、予算の確保、調
査と評価、管理形態等について具体事例を紹介しながら講義
していく。
《授業の到達目標》
公共・学校・大学・専門等の各種図書館に関連する法律や制
度などの環境や現状の理解をし、マネジメントの観点から今
後の図書館サービスを構想するために必要な基礎的知識の習
得を目標とする。
《成績評価の方法》
レポート:60%
授業参加の積極性及び提出物:40%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
図書館経営論 / 永田治樹編著. 日本図書館協会.20
11年 (JLA図書館情報学テキストシリーズⅡ 2)
《参考図書》
授業中に指示する。
《授業時間外学習》
テキストを予習し、授業に出席すること。また、できるだけ
多くの図書館を訪問し、利用を通じてどのような運営・サー
ビスがされているか直接体験すること。それらを通して感じ
た疑問などを必要に応じて質問すること。
《備考》
必要に応じて、グループワークを行う。
テーマ
公共図書館の制度
図書館法の逐条解説をします。
各種の図書館制度
学校、大学、国立国会及び点字の各図書館に関する法律等の解説をします。
図書館に関連する制度
図書館政策の動向
図書館サービス関連法規類(著作権法、子ども読書活動推進法、文字・活字文化振興
法、個人情報保護法、労働関係法規等)の解説をします。
図書館法及びその関連法規類から見て、図書館をどのように考えているかを解説しま
す。
国や地方自治体が展開する図書館政策の紹介をします。
公共施設の経営
公共機関や施設が取り組む、一般的な経営の考え方を紹介します。
図書館組織と人事管理
図書館における組織管理について解説をします。
図書館と住民参加
図書館の職員とそれを支える人々について紹介をします。
図書館サービス計画(1
)
図書館サービス計画(2
)
図書館施設の管理
図書館サービス計画の作成方法及び予算確保について解説をします。
図書館協力
情報ネットワーク形成の意義と図書館協力について解説をします。
図書館業務の分析と評価
図書館業務の調査分析と評価方法について解説をします。
図書館サービスの分析と
評価
図書館管理の諸形態
図書館サービスの調査分析と評価方法について解説をします。
図書館の役割と意義
学習内容など
図書館サービス計画とマーケティング手法について解説をします。
図書館固有の施設・設備について、一般的な公共施設と比較しながら解説をします。
指定管理者制度に代表されるように、多様化する図書館の管理運営について解説をし
ます。
《課程科目》
科目名
図書館情報技術論
担当者氏名
湯浅 直美、高瀬 剛
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
図書館業務に必要な情報技術の基礎を習得する。
コンピュータ、ネットワーク、データベース、検索エンジン
等について理解を深めるとともに、増加しつつある新たなデ
ジタルメディアやネットワーク上の情報資源について学ぶ。
教員2名による授業、集中講義を予定。
《授業の到達目標》
図書館業務の機械化を理解し、自らOPACの作成が可能に
なる。また、外部情報源の活用による利用者サービスの技術
を向上させることができる。
情報科学技術の基礎知識を身につける。データベースの構造
を理解する。利用者に対してデータベース検索の指導ができ
るようになる。
《成績評価の方法》
定期試験:60%
授業参加の積極性:40%
《授業計画》
週
1
2
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15
《テキスト》
CD−ROMで学ぶ情報検索の演習 新訂4版/ 田中功ほ
か編著.日外アソシエーツ.2013.
《参考図書》
授業中に指示する。
《授業時間外学習》
テキストをあらかじめ予習し、授業に出席するとと。授業に
おいては、自己の予習で出てきた疑問を解決できるように、
必要に応じて質問をすること。
《備考》
予習の段階からノートを整理しておくと、わかっているよう
でわからないことが見えてきます。
テーマ
情報化社会と生涯学習社
会
図書館が支える情報化社
会
図書館業務の機械化の歴
史
図書館の情報技術活用の
現状
コンピュータ技術発展の
歴史
ネットワーク社会発展の
歴史
図書館業務システム1.
目録
図書館業務システム2.
書誌データベース
図書館業務システム3.
貸出返却
図書館業務システム4.
予約処理
図書館ホームページ
学習内容など
現代社会における情報化と、人々が生涯学習をする上での情報メディア利用について
考えます。
図書館サービスに、情報化社会からの要求はどのように反映されているか、現在の公
共図書館の現状から学びます。
図書館業務はどのように機械化され、現在のシステム化になっていったか歴史的に学
びます。
最新の情報技術を取り入れた図書館のあり方を、現在の各種図書館の現状から学び暗
す。
コンピュータ技術がどのように生まれ、発展してきたか、歴史的に学びます。
外部データベースと図書
館サービス
ネットワークセキュリテ
ィと図書館サービス
デジタル図書館、デジタ
ルアーカイブ
情報技術の発展と今後の
図書館
図書館に導入される外部データベースについて学びます。
ネットワーク社会の歴史を、インターネット前史から学びます。
コンピュータを利用した目録作成について学びます。
コンピュータを利用した書誌データベースについて学びます。
コンピュータを利用した貸出返却作業について学びます。
コンピュータを利用した予約受付と処理について学びます。
図書館のホームページ作成、公開OPAC、横断検索などについて学びます。
図書館の情報管理をネットワークセキュリティの方面から学びます。
図書館メディアのデジタル化とその保存、利用について学びます。
デジタルブックなど、日々新たに生まれてくるメディアを図書館はどのように利用者
に提供していくか、著作権との関係を踏まえて学びます。
《課程科目》
科目名
情報サービス論
担当者氏名
轟 良子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
情報サービスとは適切な時に適切な内容と量の情報を適切に
利用者に提供するサービスである。そのためには情報の内容
をよく理解し、評価することが重要である。情報メディアが
変化する現在、利用者支援のための適切な情報サービスの基
礎を学習する。後期の演習に向けて各種情報源を利用した実
習を行う。
《授業の到達目標》
1 情報サービスの意義と具体的な内容や方法を説明できる
。演習課題を調査し、期日までに提出できる。
2 自ら疑問に思っている課題を見つけ、その課題解決のた
めの情報収集を行い、レポートを作成する。その結果を文章
や口頭で発表することができる。
3 レファレンスインタビューの実演などで適切な敬語を使
うことができる。
《成績評価の方法》
課題レポートの提出、試験の成績、授業参加態度、出席率な
どにより総合評価する。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
情報サービス論 山﨑久道編 樹村房 2012年 2,100円
《参考図書》
図書館学基礎資料 今まど子編著 樹村房 2013年 1,000円
《授業時間外学習》
1 情報サービスの演習課題を調査して提出する。
2 自分の調べたい事柄について調査し、レポートを作成す
る。インターネットや資料だけでなく関係のある場所を訪れ
たり、関係者に話を聞いて信憑性のある事実を探究する。出
典を明示した上で分かりやすいレポートにまとめて提出をす
る。
《備考》
テーマ
授業の進め方と心構え
学習内容など
授業ガイダンス 情報サービスで必要な心構えと準備
情報社会と図書館
情報社会とは何か 情報に価値を見出す社会での図書館の重要性 情報サービスの定
義 情報の目利きと仲介者 貸出から調査・研究もできる図書館へ
図書館における情報サービスの意義 情報サービスの発展 個別支援型サービス 発
信型サービス 各種図書館と情報サービス
レファレンスプロセス 利用者の探索行動と情報要求 図書館員の心得
レファレンス質問の受付と分析 探索方針の決定と実行 回答の指針と制限
レファレンス質問の回答 サービスの実践 レファレンスインタビュー レファレンス協同データーベースの活用
レファレンス資料の組織化 レファレンスサービスの運営と組織 研修と教育 サー
ビスの評価 レファレンスサービスの現状と課題
情報検索の種類 遡及検索とカレントアウェアネス検索 図書館の情報探索技術の共
有
パスファインダー
検索の受付とインタビュー 主題分析と探索 情報検索の理論 結果の評価
ハイブリット環境への対応 情報流通の多様化 今後の展望と課題
データーベースの定義と種類 インターネット検索の仕組み 検索エンジンの実際と
課題 情報専門家の役割
図書館をとりまく環境の変化 発信型情報サービス 先駆的事例 レファレンスライブラリアンの資質 人材育成と研修
利用者教育の歴史的発展 情報環境の変化への適応 「場」としての図書館 さまざ
まな利用者教育の展開 今後の課題と展望
情報源の多様化 各種情報源の特徴 調べ方案内 出版情報 資料の所在 図書情報
の探し方
レファレンス情報源の解題 雑誌の情報源 雑誌論文の探し方 人物の調べ方 レフ
ァレンス事例集の活用
自分が考えたレファレンス課題の調査 まとめ方や提出方法などの説明 資料の探し
方などの質疑応答
これからの情報サービスと図書館員
情報サービスの意義と実
際
レファレンスサービスの
理論と実際
レファレンスサービスの
実践
レファレンスサービスの
企画と実施
情報検索とは何か
情報検索の流れ
データベースの整備とイ
ンターネット
発信型情報サービスの展
開
利用者教育の現状と展望
各種情報源の特徴と利用
法
レファレンス情報源の解
題
レファレンス課題の調査
まとめ
《課程科目》
科目名
情報サービス演習Ⅰ
担当者氏名
轟 良子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
情報サービスの質問と回答のプロセスを演習形式で進め、情
報探索技術の習得をめざす。具体的な質問の回答を作成し、
発表することで相手に理解できるよう伝える方法を学ぶ。演
習発表では相互評価も実施する。
《授業の到達目標》
1 歴史や人物、特許などテーマ別の探索演習をインターネ
ットと紙情報源を使って調査し、結果を期日までに提出でき
る。
2 調査資料が適切かどうかを評価し、結果を分かりやすく
発表できる。聞き手は、内容を評価し質問やコメントができ
る。
3 自分が課題だと考えていることに対して資料調査や現地
訪問などをして解決策を考え、論文にまとめ発表できる。
《成績評価の方法》
演習レポートの提出、演習の発表と相互評価、授業参加態度
、出席率などにより総合評価する。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
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13
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15
テーマ
授業の進め方と心構え
情報サービスの設計と評
価
情報資源の探し方演習
《テキスト》
情報サービス演習 原田智子編 樹村房 2014年 2000円
《参考図書》
図書館学基礎資料 第11版 今まど子編著 樹村房 2013
年 1,000円
《授業時間外学習》
テーマ別の探索演習をほぼ毎回授業時間外に図書館などで行
っていただく。
その結果をまとめて提出すると共に発表をする。
それをお互いに講評するので、準備をする。
《備考》
学習内容など
授業ガイダンス 情報サービスの質問と回答のプロセスを演習形式で進める。具体的
な質問の回答を作成する方法と発表する方法を説明する。
図書館における情報サービス 情報サービスの評価
図書館及びその他の情報資源の探し方演習
Webサイトの探し方演習
Webサイトの探し方演習 検索エンジン アーカイブサイト
図書情報の探し方演習
国立国会図書館、国立情報学研究所の検索 出版情報 各種書誌を利用しての演習
雑誌および雑誌記事の探
し方演習
新聞記事の探し方演習
雑誌・雑誌記事の特徴とそのアプローチ 雑誌記事を探す 逐次刊行物を探す
言葉・事柄・統計の探し
方演習
歴史・日時の探し方演習
百科事典をはじめ各種辞典や年鑑など参考図書を使っての演習
地理・地名・地図の探し
方演習
人物・企業・団体の探し
方演習
法律・判例・特許の探し
方演習
情報資源の構築と評価
各自の演習発表
発信型情報サービス
各自の演習発表
まとめ
地理・地名の特徴とそのアプローチ Webサイトを使っての探し方演習 各種地名辞
典の特徴と使い方を知る
人物・企業・団体の特徴とそのアプローチ 人物を探す・企業を探す・団体を探す演
習
法律・判例の特徴とそのアプローチ 法令・判例・条約・条例を探す演習
特許を探す演習
レファレンスコレクションの整備と評価
各自のテーマによる探索結果の発表
インフォメーションファイルやレファレンス事例集などの作成
各自のテーマによる探索結果の発表
各自のテーマによる探索結果の発表
これからの情報サービスと図書館員
オンラインデータベースを利用しての探索 新聞記事関係書誌を利用しての演習
歴史・日時の特徴とそのアプローチ 歴史事典や年表などを活用しての演習
《課程科目》
科目名
情報サービス演習Ⅱ
担当者氏名
湯浅 直美
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
図書館のレファレンスサービスの実践を中心に、レファレン
スコレクションの構築と評価を学ぶ。利用者の情報要求に対
応する専門家としての知識と技能を育成する。、
《テキスト》
文献調査法 / 第5版.毛利和弘著.日本図書館協会発売
.2012年
《参考図書》
授業中に指示する。
《授業の到達目標》
レファレンスサービスの実践として、書誌作成の形式で、利
用者に発信する図書館のありかたを身につける。
主題の理解ができる、文献調査の技術が身に着く、書誌を完
成させ、利用者に提供することができる。
《成績評価の方法》
定期試験:30%
課題提出50%
授業参加への積極性:20%
《授業計画》
週
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3
4
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13
14
15
テーマ
レファレンスサービスと
文献検索
レファレンスコレクショ
ンの理解と整備1
レファレンスコレクショ
ンの理解と整備2
レファレンスコレクショ
ンの理解と整備3
レファレンスコレクショ
ンの理解と整備4
情報発信としてのレファ
レンス1
情報発信としてのレファ
レンス2
情報発信としてのレファ
レンス3
文献情報の提供
書誌データの整理と標準
化
索引の作成
学校教育支援とレファレ
ンスサービス
ビジネス支援とレファレ
ンスサービス
地域社会支援とレファレ
ンスサービス
書誌と言う形の情報提供
《授業時間外学習》
各自の課題を持って図書館を積極的に利用し、必要な情報を
入手し、加工し、整理して、利用者に提供できる形式に仕上
げる。
《備考》
自分だけがわかっていても、他の人が読んでも理解できない
、あるいは他の人が説明を聞いてもわかりにくいといった表
現形式では、評価の対象になりません。
学習内容など
図書館のレファレンスにおける文献検索の重要性を学びます。
図書、雑誌の形態で存在するレファレンスコレクションについて学びます。
新聞や小冊子のような資料をレファレンス資料として活用する方法を学びます。
外部データベースをレファレンスコレクションとして提供する際の注意点を学びます
。
児童生徒向けのレファレンスコレクションの特性を学びます。
利用者の情報要求に応じたレファレンス回答をするための利用者理解について学びま
す。
利用者案内、利用者教育と、レファレンスにおける情報提供を関連付けて学びます。
パスファインダーの作成など、図書館独自の資料作成についてレファレンス要求と関
連付けて学びます。
正確な情報を効率よく見つける手段としての文献検索と、その情報提供について、書
誌作成の観点から学びます。
書誌データの整理と標準化について、目録、分類の知識を活用して、利用者にわかり
やすい表現を、学習者自身が考えられるようにします。
蓄積された書誌データをより効率よく検索するツールとしての索引の役割を理解し、
索引作成ができるように学びます。
調べ学習支援の立場から、利用者の要求に合わせた情報提供ができるようにする方策
を学びます。
ビジネス支援の立場から、利用者の要求に合わせた情報提供ができるようにする方策
を学びます。
地域活性化支援の立場から、利用者の要求に合わせた情報提供ができるようにする方
策を学びます。
網羅性の高い書誌の形式で情報提供することが、主題の全体像を見渡せる、図書館な
らではのレファレンスサービスであることを学びます。
《課程科目》
科目名
図書館情報資源概論Ⅱ
担当者氏名
湯浅 直美
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
図書館の情報資源の性質や特性を理解し、利用者の要求に適
切に対応できる司書としての基礎知識を養う。また、利用者
の要求をあらかじめ想定して、図書館情報資源を構築するた
めの選書論を学び、さらに収集方針の大切さを理解する。
《授業の到達目標》
利用者の要求にこたえられる司書としての資料知識、専門知
識の習得。学術情報の生産、流通、利用を理解する。図書館
における専門情報支援ができるようになる。図書館における
専門資料の収集、整理、保管、提供ができるようになる。
《成績評価の方法》
定期試験:60%
授業参加の積極性:40%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
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15
テーマ
出版文化と出版物の流通
出版物の生産と利用
学術情報と図書館
学術分野の類型と学術情
報の利用者
人文科学分野の学術情報
と情報資源
社会科学分野の学術情報
と情報資源
自然科学分野の学術情報
と情報資源
技術・工学分野の学術情
報と情報資源
専門資料としての郷土資
料、地域資料
専門資料としての政府刊
行物、灰色文献
蔵書構築の定義
収集方針、選書基準
選書論の歴史と現状
選書ツール
選択から廃棄までの業務
《テキスト》
1年次に購入済の学生は買わなくてよろしい。
図書館資料論 / 馬場俊明編著.日本図書館協会.2008年
(JLA図書館情報学テキストシリーズⅡ 7)
《参考図書》
授業中に指示する。
《授業時間外学習》
テキストをあらかじめ予習し、授業に出席すること。授業に
おいては、自己の予習で出てきた疑問を解決できるように、
必要に応じて質問をすること。
《備考》
予習の段階からノートを整理しておくと、わかっているよう
でわからないことが見えてきます。
学習内容など
図書館の情報資源の大多数を占める出版物について、日本の現状を学び、基礎となる
知識を学びます。
出版物の生産、流通、利用のサイクルを、利用者の視点から、また提供する図書館側
の視点から、学習者が分けて理解できるようにします。
図書館に求められる学術情報について、大学図書館の役割、公共図書館のレファレン
スサービスの役割などから学びます。
学問分野の類型を、歴史的に辿り、図書館の分類との関係や、学校教育との関係から
確認します。また学術情報の利用者について理解できるようにします。
人文科学分野の特性と、分野における学術資料の特性、さらに専門分野の資料利用の
ありかたについて学びます。
社会科学分野の特性と、分野における学術資料の特性、さらに専門分野の資料利用の
ありかたについて学びます。
自然科学分野の特性と、分野における学術資料の特性、さらに専門分野の資料利用の
ありかたについて学びます。
技術。工学分野の特性と、分野における学術資料の特性、さらに専門分野の資料利用
のありかたについて学びます。
郷土資料や地域資料は、学術資料としての活用ができることを学び、その特性を理解
します。
政府刊行物は、学術資料としての活用ができることを学び、その特性を理解します。
また、灰色文献と呼ばれる資料の存在を学びます。
図書館に情報資源を収集し、体系的に組織化することを蔵書構築の仕事と呼ぶことを
学び、その方法を考えます。
蔵書構築に必要な収集方針と選書基準のありかたを学びます。
選書に際して司書が考えるべき事柄を歴史的に学び、現在の図書館において求められ
る司書の専門性について理解します。
選書に際して利用できるさまざまなツールの存在を知り、司書が利用する際の留意点
を学びます。
図書館業務が選択から廃棄まで一続きの仕事であることを理解し、図書館学の学びを
学習者が統合して理解できるようにします。
《課程科目》
科目名
情報資源組織論Ⅱ(分類)
担当者氏名
湯浅 直美
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
図書館業務を支える情報資源は、利用目的に合わせて組織化
されて、初めてその役割を果たすことを学ぶ。その組織化の
成果である目録の意義と役割を論じ、主題目録の中心となる
分類の概念を理解する。
《授業の到達目標》
目録の中で、特に分類記号付与の部分を集中して学び、図書
館目録の作成と運用、さらに資料排架ができるようにする。
分類概念の理解、分類の歴史の理解、目録上の分類記号の理
解。
《成績評価の方法》
定期試験:40%
小テスト:20%
授業参加の積極性:40%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
主題目録法と記述目録法
分類の定義
図書館における主題分類
の意義と役割
書架分類法
《テキスト》
1年次に購入済の学生は買わなくてよろしい。
資料組織概説 / 柴田正美編著.日本図書館協会.2008年
(JLA図書館情報学テキストシリーズⅡ 9)
《参考図書》
授業中に指示する。
《授業時間外学習》
テキストをあらかじめ予習し、授業に出席すること。授業に
おいては、自己の予習で出てきた疑問を解決できるように、
必要に応じて質問をすること。
《備考》
予習の段階からノートを整理しておくと、わかっているよう
でわからないことが見えてきます。
学習内容など
1年次に学んだ目録を構成する記述部分の学習に続いて、標目の一部であるとともに
排架の基礎となる分類について、基本的な知識を確認します。
分類の考え方を利用者に説明できる司書になれるように、学習者自身が学ぶようにし
ます。
図書館業務の中で、分類作業の位置づけを知り、主題分類の基礎を理解します。
分類法の1つである書架分類について、その特性を学びます。
書誌分類法
分類法の1つである書誌分類について、その特性を学びます。
列挙型分類法と分析合成
型分類法
階層分類法とファセット
分類法
学問分野と図書館分類
分類概念としての列挙型と分析合成型、双方の特性を学びます。
社会活動と図書館分類
図書館分類と、社会の変化や動向、流行などの連携を学びます。
歴史的分類法
古代図書館の分類から、現在に至るまでの主要な分類法を学びます。
現代の各種分類法
世界各国の分類法を比較して学びます。
日本十進分類法
日本の標準的分類法である「日本十進分類法」について基礎的な知識を学びます。
情報検索と分類法
図書館の公開OPACでの検索に分類を利用する場合の基本を学びます。
統制語標目としての件名
分類記号とともに必要な主題分類の成果である件名と、索引ファイルの索引語との関
係を学びます。
索引ファイルの作成において、統制語と自由語をどのように利用するか学びます。
索引法
分類概念としての階層法とファセット法、双方の特性を学びます。
図書館分類と、学問の成果との連携を学びます。
《課程科目》
科目名
図書館情報資源特論
担当者氏名
安冨 静夫
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
図書館は情報を取り扱う施設とさえいわれるようになり、図
書館情報資源論という言葉が、登場することとなった。情報
の本質は伝達にあり、その伝達を受けて情報が組織化され、
知識となる。その知識は、一個人の生涯を超えて組織のもの
、共同体のものとなり、国家のもの、民族のものとなり、人
類の文化遺産ともなる。その過程を学ぼうとするものである
。
《授業の到達目標》
1,地域の歴史を理解し、自信を持って話すことができる。2
、図書の構造をしることによって、自分で製本したくなる。
3、本を知ることによって、自らの本を発刊したくなる。※
司書として働くためには、本の情報を知ることが大切であり
、そためには、1,2,3を目標とするように、指導する。
《テキスト》
図書館情報資源概論(宮沢厚雄著)(理想社)ISBN97
8−4−650−01090−9 定価2000円+税
《参考図書》
《授業時間外学習》
《成績評価の方法》
授業中の学習態度を重んじるほか、テストの評価による。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
最新の図書館活動
学習内容など
開館5周年の下関市立中央図書館での図書館活動。
郷土の歴史から学ぶ情報
①
郷土の歴史から学ぶ情報
②
図書館の資料(図書・電
子資料など)
本の構造(16ページか
らなど)
図書の流通と管理
原始から近世の郷土の情報
雑誌のいろいろ
多種類の雑誌が発行されている
新聞のいろいろ
新聞の構成と編修
政府刊行物・官報など
政府刊行物・官報から法令まで、
電子資料・アーカイブス
事業など
図書館と類縁機関
電子書籍からアーカイブス事業まで
コレクションの方針
図書館の特殊性を持たせるコレクション
会計処理
公共団体と、指定管理制度の違い
図書の保存と資料のいろ
いろ
現実の図書館を見る
いかにして情報を後世に引き継ぐか
近代から現代の郷土の情報
図書館資料の構成
本の出来るまでと、本のいろいろ
図書の流通過程
博物館や文書館など
下関市立中央図書館の活動の現場を見る
《課程科目》
科目名
博物館資料保存論
担当者氏名
渡辺 一雄
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
博物館における資料保存の意義、博物館資料の保存環境、資
料保全の方法について学び、併せて、環境保護や文化財保護
における博物館の社会的役割について考えます。
また、博物館の見学を行い、保存環境や保存施設を実見する
ことにより、博物館資料保存の意義と実際を学びます。
《授業の到達目標》
・博物館における資料保存の意義を理解し、説明できる。
・保存環境(展示環境・収蔵環境)に関する知識を習得し、
資 料の保存に関する基礎的能力を養う。
・博物館資料の保存の基礎的知識を踏まえ、環境保護や文化
財
保護に関する博物館の社会的役割について基礎的な知識を
習得する。
《成績評価の方法》
授業態度(30%)・期末試験(50%)・実習レポート(20%
)で評価します。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
使用の予定(後日指示します)
《参考図書》
授業中に適宜紹介します
《授業時間外学習》
復習をしっかりやり、ノートを整理してください。
《備考》
国家資格取得のための授業です。出席は全出席が原則です。
テーマ
博物館資料
学習内容など
博物館資料とは何か。資料保存の意義。
博物館資料の保存環境Ⅰ
温湿度による劣化とその対策
博物館資料の保存環境Ⅱ
紫外線や赤外線など光による資料の劣化とその対策、展示照明の光源
博物館資料の保存環境Ⅲ
虫害や菌外などの生物被害とその対策、総合的有害管理=IPMの考え方
博物館資料の保存環境Ⅳ
室内空気汚染とその対策
博物館資料の保存環境Ⅴ
屋外環境と資料の保存対策
博物館資料の保存環境Ⅵ
地震・火災などの自然災害の防止と対策
博物館資料の保全Ⅰ
資料の状態調査・現状把握、修理修復の意義
博物館資料の保全Ⅱ
伝統的技術による修理修復の実例∼紙製資料等
博物館資料の保全Ⅲ
保存科学による修理修復の実例∼考古資料等
博物館資料の保全Ⅳ
資料の梱包と輸送
見学実習
文化財の保存と活用
博物館の見学をとおして、博物館における資料保存(保存環境・資料保全など)の実
際を学ぶ
文化財の種別とその保護のしくみ、活用の方法
自然環境の保護
生物多様性・種の保存、天然記念物の保護、名勝・自然景観・文化的景観の保全
地域資源の保存と活用
地域活性化と博物館、エコミュージアムの考え方、、世界遺産の現状と課題
《課程科目》
科目名
博物館展示論
担当者氏名
佐藤 睦子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
受講対象者は学芸員資格を必要とする学生。博物館展示論で
は展示の歴史、展示メディア、展示による教育活動、展示の
諸形態等、その理論、方法にかんする知識・技術を学び、博
物館の展示機能全般にかんする基礎的能力を養う。大学博物
館において実際の展示活動も行い、習得のための理解につな
げる。
《授業の到達目標》
①博物館活動における展示の役割を理解し、説明できる。
②展示のさまざまな形態を理解し、説明できる。
③博物館展示の基礎的知識と技術を理解した上で、「展示活
動」の可能性を語ることができ、小規模であっても実践でき
ること。
《成績評価の方法》
筆記試験(50%)、レポート(30%)、実務実習(20%)で評価し
ます。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
授業時に適宜プリントを配布します。
《参考図書》
授業時に適宜関係文献を紹介します。
《授業時間外学習》
予習復習は必須。実務実習もあるため、事前・事後準備やレ
ポート作成等にかかる学習時間は必要。
《備考》
国家資格取得のための授業です。出席は全出席が原則です。
テーマ
ガイダンス
学習内容など
講義と実習を合わせて行うため、全体の進め方と目的を説明する。
展示と博物館 1
博物館の展示の役割について
展示と博物館 2
展示を1から考える・復習:博物館の目的と種類
展示と博物館 3
展示の歴史について(1)・言葉と意味の起源
展示と博物館 4
展示の歴史について(2) 近代博物館の誕生
展示をつくる 1
発想から完成まで・プロセス(1)
展示をつくる 2
発想から完成まで・プロセス(2)
展示をつくる 3
発想から完成まで・プロセス(3)
展示の技術 1
博物館展示のコンポーネント(1)
展示の技術 2
博物館展示のコンポーネント(2)
展示の技術 3
博物館展示のコンポーネント(2)
展示の実際 1
展示の活用(1)
展示の実際 2
展示の活用(2)
展示の実際 3
展示の活用(3)
まとめ
博物館活動における展示の役割と「展示」の今後
《課程科目》
科目名
博物館・情報メディア論
担当者氏名
吉留 徹
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
近来、ますます進化するICT化社会に対応する博物館における
情報とメディアの活用と課題について学習する。特に民俗資
料を中心とした博物資料の情報化、映像化に向けての資料情
報論についての講義、デジタルアーカイブにおける現状と課
題について、実際の資料を用いながら実践的な講義をおこな
う。
《授業の到達目標》
急速にICT化する社会における多様化するメディアの博物館へ
の応用の現状と課題を把握し、学芸員等になって実際の博物
館(資料館)における資料情報化にあたっての基礎的能力を
養う。
《成績評価の方法》
グループワーキングにて作成するメディア資料およびレポー
ト。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
講義ごとにプリント等にて実施。
《参考図書》
講義にて各々紹介。「博物館概論」等の基礎的文献は事前に
購読しておく方が望ましい。
《授業時間外学習》
民俗資料について基礎的な文献『民俗学概論』は読んでおい
てもらいたい。
《備考》
PP映像を用いながら講義、後半は実際の民俗資料の資料情報
化の作成をおこなう。
テーマ
ガイダンス
学習内容など
講義の進め方等情報メディア論についての学習内容のガイダンスおよび概説
メディアの歴史について
メディアの歴史についての講義―特に国の施策との関係と今後の方向性について、そ
の課題と問題点
博物館におけるメディア利用について―先進博物館の事例を紹介し、メディアと博物
館の現在と今後の関わりについて、その課題と問題点を明らかにする。
博物館におけるメディア①情報論
メディアの利用について
博物館情報について
民俗資料についてⅠ
資料情報化の実践Ⅱ
博物館におけるメディア②資料論―民俗資料Ⅰ有形民俗資料を事例にその情報化を考
える。
博物館におけるメディア③資料論―民俗資料Ⅱ無形民俗資料を事例にその情報化を考
える。
博物館におけるメディア④映像論−(民俗)映像の博物館における利用の課題と問題
点について考える
博物館におけるメディア⑤アーカイブス論−資料のアーカイブ化について、その実践
と問題点について考える。
博物館におけるメディア⑥データベース論−資料のデータベース化について、その実
践と問題点について考える。
博物館におけるメディア⑦資料情報化における課題−「何を」情報化するのか?「情
報」とは何かを考える。
博物館におけるメディア⑧メディアの知的財産権について−博物館等における著作権
問題について考える。
博物館におけるメディア⑨資料情報化Ⅰ−具体的な事例をベースにして資料情報化を
おこなう。本年度は「庚申塔」を情報化する。
博物館におけるメディア⑩資料情報化Ⅱ−「庚申塔」を情報化する。
資料情報化の実践Ⅲ
博物館におけるメディア⑪資料情報化Ⅲ−「庚申塔」を情報化する。
まとめ
博物館におけるメディア応用の現状と課題
民俗資料についてⅡ
映像資料について
データベースについて
アーカイブについて
資料情報化の課題
著作権問題について
資料情報化の実践Ⅰ
《課程科目》
科目名
博物館教育論
担当者氏名
渡辺 一雄、広瀬 綾子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
博物館における教育活動を支える基礎的・基本的な教育理論
を学んだ上で、資料の収集・保管、展示、調査研究という博
物館固有の機能を背景とした博物館の教育活動の意義と理念
、その具体的方法について考えます。また、梅光学院大学博
物館もしくは近隣の博物館の教育活動に参加し、博物館教育
の実際を体験することにより、博物館教育の知識と技術も習
得します。
《授業の到達目標》
・博物館における教育活動の基礎となる理論や実践に関する
知 識と方法を習得する。
・博物館の教育機能に関する基礎的な知識を習得する。
・博物館の教育活動に参加し、体験する。
《成績評価の方法》
授業態度(30%)・期末試験(40%)・レポート(30%)で
評価します。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
教育について考えるⅠ
(広瀬)
教育について考えるⅡ
(広瀬)
教育について考えるⅢ
(広瀬)
教育について考えるⅣ
(広瀬)
教育について考えるⅤ
(広瀬)
博物館教育について考え
るⅠ(渡辺)
博物館教育について考え
るⅡ(渡辺)
博物館教育について考え
るⅢ(渡辺)
博物館教育について考え
るⅣ(渡辺)
博物館教育について考え
るⅤ(渡辺)
博物館教育について考え
るⅥ(渡辺)
見学実習(渡辺)
博物館教育の実際Ⅰ
(渡辺)
博物館教育の実際Ⅱ
(渡辺)
博物館教育の実際Ⅲ
(渡辺)
《テキスト》
使用します(後日指示します)。
《参考図書》
授業中に適宜紹介します。
《授業時間外学習》
復習をしっかりやり、ノートを整理してください。
《備考》
国家資格取得のための授業です。出席は全出席が原則です。
学習内容など
「教育」とはどのような営みか
教え込む”教育”/育てる”教育” −ロックとルソーの比較より−
子どもの発達と教育1 −ピアジェを中心に−
子どもの発達と教育2 −エリクソンを中心に−
現代日本の教育課題
博物館教育の意義
コミュニケーションの場としての博物館教育を考える
生涯学習支援・人材支援の場としての博物館教育を考える
地域における博物館の教育機能
博物館教育の方針と評価
博物館の利用実態から利用者の学びについて考える
博物館における学びの特性について考える
博物館の教育活動に参加し、博物館教育の実際を体験する
博物館教育活動の手法
博物館教育活動の企画と実施
博物館と学校教育
《教養科目》
科目名
SPI・一般常識講座
担当者氏名
西村 眞
授業方法
講義
単位・必選
0・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
SPIに関わる問題について理解し、種々の問題を解く方法
について習熟するような授業構成とする。
《テキスト》
教員による問題資料
《参考図書》
SPIに関わる参考書
《授業の到達目標》
①SPIの問題について幅広く理解する。
②SPIの問題について解法を習熟する。
③SPIの問題を見通しを持って解決することができる。
《授業時間外学習》
授業前後4時間程度の予習復習をする
《成績評価の方法》
成績評価についてはしない
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
損益算
テーマ
学習内容など
損益算に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
金銭の貸借
金銭の貸借に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
仕事算
仕事算に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
速さ・距離・時間
速さ・距離・時間に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
通過算
通過算に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
流水算
流水算に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
植木算
植木算に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
虫食い算
虫食い算に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
n進法
n進法に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
不等式
不等式に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
組み合わせ
組み合わせに関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
確率
確率に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
図形の面積・体積
図形の面積・体積に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
グラフの領域
グラフの領域に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
ブラックボックス
ブラックボックスに関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
《教養科目》
科目名
SPI・一般常識講座
担当者氏名
西村 眞
授業方法
講義
単位・必選
0・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
SPIに関わる問題について理解し、種々の問題を解く方法
について習熟するような授業構成とする。
《テキスト》
教員による自作問題資料
《参考図書》
SPIに関わる参考書
《授業の到達目標》
①SPIの問題について幅広く理解する。
②SPIの問題について解法を習熟する。
③SPIの問題を見通しを持って解決することができる。
《授業時間外学習》
授業前後4時間程度の予習復習をする
《成績評価の方法》
成績評価についてはしない
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
推論
テーマ
学習内容など
推論に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
命題と論証
命題と論証に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
進路・方向
進路・方向に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
数列
数列に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
集合
集合に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
空間図形
空間図形に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
てこ
てこに関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
滑車
滑車に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
電気回路
電気回路に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
運動力学
運動力学に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
物の流れと比率
物の流れと比率に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
総合問題
総合問題に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
総合問題
総合問題に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
総合問題
総合問題に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
総合問題
総合問題に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
《課程科目》
科目名
教育原理
担当者氏名
赤堀 方哉
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
教員養成課程で初めて学ぶ授業として、教師を目指すとはど
ういうことなのかを、教育の思想や理念を学ぶことを通して
、考えていく。そのなかで、「学ぶ―教える」という関係が
どのように成り立っているのかを考えていく。
《授業の到達目標》
1)「教育」とはどのような行為であるのかを理解する
2)「学校」とはどのような場所であるのかを理解する
3)現代日本社会の教育の特徴について理解する
《テキスト》
『教育学21の問い』(沼田裕之編著、福村出版)
《参考図書》
適宜配布
《授業時間外学習》
各回、指定のページを予習したうえで授業に臨むこと
《成績評価の方法》
授業態度、期末テスト
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
オリエンテーション
学習内容など
本講義の目的と評価について
「教育」ってなぜ必要な
の?
「教育」の目的は何?
教育の必要性を「他なるもの」との出会いから考える。
「学ぶ」ってどういうこ
と?
「学力」はどうやって身
につくの?
「学校教育」って何?
子どもが学びの主体になるということはどういうことであるのかを考える。
「先生」ってなぜ大変な
の?
「教育」の公共性って何
?
「教育」の国際性ってな
ぜ必要なの?
「指導」って何?
教師の仕事を概観しながら、教師に求めらる資質について考える。
「生徒理解」はできるの
?
「親の責任」ってどこま
で?
「こころ」って教育でき
るの?
教育の価値は存在するの
?
半期のまとめ
生徒を理解するとはどのような行為であるのかについて考える。
教育の目的について、時代や社会の違いとのかかわりで考える。
学力低下論争を踏まえつつ、今の日本の学力観について考える。
近代学校教育制度の成立を概観しながら、学校教育の特徴について考える。
教育の公共性と公教育の関係について考える。
社会のグローバル化が教育に与える影響について考える。
学習指導と生徒指導の学校での位置づけについて考える。
家庭教育と親の果たすべき役割について考える。
こころとは何かを考え、こころを教育することが可能かを考える。
価値の多様化が教育に与える影響について考える。
半期間の学びを振り返る
《課程科目》
科目名
教育制度論
担当者氏名
赤堀 方哉
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
近代学校教育制度は、国家を形成する国民の育成と密接にか
かわる。本講義では、明治以降の時代的背景と教育制度改革
を関連付けながら講じていく。また、各時代の社会的要請が
現代とどのようなかかわりがあるのかについても考えていく
。
《授業の到達目標》
1)日本近代学校教育制度の成立過程について理解する。
2)教育関係諸法について理解する
3)現代日本社会の教育課題について考える
《テキスト》
『2015年度版 教職六法』(共同出版)
《参考図書》
適宜配布
《授業時間外学習》
各回、予習課題と復習課題を明示するので、それをこなした
うえで授業に参加すること。
《成績評価の方法》
小テスト、期末テスト
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
オリエンテーション
学習内容など
本講義の意義と履修上の注意点について
日本近代教育史1:江戸時 藩校、寺子屋などを中心に、江戸時代の教育について理解する
代
日本近代教育史2:明治時 明治期に近代学校教育制度が成立していく様子を概観する
代
身分と職業
近代学校教育制度の成立が、身分と職業の関係をどのように変えたかを考える。
社会階層と職業
日本近代教育史3:戦前
前時に講じた学校と職業の関係が、今日の日本社会ではどのようであるかについて考
える。
戦前の学校教育制度改革について概観する。
日本近代教育史4:占領下 占領下の教育改革について概観する。
修身と道徳教育
道徳教育をめぐる今日の議論を概観し、道徳の教科化の是非について考える。
日本近代教育史5:昭和後 昭和後期の教育改革について臨教審を中心に概観する
期
教育と市場
市場原理による教育改革の議論を概観し、その是非について考える。
現代教育制度1:日本国憲
法
現代教育制度2:教育基本
法
これからの教育制度1:教
育振興基本計画
これからの教育制度2:中
教審
振り返り
日本国憲法の理念を理解し、それが学校にどのように生かされているかを考える。
教育基本法を概観し、その基本的な条文について理解する。
教育振興基本計画を概観し、これからの教育政策の方向性について理解する。
中教審での議論を取り上げ、近未来の学校教育制度のゆくえについて考える
半年間の学びを振り返る
《課程科目》
科目名
情報資源組織演習Ⅱ(分類)
担当者氏名
湯浅 直美
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
生涯学習社会における図書館の意義と機能を学ぶ。図書館の
歴史と現況を学ぶとともに、各種図書館の特性を理解し、そ
れぞれの利用者ニーズへの対応を可能にする司書の役割を学
ぶ。また、類縁機関との関係や図書館関連法規等、幅広く図
書館について知識を持つ。
《授業の到達目標》
図書館について概略的な知識を身につけ、司書となるための
心構えを養うことができる。
分類規定の理解、分類表を活用できる、補助表を活用できる
。
《成績評価の方法》
定期試験:60%
授業参加の積極性:40%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
図書館の定義
図書館の機能と構成要素
生涯学習社会における図
書館の意義
図書館法、各種図書館基
準、各種図書館宣言
基本的人権、知的自由と
図書館
現代図書館の成立
国立図書館の意義と機能
《テキスト》
図書館概論 / 塩見昇編著.日本図書館協会.2012年(J
LA図書館情報学テキストシリーズⅢ 1)
《参考図書》
授業中に指示する。
《授業時間外学習》
テキストをあらかじめ予習し、授業に出席すること。授業に
おいては、自己の予習で出てきた疑問を解決できるように、
必要に応じて質問をすること。
《備考》
予習の段階からノートを整理しておくと、わかっているよう
でわからないことが見えてきます。
学習内容など
図書館とは社会においてどのような役割を果たす存在なのかを学び、学習者にとって
の図書館像を確立するようにします。
図書館の仕事を、図書館を構成する要素を分析しながら学びます。利用者の目に見え
る仕事と、目に見えない仕事を分けて、理解できるようにします。
現代日本の生涯学習時代について改めて学びます。その社会に生きる人々に対して、
図書館はどんなサービスを提供できるか、自分の意見が持てるようにします。
公立図書館の存在や活動の法的根拠となる「図書館法」を、関係する法律、国や関係
機関が定めた各種基準、宣言などを学びます。
読書や学びは、どの時代にあっても人々にとって最も大切な精神活動であることを学
び、その支援をする図書館のあり方を理解します。
図書館の歴史を振り返り、現在の図書館のサービスが形作られていった過程を理解し
て、将来の図書館像に繋がる、学習者にとっての図書館観を、作ります。
国立図書館の仕事を学びます。
公共公立図書館の意義と
機能
市民の読書と調査研究の
支援者
利用者ニーズ調査とその
対応
学校図書館の意義と機能
県立、市町村立の図書館の仕事を学びます。
専門図書館、文書館、類
縁機関の意義と機能
専門職としての司書資格
企業や研究機関の情報センターや、図書館と近い仕事をする文書館、地域文庫などの
仕事を学びます。
専門家としての司書とはどんな仕事なのか、学習者が自分の将来像を形成できるよう
に考えを深めていきます。
複数の図書館同士で協力関係を結ぶ仕事を学びます。また、他の社会教育施設との連
携を理解します。
インターネットやデータベースが日常生活に浸透する現代の図書館とはどんなものか
、また、将来どんな図書館に成長していくのか、自分の考えが持てるようにします。
図書館間協力と社会教育
支援サービス
情報化新時代の図書館の
課題と展望
カウンターで利用者に対応する仕事を中心に、司書の基本的な仕事を学びます。
図書館を利用する人々の学びや知識欲を理解し、その人たちを支援するのが司書の役
割であることを学びます。
小・中・高等学校(特別支援学校を含む)における学校図書館の仕事を学びます。
《課程科目》
科目名
国語科教育法Ⅰ
担当者氏名
安道 百合子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
国語教育の目的、国語科の目標と内容など、その本質と構造
について基礎理論を理解する。「学習指導要領」について、
改訂編纂の過程を踏まえて、最新の学習指導要領の有り方と
問題点などを認識するとともに、現代の国語科教育に求めら
れていることを考える。
《授業の到達目標》
①学習指導要領の史的変遷を理解する。
②現行の学習指導要領に記された、中学校「国語科」および
高等学校「国語科」の目標と内容構成について説明できる。
③学習指導案の形式・項目を理解する。
《成績評価の方法》
小テスト30%
スピーチとそれについてのレポート10%
期末テスト60%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
中学校学中指導要領解説国語編、高等学校学習指導要領解説
国語編、新たな時代を拓く中学校高等学校国語科教育研究
《参考図書》
適宜紹介する。
《授業時間外学習》
日頃から自身のことばの使い方に注意をはらうとともに、教
育に関するニュースに関心を持って新聞・参考文献を読む。
週180分以上を授業時間外の学習時間の目安とすること。
《備考》
テーマ
教師という職業
学習内容など
職業としての教師の責務について考え、理想とする教師像を持つ。
国語科教育の定義
国語教育と国語科教育の違い。母国語教育の意義について。
言語の機能
言語の機能について学ぶ。
中学校国語科の目標
中学校国語科の目標について、改訂の経緯をふまえて理解する。
中学校国語科の内容①
中学校国語科の内容構成のうち「A話すこと・聞くこと」の領域について理解する。
中学校国語科の内容②
中学校国語科の内容構成のうち「B書くこと」の領域について理解する。
中学校国語科の内容③
中学校国語科の内容構成のうち「C読むこと」の領域について理解する。
中学校国語科の内容④
授業構想
中学校国語科の内容構成のうち「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」につ
いて理解する。
授業構想、あるいは授業成立に必要な要件について理解する。
学習指導案の定義
学習指導案とは何か、また学習指導案に必要な項目について理解する。
指導課程
指導課程の重要性について考察を深める。
高等学校国語科の目標と
内容
国語科教育の史的変遷
高等学校国語科の目標と内容構成を理解する。また中学校国語科からの展開について
理解する。
近代国語科教育史を概観し、現代社会における課題を考察する。
常用漢字と辞書活用
常用漢字と書き順を確実に理解する。辞書をつかったゲームなどの教育的効果を考察
する。
国語科の評価法について理解し、評価の意義を考察する。
国語科の評価法
《課程科目》
科目名
人権教育論
担当者氏名
黒田 敏夫
授業方法
講義
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
人権とは何か。人間としての権利、市民としての自由と権利
、義務と責任を理解していく。日本国憲法の基本的人権の尊
重を基礎にして、現代社会における人権問題、個人情報、セ
クハラ・パワハラ、子どもの人権、いじめ、体罰、部落差別
など 決して許すことのできない人権問題について、その原因
を考えながら考察していく。
《授業の到達目標》
1. 人権とは何かを考える。なぜ人権を守らなければならない
かを自分の頭で考えていく。
2.社会生活、市民生活の中で起こっている人権を侵している
具体的な問題について知る。そして、人権を侵すことがなぜ
許されないことかを考えていく。
3.互いの人権を侵害しないためにはどのようにしたらいいか
、考えていく。
《成績評価の方法》
授業に対する姿勢と出席。(約30%)
毎日の復習と課題提出。(約20%)
学期末のレポートか試験。(約50%)
これらを総合して評価する。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
授業で内容に応じてプリント・資料を配布する。
《参考図書》
授業で紹介する。
《授業時間外学習》
毎回の授業のポイントのまとめ。
毎回の内容の理解をしておくこと。ノートに授業内容の補足
をしておくこと。
《備考》
テーマ
人権とは何か。
学習内容など
近代市民国家論から、人権とは、国家の主権とは、法律とは、法に従うとはを学ぶ。
守秘義務について。
守秘義務、プライバシー保護について。
個人情報について。
個人情報保護法の内容理解。学校や幼稚園、保育所における個人情報について。
子どもの権利について。
子どもの権利条約の成立の意義。子どもの権利の内容について。
基本的人権について。
日本国憲法の基本的精神と基本的人権の尊重について考える。
児童虐待について。
虐待とは何か。なぜ起こるのか。虐待を防止するためには何をしたらよいか。
いじめについて。
学校におけるいじめについて。いじめの原因とはどうしたいじめがなくなるか。
体罰について。
教育・保育現場における体罰について。文科省の通達の内容。
女性の権利について。
男女が平等な社会とは。セクハラについて。
障がい者問題(1)
障がい者差別について。ノーマライゼーションとは。
障がい者問題(2)
インテグレーション(統合教育)、インクルージョン(包括教育)とは
特別支援教育とは。
幼稚園、保育所、小学校における特別支援教育について。
同和問題(1)
部落差別の本質とは。
同和問題(2)
差別の本質とは。釜ヶ崎を通して学ぶ。
まとめ
まとめ
《課程科目》
科目名
篆隷書法
担当者氏名
松田 政道
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
篆・隷書の様々な古典の鑑賞と臨書のほかにこれらを解りや
すく再現した明清時代の天才達の個性あふれる作品を追体験
する。これらを通して現代の書芸術への活用を考える。
《テキスト》
自主制作プリント
《参考図書》
授業中に示します
《授業の到達目標》
①筆管の傾きによる篆書・隷書の基本用筆の習得。 ②篆書=文字の源義に関心を持つ。 ③隷書=波磔の装飾性の活用方法を追求する。
《授業時間外学習》
課題制作
《成績評価の方法》
毎時の作品提出物・折帖の整理
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
書道史と基本用筆
学習内容など
*直筆中鋒 *泰山刻石と清代の臨書例との比較
切り裂く力
*甲骨文の臨書・文字の部分の意味するところを調べる *現代芸術として組み立て
金文のユーモア
*形のゆれの容認・文字の源義を調べる
整斉な美の再現
*泰山刻石の臨書=等間隔に区切る *起筆と終筆の無表情な書法
石鼓文の多様な臨書
*呉昌碩の臨書の変化とその態度について考える *現代語訳
生真面目な篆書
*鄧石如の書学
流暢な篆書
*呉譲之の軽快な書 *長脚な字形
直線を多用した篆書
*古代文字学者としての品格=呉大徴の書
〈篆隷字彙〉の活用
*清人の多様な個性と芸術性の比較検討 *名句を書く
礼器碑の緊張感
*波勢と波磔の活用 *水平感覚を養う *扁平な字形
観念的な隷書
*曹全碑の流麗なリズム *縦横の力点の逆転現象を理解する。
隷書の近代化
*数多くの天才達の書作品鑑賞と呼吸法 *集字作業と作品づくり
生活の中の篆隷書
*現代に生かす法=新聞の中からその使用法を考える
近代日本の篆隷書
*展覧会や街の中の表示物の点検
まとめ
*折帖整理
《文学部日本文学科専門科目》
科目名
考古学
担当者氏名
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
歴史学の一分野である考古学の概要について学びます。考古
学とはどのような学問なのか、歴史を復元するための具体的
方法について講義します。授業は講義が中心となります。映
像・画像・実物資料を可能な限り利用しながら進めたいと思
います。はじめは方法論など考古学の基本を、つぎに時代ご
との考古学の成果と問題点について講義します。
《授業の到達目標》
・考古学の概要と歴史研究のための有効性を理解する。
・関門地域や全国各地の代表的な遺跡の概要を知る。
・歴史を学ぶことの面白さについて理解する。
《テキスト》
なし。毎回プリントを配布する。
《参考図書》
『考古学の方法 調査と分析』東京大学出版会
『考古学キーワード 改定版』有斐閣双書
『考古学 その方法と現状』放送大学教材
《授業時間外学習》
毎回短時間でいいので、ノートをまとめ、復習を行うこと。
《成績評価の方法》
授業態度及び期末試験の結果で評価する。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
ガイダンス
考古学とは
考古学の歴史
考古学の研究
学習内容など
授業の説明
考古学はどのような学問か?
欧米における考古学の発展
日本考古学のあゆみ
発掘調査
編年∼形式学的方法・層位学的方法
考古学の様々な研究事例、特に自然科学的手法を使った研究事例
考古学の成果と課題Ⅰ
旧石器・縄文時代の考古学
考古学の成果と課題Ⅱ
弥生時代の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅲ
弥生時代の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅳ
古墳時代の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅴ
古墳時代の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅵ
古代の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅶ
古代の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅷ
中近世の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅸ
中近世の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅹ
中近世の考古学Ⅲ
まとめ
考古学と現代
考古学の方法
《教養科目 教養科目 思 想 ・ 芸 術》
科目名
芸術と人間
担当者氏名
田村 務
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
ルネッサンスを中心にすえ、原始、古代、から中世、近代、
現代美術を学ぶ。このなかで美術の歴史と芸術の意味を理解
する。時々の美術館作品鑑賞、スケッチ、ドロ-イングの実践
を通して芸術を身近に経験して、芸術が人間を豊かにするこ
とを学ぶ。
《授業の到達目標》
①美術の歴史と芸術の意味を理解できる。②文典、鑑賞、制
作を通して基礎美術を学ぶことができる。③芸術が人間を、
生活を豊かにすることを学ぶことができる。
《成績評価の方法》
①授業に積極的に取り組む。②授業全体で積極的発言、活動
ができる。③制作作品、美術史レポ−トをていねいに作り、
提出できる。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
オリエンテーション
現代美術 その1
現代美術 その2
《参考図書》
日本美術史、西洋美術史
《授業時間外学習》
予習、復習
《備考》
学習内容など
半年間の授業の説明。
鉛筆とクレヨンで描く。「ルネッサンスとは何か?」の購読と読みのすすめ。
感情を抽象的に描く。
現代美術の多様な作品を学ぶ。
夏、秋を抽象的に描く。 「ルネッサンスとは何か?」の読みのすすめとレポ−ト。
実際の作家作品を鑑賞してレポート。
現代美術 その3
美術館作品鑑賞
ルネッサンス美術 の1
ルネッサンス美術 その2 芸術と宗教
ルネッサンス美術 の3
ルネッサンス美術 の4
ルネッサンス美術 の5
美術館作品鑑賞
《テキスト》
「ルネッサンスとは何か?」
そ 素朴なテーマに基ずく制作。 「ルネッサンスとは何か?」の読みのすすめ。
夢を描く。
「ルネッサンスとは何か?」の読みのすすめ。宗教とはを考え制作する。
そ 「ルネッサンスとは何か?」の読みのすすめとレポ−ト。
そ 「ルネッサンスとは何か?」の読みのすすめ。
そ 時代の背景と美術史を学ぶ。
ルネッサンス美術 そ
の6
ルネッサンス美術 その7
ルネッサンス美術 その8
ルネッサンス美術 その9
まとめ
実際の作家作品を鑑賞してレポート。
時代の背景と美術史を学ぶ。
人間復興とリアリティについて学び、制作する。
時代背景と美術史を学ぶ。 「ルネッサンスとは何か?」の読みのすすめとレポ−ト。
時代背景と美術史を学ぶ。
風景画を制作する。
時代背景と美術史を学ぶ。 「ルネッサンスとは何か?」の読みのすすめとレポ−ト
。
半年間の学びを振り返る。
《教養科目 教養科目 社 会 ・ 教 育》
科目名
社会福祉学概論
担当者氏名
吉島 豊録
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
現代社会における社会福祉の意義、理念について講義する。
また、社会福祉の法体系、行財政の要旨、サービス体系、社
会福祉援助技術及び福祉専門職の役割、現代における利用者
保護制度について講義する。
《授業の到達目標》
1)現代社会における社会福祉の意義、理念について他者に
説明できる。
2)社会福祉援助技術及び福祉専門職の役割について他者に
説明できる。
3)上記を自身の将来(あるいは現在)と関連づけながら他
者に説明できる。
《成績評価の方法》
レポート。
(講義内容と現代社会、自身の生活を結びつけ、あり方や課
題を展望する内容)
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
はじめに
現代社会と社会福祉の意
義(1)
現代社会と社会福祉の意
義(2)
社会福祉の歴史(1)
《テキスト》
『総合福祉の基本体系』 井村圭壯、相澤譲治
4-326-60191-4
勁草書房
《参考図書》
《授業時間外学習》
日常生活の中に福祉課題を見いだせるよう関心を持ち、メモ
やノートに気づきを記録しておく。
《備考》
学習内容など
時間外学習に関するガイダンス。
社会福祉法を学ぶことの意味と、社会福祉学ぶための枠組みを学習する。
社会福祉の理念、概念、対象、主体について講義する。
社会福祉ニーズと、その変容について詳説する。
社会福祉の歴史(明治・大正・昭和戦前期)について講義する。
社会福祉の歴史(2)
社会福祉の歴史(福祉三法体制以降)について講義する。
社会福祉の法体系
社会福祉の法体系について講義する。
社会福祉の実施体系
社会福祉のサービス実施体系について講義する。
社会福祉援助技術の概要
(1)
社会福祉援助技術の概要
(2)
生活保護
社会福祉専門職
社会福祉援助技術の発展経緯について概説し、社会福祉援助技術(直接援助技術)の
形態と方法について講義する。
社会福祉援助技術の発展経緯について概説し、社会福祉援助技術(間接援助技術・関
連援助技術)の形態と方法について講義する。
生活保護の基本原理と原則、生活保護の種類と保護施設、保護の動向と課題について
講義する。
障害者福祉の理念と実際、障害者福祉の課題、ひとり親家庭の現代的位置づけ、ひと
り親家庭の生活問題、および社会的支援について講義する。
少子高齢化、在宅福祉・地域福祉の推進、社会福祉基礎構造改革等、社会福祉の動向
について講義する。
社会福祉従事者の概要、専門性と倫理について講義する。
利用者保護制度の概要
第三者評価、苦情解決、権利擁護等、利用者保護制度について講義する。
まとめ
半期の内容を自分の言葉でまとめる。
障害者福祉、ひとり親家
庭福祉
社会福祉の動向
《教養科目 教養科目 社 会 ・ 教 育》
科目名
日本の経済
担当者氏名
國本 康寿
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
現在の日本経済の現状と課題とは何かを知るために、戦後の
日本経済の歩みを概説する。次に私たちの暮らしの中で問題
視されている項目について概説すると共に、企業・産業界の
動向についても概説する。そして日本の財政・金融政策の行
方について概説する。
《授業の到達目標》
①今日的な日本経済の課題とは何かが概説できること。 ②経済に関する基本的な術語が概説できること。
③新聞を毎日眺める習慣がつくこと。
《成績評価の方法》
定期試験:70%
學h数レポート:30%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
塚崎公義『増補改訂 よくわかる日本経済入門』朝日新聞出
版、2015年。
《参考図書》
適宜紹介する。
《授業時間外学習》
学習レポートとして課題を授業終了時に指示する。
《備考》
テーマ
戦後の日本経済史(その
1)
戦後の日本経済史(その
2)
戦後の日本経済史(その
3)
戦後の日本経済史(その
4)
暮らしの中の経済(その
1)
暮らしの中の経済(その
2)
暮らしの中の経済(その
3)
暮らしの中の経済(その
4)
企業・産業・金融の動き
(その1)
企業・産業・金融の動き
(その2)
企業・産業・金融の動き
(その3)
企業・産業・金融の動き
(その4)
財政と景気(その1)
学習内容など
戦後日本経済の概略、戦後の金利・為替・株価、
財政と景気(その2)
為替の変動、金融政策と物価上昇率
財政と景気(その3)
日本のGDP、景気の変動、景気の現状
高度経済成長期、バブルの時代、長期低迷の時代
リーマン・ショック、欧州財政危機
アベノミクス
日本の人口構造、家計消費と貯蓄、
雇用と失業、増加する非正規雇用
物価と地価
社会保障の現状、少子高齢化問題
企業の姿、日本的経営
食糧問題、エネルギー問題
金融の役割
貿易構造の変化、日本の国際収支
日本の財政、財政赤字
《教養科目 教養科目 社 会 ・ 教 育》
科目名
日本の経済
担当者氏名
國本 康寿
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
現在の日本経済の現状と課題とは何かを知るために、戦後の
日本経済の歩みを概説する。次に私たちの暮らしの中で問題
視されている項目について概説すると共に、企業・産業界の
動向についても概説する。そして日本の財政・金融政策の行
方について概説する。
《授業の到達目標》
①今日的な日本経済の課題とは何かが概説できること。 ②経済に関する基本的な術語が概説できること。
③新聞を毎日眺める習慣がつくこと。
《成績評価の方法》
定期試験:70%
學h数レポート:30%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
塚崎公義『増補改訂 よくわかる日本経済入門』朝日新聞出
版、2015年。
《参考図書》
適宜紹介する。
《授業時間外学習》
学習レポートとして課題を授業終了時に指示する。
《備考》
テーマ
戦後の日本経済史(その
1)
戦後の日本経済史(その
2)
戦後の日本経済史(その
3)
戦後の日本経済史(その
4)
暮らしの中の経済(その
1)
暮らしの中の経済(その
2)
暮らしの中の経済(その
3)
暮らしの中の経済(その
4)
企業・産業・金融の動き
(その1)
企業・産業・金融の動き
(その2)
企業・産業・金融の動き
(その3)
企業・産業・金融の動き
(その4)
財政と景気(その1)
学習内容など
戦後日本経済の概略、戦後の金利・為替・株価、
財政と景気(その2)
為替の変動、金融政策と物価上昇率
財政と景気(その3)
日本のGDP、景気の変動、景気の現状
高度経済成長期、バブルの時代、長期低迷の時代
リーマン・ショック、欧州財政危機
アベノミクス
日本の人口構造、家計消費と貯蓄、
雇用と失業、増加する非正規雇用
物価と地価
社会保障の現状、少子高齢化問題
企業の姿、日本的経営
食糧問題、エネルギー問題
金融の役割
貿易構造の変化、日本の国際収支
日本の財政、財政赤字
《教養科目 教養科目 生 命 ・ 環 境》
科目名
自然と環境
担当者氏名
田中 俊明
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
この授業では、自然と人間の関係を中心に、自然環境に関す
る知識と課題、および自然とのかかわりを通して心を豊かに
する方法について学ぶ。とはいえ、自然環境は、「知る」こと
よりも、実際に触れて「感じる」ことが大事です。そこで、実
習を通して自然に触れることの面白さや触れるための具体的
なテクニックについても体験を通して学ぶ。
《授業の到達目標》
(1)梅ヶ峠での野外実習を通して、自然と人間の関係の基
本を身をもって体験する。(2)バード・ウォッチングの実
習では、最低10種類以上の鳥をみつける。(3)授業全体
を通して学んだ自然と人間の関係について、考えてレポート
にまとめることができる。
《テキスト》
なし。
《参考図書》
随時、紹介する。
《授業時間外学習》
バード・ウォッチィング(下関市糸根)と梅ヶ峠実習(下関
市梅ヶ峠)は、それぞれ土曜日か日曜日に日帰り集中で行う
(交通費・弁当代は各自持ち)。日時は、はじめの授業のと
きに受講者の希望を聞いて決める。
《成績評価の方法》
授業態度。レポート。
《備考》
受講者定員25名以内希望。あまり受講者数が多い場合は人
数を制限するか、実習授業の内容を変更するかもしれません
。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
イントロダクション
学習内容など
講義の概要について確認する。実習(下記)の日時を決める。
環境とは?
環境ってなに? 生き物にとって環境とは何なのかについて学ぶ。
日本の自然環境①
日本の自然環境や里山の現状と課題などについて学ぶ。
日本の自然環境②
前回の続き。
下関周辺の自然①
身近な下関周辺の自然を題材に、自然環境について実際の写真を通して学ぶ。
下関周辺の自然②
前回の続き。
世界の自然環境
熱帯雨林の自然を中心に、世界の自然環境の現状と課題などについて学ぶ。
生態学の基礎知識①
生態系、ニッチ、進化、生物多様性など生態学の基礎を学ぶ。
生態学の基礎知識②
前回の続き。
ナチュラリスト入門①
実践!ナチュラリスト入門。身近な自然の楽しみ方について学ぶ。
ナチュラリスト入門②
前回の続き。
バード・ウォッチィング
実習①
バード・ウォッチィング
実習②
梅ヶ峠演習林実習①
下関市小月の干拓地にて冬の渡り鳥の観察を行う。運がよければ世界に約2千羽しかい
ないクロツラヘラサギに出会えるかも(過去3年連続で見れています)。
前回の続き。
梅ヶ峠演習林実習②
旧梅光学院大学梅ヶ峠キャンパスに隣接する梅ヶ峠演習林において野外体験実習を行
う。
前回の続き。
《教養科目 教養科目 生 命 ・ 環 境》
科目名
スポーツ実技Ⅱ
担当者氏名
安冨 俊雄
授業方法
実習
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
積極的なスポーツ活動を通じて心身ともに健康を保つ。
健康の維持・増進を図るとともに、受講者同士の人間関係の
醸成を目的とする。また、スポーツ活動が将来の生活をより
豊かにする存在であることを体得する。
《授業の到達目標》
①生涯スポーツにつながるスポーツ技術の習得
②メンバー間の協力・協働の力を身につける
③人間関係の醸成
《成績評価の方法》
第一に楽しくプレーできたかが評価基準。そのために、積極
的なスポーツ活動を通じて、チームワークの醸成、メンバー
相互の協力関係にどれだけ寄与できたかを見る。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
特になし
《参考図書》
選択種目の指導書
《授業時間外学習》
実施種目のスポーツ技術の習得とイメージトレーニング
《備考》
安全にスポーツ活動ができる心身の状態を保つ
テーマ
授業の説明
学習内容など
授業の進め方、活動種目の決定とグルーピング
基礎技術の習得Ⅰ
リーダーの指導のもと基礎技術の習得
基礎技術の習得Ⅱ
リーダーの指導のもと基礎技術の習得
基礎技術の習得Ⅲ
リーダーの指導のもと基礎技術の習得
基礎技術の習得Ⅳ
リーダーの指導のもと基礎技術の習得
基礎技術の習得Ⅴ
リーダーの指導のもと基礎技術の習得
基礎技術の習得とゲーム
1
基礎技術の習得とゲーム
Ⅱ
基礎技術の習得とゲーム
Ⅲ
基礎技術の習得とゲーム
Ⅳ
ゲームを楽しむⅠ
リーダーの指導のもと基礎技術の習得とゲーム
ゲームを楽しむⅡ
リーダーの指導のもとゲームを楽しむ
ゲームを楽しむⅢ
リーダーの指導のもとゲームを楽しむ
ゲームを楽しむⅣ
リーダーの指導のもとゲームを楽しむ
ゲームを楽しむⅤ
リーダーの指導のもとゲームを楽しむ
リーダーの指導のもと基礎技術の習得とゲーム
リーダーの指導のもと基礎技術の習得とゲーム
リーダーの指導のもと基礎技術の習得とゲーム
リーダーの指導のもとゲームを楽しむ
《教養科目 教養科目 情 報 ・ キャリアアップ》
科目名
教養の数学Ⅰ
担当者氏名
横山 修
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
就職試験に出題されると思われる数学のトピックをいくつか
選択、それらを講義の中で取り上げる。一口に就職試験対策
と言っても、小中高12年間の内容がすべて含まれると考え
られる。このため、すべてを網羅するのは不可能である。そ
こで、特に重要度の高いと思われるトピックを選択して取り
上げる。また講義で取り上げないトピックについても宿題と
してプリントを配付する。
《テキスト》
適宜、プリントを配付する。
《参考図書》
《授業の到達目標》
(1)算数・数学で用いられる「ことば」を正確に説明でき
る。
(2)解答にたどり着くための手順を論理的に記述できる。
(3)各種問題について臨機応変に対応できる。
《授業時間外学習》
予習・復習をして授業に臨むこと。
《成績評価の方法》
期末試験、課題、受講態度、出席状況により総合的に評価す
る。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
式の計算を行おう
学習内容など
式の乗法・除法、乗法の公式等を取り上げる。ここでは、プリントを配付して、既に
学習済みの内容である「式の計算」についての復習をさせる。
因数分解を行おう
1つの多項式を複数の単項式や多項式の積の形に表す因数分解を、分配法則や乗法の
公式を使うなどして、行うことができるようにする。
整数の性質を調べよう
ここで取り上げる内容は、素数と素因数分解、約数と倍数等多岐にわたるが、これら
の関連問題を解きながら整数の性質について復習する。
循環小数と分数
ここでは、循環小数とは何かや循環小数の表し方について述べる。また、循環小数を
分数になおす方法についても触れる。
方程式を解こう
2次方程式の解を求める方法について考える。はじめに解の公式を導き出すことから
はじめ、その後いろいろな問題を二次方程式を利用して解けるようにする。
不等式を解こう
2次不等式の解を求める方法について考える。解の求め方については、場合分けを行
うことで、公式を知らなくとも、解が導き出せるようにする。
平方根の問題を解こう
根号を含んだ式を簡単にしたり、その近似値を求めるために、根号を含んだ式の乗法
・除法について述べる。また、二重根号のはずし方についても触れる。
関数とグラフの性質を知 2次関数のグラフの特徴を理解し、そのグラフをかけるようにする。また、グラフを
ろう
もとにして、値域の増減のようすを調べることができるようにする。
平面図形の性質を知ろう ここで取り上げる内容は、三角形の性質、合同と相似、平行四辺形の性質等多岐にわ
たる。このため、講義で扱えなかった内容についてはプリントを配付する。
空間図形の性質を知ろう ここで取り上げる内容は、三角柱、三角錐、円柱、円錐、四角柱、四角錘の体積や表
面積等についてである。特に、公式が導かれる過程を重視する。
立体図形の投影図と展開 立体図形の表し方として、見取図、展開図、投影図があることを述べ、それらの見方
図を学ぼう
を説明する。また、多面体については、特に正多面体の性質に触れる。
図形の計量を行おう ∼三 ここでは、三平方の定理の証明を行う。その後三平方の定理を利用して、図形の面積
平方の定理∼
を求めることができるようにする。
図形の計量を行おう ∼円 扇形の中心角と弧の長さや面積との関係を知り、それらを求める計算ができるように
錐と球∼
するとともに、円錐など扇形が使われている立体に応用できるようにする。
図形の計量を行おう ∼相 相似な立体の表面積や体積の比が、相似比とどのような関係になっているかを理解さ
似な図形の計量∼
せ、表面積や体積を求めることができるようにする。
まとめ
前期の学習内容を振り返る。
《教養科目 教養科目 情 報 ・ キャリアアップ》
科目名
教養の数学Ⅱ
担当者氏名
横山 修
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
前期に引き続き、就職試験に出題されると思われる数学のト
ピックを取り上げる。前期では、中・高校で学習した基本事
項の確認を行うが、後期では、就職試験対策問題集の中から
重要と思われる問題をピックアップし、それらを再構成した
ものをプリントとして配付する。
《テキスト》
適宜、プリントを配付する。
《参考図書》
《授業の到達目標》
(1)算数・数学で用いられる「ことば」を正確に説明でき
る。
(2)解答にたどり着くための手順を論理的に記述できる。
(3)各種問題について臨機応変に対応できる。
《授業時間外学習》
予習・復習をして授業に望むこと。
《成績評価の方法》
期末試験、課題、受講態度、出席状況により総合的に評価す
る。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
約数と倍数
n進法
数のパズル
集合の要素の数
算数の文章題
方程式と文章題
濃度の問題
速さの問題
推論の問題
文章条件からの推理
関数と領域
図表や資料の見方
場合の数
確率
まとめ
学習内容など
ここで扱う内容は、素数、素因数分解、最大公約数、最小公倍数等である。これらに
関する、大切なルールや基本事項について整理する。
10進法をn進法に変換したり、逆にn進法を10進法に変換する等の基数変換につい
て取り上げる。また、n進法の加減算についても取り上げる。
ここでは3×3、あるいは4×4の魔方陣を取り上げる。魔方陣の特徴を把握させる
とともに3×3の魔方陣の作り方についても触れる。
集合の要素の数を問う問題では、集合をベン図で表して考える。ここでは、実際に例
題を挙げて、ベン図を描く方法について述べる。
ここで取り上げる内容は、植木算、倍数変化算、過不足算、流水算、鶴亀算等である
。ここでは実際に例題を挙げて、これらの問題の解法を述べる。
文章題は式を立てることさえできれば、あとは計算をするだけである。ここでは、さ
まざまな種類の問題を解くことで、文章題の解法テクニックを身につけさせる。
濃度の問題では、水を加えたり蒸発させたりしても解けている食塩の量のトータルが
不変であることが鍵となる。これを用いて種々の文章題を解いてゆく。
「旅人算」「流水算」等の考え方を基本として、種々の問題を解かせる。前述の文章
題同様、速さの問題に対しても、式がきちんと立てられるようにする。
いくつかの命題からある命題が導かれるかどうか判定することを推論とよぶ。ここで
は、正しい推論と誤った推論の具体例を挙げ、推論の方法について説明する。
文章の中で与えられた条件から、正しく導かれる文章を導き出す。ここでは、場合分
けの考え方を用いて、状況を整理することが重要である。
1次不等式や2次不等式の示す領域を図示する問題を扱う。ここでは、文章題から不
等式を立て、領域を図示する問題に重点を置く。
図や表の見方を、種々の問題を実際に解くことにより養う。ここでは、ORの分野の中
のPERT手法とよばれる工程の問題についても触れる。
「順列」の考え方、「組み合わせ」の考え方、順列と組み合わせの違い等について述
べる。ここではまた、重複順列についても取り上げる。
確率は「順列」「組み合わせ」の考え方さえ理解できれば、あとは計算をするだけで
ある。ここでは、確率に関する種々の文章題を解いてゆく。
後期の学習内容を振り返る。
《教養科目 教養科目 情 報 ・ キャリアアップ》
科目名
キャリアデザインⅡ
担当者氏名
只木 徹
授業方法
実習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
後期開講のインディペンデントスタディⅢと本講座で就職活
動に向けて、社会人として必要な準備を進める。
グループディスカッションでの課題解決を通して論理的思考
力と人前で自分をプレゼンテーションする力を涵養する。
グループワークで意見や考え方を他者と共有することで、コ
ミュニケーション能力も磨いていく。
《テキスト》
なし
《参考図書》
適宜配付
《授業の到達目標》
①今までの大学生活を振り返り、強みと弱みを理解する。
②プレゼンテーション能力や論理的思考力を身につける。
③エントリーシート・履歴書を作成し、SPI等筆記試験突破の
実力を養成する。
《授業時間外学習》
社会人としての態度や意識を持って授業に臨むこと。
《成績評価の方法》
レポート提出(随時)
エントリーシート・履歴書提出
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
導入:就職環境と就職活
動の理解
GD1 インバスケット問題1
(議論)
GD1 インバスケット問題1
(プレゼン等)
GD2 インバスケット問題2
(議論)
GD2 インバスケット問題2
(プレゼン等)
自己分析 マインドマップ
を学ぶ
GD3 インバスケット問題3(自己
紹介と議論)
GD3 インバスケット問題3(プレ
ゼン)
就職試験対策
学習内容など
本講義の意義と目的(社会人になるための心構えや就職活動で必要なこと)
就職試験対策
クレぺリン模試を体験する。
インバスケット形式のグループディスカッションを学ぶ。
グループでのディスカッションの結果をプレゼンテーションする。
インバスケット形式のグループディスカッションを学ぶ。
グループでのディスカッションの結果をプレゼンテーションする。
これまでの大学生活をマインドマップを使って棚卸しする。
自己紹介で自分自身をプレゼンテーションする。
グループでのディスカッションの結果をプレゼンテーションする。
SPI模試を体験する。
GD5 インバスケット問題5(自己 自己紹介で自分自身をプレゼンテーションする。
紹介と議論)
GD5 インバスケット問題5(プレ グループでのディスカッションの結果をプレゼンテーションする。
ゼン)
インターンシップ説明会 インターンシップ受け入れ企業と業界・職種について学ぶ。
インターンシップのES・履歴書を インターンシップのエントリーシート記入を通して、学チカ、自己PR、志望動機を
書く
書いてみる。
インターンシップのためのマナーを インターンシップに必要なマナーを学ぶ。
学ぶ
《教養科目 教養科目 情 報 ・ キャリアアップ》
科目名
オフィススタディーズ
担当者氏名
磯部 恵
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
オフィスワークで必要とされる知識やスキルの基本を学ぶこ
とをめざして、授業を進める。机上の学習のみでなく、具体
的な場面を想定したいろいろな実習を実施する予定。具体的
には、電話応対・来客応対・ビジネス文書作成・ファイリン
グ実習等。
※授業では、実習や発表、提出物等の課題が多くなりますが
、積極的に取り組んでほしいと思います。
《授業の到達目標》
①オフィスワークに興味関心を持ち、さまざまな角度から考
察した内容の発表やレポート作成ができる。②電話応対実習
では、それぞれの状況に適した、感じのいい電話応対ができ
る。③いろいろな場面に適したことばづかいで、会話ができ
る。④来客応対実習では、状況を考えて臨機応変に対応でき
る。⑤自分なりに工夫してノート整理を行い、ノートの作成
ができる。
《成績評価の方法》
以下の内容から総合的に評価する
・電話応対、ビジネス文書、来客応対等の実習内容
・レポート、ビジネス文書、ファイリング他の提出物内容
・小テスト結果、定期試験結果、出席状況、授業態度等
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
オリエンテーション
マナーの基本確認
ビジネスとは何か
ビジネスマナーの基本
ことばづかいの基本
(敬語の基本)
ビジネス会話
(接客用語の基本)
ビジネス電話応対の基本
ビジネス電話応対の基本
伝言メモの作成の基本
ビジネス電話応対の応用
ビジネス文書の基本
ビジネス電話応対の応用
ビジネス文書の基本
ビジネス電話応対の応用
ビジネス文書の活用
ビジネス文書の活用
ファイリング
来客応対の基本
来客応対の応用
他社訪問時のマナー
冠婚葬祭
テーブルマナーの基本
オフィススタディーズ
総まとめ指導
まとめ
《テキスト》
「ビジネスとオフィスワーク」樹村房
※必ず初回の授業からテキストを準備しておいてください。
《参考図書》
参考図書は、授業の中で、その都度紹介。
《授業時間外学習》
・授業中に指示した提出課題に取り組む(提出期限厳守)
・指示した実習内容の練習をする
・各自ファイリングを工夫する(ノート作成を含む)
《備考》
・授業では、いろいろな実習を予定しています。
・提出物は、赤ペン添削後、返却します。
・授業内容に合わせて、DVDなども見る予定です。
学習内容など
授業テーマや到達目標を確認しながら、授業の進め方等を説明。マナーの基本の確認
。
※初回授業からテキストが必要。受講者全員テキストを準備しておくこと。
ビジネスとは何か、組織の中での仕事について確認(効率的な仕事の進め方、職場の
人間関係)。ビジネスマナーの基本的内容の理解度小テスト等実施予定。
CS(顧客満足)の確認。お客様の気持ちを考える。
CSを意識したことばづかいについて学ぶ。敬語の使い方の基本を確認。
いろいろな状況を想定した実習を行いながら、その場面に応じた会話の基本を学ぶ。
実務でいかせる会話を練習。
ビジネス電話応対の基本を確認。
実習事例をもとにロールプレイング実習(基本編)。
いろいろな場面を想定した電話応対の事例実習を行う。
伝言メモの書き方の確認。
電話応対実習(受ける電話の応用編)
:いろいろな設定にて実習(録音等もしながら、話し方や敬語の使い方などの確認)
電話応対実習(かける電話の応用編)
ビジネス文書の基本を確認(お礼状等の手紙文の作成実習)。
電話応対実習(応用編)
ビジネス文書の基本を確認(社内文書・社外文書の作成実習)。
ビジネス文書の総まとめ(提出物は、赤ペン添削後返却)。
ファイリングの基本を確認(ノート整理の中間チェック含む)。
来客応対の基本。
あいさつ・おじぎ・お客様のご案内の仕方の基本・名刺の取り扱い等の実習を行う。
お茶の接待等の基本の確認。他社訪問時のマナーの基本確認。
お茶のセットを実際に使用しながら、接客応対実習を行う。
冠婚葬祭の基本を確認。
テーブルマナーの基本を確認。
その他のオフィスワークの基本の確認。
全体のまとめ(受講生の皆さんとのQ&Åタイムあり)。
※定期試験終了後、ノート提出あり
《教養科目 教養科目 共通 第1外国語》
科目名
就職英語Ⅰ
担当者氏名
泉澤 みゆき
授業方法
講義
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
学生が在学中、または卒業後に留学や就職などで英語を必要
とすることは今後ますます増えてくる。その際、想定される
場における英語力を身に着ける第一歩として、特に「聞く」
、「話す」」、「読む」の学習を集中的に実践する。
《授業の到達目標》
・旅を想定した、海外への出国から帰国までで必要な情報を
英語(リスニング、リーディング)で得ることができる。
・和製英語やカタカナ語を英語で表記できる。
・旅行に関わる必要な書類を書くことができる。
《成績評価の方法》
授業努力点 20%
小テスト 20%
期末テスト 60%
《授業計画》
週
1
2
3
4
空港でのサバイバルシチュエーション
世界の諸英語について
航空機内でのサバイバルシチュエーション
時差とは
目的地空港到着後のサバイバルシチュエーション
数字の聞き取り
ホテル滞在中のサバイバルシチュエーション
著名と名前
観光のための情報収集をし、観光を楽しむ
摂氏と華氏とは
これまでの内容に関する確認テスト
On the plane
Arrival
Getting information and
sightseeing
10
11
12
13
14
15
《備考》
At the airport
6
9
《授業時間外学習》
事前の予習(特にVocabulary)
学習内容など
授業に関する全体的な説明、質疑応答
Checking in at the
hotel
8
《参考図書》
テーマ
オリエンテーション
5
7
《テキスト》
Enjoy Your Trip
Review Test 1
Ordering Fastfood
ファストフード店でのサバイバルシチュエーション
選択肢と多様性―オーダーでこまらないように
Going to the theater
舞台をみるには
さまざまな番号表記
Shopping
お店でのサバイバルシチュエーション
チップの習慣
Lost and found
落し物、忘れ物をした際のサバイバルシチュエーション
非言語コミュニケーションとは
Finding your way around 案内板を読む、道案内をしてもらう
対人距離を意識する
Review Test 2
これまでの内容に関する確認テスト
Medical care
Leaving for home
全体のまとめ
健康状態が悪くなった時のサバイバルシチュエーション
医療ケアを受けるには
帰国準備から帰国までのサバイバルシチュエーション
授業全体のまとめ
3年・前期
《教養科目 教養科目 共通 第1外国語》
科目名
就職英語Ⅱ
担当者氏名
下村 香緒
授業方法
講義
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
This course helps you to develop six skills -listening,
speaking, reading, writing, viewing and presenting
skills - to prepare you for success in academic and
professional life.
《授業の到達目標》
After the course, students will be able to:
(1) listen and speak basic English,
(2) utilize available resources to conduct assigned
tasks, and
(3) work with others confidently ��when doing tasks in
class.
《成績評価の方法》
(1) Portfolio (28%),
(2) Daily quizzes (12%),
(3) Active participation in class + assignments (30%),
(4) Final exam (30%).
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
Introduction
《テキスト》
Stretch 1 student book with online practice, Oxford
University Press. ISBN: 9780194603126
《参考図書》
TBA
《授業時間外学習》
(1) Student should prepare for the class.
(2) Student should be ready for quizzes.
(3) Students should review to organize understandings.
(4) Student should work on Online Practice
individually.
《備考》
The plan would be modified accordingly. Please contact
the instructor if you have any questions or concerns.
学習内容など
Self-introductions. Introducing to each other. Course overview.
Unit 1: Jobs
Listening for main ideas (1). Showing interest. Predicting. Identifying main
ideas. Standing skill.
Quiz 1. Predicting. Asking follow-up questions. Brainstorming. Using clothes
Unit 2: Countries and
as clues. Making eye contact.
nationalities
Quiz 2. Listening for specific information. Adding information. Using context
Unit 3: Family
clues. Using pictures to predict. Pausing.
Unit 4: Describing
Quiz 3. Listening for a speaker's attitude. Explaining your reasons. Free
people
writing. Taking notes. Using linking words.
Unit 5: Food and drinks Quiz 4. Listening for main ideas (2). Taking turns in a conversation.
Previewing. Identifying facts and opinions.
Quiz 5. Guessing setting from context. Repeating for understanding. Making an
Unit 6: Things we do
idea map. Understanding order of events.
Unit 7: At home
Quiz 6. Listening for dates. Asking for examples. Understanding pronoun
references. Focusing on visuals. Giving details.
Unit 8: Free time
Quiz 7. Listening for key words (1). Showing you are thinking. Writing a
activities
topic sentence. Interpreting facial expressions.
Unit 9: Popular sports Quiz 8. Listening for key words (2). Showing sympathy. Making guesses. Paying
attention to numbers. Using a diagram.
Unit 10: Big events
Quiz 9. Understanding descriptions. Showing surprise. Showing the order of
events. Paying attention to adjectives.
Unit 11: Plans
Quiz 10. Listening for opinions. Accepting and declining invitations.
Scanning. Interpreting body language. Focusing the presentation.
Unit 12: On vacation
Quiz 11. Understanding plans. Showing enthusiasm. Editing and revising.
Identifying cultural differences. Using repetition.
Revision for Final Exam Quiz 12. Prepare for the final exam.
Final Exam
Actual final exam.
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
言語学概論Ⅰ
担当者氏名
小野 良美
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
「言語学」という学問はどのような学問なのかを知る。言語
学という学問で扱われる様々な分野について学んでいく。前
期では、1.世界中の言語とその分類 2.言語と音声 3
.言語の中の「語」 4.言語の構造と規則(文法) 5.言
語と意味 6.言語の変化 について学び、言語の理解を深
める。
《授業の到達目標》
1.言語学という学問がどのような学問なのかを端的に説明
できる。
2.言語学の諸分野のうち、前期に扱う分野の一つ一つを簡
潔に説明できる。
3.言語学の諸分野の一つについて、専門的な説明ができる
。
《成績評価の方法》
授業参加・・・・20%
中間試験・・・・40%
期末試験・・・・40%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
序章 ことばの世界を鳥
瞰する
第1章 世界のことば(
1)
第1章 世界のことば(
2)
第2章 ことばと音声(
1)
第2章 ことばと音声(
2)
第3章 ことばと語(1
)
第3章 ことばと語(2
)
中間試験
第4章 ことばと文法(
1)
第4章 ことばと文法(
2)
第5章 ことばと意味(
1)
第5章 ことばと意味(
2)
第6章 ことばの変化(
1)
第6章 ことばの変化(
2)
前期のまとめ
《テキスト》
瀬田幸人他『[入門]ことばの世界』大修館書店、2010年
《参考図書》
《授業時間外学習》
毎回の授業の予習復習をきちんとすること。与えられた授業
外課題に対して積極的に取り組むこと。なお、グループプレ
ゼンテーションなどを課す場合もある。
《備考》
学習内容など
言語学とは何か
世界の言語の分類
世界の言語から見た日本語と英語
ことばの音声はどのように作られるのか
英語の音と日本語の音
語の構成要素
語の派生と複合
前期前半のまとめテスト
文法と統語構造
文の形成、日本語の節構造
意味とは何か
語の意味と文の意味
音韻の変化
形態と統語の変化
前期の復習と補足
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
言語学概論Ⅱ
担当者氏名
小野 良美
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
「言語学」という学問はどのような学問なのかを知る。言語
学という学問で扱われる様々な分野について学んでいく。後
期は 1.ことばと社会(社会言語学)2.ことばと文化(
人類言語学)3.ことばの誕生(生物言語学)4.ことばの
獲得(心理言語学)5.ことばと脳(神経言語学)6.こと
ばと情報構造(談話文法)7.ことばの解釈(語用論)8.
ことばと認知(認知言語論)について学び、言語の理解を深
める。
《授業の到達目標》
1.言語学という学問がどのような学問なのかを端的に説明
できる。
2.言語学の諸分野のうち、後期に扱う分野の一つ一つを簡
潔に説明できる。
3.言語学の諸分野の一つについて、専門的な説明ができる
。
《成績評価の方法》
授業参加・・・・20%
中間試験・・・・30%
期末試験・・・・30%
期末レポート・・20%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
第7章 ことばと社会(
1)
第7章 ことばと社会(
2)
第7章 ことばと文化(
1)
第8章 ことばと文化(
2)
第9章 ことばの誕生(
1)
第9章 ことばの誕生(
2)
中間試験
《テキスト》
瀬田幸人他『[入門]ことばの世界』大修館書店、2010年
《参考図書》
《授業時間外学習》
毎回の授業の予習復習をきちんとする。与えられた授業外課
題に対して積極的に取り組むこと。なお、グループプレゼン
テーションなどを課す場合もある。
《備考》
学習内容など
共通語・公用語、様々な英語
ことばの差異、上下関係などにおける言葉
ことばが映す文化、ことばと思考
ことばと文化の関わり合い
ことばの進化論
ことばの誕生の条件、言葉の特性と進化論
後期前半のまとめテスト
第10章 ことばの獲得
(1)
第10章 ことばの獲得
(2)
第11章 ことばと脳(
1)
第11章 ことばと脳
ことばの獲得の諸相、文法の獲得
第12章 ことばと情報
構造
第13章 ことばの解釈
主題と題述、情報構造の流れ
第14章 ことばと認知
視覚による認知とことば、認識の仕方とことば、言語形式と認識
後期のまとめ
後期の復習と補足
規則性の発見、言語獲得と言語理論
脳の構造、一側化と局在論、失語症のタイプ
脳を画像や脳波で見る、「言語遺伝子」、ことばの臨界期
語用論とは何か、言葉の解釈の様々な例
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
留学生のための日本文学基礎演習
担当者氏名
矢本 浩司
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
この授業では、文学作品を読みながら、日本語におる発表や
レジュメの作り方、リポートの書き方などのスキルを高めて
いきます。
《テキスト》
授業で取り上げる文学作品
《参考図書》
適宜指示します。
《授業の到達目標》
①日本の小説を朗読して大意をつかむ
②日本近代文学の出発点の状況を具体的な小説の輪読を通じ
て理解する
③日本近代文学に基礎知識を得、それを日本語で記せるよう
になる
《授業時間外学習》
演習で取り上げる文学作品を事前に読んでおいてください。
《成績評価の方法》
授業態度とリポートで評価します。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
発表・レジュメについて
学習内容など
「日本近代文学」の「日本」や「近代」や「文学」は、何を指すのでしょうか。留学
生のみなさんと最初にそのことを考えておきたいと思います。
レジュメの作り方を説明し、担当教員による発表を行います。
森鷗外:高瀬舟
感想とディスカッション、注釈
夏目漱石:夢十夜(抄)
感想とディスカッション、注釈
谷崎潤一郎:刺青
発表とディスカッション、教員のサジェスション
志賀直哉:清兵衛と瓢箪
発表とディスカッション、教員のサジェスション
芥川龍之介:羅生門
発表とディスカッション、教員のサジェスション
葉山嘉樹:セメント樽の
中の手紙
横光利一:蠅
発表とディスカッション、教員のサジェスション
井伏鱒二:山椒魚
発表とディスカッション、教員のサジェスション
梶井基次郎:檸檬
発表とディスカッション、教員のサジェスション
中島敦:山月記
発表とディスカッション、教員のサジェスション
太宰治:走れメロス
発表とディスカッション、教員のサジェスション
坂口安吾:さくらの森の
満開の下
まとめ
発表とディスカッション、教員のサジェスション
導入
発表とディスカッション、教員のサジェスション
前期の総括とリポート作成
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
日本文学概説
担当者氏名
矢本 浩司
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
この授業では、文学作品を読みながら、日本語におる発表や
レジュメの作り方、リポートの書き方などのスキルを高めて
いきます。
《テキスト》
授業で取り上げる文学作品
《参考図書》
適宜指示します。
《授業の到達目標》
①日本の小説を朗読して大意をつかむ
②日本近代文学の出発点の状況を具体的な小説の輪読を通じ
て理解する
③日本近代文学に基礎知識を得、それを日本語で記せるよう
になる
《授業時間外学習》
演習で取り上げる文学作品を事前に読んでおいてください。
《成績評価の方法》
授業態度とリポートで評価します。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
発表・レジュメについて
学習内容など
「日本近代文学」の「日本」や「近代」や「文学」は、何を指すのでしょうか。留学
生のみなさんと最初にそのことを考えておきたいと思います。
レジュメの作り方を説明し、担当教員による発表を行います。
森鷗外:高瀬舟
感想とディスカッション、注釈
夏目漱石:夢十夜(抄)
感想とディスカッション、注釈
谷崎潤一郎:刺青
発表とディスカッション、教員のサジェスション
志賀直哉:清兵衛と瓢箪
発表とディスカッション、教員のサジェスション
芥川龍之介:羅生門
発表とディスカッション、教員のサジェスション
葉山嘉樹:セメント樽の
中の手紙
横光利一:蠅
発表とディスカッション、教員のサジェスション
井伏鱒二:山椒魚
発表とディスカッション、教員のサジェスション
梶井基次郎:檸檬
発表とディスカッション、教員のサジェスション
中島敦:山月記
発表とディスカッション、教員のサジェスション
太宰治:走れメロス
発表とディスカッション、教員のサジェスション
坂口安吾:さくらの森の
満開の下
まとめ
発表とディスカッション、教員のサジェスション
導入
発表とディスカッション、教員のサジェスション
前期の総括とリポート作成
《課程科目》
科目名
国語科教育法Ⅱ
担当者氏名
秦 恭子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
国語科教育法Ⅰの内容をふまえ、各領域・事項における教材
研究や指導方法の工夫、学習指導案作成の方法について学習
し、国語科教師としての指導力を養う。
《テキスト》
中学校学習指導要領解説国語編
高等学校学習指導要領解説国語編
《参考図書》
適宜紹介する。
《授業の到達目標》
①中高国語科の各領域・事項の教材研究を行うことができる
。
②中高国語科の各領域・事項の学習指導案を作成することが
できる。
③中高国語科学習指導要領の目標および内容・構成に基づき
、各領域・事項の関連や各学年の発達段階の見通しを踏まえ
た指導計画を立てることができる。
《成績評価の方法》
実践事例の考察等、各回の課題に対する評価
教材研究や学習指導案に対する評価
授業態度に対する評価
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《授業時間外学習》
各回の課題への取り組みや教材研究、学習指導案の作成が充
実したものとなるよう、授業外における事前事後の主体的活
動が望まれる。
《備考》
テーマ
オリエンテーション
学習内容など
授業の概要や進め方等について知る。
「A話すこと・聞くこと
」の学習指導
「B書くこと」の学習指
導
「C読むこと」の学習指
導①文学的文章(小説)
「C読むこと」の学習指
導②文学的文章(詩歌)
「C読むこと」の学習指
導③説明的文章
「伝統的な言語文化と国
語の特質に関する事項」
教材研究①
実践事例の考察を行い、教材研究の深め方や指導方法の工夫について学ぶ。
教材研究②
教材と原典を比較し、指導の観点を深める。
教材研究の交流
教材研究を交流し、意見交換を行う。
学習指導案の作成①
学習者観・教材観・指導観の書き方について学ぶ。
学習指導案の作成②
価値目標と技能目標について理解する。また単元の概要と本時案の書き方を学ぶ。
学習指導案の交流①
学習指導案を交流し、意見交換を行う。
学習指導案の交流②
学習指導案を交流し、意見交換を行う。
学習のまとめ
これまでの学習を総括し、自己評価する。
実践事例の考察を行い、教材研究の深め方や指導方法の工夫について学ぶ。
実践事例の考察を行い、教材研究の深め方や指導方法の工夫について学ぶ。
実践事例の考察を行い、教材研究の深め方や指導方法の工夫について学ぶ。
実践事例の考察を行い、教材研究の深め方や指導方法の工夫について学ぶ。
実践事例の考察を行い、教材研究の深め方や指導方法の工夫について学ぶ。
領域・事項および学年・教材を選択する。
《課程科目》
科目名
国語科教育法Ⅲ
担当者氏名
秦 恭子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
国語科教育法Ⅰ・Ⅱにおける理論・方法論の体系的な学習を
踏まえ、中学校・高等学校の教科書を用いた教材研究および
学習指導案作成を行い、模擬授業を実施する。模擬授業に際
しては、学生同士の相互評価また教員による講評を通して、
実践的な指導力を養う。
《テキスト》
中学校学習指導要領解説国語編/高等学校学習指導要領解説
国語編中学校 国語1 国語2 国語3(光村図書)/高等学
校 精選国語総合(東京書籍)
《参考図書》
適宜紹介する。
《授業の到達目標》
①中高国語科の主要な教材について、教材研究を行うことが
できる。
②①に基づき、授業の展開や板書のあり方、評価の仕方など
を熟慮し、模擬授業を行うことができる。 ③自他の模擬授業に対する評価を行い、実践研究の観点や基
礎力を習得することができる。
《授業時間外学習》
教材研究や学習指導案、また模擬授業が充実したものとなる
よう、授業外における事前事後の主体的活動が望まれる。
《成績評価の方法》
教材研究や学習指導案に対する評価/模擬授業に対する評価
/提出物に対する評価/授業態度に対する評価
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授業の概要
学習内容など
授業の概要や進め方等について知る。
国語科教育の今日的課題
国語科教育の今日的な課題について理解する。
教材研究および指導案作
成の要点
教材研究および指導案作
成①
教材研究および指導案作
成②
教材研究および指導案作
成③
教材研究および指導案作
成④
教材研究および指導案作
成⑤
模擬授業の要点
教材研究および学習指導案の作成について要点を理解する。
模擬授業①
模擬授業を実施し、相互評価を行って、実践研究の観点を養う。
模擬授業②
模擬授業を実施し、相互評価を行って、実践研究の観点を養う。
模擬授業③
模擬授業を実施し、相互評価を行って、実践研究の観点を養う。
模擬授業④
模擬授業を実施し、相互評価を行って、実践研究の観点を養う。
模擬授業⑤
模擬授業を実施し、相互評価を行って、実践研究の観点を養う。
学習のまとめ
これまでの学習を総括し、自己評価を行う。
教材研究および学習指導案の作成を行い、相互に意見交換する。
教材研究および学習指導案の作成を行い、相互に意見交換する。
教材研究および学習指導案の作成を行い、相互に意見交換する。
教材研究および学習指導案の作成を行い、相互に意見交換する。
教材研究および学習指導案の作成を行い、相互に意見交換する。
板書の仕方やワークシートの準備等、模擬授業の実施における要点を理解する。
《課程科目》
科目名
書道科教育法Ⅰ
担当者氏名
松田 政道
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
国語科書写から芸術科書道へと変態成長させねばならない。
旧来の書道塾や小中学校での体験を基にはするが、芸術とし
て飛躍的に個性を尊重し合う態度が求められる。基礎基本を
大事に考え、芸術としての魅力を伝えられる教師が理想であ
ろう。そのためには教育者として柔軟な思考が求められる。
《授業の到達目標》
①多数ある教科書の徹底した分析を行う。
②鑑賞資料と臨書資料とに分け、学習の目的を明確にする。
③各書体の執筆法を会得する。
《テキスト》
自主制作プリント
《参考図書》
小・中学校教科書、高等学校教科書
その他は授業中に提示
《授業時間外学習》
長期休業中に宿題を課す
《成績評価の方法》
毎時の提出物。授業での取り組みと新アイデア。折帖整理。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
書写教育史について
学習内容など
書写教育史と問題点。高等学校の教科書を分析。
高等学校芸術科書道につ
いて
鑑賞資料について
高等学校芸術科書道の歴史と問題点。
臨書資料について
古典名跡を基に臨書資料の精選とその学習順序を考える。
新資料の開発
その他の資料と新しい教科書の組み立てを考える。
多様な事例の検討
考案した事例と新しい授業方法を再度検討する。
篆書学習の導入法
篆書学習への導入法とその展開を考える。
篆刻学習の導入法
篆刻学習への導入法とその展開を考える。
隷書学習の導入法
隷書学習への導入法とその展開を考える。
楷書学習の導入法
楷書学習への導入法と学習順序の考え方。
行書学習の導入法
行書学習への導入法とその展開を考える。
草書学習の導入法
草書学習への導入法とその展開を考える。
仮名学習の導入法
仮名の基礎的な技法と単体指導の導入法を考える。
漢字かな混じりの書の導
入法
創作作造りへの導入法
漢字かな混じりの書の導入法とその展開を考える。
古典名跡をはじめ鑑賞資料を精選する。
創作造りへの導入法とその展開を考える。
3年・前期
《課程科目》
科目名
書道科教育法Ⅱ
担当者氏名
松田 政道
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
高等学校芸術科書道Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの各分野での学習量とその全
大像を考える。そのためには、バランスの取れた教材開発に
努める。
《テキスト》
自主制作プリント
《参考図書》
小・中学校教科書、高等学校教科書
《授業の到達目標》
①新しい教材感を持って新鮮な教材作りを心がける。
②模擬授業による実践感覚を養う。
③パソコンによる教案の作成。
《授業時間外学習》
長期休業中に宿題を課す
《成績評価の方法》
新工夫と実践。パソコンの熟達度。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
書道Ⅰを立案する
学習内容など
書道Ⅰの学習目標35個を選定し、バランスよく立案する。
書道Ⅱ・Ⅲを立案する
書道Ⅱ・Ⅲの学習目標の発展性を考えて立案する。
篆書学習
篆書教材とその発展
篆刻学習
篆刻実習の新工夫
隷書学習
隷書教材とその発展
楷書学習
楷書教材とその発展
行書学習
行書教材とその発展
草書学習
草書教材とその発展
仮名学習
仮名学習と創作
漢字仮名交じりの書の学
習
創作学習
漢字仮名交じり書と創作
書道Ⅰの模擬授業
書道Ⅰの指導案に基づく模擬授業
書道Ⅱの模擬授業
書道Ⅱの指導案に基づく模擬授業書道Ⅱの模擬授業
書道Ⅲの模擬授業
書道Ⅲの指導案に基づく模擬授業書道Ⅲの模擬授業
模範授業の実践
模範授業の実践とその検討会
創作作品造りにおける新工夫
3年・後期
《課程科目》
科目名
道徳の指導法
担当者氏名
広瀬 綾子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
道徳教育の意義、歴史、内容、方法など、道徳教育について
さまざまな角度から学び、理解する。さらに「道徳」の学習
指導要領に基づいて、具体的な実践についても考察を深める
。
《テキスト》
・ 押谷由夫編著 『自ら学ぶ道徳教育』保育出版社、2011
年
・ 広瀬俊雄監修 『「感激」の教育―楽器作りと合奏の実
践―』昭和堂、2012年
《参考図書》
適宜紹介する。
《授業の到達目標》
・道徳教育の歴史や現状、意義、必要性などについて述べる
こ とができる。
・中学校、高校において「道徳」の基本的な指導ができる力
を身につける。
・「道徳」の指導案を作成できる。
《成績評価の方法》
・授業への意欲・関心・態度と出席:約30%
・毎回の授業の理解(小レポート)と課題の提出:約20%
・学期末レポート:約50%
《授業時間外学習》
毎回の復習。授業中に出す課題を行い、提示する文献、資料
を読む。
《備考》
これらを総合して評価する。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
道徳教育の可能性
学習内容など
道徳教育の意義、目的、必要性について考える。
日本の道徳教育の現状と
課題
日本の道徳教育の歴史(
1)
日本の道徳教育の歴史(
2)
日本の道徳教育の歴史(
3)
道徳的に生きた歴史上の
人物から学ぶ
道徳教育における理念と
思想
道徳教育の展開(1)
いじめ、学級崩壊など、「心の教育」が求められる日本の学校教育の現状について理
解を深める。
学制の検討とともに、明治期の道徳教育について学ぶ。
道徳教育の展開(2)
学校全体で取り組む道徳教育について学ぶ。
道徳教育の展開(3)
学校、家庭および地域社会の連携の中での道徳教育について学ぶ。
学習指導要領に基づいた
道徳の授業
教育活動全体を通して行
う道徳教育
総合的な学習の時間にお
ける道徳教育(1)
総合的な学習の時間にお
ける道徳教育(2)
「道徳」学習指導案の作
成
中学校の道徳の授業で用いられる読み物資料を取り上げて、授業の進め方、展開につ
いて学ぶ。
別名「道徳の学校」とよばれるシュタイナー学校における道徳教育の実践について学
ぶ。
弦楽器作り(バンドーラ)と合奏を用いた道徳教育の実践について学ぶ。
「教育勅語」を読み解き、内容を理解しながら、明治期∼大正期の道徳教育について
理解する。
教育勅語による体制のもとでの修身、および徳育について学びつつ、大正∼昭和初期
における道徳教育について理解する。
杉原千畝を取り上げ、道徳的に生きるとはいかなることかを考える。
カント、ペスタロッチーの教育思想について学ぶ。
子どもの発達段階を考慮した道徳教育について理解を深める。
演劇的な手法を用いた道徳教育の実践について学ぶ。
学習指導案の内容とその作成、展開例、および評価について検討する。
《課程科目》
科目名
特別活動の研究
担当者氏名
西村 眞
授業方法
講義
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
特別活動は、戦後教育の初期から民主主義に基づく学校の中
で重要な位置を占めてきた。子どもたちの自主的・主体的・
集団的な活動である特別活動の意義は、今日の社会の中では
ますますその重要性を増している。本講義では、特別活動の
意義を理解し、それをより効果的に実践する方法について考
えていく。
《授業の到達目標》
1)特別活動の意義について理解する
2)特別活動を展開していく指導法を身につける
3)特別活動の指導案を作成して模擬授業を展開できる。
《成績評価の方法》
授業出席率及び参加態度
課題レポート
期末試験
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
『中学校学習指導要領解説 特別活動編』
『高等学校学習指導要領解説 特別活動編』
《参考図書》
《授業時間外学習》
なし
《備考》
テーマ
学習内容など
1)本講義の目的と受講上の留意点について説明する。
2)教員免許法上における位置づけについて確認する。
特別活動の意義(中学校) 中学校学習指導要領特別活動編を解説することを通して、特別活動の教育課程上の位
置づけを考える。
特別活動の意義(高等学 高等学校学習指導要領特別活動編を解説することを通して、特別活動の教育課程上の
校)
位置づけを考える。
学級活動の展開(中学校 中学校での学級活動の展開事例を検討することを通して、学級活動の目的と指導法に
)
ついて考える。
学級活動の展開(高等学 高等学校での学級活動の展開事例を検討することを通して、学級活動の目的と指導法
校)
について考える。
生徒会活動の展開(中学 中学校での生徒会活動の展開事例を検討することを通して、生徒会活動の目的と指導
校)
法について考える。
生徒会活動の展開(高等 高等学校での生徒会活動の展開事例を検討することを通して、生徒会活動の目的と指
学校)
導法について考える。
学校行事の展開(中学校 中学校での学校行事の展開事例を検討することを通して、学校行事の目的と指導法に
)
ついて考える。
学校行事の展開(中学校 高等学校での学校行事の展開事例を検討することを通して、学校行事の目的と指導法
)
について考える。
学校行事の展開(中学校 生徒同士の人間関係を築き、そのことを通して自己洞察を促す手法として、エンカウ
)
ンターグループの指導法を学ぶ。
エンカウンターを使った エンカウンターグループを用いた特別活動の指導案を作成する。
特別活動2
模擬授業(中学校)
前回の授業で作成した指導案を用いて、中学生を対象とした特別活動の模擬授業を行
う。
模擬授業(高等学校)
前回の授業で作成した指導案を用いて、高校生を対象とした特別活動の模擬授業を行
う。
まとめ
本講義の全体をふりかえり、学んできたことを確認する。
はじめに
定期試験
本講義の全体をふりかえり、学んできたことを確認する。
《課程科目》
科目名
教育方法論
担当者氏名
広瀬 綾子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
教育方法や技術の基礎的な理論、教師としてのあり方や、学
習指導の方法について理解する。教材・教具および指導技術
、学習形態の工夫や具体的な授業づくりの方法など、具体的
な実践例を取り上げ、体験的な授業も交えて展開する。
《授業の到達目標》
・教育方法および教育技術について、理論と実践の両側面か
ら理解することができる。
・中学校、高校で実際に行うことのできる基本的な実践力を
身につける。
・さまざまな教育方法の考え方や技術を学び、授業力や教師
としての力量を高めることができる。
《成績評価の方法》
・出欠確認を兼ねた毎回の小レポート(意欲・関心・態度を
評価する):50%
・学期末試験:50%
これらを総合して評価する。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
教育方法の理念について
《テキスト》
広瀬俊雄『教育力としての言語』勁草書房、2002年
《参考図書》
授業内で適宜紹介する。
《授業時間外学習》
毎回の復習。授業中に出す課題を行い、提示する文献、資料
を読む。
《備考》
教育方法の歴史(1)
学習内容など
学習指導と生徒指導の二つの側面について理解する。教育方法学の現状と課題につい
て理解する。
コメニウス、ルソーなどの教育方法を理念とともに理解する。
教育方法の歴史(2)
ペスタロッチ、ヘルバルトなどの教育方法を理念とともに理解する。
新教育運動における教育
実践と教育方法(1)
新教育運動における教育
実践と教育方法(2)
教育内容と教材研究
シュタイナー学校、田園教育舎、モンテッソーリの学校、デューイ・スクールなどの
教育理念および思想、教育実践と教育方法について学ぶ。
大正自由主義教育における教育方法について学ぶ。
授業の構想および授業研
究
学習形態の工夫と学習指
導
教師の力量の形成
授業づくりや学習指導案の作成について学ぶ。
情報メディアと教育の方
法
芸術的な活動を取り入れ
た教育方法・教育実践
モノづくりを取り入れた
教育方法
表現活動を用いた教育方
法(1)
表現活動を用いた教育方
法(2)
振り返りとまとめ
教材のありかたや教材研究の方法について、具体的な実践例を通して学ぶ。
学習指導の形態と子どもの学び、学習指導の目標と学力向上の方法について、また、
教育の評価について理解する。
教師に求められる資質や授業のスキル向上など、教師のあり方について理解を深める
。
教育活動において情報メディアをどのようにとらえるか、授業でどのように活用する
かなど、情報機器を用いた教育方法について学ぶ。
芸術的な活動や体験学習を重視するシュタイナー学校の教育方法について学ぶ。
弦楽器(バンドーラ)作りと合奏の実践について学ぶ。
表現、コミュニケーション教育の一環として演劇の手法を用いた教育方法について、
ワークショップ形式で体験する。
よりよい学級経営、クラス作りのための構成的グループエンカウンター、および演劇
の手法を用いた教育方法について、ワークショップ形式で体験する。
これまでの内容を振り返り、まとめる。
《課程科目》
科目名
生徒・進路指導論
担当者氏名
山田 洋平
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
生徒指導・進路指導に関する知識を習得するとともに,教育
現場の現状についての理解を深める。そして,現在の生徒指
導・進路指導における課題解決を考え,教員としての資質向
上をめざす。
《授業の到達目標》
・生徒指導・進路指導に関する教育現場の現状を理解するこ
とできる。
・授業で取り上げた生徒指導・進路指導の知識を理解するこ
とができる。
・生徒指導・進路指導に関する知識を教育現場でどのように
活用できるか,自分の考えを提案することができる。
《成績評価の方法》
出席状況(授業態度を含む)60%,学期末試験及び提出物40
%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
指定しない。適宜資料を配布する。
《参考図書》
『生徒指導提要』文部科学省
《授業時間外学習》
前時の授業を必ず復習しておくことを求める。
《備考》
適宜,話し合い活動を設ける。その際,積極的な交流を求め
る。
テーマ
オリエンテーション
授業の概要説明
学習内容など
生徒指導とは
生徒指導とは何か
生徒指導と教育課程
生徒指導と教育課程との関連について
児童・生徒理解の基本と
方法
生徒指導と学級経営
生徒指導における児童・生徒理解について
進路指導・キャリア教育
(1)
進路指導・キャリア教育
(2)
進路指導・キャリア教育
(3)
学校における生徒指導体
制
生徒指導の進め方(1)
生徒指導と進路指導・キャリア教育との関連について
生徒指導の進め方(2)
個別への生徒指導について
生徒指導の進め方(3)
個別への生徒指導について
生徒指導に関する法制度
等
生徒指導における学校・
家庭・地域の連携
まとめ
生徒指導に関する法制度や近年の動向について
生徒指導における学級経営について
生徒指導における進路指導・キャリア教育について
生徒指導における進路指導・キャリア教育について
学校における生徒指導体制について
全体に対する生徒指導について
生徒指導における学校内外の連携について
授業の振り返りとまとめ
《課程科目》
科目名
教育相談の研究
担当者氏名
太田 列子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
いじめや非行等の問題行動や不登校、緊急時の心のケアな
ど、学校における教育相談は多岐にわたっており、関係機関
と連携しながら活動することが、ますます重要となってきて
いる。これらの状況を踏まえ、スクールカウンセラー及びス
クールソーシャルワーカーの今後の役割や関係機関との連携
の在り方を担う、教育相談活動について検討する。
《授業の到達目標》
現代の教育現場で問題となっている様々な課題について、
その発生のメカニズムと影響について理解する。また、教師
による効果的な対処方法について検討する。さらに、関係機
関との連携など、今後の教育相談活動の在り方について考察
する。
《成績評価の方法》
授業への参加態度、授業中の発表及び小レポート(70%)
レポート(30%)
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
『よくわかる教育相談』 (やわらかアカデミズム・わかるシ
リーズ) 春日井 敏之 , 伊藤 美奈子
ISBN-13: 978-4623058785
《参考図書》
『月刊学校教育相談』 ほんの森出版
『学校教育相談 』(MINERVA教職講座)
『教師のたまごのための教育相談』 (教師のたまご応援ブッ
クス)
《授業時間外学習》
事前学習として、教育心理学や一般教養の心理学を学習し
ておくことが望ましい。また、学校教育について自分で考え
意見をまとめておくことで授業理解が進むことから、ニュー
スや新聞を視聴するなどの日常生活での情報収集や、学校で
のボランティア活動などの実践を心掛けてほしい。
《備考》
実践的な体験学習を行うので、積極的な参加が求められる。
テーマ
オリエンテーション
学習内容など
授業の進め方の説明、学校における教育相談の意義と役割。
児童生徒を取り巻く現状
家庭の教育力や地域社会の機能の低下に伴って、児童生徒の抱える問題が多様化し、
深刻化している現状について理解する。
いじめのメカニズムについて理解し、対応について考える。
問題行動の理解と対応(
1)
問題行動の理解と対応(
2)
問題行動の理解と対応(
3)
発達障碍の理解と対応(
1)
発達障碍の理解と対応(
2)
発達障碍の理解と対応(
3)
カウンセリングの基礎(
1)
カウンセリングの基礎(
2)
面談の進め方(1)
面談の進め方(2)
不登校のメカニズムについて理解し、対応について考える。
非行のメカニズムについて理解し、対応について考える。
知的障害のメカニズムについて理解し、対応について考える。
自閉症スペクトラム障害のメカニズムについて理解し、対応について考える。
注意欠陥多動性障害のメカニズムについて理解し、対応について考える。
カウンセリングマインドについて学習する。
児童生徒の話の聞き方や応答について実践学習する。
学校教育における教員による相談活動について理解する。
保護者支援
担任や養護教諭、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーとの役割分担
や連携について学ぶ。
校内の教育相談体制の構築について学び、スクールカウンセラーやスクールソーシャ
ルワーカーとの連携へのモデルを作成する。
保護者に対する理解と援助について学ぶ。
こころの健康
教員のメンタルヘルスについて学ぶ。
校内教育相談体制の構築
《課程科目》
科目名
教職国語Ⅰ
担当者氏名
田口 寛、阿部 泰記、矢本 浩司
授業方法
講義
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
教員採用試験に備え、過去問を解く。教師になるという目標
を明確にし、専門教養の理解を深める。
《テキスト》
適宜プリントを配布する。
《参考図書》
専門領域ごとに指示する。
《授業の到達目標》
教員採用試験の過去問を把握し、解くことができる。教員採
用試験の過去問を分析し、所見を述べることができる。専門
教養の知識を身につけ、活用することができる。
《授業時間外学習》
予習・復習をして授業に臨むこと。
《成績評価の方法》
平常点。期末テスト。実力テスト。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
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11
12
13
14
15
テーマ
ガイダンス、古文(1)
学習内容など
ガイダンスおよび教員採用試験対策 古文(1)
漢文(1)
教員採用試験対策 漢文(1)
現代文(1)
教員採用試験対策 現代文(1)
古文(2)
教員採用試験対策 古文(2)
漢文(2)
教員採用試験対策 漢文(2)
現代文(2)
教員採用試験対策 現代文(2)
古文(3)
教員採用試験対策 古文(3)
漢文(3)
教員採用試験対策 漢文(3)
現代文(3)
教員採用試験対策 現代文(3)
古文(4)
教員採用試験対策 古文(4)
漢文(4)
教員採用試験対策 漢文(4)
現代文(4)
教員採用試験対策 現代文(4)
古文(5)
教員採用試験対策 古文(5)
漢文(5)
教員採用試験対策 漢文(5)
現代文(5)
教員採用試験対策 現代文(5)
3年・前期
《課程科目》
科目名
教職教養Ⅱ
担当者氏名
貞末 俊裕
授業方法
講義
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
学校教育に関する教育法規を復習し理解を深め、確実な定
着を図る。また、学校の諸課題についてその背景等を考察し
ながら、課題解決に向けた諸施策について学習する。
《テキスト》
各テーマごとに資料を配付。
《参考図書》
《授業の到達目標》
①学校の諸課題の背景等を考察し、課題解決に向けた諸施策
に ついて考察し、説明できる。
②教育課題の関係法令等を理解し覚える。
③各教育課題についての取組等を文章で整理しまとめ、発表
で
きる。
《授業時間外学習》
予習復習を徹底し、毎時の小テストも活用すること。
《成績評価の方法》
毎時の小テスト、定期末試験
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
日本国憲法
学習内容など
法体系及び日本国憲法の教育に関する条文について
教育基本法(1)
教育の目的・目標、学校教育、生涯学習等について
教育基本法(2)
家庭教育や幼児期の教育等、新設された条文について
学校教育法(1)
義務教育の目標、各学校の目的・目標等について
学校教育法(2)
義務教育に関する諸規定、教科書・教科用図書・補助教材等について
学校教育法(3)
児童生徒の懲戒、性行不良による出席停止等について
教職員に関する法規(1)
学校教育法、教育職員免許法、教職員の種類と職務等について
教職員に関する法規(2)
地方公務員法、教員の任用、教員の服務・義務等について
教職員に関する法規(3)
教育公務員特例法、教員の研修や労働条件等について
教育行政に関する法規
地方教育行政の組織及び運営に関する法律、教育委員会等について
学校の管理・運営
学校の情報提供や学校評価、職員会議、学校運営協議会等について
学校保健、学校の安心安
全
人権教育
学校保健安全法、学校給食法、学校の安心安全等について
特別支援教育
特別支援教育の推進と学校教育法施行規則の改正等について
学校運営
学校・家庭・地域社会の連携協力、コミュニティスクールについて
人権教育啓発推進法、児童虐待の防止等に関する法律等について
《課程科目》
科目名
教職国語Ⅱ
担当者氏名
田口 寛、阿部 泰記、矢本 浩司
授業方法
講義
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
教員採用試験に備え、過去問を解く。教師になるという目標
を明確にし、専門教養の理解を深める。
《テキスト》
適宜プリントを配布する。
《参考図書》
専門領域ごとに指示する。
《授業の到達目標》
教員採用試験の過去問を把握し、解くことができる。教員採
用試験の過去問を分析し、所見を述べることができる。専門
教養の知識を身につけ、活用することができる。
《授業時間外学習》
予習・復習をして授業に臨むこと。
《成績評価の方法》
平常点。期末テスト。実力テスト。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
ガイダンス、古文(1)
学習内容など
ガイダンスおよび教員採用試験対策 古文(1)
漢文(1)
教員採用試験対策 漢文(1)
現代文(1)
教員採用試験対策 現代文(1)
古文(2)
教員採用試験対策 古文(2)
漢文(2)
教員採用試験対策 漢文(2)
現代文(2)
教員採用試験対策 現代文(2)
古文(3)
教員採用試験対策 古文(3)
漢文(3)
教員採用試験対策 漢文(3)
現代文(3)
教員採用試験対策 現代文(3)
古文(4)
教員採用試験対策 古文(4)
漢文(4)
教員採用試験対策 漢文(4)
現代文(4)
教員採用試験対策 現代文(4)
古文(5)
教員採用試験対策 古文(5)
漢文(5)
教員採用試験対策 漢文(5)
現代文(5)
教員採用試験対策 現代文(5)
3年・後期
《課程科目》
科目名
教職教養Ⅰ
担当者氏名
貞末 俊裕
授業方法
講義
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
環境問題、少子高齢化、国際化や情報化の進展等、我が国
の社会全体に関わる諸課題が学校教育に与える影響等につい
て、まとめ・発表・討論しながら理解を深めるとともに、問
題解決に向けた方策等についても考察する。
《授業の到達目標》
①学校を取り巻く様々な課題を集団討論し、それらを文章と
し
てまとめ発表できる。
②各種の教育課題の背景や現状と問題点、取組や通知文等を
ま
とめて発表できる。
③教育課題の関係法令等を理解し覚える。
《テキスト》
各テーマごとに資料を配付。
《参考図書》
《授業時間外学習》
本講座で取り扱うテーマに平素から関心を持ち、新聞や書
物で調べておくこと。
《成績評価の方法》
課題のまとめ、発表内容や討論等への取組状況、小テスト
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
学校の諸課題
学習内容など
学校を取り巻く状況と課題、解決に向けた様々な取組について
環境問題
地球環境問題と環境教育について
少子高齢化
少子高齢化と福祉について
国際化の進展
国際化の進展と国際理解教育について
情報化の進展
情報化の進展と情報モラル教育について
生きる力の育成
生きる力を育む教育活動の推進について
確かな学力
確かな学力の定着に向けた取組について
生徒指導
いじめや校内暴力等、生徒指導上の諸課題について
道徳教育
心の教育や道徳教育の推進について
読書活動の推進
豊かな心を育む読書活動の推進について
キャリア教育
キャリア教育の意義と推進について
子どもの安心安全
子どもの健康・安心・安全について
家庭教育
家庭の在り方と家庭教育について
学校運営
学校・家庭・地域社会の連携協力について
諸課題のまとめ
本講座で取り扱ったテーマの諸課題や今後の取組課題等を整理する。
《課程科目》
科目名
教職教養Ⅰ
担当者氏名
広瀬 綾子
授業方法
講義
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
環境問題、少子高齢化、国際化や情報化の進展等、我が国
の社会全体に関わる諸課題が学校教育に与える影響等につい
て、まとめ・発表・討論しながら理解を深めるとともに、問
題解決に向けた方策等についても考察する。
《授業の到達目標》
・環境問題、国際化や情報化の進展等、我が国の学校教育が
抱える諸課題についての理解を深める。
・教育や学校、子どもをめぐるさまざまな現代的テーマに関
心を持ち、自分の意見を持つことができる。
・教育上の諸課題や諸施策について、調べ、まとめ他者に説
明できる。
《テキスト》
各テーマごとに資料を配付。
《参考図書》
《授業時間外学習》
本講座で取り扱うテーマに平素から関心を持ち、新聞や書
物で調べておくこと。
《成績評価の方法》
課題のまとめ、発表内容や討論等への取組状況、小テスト
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
学校の諸課題
学習内容など
学校を取り巻く状況と課題、解決に向けた様々な取組について
環境問題
地球環境問題と環境教育について
少子高齢化
少子高齢化と福祉について
国際化の進展
国際化の進展と国際理解教育について
情報化の進展
情報化の進展と情報モラル教育について
生きる力の育成
生きる力を育む教育活動の推進について
確かな学力
確かな学力の定着に向けた取組について
生徒指導
いじめや校内暴力等、生徒指導上の諸課題について
道徳教育
心の教育や道徳教育の推進について
読書活動の推進
豊かな心を育む読書活動の推進について
キャリア教育
キャリア教育の意義と推進について
子どもの安心安全
子どもの健康・安心・安全について
家庭教育
家庭の在り方と家庭教育について
学校運営
学校・家庭・地域社会の連携協力について
諸課題のまとめ
本講座で取り扱ったテーマの諸課題や今後の取組課題等を整理する。
《課程科目》
科目名
仮名書法Ⅱ
担当者氏名
生田 照代
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
「仮名書法Ⅰ」で理解・習得した表現技法を生かし、「仮名
書法Ⅱ」では、古典臨書→倣書→創作と段階を追って学習し
、自分自身の表現ができるように取り組む。
書の表現が模倣に終始するのではなく、自分自身の表現の
中で生かされることを目指すので、より主体的で、意識的な
姿勢を重視する。
《授業の到達目標》
・古典臨書で学んだことが、創作の中に生かされる方法を理
解し、他者に説明できる。
・理解したことが表現できるように、自ら考え実践する。
・納得の出来る作品を完成させる。
《成績評価の方法》
・古典臨書で学んだことが、創作の中に生かされる方法を理
解し、他者に説明できたか。
・理解したことが表現できるように、自ら考え実践すること
ができたか。
・納得の出来る作品が完成したか。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
Ⅰ 臨書から創作へ
Ⅱ 倣書
Ⅲ 創作
半懐紙に創作 Ⅰ
半懐紙に創作 Ⅱ
半懐紙に創作 Ⅲ
半懐紙に創作 Ⅳ
半切縦創作 Ⅰ
半切縦創作 Ⅱ
半切縦創作 Ⅲ
半切縦創作 Ⅳ
半切横創作 Ⅰ
半切横創作 Ⅱ
半切横創作 Ⅲ
半切横創作 Ⅳ
《テキスト》
古典の法帖・自主制作プリント
《参考図書》
《授業時間外学習》
毎日筆を持つことが望ましい。
授業の予習・復習という意味だけではなく、積極的に書道と
関わる姿勢を大切にしよう。
《備考》
毎時間授業の成果を提出する。
学習内容など
「高野切第三種」の臨書
高野切第三種の書風・特徴・用筆法を理解し、表現する。
「高野切第三種」の倣書
古典を創作に生かすステップである倣書を理解し、指示された和歌一首を倣書する。
「短冊に和歌一首を創作」
和歌一首を選択し、高野切第三種を意識した作品を表現する。
「手本を参考に学ぶ」
半懐紙に書く方法を理解し表現する。
「半懐紙に和歌一首を創作」①
和歌一首を選択し、作品制作での大切な要素を学ぶ。
「半懐紙に和歌一首を創作」②
作品制作で大切な要素を理解、表現し、より完成度の高い作品を目指す。
「半懐紙に和歌一首を創作」③
作品を完成させる。
「手本を参考に学ぶ」
半切縦に書く方法を理解し表現する。
「半切縦に和歌一首を創作」① 和歌一首を選択し、作品制作での大切な要素を学ぶ。
「半切縦に和歌一首を創作」②
作品制作で大切な要素を理解、表現し、より完成度の高い作品を目指す。
「半切縦に和歌一首を創作」③
作品を完成させる。
「手本を参考に学ぶ」
半切横に書く方法を理解し表現する。
「半切横に和歌一首を創作」①
和歌一首を選択し、作品制作での大切な要素を学ぶ。
「半切横に和歌一首を創作」② 作品制作で大切な要素を理解、表現し、より完成度の高い作品を目指す。
「半切横に和歌一首を創作」③ 作品を完成させる。
《課程科目》
科目名
日本・中国書道史
担当者氏名
生田 照代
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
中国書道史では、中国の書の発達、変遷を学ぶ。漢字の誕
生からそれぞれの書体が完成する過程、時代が大きく影響す
る書風等を、その時代の作品を鑑賞しながら理解する。
日本書道史では、日本の書の発達、変遷を学ぶ。漢字の伝
来から仮名の成立、中国文化の影響等を、その時代の作品を
鑑賞しながら理解する。
《授業の到達目標》
・中国の書の発達、変遷を他者に説明できる。
・日本の書の発達、変遷を他者に説明できる。
・書体の成立と変遷を他者に説明できる。
《成績評価の方法》
・中国の書の発達、変遷を他者に説明できたか。
・日本の書の発達、変遷を他者に説明できたか。
・書体の成立と変遷を他者に説明できたか。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
「書の古典美ー目で見る中国と日本の書道史ー」
自主制作プリント
《参考図書》
《授業時間外学習》
次時の内容を予習する。
《備考》
レポート提出、小テストを実施する。
テーマ
中国書道史概観
学習内容など
中国の書の発達、変遷、中国書道史の時代背景、書風、筆跡、書家等
書体の成立と変遷 Ⅰ
殷・周・秦時代
篆書から隷書そして楷書へと変遷していく過程・歴史・目的等を理解する。かつ、そ
れぞれの書体の特徴(結構・用筆法・線質等)を理解する。
隷書から草書、行書へと変遷していく過程・歴史・目的等を理解する。かつ、それぞ
れの書体の特徴(結構・用筆法・線質等)を理解する。
漢字の始まり、甲骨文、青銅器銘文、金文、篆書、秦の始皇帝の文字統一等
漢時代
隷書の発達、古隷と八分隷、隷書の草書化、石碑の流行等
三国・東晋時代
隷書から楷書へ、王羲之の登場、王羲之の作品と影響等
南北朝時代
造像記・摩崖・墓誌の流行、書論の発達等
隋・唐時代
楷書の完成、初唐の三大家、顔真卿、狂草の流行等
宋時代以降
近代篆刻の始まり、連綿草の流行、文房四宝の隆盛、篆刻の隆盛等
中国の書家 中国書道史まとめ
日本書道史概観 大和・奈良時代
平安時代
王羲之、初唐の三大家、顔真卿、宋の三大家、趙孟頫、董其昌、王鐸等
鎌倉・南北朝・室町時代
書流・書風の多様化、宋風書道の浸透、流派書道のマンネリ等
安土桃山・江戸時代以降
寛永の三筆、幕末の三筆、御家流、唐様の展開等
日本の書家
日本書道史まとめ
三筆、三蹟、寛永の三筆、幕末の三筆、日下部鳴鶴等
書体の成立と変遷 Ⅱ
日本の書の発達、変遷、日本書道史の時代背景、書風、筆跡、書家、中国の書の影響
等漢字の伝来から仮名への変遷
三筆と最澄、唐風書法の隆盛、和様書道の大成、三跡、女手(平仮名)の完成等
《課程科目》
科目名
日本語教育法Ⅲ
担当者氏名
平田 歩
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
「日本語教育法Ⅱ」に引き続き日本語教育全般について幅広
く学ぶ。日本語教育とは何か、何のために日本語教育がある
のかということから、社会における日本語教育の役割につい
てしっかりと学び、専門性を高める。
《授業の到達目標》
①日本語を教える際に基礎となる教授法を学び、それぞれど
のような特徴があるか説明することができる。②レベル別の
練習方法や、外国人のニーズに応じたコースデザインができ
るようになる。③国内・海外の日本語教育事情について理解
することができる。
《テキスト》
『日本語教育を学ぶ』遠藤織枝 三修社
《参考図書》
『国際交流基金日本語教授法シリーズ』国際交流基金
《授業時間外学習》
前回の授業内容を復習し授業に臨むこと。新聞、ニュースな
どから日本語教育に関連すると思う記事や情報を収集するこ
と。
《成績評価の方法》
期末試験50% 課題提出25% 授業への参加度25%
《備考》
留学生が受講する場合は日本語能力試験N1に合格しているこ
とを条件とする。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
オリエンテーション
学習内容など
昨今の日本語教育事情について、半年の学びについて
日本語を学ぶ人、教える
人①
日本語を学ぶ人、教える
人②
日本語教育における異文
化コミュニケーション①
日本語教育における異文
化コミュニケーション②
何を教えるのか、どう教
えるのか①
何を教えるのか、どう教
えるのか②
何を教えるのか、どう教
えるのか③
何を教えるのか、どう教
えるのか④
何を教えるのか、どう教
えるのか⑤
様々な外国語教授法①
海外編(日本語を学ぶ/日本語を教える)
様々な外国語教授法②
オーディオリンガルメゾッド
様々な外国語教授法③
TPR、サイレントウェイ
様々な外国語教授法④
CL/CLL、サジェストペディア
まとめ
半期の振り返りとまとめ
国内編(日本語を学ぶ/日本語を教える)地域の日本語教育事情について考える
日本語教育の現場における文化空間
日本語教育の現場におけるスムーズな異文化コミュニケーション
コースデザイン、ニーズ分析
レベル別の指導
技能別の指導
様々な教室活動
目的別教室活動
教授法の歴史と概要
《課程科目》
科目名
日本語教育法Ⅳ
担当者氏名
平田 歩
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
日本語教育の歴史、外国人が日本語を取得する際の問題、学
習と生活をどのようにサポートするのかなど、日本語教師が
常に考えている課題にについて学ぶ。言語と社会の関わりに
ついて考えを深めながら専門知識を身に付ける。
《授業の到達目標》
①日本語教育の歴史について理解することができる。
②様々な国の文化や社会について理解を示すことができる。
③広い視野を持ち、世界のあらゆる出来事と、日本語教育と
の関わりについて考えだ出そうとすることができる。
《テキスト》
『日本語教育を学ぶ』遠藤織枝 三修社
《参考図書》
『国際交流基金日本語教授法シリーズ』国際交流基金
《授業時間外学習》
前回の授業内容を復習し授業に臨むこと。新聞、ニュースな
どから日本語教育に関する記事や情報を収集すること。
《成績評価の方法》
期末試験50% 課題提出25% 授業への参加度25%
《備考》
留学生が受講する場合は日本語能力試験N1に合格しているこ
とを条件とする。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
オリエンテーション
学習内容など
半期の授業の概要と、「日本語教育法Ⅰ∼Ⅲ」の授業のまとめ
どう評価するか①
日本語のテストの種類とテストの目的
どう評価するか②
テストの作成について(問題の種類と特徴)
社会と言葉①
言葉の権利
社会と言葉②
日本語の変化と日本語教育
日本語教育を振り返る①
日本語教育史の概要
日本語教育を振り返る②
東アジア地域の日本語教育史
日本語教育を振り返る③
最近の日本語教育事情
日本語教育の現場を知る
①
日本語教育の現場を知る
②
日本語教育の現場を知る
③
キャリアとしての日本語
教師
学習者サポート①
下関、北九州地域の日本語教育事情について
学習者サポート②
メンタルサポートについて考える。
まとめ
半期の振り返りとまとめ
海外における日本語教育の現場について
日本で学ぶ留学生事情について
日本語教育界の就職事情について
学習、生活の支援をどうするか
《課程科目》
科目名
日本語教育実習
担当者氏名
平田 歩
授業方法
講義
単位・必選
4・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
学習者のニーズに合う授業計画と内容を考え、教材教具選び
から実際の授業を想定した模擬授業を行う。夏期休暇中に行
う学内実習に向け、授業内容を考え、教案を作成し教壇実習
の練習と準備を行う。
《授業の到達目標》
①日本語教育における教授能力の基礎を身に付けることがで
きる。
②学習者との関わりやクラス運営についても配慮できる。
③学習者にとって、何が難しいのか、何がわからないのかが
わかり、これを踏まえた授業ができる。
《テキスト》
適宜資料を配布する。
《参考図書》
『国際交流基金日本語教授法シリーズ』国際交流基金
『入門日本語教授法』東京YMCA日本語学校編
『日本語教師のための「授業力」を磨く30のテーマ』アルク
《授業時間外学習》
模擬授業、学内実習について、各自授業内容を考えて授業に
臨むこと。授業計画、教材作成などの準備をきちんと進めて
おくこと。
《成績評価の方法》
期末試験50% 課題提出25% 授業への参加度25%
《備考》
留学生が受講する場合は日本語能力試験N1に合格しているこ
とを条件とする。
模擬授業や実習は欠席をしないようにしてください。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
オリエンテーション
教えるための準備①
学習内容など
半期の計画と実習についての概要を説明する。また、実習で行う授業内容についての
確認も行う。
ニーズ・レディネス調査、目標設定について
教えるための準備②
教室活動と教師の役割について
教えるための準備③
教案の作成、教材・教具の準備について
実際の授業を見学する
日本語の授業を見学し、教師の話し方、学習者との接し方、授業全般について学ぶ。
授業の組み立て方①
授業の流れを考える。導入、練習の工夫を考える。
授業の組み立て方②
教室空間、教具の使い方と工夫について学ぶ。また、教師が心がけておくべきことに
ついて考える。
学習者からの疑問についての対応を学ぶ。授業の裏舞台などを実例から考え工夫を出
し合う。
授業の導入から練習までの分間の模擬授業を行う。振り返りも行い、次回までに教案
の改善を行う。
授業の導入から練習までの分間の模擬授業を行う。振り返りも行い、次回までに教案
の改善を行う。
授業の導入から練習までの分間の模擬授業を行う。振り返りも行い、次回までに教案
の改善を行う。
授業の導入から練習までの分間の模擬授業を行う。振り返りも行い、次回までに教案
の改善を行う。
授業の導入から練習までの分間の模擬授業を行う。振り返りも行い、次回までに教案
の改善を行う。
授業の導入から練習までの分間の模擬授業を行う。振り返りも行い、次回までに教案
の改善を行う。
半期の振り返りとまとめ。実習本番に向けての確認。
授業の組み立て方③
模擬授業①
模擬授業②
模擬授業③
模擬授業④
模擬授業⑤
模擬授業⑥
まとめ
《課程科目》
科目名
学校経営と学校図書館
担当者氏名
湯浅 直美、貞末 俊裕
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
学校教育運営における学校図書館の位置づけを理解し、司書
教諭の学務分掌について基礎的な理解をする。
学校の教育活動全般を支える、学校の心臓部としての学校図
書館のあり方を学ぶ。
2名の教員による授業。
《授業の到達目標》
学校教育と学校図書館に関する法律、規程、基準などを知り
、その目的とするところを理解して、学校図書館経営を行う
司書教諭としての素地を養うことができる。
学校経営の全体を理解する。学校における図書館の役割を理
解する。司書教諭の働きを理解する。
《成績評価の方法》
定期試験:60%
授業参加の積極性:40%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
改訂 学校経営と学校図書館 / 福永義彦編著.樹村房.
2006年(学校図書館実践テキストシリーズ 3)
《参考図書》
授業中に指示する。
《授業時間外学習》
テキストをあらかじめ予習し、授業に出席すること。授業に
おいては、自己の予習で出てきた疑問を解決できるように、
必要に応じて質問をすること。
《備考》
予習の段階からノートを整理しておくと、わかっているよう
でわからないことが見えてきます。
テーマ
学校図書館の定義
学習内容など
学校図書館とは何か、その目的と意義について学びます。
学校教育の目的とその中
立性
学校経営の全体と部分
他教科での学びを復習しながら、学校教育に関する基本的理解を深めます。
学校の教育目標の設定
職員会議
学校の教育目標はどのように設定されるのか、また、その目標を管理し、具現化する
方策を学びます。
学校の教育課程を編成するにあたって、教育目標と関連付けながら具体的な編成の注
意点を学びます。
学校の教育課程を編成するにあたって、学習指導要領をどのように反映させるか、具
体的な編成の注意点を学びます。
学校運営上、教職員の校内組織はどのように設定され、運用されていくか、その目的
と意義について学びます。
職員会議の意義と役割について学びます。
学校図書館法
学校図書館の運営を規定する「学校図書館法」について、歴史を踏まえて学びます。
学校図書館法関連基準
学校図書館に関連して作成されている各種の基準を学びます。
校務分掌における司書教
諭配置
学校図書館規程
司書教諭の校内における役割分担と、責任のありかたを学びます。
教育課程の編成法
学習指導要領
校内組織
学校図書館活動
学習指導と読書指導
司書教諭の役割
学校経営と言う立場から、学校の運営の全体像と、個別の活動について学びます。
個別の学校図書館の運営上欠かせない図書館規程の作成について、注意点を学びます
。
学校図書館における各種の活動、児童・生徒への指導のあり方、教職員への支援、保
護者への情報提供などを学びます。
学校図書館の主要目標である、学習指導と読書指導について、基礎的な理解を学習者
ができるようにします。
司書教諭としての仕事の全体像を、学習者が自分の課題として理解できるようにしま
す。
《課程科目》
科目名
学校図書館メディアの構成
担当者氏名
湯浅 直美
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
学校図書館運営に必須の知識と技術として、資料組織業務を
学ぶ。学校図書館の所蔵メディアの理解と、その整理法を知
り、図書館管理の実務者としての司書教諭の能力を養う。
《テキスト》
学校図書館メディアの構成とその組織化 改訂版 / 志村
尚夫編著.青弓社.2006.
《参考図書》
授業中に指示する。
《授業の到達目標》
各種メディアの特徴を理解し、それらを管理する方法を身に
つける。図書館運営の基礎となる目録データの作成ができる
ようになる。書架分類の理解と書架管理ができるようになる
。
図書館における目録を理解し、作成し、利用指導ができるよ
うになる。図書館メディアの特性を理解し、選択し、登録し
、利用指導ができるようになる。図書館以外のメディアの指
導ができるようになる。
《成績評価の方法》
定期試験:60%
授業参加の積極性:40%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
学校図書館メディア
メディア特性とメディア
による教育の効果
一次資料と二次資料
メディア選択の方法と基
準
選択、収集の実務
目録の役割と館内管理
《授業時間外学習》
テキストをあらかじめ予習し、授業に出席すること。授業に
おいては、自己の予習で出てきた疑問を解決できるように、
必要に応じて質問をすること。
《備考》
予習の段階からノートを整理しておくと、わかっているよう
でわからないことが見えてきます。
学習内容など
各種メディアを概説し、特徴を理解するとともに、それらメディアの教育的意義につ
いて、学習者が自分で考察できるようにします。
各種メディアの特質を、それらメディアを教育手段として用いることを前提に学びま
す。
図書館におけるメディア区分の中で、特に重要な一次資料と二次資料の考え方を学び
ます。
メディアを選択するうえでの注意点、選択方針、選定基準などについて学びます。
選択基準に基づいてメディアを収集する事務手続きや会計手続きについて学びます。
目録記入1.記述
図書館における目録の意義と役割を理解し、学校図書館に必要な目録の構成要素を学
びます。
NCRに基づく、目録の記入を記述について学びます。
目録記入2.標目
NCRに基づく、目録の記入を標目について学びます。
分類の役割と館内管理
図書館における分類の意義と役割を理解し、学校図書館に必要な分類と関連する図書
記号について学びます。
NDCの分類規程に基づく、主題分類の考え方を学びます。
分類作業1.主題分類
分類作業2.形式区分
分類作業3.言語共通区
分、文学共通区分
目録の全体像
メディアに即した閲覧方
法、貸出方式
メディア排架と目録
NDCに基づく主題分類の後、さらに詳細にメディアを分類する形式区分の考え方を
学びます。
NDCに基づく主題分類のうち、言語と文学の分類について生美ます。
記述、標目、分類記号、、図書記号などをまとめた目録の全体像を理解し、さらにこ
れらがOPACに形成される場合の注意事項を学びます。
メディアの特性を理解し、管理上、運用上の注意点を閲覧と貸出返却の面から学びま
す。
書架分類の特性と、メディア種別特性の双方を生かした、館内排架について学びます
。
《課程科目》
科目名
学習指導と学校図書館
担当者氏名
湯浅 直美
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
児童生徒の主体的な学習を効率的に行うために、学校図書館
と司書教諭が果たすべき役割を概説し、実践的な指導を行う
素地を養う。学校図書館メディアの利用による授業をするた
めの指導内容を学ぶ。
《授業の到達目標》
司書教諭自身の情報メディア活用能力を高め、オリエンテー
ション実施計画の作成、図書館利用指導ができるようになる
。
総合的学習を含め、学校図書館を利用した探求型学習の指導
案が作成できる。指導案に基づき、指導ができる。探求型学
習のための学校図書館整備ができる。
《成績評価の方法》
定期試験:40%
課題提出:30%
授業参加の積極性:30%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
学習・情報センターとし
ての学校図書館
学校図書館のレファレン
スサービス
学校図書館のレファレン
スメディア
児童生徒向けのオリエン
テーション
教職員向けのオリエンテ
ーション
児童生徒向けのレファレ
ンスサービス
教職員向けのレファレン
スサービス
国語辞典の利用指導
漢字辞典、漢和辞典の利
用指導
用語辞典、ことわざ辞典
の利用指導
専門事典、統計、白書の
利用指導
百科事典、年鑑の利用指
導
書誌、目録、索引の利用
指導
指導案作成
学外との連携
《テキスト》
1.学習指導・調べ学習と学校図書館 改訂版.青弓社
2.学校図書館学び方指導のワークシート.全国学校図書館
協議会
《参考図書》
授業中に指示する。
《授業時間外学習》
テキストをあらかじめ予習し、授業に出席すること。授業に
おいては、自己の予習で出てきた疑問を解決できるように、
必要に応じて質問をすること。
《備考》
予習の段階からノートを整理しておくと、わかっているよう
でわからないことが見えてきます。
学習内容など
学校図書館が、児童生徒の学習情報の中心に存在することを理解し、その活用が司書
教諭の任務であることろ、学習者自身が理解できるようにします。
学びの疑問を解決する手助けとなる、レファレンスについて、その目的、意義、方法
を学びます。
学校図書館で調べ学習に利用される各種メディアについて学びます。
学校図書館の上手な使い方、メディアの効率的な利用法について、全体指導のオリエ
ンテーショ計画について、その策定、立案と実施を学びます。
指導上必要な情報が、学校図書館メディアの効率的な利用から生まれることを知らせ
るオリエンテーション計画の策定、立案と実施を学びます。
児童生徒と個別に対応するレファレンス計画の策定、立案と実施を学びます。
教職員と個別に対応するレファレンス計画の策定、立案と実施を学びます。
国語科のみならず多様に活用できる国語辞典の特性を理解し、その指導法を学びます
。
国語科のみならず多様に活用できる漢字辞典、漢和辞典の特性を理解し、その指導法
を学びます。
国語科のみならず多様に活用できる用語辞典、ことわざ辞典の特性を理解し、その指
導法を学びます。
教科に応じた専門事典、統計類、白書類の特性を理解し、その指導法を学びます。
教科に応じて多方面に活用できる百科事典、年鑑の特性を理解し、その指導法を学び
ます。
二次資料の利用法を理解させ、調べ学習の発展として文献検索ができる方法を学びま
す。
修学旅行、社会科見学等の事前指導として、図書館での調べ学習を指導できるように
します。
学校図書館と学外図書館との協力体制の作り方、実施方法を学び、児童生徒の生活全
体にかかわる学校図書館のあり方を学びます。
《課程科目》
科目名
読書と豊かな人間性
担当者氏名
湯浅 直美
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
児童生徒の健全な教養を育成することを目的に、読書の意義
を概説し、読書による人格形成、情緒の涵養を学ぶ。学校教
育における読書振興の責任者としての司書教諭の任務を理解
し、読書環境を整備する役割を学ぶ。
《授業の到達目標》
児童生徒に読書の喜びや楽しみを教え、読書週間を形成する
方策と指導方法を学び、実践できるようになる。
人間にとっての読書の意義を理解し、自ら実践できるように
なる。児童生徒に読書の意義を指導することができる。読書
指導の方策を身に付け実践できる。
《成績評価の方法》
定期試験:40%
課題:30%
授業参加の積極性:30%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
読書と豊かな人間性の育成 改訂版 / 天道佐津子編著.
青弓社.2011.
《参考図書》
授業中に指示する。
《授業時間外学習》
テキストをあらかじめ予習し、授業に出席すること。授業に
おいては、自己の予習で出てきた疑問を解決できるように、
必要に応じて質問をすること。
《備考》
予習の段階からノートを整理しておくと、わかっているよう
でわからないことが見えてきます。
読書とは
テーマ
学習内容など
読書の定義を理解し、読書の歴史的発展と現代における意義を学びます。
個人読書と集団読書
学校における読書指導の2つのあり方を、実例を見ながら学びます。
脳の発達と読書
児童生徒の読書の現実
脳科学の発展とともに解明されてきた、読書と脳の発達との関係を理解し、読書の必
要性を学習者自身が理解できるようにします。
学校読書調査のデータから、現在の読書のあり方を分析し、問題点を考えます。
現代の読書環境
社会生活と読書のかかわりを、具体例を通して分析し、問題点を考えます。
読み聞かせ
読書の導入策の1つとして、読み聞かせについて学びます。
ストーリーテリング
読書の導入策の1つとして、ストーリーテリングについて学びます。
ブックトーク
読書の導入策の1つとして、ブックトークについて学びます。
読書案内の作成
読書の導入策の1つとして、読書案内の作成について学びます。
読書会
読書の発展策の1つとして、読書会の設定と運営について学びます。
読書感想文
読書の発展策の1つとして、読書感想文の意義とその指導について学びます。
読書感想画
読書の発展策の1つとして、読書感想画について学びます。
読書レポート
読書の発展策の1つとして、読書レポートの作成とその指導について学びます。
アニマシオン
読書指導のメソッドの1つであるアニマシオンについて学びます。
読書指導と生活指導
児童生徒の日常に読書を浸透させることの意義とその方策について学びます。
《課程科目》
科目名
情報メディアの活用
担当者氏名
湯浅 直美
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
学校図書館メディアの特性を理解して、実際の授業に活用す
るとともに、児童生徒に活用させる指導ができる司書教諭と
しての基礎能力を身につける。
《テキスト》
情報メディアの活用 / 井口磯夫編著.樹村房.2011.
《参考図書》
授業中に指示する。
《授業の到達目標》
学校図書館のメディアを自在に使いこなして、各教科の担当
者の授業設計の支援、児童生徒の調べ学習の支援がともにで
きるようになる。
授業支援のためのメディア理解ができる。実際の授業支援の
指導案が作成できる。授業支援の実践と、自己評価ができる
。
《成績評価の方法》
定期試験:40%
課題:30%
授業参加の積極性:30%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
情報メディア
《授業時間外学習》
テキストをあらかじめ予習し、授業に出席すること。授業に
おいては、自己の予習で出てきた疑問を解決できるように、
必要に応じて質問をすること。
《備考》
予習の段階からノートを整理しておくと、わかっているよう
でわからないことが見えてきます。
文字情報メディア
学習内容など
情報メディアの定義を学び、それぞれの特性を生かした授業支援、学び支援が司書教
諭の役割であることを学習者自身が理解できるようにします。
文字情報を伝達するメディアの種別と特性を理解し、その活用法を学びます。
非文字情報メディア
非字情報を伝達するメディアの種別と特性を理解し、その活用法を学びます。
視聴覚メディア
視聴覚メディアの種別と特性を理解し、その活用法を学びます。
ネットワーク情報メディ
ア
特別支援のためのメディ
ア
メディア活用実践1.
ネットワーク情報メディアの種別と特性を理解し、その活用法を学びます。
メディア活用実践2.
非文字情報メディアを活用した授業指導計画の立案と実施を学びます。
メディア活用実践3.
視聴覚メディアを活用した授業指導計画の立案と実施を学びます。
メディア活用実践4.
ネットワーク情報メディアを活用した授業指導計画の立案と実施を学びます。
メディア活用実践5.
多種のメディアを組み合わせて活用した授業指導計画の立案と実施を学びます。
ティームティーチング
司書教諭と他教諭のティームによる学校図書館の利用と授業実施の意義を学び、その
方法を考察します。
各教科とメディア活用との円滑な結びつきを支援する司書教諭の仕事を理解し、学習
者自身がその役割を学べるようにします。
学外の図書館メディアを活用させる方策を学びます。
教科教育とメディア活用
学外図書館との連携
学外教育施設との連携
特別支援の児童生徒に利用可能なメディアの種別と特性を理解し、その活用法を学び
ます。
文字情報メディアを活用した授業指導計画の立案と実施を学びます。
公民館、博物館、企業など、学外で学びを深めさせるにあたって、司書教諭が配慮す
べきメディアとの関連を学びます。
《課程科目》
科目名
博物館実習Ⅱ
担当者氏名
佐藤 睦子
授業方法
実習
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
受講対象者は学芸員資格を必要とする学生。実習Ⅱ(学内・実
務実習)では学芸員の仕事を実体験しながら、業務の多様性を
知り、博物館の基本的機能を学ぶ。実習は大学博物館で行う
。今年度は他機関主催の巡回展の実際、関連講演会のスタッ
フ、ミュージアムトークなど、役割を担当しながら、博物館
学芸員としての義務と責任を養う。実動的な実習内容のため
、通常授業に加え、土曜日にも集中実習がある。
《授業の到達目標》
①他機関主催の巡回展の実際を学習し、その手順等を説明す
ることができる。(巡回展の意義の理解)
②展覧会の展示空間や動線を考え、展示構成と設営を行うこ
とができ、それを説明できる。(巡回展活動のポイントの理解
)
③担当する展示資料の詳細を学習して、関連催事(ミュージア
ムトーク等)を行うことができる。(展示内容を教育普及へつ
なぐ大切さを理解)
《成績評価の方法》
授業態度(30%)、実習レポート(40%)、グループ成果(30%)で
評価します。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
適宜プリントを配布します。
《参考図書》
山口県埋蔵文化財センター刊行物・発掘調査報告書など、授
業中に適宜、関連文献を紹介します。
《授業時間外学習》
実践型授業で進めるため、予習復習は必須。実習ノートは日
々整理してください。実習内容が、展覧会の実務であるため
、ポスター・チラシ作成やトーク原稿作成、資料設営など、
通常授業の時間外による作業や学習があります。
《備考》
国家資格取得のための授業です。出席は全出席が原則です。
テーマ
講義・ガイダンス
学習内容など
実習の概要説明、巡回展の実施手順等にかんする指導
他会場の巡回展見学・準
備
他会場の巡回展見学
出展資料リストの確認と遺跡報告書を読み、チェック資料カードの作成開始。他館見
学の事前学習。
巡回展の状況見学と出展資料の確認
巡回展の実際(1)
資料チェックカードの作成確認
巡回展の実際(2)
会期・ポスター・チラシ・関連催事のスケジュールを決める
巡回展の実際(3)
ポスター・チラシの原案作成(1)
巡回展の実際(4)
ポスター・チラシの原案作成(2)
巡回展の実際(5)
ポスター・チラシの作成・発送・広報活動
巡回展の実際(6)
会場全体のレイアウトと展示動線・展示方法を考える
巡回展の実際(7)
資料搬入作業・展示の工夫(1) 視聴覚等の視点など
巡回展の実際(8)
関連催事の準備と段取り(1)
巡回展の実際(9)
講演会を実施する
巡回展の実際(10)
ミュージアムトークを実施する
巡回展の実際(11)
展覧会の撤収・搬出、会期終了・反省会
講義・まとめ
他機関主催の展覧会(巡回展)の意義と実際を考える。全体の振返りを行う。
《課程科目》
科目名
教職特別講座
担当者氏名
貞末 俊裕
授業方法
講義
単位・必選
0・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
今日的な教育課題について、その背景や諸施策についての
理解を深める。教師に求められる資質能力等について考察し
、面接・集団討議・模擬授業・論作文の作成等を通して、教
師として適切に対応できる知識技能を身に付ける。
《授業の到達目標》
①様々な教育課題の背景を考察し、諸施策や通知文等を考察
し
まとめて発表できる。
②教育課題の関係法令等を理解し覚える。
③各教育課題について要点をまとめ整理し説明できる。
《テキスト》
各テーマごとに資料を配付。
《参考図書》
《授業時間外学習》
予習復習を徹底し、毎時の小テスト等を活用すること。
《成績評価の方法》
毎時の小テスト、学習のまとめ、定期末試験
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
生徒指導提要
学習内容など
生徒指導の意義と原理、教育課程と生徒指導等について
児童生徒理解(1)
児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査について
児童生徒理解(2)
問題行動等を起こす児童生徒への対応について
児童生徒の懲戒
児童生徒の懲戒、出席停止、体罰等について
キャリア教育
キャリア教育の推進について
情報化への対応
情報化の進展と情報モラル教育について
学校の安心・安全
学校保健安全法、学校給食法等について
人権教育
児童の権利に関する条約、人権教育について
児童福祉
児童福祉法、児童虐待の防止等に関する法律について
特別支援教育
特別支援教育の推進について
求められる教師像
これからの時代に求められる教師の資質能力等について
個人面接・集団面接
個人面接や集団面接のねらいや実施方法について
集団討論
集団討論のねらいや実施方法について
論作文
論作文のねらいや形式について
教員志望へのまとめ
教員志望の動機や自己の振り返り、自己PR等の作成について
《課程科目》
科目名
介護等体験
担当者氏名
吉島 豊録、西村 眞
授業方法
講義
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
義務教育諸学校における教員免許状の取得の条件である社会
福祉施設での5日間と特別支援の2日間の実習を行う。事前
に施設や学校の概要や理解して、そこで求められる基本的な
介護技術を学ぶ。事後には体験を振り返り教師としての生か
し方を考え。
《テキスト》
なし
《参考図書》
なし
《授業の到達目標》
1.社会福祉施設や特別支援学校の理解を深める。
2.各施設や学校において適切な活動を行い、日誌に記録す る。
3.実習先での体験を教師という文脈に位置づける。
《成績評価の方法》
実習の活動の様子
実習の活動の記録
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《授業時間外学習》
学校や施設の概要や沿革史を調べる
活動の記録をまとめる
《備考》
テーマ
本講義の位置づけ
学習内容など
本講義の免許法上の位置づけと履修上の留意点
特別支援学校の概要と理
解
特別支援学校の概要と理
解
社会福祉施設の概要と理
解
社会福祉施設の概要と理
解
社会福祉援助技術の
トレーニング
社会福祉援助技術の
トレーニング
特別支援学校の実習
特別支援学校の概要と沿革史及び基礎的な知識を学ぶ
特別支援学校の実習
各自が選択した特別支援学校での実習を行う
社会福祉施設での実習
各自が選択した社会福祉介護施設での実習を行う。
社会福祉施設での実習
各自が選択した社会福祉介護施設での実習を行う。
社会福祉施設での実習
各自が選択した社会福祉介護施設での実習を行う。
社会福祉施設での実習
各自が選択した社会福祉介護施設での実習を行う。
社会福祉施設での実習
各自が選択した社会福祉介護施設での実習を行う。
介護体験の共有化
各自の体験を発表し合い共有化する。
特別支援学校の概要と沿革史及び基礎的な知識を学ぶ
社会福祉施設の概要と沿革史及び基礎的な知識を学ぶ
社会福祉施設の概要と沿革史及び基礎的な知識を学ぶ
社会福祉施設の基礎的なトレーニングを行う
社会福祉施設の基礎的なトレーニングを行う
各自が選択した特別支援学校での実習を行う
3年・前期
《教養科目》
科目名
SPI・一般常識講座
担当者氏名
西村 眞
授業方法
講義
単位・必選
0・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
SPIに関わる問題について理解し、種々の問題を解く方法
について習熟するような授業構成とする。
《テキスト》
教員による問題資料
《参考図書》
SPIに関わる参考書
《授業の到達目標》
①SPIの問題について幅広く理解する。
②SPIの問題について解法を習熟する。
③SPIの問題を見通しを持って解決することができる。
《授業時間外学習》
授業前後4時間程度の予習復習をする
《成績評価の方法》
成績評価についてはしない
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
損益算
テーマ
学習内容など
損益算に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
金銭の貸借
金銭の貸借に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
仕事算
仕事算に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
速さ・距離・時間
速さ・距離・時間に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
通過算
通過算に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
流水算
流水算に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
植木算
植木算に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
虫食い算
虫食い算に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
n進法
n進法に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
不等式
不等式に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
組み合わせ
組み合わせに関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
確率
確率に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
図形の面積・体積
図形の面積・体積に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
グラフの領域
グラフの領域に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
ブラックボックス
ブラックボックスに関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
《教養科目》
科目名
SPI・一般常識講座
担当者氏名
西村 眞
授業方法
講義
単位・必選
0・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
SPIに関わる問題について理解し、種々の問題を解く方法
について習熟するような授業構成とする。
《テキスト》
教員による自作問題資料
《参考図書》
SPIに関わる参考書
《授業の到達目標》
①SPIの問題について幅広く理解する。
②SPIの問題について解法を習熟する。
③SPIの問題を見通しを持って解決することができる。
《授業時間外学習》
授業前後4時間程度の予習復習をする
《成績評価の方法》
成績評価についてはしない
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
推論
テーマ
学習内容など
推論に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
命題と論証
命題と論証に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
進路・方向
進路・方向に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
数列
数列に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
集合
集合に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
空間図形
空間図形に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
てこ
てこに関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
滑車
滑車に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
電気回路
電気回路に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
運動力学
運動力学に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
物の流れと比率
物の流れと比率に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
総合問題
総合問題に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
総合問題
総合問題に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
総合問題
総合問題に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
総合問題
総合問題に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
《課程科目》
科目名
博物館経営論
担当者氏名
藤丸 詔八郎
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
近年、精神的、文化的な豊さを求めて学習する人々が著しく
増加し、地域における生涯学習推進の中核的な拠点として博
物館の果たす役割が クローズアップされてきた。 一方、地
方自治法の改正によって、公共施設の経営にNPOや民間事
業者が参入できるようになった。こういった社会情勢の変化
に博物館経営のあり方も大きく変わろうとしている。利用者
の視点に立った、これからの博物館経営のあり方について解
説する。
《授業の到達目標》
1.授業で取り上げた博物館経営を支える仕組みの全体像を説
明できる。
2.博物館経営の仕組み(行財政・施設・設備等)の資料を作成
し、個別に説明できる。
3.博物館経営の仕組み(組織・危機管理・各種事業等)の資料
を作成し、個別に説明できる。
《成績評価の方法》
出席数、小レポート、期末試験を総合的に考慮して評価を行
なう。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
博物館の経営とは1
《テキスト》
必要に応じてプリントを配布する。
《参考図書》
授業の中で適宜紹介する。
《授業時間外学習》
予習・復習をしっかり行なうこと
《備考》
博物館の行財政 1
学習内容など
近年、博物館を取巻く社会情勢がどう変化したのか、と併せて、経営論が履修科目に
追加されるまでの経緯などについて解説する。
博物館を取巻く社会情勢の変化を踏まえながら、なぜ、いま博物館経営なのかについ
て社会教育審議会の答申などをもとに解説する。
各種事例をもとに博物館制度や予算の仕組みなどについて解説する。
博物館の行財政 2
博物館の施設・設備、組織や職員の課題などについて解説する。
博物館の評価制度
評価制度導入の背景、制度の仕組みや評価の視点などについて解説する。
博物館と学校教育
各種事例をもとに博物館と学校連携の課題などについて解説する
教育普及事業の課題
各種事例をもとに教育普及事業の課題などについて解説する。
教育普及活動を支える人
々
博物館のネットワーク
博物館活動を支えるボランティア制度、友の会活動などについて解説する。
博物館の現状と課題 1
独立行政法人化後、国立博物館はどう変わったのかなどについて解説する。
博物館の現状と課題 2
博物館の現状と課題 3
指定管理者制度とはどんな制度なのか、またどんな導入法式があるのかなどについて
解説する。
各種事例をもとに指定管理者制度の課題などについて解説する。
博物館の危機管理
博物館の防災体制などについて解説する。
外国の博物館事情
主に韓国の博物館事情などについて解説する。
博物館と地域社会
各種事例をもとに博物館と地域社会の関わり方を解説する。
博物館の経営とは 2
他の館や機関との情報交換や合同企画例などについて解説する。
《課程科目》
科目名
博物館実習Ⅰ
担当者氏名
佐藤 睦子
授業方法
実習
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
博物館実習Ⅰは学内実習のうちの見学実習です。この授業で
は近隣及び県外の特色ある博物館を見学し、学芸員の講話を
聴き、博物館活動や学芸員業務の実際について学ぶ。授業で
は多様化する博物館の姿を紹介するともに、実際に見学する
博物館の沿革、特色と合わせて、立地する地域の歴史・文化
・環境を学習する。見学のため土曜、祝祭日を使用予定。
《授業の到達目標》
①見学を含む学内実習や館園実習での現場体験を通して、多
様な館種の実態を説明できる。
②学芸員の業務を理解し、実践的能力を養うことができる。
③現在の博物館の課題や問題点を学び、それを説明できる。
《成績評価の方法》
授業態度(30%)、実習レポート(50%)、グループ成果(20%)
で評価します。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
適宜プリントを配布します。
《参考図書》
授業中に適宜関連文献を紹介します。
《授業時間外学習》
実践型授業で進めるため、予習復習は必須。実習ノートは日
々整理してください。見学館の決定後、事前事後の学習は必
須とする。見学館が発信するwebや出版物(図録・紀要・年報)
を確認しておく。見学当日は、1人1問は質問すること。
《備考》
国家資格取得のための授業です。出席は全出席が原則です。
見学時には鉛筆(インク・シャープペンは厳禁)、メモ帳は必
携。グループワークも行う。
テーマ
講義・ガイダンス
学習内容など
実習の概要説明、見学の日程や事前学習の方法を指導する。
講義・多様な博物館Ⅰ
近隣の多様な博物館を紹介し、見学館を決定する。
実習・近隣の博物館見学
①
実習・近隣の博物館見学
②
実習・近隣の博物館見学
③
実習・近隣の博物館見学
④
講義・多様な博物館Ⅱ
見学館に関する事前勉強・各自発表
実習・県内外博物館の見
学①
実習・県内外博物館の見
学②
実習・県内外博物館の見
学③
実習・県内外博物館の見
学④
実習・県内外博物館の見
学⑤
実習・県内外博物館の見
学⑥
実習・県内外博物館の見
学⑦
講義・まとめ
見学館に関する事前勉強、各自発表、資料集作成
博物館見学∼施設見学、学芸員による講話を聴く(土・日・祝日)に実施。
博物館見学∼施設見学、学芸員による講話を聴く(土・日・祝日)に実施。
博物館見学の反省会
多様な博物館を紹介し、地域を決めて見学館を決定する。
見学館に関する事前勉強、各自発表、資料集作成
博物館見学∼施設見学、学芸員による講話を聴く(1泊2日∼2泊3日)に実施。
博物館見学∼施設見学、学芸員による講話を聴く(1泊2日∼2泊3日)に実施。
博物館見学∼施設見学、学芸員による講話を聴く(1泊2日∼2泊3日)に実施。
博物館見学∼施設見学、学芸員による講話を聴く(1泊2日∼2泊3日)に実施。
博物館見学の反省
博物館活動・学芸員制度の課題と展望について。実習Ⅱの事前指導。
《課程科目》
科目名
教職論
担当者氏名
貞末 俊裕
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
教職の意義、教員養成の歴史、教員の役割や職務内容につ
いて概説する。学校を取り巻く環境の変化や様々な教育課題
の解決に向けた各種取り組み、教員として必要な資質能力、
これからの時代に求められる教師像について考察する。
《授業の到達目標》
①教職の意義、教員の役割や職務内容、教育課題への各種施
策
等の理解を深め説明できる。
②自身の教職への意欲や適性等を考察し、教員の志望動機や
理
想の教師像についてまとめ発表できる。
③教職に関する関係法令等を理解し覚える。
《テキスト》
『教職概論』学陽書房
《参考図書》
《授業時間外学習》
教科書や予習プリントをもとに予習復習をし、毎時の小テ
ストも活用すること。
《成績評価の方法》
教職へのレポート、毎時の小テスト、定期末試験
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
教職の意義
学習内容など
教職の意義、教員の役割や職務内容について
学校を取り巻く状況
学校を取り巻く状況と教育課題、諸施策について
求められる教師像(1)
求められる教師像について、学校現場の現状や課題を踏まえながら考察する。
求められる教師像(2)
求められる教師像について、教職への意欲や適性・取組課題等で考察する。
教員養成の歴史(1)
明治以降から戦前までの教員養成の歴史、師範学校の教員像について
教員養成の歴史(2)
戦後の教員養成制度、教育職員免許法、教員養成の現状と課題について
教員の任用と服務(1)
教員の資格、教員の身分と任用について
教員の任用と服務(2)
服務の根本基準、任命権者と服務監督者について
教員の任用と服務(3)
教員の服務上の義務と身分上の義務、身分保障と分限・懲戒について
教師の役割と仕事(1)
教員の法的役割と教員の具体的な仕事内容について
教師の役割と仕事(2)
教員の仕事の特質と多様化する教師への期待について
教員の資質向上と研修
資質向上のための法定研修、ライフステージに基づいた職能研修について
教育改革と学校運営(1)
教育基本法や教育三法改正に伴う学校運営の在り方等について
教育改革と学校運営(2)
学校・家庭・地域社会が連携協力した学校運営について
学びの概要とまとめ
求められる教師像、自身の適性、今後の取組課題等について考察しまとめる。
《課程科目》
科目名
書論・鑑賞
担当者氏名
松田 政道
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
書についての識者の文章をより広く読み、日本人の書に対す
る考え方、中国人の古い書論まで幅広く取り扱う。鑑賞につ
いてはその資料に限りがあり、その収集に努めたい。図書館
や博物館へも出かけ、実物を鑑賞する。
《テキスト》
自家製プリント
《参考図書》
授業中に示します
《授業の到達目標》
①互いの説をよく聞き、自説を主張することができるように
する。 ②鑑賞眼を高め、自分の言葉で感じたことを解りやすく表現
する。 ③梧竹堂書話を宿題として課し、読破する。
《授業時間外学習》
課題提出
《成績評価の方法》
書道に取り組む姿勢・自分の想いを文章化する。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
書についての文章を読む
学習内容など
*文人達の考え *高村光太郎の考え *他分野の芸術家の考えなどを読み比べる
古書論の選読
*論書表
〃
*書後品
〃
*書譜
〃
*書断
〃
*題跋
〃
*南北書派論
〃
*梧竹書論集
〃
*会津八一書論集
鑑賞の意義
*宝物とその思い出
〃
*鑑賞と鑑識
〃
*鑑賞の方法
〃
*博物館見学
〃
*展覧会見学
まとめ
*〈書について)の文を書く
《文学部日本文学科専門科目》
科目名
地域文化概論
担当者氏名
渡辺 一雄
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
NHK(日本放送協会)の「日本と朝鮮半島2000年」を教材にし
て、日本列島と朝鮮半島との歴史について考えていきましょ
う。そして、併せて、梅光学院大学がある関門地域(山口県
下関市や福岡県北九州市)の歴史や文化についても紹介した
いと思います。短い期間ですが、日本列島の歴史や文化につ
いて学んでほしいと思います。
《テキスト》
なし(毎週資料を配布します)
《参考図書》
授業中に適宜紹介します。
《授業の到達目標》
・日本列島の歴史や文化についての理解を深める。
・日本列島と朝鮮半島の交流について理解を深める。
・これからの日本と韓国の交流について、自らの考えを説明
で きる。
《授業時間外学習》
ノートをまとめるなど復習を行ってください。
《成績評価の方法》
授業態度(50%)、期末試験あるいはレポート(50%)によ
り評価します。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
ガイダンス
日本と朝鮮半島Ⅰ
日本と朝鮮半島Ⅱ
授業の説明
弥生文化の形成と朝鮮半島
古墳時代の倭と朝鮮半島
日本と朝鮮半島Ⅲ
仏教伝来と古代国家の形成
日本と朝鮮半島Ⅳ
律令国家と朝鮮半島
日本と朝鮮半島Ⅴ
鎌倉時代と元寇
日本と朝鮮半島Ⅵ
東シナ海の光と影(倭寇の実像)
日本と朝鮮半島Ⅶ
豊臣秀吉の朝鮮侵略
日本と朝鮮半島Ⅷ
江戸幕府と朝鮮通信使
日本と朝鮮半島Ⅸ
近代国家の成立と脱亜の道
まとめ・期末試験
日本と朝鮮半島2000年
日本の文化Ⅰ
絵巻物や仏像彫刻、城郭建築、祭礼や民俗芸能など、日本の伝統的な文化について紹
介します。
絵巻物や仏像彫刻、城郭建築、祭礼や民俗芸能など、日本の伝統的な文化について紹
介します。
絵巻物や仏像彫刻、城郭建築、祭礼や民俗芸能など、日本の伝統的な文化について紹
介します。
絵巻物や仏像彫刻、城郭建築、祭礼や民俗芸能など、日本の伝統的な文化について紹
介します。
絵巻物や仏像彫刻、城郭建築、祭礼や民俗芸能など、日本の伝統的な文化について紹
介します。
日本の文化Ⅱ
日本の文化Ⅲ
日本の文化Ⅳ
日本の文化Ⅴ
学習内容など
《文学部日本文学科専門科目》
科目名
教養セミナー
担当者氏名
播磨 桂子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
大学で学ぶ際に必要となる論理的な文章の読解力、表現力を
つけることをめざし、文章の構成や展開のパターン、および
それに即した日本語表現を学ぶ。同時に、漢字学習を行うこ
とで、読み書き能力を総合的に高めたい。また、手紙の型に
ついても学び、相手を想定して書いてみることを行う。
《授業の到達目標》
論理的な文章の構造を知り、読解に役立てられる。
改まった手紙の型を知り、型にそった手紙文を書く。
論理関係に関わる日本語表現を正しく使う。
《テキスト》
プリント配布。
《参考図書》
《授業時間外学習》
毎回行う漢字テストの範囲の学習。
配布プリントの問題・短文作成。
《成績評価の方法》
中間テスト、期末テスト、平常提出物。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
はじめに
テーマ
学習内容など
授業の目的や内容、受講にあたって必要なことについて確認する。
文章構造に注意して読む
課題文「睡眠時間―短眠と長眠」を読む。
「定義」の仕方
定義の表現、定義の表現を使った展開パターンを学ぶ
「こと」の用法
「の」「こと」の用法を確認し、短文作成を行う。
文章構造に注意して読む
課題文「日時計」を読み、本文の流れ、段落ごとの要旨、全体の要旨をつかむ。
時間の経過の表現
時間の経過を述べる表現、展開パターンを学ぶ。
文章に用いられる助詞相
当語
中間テスト
「∼について・∼に関して」「∼によって」などの機能と使い分けを確認する。
文章構造に注意して読む
課題文「地球温暖化」を読み、本文の流れ、段落ごとの要旨、全体の要旨をつかむ。
原因・結果の表現
「原因・結果」を表す表現と展開パターンを学び、論理関係を正しくつかむ。
時を表す従属節
原因・理由・目的の従属
節
手紙の書き方
複文の構造について学び、時を表す従属節「∼とき」「∼まで」「∼までに」などを
使った短文づくりを行う。
原因・理由・目的を表す従属節「∼から」「∼ので」「∼ため(に)」などを使った
短文づくりを行う。
「拝啓」で始まり「敬具」で結ぶような、改まった手紙のパターンを学ぶ。
手紙文を書いてみる。
型にしたがって、実際に手紙を送る相手を想定した近況報告の手紙文を書く。
まとめ
授業で学んだことを確認し、今後の学びにどうつなげるかを考える。
これまでの学習内容について、知識の定着を確認する。
《教養科目 教養科目 思 想 ・ 芸 術》
科目名
芸術と人間
担当者氏名
田村 務
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
4年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
ルネッサンスを中心にすえ、原始、古代、から中世、近代、
現代美術を学ぶ。このなかで美術の歴史と芸術の意味を理解
する。時々の美術館作品鑑賞、スケッチ、ドロ-イングの実践
を通して芸術を身近に経験して、芸術が人間を豊かにするこ
とを学ぶ。
《授業の到達目標》
①美術の歴史と芸術の意味を理解できる。②文典、鑑賞、制
作を通して基礎美術を学ぶことができる。③芸術が人間を、
生活を豊かにすることを学ぶことができる。
《成績評価の方法》
①授業に積極的に取り組む。②授業全体で積極的発言、活動
ができる。③制作作品、美術史レポ−トをていねいに作り、
提出できる。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
オリエンテーション
現代美術 その1
現代美術 その2
《参考図書》
日本美術史、西洋美術史
《授業時間外学習》
予習、復習
《備考》
学習内容など
半年間の授業の説明。
鉛筆とクレヨンで描く。「ルネッサンスとは何か?」の購読と読みのすすめ。
感情を抽象的に描く。
現代美術の多様な作品を学ぶ。
夏、秋を抽象的に描く。 「ルネッサンスとは何か?」の読みのすすめとレポ−ト。
実際の作家作品を鑑賞してレポート。
現代美術 その3
美術館作品鑑賞
ルネッサンス美術 の1
ルネッサンス美術 その2 芸術と宗教
ルネッサンス美術 の3
ルネッサンス美術 の4
ルネッサンス美術 の5
美術館作品鑑賞
《テキスト》
「ルネッサンスとは何か?」
そ 素朴なテーマに基ずく制作。 「ルネッサンスとは何か?」の読みのすすめ。
夢を描く。
「ルネッサンスとは何か?」の読みのすすめ。宗教とはを考え制作する。
そ 「ルネッサンスとは何か?」の読みのすすめとレポ−ト。
そ 「ルネッサンスとは何か?」の読みのすすめ。
そ 時代の背景と美術史を学ぶ。
ルネッサンス美術 そ
の6
ルネッサンス美術 その7
ルネッサンス美術 その8
ルネッサンス美術 その9
まとめ
実際の作家作品を鑑賞してレポート。
時代の背景と美術史を学ぶ。
人間復興とリアリティについて学び、制作する。
時代背景と美術史を学ぶ。 「ルネッサンスとは何か?」の読みのすすめとレポ−ト。
時代背景と美術史を学ぶ。
風景画を制作する。
時代背景と美術史を学ぶ。 「ルネッサンスとは何か?」の読みのすすめとレポ−ト
。
半年間の学びを振り返る。
《教養科目 教養科目 社 会 ・ 教 育》
科目名
社会福祉学概論
担当者氏名
吉島 豊録
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
4年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
現代社会における社会福祉の意義、理念について講義する。
また、社会福祉の法体系、行財政の要旨、サービス体系、社
会福祉援助技術及び福祉専門職の役割、現代における利用者
保護制度について講義する。
《授業の到達目標》
1)現代社会における社会福祉の意義、理念について他者に
説明できる。
2)社会福祉援助技術及び福祉専門職の役割について他者に
説明できる。
3)上記を自身の将来(あるいは現在)と関連づけながら他
者に説明できる。
《成績評価の方法》
レポート。
(講義内容と現代社会、自身の生活を結びつけ、あり方や課
題を展望する内容)
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
はじめに
現代社会と社会福祉の意
義(1)
現代社会と社会福祉の意
義(2)
社会福祉の歴史(1)
《テキスト》
『総合福祉の基本体系』 井村圭壯、相澤譲治
4-326-60191-4
勁草書房
《参考図書》
《授業時間外学習》
日常生活の中に福祉課題を見いだせるよう関心を持ち、メモ
やノートに気づきを記録しておく。
《備考》
学習内容など
時間外学習に関するガイダンス。
社会福祉法を学ぶことの意味と、社会福祉学ぶための枠組みを学習する。
社会福祉の理念、概念、対象、主体について講義する。
社会福祉ニーズと、その変容について詳説する。
社会福祉の歴史(明治・大正・昭和戦前期)について講義する。
社会福祉の歴史(2)
社会福祉の歴史(福祉三法体制以降)について講義する。
社会福祉の法体系
社会福祉の法体系について講義する。
社会福祉の実施体系
社会福祉のサービス実施体系について講義する。
社会福祉援助技術の概要
(1)
社会福祉援助技術の概要
(2)
生活保護
社会福祉専門職
社会福祉援助技術の発展経緯について概説し、社会福祉援助技術(直接援助技術)の
形態と方法について講義する。
社会福祉援助技術の発展経緯について概説し、社会福祉援助技術(間接援助技術・関
連援助技術)の形態と方法について講義する。
生活保護の基本原理と原則、生活保護の種類と保護施設、保護の動向と課題について
講義する。
障害者福祉の理念と実際、障害者福祉の課題、ひとり親家庭の現代的位置づけ、ひと
り親家庭の生活問題、および社会的支援について講義する。
少子高齢化、在宅福祉・地域福祉の推進、社会福祉基礎構造改革等、社会福祉の動向
について講義する。
社会福祉従事者の概要、専門性と倫理について講義する。
利用者保護制度の概要
第三者評価、苦情解決、権利擁護等、利用者保護制度について講義する。
まとめ
半期の内容を自分の言葉でまとめる。
障害者福祉、ひとり親家
庭福祉
社会福祉の動向
《教養科目 教養科目 社 会 ・ 教 育》
科目名
日本の経済
担当者氏名
國本 康寿
授業方法
講義
単位・必選
4・選択
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
現在の日本経済の現状と課題とは何かを知るために、戦後の
日本経済の歩みを概説する。次に私たちの暮らしの中で問題
視されている項目について概説すると共に、企業・産業界の
動向についても概説する。そして日本の財政・金融政策の行
方について概説する。
《授業の到達目標》
①今日的な日本経済の課題とは何かが概説できること。 ②経済に関する基本的な術語が概説できること。
③新聞を毎日眺める習慣がつくこと。
《成績評価の方法》
定期試験:70%
學h数レポート:30%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
塚崎公義『増補改訂 よくわかる日本経済入門』朝日新聞出
版、2015年。
《参考図書》
適宜紹介する。
《授業時間外学習》
学習レポートとして課題を授業終了時に指示する。
《備考》
テーマ
戦後の日本経済史(その
1)
戦後の日本経済史(その
2)
戦後の日本経済史(その
3)
戦後の日本経済史(その
4)
暮らしの中の経済(その
1)
暮らしの中の経済(その
2)
暮らしの中の経済(その
3)
暮らしの中の経済(その
4)
企業・産業・金融の動き
(その1)
企業・産業・金融の動き
(その2)
企業・産業・金融の動き
(その3)
企業・産業・金融の動き
(その4)
財政と景気(その1)
学習内容など
戦後日本経済の概略、戦後の金利・為替・株価、
財政と景気(その2)
為替の変動、金融政策と物価上昇率
財政と景気(その3)
日本のGDP、景気の変動、景気の現状
高度経済成長期、バブルの時代、長期低迷の時代
リーマン・ショック、欧州財政危機
アベノミクス
日本の人口構造、家計消費と貯蓄、
雇用と失業、増加する非正規雇用
物価と地価
社会保障の現状、少子高齢化問題
企業の姿、日本的経営
食糧問題、エネルギー問題
金融の役割
貿易構造の変化、日本の国際収支
日本の財政、財政赤字
《教養科目 教養科目 社 会 ・ 教 育》
科目名
日本の経済
担当者氏名
國本 康寿
授業方法
講義
単位・必選
4・選択
開講年次・開講期
4年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
現在の日本経済の現状と課題とは何かを知るために、戦後の
日本経済の歩みを概説する。次に私たちの暮らしの中で問題
視されている項目について概説すると共に、企業・産業界の
動向についても概説する。そして日本の財政・金融政策の行
方について概説する。
《授業の到達目標》
①今日的な日本経済の課題とは何かが概説できること。 ②経済に関する基本的な術語が概説できること。
③新聞を毎日眺める習慣がつくこと。
《成績評価の方法》
定期試験:70%
學h数レポート:30%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
塚崎公義『増補改訂 よくわかる日本経済入門』朝日新聞出
版、2015年。
《参考図書》
適宜紹介する。
《授業時間外学習》
学習レポートとして課題を授業終了時に指示する。
《備考》
テーマ
戦後の日本経済史(その
1)
戦後の日本経済史(その
2)
戦後の日本経済史(その
3)
戦後の日本経済史(その
4)
暮らしの中の経済(その
1)
暮らしの中の経済(その
2)
暮らしの中の経済(その
3)
暮らしの中の経済(その
4)
企業・産業・金融の動き
(その1)
企業・産業・金融の動き
(その2)
企業・産業・金融の動き
(その3)
企業・産業・金融の動き
(その4)
財政と景気(その1)
学習内容など
戦後日本経済の概略、戦後の金利・為替・株価、
財政と景気(その2)
為替の変動、金融政策と物価上昇率
財政と景気(その3)
日本のGDP、景気の変動、景気の現状
高度経済成長期、バブルの時代、長期低迷の時代
リーマン・ショック、欧州財政危機
アベノミクス
日本の人口構造、家計消費と貯蓄、
雇用と失業、増加する非正規雇用
物価と地価
社会保障の現状、少子高齢化問題
企業の姿、日本的経営
食糧問題、エネルギー問題
金融の役割
貿易構造の変化、日本の国際収支
日本の財政、財政赤字
《教養科目 教養科目 情 報 ・ キャリアアップ》
科目名
最新コンピュータ技術
担当者氏名
高瀬 剛
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
4年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
あらゆる種類のコンピュータには、ハードウェアを動かすた
めの命令(機械語命令)が存在する。これらの命令を1つ1
つ把握することは、コンピュータのしくみに対する理解を深
めるものと考えられる。このような視点から、本講義では、
プログラミング言語の1つであるアセンブリ言語について学
習する。
《授業の到達目標》
(1)アセンブリ言語と他のプログラミング言語との違いを
説明できる。
(2)アセンブリ言語の基本を学習することにより、ハード
ウェアの動作を1つ1つ説明できる。
(3)アセンブリ言語を用いて簡単なプログラムが作成でき
る。
《成績評価の方法》
Web上の課題、小テスト、受講態度、出席状況により総合的に
評価する。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
アセンブリ言語とは
《テキスト》
指定しない。
《参考図書》
指定しない。
《授業時間外学習》
機械語命令1つ1つについて、その動作を復習しておくこと
。
《備考》
学習内容など
アセンブリ言語とはどのような言語なのか。また、他のプログラミング言語との違い
は何かについて述べる。
プログラム作成から実行 アセンブリ言語を用いてプログラムを作成し、それをアセンブルして最終的に実行す
までの流れ
るまでの手順について述べる。
数の表現
アセンブリ言語における数の表現には主に2進数や16進数を用いる。ここでは、こ
れらの数値表現について述べる。
文字の表現
アセンブリにおいて文字はどのように表現されるのか。ここでは文字コード表の見方
を中心に文字の表現方法について説明する。
レジスタの働き
レジスタは、CPU内部に用意されたデータの格納場所である。ここでは、レジスタの働
きやレジスタの種類について説明する。
アドレス空間
命令や数値を記憶しておく主記憶域には、アドレス(番地)が付けられている。ここ
では、アセンブリ言語を学習する上で不可欠なアドレスについて説明する。
機械語命令
主記憶域の内容をレジスタに格納することをロード、その逆をストアと呼ぶ。ここで
(ロードとストア)
は、アセンブリ言語の中核となる命令であるロード、ストアについて触れる。
機械語命令
加算や減算といった算術演算はアセンブリ言語においても使用される。ここでは、ア
(算術演算)
センブリ言語において算術演算を行う方法について説明する。
機械語命令
論理積(AND)、論理和(OR)、排他的論理和(XOR)の意味に触れ、各ビットごとの
(論理演算)
演算結果としてどのような結果が得られるかを説明する。
機械語命令
算術シフト、論理シフトの意味を説明する。また、算術・論理それぞれのシフトに左
(シフト演算)
シフト、右シフトがあり、それがどのような意味を持つかについても触れる。
機械語命令
プログラムの流れを変える命令、それが分岐命令である。ここでは、分岐命令の働き
(分岐命令)
や分岐命令の種類について説明する。
プログラムテクニック ( 前出のシフト命令を用いた掛け算・割り算、特定のビットを取り出したり、付け加え
ビット操作)
たりする等、ビット操作に関するテクニックについて説明する。
プログラムテクニック ( 掛け算や割り算を行うには、加算や減算といった算術演算を用いる方法とシフト演算
四則演算)
を用いる方法の2通りの方法がある。ここでは、これらの方法について説明する。
プログラムテクニック ( データを並べ替えたり、探索したりするにはどのようにすればよいかについて説明す
データの操作)
る。
まとめ
後期の学習内容を振り返る。
《教養科目 教養科目 情 報 ・ キャリアアップ》
科目名
教養の数学Ⅰ
担当者氏名
横山 修
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
就職試験に出題されると思われる数学のトピックをいくつか
選択、それらを講義の中で取り上げる。一口に就職試験対策
と言っても、小中高12年間の内容がすべて含まれると考え
られる。このため、すべてを網羅するのは不可能である。そ
こで、特に重要度の高いと思われるトピックを選択して取り
上げる。また講義で取り上げないトピックについても宿題と
してプリントを配付する。
《テキスト》
適宜、プリントを配付する。
《参考図書》
《授業の到達目標》
(1)算数・数学で用いられる「ことば」を正確に説明でき
る。
(2)解答にたどり着くための手順を論理的に記述できる。
(3)各種問題について臨機応変に対応できる。
《授業時間外学習》
予習・復習をして授業に臨むこと。
《成績評価の方法》
期末試験、課題、受講態度、出席状況により総合的に評価す
る。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
式の計算を行おう
学習内容など
式の乗法・除法、乗法の公式等を取り上げる。ここでは、プリントを配付して、既に
学習済みの内容である「式の計算」についての復習をさせる。
因数分解を行おう
1つの多項式を複数の単項式や多項式の積の形に表す因数分解を、分配法則や乗法の
公式を使うなどして、行うことができるようにする。
整数の性質を調べよう
ここで取り上げる内容は、素数と素因数分解、約数と倍数等多岐にわたるが、これら
の関連問題を解きながら整数の性質について復習する。
循環小数と分数
ここでは、循環小数とは何かや循環小数の表し方について述べる。また、循環小数を
分数になおす方法についても触れる。
方程式を解こう
2次方程式の解を求める方法について考える。はじめに解の公式を導き出すことから
はじめ、その後いろいろな問題を二次方程式を利用して解けるようにする。
不等式を解こう
2次不等式の解を求める方法について考える。解の求め方については、場合分けを行
うことで、公式を知らなくとも、解が導き出せるようにする。
平方根の問題を解こう
根号を含んだ式を簡単にしたり、その近似値を求めるために、根号を含んだ式の乗法
・除法について述べる。また、二重根号のはずし方についても触れる。
関数とグラフの性質を知 2次関数のグラフの特徴を理解し、そのグラフをかけるようにする。また、グラフを
ろう
もとにして、値域の増減のようすを調べることができるようにする。
平面図形の性質を知ろう ここで取り上げる内容は、三角形の性質、合同と相似、平行四辺形の性質等多岐にわ
たる。このため、講義で扱えなかった内容についてはプリントを配付する。
空間図形の性質を知ろう ここで取り上げる内容は、三角柱、三角錐、円柱、円錐、四角柱、四角錘の体積や表
面積等についてである。特に、公式が導かれる過程を重視する。
立体図形の投影図と展開 立体図形の表し方として、見取図、展開図、投影図があることを述べ、それらの見方
図を学ぼう
を説明する。また、多面体については、特に正多面体の性質に触れる。
図形の計量を行おう ∼三 ここでは、三平方の定理の証明を行う。その後三平方の定理を利用して、図形の面積
平方の定理∼
を求めることができるようにする。
図形の計量を行おう ∼円 扇形の中心角と弧の長さや面積との関係を知り、それらを求める計算ができるように
錐と球∼
するとともに、円錐など扇形が使われている立体に応用できるようにする。
図形の計量を行おう ∼相 相似な立体の表面積や体積の比が、相似比とどのような関係になっているかを理解さ
似な図形の計量∼
せ、表面積や体積を求めることができるようにする。
まとめ
前期の学習内容を振り返る。
《教養科目 教養科目 情 報 ・ キャリアアップ》
科目名
教養の数学Ⅱ
担当者氏名
横山 修
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
4年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
前期に引き続き、就職試験に出題されると思われる数学のト
ピックを取り上げる。前期では、中・高校で学習した基本事
項の確認を行うが、後期では、就職試験対策問題集の中から
重要と思われる問題をピックアップし、それらを再構成した
ものをプリントとして配付する。
《テキスト》
適宜、プリントを配付する。
《参考図書》
《授業の到達目標》
(1)算数・数学で用いられる「ことば」を正確に説明でき
る。
(2)解答にたどり着くための手順を論理的に記述できる。
(3)各種問題について臨機応変に対応できる。
《授業時間外学習》
予習・復習をして授業に望むこと。
《成績評価の方法》
期末試験、課題、受講態度、出席状況により総合的に評価す
る。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
約数と倍数
n進法
数のパズル
集合の要素の数
算数の文章題
方程式と文章題
濃度の問題
速さの問題
推論の問題
文章条件からの推理
関数と領域
図表や資料の見方
場合の数
確率
まとめ
学習内容など
ここで扱う内容は、素数、素因数分解、最大公約数、最小公倍数等である。これらに
関する、大切なルールや基本事項について整理する。
10進法をn進法に変換したり、逆にn進法を10進法に変換する等の基数変換につい
て取り上げる。また、n進法の加減算についても取り上げる。
ここでは3×3、あるいは4×4の魔方陣を取り上げる。魔方陣の特徴を把握させる
とともに3×3の魔方陣の作り方についても触れる。
集合の要素の数を問う問題では、集合をベン図で表して考える。ここでは、実際に例
題を挙げて、ベン図を描く方法について述べる。
ここで取り上げる内容は、植木算、倍数変化算、過不足算、流水算、鶴亀算等である
。ここでは実際に例題を挙げて、これらの問題の解法を述べる。
文章題は式を立てることさえできれば、あとは計算をするだけである。ここでは、さ
まざまな種類の問題を解くことで、文章題の解法テクニックを身につけさせる。
濃度の問題では、水を加えたり蒸発させたりしても解けている食塩の量のトータルが
不変であることが鍵となる。これを用いて種々の文章題を解いてゆく。
「旅人算」「流水算」等の考え方を基本として、種々の問題を解かせる。前述の文章
題同様、速さの問題に対しても、式がきちんと立てられるようにする。
いくつかの命題からある命題が導かれるかどうか判定することを推論とよぶ。ここで
は、正しい推論と誤った推論の具体例を挙げ、推論の方法について説明する。
文章の中で与えられた条件から、正しく導かれる文章を導き出す。ここでは、場合分
けの考え方を用いて、状況を整理することが重要である。
1次不等式や2次不等式の示す領域を図示する問題を扱う。ここでは、文章題から不
等式を立て、領域を図示する問題に重点を置く。
図や表の見方を、種々の問題を実際に解くことにより養う。ここでは、ORの分野の中
のPERT手法とよばれる工程の問題についても触れる。
「順列」の考え方、「組み合わせ」の考え方、順列と組み合わせの違い等について述
べる。ここではまた、重複順列についても取り上げる。
確率は「順列」「組み合わせ」の考え方さえ理解できれば、あとは計算をするだけで
ある。ここでは、確率に関する種々の文章題を解いてゆく。
後期の学習内容を振り返る。
《教養科目 教養科目 共通 第1外国語》
科目名
就職英語Ⅰ
担当者氏名
泉澤 みゆき
授業方法
講義
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
学生が在学中、または卒業後に留学や就職などで英語を必要
とすることは今後ますます増えてくる。その際、想定される
場における英語力を身に着ける第一歩として、特に「聞く」
、「話す」」、「読む」の学習を集中的に実践する。
《授業の到達目標》
・旅を想定した、海外への出国から帰国までで必要な情報を
英語(リスニング、リーディング)で得ることができる。
・和製英語やカタカナ語を英語で表記できる。
・旅行に関わる必要な書類を書くことができる。
《成績評価の方法》
授業努力点 20%
小テスト 20%
期末テスト 60%
《授業計画》
週
1
2
3
4
空港でのサバイバルシチュエーション
世界の諸英語について
航空機内でのサバイバルシチュエーション
時差とは
目的地空港到着後のサバイバルシチュエーション
数字の聞き取り
ホテル滞在中のサバイバルシチュエーション
著名と名前
観光のための情報収集をし、観光を楽しむ
摂氏と華氏とは
これまでの内容に関する確認テスト
On the plane
Arrival
Getting information and
sightseeing
10
11
12
13
14
15
《備考》
At the airport
6
9
《授業時間外学習》
事前の予習(特にVocabulary)
学習内容など
授業に関する全体的な説明、質疑応答
Checking in at the
hotel
8
《参考図書》
テーマ
オリエンテーション
5
7
《テキスト》
Enjoy Your Trip
Review Test 1
Ordering Fastfood
ファストフード店でのサバイバルシチュエーション
選択肢と多様性―オーダーでこまらないように
Going to the theater
舞台をみるには
さまざまな番号表記
Shopping
お店でのサバイバルシチュエーション
チップの習慣
Lost and found
落し物、忘れ物をした際のサバイバルシチュエーション
非言語コミュニケーションとは
Finding your way around 案内板を読む、道案内をしてもらう
対人距離を意識する
Review Test 2
これまでの内容に関する確認テスト
Medical care
Leaving for home
全体のまとめ
健康状態が悪くなった時のサバイバルシチュエーション
医療ケアを受けるには
帰国準備から帰国までのサバイバルシチュエーション
授業全体のまとめ
4年・前期
《教養科目 教養科目 共通 第1外国語》
科目名
就職英語Ⅱ
担当者氏名
下村 香緒
授業方法
講義
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
4年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
This course helps you to develop six skills -listening,
speaking, reading, writing, viewing and presenting
skills - to prepare you for success in academic and
professional life.
《授業の到達目標》
After the course, students will be able to:
(1) listen and speak basic English,
(2) utilize available resources to conduct assigned
tasks, and
(3) work with others confidently ��when doing tasks in
class.
《成績評価の方法》
(1) Portfolio (28%),
(2) Daily quizzes (12%),
(3) Active participation in class + assignments (30%),
(4) Final exam (30%).
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
Introduction
《テキスト》
Stretch 1 student book with online practice, Oxford
University Press. ISBN: 9780194603126
《参考図書》
TBA
《授業時間外学習》
(1) Student should prepare for the class.
(2) Student should be ready for quizzes.
(3) Students should review to organize understandings.
(4) Student should work on Online Practice
individually.
《備考》
The plan would be modified accordingly. Please contact
the instructor if you have any questions or concerns.
学習内容など
Self-introductions. Introducing to each other. Course overview.
Unit 1: Jobs
Listening for main ideas (1). Showing interest. Predicting. Identifying main
ideas. Standing skill.
Quiz 1. Predicting. Asking follow-up questions. Brainstorming. Using clothes
Unit 2: Countries and
as clues. Making eye contact.
nationalities
Quiz 2. Listening for specific information. Adding information. Using context
Unit 3: Family
clues. Using pictures to predict. Pausing.
Unit 4: Describing
Quiz 3. Listening for a speaker's attitude. Explaining your reasons. Free
people
writing. Taking notes. Using linking words.
Unit 5: Food and drinks Quiz 4. Listening for main ideas (2). Taking turns in a conversation.
Previewing. Identifying facts and opinions.
Quiz 5. Guessing setting from context. Repeating for understanding. Making an
Unit 6: Things we do
idea map. Understanding order of events.
Unit 7: At home
Quiz 6. Listening for dates. Asking for examples. Understanding pronoun
references. Focusing on visuals. Giving details.
Unit 8: Free time
Quiz 7. Listening for key words (1). Showing you are thinking. Writing a
activities
topic sentence. Interpreting facial expressions.
Unit 9: Popular sports Quiz 8. Listening for key words (2). Showing sympathy. Making guesses. Paying
attention to numbers. Using a diagram.
Unit 10: Big events
Quiz 9. Understanding descriptions. Showing surprise. Showing the order of
events. Paying attention to adjectives.
Unit 11: Plans
Quiz 10. Listening for opinions. Accepting and declining invitations.
Scanning. Interpreting body language. Focusing the presentation.
Unit 12: On vacation
Quiz 11. Understanding plans. Showing enthusiasm. Editing and revising.
Identifying cultural differences. Using repetition.
Revision for Final Exam Quiz 12. Prepare for the final exam.
Final Exam
Actual final exam.
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
言語学概論Ⅰ
担当者氏名
小野 良美
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
「言語学」という学問はどのような学問なのかを知る。言語
学という学問で扱われる様々な分野について学んでいく。前
期では、1.世界中の言語とその分類 2.言語と音声 3
.言語の中の「語」 4.言語の構造と規則(文法) 5.言
語と意味 6.言語の変化 について学び、言語の理解を深
める。
《授業の到達目標》
1.言語学という学問がどのような学問なのかを端的に説明
できる。
2.言語学の諸分野のうち、前期に扱う分野の一つ一つを簡
潔に説明できる。
3.言語学の諸分野の一つについて、専門的な説明ができる
。
《成績評価の方法》
授業参加・・・・20%
中間試験・・・・40%
期末試験・・・・40%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
序章 ことばの世界を鳥
瞰する
第1章 世界のことば(
1)
第1章 世界のことば(
2)
第2章 ことばと音声(
1)
第2章 ことばと音声(
2)
第3章 ことばと語(1
)
第3章 ことばと語(2
)
中間試験
第4章 ことばと文法(
1)
第4章 ことばと文法(
2)
第5章 ことばと意味(
1)
第5章 ことばと意味(
2)
第6章 ことばの変化(
1)
第6章 ことばの変化(
2)
前期のまとめ
《テキスト》
瀬田幸人他『[入門]ことばの世界』大修館書店、2010年
《参考図書》
《授業時間外学習》
毎回の授業の予習復習をきちんとすること。与えられた授業
外課題に対して積極的に取り組むこと。なお、グループプレ
ゼンテーションなどを課す場合もある。
《備考》
学習内容など
言語学とは何か
世界の言語の分類
世界の言語から見た日本語と英語
ことばの音声はどのように作られるのか
英語の音と日本語の音
語の構成要素
語の派生と複合
前期前半のまとめテスト
文法と統語構造
文の形成、日本語の節構造
意味とは何か
語の意味と文の意味
音韻の変化
形態と統語の変化
前期の復習と補足
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
言語学概論Ⅱ
担当者氏名
小野 良美
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
4年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
「言語学」という学問はどのような学問なのかを知る。言語
学という学問で扱われる様々な分野について学んでいく。後
期は 1.ことばと社会(社会言語学)2.ことばと文化(
人類言語学)3.ことばの誕生(生物言語学)4.ことばの
獲得(心理言語学)5.ことばと脳(神経言語学)6.こと
ばと情報構造(談話文法)7.ことばの解釈(語用論)8.
ことばと認知(認知言語論)について学び、言語の理解を深
める。
《授業の到達目標》
1.言語学という学問がどのような学問なのかを端的に説明
できる。
2.言語学の諸分野のうち、後期に扱う分野の一つ一つを簡
潔に説明できる。
3.言語学の諸分野の一つについて、専門的な説明ができる
。
《成績評価の方法》
授業参加・・・・20%
中間試験・・・・30%
期末試験・・・・30%
期末レポート・・20%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
第7章 ことばと社会(
1)
第7章 ことばと社会(
2)
第7章 ことばと文化(
1)
第8章 ことばと文化(
2)
第9章 ことばの誕生(
1)
第9章 ことばの誕生(
2)
中間試験
《テキスト》
瀬田幸人他『[入門]ことばの世界』大修館書店、2010年
《参考図書》
《授業時間外学習》
毎回の授業の予習復習をきちんとする。与えられた授業外課
題に対して積極的に取り組むこと。なお、グループプレゼン
テーションなどを課す場合もある。
《備考》
学習内容など
共通語・公用語、様々な英語
ことばの差異、上下関係などにおける言葉
ことばが映す文化、ことばと思考
ことばと文化の関わり合い
ことばの進化論
ことばの誕生の条件、言葉の特性と進化論
後期前半のまとめテスト
第10章 ことばの獲得
(1)
第10章 ことばの獲得
(2)
第11章 ことばと脳(
1)
第11章 ことばと脳
ことばの獲得の諸相、文法の獲得
第12章 ことばと情報
構造
第13章 ことばの解釈
主題と題述、情報構造の流れ
第14章 ことばと認知
視覚による認知とことば、認識の仕方とことば、言語形式と認識
後期のまとめ
後期の復習と補足
規則性の発見、言語獲得と言語理論
脳の構造、一側化と局在論、失語症のタイプ
脳を画像や脳波で見る、「言語遺伝子」、ことばの臨界期
語用論とは何か、言葉の解釈の様々な例
《課程科目》
科目名
教育実習指導
担当者氏名
赤堀 方哉
授業方法
講義
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
事前指導では教育実習を行うにあたっての服務規程や実習日
誌の書き方、模擬授業の実施など、実習生としての基礎的な
素養を身につける。
事後指導では、各自の実習体験を振り返って、課題を確認す
るとともに、これから求められる教師像について考える。
《授業の到達目標》
1.実習生としての心構え,服務、基礎的な技能について理解
する。
2.実習生としての基本的な指導力を身に着ける
3.教師を目指すものとしての課題を明確にする。
《成績評価の方法》
授業参加態度
期末レポート
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
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12
13
14
15
《テキスト》
なし
《参考図書》
『教職六法』
『中学校学習指導要領解説総則編』
《授業時間外学習》
教育実習に向けて、各自準備をすすめていくこと
《備考》
なし
テーマ
本講義の意義
学習内容など
本講義の意義と履修上の注意点について知る。
教育実習の目的と流れ
教育実習の目的や流れについて理解する。
実習生としての服務1
地方公務員法を中心に服務規程について理解する。
実習生としての服務2
教育公務員特例法を中心に服務規程について理解する。
実習生としての服務3
実習生としての服務規程について理解する。
実習日誌1
事前オリエンテーション時の実習日誌の書き方について学ぶ。
実習日誌2
授業記録の取り方について学ぶ。
実習日誌3
日々の生活の記録の取り方について学ぶ。
場面指導1
生徒指導場面を中心に、ロールプレイを用いて場面指導を行う。
場面指導2
同上
模擬授業1
実習中の教材を用いて模擬授業を行い、相互評価をする。
模擬授業2
同上
実習報告会1
各自の実習体験を報告し合い、討論会をする。
実習報告会2
同上
学びの振り返り
実習に関わる学びを振り返る。
《課程科目》
科目名
教育実習Ⅰ
担当者氏名
赤堀 方哉
授業方法
実習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
中学校・高等学校教諭一種免許状取得に向けて、中学校で実
習を行う。生徒や教員と実際にかかわることにより、生徒の
発達や個々の姿を理解する。また、実際の教育活動にかかわ
ることで学校教育の在り方と教師としての基本的な技能を修
得する。
《授業の到達目標》
1)学校の1日の流れを理解する
2)基礎的な授業実践力を身につける
3)基礎的な生徒指導力を身につける
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《参考図書》
なし
《授業時間外学習》
充実した教育実習となるよう、指導案案や使用教材などを事
前に作成しておくことが必要である。
《成績評価の方法》
1)実習校からの評価表
2)提出物等
《授業計画》
週
《テキスト》
教育実習日誌
《備考》
テーマ
学習内容など
実習校でのオリエンテーションに参加し、実習生としての姿勢・態度を構築する。
オリエンテーション
実習1
各自の実習校において、指導の先生の監督の下、真摯に実習に取り組む。
実習2
同上
実習3
同上
実習4
同上
実習5
同上
実習6
同上
実習7
同上
実習8
同上
実習9
同上
実習10
同上
実習11
同上
実習12
同上
実習13
同上
実習のまとめ
教育実習を振り返り、自己の課題について確認する
《課程科目》
科目名
教育実習Ⅱ
担当者氏名
赤堀 方哉
授業方法
実習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
中学校・高等学校教諭一種免許状取得に向けて、高等学校で
実習を行う。生徒や教員と実際にかかわることにより、生徒
の発達や個々の姿を理解する。また、実際の教育活動にかか
わることで学校教育の在り方と教師としての基本的な技能を
修得する。
《授業の到達目標》
1)学校の1日の流れを理解する
2)基礎的な授業実践力を身につける
3)基礎的な生徒指導力を身につける
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《参考図書》
なし
《授業時間外学習》
充実した教育実習となるよう、指導案案や使用教材などを事
前に作成しておくことが必要である。
《成績評価の方法》
1)実習校からの評価表
2)提出物等
《授業計画》
週
《テキスト》
教育実習日誌
《備考》
テーマ
学習内容など
実習校でのオリエンテーションに参加し、実習生としての姿勢・態度を構築する。
オリエンテーション
実習1
各自の実習校において、指導の先生の監督の下、真摯に実習に取り組む。
実習2
同上
実習3
同上
実習4
同上
実習5
同上
実習6
同上
実習7
同上
実習8
同上
実習9
同上
実習10
同上
実習11
同上
実習12
同上
実習13
同上
実習のまとめ
教育実習を振り返り、自己の課題について確認する
《課程科目》
科目名
教職実践演習(中高)
担当者氏名
赤堀 方哉
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
4年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
これまで学んできた教職に関する知識と教科の専門的な知識
の総合化を図る。教育実習等で得られた教科指導、生徒指導
等の経験を振り返り、使命感や責任感に裏打ちされた実践的
指導力の基礎を築く。
《授業の到達目標》
1)専門教科の実践的指導力の向上を図る
2)生徒理解と学級経営の実践的指導力の向上を図る
3)関係機関との連携について理解する
《テキスト》
なし
《参考図書》
適宜配布
《授業時間外学習》
予習をして各回の講義に臨むこと
《成績評価の方法》
中間レポート、期末レポート
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
オリエンテーション
学習内容など
本講義の意義と履修上の留意点について
教育実習の振り返り1
教育実習での実践を振り返り、教科指導、生徒指導の両面での自己の課題を確認する
教育実習の振り返り2
前回の講義を踏まえて、グループ討論を行う
教育実習の振り返り3
同上
教育実習の振り返り4
同上
教育実習の振り返り5
同上
学校見学1
特色ある学校を見学し、教育活動の特徴と課題について学ぶ
学校見学2
小学校を見学し、小中連携の課題について理解する
学校現場の課題
学校見学を踏まえて、学校の課題について整理し、それぞれについてグループ討論を
行う
教科指導のみならず校内分掌についても含む内容とし、学校内の業務を総体的に理解
する
前時の講演を踏まえて、教師間の連携と若手教員の働き方について考える
現職教員による講話
教師間連携
教育委員会による講話
地域連携
行政の立場から学校経営を中心に、教育現場が抱えている課題等について理解を深め
る
前時の講演を踏まえて、地域に開かれた学校づくりについて考える
PTAによる講話
家庭・地域から学校に期待することを中心に理解を深める
振り返り
半年間の学びを振り返る
《課程科目》
科目名
教職教養Ⅲ
担当者氏名
貞末 俊裕
授業方法
講義
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
今日の教育課題、教員として求められる使命感や責任感・
対人関係能力・児童生徒理解等についてこれまでの学修状況
を振り返り、総合的に学習する。
不足している知識技能について、講義に加え、面接・討論
・論作文の作成等を通して、実践的指導力を身に付ける。
《授業の到達目標》
①学校の諸課題や新たな教育課題の背景等を考察し、課題解
決
に向けた諸施策等について説明できる。
②教育課題の関係法令等を理解し覚える。
③教育実習の反省を行い、学校現場に対応できる実践的指導
力を身に付けるため、自身の考えや取り組み課題を論作文
と
してまとめて発表できる。
《成績評価の方法》
論作文や小テスト
集団討論等への取組状況
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
各テーマごとに資料を配付。
《参考図書》
《授業時間外学習》
予習復習を徹底し、小テスト等も活用すること。
《備考》
テーマ
学校を取り巻く状況
学習内容など
学校を取り巻く状況と諸課題と諸施策について
求める教師像
これからの時代に求められる教員の資質能力等について
教員志望へのまとめ
教員志望の動機や自己の振り返り、自己PRや志願書類を作成。
学習指導要領
学習指導要領の改訂の要点等について
生徒指導提要
生徒指導の意義、児童生徒の懲戒等について
豊かな心を育む
心の教育や道徳教育の推進について
人権教育
児童の権利に関する条約、人権教育について
特別支援教育
特別支援教育の推進について
キャリア教育
キャリア教育の推進について
面接について(1)
個人面接のねらいと実施方法について
面接について(2)
集団面接のねらいと実施方法について
集団討論(1)
集団討論のねらいと実施方法について
集団討論(2)
テーマにもとづいて集団討論を実施。
論作文の作成(1)
論作文のねらいや形式について
論作文の作成(2)
テーマにもとづいて論作文を作成。
《課程科目》
科目名
漢字かな混じりの書(書写を含む)
担当者氏名
松田 政道
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
既存の近代詩文書などにとらわれず、文人を中心とした上品
な漢字仮名交じりの書の世界を理解し、各人固有の書の世界
を追究する態度を養う。俗体からいかに離れたせかいを希求
するかが主要テーマとなる。
《テキスト》
自主制作プリント
《参考図書》
授業中に提示
《授業の到達目標》
①創意に満ちた新書風を追究する。
②多様な美を容認する態度を養う。
③古典名跡(漢字・かな)の用筆法・造形美を作品の中で活
かす力を養う。
《授業時間外学習》
長期休業中に宿題を課す
《成績評価の方法》
個性を発揮した作品であるか。独創性はあるか。強調して造
る力が付いたか。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
漢字仮名交じり書とは
学習内容など
漢字仮名交じり書の取り扱い方。文人の書の鑑賞。
互評会の革新性
構成と斬新な図形
独自の見方を尊重し、互評会で自分の言葉で意見を述べる。新造字法の手法。校歌を
書く。
構成=自分の書きたい図面にどうかくか。斬新な図形の創造。
直線的・曲線的書法
直線的な書法。曲線的な書法。
線の肥痩
線の太い・細いの効果的利用法。
墨量・濃淡
墨の量、濃淡の効果的利用法
行の変化
行の位置の変化。行間の変化。行立ての工夫。
芭蕉の句
芭蕉の句をさまざまに工夫して書く。
種田山頭火の句
山頭火の句をさまざまに工夫して書く。
田上菊舎の句
菊舎の句をさまざまに工夫して書く。
現代の歌
自分の好きな現代の歌をさまざまに工夫して書く。
小説の中から
小説の中から句を選別する。
短冊に書く
短冊の基本様式を学び、まとめる。
自由創作
既習の学習を通して学んだものを自由に表現する。
グループ創作
グループ別に貼り合わせて作品化する。
《課程科目》
科目名
書道特殊演習Ⅰ
担当者氏名
生田 照代
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
卒業制作展に向けて、仮名作品の中から形式の異なる数種
の作品(古典臨書・小字作品・大字作品等)を完成させる。
作品制作の中で確かな表現技法を習得するとともに、その力
を生かしてより自由で個性的な表現を工夫する。
《授業の到達目標》
・それぞれの形式の作品に応じて、創意工夫をする。
・自作品について、客観的な評価を具体的に他者に説明でき
る。
・他者の作品について、具体的な講評を発表することができ
る。
《成績評価の方法》
・それぞれの形式の作品に応じて、創意工夫できたか。
・自作品について、客観的な評価を具体的に他者に説明でき
たか。
・他者の作品について、具体的な講評を発表することができ
たか。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
「古典臨書」 Ⅰ
「古典臨書」 Ⅱ
「古典臨書」 Ⅲ
「古典臨書」 Ⅳ
「古典臨書」 Ⅴ
「古典臨書」 Ⅵ
「古典臨書」 Ⅶ
卒業制作展に向けて Ⅰ
《テキスト》
古典の法帖・自主制作プリント
《参考図書》
《授業時間外学習》
納得のできる作品を完成させるために、寸暇を惜しんで練習
に励みたい。
《備考》
毎時間授業の成果を提出する。
学習内容など
自主選択「古典臨書作品」制作
これまで学習した古典のみならず、挑戦したい古典の臨書作品を制作する。
古典の書風・特徴・用筆法を理解し、表現する。
古典の書風・特徴・用筆法を理解し、表現する。
完成度の高い作品を目指し、練習を重ねる。
古典の書風・特徴・用筆法を理解し、表現する。
完成度の高い作品を目指し、練習を重ねる。
古典の書風・特徴・用筆法を理解し、表現する。
完成度の高い作品を目指し、練習を重ねる。
古典の書風・特徴・用筆法を理解し、表現する。
完成度の高い作品を目指し、練習を重ねる。
古典独自の料紙に作品を完成させる。
卒業制作展に向けて Ⅱ
好みの形式で「仮名作品」制作
半懐紙・半切縦・半切横・全紙1/2等から選択する。
作品作りの基本事項を再確認するとともに、拠り所とする古典を意識し練習する。
卒業制作展に向けて Ⅲ
作品制作のポイント(変化と統一)を理解し、表現する。
卒業制作展に向けて Ⅳ
作品制作のポイント(変化と統一)を理解し、表現する。
完成度の高い作品を目指し、練習を重ねる。
作品制作のポイント(変化と統一)を理解し、表現する。
完成度の高い作品を目指し、練習を重ねる。
作品制作のポイント(変化と統一)を理解し、表現する。
完成度の高い作品を目指し、練習を重ねる。
作品制作のポイント(変化と統一)を理解し、表現する。
完成度の高い作品を目指し、練習を重ねる。
卒業制作展に向けた仮名作品を完成させる。
卒業制作展に向けて Ⅴ
卒業制作展に向けて Ⅵ
卒業制作展に向けて Ⅶ
卒業制作展に向けて Ⅷ
《課程科目》
科目名
書道特殊演習Ⅱ
担当者氏名
松田 政道
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
卒業制作展に向けて、各種作品づくりの基本事項を再度確認
する。あくまでも臨書(漢字)を主体にし、その上で創作作
品づくりへと高めてゆく。
《テキスト》
自家用法帖・資料
《参考図書》
書道字典
《授業の到達目標》
①作品作りにおいては臨書と創作とを繰り返す。
②創作作品づくりでは名句の選定と思い入れが充分意識され
ること。
③互評による高めあいを尊重する。
《授業時間外学習》
長期休業中に宿題を課す
《成績評価の方法》
書作品づくりに情熱を持って挑戦できたかどうか。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
臨書と創作の句の選定
学習内容など
各書体における臨書と創作作品の句を選定する。
臨書1
臨書法帖の精習・創作作品のための名句選択
臨書2
臨書作品の完成
臨書1
臨書法帖の精習・創作作品のための名句選択
臨書2
臨書作品の完成
臨書1
臨書法帖の精習・創作作品のための名句選択
臨書2
行書草書を用いた作品づくり
臨書1
臨書法帖の精習・創作作品のための名句選択
臨書2
作品づくり
臨書3
作品の完成
超大字作品
70×70に超大字作品の完成
創作作品1
題材の収集と吟味・草稿作り
創作作品2
作品の完成
篆刻
篆刻による作品にふさわしい雅印の完成とまとめ
作品のバランス
漢字と仮名作品とのバランスを考える。
4年・後期
《課程科目》
科目名
日本語教育実習
担当者氏名
平田 歩
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
学習者のニーズに合う授業計画と内容を考え、教材教具選び
から実際の授業を想定した模擬授業を行う。夏期休暇中に行
う学内実習に向け、授業内容を考え、教案を作成し教壇実習
の練習と準備を行う。
《授業の到達目標》
①日本語教育における教授能力の基礎を身に付けることがで
きる。
②学習者との関わりやクラス運営についても配慮できる。
③学習者にとって、何が難しいのか、何がわからないのかが
わかり、これを踏まえた授業ができる。
《テキスト》
適宜資料を配布する。
《参考図書》
『国際交流基金日本語教授法シリーズ』国際交流基金
『入門日本語教授法』東京YMCA日本語学校編
『日本語教師のための「授業力」を磨く30のテーマ』アルク
《授業時間外学習》
模擬授業、学内実習について、各自授業内容を考えて授業に
臨むこと。授業計画、教材作成などの準備をきちんと進めて
おくこと。
《成績評価の方法》
期末試験50% 課題提出25% 授業への参加度25%
《備考》
留学生が受講する場合は日本語能力試験N1に合格しているこ
とを条件とする。
模擬授業や実習は欠席をしないようにしてください。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
オリエンテーション
教えるための準備①
学習内容など
半期の計画と実習についての概要を説明する。また、実習で行う授業内容についての
確認も行う。
ニーズ・レディネス調査、目標設定について
教えるための準備②
教室活動と教師の役割について
教えるための準備③
教案の作成、教材・教具の準備について
実際の授業を見学する
日本語の授業を見学し、教師の話し方、学習者との接し方、授業全般について学ぶ。
授業の組み立て方①
授業の流れを考える。導入、練習の工夫を考える。
授業の組み立て方②
教室空間、教具の使い方と工夫について学ぶ。また、教師が心がけておくべきことに
ついて考える。
学習者からの疑問についての対応を学ぶ。授業の裏舞台などを実例から考え工夫を出
し合う。
授業の導入から練習までの分間の模擬授業を行う。振り返りも行い、次回までに教案
の改善を行う。
授業の導入から練習までの分間の模擬授業を行う。振り返りも行い、次回までに教案
の改善を行う。
授業の導入から練習までの分間の模擬授業を行う。振り返りも行い、次回までに教案
の改善を行う。
授業の導入から練習までの分間の模擬授業を行う。振り返りも行い、次回までに教案
の改善を行う。
授業の導入から練習までの分間の模擬授業を行う。振り返りも行い、次回までに教案
の改善を行う。
授業の導入から練習までの分間の模擬授業を行う。振り返りも行い、次回までに教案
の改善を行う。
半期の振り返りとまとめ。実習本番に向けての確認。
授業の組み立て方③
模擬授業①
模擬授業②
模擬授業③
模擬授業④
模擬授業⑤
模擬授業⑥
まとめ
《課程科目》
科目名
博物館実習Ⅲ
担当者氏名
佐藤 睦子
授業方法
実習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
受講対象者は学芸員資格を必要とする学生。実習Ⅲ(館園・実
務実習)では学芸員の仕事を実体験しながら、業務の多様性を
知り、博物館の基本的機能を学ぶ。実習は他館もしくは大学
博物館で行う。今年度は自らが整理した館蔵資料を基に自主
企画の展覧会・関連催事を行い、学芸員業務の実際を学び考
える。博学4年間の学習成果の展覧会としても公開する。実
動的な実習内容のため、通常授業に加え、土曜日にも集中実
習がある。
《授業の到達目標》
①自主企画の展覧会の実際を学習し、その手順等を説明する
ことができる。(自主企画展の意義の理解)
②展覧会の展示空間や動線を考え、展示構成と設営を行うこ
とができ、それを説明できる。(館蔵品展のポイントの理解)
③担当する展示資料の詳細を学習して、関連催事(ミュージア
ムトーク等)を行うことができる。(展示内容を教育普及へつ
なぐ大切さを理解)
《成績評価の方法》
授業態度(30%)、実習レポート(40%)、グループ成果(30%)で
評価します。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
適宜プリントを配布します。
《参考図書》
授業中に適宜、関連文献を紹介します。
《授業時間外学習》
実践型授業で進めるため、予習復習は必須。実習ノートは日
々整理してください。実習内容が、展覧会の実務であるため
、ポスター・チラシ作成やトーク原稿作成、資料設営など、
通常授業の時間外による作業や学習があります。
《備考》
国家資格取得のための授業です。出席は全出席が原則です。
テーマ
講義・ガイダンス
学習内容など
実習の概要説明、自主企画展の実施と手順等にかんする指導
自主企画展の実際(1)
館蔵資料の調書を作成(1)
自主企画展の実際(1)
館蔵資料の調書を作成(1)
自主企画展の実際(1)
担当資料の選定と資料調査(1)
自主企画展の実際(1)
展示企画の全体構成を考える(1)と資料調査(2)展覧会開催に向けた全体協議の開始。
自主企画展の実際(1)
展示企画の全体構成と担当資料の情報共有化
自主企画展の実際(1)
文字パネル等の二次資料を考える
自主企画展の実際(1)
ポスター・チラシの原案作成と広報を考える
自主企画展の実際(1)
ポスター・チラシの作成・リーフレット等の展示効果と普及活動を考える
自主企画展の実際(1)
ポスターチラシの発送と関連催事の段取りを考える
自主企画展の実際(1)
展示空間、レイアウト・動線を考えて展示設営の開始
自主企画展の実際(1)
関連催事の実施
自主企画展の実際(1)
関連催事の実施とその効果を検証
自主企画展の実際(1)
会期終了と資料撤収にむけての準備
講義・まとめ
自主企画展の実際からその意義を確認、反省会と振返りを行う。
《教養科目》
科目名
SPI・一般常識講座
担当者氏名
西村 眞
授業方法
講義
単位・必選
0・選択
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
SPIに関わる問題について理解し、種々の問題を解く方法
について習熟するような授業構成とする。
《テキスト》
教員による問題資料
《参考図書》
SPIに関わる参考書
《授業の到達目標》
①SPIの問題について幅広く理解する。
②SPIの問題について解法を習熟する。
③SPIの問題を見通しを持って解決することができる。
《授業時間外学習》
授業前後4時間程度の予習復習をする
《成績評価の方法》
成績評価についてはしない
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
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8
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11
12
13
14
15
損益算
テーマ
学習内容など
損益算に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
金銭の貸借
金銭の貸借に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
仕事算
仕事算に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
速さ・距離・時間
速さ・距離・時間に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
通過算
通過算に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
流水算
流水算に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
植木算
植木算に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
虫食い算
虫食い算に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
n進法
n進法に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
不等式
不等式に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
組み合わせ
組み合わせに関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
確率
確率に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
図形の面積・体積
図形の面積・体積に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
グラフの領域
グラフの領域に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
ブラックボックス
ブラックボックスに関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
《教養科目》
科目名
SPI・一般常識講座
担当者氏名
西村 眞
授業方法
講義
単位・必選
0・選択
開講年次・開講期
4年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
SPIに関わる問題について理解し、種々の問題を解く方法
について習熟するような授業構成とする。
《テキスト》
教員による自作問題資料
《参考図書》
SPIに関わる参考書
《授業の到達目標》
①SPIの問題について幅広く理解する。
②SPIの問題について解法を習熟する。
③SPIの問題を見通しを持って解決することができる。
《授業時間外学習》
授業前後4時間程度の予習復習をする
《成績評価の方法》
成績評価についてはしない
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
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15
推論
テーマ
学習内容など
推論に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
命題と論証
命題と論証に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
進路・方向
進路・方向に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
数列
数列に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
集合
集合に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
空間図形
空間図形に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
てこ
てこに関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
滑車
滑車に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
電気回路
電気回路に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
運動力学
運動力学に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
物の流れと比率
物の流れと比率に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
総合問題
総合問題に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
総合問題
総合問題に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
総合問題
総合問題に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
総合問題
総合問題に関わる問題について理解し、その解法について習熟する。
《課程科目》
科目名
教職特別国語(実習指導)
担当者氏名
矢本 浩司
授業方法
講義
単位・必選
0・選択
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
以下の指導をします。
1 教育実習を想定した指導案・授業計画、教材研究等につ
いて指導します。
2 学生による模擬授業を中心として、実習指導をします。
3 教育実習に向けた心構えや実習先の学校や教室でのマナ
ー、生徒への接し方なども可能な限り話します。
《授業の到達目標》
①教材研究ができるようになる
②指導案・授業計画を作成することができるようになる
③時間配分通りに目標のとおりに授業ができるようになる
《成績評価の方法》
評価はしませんが、きちんとした受講態度でのぞんでくださ
い。
《授業計画》
週
1
2
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15
テーマ
《テキスト》
実習先の教科書
《参考図書》
授業で指示します。
《授業時間外学習》
指導案・授業計画等の作成(詳細は授業で指示します)
教材研究
《備考》
模擬授業
学習内容など
教材研究の仕方、指導案の作成の仕方、授業計画の立て方、授業の仕方、教室の運営
の仕方、生徒との接し方、学校現場でのマナーなどについて話します。
教材研究の状況を確認し、学生が事前に作成してきた授業計画・指導案について指導
します。
教材研究の状況を確認し、学生が事前に作成してきた授業計画・指導案について指導
します。
学生が行う模擬授業をもとに指導します。
模擬授業
学生が行う模擬授業をもとに指導します。
模擬授業
学生が行う模擬授業をもとに指導します。
模擬授業
学生が行う模擬授業をもとに指導します。
模擬授業
学生が行う模擬授業をもとに指導します。
改善点の確認
教材研究、指導案、授業計画、授業の改善点を確認します。
改善点の確認
教材研究、指導案、授業計画、授業の改善点を確認します。
参考
今後の参考に、授業現場で実際にあった問題や問題の対処法を紹介します。
参考
今後の参考に、授業現場で実際にあった問題や問題の対処法を紹介します。
参考
今後の参考に、授業現場で実際にあった問題や問題の対処法を紹介します。
個別相談
個別に、教材研究、指導案、授業計画、模擬授業の改善点を確認します。
個別相談
個別に、教材研究、指導案、授業計画、模擬授業の改善点を確認します。
導入
教材研究と授業計画
教材研究と授業計画
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
日本文学史(近代)
担当者氏名
浅野 洋
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
簡略な近代文学史の見取り図を概説し、近現代(明治・大正
)を代表する短編小説を受講生とともにジックリ時間をかけ
て読み、文学における近代的思想とは何かを学んでもらおう
と思います。
《授業の到達目標》
①「文学史」の背景である歴史認識力を高める。
②「近代的思考」を基盤として「現代」への理解力を深める
。
③デジタル型だけではなくアナログ型論理性をも体得する。
《テキスト》
プリントを用意
《参考図書》
講義の中で指示
《授業時間外学習》
事前に作品を読む
《成績評価の方法》
ふだんの受講態度(出席状況)とレポート
《備考》
特になし
《授業計画》
週
1
2
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15
テーマ
学習内容など
導入①
物語の起源について
導入②
小説の起源について
近代文学の出発点①
「小説神髄」と「小説総論」のさわり
近代文学の出発点②
「当世書生気質」と「浮雲」のさわり
明治の短編①
「夢十夜」第一夜① 受講生の感想と討議
明治の短編②
「夢十夜」第一夜② 解説とサジェスション
明治の短編③
「牛鍋」① 受講生の感想と討議
明治の短編④
「牛鍋」② 解説とサジェスション
大正の短編①
「鼻」① 受講生の感想と討議
大正の短編②
「鼻」② 解説とサジェスション
大正の短編③
「芋粥」① 受講生の感想と討議
大正の短編④
「芋粥」② 解説とサジェスション
大正の短編⑤
「蠅」① 受講生の感想と討議
大正の短編⑥
「蠅」② 解説とサジェスション
まとめ
近代文学から現代文学へ
2年・後期
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
文章講座
担当者氏名
村田 喜代子
授業方法
講義
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
教材を現代の文学作品に限定せず、広くさまざまな分野(科
学、芸術、またあるいは子供の文章等)を選び、表現の多様
さと面白さを教える。また校外へ出て取材をする。授業時間
の半分を実作にあてる。
《授業の到達目標》
1.文章を各即戦力を身につける。
2.文章嫌いを直す。
3.言葉の感覚を養う。物を視る力を養う。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
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14
15
《参考図書》
《授業時間外学習》
授業で出た課題を完成させる
《成績評価の方法》
授業ごとの作品提出と、定期試験に書いたレポートを、総合
評価して点数を出す。
《授業計画》
週
《テキスト》
毎回選んでコピーし配布。
基本テキストとして「縦横無尽の文章レッスン」村田喜代子
(朝日新聞出版)
《備考》
文芸創作専攻必修
テーマ
創作の基本
学習内容など
本当にすぐれた文章とは何か、を考える。文法を越えた表現の力を味あわせる。
鑑賞からの学び
いろいろな分野の文章を読ませる。文法を越えた表現の力を味あわせる。
鑑賞からの学び
いろいろな分野の文章を読ませる。画家の文章を取り上げる。日本の画家2名。
鑑賞からの学び
いろいろな分野の文章を読ませる。社会的視野に立った文章。
鑑賞からの学び
いろいろな分野の文章を読ませる。社会的視野に立った文章。
鑑賞からの学び
いろいろな分野の文章を読ませる。作家の文章。
鑑賞からの学び
いろいろな分野の文章を読ませる。作家の文章。
鑑賞からの学び
いろいろな分野の文章を読ませる。作家の文章。
鑑賞からの学び
いろいろな分野の文章を読ませる。評論家の文章を取り上げる。
短編実作
実作 絵画を鑑賞。そのイメージからショート、ショートを書く。
短編実作
実作 前回の提出作品をコピーして配布。読んできたことをもとに読み合い。
短編実作
実作 写真を鑑賞させて、そのイメージから、ショート、ショートを書かせる。
短編実作
実作 前回の提出作品をコピーして読んでくる。
取材による実作
実作 校外に文章の取材に出て行く。
まとめ
半年間の学びを振り返る。前回の校外取材をもとに作品提出。
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
日本文化史Ⅰ(芸術・芸能・美術)
担当者氏名
田口 寛
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
古典籍は、書かれた内容が文化的であることは言うまでもな
いが、モノとしての古典籍それ自体も文化の所産である。本
授業では、書誌学及び書誌調査方法・古典籍の扱い方を学ぶ
ことも通して、古典籍から見た日本文化史を把握したい。そ
の他、「芸術」「芸能」「美術」ジャンル・各作品について
も取り上げる予定である。
《授業の到達目標》
「日本文化」について、一般的な概念や自己の所見を説明で
きる。日本文化に属する特定のジャンルについて、その特徴
や流れを説明できる。日本文化を構成する一つである古典籍
について、「書誌学」的な調査の結果を一定程度報告できる
。
《テキスト》
適宜資料を配る。
《参考図書》
授業時に適宜挙げる。
《授業時間外学習》
物品・書物等に対して、普段からよく観察し、丁寧な扱いを
心掛けることが望ましい。
《成績評価の方法》
試験、あるいはレポートの内容による。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
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4
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15
テーマ
授業の全体説明。
学習内容など
シラバスを用いつつ、この授業半期の概要・目標等について説明する。
「日本文化」について。
資料や板書により概説。
「書誌学」について。
資料や板書により概説。
書物の形態の変遷。
資料や板書により概説。
写本と版本。
資料や板書により概説。
古典籍の各部分の名称(1) 資料や板書により概説。
古典籍の各部分の名称(2) 資料や板書により概説。
古典籍の各部分の名称(3) 資料や板書により概説。
書誌調査体験。
複製もしくは原本を扱い、調査を試みる。
平曲について。
概論を述べ、作品を鑑賞する。
能楽(謡曲)について(1) まずは作品を鑑賞する。
能楽(謡曲)について(2) 概論を述べる。
美術作品について(1)
簡略に歴史的な流れを押さえる。
美術作品について(2)
合戦絵巻などを取り上げる。
まとめ。
半期の学びを振り返る。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
現代文学研究Ⅰ
担当者氏名
菅 孝行
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
現代文学を、その起源から現在まで、歴史的社会的視点を重
視しながら、できるだけジャンル横断的に、文学に隣接した
身体表象や映像表現も視野に収めて概観する。
《テキスト》
なし
各回プリントを配布する
《参考図書》
講義のなかで提示する
《授業の到達目標》
Ⅰ.文学とその周辺領域の近現代(モダン)の軌跡(歴史)の概
況と、いま(コンテンポラリー)の問題の所在を結びつける手
がかりを感得させる。Ⅱ.自分の関心領域の焦点と輪郭を鮮
明化できるようにする。Ⅲ.Ⅱ.の内容を言語化できるよう
にする。
《成績評価の方法》
レポート:講義の内容に関連した主題を各自設定してレポー
トを作成し、最終回に提出する。
評価基準は、Ⅰ.講義内容と目的を踏まえた叙述になってい
るか。Ⅱ.到達目標Ⅱ.と対応した主題設定がなされている
か。Ⅲ.記述内容の説得力・リアリティの水準
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
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9
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11
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13
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15
テーマ
近代(モダン)の起源と
現代
20世紀文学の誕生 ―大逆事件を手掛かりに
演劇の近代(1920年代まで
)
芸術観の転回
15年戦争下の芸術家群像
敗戦とは何であったか 平和と民主主義の裏面
世界大戦による人間観の
転換
戦後詩・戦後批評と現代
原爆と文学芸術
文学・芸術の1960年
演劇史の転換
三島由紀夫と敗戦
映画と近現代日本史
近代的想像力の欠落
敗戦70年 社会的想像力
の現在
《授業時間外学習》
必要に応じて提案・指示する
《備考》
学習内容など
①西欧の近代と日本の特殊性②国家の近代・芸術の近代 ③坪内逍遥(創作理論)・二葉亭四迷(小説)・北村透谷(詩)
はじめに:大逆事件とは何であったか ①森鴎外・夏目漱石 ②自然主義と私小説
③永井荷風と谷崎潤一郎 ④石川啄木と木下杢太郎
政府の演劇改良 民権芝居 川上音二郎の二面性 新派の誕生
文芸協会・自由劇場・芸術座 大正デモクラシーと築地小劇場
□ロシア革命とアヴァンギャルド芸術 □『種蒔く人』創刊 プロレタリア芸術の生成(文学 演劇 絵画 音楽 映画)
小林多喜二「虐殺」 日本浪漫派(保田与重郎)と小林秀雄 中野重治の軌跡 火野葦平と戦争 戦時下の石川淳 演劇の抵抗と翼賛 藤田嗣二・北川民次
占領下でおこったこと(天皇制と沖縄 冷戦と憲法9条 極東軍事裁判)
江藤淳 加藤典洋 白井聡の「敗戦」観
無頼派(坂口安吾 太宰治 織田作之助)第一次戦後派(椎名麟三 大岡昇平 野間宏
武田泰淳 埴谷雄高 堀田善衛 梅崎春生)アプレゲールの誕生
『荒地』『列島』の詩人たち 『近代文学』『新日本文学』の批評家たち
原民喜・峠三吉の詩 太田洋子・井伏鱒二らの小説 原源一・堀田清美・田中千禾夫
・宮本研らの戯曲 新藤兼人の映画『原爆の子』丸木位里・俊『原爆の図』
〇政治史の1960年(日米安全保障条約)〇経済史の1960年(エネルギー革命 経済成長)
〇谷川雁・吉本隆明の詩〇土方巽―身体の再発見〇建築・美術・音楽・写真・映画
60年代演劇の戯曲(演劇の時間の再発見) 福田善之 寺山修司 別役実 唐十郎
身体と劇場の発見(テント劇場 地下小劇場)鈴木忠志と利賀村 公共劇場の誕生
三島由紀夫と敗戦 作品に現れた<戦後>の拒否(『道成寺』『班女』『英霊の声』 『憂国』『サド侯爵夫人』 自衛隊乱入事件の意味するもの
活弁の時代からトーキーへ 溝口健二 黒澤明 小津安二郎 川島雄三 今村昌平 大島渚とヌーヴェルヴァーグ やくざ映画 ドキュメンタリーの時代 撮影所終焉以
後
女性の視座(樋口一葉の闘い 『青鞜』 多和田葉子 水村美苗)マイノリティの視座(
中上健次)朝鮮人の視座(金石範 高史明 金達寿 など)沖縄(目取真俊)
台湾の<太陽花運動>を手掛かりに 文学・芸術と社会の新しい関係を探る
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
現代文学研究Ⅱ
担当者氏名
矢本 浩司
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
近代文学と現代文学の違いは何か。単なる時間的な区切りな
のか。何かの性質の違いなのか。日本文学と言った場合の「
日本」は何を指すのか。「近代」と言った場合は、時代のこ
とか、何かの性質や傾向や現象のことなのか。純文学と大衆
文学は何が違うのか。ライトノベルやケータイ小説は研究対
象になるのか。小説と物語は違うのか。文学とは何か。この
ような概念規定に意味はあるか。こういう問題について話し
ます。
《授業の到達目標》
①現代文学が抱える問題を把握する。
②現代文学の問題点をリポートにまとめることができるよう
になる。
③近代文学と現代文学の結節点を知る
《テキスト》
授業で指示します。
《参考図書》
授業で適宜指示します。
《授業時間外学習》
毎回の授業で取り上げる問題について、考えてみてください
。
《成績評価の方法》
授業態度とリポート
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
現代文学と近代文学のち
がいって何だろう?
純文学と大衆文学のちが
いって何だろう?
ライトノベルやケータイ
小説は研究していいの?
〈日本〉/〈近代〉/〈文
学〉って何?
小説って何だろう? 物
語とどうちがうの?
現代文学はどこへ向かっ
ているの?
文学史を疑ってみよう。
歴史だって物語?
自明なものを疑ってみる
(言葉、家族、国家)
村上春樹は何がすごいの
?
高橋源一郎の課題
結節点としての芥川龍之
介
芥川龍之介と横光利一
芥川龍之介と太宰治
芥川龍之介と坂口安吾
ここだけの話(現代文学
における本当の問題)
学習内容など
現代と近代は単なる時間的な区切りではありません。現代文学と近代文学との間にあ
る「千里の径庭」について、じっくり話します。
芥川賞と直木賞の歴代の選考委員や選考基準(選考委員のコメント)を基に二賞の趣
きを説明するとことから入り、「純粋小説論」や「私小説論」を視野に入れて話しま
す。
石原千秋「ケータイ小説は文学か」を参照しつつ、概念の問題から研究のスタンスま
で広げて話します。みなさんが研究主体としての自覚を持つ機会にもなることでしょ
う。
アメリカ人が日本語で書けば日本文学になるのか。日本人が英語で書いた小説ならど
うか。英語でも登場人物や舞台が日本だったらどうか? こういう観点にこだわりま
す。
小説と物語のちがいはあるのでしょうか。もしあるとすれば、小説は物語がなくても
成立する内容のはずですが、そんな小説はあるのでしょうか。検証していきます。
現代文学の代表的な書き手の小説をピックアップして、現代文学が何を書いているの
か、その一端を浮き彫りにしていきます。
授業で詳しく話しますが、言説には権力や恣意性がついてまわります。M・フーコー
を紹介しつつ、自明と思える文学史の虚構性を暴いてみます。
言葉や家族や国家や貨幣や性別など自然で自明と思えるものも、歴史的・文化的に作
られた虚構だということを現代文学が暴くことで、私達の足元は揺らぎます。
賛否両論が喧しい村上春樹は、どのような功績によってノーベル文学賞候補として毎
年名前が挙がるのでしょうか。世界文学とは何かという観点から考えてみます。
現代文学の大きな一翼を担う高橋源一郎は、賛否の分かれる問題作を多く発表してい
ます。彼の最近の仕事に注目して、現代文学が扱う問題と向き合ってみましょう。
芥川龍之介は近代文学と現代文学の境界に佇む存在だと思います。芥川の、とりわけ
晩年の文学を見ていくことで、彼の文学の現代性を確認してみましょう。
芥川龍之介が到達した現代文学の地平は、後進の作家達によって切り開かれていきま
す。横光利一は、敬愛する芥川の声を信じて(やや無自覚に)直進しました。
芥川の言語観を自覚的に継承した最大の小説家は太宰治だということを、太宰の小説
を解説することで示していきます。
芥川の近代性を意識的に攪乱することで坂口安吾が現代文学を生んだことを、例とし
て「桜の森の満開の下」を取り上げることで解説します。
日本の現代文学には、ある大変な危機が迫っています(私見です)。その危機とは何
かについて、最終回に、こっそり話しておきましょう。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
演劇論
担当者氏名
古賀 今日子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
俳優の演技と様々な芸術表現を組み合わせ作り上げられる演
劇は総合芸術のひとつと捉えられています。この授業ではそ
の「演劇」の多岐に渡る魅力を、時代ごと、また、その発展
の歴史にそって映像で鑑賞し、語り合います。
授業計画は昨年のものをベースに作成しましたが、例年その
年に集まったメンバーの興味の矛先によって作品を選び直し
、ライブ感のある時間を目指しています。
《授業の到達目標》
「演劇」を味わうためのガイドとして、その歴史や手法、背
景を知る。
ひとつの見方に捉われず、様々な視点を持って自由な観客と
して作品を楽しむことが出来る。
他者と共にひとつの作品を鑑賞しその感想を共有するなかで
、多様な価値観、考え方があることを知り、豊かな感受性を
獲得できる。
《テキスト》
その都度、作品についてのガイドとなる資料を配布します。
《参考図書》
特になし
《授業時間外学習》
授業内で鑑賞した作品についてのレポートやアンケートを作
成していただきます。
《成績評価の方法》
レポートの提出。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
演劇との出会い+自己紹
介など
作品鑑賞 1
作品鑑賞 1
作品鑑賞 1→ディスカ
ッション
作品鑑賞 2
学習内容など
演劇との出会い。アンケート。
まずは、おそらく誰もが聞いた事のある作品を、3回に分けて鑑賞(初回アンケート
に基づいて作品を決定します。)
演出って?俳優って?様々な演劇に関わるポジションをもし自分だったら・・・と自
分に引き寄せて想像してみます。
舞台美術について考える。
日本の伝統芸能。わたしたちの国にある「演劇」を鑑賞してみましょう。
作品鑑賞 2
伝統・・・変わらないもの、変わったからこそ生き残るものに思いを馳せる。
作品鑑賞 2→ディスカ
ッション
作品鑑賞 3
今の私たちに変わらず届いたものは何でしょう。ディスカッション。
作品鑑賞 3
鑑賞。
作品鑑賞 3→ディスカ
ッション
作品鑑賞 4
作品が生まれる、その裏側にある思いを想像してみる。
作品鑑賞 4
落語。たった一人の演劇。想像力を駆使して噺を味わう。
作品鑑賞 5
もはや言葉を超える・・・どこまで演劇?どこから演劇?という作品にどっぷり触れ
てみる。
分かる、分からないという価値観を超えてみる。好き?嫌い?楽しい?不安?おおい
に語り合いましょう。
作品について、演劇自体について。まとめ。
作品鑑賞 5
作品鑑賞 5 →ディス
カッション
ミュージカルって見た事ありますか?
コントという小作品について。笑いを目指す演劇。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
映画論
担当者氏名
渡辺 玄英
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
映画作品に接して、その多様な魅力についての感受性と知識
を高める。
《テキスト》
適宜、資料を配布
《参考図書》
なし
《授業の到達目標》
1,映画作品を批評的に解釈する力を身につける。
2,映画の発展史の概略の理解する。
3,さまざまな映画技法(撮影、編集等)への知見を充実さ
せる。
《授業時間外学習》
予習、復習をして授業に臨むこと
《成績評価の方法》
授業での積極性、質問の有無(30%)
提出レポートの質(70%)
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
概説
学習内容など
授業全般の概説。映画の名シーンの解釈。
サイレント時代とコメデ
ィ①
サイレント時代とコメデ
ィ②
「第三の男」と「市民ケ
ーン」①
「第三の男」と「市民ケ
ーン」②
サスペンスの表現①
チャップリン作品の鑑賞と批評。
サスペンスの表現②
アルフレッド・ヒチコック作品の鑑賞と批評。
映像の魔術と抒情①
大林宣彦作品の鑑賞と批評。
映像の魔術と抒情②
大林宣彦作品の鑑賞と批評。
アクションとニューシネ
マ①
アクションとニューシネ
マ②
映像表現とヌーヴェルヴ
ァーグ①
映像表現とヌーヴェルヴ
ァーグ②
映画史①
クリント・イーストウッド作品とアメリカン・ニューシネマの鑑賞と批評。
映画史②
映画の歴史と技法の解説。
チャップリン作品の鑑賞と批評。
キャロル・リード作品の鑑賞と批評。
キャロル・リード作品の鑑賞と批評。
アルフレッド・ヒチコック作品の鑑賞と批評。
クリント・イーストウッド作品とアメリカン・ニューシネマの鑑賞と批評。
トリュフォー、ゴダール、レネ、大島渚作品等の鑑賞と批評。
トリュフォー、ゴダール、レネ、大島渚作品等の鑑賞と批評。
映画の歴史と技法の解説。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
現代詩研究
担当者氏名
渡辺 玄英
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
多様な現代詩をその変遷とともに批評的に考察する。
《テキスト》
適宜、資料を配布する
《参考図書》
なし
《授業の到達目標》
現代詩の変遷を知り、現代詩の読解力を身につけて、作品を
その背景を考慮しながら、批評的に語れるようになる。また
、詩的表現を日本語の力のなかで理解し、批評的に語れるよ
うになる。
《授業時間外学習》
予習、復習をして授業に臨むこと。
《成績評価の方法》
授業での積極性、質問の有無。
課題レポートで評価する。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
学習内容など
概説
授業の概説。近代詩と現代詩。
戦後詩①
戦争のとき詩に何がおこったか。
戦後詩②
戦後の詩。「荒地」の詩人たち。
50年代の詩
谷川俊太郎、大岡信たち。
60年代の詩①
60年代詩人。
60年代の詩②
60年代詩人。
70年代の詩①
政治の季節の終焉と詩。
70年代の詩②
ポスト戦後詩。
80年代の詩①
消費社会と詩。
80年代の詩②
女性詩について。
90年代の詩①
情報化社会と詩。
90年代の詩②
詩の多様化。
その他の詩、詩人
これまでの授業の振り返り。
00年代の詩①
閉塞の時代の表現。
大震災と詩
震災後の詩のあり方。
2年・後期
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
現代短歌・俳句研究
担当者氏名
島田 裕子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
現代短歌について紹介する。短歌が時代の思潮に密接に関
わっていることを、戦後のリアリズム短歌からはじめて前衛
短歌、ジェンダー、ライトバース、など各時代の代表的な歌
集・歌人を取り上げ見ていく。
また短歌という短い詩型に盛られた歌人の心の内なるメッ
セージを読み解いていく。
《授業の到達目標》
1短歌を理解するには想像力を駆使し他者の言葉を理解解釈
す る力を養う。
2この学びのトレーニングを積むことで、他者の心の内を読
み 解き、共感および批判したことをことばで書き表す文章
力を つける。
3さらに時代の思想の流れを学んでいく。
《テキスト》
適宜指示する。
《参考図書》
篠弘編著『新版現代の短歌』(東京堂出版)
《授業時間外学習》
次回の授業で扱う歌人の歌をの歌をあらかじめ読んでおく。
短歌の解釈・歌評を書くように指示する。
授業ではこれをもとに合評を行う。
《成績評価の方法》
課題・レポート・試験
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
短歌とは何か
和歌・短歌について説明する。
学習内容など
現代短歌の文学史
現代短歌史について。
戦後のリアリズム
近藤芳美を読む。
前衛短歌1(戦後)
寺山修司を読む。
前衛短歌Ⅱ
塚本邦雄を読む。
前衛短歌Ⅲ(政治と文学
の時代)
前衛短歌Ⅲ(政治と文学
の時代)
女歌
岡井隆を読む。
ライトバース
俵万智を読む。
団塊世代の憂鬱
小池光・島田修三を読む。
団塊世代の憂鬱
小池光・島田修三を読む。
わからない歌わからない
時代
ジェンダーの問題
穂村弘を読む。
新しい感性
若い歌人たちの歌。
まとめ
現代短歌のさまざまな特徴を考える。
佐佐木幸綱を読む。
河野裕子を読む。
梅内美華子を読む。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
文学理論
担当者氏名
矢本 浩司
授業方法
講義
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
文学には、いろいろな読み方(切り口)があります。どのよ
うな読み方をとるのも自由ですが、自分の読み方に一定の説
得力を持たせるのに、文学理論が役立ちます。いくつもの文
学理論を学び、それを応用することで、文学を広く深く読み
解くことができるようになるでしょう。この授業では、多様
な文学理論・方法の概要を紹介し、紹介した文学理論を使っ
て、実際の文学作品(テクスト)を読んでみます。
《授業の到達目標》
①文学理論の種類や系統を把握する。
②特定の文学理論の概要を説明できるようになる。
③文学理論を用いて文学作品を読む。
《テキスト》
授業で配布します。
《参考図書》
授業で指示します。
《授業時間外学習》
(1)適宜、授業で参考文献を紹介しますので、それを読ん
でください。
《成績評価の方法》
授業態度とレポートで評価します。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
正しい読み方ってなに?
記号論と言語転回
ロシアフォルマリズム
精神分析学
構造主義
物語論(1)
物語論(2)
インターテクスチュアリ
ティー
受容理論
脱構築
権力
フェミニズムとジェンダ
ー
ポストコロニアリズム
カルチュラル・スタディ
ーズ
まとめ
学習内容など
自由に好きなように読める文学作品に、正しい読み方は存在するのか。私達は本当に
自由に読んでいるのか。専門家の中でも趨勢が移ろい行く読み方を概観します。
文学を読むには、言葉に注意深くなければなりません。授業では、自明と思える言葉
の構造をまず疑ってみます。というのも、現代文学は言葉を信用していないからです
。
文学が扱う言葉(言語)は、日常で私達が扱う言葉と同じでしょうか。もし異なると
したら何が異なるのか。異なると主張するフォルマリズムの方法(異化)を紹介しま
す。
心の病いと向き合う精神分析学を、文学の読解に応用する考え方があります。心の病
いの病根を発見するやり方で、文学作品のテーマ(問題)を分析する手法を紹介しま
す。
構造主義は、数学的な公式や論理によって、さまざまな現象を解明しようとします。
文学作品(テクスト)を構造主義の方法を用いて、解剖してみましょう。
どのような長大な物語も「○○が○○する物語」と要約できます。であるなら、物語
は長大な一つの「文」とも言えますので、構造主義的に物語の文法読解を試みてみま
す。
物語の構造分析のために、作者と語り手、物語内容と物語言説、時制、メタフィクシ
ョンなどを整理して解説します。その過程で、「信用できない語り手」にも言及しま
す。
文学作品が、先行する他の文学作品との関係の中で成立していると考え、文学作品(
テクスト)の生成過程を検討します。引用や剽窃、パロディなどにもふれます。
文学はどのように受容されるのか。読者と解釈の理論について学びます。それと同時
に、社会システムと切り離すことのできない文学の価値を問います。
支配的な価値観としての二項対立を攪乱する試みが脱構築です。文学(研究)上の二
項対立に脱構築を試みることで、「読みの不可能性」を浮き彫りにします。
あらゆる言説がイデオロギーを伴う権力装置として働くとしたら、文学にも成立時期
の権力が反映する危険がつきまといます。起源や正当性を記す歴史=物語も同じです
。
文学上の男性優位と女性抑圧・嫌悪を批判するフェミニズムと、文化的レベルで作ら
れる性差を批判するジェンダー批評、異性愛の虚構性を示すクィア批評を解説します
。
植民地支配国や経済的支配国(先進国)による文化的支配が文学に与える影響を、批
判的に分析する立場について話します。想像の共同体やオリエンタリズムにもふれま
す。
社会問題をサブカルチャーから問うことで生活や民衆を分析する手法(カルチュラル
・スタディーズ:CS)を文学研究に応用した場合の功罪について話します。
文学理論は使うものであって、「使われる」ものではありません。文学理論に振り回
されないように、取り扱いの注意を促し、最後にリポートの課題について話します。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
現代語の文法
担当者氏名
播磨 桂子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
学校の「国語」で学ぶいわゆる学校文法について確認すると
同時にその問題点をとりあげ、日本語教育の立場からの研究
成果を参照しながら、現代日本語の文法を考える。また、さ
まざまな言語現象を受講者自身で説明することをこころみる
。
《授業の到達目標》
文法とは何かを理解し、文法の考え方を身につける。
学校で学んだいわゆる「学校文法」の知識を確認し、文法記
述の一つとして新たに位置付ける。
現代日本語における問題について自己の見解を述べられるよ
うになる。
《成績評価の方法》
筆記試験80%、提出物20%
《テキスト》
山田敏弘『国語教師が知っておきたい日本語文法』くろしお
出版
《参考図書》
《授業時間外学習》
章ごとに配布するワークシートを利用して予習する。
各章の終わりに配布する復習プリントの問題を自分で解答し
て、授業内容の復習と理解の確認をする。
日頃見聞きする日本語を、授業で学んだことと結び付けて観
察する。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
文法とは何か
学習内容など
受講者自らも文法を探り、記述する能力を持っていることを知る。
品詞1
学校文法ではどのような基準で品詞を決めているのか。その問題点を考えながら、品
詞分類の基本をおさえる。
自立語、付属語、それぞれの下位分類を考え、「ちがくない」「きれ(−)かった」
のような誤用が起こる原因を分析する。
動詞の活用について、学校文法の考え方を確認し、日本語教育の立場からとらえた活
用の分析を学ぶ。
形容詞類の活用について、学校文法の考え方を確認し、日本語教育の立場からとらえ
た活用の分析を学ぶ。
文の組み立てを考える際に学校文法で重要な概念となる「文節」について、問題点と
メリットをさぐる。
日本語の「主語」に関する問題、述語を基とした文型のパターン、語順などについて
取り上げる。
格助詞とは何かについて確認し、学校文法で格助詞と位置づけられるグループについ
て検討する。
類似する用法を持つ格助詞について、その使い分けや意味的な違いを分析する。
品詞2
活用1
活用2
文の組み立て1
文の組み立て2
格助詞1
格助詞2
副助詞1
副助詞2
接続助詞1
接続助詞2
助動詞1
助動詞2
副助詞とは何かについて確認し、学校文法で副助詞と位置づけられるグループについ
て検討する。
類似する用法を持つ副助詞について、その使い分けや意味的な違いを分析する。
接続助詞とは何かについて確認し、学校文法で接続助詞と位置づけられるグループに
ついて検討する。
「と」「たら」「なら」「ば」といった特に使い分けが問題となる接続助詞の用法を
比較する。
受身・使役といった「相」を表す助動詞について、動詞との接続・意味・用法を捉え
る。
時制を表す助動詞について、動詞との接続・意味・用法を捉える。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
古典文法・古文解釈
担当者氏名
島田 裕子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
古典文学の代表的作品、教職採用試験問題の古文などを教材
に、的確に古文を解読する総合的実力をつけていく。古典に
興味がある学生や、古文読解の実践的力をつけたい教職志望
の学生のための授業である。適宜プリント配布。古典の解読
に必要な重要語句や文法について講義する。
《授業の到達目標》
1古典文学作品を解読するのに必要な学習方法を習得する。
2古文読解のための、語彙、文法などの知識を得る。
3古文解釈解読力の向上をはかる。
《テキスト》
小町谷照彦『よくわかる新編古典文法』
《参考図書》
新編日本古典文学全集(小学館)
《授業時間外学習》
古典の解読に必要な重要語句や文法について復習する。文法
の小テストは毎回行う。
《成績評価の方法》
課題・試験
《備考》
必要に応じて中間テストを行う。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
古典文学史について
学習内容など
古典文学史を復習する。主要作品についての基本知識を確認していく。
文法1
重要語句・敬語について。
古文解釈1
古文問題を解く。古文の重要語句等を問う問題を解かせる。解答と説明。
古文本文解説1
作品の解説。一部を読み現代語訳を作る。
古文解釈2
古文問題を解く。古文の重要語句等を問う問題を解かせる。解答と説明。
本文解説2
作品の解説。一部を読み現代語訳を作る。
文法2
動詞について
古文解釈3
古文問題を解く。古文の重要語句等を問う問題を解かせる。解答と説明。
本文解説3
作品の解説。一部を読み現代語訳を作る。
文法3
助動詞について
古文解釈1
古文問題を解く。古文の重要語句等を問う問題を解かせる。解答と説明。
本文解説3
作品の解説。一部を読み現代語訳を作る。
文法4
助詞について 文法の復習。
古文解釈1
古文問題を解く。古文の重要語句等を問う問題を解かせる。解答と説明。
本文解説3
作品の解説。一部を読み現代語訳を作る。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
中国古典Ⅲ
担当者氏名
阿部 泰記
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
漢文訓読という方法は日本人の祖先が考案した方法であり、
それによって漢字文化が大量に輸入されることになった。中
国古典(漢文)はすでに日本文化に溶け込んでおり、日本人
の素養として必要不可欠なものとして今日まで継承されてい
る。この授業では比較文化に主眼を置いて講説する。
《授業の到達目標》
1.講義の内容を聞き取って整理することができるようになる
。
2.配布したプリントを通じて漢文訓読ができるようになる。
3.中国文化がどのように日本文化に影響しているかを説明で
きるようになる。
《成績評価の方法》
1.上記の能力について、配布したプリントにどれだけノート
できたかをもって評価する。
2.期末試験によって総合的にどれだけ理解できたかを評価す
る。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授業概要
『詩経』と『古今和歌集
』
『詩経』と『竇娥冤』
《テキスト》
ポートフォリオ掲載。プリント配布。プロジェクターを使用
する。
《参考図書》
『新釈漢文大系』(明治書院)ほか
《授業時間外学習》
参考書やネット情報を通じて予習・復習をする。
《備考》
学習内容など
中国古典(漢文)はすでに日本文化に溶け込んでおり、日本人の素養として必要不可
欠なものであることを周知させる授業であることを講説する。
『詩経』の序文が『古今和歌集』の序文に摂取されていることを読解する。
『詩経』の文芸思想が現代の演劇『竇娥冤』に摂取されていることを読解する。
「守株」と「待ちぼうけ
」
「王昭君」と『やまと昭
君』
『桃花源記』と「隠里」
『韓非子』「守株」が北原白秋「待ちぼうけ」に摂取されていることを読解する。
『長恨歌』と山口
『長恨歌』が山口の楊貴妃伝説に摂取されていることを読解する。
白居易と「謡曲」
白居易が「謡曲」に摂取されていることを読解する。
『杜子春』と芥川龍之介
『杜子春』が芥川龍之介の作品に摂取されていることを読解する。
包拯と靑砥藤綱
包拯が靑砥藤綱の伝説に摂取されていることを読解する。
河伯伝説の伝播
河伯の故事が日本に伝播されていることを読解する。
『三国志演義』と吉川英
治
年画と絵馬
『三国志演義』が吉川英治の翻訳に摂取されていることを読解する。
鍾馗と京都
鍾馗伝説が京都地方に摂取されていることを読解する。
まとめ
中国古典が日本文化に溶け込んでおり、日本人の素養として必要不可欠なものである
ことを確認する。
「王昭君」故事が尾崎紅葉『やまと昭君』に摂取されていることを読解する。
『桃花源記』故事が「隠里」伝説に摂取されていることを読解する。
年画が絵馬芸術に摂取されていることを読解する。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
中国古典Ⅳ
担当者氏名
阿部 泰記
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
漢文訓読という方法は日本人の祖先が考案した方法であり、
それによって漢字文化が大量に輸入されることになった。中
国古典(漢文)はすでに日本文化に溶け込んでおり、日本人
の素養として必要不可欠なものとして今日まで継承されてき
ている。この授業ではその中で初歩的な言語文化に主眼を置
いて講説する。
《授業の到達目標》
1.講義の内容を聞き取って正確にノートできるようになる。
2.プリント配布した原典を訓読できるようになる。 3.中国古典が日本人がどれだけ重視してきたかを他者に説明
できるようになる。
《成績評価の方法》
1.上記の能力について、配布したプリントにどれだけノート
できたかをもって評価する。
2.期末試験によって総合的にどれだけ理解できたかを評価す
る。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
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11
12
13
14
15
テーマ
授業概要
『書経』「説命」
《テキスト》
プリント配布。プロジェクターを使用する。
《参考図書》
『新釈漢文大系』(明治書院)ほか
《授業時間外学習》
参考書やネット情報を通じて予習・復習をする。
《備考》
学習内容など
日本人の祖先が重視してきた中国古典(漢文)の素養を体得する授業であることを概
説する。
代表的な中国古典として『書経』「説命」を読解する。
『詩経』「関雎」「桃夭
」「陟岵」
『春秋左氏伝』「隠公元
年」
『礼記』「王制」
代表的な中国古典として『詩経』「関雎」「桃夭」「陟岵」を読解する。
『史記』「伍子胥列伝」
代表的な中国古典として『史記』「伍子胥列伝」を読解する。
『魏書』「武帝紀」
代表的な中国古典として『魏書』「武帝紀」を読解する。
『蜀書』「先主伝」
代表的な中国古典として『蜀書』「先主伝」を読解する。
『顔氏家訓』「教子」
代表的な中国古典として『顔氏家訓』「教子」を読解する。
『宋史』「包拯伝」
代表的な中国古典として『宋史』「包拯伝」を読解する。
『古今小説』
代表的な中国古典として『古今小説』を読解する。
『龍図公案』
代表的な中国古典として『龍図公案』を読解する。
『聊斎志異』
代表的な中国古典として『聊斎志異』を読解する。
『三国演義』
代表的な中国古典として『三国演義』を読解する。
まとめ
日本人の祖先が重視してきた中国古典(漢文)の素養を体得できたかどうか確認する
。
代表的な中国古典として『春秋左氏伝』「隠公元年」を読解する。
代表的な中国古典として『礼記』「王制」を読解する。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
上代文学作品研究
担当者氏名
岡田 喜久男
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
上代文学作品としてのみならず日本文学の精華である『万
葉集』を、単なる名歌鑑賞という立場からではなく、その多
様性に留意して味読する。広く「万葉集の世界」に触れるこ
とで、日本文学の中心的存在となる「和歌世界」を理解させ
る。
《授業の到達目標》
①『万葉集』が和歌の濫觴であると同時に、漢文・漢詩・書
簡等を含む多様な作品集であることを理解する。
②『万葉集』の作品一つを選び、深く調べて理解する。
③『万葉集』と現代について考えることができるようになる
。
《成績評価の方法》
筆記試験70% 授業中の態度・発言30%の配分で、幅広い知
識と発信力を問う。
『万葉集』が現代でも「生きている」ことを実感できるよ
うに学習させる。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
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12
13
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15
テーマ
授業方針と『万葉集』解
説Ⅰ
解説Ⅱ
《テキスト》
『新選万葉集抄』小野 寛 笠間書院
《参考図書》
授業中にその都度指示する。
《授業時間外学習》
授業開講中(後期)にマスコミで見聞きした記事・放送等
を記録してもらい、発表や試験の一部とすることで、授業時
間外でも『万葉集』を意識させる。
《備考》
学習内容など
名義・成立・巻々の内容
表記法・語法・時期区分・歌体・研究史
巻頭歌と巻末歌を読む
『万葉集』の全体像について
国見歌(2番歌)を読む
言霊・歌の呪術性を考える
柿本人麻呂を読むⅠ
神様に祭られた人麻呂の実態を知る
柿本人麻呂を読むⅡ
人麻呂と長歌・反歌のテーマで考える
山部赤人を読むⅠ
舒景歌の誕生と発展
山部赤人を読むⅡ
山柿の論と古今序の歌聖
『万葉集』の多様性Ⅰ
歌の世界の広がり
『万葉集』の多様性Ⅱ
歌の効用について
『万葉集』の多様性Ⅲ
現代的意味について
『万葉集』の地理的環境
Ⅰ
『万葉集』の地理的環境
Ⅱ
『万葉集』の和歌史的意
味について考える。
まとめ
奈良を中心に
地方を中心に
現代人と短歌
各人の万葉観の変化を確認する
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
中世文学作品研究
担当者氏名
田口 寛
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
中世文学の有名作品の一つであり、中世という時代を表す特
徴的作品の一つでもある『平家物語』を読む。「語り本系」
といわれる一般に流布している本の、著名な場面を取り上げ
る。授業初回における概説のほか、各場面についての講義を
行う中で、適宜研究のための知識・技術等も紹介したい。
《授業の到達目標》
中世文学の有名作品の一つである『平家物語』についての講
義を通して、中世文学研究のための能力を身につけ、中世文
学に関する一定程度の説明ができる。教養として、『平家物
語』の内容について全体あるいは一部を説明できる。『平家
物語』の登場人物への関心を通して、中世という時代を生き
た人間について説明できる。
《テキスト》
『平家物語』本文を含め適宜資料を配る。
《参考図書》
『平家物語』(岩波文庫。全4冊)。その他は授業時に適宜
挙げる。
《授業時間外学習》
予告に従い、予めテキストの該当部分を読んでいることが望
ましい。
《成績評価の方法》
試験、あるいはレポートの内容による。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
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15
テーマ
授業の全体説明。
学習内容など
シラバスを用いつつ、この授業半期の概要・目標等について説明する。
『平家物語』についての
概説。
巻1「祇園精舎」
資料を用いて、『平家物語』について概説する。
巻1「祇王」(1)
祇王について。
巻1「祇王」(2)
祇王について。
巻3「僧都死去」
俊寛について。
巻5「福原院宣」
文覚について。
巻6「入道死去」
平清盛について。
巻8「征夷将軍院宣」
源頼朝について。
巻9「木曾最期」
源義仲について。
巻9「敦盛最期」
平敦盛・熊谷直実について。
巻11「先帝身投」
平知盛・安徳天皇について。
巻11「腰越」
源義経について。
巻12「女院死去」
平徳子について。
まとめ。
半期の学びを振り返る。
物語冒頭「祇園精舎」について。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
関門の歴史と文化
担当者氏名
渡辺 一雄
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
近年、歴史学や考古学、民俗学の研究の進展によって、日々
新たな地域史像が浮かび上がっています。最新の研究成果を
もとに、関門海峡や響灘に面した地域の歴史や文化について
講義します。旧課程最後の授業です。
《授業の到達目標》
・地域文化研究の意義と必要性を理解し、説明できる。
・関門地域の地理的・歴史的特性を理解し、説明できる。
・関門・響灘地域のさまざまな文化遺産や自然遺産に関心を
持 ち、その概要を理解する。
《テキスト》
使用しません。毎回プリントを配布します。
《参考図書》
適宜紹介します。
《授業時間外学習》
毎回復習をし、ノートを整理してください。
《成績評価の方法》
授業態度(50%)と期末試験(50%)で評価します。
《備考》
現地踏査(フィールドワーク)を行う場合もあります。
《授業計画》
週
1
2
3
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5
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15
はじめに
テーマ
学習内容など
授業のガイダンス、関門・響灘地域とは
原始Ⅰ
旧石器時代の狩人(旧石器時代)/海は文明の架け橋・縄文漁撈民(縄文時代)
原始Ⅱ
渡来人が来た/クニの始まり/動乱・そして邪馬台国(弥生時代)
原始Ⅲ
関門海峡を掌握したのは誰だ/豊浦の宮・豊浦の津(古墳時代)
古代
長門国・豊前国設置と政治都市“長府”の出現
中世Ⅰ
壇ノ浦:浪の底にも都のさぶらうぞ/元寇:鬼襲来(鎌倉時代)
中世Ⅱ
国際港赤間関の登場/大内文化の繁栄と混沌(室町時代)
近世Ⅰ
毛利氏の時代/帆船走る繁栄の日々(江戸時代)
近世Ⅱ
赤間関の繁栄/朝鮮通信使の来関(江戸時代)
近世Ⅲ
攘夷決すべし/防長回天の地(幕末)
近代
赤煉瓦に燈が灯り/岡蒸気がもたらしたもの(明治・大正時代)
現代
地方都市への変化/平成の合併(昭和・平成時代)
響灘島嶼部
角島・蓋井島・六連島・藍島
民俗
祭礼と伝説
まとめ
地域の未来/衰退か成熟か
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
関門地域論
担当者氏名
宮崎 勝弘
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
日本の歴史の舞台にしばしば登場する関門地域だが、ここで
は、近・現代史における「関門」の今日の状況を中心的に取
り上げる。「地域の時代」といわれる今の状況の中で、地域
とは何かについても考える。もちろん、現代を理解するため
には、必要なところまで歴史をさかのぼる。
《授業の到達目標》
なぜ、いま「関門」なのか。それに答えられるだけの、関門
地域を取り巻く状況に関する知識を修得する。現代社会や地
域論に関する理解を深める。
①「関門」の歴史と現状について知る
②「地域の時代」の意味を考えるようになる
③社会的関心事を地域に即して考えるようになる
《テキスト》
別途指示します。
《参考図書》
《授業時間外学習》
「関門」だけでなく、地域一般に関することに関心を持つこ
とを求める。
《成績評価の方法》
①授業への姿勢 ②レポート ③出席
《備考》
《授業計画》
週
1
2
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14
15
テーマ
オリエンテーション
学習内容など
授業の展開方法など概要説明。自己紹介。
地域論①
地方と中央の関係について。
地域論②
地方と地域の関係について。
地域論③
分権の時代の内実と行方。
「関門」論①
なぜ、いま、「関門」なのか。
「関門」論②
「関門」のイメージは。
「関門」論③
歴史に登場する「関門」。
「関門」論④
戦後史における「関門」。
「関門」論⑤
日本の縮図としての「関門」。
「関門」論⑥
「地域」の時代の騎手となる可能性?。
現地調査①
関門・響灘地域を歩く。
現地調査②
関門・響灘地域を歩く。
レポートを書く①
マンツーマン指導。
レポートを書く②
マンツーマン指導。
まとめ
「関門」論を学んで。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
考古学
担当者氏名
渡辺 一雄
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
歴史学の一分野である考古学の概要について学びます。考古
学とはどのような学問なのか、歴史を復元するための具体的
方法について講義します。授業は講義が中心となります。映
像・画像・実物資料を可能な限り利用しながら進めたいと思
います。はじめは方法論など考古学の基本を、つぎに時代ご
との考古学の成果と問題点について講義します。
《授業の到達目標》
・考古学の概要と歴史研究のための有効性を理解する。
・関門地域や全国各地の代表的な遺跡の概要を知る。
・歴史を学ぶことの面白さについて理解する。
《テキスト》
なし。毎回プリントを配布する。
《参考図書》
『考古学の方法 調査と分析』東京大学出版会
『考古学キーワード 改定版』有斐閣双書
『考古学 その方法と現状』放送大学教材
《授業時間外学習》
毎回短時間でいいので、ノートをまとめ、復習を行うこと。
《成績評価の方法》
授業態度及び期末試験の結果で評価する。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
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4
5
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15
テーマ
ガイダンス
考古学とは
考古学の歴史
考古学の研究
学習内容など
授業の説明
考古学はどのような学問か?
欧米における考古学の発展
日本考古学のあゆみ
発掘調査
編年∼形式学的方法・層位学的方法
考古学の様々な研究事例、特に自然科学的手法を使った研究事例
考古学の成果と課題Ⅰ
旧石器・縄文時代の考古学
考古学の成果と課題Ⅱ
弥生時代の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅲ
弥生時代の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅳ
古墳時代の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅴ
古墳時代の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅵ
古代の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅶ
古代の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅷ
中近世の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅸ
中近世の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅹ
中近世の考古学Ⅲ
まとめ
考古学と現代
考古学の方法
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
民俗学
担当者氏名
吉留 徹
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
日本人の生活の基礎にある、伝統的な習慣(民俗慣行)から
生み出された民俗資料を取り上げ、現代社会における民俗学
の意義や民俗資料そのもののについて考えます。
民俗学の研究対象である「民間伝承」のもつ意味を検討し、
その資料採集方法、分析方法等の実践的な調査を通して、地
域社会の人々の生活史や民俗的思考・意識を探り、歴史学的
側面、現代学としての民俗学の可能性を考えていきます。
《授業の到達目標》
主に民俗学に関する基礎的な知識の理解および基本的な民俗
調査(フィールド・ワーク)が実施できることを目的とする
。民俗学的側面から現代の地域社会における様々な課題を設
定し調査分析する能力を身につける。
《成績評価の方法》
授業内の小テスト
前期レポート(課題および内容については講義最初のガイダ
ンスで伝える。)
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
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11
12
13
14
15
テーマ
民俗学の方法論Ⅰ
民俗学の方法論Ⅱ
社会経済伝承資料論Ⅰ
社会経済伝承資料論Ⅱ
社会経済伝承資料論Ⅲ
儀礼信仰伝承資料論Ⅰ
儀礼信仰伝承資料論Ⅱ
儀礼信仰伝承資料論Ⅲ
儀礼信仰伝承資料論Ⅳ
儀礼信仰伝承資料論V
儀礼信仰伝承資料論Ⅵ
《テキスト》
基本的にはプリントを使用。柳田國男『遠野物語』は講義で
使用する場合もあるので、事前に読んで置くことが望ましい
。
《参考図書》
柳田國男『遠野物語』『先祖の話』等
『日本民俗学概論』『図説日本民俗学』等
《授業時間外学習》
民俗学はフィールド・ワークが大事なので、常日頃の生活か
ら問題意識をもって送ってもらいたい。
《備考》
学習内容など
ガイダンス。民俗学の定義、およびその方法論について、「柳田国男の民俗学」を学
ぶ。
「柳田国男の民俗学」と80年代の民俗論および現代民俗学の方法論的課題について
検討する。
前近代的「ムラ」と近代的「ムラ」そして現在の様々な「共同体(コミュニティー)
」を通し、民俗を担う社会組織を考える。
「生業」とは何か。かつての「農水産業」を中心とした第1次産業経済から現在の6
次経済産業社会への変化変容を考える。
Ⅰ.Ⅱの社会経済構造の変化のなかで、民俗学の研究対象である「民間伝承」の「伝
承母体」の変容について検討する。
年中行事・人生儀礼といった民俗学の中心的課題について、学史的検討をおこないな
がら、現代における年中行事・人生儀礼の問題を考える。
現代おこなわれる年中行事のうち、下関およびその周辺における具体的な事例をいく
つかとりあげ、「民間伝承」における現代的課題について検討する。
現代おこなわれる人生儀礼のうち、下関およびその周辺における具体的な事例をいく
つかとりあげ、「民間伝承」における現代的課題について検討する。
民俗学がもっとも研究対象の中心にすえた民間信仰について、柳田國男の祖霊信仰に
ついて考える。
葬送儀礼と死者供養の変容について、仏教と民俗の関係について考える。
民俗調査論Ⅱ
「墓」をはじめ慰霊碑や供養碑の問題などを取り上げながら、死者との関連を考えて
いく。
信仰と不可分の民俗芸能(神楽・風流)について下関およびその周辺における具体的
な事例を題材に、「伝承」についての現代的課題を検討する。
現代における民俗調査の意義について、実際にフィールドを体験し、民俗調査入門を
おこなう。
課題の設定等、実際の民俗調査理論について学ぶ。
まとめ
現代民俗学における課題と実践について学ぶ。
儀礼信仰伝承資料論Ⅵ
民俗調査論Ⅰ
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
文化人類学
担当者氏名
松下 孝幸
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
形質人類学(自然人類学)はヒトの生物学です。人類と日本
人のルーツについて、大進化と小進化という視点でヒトの形
質変化をたどり、併せて未来を予測してみたい。
《テキスト》
資料を準備します。
《参考図書》
講義の中で紹介します。
《授業の到達目標》
①猿人から現生人類までの変化(大進化)を理解し、その過
程を解説できる
②縄文人から近代人までの形質変化(小進化)の概要とその
変化の要因を説明することができる。
③将来予測される危機への対策を考え、具体的な方策を実際
の日常生活のなかで実践できるようする。
《授業時間外学習》
特に必要ない。普通に新聞を読むこと。
《成績評価の方法》
課題に関するレポート提出
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
形質人類学とはどのよう
な学問か?
骨学入門
学習内容など
講義の構成を示す。人類学概論の講義です。
骨学概論、骨学実習
形質人類学の資料となる人骨について概説し、実際に骨の同定などをしてもらいます
。
猿人から原人へ変化した過程をたどります。
人類の大進化1 猿人か
ら原人へ
人類学概論1
形質人類学の資料となる人骨について概説します。
人類学の概論を詳述します。
人類学概論2
人類学の概論を詳述します。
人類の大進化2 旧人か
ら新人へ
人類学概論3
旧人(ネアンデルタール人)から新人への変化の道のりをたどります。
日本人の起源1 旧石器
人・縄文人
日本人の起源2 弥生人
1
日本人の起源3 弥生人
2
日本人の起源4 古墳人
縄文人のルーツと旧石器人・縄文人の形質的特徴を詳しく解説します。
日本人の起源5 中世人
・近世人
現代人と未来
まとめ
人類学の概論を詳述します。
弥生時代になると顔かたちについて地域差が生じたことを明らかにし、その原因を考
察してみます。
中国大陸や台湾の古人骨について、その特徴を解説し、日本人(弥生人)との関係を
探ります。
古墳時代になると集団墓が造られなくなり、特定の階級の人々の顔かたちしかわかり
ませんが、古墳人と古代人の形質に言及してみます。
鎌倉・室町時代になると、日本人の顔かたちは激変します。どのような顔かたちにな
ったのか、そしてその原因ないったい何か、について考えてみます。
現代人はかつて一度も経験したことのない姿・かたちを獲得しつつあります。小進化
の行く末を予測してみましょう。
形質人類学は、現代人の生き方、生活スタイルに重要な警告を発しています。その成
果を踏まえて今後どのような生活をしていけばいいのか、考えてみましょう。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
演劇論
担当者氏名
古賀 今日子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
俳優の演技と様々な芸術表現を組み合わせ作り上げられる演
劇は総合芸術のひとつと捉えられています。この授業ではそ
の「演劇」の多岐に渡る魅力を、時代ごと、また、その発展
の歴史にそって映像で鑑賞し、語り合います。
授業計画は昨年のものをベースに作成しましたが、例年その
年に集まったメンバーの興味の矛先によって作品を選び直し
、ライブ感のある時間を目指しています。
《授業の到達目標》
「演劇」を味わうためのガイドとして、その歴史や手法、背
景を知る。
ひとつの見方に捉われず、様々な視点を持って自由な観客と
して作品を楽しむことが出来る。
他者と共にひとつの作品を鑑賞しその感想を共有するなかで
、多様な価値観、考え方があることを知り、豊かな感受性を
獲得できる。
《テキスト》
その都度、作品についてのガイドとなる資料を配布します。
《参考図書》
特になし
《授業時間外学習》
授業内で鑑賞した作品についてのレポートやアンケートを作
成していただきます。
《成績評価の方法》
レポートの提出。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
演劇との出会い+自己紹
介など
作品鑑賞 1
作品鑑賞 1
作品鑑賞 1→ディスカ
ッション
作品鑑賞 2
学習内容など
演劇との出会い。アンケート。
まずは、おそらく誰もが聞いた事のある作品を、3回に分けて鑑賞(初回アンケート
に基づいて作品を決定します。)
演出って?俳優って?様々な演劇に関わるポジションをもし自分だったら・・・と自
分に引き寄せて想像してみます。
舞台美術について考える。
日本の伝統芸能。わたしたちの国にある「演劇」を鑑賞してみましょう。
作品鑑賞 2
伝統・・・変わらないもの、変わったからこそ生き残るものに思いを馳せる。
作品鑑賞 2→ディスカ
ッション
作品鑑賞 3
今の私たちに変わらず届いたものは何でしょう。ディスカッション。
作品鑑賞 3
鑑賞。
作品鑑賞 3→ディスカ
ッション
作品鑑賞 4
作品が生まれる、その裏側にある思いを想像してみる。
作品鑑賞 4
落語。たった一人の演劇。想像力を駆使して噺を味わう。
作品鑑賞 5
もはや言葉を超える・・・どこまで演劇?どこから演劇?という作品にどっぷり触れ
てみる。
分かる、分からないという価値観を超えてみる。好き?嫌い?楽しい?不安?おおい
に語り合いましょう。
作品について、演劇自体について。まとめ。
作品鑑賞 5
作品鑑賞 5 →ディス
カッション
ミュージカルって見た事ありますか?
コントという小作品について。笑いを目指す演劇。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
編集実務
担当者氏名
宮崎 勝弘
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
新聞はニュースを伝えるとともに、現代社会の「知」の所産
にもなっている。ニュースをどう伝えるか。どう読んでもら
うか、読んでもらうためにどうした技術が駆使されているか
。それが新聞技術、「編集」である。その分野への理解を通
して、文化・文芸の世界の一端に触れる。
《授業の到達目標》
①新聞づくりの技術について知る
②時事問題への関心が高まる
③より広い視野で物事を考えるようになる
《テキスト》
特になし
《参考図書》
特にないが、日常的に新聞や書籍に親しむ。
《授業時間外学習》
「参考図書」の項に書いたことを努める。
《成績評価の方法》
レポートと授業出席と受講姿勢
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
オリエンテーション
学習内容など
本講義の目ざすものと受講上の注意点について
新聞とは
新聞の現況について
編集とは
広義の編集と狭義の編集について
編集の多義性1
書籍における「編集」
編集の多義性2
「編集」部員の使命
編集の多義性3
新聞「編集」の実体
編集の多義性4
新聞の「整理」と「編集」との関係について
編集の技術1
新聞編集の特色
編集の技術2
見出しと価値判断について
編集の技術3
レイアウトについて
編集の技術4
「総合」編集について
「編集」に挑戦1
記事を読み込み、見出しを考える
「編集」に挑戦2
全体のレイアウトを示し、一枚の紙面をつくる
「編集」の課題
現在の「編集」上の技術的、経済的課題を考える
振り返り
半年間の学びについて考える
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
演劇的表現の研究
担当者氏名
古賀 今日子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
「演劇」を知るにはやってみるのが一番です。演劇は英語で
いうとプレイ!ルールはあっても正解はありません。
演劇の様々な面白さを分解し再構築したプログラムを積み重
ね、最後には発表会を実施します。
未経験者も大丈夫。ひとつのイメージを人と共に形にしてい
く中でコミュニケーションの面白さ、伝える、伝わる喜び(
と、難しさ)を存分に味わっていただきます。
《授業の到達目標》
演劇をやってみることで、表現する難しさと楽しさを体感す
る。
ひとつの作品を作る事で、自分にしか見つけられない視点を
発見し、また同時に、他者と意見をすりあわせていく中で協
調性を得る事が出来る。
《成績評価の方法》
発表会の作品作り(発表含む)の過程と、その体験をもとに
レポートを作成していただきます。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
特になし
《参考図書》
特になし
《授業時間外学習》
発表前には少し作業をお願いするかもしれません。また、日
々の生活の中での様々なことがモチーフになっていくと思い
ます。
《備考》
体を動かしながらの授業です。激しい運動ではありませんが
、動きやすい服装での参加をお願いします。
テーマ
学習内容など
体験WS
出会いのワークショップ
演劇の体
意識して、止めること。ストップモーションで遊ぶ。
音
音だけシアター 耳で聞く演劇を作る
言葉A
台本を作ってみる、言葉を組み合わせる。行間を読む。
トラストワーク
催眠、ブラインドカーなど。
抽象的な体
ワンタッチオブジェからのシーン作り。
立ち位置
人間同士の距離感から場面を作る
言葉B
私たちの日常の会話を演劇に
言葉C
擬人化?脚本作りワーク。
社会派
新聞からシーン作り?
作品作り
全体のテーマやモチーフを決める
作品作り
グループワーク
作品作り
構成
発表会
お客さんを呼んで作品を見せてみる。
ふりかえり
発表した作品を全体で振り返り。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
ノンフィクション論
担当者氏名
宮崎 勝弘
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
「ノンフィクション冬の時代」といわれる。しかし、作品の
受け皿となる月刊誌も創刊されるなど、新しい動きも出てき
た。そうした状況を踏まえ、この時代や社会を特徴づける事
実に着目。その重さにこだわり、そこへ想像力を駆使しなが
ら、作品世界を理解し、あるいは作品を創り上げる。
《授業の到達目標》
ノンフィクションとは何かを知る。多くの作品に触れ、事実
の重さ、表現や言葉の使い方などに分け入る。その結果とし
て、社会や歴史への理解も深まる。
①人間の様々な生き方を知る、触れる
②社会的関心事への距離がせばまる
③文章表現についての関心が深まる
《テキスト》
授業に応じて、随時提示する。
《参考図書》
《授業時間外学習》
いわゆる社会常識、時事問題に関わることが多いため、日ご
ろから新聞や雑誌などニュースに親しむことを求める。
《成績評価の方法》
受講姿勢、レポート、出席
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
ガイダンス
学習内容など
授業概要や展開についての説明。自己紹介。
ノンフィクションとは
ノンフィクションとは何かを説明。
戦後社会の展開①
「高度経済成長」まで。
戦後社会の展開②
「高度成長」時代から「安定成長」時代まで。
戦後社会の展開③
「安定成長」時代から「失われた10年」を中心に。
戦後社会の展開④
何が書かれてきたか、作品群の把握。
主要作品の講読①
提示された作品を読み、解説、議論する。
主要作品の講読②
提示された作品を読み、解説、議論する。
主要作品の講読③
提示された作品を読み、解説、議論する。
主要作品の講読④
提示された作品を読み、解説、議論する。
主要作品の講読⑤
提示された作品を読み、解説、議論する。
レポート制作①
自分の興味・関心に基づいてテーマを決める。
レポート制作②
決めたテーマに関して、アプローチや資料取得の方法などを指導。
レポート制作③
発表と意見交換をする。
まとめ
半期の授業を振り返りつつ、授業内容を確認する。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
文芸創作演習Ⅰ
担当者氏名
宮崎 勝弘
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
よく知られたノンフィクションを中心に据えて進める。歴史
や時代を貫くテーマや、そこで起きた事件、生き抜いた人間
を主要な関心対象として、「事実」の重さに徹底的にこだわ
る。さらに、それをどう書くか。各自のテーマに即して表現
手法についても学ぶ。
《授業の到達目標》
①ノンフィクションへの関心を通して現代社会への理解が深
まる。
②「卒業制作」づくりを通じ、文章表現の技術を得る。
③演習の場を経験し、人間関係のあり方を学ぶ。
《テキスト》
教科書は使わず、演習の進度や展開をみながら、適宜、関係
文献を提示する。
《参考図書》
《授業時間外学習》
歴史的、時事的な問題への関心が必要なので、新聞はもちろ
ん、広範は読書を求める。
《成績評価の方法》
授業姿勢、発表、出席
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
ガイダンス
学習内容など
授業の概要や自己紹介。
ジャーナリズム、メディ
アとは何か
ノンフィクションの世界
とは
戦後社会
ジャーナリズム、メディアとは何かについて、講義形式で授業を展開。
戦後史
戦後史を彩った人たちについて、講義形式で授業を展開。
主要作品の講読①
提示された作品を読み、意見を交換する。
主要作品の講読②
提示された作品を読み、意見を交換する。
主要作品の講読③
提示された作品を読み、意見を交換する。
主要作品の講読④
提示された作品を読み、意見を交換する。
ファールドワーク①
演習の中で出てきた現地や関係者を訪ねる。
ファールドワーク②
演習の中で出てきた現地や関係者を訪ねる。
レポート作成①
各自興味と関心に基づいてテーマを決める。
レポート作成②
各自アプローチ方法について指導する。
レポート作成③
発表、意見を交換する。
まとめ
前期の学びを振り返る。
ノンフィクションの世界について、講義形式で授業を展開。
戦後社会で何があったのかについて、講義形式で授業を展開。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
文芸創作演習Ⅰ
担当者氏名
渡辺 玄英
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
現代詩、短歌、俳句、エッセイなどの表現分野で卒業制作が
できるように創作する。
そのために多様な作品を読み、表現のレベルアップを図る。
《テキスト》
適宜、資料を配布する
《参考図書》
なし
《授業の到達目標》
1,表現力と批評力を高め、合評にて自分の考えを他者に伝え
ることが出来るようになる。
2,初心者の作品と比較して大きく上回る作品を創作する。
3,多様な作品にふれて、自己の創作領域を拡張できるように
なる。
《授業時間外学習》
予習、復習をして授業に臨むこと
作品を制作すること
《成績評価の方法》
授業での積極性、発言の有無(30%)
課題への意欲、作品の質(70%)
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
学習内容など
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
まとめ
反省と発見の発表
3年・前期
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
文芸創作演習Ⅰ
担当者氏名
村田 喜代子
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
一年間に二作、30枚の短篇小説を作るための実作体験をめざ
す。そのために短篇名作をテキストにして、読み合せ、構成
・テーマ・表現などを考える。学生は現代文学を読んでいる
者が少ないので、名作を選んで読ませる。おもに外国文学を
用いて、世界を広げる。
《授業の到達目標》
1.自分の個性の追求。
2.表現の上達。
3.年間30枚の小説を2作完成させる。
《テキスト》
毎回選んでコピーし配布。
基本テキストとして「縦横無尽の文章レッスン」村田喜代子
(朝日新聞出版)
《参考図書》
《授業時間外学習》
授業ごとに指示
《成績評価の方法》
実作作品の質。
《備考》
実作を通して文章表現の質を高める。講義と個別指導。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
名家の文章を味わう
学習内容など
これだけは読んでおこう、名作短篇。
名家の文章を味わう
これだけは読んでおこう、名作短篇。
名家の文章を味わう
これだけは読んでおこう、名作短篇。
名家の文章を味わう
これだけは読んでおこう、名作短篇。
名家の文章を味わう
現代日本の小説を読む。
名家の文章を味わう
現代日本の小説を読む。
合宿創作
ゼミ合宿(1)。
合宿創作
ゼミ合宿(1)。
読み合わせ
合宿中の提出作品の読み合わせ。
読み合わせ
提出作品の読み合わせ。
読み合わせ
提出作品の読み合わせ。
読み合わせ
提出作品の読み合わせ。
読み合わせ
提出作品の読み合わせ。
実作
定期試験用の作品の実作。
まとめ
これまでの学びの振り返り
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
文芸創作演習Ⅰ
担当者氏名
菅 孝行
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
前期・後期とも、作品制作に向けた準備作業(ジャンルの確
定、テーマ設定、資料収集、プロットの構想)のサポートの
ために教員がアドヴァイスを行い、試作や収集した資料の発
表を学生が相互に批評し意見交換する場とする
(当ゼミの対象ジャンルはシナリオ、戯曲、批評とする。批
評は広義の文芸批評、直接、政治、経済などを対象とするも
のは含まない)
《授業の到達目標》
1、各自が制作する作品のジャンル・テーマ・設定・構成を明
確にする。
2、そのために、資料収集、創作のための試行錯誤を実践でき
るようになる。
3、自分の制作する作品のテーマ・内容を他人に説明できる
ようになる。
《成績評価の方法》
ゼミの成果を踏まえた各自のテーマに即したレポート
必ずしも作品を提出する必要はない
むしろ簡潔な計画の提出が望ましい
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
ガイダンス・情報交換
学生の発表および討議(
1)
学生の発表および討議(
2)
学生の発表および討議(
3)
学生の発表および討議(
4)
学生の発表および討議(
5)
学生の発表および討議(
6)
学生の発表および討議(
7)
学生の発表および討議(
8)
学生の発表および討議(
9)
学生の発表および討議(
10)
学生の発表および討議(
11)
学生の発表および討議(
12)
学生の発表および討議(
13)
前期のまとめ
《テキスト》
なし 必要に応じてプリントを配布する
《参考図書》
必要に応じて授業のなかで指示する(ゴールが互いに違う以
上、全員共通の参考図書はない)
《授業時間外学習》
各自の自助努力(必要に応じて助言する)
《備考》
なし
学習内容など
ガイダンスの後、各自が現状でのプランを簡単に報告し、教員と意見交換しつつ、作
業の概略の工程表を構想する
原則として毎回、複数の学生が進捗状況や新たな発見、プランの変更などについて順
次発表し、教員の助言に基づいて、相互に合評する
同上(複数回、自分の発表の順番が回ってくることを「覚悟」しておくこと)
同上(複数回、自分の発表の順番が回ってくることを「覚悟」しておくこと)
同上(複数回、自分の発表の順番が回ってくることを「覚悟」しておくこと)
同上(複数回、自分の発表の順番が回ってくることを「覚悟」しておくこと)
同上(複数回、自分の発表の順番が回ってくることを「覚悟」しておくこと)
同上(複数回、自分の発表の順番が回ってくることを「覚悟」しておくこと)
同上(複数回、自分の発表の順番が回ってくることを「覚悟」しておくこと)
同上(複数回、自分の発表の順番が回ってくることを「覚悟」しておくこと)
同上(複数回、自分の発表の順番が回ってくることを「覚悟」しておくこと)
同上(複数回、自分の発表の順番が回ってくることを「覚悟」しておくこと)
同上(複数回、自分の発表の順番が回ってくることを「覚悟」しておくこと)
同上(複数回、自分の発表の順番が回ってくることを「覚悟」しておくこと)
期の達成(途中でよい)を文章化して提出する(できれば全員について、相互の質疑、
意見交換を行いたい)
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
文芸創作演習Ⅱ
担当者氏名
渡辺 玄英
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
現代詩、短歌、俳句、エッセイなどの表現分野で卒業制作が
できるように創作する。
そのために多様な作品を読み、表現のレベルアップを図る。
《テキスト》
適宜、資料を配布する
《参考図書》
なし
《授業の到達目標》
表現力と批評力を高め、合評にて自分の考えを他者に説得力
をもって伝えることが出来るようになる。
創作する。
《成績評価の方法》
授業での積極性、発言の有無(30%)
課題への意欲、作品の質(70%)
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《授業時間外学習》
予習、復習をして授業に臨むこと
作品を制作すること
《備考》
テーマ
学習内容など
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
まとめ
反省と発見の発表
3年・後期
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
文芸創作演習Ⅱ
担当者氏名
村田 喜代子
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
一年間に二作、30枚の短篇小説を作るための実作体験をめざ
す。短篇名作の読み合せで、構成・描写・表現を学ぶ。テキ
ストは生徒の上達度に応じて選ぶ。
《テキスト》
授業内で指示
《参考図書》
《授業の到達目標》
1.自分の個性の追求。
2.表現の上達。
3.年間30枚の小説を2作完成させる。
《授業時間外学習》
授業で指示
《成績評価の方法》
課題の達成度
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
昭和の名作
学習内容など
昭和の名作を鑑賞する中で、構成、描写、テーマ等を講義。
平成の名作
平成の名作を鑑賞。若い作家の作品を中心に。
平成の名作
平成の名作。短編にこだわらず、長編も読む。
平成の名作
平成の名作。中篇。多様な文体の競演を味わう。
世界の現代小説
世界の現代小説。与えられた資料作品を読んでおくこと。
世界の現代小説
世界の現代小説。
合宿
一泊二日の予定で合宿し、実作に挑戦する。
実作
実作。個別指導。
合評
読み合わせ。
合評
読み合わせ。
合評
読み合わせ。
合評
読み合わせ。
補足
補足講義。
補足
補足講義。
まとめ
学びの振り返り。30枚の短編小説の提出
3年・後期
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
文芸創作演習Ⅱ
担当者氏名
菅 孝行
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
前期・後期とも、作品制作に向けた準備作業(ジャンルの確
定、テーマ設定、資料収集、プロットの構想)のサポートの
ために教員がアドヴァイスを行い、試作や収集した資料の発
表を学生が相互に批評し意見交換する場とする(当ゼミの対
象ジャンルはシナリオ、戯曲、批評とする。批評の対象領域
は映画・演劇・ノンフィクションを含む広義の文言批評に限
る。直接、政治、経済などを対象とする批評は含まない)。
《授業の到達目標》
1、卒業制作への見通しがたつところまで作品の全体構成を
緻密化する。
2、そのために必要な、資料収集、創作の試行錯誤を積み重
ねる。
3、自分の制作する作品のテーマ・内容を他人に緻密に説明
できるようになる。
《成績評価の方法》
{卒業制作の初稿もしくは詳細な草稿となるようなものか、
卒業制作とは別の、完成された作品もしくは完成に近い作品
が望ましいが、それを絶対条件とはしない}到達目標に向け
て、前期よりも作業がさらに進捗していることを教員が現認
できる内容であればよい。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
なし 必要に応じてプリントを配布する。
《参考図書》
必要に応じて授業のなかで指示する(ゴールが互いに違う以
上、全員共通の参考図書はない)。
《授業時間外学習》
各自の自助努力(必要に応じて指示・助言する)。
《備考》
なし
テーマ
現状報告①
学習内容など
各自の現状での進捗状況を簡単に報告し、相互批評、質疑を行う。
現状報告②
同上
現状報告③
同上
学生の発表および討議①
学生の発表および討議②
複数の学生が進捗状況や新たな発見、プランの変更などについて順次発表し、教員の
助言に基づいて、相互に合評する。
同上(複数回、自分の発表の順番が回ってくることを「覚悟」しておくこと)
学生の発表および討議③
同上(複数回、自分の発表の順番が回ってくることを「覚悟」しておくこと)
学生の発表および討議④
同上(複数回、自分の発表の順番が回ってくることを「覚悟」しておくこと)
学生の発表および討議⑤
同上(複数回、自分の発表の順番が回ってくることを「覚悟」しておくこと)
学生の発表および討議⑥
同上(複数回、自分の発表の順番が回ってくることを「覚悟」しておくこと)
学生の発表および討議⑦
同上(複数回、自分の発表の順番が回ってくることを「覚悟」しておくこと)
学生の発表および討議⑧
同上(複数回、自分の発表の順番が回ってくることを「覚悟」しておくこと)
学生の発表および討議⑨
同上(複数回、自分の発表の順番が回ってくることを「覚悟」しておくこと)
学生の発表および討議⑩
同上(複数回、自分の発表の順番が回ってくることを「覚悟」しておくこと)
卒業制作に対する意見交
換①
卒業制作に対する意見交
換②
今年度の達成を提出する(相互の合評、質疑、意見交換を行う)
同上
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
中古文学作品研究
担当者氏名
安道 百合子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
『源氏物語』を読む。第一部から、桐壷・若紫・葵・賢木・
明石・薄雲の六巻を取り上げ、部分的に詳しく読む。テキス
トや絵巻を用いて、『源氏物語』について概要を知るととも
に、できるだけ原文を丹念に読むことによって、『源氏物語
』の魅力や中古文学の面白さを味わう。
《授業の到達目標》
1.『源氏物語』がどのような作品であるか、その概要を知
る。
2.原文を読むことによって、読解の手続きを知り、『源氏
物語』についての理解を深める。
3.中古の物語文学の面白さを味わう。
《成績評価の方法》
小テスト20%
受講態度と受講後の感想文の内容20%
期末テスト60%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
中古文学の定義
《テキスト》
ビギナーズクラシックス源氏物語(角川文庫)
《参考図書》
適宜紹介する。
《授業時間外学習》
授業で扱わない部分をテキストで予習し、適宜参考文献に目
配りする。週180分以上を授業時間外の学習時間の目安と
すること。
《備考》
桐壺巻を読む①
学習内容など
平安時代の文学はどこからどこまでか、歴史区分と文学史的区分について説明し、中
古文学の特徴について解説する。
古典の日の制定理由。『源氏物語』の作者、成立背景、伝本、享受などについて解説
し、基本的な知識を得る。
冒頭の桐壺巻を読む。桐壺帝の桐壺更衣への寵愛と死別。
桐壺巻を読む②
冒頭の桐壺巻を読む。桐壺帝の嘆きと更衣母への弔問。光源氏の誕生。
若紫巻を読む①
若紫巻を読む。「若紫」という言葉。のちに紫の上と呼ばれる少女との出会い。
若紫巻を読む②
若紫巻を読む。藤壺の宮との禁忌の恋。
葵巻を読む①
葵巻を読む。賀茂祭での車争い。
葵巻を読む②
賢木巻を読む①
葵巻を読む。六条御息所の生霊が産褥の葵の上を苦しめる。葵の上の死。紫の上との
新枕。
賢木巻を読む。六条御息所の伊勢下向。
賢木巻を読む②
賢木巻を読む。藤壺の宮の出家に至るまで。朧月夜との密会発覚。
明石巻を読む①
明石巻を読む。故桐壺帝の夢告。
明石巻を読む②
明石巻を読む。明石の君との出会いと別れ。
薄雲巻を読む①
薄雲巻を読む。明石の姫君を養女として引き取る。
薄雲巻を読む②
薄雲巻を読む。藤壺の宮の死。
まとめ
『源氏物語』の魅力について考える。
『源氏物語』の概要
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
近代文学作品研究
担当者氏名
浅野 洋
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
日本の近代文学作品を受講生とともにじっくりと読み込んで
ゆく。受講生の人数によるが、可能ならばゼミ形式で授業を
進める。以下の「授業計画」にあげた作品は、その指標とな
る仮のリストで、各自その中から自分の担当作品を選択し、
発表することとする。多人数の場合は、適宜、このリスト中
の作品を採り上げ、論じてゆく。
《授業の到達目標》
①多角的な視点による柔軟性を身につける。
②論理的な思考力を体得する。
③テキストの背景や意味に対する理解力を高める。
《テキスト》
プリントを用意する
《参考図書》
講義の中で指示
《授業時間外学習》
当該作品を事前に読む
《成績評価の方法》
ふだんの受講態度(出席状況)とレポート
《備考》
特になし
《授業計画》
週
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15
テーマ
作品研究入門
学習内容など
作品研究の方法論やレジュメ作成の解説
樋口一葉「十三夜」
研究方法・レジュメ作成・発表のモデル提示
樋口一葉「大つごもり」
研究方法・レジュメ作成・発表のモデル提示
森鷗外「最後の一句」
受講生の発表および討論
森鷗外「高瀬舟」
受講生の発表および討論
森鷗外「百物語」
受講生の発表および討論
芥川龍之介「秋」
受講生の発表および討論
芥川龍之介「舞踏会」
受講生の発表および討論
芥川龍之介「奉教人の死
」
菊池寛「恩讐の彼方に」
受講生の発表および討論
宮沢賢治「よだかの星」
受講生の発表および討論
宮沢賢治「銀河鉄道の夜
」
梶井基次郎「檸檬」
受講生の発表および討論
太宰治「魚服記」「おさ
ん」
織田作之助「木の都」
受講生の発表および討論
受講生の発表および討論
受講生の発表および討論
受講生の発表および討論
3年・前期
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
日本語史
担当者氏名
播磨 桂子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
「日本語」という言語について、歴史的な観点をもって捉え
ることをめざす。文献資料などを用いてある時代の日本の言
葉がどのようなものであったのかを推定し時間軸上に位置づ
けた先行研究による日本語の歴史を分野ごとに学びながら、
受講者それぞれが現代の日本語との関連において捉えられる
ようにしたい。
《授業の到達目標》
「日本語」の歴史的な捉え方について基本的な知識を持つ。
日本語の過去の姿を探る上で重要な資料についての知識を持
つ。
日本語の歴史的な経緯を現代日本語との関連において捉える
。
《テキスト》
適宜プリントを配布する。
《参考図書》
授業中に指示する。
《授業時間外学習》
授業中に指示した図書や資料に積極的にあたる。
単に読むだけではなく、読書ノート(書名、著者名、出版年
、内容に関するメモなど)をとる。
《成績評価の方法》
平常の授業参加、期末試験。
《備考》
《授業計画》
週
1
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14
15
テーマ
日本語について
「日本語の歴史」をどう学ぶか。
学習内容など
音韻(1)
上代∼中古の音韻体系。
音韻(2)
中世∼近世の音韻体系。
音韻(3)
現代語にいたるまで。
文字・表記(1)
漢字の受容と応用。
文字・表記(2)
かな文字の発生とさまざまな表記法。
文字・表記(3)
現代語表記の制定。
語彙分野(1)
語種の観点から。
語彙分野(2)
意味・用法の変化。
語彙分野(3)
形態の変化。
文法(1)
上代∼中世の文法。
文法(2)
中世∼近世の文法。
文法(3)
現代語にいたるまで。
敬語(1)
敬語の変化をどのようにとらえられるか。
敬語(2)
敬語の変化をどのようにとらえられるか。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
考古学
担当者氏名
渡辺 一雄
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
歴史学の一分野である考古学の概要について学びます。考古
学とはどのような学問なのか、歴史を復元するための具体的
方法について講義します。授業は講義が中心となります。映
像・画像・実物資料を可能な限り利用しながら進めたいと思
います。はじめは方法論など考古学の基本を、つぎに時代ご
との考古学の成果と問題点について講義します。
《授業の到達目標》
・考古学の概要と歴史研究のための有効性を理解する。
・関門地域や全国各地の代表的な遺跡の概要を知る。
・歴史を学ぶことの面白さについて理解する。
《テキスト》
なし。毎回プリントを配布する。
《参考図書》
『考古学の方法 調査と分析』東京大学出版会
『考古学キーワード 改定版』有斐閣双書
『考古学 その方法と現状』放送大学教材
《授業時間外学習》
毎回短時間でいいので、ノートをまとめ、復習を行うこと。
《成績評価の方法》
授業態度及び期末試験の結果で評価する。
《備考》
《授業計画》
週
1
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15
テーマ
ガイダンス
考古学とは
考古学の歴史
考古学の研究
学習内容など
授業の説明
考古学はどのような学問か?
欧米における考古学の発展
日本考古学のあゆみ
発掘調査
編年∼形式学的方法・層位学的方法
考古学の様々な研究事例、特に自然科学的手法を使った研究事例
考古学の成果と課題Ⅰ
旧石器・縄文時代の考古学
考古学の成果と課題Ⅱ
弥生時代の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅲ
弥生時代の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅳ
古墳時代の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅴ
古墳時代の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅵ
古代の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅶ
古代の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅷ
中近世の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅸ
中近世の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅹ
中近世の考古学Ⅲ
まとめ
考古学と現代
考古学の方法
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
民俗学
担当者氏名
吉留 徹
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
日本人の生活の基礎にある、伝統的な習慣(民俗慣行)から
生み出された民俗資料を取り上げ、現代社会における民俗学
の意義や民俗資料そのもののについて考えます。
民俗学の研究対象である「民間伝承」のもつ意味を検討し、
その資料採集方法、分析方法等の実践的な調査を通して、地
域社会の人々の生活史や民俗的思考・意識を探り、歴史学的
側面、現代学としての民俗学の可能性を考えていきます。
《授業の到達目標》
主に民俗学に関する基礎的な知識の理解および基本的な民俗
調査(フィールド・ワーク)が実施できることを目的とする
。民俗学的側面から現代の地域社会における様々な課題を設
定し調査分析する能力を身につける。
《成績評価の方法》
授業内の小テスト
前期レポート(課題および内容については講義最初のガイダ
ンスで伝える。)
《授業計画》
週
1
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15
テーマ
民俗学の方法論Ⅰ
民俗学の方法論Ⅱ
社会経済伝承資料論Ⅰ
社会経済伝承資料論Ⅱ
社会経済伝承資料論Ⅲ
儀礼信仰伝承資料論Ⅰ
儀礼信仰伝承資料論Ⅱ
儀礼信仰伝承資料論Ⅲ
儀礼信仰伝承資料論Ⅳ
儀礼信仰伝承資料論V
儀礼信仰伝承資料論Ⅵ
《テキスト》
基本的にはプリントを使用。柳田國男『遠野物語』は講義で
使用する場合もあるので、事前に読んで置くことが望ましい
。
《参考図書》
柳田國男『遠野物語』『先祖の話』等
『日本民俗学概論』『図説日本民俗学』等
《授業時間外学習》
民俗学はフィールド・ワークが大事なので、常日頃の生活か
ら問題意識をもって送ってもらいたい。
《備考》
学習内容など
ガイダンス。民俗学の定義、およびその方法論について、「柳田国男の民俗学」を学
ぶ。
「柳田国男の民俗学」と80年代の民俗論および現代民俗学の方法論的課題について
検討する。
前近代的「ムラ」と近代的「ムラ」そして現在の様々な「共同体(コミュニティー)
」を通し、民俗を担う社会組織を考える。
「生業」とは何か。かつての「農水産業」を中心とした第1次産業経済から現在の6
次経済産業社会への変化変容を考える。
Ⅰ.Ⅱの社会経済構造の変化のなかで、民俗学の研究対象である「民間伝承」の「伝
承母体」の変容について検討する。
年中行事・人生儀礼といった民俗学の中心的課題について、学史的検討をおこないな
がら、現代における年中行事・人生儀礼の問題を考える。
現代おこなわれる年中行事のうち、下関およびその周辺における具体的な事例をいく
つかとりあげ、「民間伝承」における現代的課題について検討する。
現代おこなわれる人生儀礼のうち、下関およびその周辺における具体的な事例をいく
つかとりあげ、「民間伝承」における現代的課題について検討する。
民俗学がもっとも研究対象の中心にすえた民間信仰について、柳田國男の祖霊信仰に
ついて考える。
葬送儀礼と死者供養の変容について、仏教と民俗の関係について考える。
民俗調査論Ⅱ
「墓」をはじめ慰霊碑や供養碑の問題などを取り上げながら、死者との関連を考えて
いく。
信仰と不可分の民俗芸能(神楽・風流)について下関およびその周辺における具体的
な事例を題材に、「伝承」についての現代的課題を検討する。
現代における民俗調査の意義について、実際にフィールドを体験し、民俗調査入門を
おこなう。
課題の設定等、実際の民俗調査理論について学ぶ。
まとめ
現代民俗学における課題と実践について学ぶ。
儀礼信仰伝承資料論Ⅵ
民俗調査論Ⅰ
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
文化人類学
担当者氏名
松下 孝幸
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
形質人類学(自然人類学)はヒトの生物学です。人類と日本
人のルーツについて、大進化と小進化という視点でヒトの形
質変化をたどり、併せて未来を予測してみたい。
《テキスト》
資料を準備します。
《参考図書》
講義の中で紹介します。
《授業の到達目標》
①猿人から現生人類までの変化(大進化)を理解し、その過
程を解説できる
②縄文人から近代人までの形質変化(小進化)の概要とその
変化の要因を説明することができる。
③将来予測される危機への対策を考え、具体的な方策を実際
の日常生活のなかで実践できるようする。
《授業時間外学習》
特に必要ない。普通に新聞を読むこと。
《成績評価の方法》
課題に関するレポート提出
《備考》
《授業計画》
週
1
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15
テーマ
形質人類学とはどのよう
な学問か?
骨学入門
学習内容など
講義の構成を示す。人類学概論の講義です。
骨学概論、骨学実習
形質人類学の資料となる人骨について概説し、実際に骨の同定などをしてもらいます
。
猿人から原人へ変化した過程をたどります。
人類の大進化1 猿人か
ら原人へ
人類学概論1
形質人類学の資料となる人骨について概説します。
人類学の概論を詳述します。
人類学概論2
人類学の概論を詳述します。
人類の大進化2 旧人か
ら新人へ
人類学概論3
旧人(ネアンデルタール人)から新人への変化の道のりをたどります。
日本人の起源1 旧石器
人・縄文人
日本人の起源2 弥生人
1
日本人の起源3 弥生人
2
日本人の起源4 古墳人
縄文人のルーツと旧石器人・縄文人の形質的特徴を詳しく解説します。
日本人の起源5 中世人
・近世人
現代人と未来
まとめ
人類学の概論を詳述します。
弥生時代になると顔かたちについて地域差が生じたことを明らかにし、その原因を考
察してみます。
中国大陸や台湾の古人骨について、その特徴を解説し、日本人(弥生人)との関係を
探ります。
古墳時代になると集団墓が造られなくなり、特定の階級の人々の顔かたちしかわかり
ませんが、古墳人と古代人の形質に言及してみます。
鎌倉・室町時代になると、日本人の顔かたちは激変します。どのような顔かたちにな
ったのか、そしてその原因ないったい何か、について考えてみます。
現代人はかつて一度も経験したことのない姿・かたちを獲得しつつあります。小進化
の行く末を予測してみましょう。
形質人類学は、現代人の生き方、生活スタイルに重要な警告を発しています。その成
果を踏まえて今後どのような生活をしていけばいいのか、考えてみましょう。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
日本文化研究法
担当者氏名
倉本 昭
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
日本の妖怪変化について、近世と近現代における研究史をも
とに考察していく。近代になって妖怪変化の分類や定義が行
われ、現代では東アジア恠異学会まで設立されている。それ
らの研究に材を提供するものとして、近世に書かれた膨大な
怪異談や、魅力的な妖怪画の数々がある。近世における妖怪
文献をとりあげながら、恐ろしくも、どこか愛らしい妖怪た
ちの生態をながめ、日本の文化史の文脈の中でとらえなおす
。
《授業の到達目標》
①いわゆる妖怪学の成立過程を把握する。
②妖怪絵巻を読み解きながら、妖怪に託された日本人のユー
モ ア、自然への畏怖、社会批判などの精神を探っていく。
③妖怪の現代社会における存在意義を確認する。
《成績評価の方法》
受講態度と学期末のテストによる
《テキスト》
プリントで配布
《参考図書》
適宜紹介するが、図書館に代表的なものが蔵されている
《授業時間外学習》
授業を踏まえ、多様なメディアで妖怪変化について独自の知
識を仕入れるのも愉しいであろう。マンガやアニメ、ドラマ
に出てくるグロテスクで、ユニークでもあるキャラも、妖怪
学の知を踏まえて読み直せば、新たな一面を見せてくれるだ
ろう。授業の後半には下関市内で幽霊にかかわる祭りもある
ので、見にいくといい。
《備考》
怪異談が苦手という人へ―むやみに怖がらせるような内容で
はないけれど、よほど苦手なら履修するかどうか熟考すると
よい
《授業計画》
週
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15
テーマ
妖怪学のながれ
学習内容など
近代になって妖怪を分類し、民俗学の範疇で研究を始めた先学たちの業績
妖怪草子を読む(1)
妖怪草子の源流としての地獄草紙・餓鬼草紙・北野天神縁起などを見ていく
妖怪草子を読む(2)
土蜘蛛草子の巻頭から妖怪女房との出会いまで
妖怪草子を読む(3)
土蜘蛛草子の続き。渡辺綱の智慧の輝き
妖怪草子を読む(4)
土蜘蛛草子の続き。頼光主従の勝利
稲生物怪録の愉悦(1)
稲生物怪録を抜粋して読み、妖怪たちの図像学にもこだわっていく。
稲生物怪録の愉悦(2)
稲生物怪録の続き。古典類話との相似について
稲生物怪録の愉悦(3)
稲生物怪録の続き。魔王との邂逅と離別
近世妖怪物語を読む(1)
『伽婢子』を読む
近世妖怪物語を読む(2)
『伽婢子』を読む
近世妖怪物語を読む(3)
『伽婢子』を読む
近世妖怪物語を読む(4)
『伽婢子』を読む
下関と妖怪
有名な耳なし芳一以外に、下関に伝わる妖怪談を紹介する。
西洋モンスターとデーモ
ン(1)
西洋モンスターとデーモ
ン(2)
西洋の妖怪たちの紹介。比較文化学の一環として
西洋の妖怪たちの紹介。比較文化学の一環として
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
関門文化特論Ⅰ
担当者氏名
浅野 洋
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
「文学における原(げん)風景」という言葉があります。こ
れは作家の精神形成の核(コア)となる風景を意味しますが
、なかでも故郷の風景は最も「原風景」になりやすいもので
す。そうした意味を考えつつ、少年期や青年期を山口県や大
分県(関門海峡の周辺)で過ごした国木田独歩の作品を読ん
でみようと思う。
《授業の到達目標》
①下関近辺および関門地域の歴史や文学について知識を深め
る。
②地域と文化の関係性について考える。
③現代生活と地域文化や風土とのつながりを歴史的に見直す
。
《テキスト》
プリントを用意する。
《参考図書》
講義の中で指示。
《授業時間外学習》
独歩の作品を読む。
《成績評価の方法》
ふだんの受講態度とレポート
《備考》
特になし。
《授業計画》
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15
テーマ
故郷と精神風土①
学習内容など
映画監督J・レルナトーレと故郷シチリア
故郷と精神風土②
小林秀雄「故郷を失った文学」など
国木田独歩の生涯
山口県および大分県との関連
「源叔父」①
作品中に登場する風土や情景を軸として作品を考える
「源叔父」②
〃
「忘れえぬ人々」①
〃
「忘れえぬ人々」②
〃
「忘れえぬ人々」③
〃
「少年の悲哀」①
〃
「少年の悲哀」②
〃
「酒中日記」①
〃
「酒中日記」②
〃
「春の鳥」①
〃
「春の鳥」②
〃
まとめ
犀星「小景異情」など故郷への複雑な感情を示す
3年・後期
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
関門文化特論Ⅱ
担当者氏名
中島 順一
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
関門海峡をはさんで展開してきた美術の動向を知り、それぞ
れの環境で活動した作家たちの作品を鑑賞し共感することで
、作家と美術作品、風土と美術の関係を探る。さらに世界的
な画家の風土性を認識し、あわせて関門に展開してきた美術
の独自性と在り方を理解する。
《授業の到達目標》
関門の地で活動した美術作家とその作品について広く認識し
、風土と美術の関係、美術に独自のコミュニーケーションを
、自ら探求する力を養う。
《テキスト》
講義レジュメ等を配布する。
《参考図書》
《授業時間外学習》
関門海峡周辺の美術館を訪れておく。
《成績評価の方法》
レポート(3回)で評価する。
《備考》
関門に由来する美術やその他の美術の画像を鑑賞しながら、
提出レポートも折りこみ、講義を行う。
《授業計画》
週
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15
テーマ
田淵安一の画業−美術の
根っこを探して
モネの画業−フランスの
叙情と色彩
高島北海の画業−異国に
芽をはやして
日本画と洋画−材質の相
違と表現の相違
絵画とは−その表現
レポート:テーマは自分
香月泰男の画業−山陰か
らシベリアへ
寺田政明の画業−鉄の街
から東京へ
平野遼の画業−鉄の街に
根づく
ゴッホという画家の生き
かた−風土と絵画
美術の風土性
レポート:絵画を題材に
殿敷侃の活動−造型によ
る社会への呼びかけ
トーナス・カボチャラダ
ムスの画業ー門司は港町
ブリューゲルという画家
の生き方−風土と絵画
海峡の画家の言葉、文学
、そして造型
展覧会と美術館
レポート:絵画を題材に
学習内容など
海峡を越えて−フランスへ① 北九州市出身の画家、田淵安一はフランスで高く評価
された作家であった。その画業の普遍性は顕著な色彩表現に基づいていた。
印象派を代表するモネは「色彩の画家」として光の表現を追及し作家であり、日本の
美術への憧れでも知られている。彼が革新的な美術が生みだした経過をたどる。
海峡を越えて−フランスへ② 山口県出身の日本画家、高島北海は明治時代、フラン
スに留学しその画業が注目を集めた。彼はいかにして異国の日本趣味を育てたのか。
田淵安一とモネは、油彩画を表現手段とし、高島北海は日本画の技法によって作品を
制作した。画材の相違がもたらす表現の質の変化を観察する。
絵画が美術としてもつ、独自の存在、表現力、質について考える。
・自分を書こう(レポート作成)
海峡をはさんで−風土が育んだ画業① 香月泰男は山口県を代表する洋画家である。
地元の山や海に立脚する絵画は、シベリアの過酷な体験により大きく変貌する。
海峡をはさんで−風土が育んだ画業② 幼いときから工業都市、北九州の風物に接し
ながら育った寺田政明は、戦前の東京画壇において生命あふれる特異な画業を築く。
海峡をはさんで−風土が育んだ画業③ 平野遼は北九州市の代表的な画家であり、そ
の独自の画境は高い精神の境地を内包する。その研ぎ澄まされた絵画の誕生を探る。
ゴッホがオランダを精神の風土とし、フランスの各地を巡る過程で、自然への憧憬を
もちながら、いかにして激しい情熱を絵画の造型に昇華させたかを展望する。
東洋と西洋において人間と自然が美術においていかに表現されているか概観する。
・絵画を詠おう(レポート作成)
海峡に呼応して−新しい広がり① 山口県の海と山の野外、それが殿敷の作品が展開
する現場であった。その社会的な訴えをもつアートは全国的にひろがっていった。
海峡に呼応して−新しい広がり② 港町、門司に暮らしながら制作した絵画、カボチ
ャ、ナスビに人像が群がるその特異な画境は、理想的、夢幻的世界を謳いつづける。
ニーデルランドの画家、ピーター・ブリューゲルの絵画は、北方らしい風土に立脚し
ながら、人間と自然に共通する生命の力を表現の源泉としていた。
関門海峡をめぐる画家たちに関する、言葉や文学をたどり、その絵画や画業がいかな
る文学的表現によって表されているかを紹介する。
関門海峡を中心とする美術館のあり方、その活動の様子を紹介する。
・絵画を書こう(レポート作成)
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
地域文化実習Ⅰ
担当者氏名
倉本 昭
授業方法
講義
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
高度経済成長期の下関市には、最多27の映画館があった。
当時の映画興行は、いかなる形で行われていたのか。下関と
中央とのギャップに注意しながら、下関の市民にとっての「
映画史」の形に迫る。
《授業の到達目標》
①戦後の地方新聞や地域史資料から当時の風俗史を調査する
方法を学ぶ。
②戦後を代表する映画をいくつか鑑賞して、時代性を読み解
くコツを習得する。
③地方と中央との比較により、中央中心の映画興行史を相対
化する。
《成績評価の方法》
受講態度、研究発表(グループ別)と学期末のレポートによっ
て評価
《授業計画》
週
1
2
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11
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13
14
15
テーマ
昭和戦後時代の映画 洋
画編
昭和戦後時代の映画 邦
画編
下関の映画館の歴史
《テキスト》
なし
《参考図書》
夕刊みなと 毎日・朝日の西部本社版
《授業時間外学習》
戦後の地方紙は市立図書館に蔵されるから、それを閲覧して
調査する必要がある。市の図書館にはたびたび足を運ぶこと
になろう。また数回フィールドワークを試みるが、これは夕
刻授業時間終了まで拘束されることも想定せよ
《備考》
フィールドワークは下関駅や細江に行くが、移動費は実費。
学習内容など
戦後日本で公開された洋画の流れを60年代半ばまで解説する
戦後の日本映画がたどった栄光と混沌の歴史を60年代半ばまでおさらいする
担当教員が調査した大正から戦後最盛期にかけての、下関市内映画館の様子を解説
九州影響下の下関興行界( 下関興行界に与えた関西興行界の影響と、下関における九州文化圏の影響
1)
九州影響下の下関興行界( 下関興行界に与えた関西興行界の影響と、下関における九州文化圏の影響
2)
戦後下関の興行資料
担当講師が収集した戦後下関の興行資料の紹介
フィールドワーク
下関の映画館跡地を訪ねる
研究発表(1)
ゴジラが残したもの
鑑賞『ゴジラ』
『ゴジラ』の一部を鑑賞して、当時の時代性を理解する助とする
研究発表(2)
オードリ−・ヘップバーンとモード
鑑賞『ローマの休日』
研究発表(3)
『ローマの休日』の一部を鑑賞して、この映画が演出するファッション・モードと観
光イメージ作りの手法とに留意する
石原裕次郎と勝新太郎
研究発表(4)
関門・北九州を舞台にした映画
研究発表(5)
戦後紙から得られる興行情報の意義
フィールドワーク
担当教員が設立に関わった田中絹代ぶんか館を見学し、周辺地域を散策する
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
地域文化実習Ⅱ
担当者氏名
渡辺 一雄
授業方法
講義
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
地域文化研究の方法を学び、実地調査に臨み、その成果をレ
ポートにまとめます。
具体的には、調査対象の地域を選び、それぞれのテーマのも
と現地調査(巡検)を行います。そしてその成果をまとめ発
表します。
《授業の到達目標》
・一人あるいはグループで地域の中へ出かけ、地域文化研究
に 関連する文化遺産の見学やボランティア活動、フィール
ド ワークなどを積極的に行う。
・その成果をまとめ、説明できる。
・地域文化研究の手法を習得し、実践できる。
《成績評価の方法》
授業態度(50%)、レポート(25%)、発表(25%)にもとづ
き総合的に評価します。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
使用しません
《参考図書》
授業中に適宜、紹介します。
《授業時間外学習》
授業・フィールドワークにあたっては、相当な準備が必要で
す。
《備考》
テーマ
ガイダンス
授業内容の説明
学習内容など
テーマの設定
調査対象地域およびテーマを設定する
事前準備Ⅰ
フィールドワークの計画・事前準備
事前準備Ⅱ
フィールドワークの計画・事前準備
フィールドワークⅠ
各自のテーマに沿って、フィールドワークを行う
フィールドワークⅡ
各自のテーマに沿って、フィールドワークを行う
フィールドワークⅢ
各自のテーマに沿って、フィールドワークを行う
フィールドワークⅣ
各自のテーマに沿って、フィールドワークを行う
フィールドワークⅤ
各自のテーマに沿って、フィールドワークを行う
フィールドワークⅥ
各自のテーマに沿って、フィールドワークを行う
レポートの作成Ⅰ
調査成果をレポートにまとめる
レポートの作成Ⅱ
調査成果をレポートにまとめる
発表Ⅰ
調査成果を発表する
発表Ⅰ
調査成果を発表する
発表Ⅰ
調査成果を発表する
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
ジャーナリズム論
担当者氏名
宮崎 勝弘
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
マスメディアの監視機能の低下が指摘されて久しい。それは
ジャーナリズムの低迷、弱体化となってあらわれている。ジ
ャーナリズムとは何か。その本質や実態について、具体的な
事象を通して考えていく。
《授業の到達目標》
メディア、特に新聞で取り上げられた出来事に対する扱い方
を通して、ジャーナリズムについての知見を深め、社会への
理解を深める。
①メディアの現状について知る
②時事問題への関心が高まる
③社会と人間の関係について関心を持つ契機を得る
《テキスト》
授業に応じて、随時配布する。
《参考図書》
《授業時間外学習》
いわゆる、一般社会常識、時事問題を取り扱うので新聞に親
しむことを求める。
《成績評価の方法》
受講姿勢、レポート、出席
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
ガイダンス
学習内容など
授業の展開方法、方向についての説明。自己紹介。
ジャーナリズムとは①
問題の所在について考える。
ジャーナリズムとは②
ジャーナリズムの現状①
ジャーナリズムとは③
ジャーナリズムの現状②
ジャーナリズムとは④
ジャーナリズムの現状③
記事について①
戦後における主だった記事について①
記事について②
戦後における主だった記事について②
記事について③
戦後における主だった記事について③
フィールドワーク①
ニュースの現場を歩く①
フィールドワーク②
ニュースの現場を歩く②
ファールドワーク③
ニュースの現場を歩く③
レポート作成①
自分の関心に基づきテーマを決定。
レポート作成②
テーマについての取材など指導。
レポート作成③
発表。議論、意見交換。
まとめ
授業を振り返り、その内容を確認。問題点を考える。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
サブカルチャー論
担当者氏名
渡辺 玄英
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
サブカルチャーの魅力と背景を作品に即して批評的に考察す
る。日本の特撮とSFアニメを主に。
《テキスト》
適宜、資料を配布する
《参考図書》
なし
《授業の到達目標》
サブカルチャー作品の批評力を身につけて他者に対して作品
批評として語る事が出来る。作品と時代を関連付けて考える
ことが出来る。作品の鑑賞から、作家性を見抜き、具体的に
指摘できるようになる。古今の文化が相互に影響しながら作
品に反映されることを、各要素とその結果を具体的に指摘で
きるようになる。
《成績評価の方法》
授業での積極性、質問の有無。
課題レポートで評価する。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《授業時間外学習》
予習、復習をして授業に臨むこと
《備考》
テーマ
学習内容など
概説
授業の概説
特撮①
「キングコング」と「ゴジラ」
特撮②
「ゴジラ」とその後
特撮③
「ウルトラQ」
特撮④
「ウルトラマン」
特撮⑤
「ウルトラマン」とその後
特撮⑥
「ウルトラセブン」など
アニメ①
1963年のTVアニメ
アニメ②
ロボットの系譜
アニメ③
第一次SFアニメブーム
アニメ④
「機動戦士GUNDAM」
アニメ⑤
押井守作品
アニメ⑥
押井守作品、庵野秀明作品
アニメ⑦
永野護作品
まとめ
サブカルチャー作品をどう読み解くか
4年・後期
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
文芸創作専門演習Ⅰ
担当者氏名
宮崎 勝弘
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
ノンフィクション作品を教材の中心に据えて進める。歴史や
時代を貫くテーマやそこで起きた事件、生き抜いた人間など
を主要な関心対象とし、「事実」の重さに徹底的にこだわる
。さらに、それをどう書くか。各自のテーマに即して表現手
法についても学ぶ。授業ではジャーナリズムやノンフィクシ
ョンに関する基本事項を解説。発表に対しコメントする。
《授業の到達目標》
現代社会や時代に対する知見、関心が高まる。客観的な見方
や理解が進み、また、様々な生き方を知り、人間的に成長す
る。演習を通じて人間関係を学ぶ。
①取り組む個別テーマに対する理解が深まる
②表現への関心が一段と強まる
③人間関係に配慮するようになる
《テキスト》
教科書は使わず、演習の進度や展開をにらみながら、適宜、
関係文献を提示する。
《参考図書》
《授業時間外学習》
歴史的、時事的な問題への関心が前提となるので、新聞はも
ちろん、広範な読書を求める。
《成績評価の方法》
受講姿勢、発表内容、出席状況。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
ガイダンス
授業の概要や自己紹介。
学習内容など
講義①
ジャーナリズム、メディアとは何か。
講義②
ノンフィクションの世界とは。
講義③
戦後社会で何があったのか。
講義④
戦後史を彩った人たち。
主要作品の購読①
提示された作品を読み、意見を交換する。
主要作品の購読②
提示された作品を読み、意見を交換する。
主要作品の購読③
提示された作品を読み、意見を交換する。
主要作品の購読④
提示された作品を読み、意見を交換する。
フィールドワーク①
演習の中で出てきた現地や関係者を訪ねる。
フィールドワーク②
演習の中で出てきた現地や関係者を訪ねる。
レポート作成①
各自興味と関心に基づいてテーマを決める。
レポート作成②
各自アプローチ方法について指導する。
レポート作成③
発表、意見を交換する。
まとめ
今期の学びを振り返る。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
文芸創作専門演習Ⅰ
担当者氏名
村中 李衣
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
これまで取り組んできていない長編作品の構想の立て方を学
び、60枚以上を目標に作品を完成させるための必要事項を
理解できるよう、具体的にトレーニングしていく。
《テキスト》
随時指示
《参考図書》
随時指示
《授業の到達目標》
・60枚以上の児童文学作品を、構想メモに従って完成させ
る。
・ゼミメンバーの作品を講評出来る
・「成長」というキーワードに対し自分なりの見解を持てる
《授業時間外学習》
創作のための取材は、各自で授業時間外に実施する
《成績評価の方法》
提出作品(100%)
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
はじめに
テーマ
学習内容など
今後の授業展開について説明する。各自の書きたいものを明らかにする。
構想メモの作り方
構想の立て方を説明し、実際に今書きたいものをあてはめてみる
構想のための取材
各自のテーマを深めるための取材方法を確認する
人物描写について
人物の造形の仕方を学ぶ
ドラマの作り方
どのようなドラマを展開していくか、構想メモの中で考える
構想メモの完成
2∼5の学びを経て、構想メモを完成させる
書き出しトレーニング
最初の10枚を書いてみる。適宜講評を受ける
創作実践
続けて10枚を書いてみる。適宜講評を受ける
創作実践
さらに続けて10枚を書いてみる。適宜講評を受ける
読み合わせ
30枚まで書き進んだ作品を読み合わせる。
読み合わせ
30枚まで書き進んだ作品を読み合わせる。
構想メモの修正
読み合わせで気づいた点をもとに構想メモを修正する。
創作実践
書き進める。
創作実践
仕上げに向けて書き進める。
まとめ
作品提出をした上で、各自の課題を確認する
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
文芸創作専門演習Ⅰ
担当者氏名
渡辺 玄英
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
現代詩、短歌、俳句、エッセイなどの表現分野で卒業制作が
できるように創作する。そのために多様な作品を読み、表現
のレベルアップを図る。卒業制作として、現代詩(30篇以
上)、短歌俳句(300首句以上)、エッセイなどの文章作品(
原稿用紙60枚以上)を制作することを目指す。
《授業の到達目標》
1,表現力と批評力を高め、合評をリード出来るようになる。
2,一般公開するに値する質の作品を創作できる。
3,卒業制作を完成させることを目指し、自分の卒業制作の枠
組みを自覚的に語れるようになる。
《成績評価の方法》
授業での積極性、発言の有無
課題への意欲、作品の質
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
適宜、資料を配布
《参考図書》
なし
《授業時間外学習》
予習、復習をして授業に臨むこと
作品を制作すること
《備考》
テーマ
学習内容など
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
まとめ
反省と発見の発表
4年・前期
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
文芸創作専門演習Ⅰ
担当者氏名
村田 喜代子
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
一年間に二作、30枚の短篇小説を作るための実作体験をめざ
す。そのために短篇名作をテキストにして、読み合せ、構成
・テーマ・表現などを考える。学生は現代文学を読んでいる
者が少ないので、名作を選んで読ませる。おもに外国文学を
用いて、世界を広げる。
《授業の到達目標》
1.自分の個性の追求。
2.表現の上達。
3.年間30枚の小説を2作完成させる。
《テキスト》
毎回選んでコピーし配布。
基本テキストとして「縦横無尽の文章レッスン」村田喜代子
(朝日新聞出版)
《参考図書》
《授業時間外学習》
授業ごとに指示
《成績評価の方法》
実作作品の質。
《備考》
実作を通して文章表現の質を高める。講義と個別指導。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
名家の文章を味わう
学習内容など
これだけは読んでおこう、名作短篇。
名家の文章を味わう
これだけは読んでおこう、名作短篇。
名家の文章を味わう
これだけは読んでおこう、名作短篇。
名家の文章を味わう
これだけは読んでおこう、名作短篇。
名家の文章を味わう
現代日本の小説を読む。
名家の文章を味わう
現代日本の小説を読む。
合宿創作
ゼミ合宿(1)。
合宿創作
ゼミ合宿(1)。
読み合わせ
合宿中の提出作品の読み合わせ。
読み合わせ
提出作品の読み合わせ。
読み合わせ
提出作品の読み合わせ。
読み合わせ
提出作品の読み合わせ。
読み合わせ
提出作品の読み合わせ。
実作
定期試験用の作品の実作。
まとめ
これまでの学びの振り返り
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
文芸創作専門演習Ⅱ
担当者氏名
宮崎 勝弘
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
4年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
前期Ⅰを踏まえ、それを発展させる形で進める。歴史や時代
を貫くテーマや、そこで起きた事件、生き抜いた人間などを
主要な関心対象として取り上げ、「事実」を念頭に、核心に
向かう。さらに随時、小品書き、表現手法についても学ぶ。
授業では、「卒業制作」に必要な調査の方法や発表などに対
して指導、意見を述べる。
《授業の到達目標》
前期の学びを踏まえ、さらに充実化、高度化させる。それに
より、卒業制作に向けての準備、思考を深める。また演習を
通じて人間関係の機微を知る。
①卒業制作の仕上げの中で集中力の必要性を知る
②それぞれの取り組むケースへの専門的理解が深まる
③表現力(文章・語句)を中心に磨きがかかる
《テキスト》
指導,展開に応じて、随時、資料などを配布する。
《参考図書》
《授業時間外学習》
歴史的、時事的な問題への関心が前提となるので、新聞はも
ちろん、広範な読書を求める。
《成績評価の方法》
受講姿勢、発表内容、出席状況。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
ガイダンス
後期の展開について説明。
学習内容など
発表準備
分担を決め、今後のスケジュールを確認。
発表①
学生個々が研究について発表し、全員で質疑応答。
発表②
学生個々が研究について発表し、全員で質疑応答。
発表③
学生個々が研究について発表し、全員で質疑応答。
発表④
学生個々が研究について発表し、全員で質疑応答。
発表⑤
学生個々が研究について発表し、全員で質疑応答。
発表⑥
学生個々が研究について発表し、全員で質疑応答。
発表⑦
学生個々が研究について発表し、全員で質疑応答。
発表⑧
学生個々が研究について発表し、全員で質疑応答。
発表⑨
学生個々が研究について発表し、全員で質疑応答。
発表⑩
学生個々が研究について発表し、全員で質疑応答。
フィールドワーク①
演習で出てきた現場や関係者を訪ね理解を深める。
フィールドワーク②
演習で出てきた現場や関係者を訪ね理解を深める。
まとめ
全員で自由に意見を出し合い、この一年を振り返る。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
文芸創作専門演習Ⅱ
担当者氏名
渡辺 玄英
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
現代詩、短歌、俳句、エッセイなどの表現分野で卒業制作が
できるように創作する。そのために多様な作品を読み、表現
のレベルアップを図る。卒業制作として、現代詩(30篇以
上)、短歌俳句(300首句以上)、エッセイなどの文章作品(
原稿用紙60枚以上)を制作する。
《授業の到達目標》
表現力と批評力を高め、合評にて有効な発言が出来る。
創作する。
卒業制作を完成させることを目指し、作品を書く事が出来る
。
《成績評価の方法》
授業での積極性、発言の有無
課題への意欲、作品の質
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
適宜、資料を配布
《参考図書》
なし
《授業時間外学習》
予習、復習をして授業に臨むこと
作品を制作すること
《備考》
テーマ
学習内容など
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
創作演習
作品の発表と合評
まとめ
反省と発見の発表
4年・後期
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
文芸創作専門演習Ⅱ
担当者氏名
村田 喜代子
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
一年間に二作、30枚の短篇小説を作るための実作体験をめざ
す。短篇名作の読み合せで、構成・描写・表現を学ぶ。テキ
ストは生徒の上達度に応じて選ぶ。
《テキスト》
授業内で指示
《参考図書》
《授業の到達目標》
1.自分の個性の追求。
2.表現の上達。
3.年間30枚の小説を2作完成させる。
《授業時間外学習》
授業で指示
《成績評価の方法》
課題の達成度
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
昭和の名作
学習内容など
昭和の名作を鑑賞する中で、構成、描写、テーマ等を講義。
平成の名作
平成の名作を鑑賞。若い作家の作品を中心に。
平成の名作
平成の名作。短編にこだわらず、長編も読む。
平成の名作
平成の名作。中篇。多様な文体の競演を味わう。
世界の現代小説
世界の現代小説。与えられた資料作品を読んでおくこと。
世界の現代小説
世界の現代小説。
合宿
一泊二日の予定で合宿し、実作に挑戦する。
実作
実作。個別指導。
合評
読み合わせ。
合評
読み合わせ。
合評
読み合わせ。
合評
読み合わせ。
補足
補足講義。
補足
補足講義。
まとめ
学びの振り返り。30枚の短編小説の提出
4年・後期
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
西洋美術史
担当者氏名
田村 務
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
西洋美術の作家の実作品の鑑賞活動。西洋美術の中心的時
代の「ルネッサンスとは何んであったか?」の理解。美術書
籍とスケッチを通して表現活動を理解する。
《テキスト》
塩野七生 「ルネッサンスとは何んであったか?」
《参考図書》
西洋美術史
《授業の到達目標》
① 西洋美術の中心的時代の「ルネッサンスとは何んであっ
たか?」の理解を通して美術の鑑賞ができる。②ルネッサン
スの時代だけでなく、古代から現代のア−トまでの美術の鑑
賞ができる。③美術書籍とスケッチを通して自分のものとし
て美術が楽しめるようになる。
《成績評価の方法》
①授業に積極的に取り組む。②授業全体で積極的発言、活
動ができる。③制作作品、美術史レポ−トをていねいに作り
、提出できる。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《授業時間外学習》
予習、復習
《備考》
2015年9月集中講義
テーマ
美術展覧会。
学習内容など
美術展覧会。 教科書の(はじめに)読了予習
美術展覧会。
1200文字レポ−ト。 教科書の(はじめに)読了予習。
美術展覧会。
美術展覧会。1200文字レポ−ト。
美術展覧会。
1200文字レポ−ト。 教科書の(はじめに)読了予習。
教科書
1200文字レポ−ト2点提出。教科書の(はじめに)の解説、感想。 美術書籍
教科書
教科書の(はじめに)の解説、感想。 美術書籍
教科書のはじめに
教科書の(はじめに)(P7∼35)、鑑賞とは? の解説、感想。 美術書籍
平面造形と言葉、文字
(P35∼69、第1部)解説、感想。 美術書籍とスケッチ
平面造形と言葉、文字
(P69∼110、第1部)解説、感想。 美術書籍とスケッチ
平面造形と言葉、文字
(P110∼142、第1部)解説、感想。 美術書籍とスケッチ
平面造形と言葉、文字
(P142∼187、第2部)解説、感想。 美術書籍とスケッチ
平面造形と言葉、文字
(P187∼208、第3部)解説、感想。 美術書籍とスケッチ
平面造形と言葉、文字
(P208∼241、第4部)解説、感想。 美術書籍とスケッチ
平面造形と言葉、文字
(P244∼303、主役たちの略歴)解説、感想。 美術書籍とスケッチ
まとめ
(P310∼338、対談)学びの振り返り
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
関門文化特論Ⅱ
担当者氏名
中島 順一
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
4年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
関門海峡をはさんで展開してきた美術の動向を知り、それぞ
れの環境で活動した作家たちの作品を鑑賞し共感することで
、作家と美術作品、風土と美術の関係を探る。さらに世界的
な画家の風土性を認識し、あわせて関門に展開してきた美術
の独自性と在り方を理解する。
《授業の到達目標》
関門の地で活動した美術作家とその作品について広く認識し
、風土と美術の関係、美術に独自のコミュニーケーションを
、自ら探求する力を養う。
《テキスト》
講義レジュメ等を配布する。
《参考図書》
《授業時間外学習》
関門海峡周辺の美術館を訪れておく。
《成績評価の方法》
レポート(3回)で評価する。
《備考》
関門に由来する美術やその他の美術の画像を鑑賞しながら、
提出レポートも折りこみ、講義を行う。
《授業計画》
週
1
2
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15
テーマ
田淵安一の画業−美術の
根っこを探して
モネの画業−フランスの
叙情と色彩
高島北海の画業−異国に
芽をはやして
日本画と洋画−材質の相
違と表現の相違
絵画とは−その表現
レポート:テーマは自分
香月泰男の画業−山陰か
らシベリアへ
寺田政明の画業−鉄の街
から東京へ
平野遼の画業−鉄の街に
根づく
ゴッホという画家の生き
かた−風土と絵画
美術の風土性
レポート:絵画を題材に
殿敷侃の活動−造型によ
る社会への呼びかけ
トーナス・カボチャラダ
ムスの画業ー門司は港町
ブリューゲルという画家
の生き方−風土と絵画
海峡の画家の言葉、文学
、そして造型
展覧会と美術館
レポート:絵画を題材に
学習内容など
海峡を越えて−フランスへ① 北九州市出身の画家、田淵安一はフランスで高く評価
された作家であった。その画業の普遍性は顕著な色彩表現に基づいていた。
印象派を代表するモネは「色彩の画家」として光の表現を追及し作家であり、日本の
美術への憧れでも知られている。彼が革新的な美術が生みだした経過をたどる。
海峡を越えて−フランスへ② 山口県出身の日本画家、高島北海は明治時代、フラン
スに留学しその画業が注目を集めた。彼はいかにして異国の日本趣味を育てたのか。
田淵安一とモネは、油彩画を表現手段とし、高島北海は日本画の技法によって作品を
制作した。画材の相違がもたらす表現の質の変化を観察する。
絵画が美術としてもつ、独自の存在、表現力、質について考える。
・自分を書こう(レポート作成)
海峡をはさんで−風土が育んだ画業① 香月泰男は山口県を代表する洋画家である。
地元の山や海に立脚する絵画は、シベリアの過酷な体験により大きく変貌する。
海峡をはさんで−風土が育んだ画業② 幼いときから工業都市、北九州の風物に接し
ながら育った寺田政明は、戦前の東京画壇において生命あふれる特異な画業を築く。
海峡をはさんで−風土が育んだ画業③ 平野遼は北九州市の代表的な画家であり、そ
の独自の画境は高い精神の境地を内包する。その研ぎ澄まされた絵画の誕生を探る。
ゴッホがオランダを精神の風土とし、フランスの各地を巡る過程で、自然への憧憬を
もちながら、いかにして激しい情熱を絵画の造型に昇華させたかを展望する。
東洋と西洋において人間と自然が美術においていかに表現されているか概観する。
・絵画を詠おう(レポート作成)
海峡に呼応して−新しい広がり① 山口県の海と山の野外、それが殿敷の作品が展開
する現場であった。その社会的な訴えをもつアートは全国的にひろがっていった。
海峡に呼応して−新しい広がり② 港町、門司に暮らしながら制作した絵画、カボチ
ャ、ナスビに人像が群がるその特異な画境は、理想的、夢幻的世界を謳いつづける。
ニーデルランドの画家、ピーター・ブリューゲルの絵画は、北方らしい風土に立脚し
ながら、人間と自然に共通する生命の力を表現の源泉としていた。
関門海峡をめぐる画家たちに関する、言葉や文学をたどり、その絵画や画業がいかな
る文学的表現によって表されているかを紹介する。
関門海峡を中心とする美術館のあり方、その活動の様子を紹介する。
・絵画を書こう(レポート作成)
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
日本文学史(近代)
担当者氏名
浅野 洋
授業方法
講義
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
簡略な近代文学史の見取り図を概説し、近現代(明治・大正
)を代表する短編小説を受講生とともにジックリ時間をかけ
て読み、文学における近代的思想とは何かを学んでもらおう
と思います。
《授業の到達目標》
①「文学史」の背景である歴史認識力を高める。
②「近代的思考」を基盤として「現代」への理解力を深める
。
③デジタル型だけではなくアナログ型論理性をも体得する。
《テキスト》
プリントを用意
《参考図書》
講義の中で指示
《授業時間外学習》
事前に作品を読む
《成績評価の方法》
ふだんの受講態度(出席状況)とレポート
《備考》
特になし
《授業計画》
週
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15
テーマ
学習内容など
導入①
物語の起源について
導入②
小説の起源について
近代文学の出発点①
「小説神髄」と「小説総論」のさわり
近代文学の出発点②
「当世書生気質」と「浮雲」のさわり
明治の短編①
「夢十夜」第一夜① 受講生の感想と討議
明治の短編②
「夢十夜」第一夜② 解説とサジェスション
明治の短編③
「牛鍋」① 受講生の感想と討議
明治の短編④
「牛鍋」② 解説とサジェスション
大正の短編①
「鼻」① 受講生の感想と討議
大正の短編②
「鼻」② 解説とサジェスション
大正の短編③
「芋粥」① 受講生の感想と討議
大正の短編④
「芋粥」② 解説とサジェスション
大正の短編⑤
「蠅」① 受講生の感想と討議
大正の短編⑥
「蠅」② 解説とサジェスション
まとめ
近代文学から現代文学へ
2年・後期
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
文章講座
担当者氏名
村田 喜代子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
教材を現代の文学作品に限定せず、広くさまざまな分野(科
学、芸術、またあるいは子供の文章等)を選び、表現の多様
さと面白さを教える。また校外へ出て取材をする。授業時間
の半分を実作にあてる。
《授業の到達目標》
1.文章を各即戦力を身につける。
2.文章嫌いを直す。
3.言葉の感覚を養う。物を視る力を養う。
1
2
3
4
5
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7
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13
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15
《参考図書》
《授業時間外学習》
授業で出た課題を完成させる
《成績評価の方法》
授業ごとの作品提出と、定期試験に書いたレポートを、総合
評価して点数を出す。
《授業計画》
週
《テキスト》
毎回選んでコピーし配布。
基本テキストとして「縦横無尽の文章レッスン」村田喜代子
(朝日新聞出版)
《備考》
文芸創作専攻必修
テーマ
創作の基本
学習内容など
本当にすぐれた文章とは何か、を考える。文法を越えた表現の力を味あわせる。
鑑賞からの学び
いろいろな分野の文章を読ませる。文法を越えた表現の力を味あわせる。
鑑賞からの学び
いろいろな分野の文章を読ませる。画家の文章を取り上げる。日本の画家2名。
鑑賞からの学び
いろいろな分野の文章を読ませる。社会的視野に立った文章。
鑑賞からの学び
いろいろな分野の文章を読ませる。社会的視野に立った文章。
鑑賞からの学び
いろいろな分野の文章を読ませる。作家の文章。
鑑賞からの学び
いろいろな分野の文章を読ませる。作家の文章。
鑑賞からの学び
いろいろな分野の文章を読ませる。作家の文章。
鑑賞からの学び
いろいろな分野の文章を読ませる。評論家の文章を取り上げる。
短編実作
実作 絵画を鑑賞。そのイメージからショート、ショートを書く。
短編実作
実作 前回の提出作品をコピーして配布。読んできたことをもとに読み合い。
短編実作
実作 写真を鑑賞させて、そのイメージから、ショート、ショートを書かせる。
短編実作
実作 前回の提出作品をコピーして読んでくる。
取材による実作
実作 校外に文章の取材に出て行く。
まとめ
半年間の学びを振り返る。前回の校外取材をもとに作品提出。
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
日本文化史Ⅰ(芸術・芸能・美術)
担当者氏名
田口 寛
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
古典籍は、書かれた内容が文化的であることは言うまでもな
いが、モノとしての古典籍それ自体も文化の所産である。本
授業では、書誌学及び書誌調査方法・古典籍の扱い方を学ぶ
ことも通して、古典籍から見た日本文化史を把握したい。そ
の他、「芸術」「芸能」「美術」ジャンル・各作品について
も取り上げる予定である。
《授業の到達目標》
「日本文化」について、一般的な概念や自己の所見を説明で
きる。日本文化に属する特定のジャンルについて、その特徴
や流れを説明できる。日本文化を構成する一つである古典籍
について、「書誌学」的な調査の結果を一定程度報告できる
。
《テキスト》
適宜資料を配る。
《参考図書》
授業時に適宜挙げる。
《授業時間外学習》
物品・書物等に対して、普段からよく観察し、丁寧な扱いを
心掛けることが望ましい。
《成績評価の方法》
試験、あるいはレポートの内容による。
《備考》
《授業計画》
週
1
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テーマ
授業の全体説明。
学習内容など
シラバスを用いつつ、この授業半期の概要・目標等について説明する。
「日本文化」について。
資料や板書により概説。
「書誌学」について。
資料や板書により概説。
書物の形態の変遷。
資料や板書により概説。
写本と版本。
資料や板書により概説。
古典籍の各部分の名称(1) 資料や板書により概説。
古典籍の各部分の名称(2) 資料や板書により概説。
古典籍の各部分の名称(3) 資料や板書により概説。
書誌調査体験。
複製もしくは原本を扱い、調査を試みる。
平曲について。
概論を述べ、作品を鑑賞する。
能楽(謡曲)について(1) まずは作品を鑑賞する。
能楽(謡曲)について(2) 概論を述べる。
美術作品について(1)
簡略に歴史的な流れを押さえる。
美術作品について(2)
合戦絵巻などを取り上げる。
まとめ。
半期の学びを振り返る。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
現代文学研究Ⅰ
担当者氏名
菅 孝行
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
現代文学を、その起源から現在まで、歴史的社会的視点を重
視しながら、できるだけジャンル横断的に、文学に隣接した
身体表象や映像表現も視野に収めて概観する。
《テキスト》
なし
各回プリントを配布する
《参考図書》
講義のなかで提示する
《授業の到達目標》
それぞれの専門領域にとって必要な、文学とその周辺に関す
る基礎的素養・感受性の手掛かりを提供する
《授業時間外学習》
必要に応じて提案・指示する
《成績評価の方法》
レポート:講義の内容に関連した主題を各自設定してレポー
トを作成し、最終回に提出する。
評価基準は、①講義内容を踏まえた叙述になっているか(30%
)②記述内容の説得力・リアリティ(70%)
《授業計画》
週
1
2
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テーマ
近代(モダン)の起源と
現代
20世紀文学の誕生 ―大逆事件を手掛かりに
演劇の近代(1920年代まで
)
芸術観の転回
15年戦争下の芸術家群像
敗戦とは何であったか 平和と民主主義の裏面
人間観の転換
戦後詩・戦後批評と現代
原爆と文学芸術
文学・芸術の1960年
演劇史の転換
三島由紀夫と敗戦
映画と近現代日本史
近代的想像力の欠落
敗戦70年 社会的想像力
の現在
《備考》
学習内容など
①西欧の近代と日本の特殊性②国家の近代・芸術の近代 ③坪内逍遥・二葉亭四迷・北村透谷
はじめに:大逆事件とは何であったか ①森鴎外・夏目漱石 ②自然主義と私小説
③永井荷風と谷崎潤一郎 ④石川啄木と木下杢太郎
政府の演劇改良 民権芝居 川上音二郎の二面性 新派の誕生
文芸協会・自由劇場・芸術座 大正デモクラシーと築地小劇場
□ロシア革命とアヴァンギャルド芸術 □『種蒔く人』創刊 プロレタリア芸術の生成(文学 演劇 絵画 音楽 映画)
小林多喜二「虐殺」 日本浪漫派(保田与重郎)と小林秀雄 中野重治の軌跡 火野葦平と戦争 戦時下の石川淳 演劇の抵抗と翼賛 藤田嗣二・北川民次
占領下でおこったこと(天皇制と沖縄 冷戦と憲法9条 極東軍事裁判)
江藤淳 加藤典洋 白井聡の「敗戦」観
無頼派(坂口安吾 太宰治 織田作之助)第一次戦後派(椎名麟三 大岡昇平 野間宏
武田泰淳 埴谷雄高 堀田善衛 梅崎春生)アプレゲールの誕生
『荒地』『列島』の詩人たち 『近代文学』『新日本文学』の批評家たち
原民喜・峠三吉の詩 太田洋子・井伏鱒二らの小説 原源一・堀田清美・田中千禾夫
・宮本研らの戯曲 新藤兼人の映画『原爆の子』丸木位里・俊『原爆の図』
〇政治史の1960年(日米安全保障条約)〇経済史の1960年(エネルギー革命 経済成長)
〇谷川雁・吉本隆明の詩〇土方巽―身体の再発見〇建築・美術・音楽・写真・映画
60年代演劇の戯曲(演劇の時間の再発見) 福田善之 寺山修司 別役実 唐十郎
身体と劇場の発見(テント劇場 地下小劇場)鈴木忠志と利賀村 公共劇場の誕生
三島由紀夫と敗戦 作品に現れた<戦後>の拒否(『道成寺』『班女』『英霊の声』 『憂国』『サド侯爵夫人』 自衛隊乱入事件の意味するもの
活弁の時代からトーキーへ 溝口健二 黒澤明 小津安二郎 川島雄三 今村昌平 大島渚とヌーヴェルヴァーグ やくざ映画 ドキュメンタリーの時代 撮影所終焉以
後
女性の視座(樋口一葉の闘い 『青鞜』 多和田葉子 水村美苗)マイノリティの視座(
中上健次)朝鮮人の視座(金石範 高史明 金達寿 など)沖縄(目取真俊)
台湾の<太陽花運動>を手掛かりに 文学・芸術と社会の新しい関係を探る
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
現代文学研究Ⅱ
担当者氏名
矢本 浩司
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
近代文学と現代文学の違いは何か。単なる時間的な区切りな
のか。何かの性質の違いなのか。日本文学と言った場合の「
日本」は何を指すのか。「近代」と言った場合は、時代のこ
とか、何かの性質や傾向や現象のことなのか。純文学と大衆
文学は何が違うのか。ライトノベルやケータイ小説は研究対
象になるのか。小説と物語は違うのか。文学とは何か。この
ような概念規定に意味はあるか。こういう問題について話し
ます。
《授業の到達目標》
講義内容(現代文学が抱える問題の一端)について理解し、
リポートにまとめることができるようになる。
《テキスト》
授業で指示します。
《参考図書》
授業で適宜指示します。
《授業時間外学習》
毎回の授業で取り上げる問題について、考えてみてください
。
《成績評価の方法》
授業態度とリポート
《備考》
《授業計画》
週
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テーマ
現代文学と近代文学のち
がいって何だろう?
純文学と大衆文学のちが
いって何だろう?
ライトノベルやケータイ
小説は研究していいの?
〈日本〉/〈近代〉/〈文
学〉って何?
小説って何だろう? 物
語とどうちがうの?
現代文学はどこへ向かっ
ているの?
文学史を疑ってみよう。
歴史だって物語?
自明なものを疑ってみる
(言葉、家族、国家)
村上春樹は何がすごいの
?
高橋源一郎の課題
結節点としての芥川龍之
介
芥川龍之介と横光利一
芥川龍之介と太宰治
芥川龍之介と坂口安吾
ここだけの話(現代文学
における本当の問題)
学習内容など
現代と近代は単なる時間的な区切りではありません。現代文学と近代文学との間にあ
る「千里の径庭」について、じっくり話します。
芥川賞と直木賞の歴代の選考委員や選考基準(選考委員のコメント)を基に二賞の趣
きを説明するとことから入り、「純粋小説論」や「私小説論」を視野に入れて話しま
す。
石原千秋「ケータイ小説は文学か」を参照しつつ、概念の問題から研究のスタンスま
で広げて話します。みなさんが研究主体としての自覚を持つ機会にもなることでしょ
う。
アメリカ人が日本語で書けば日本文学になるのか。日本人が英語で書いた小説ならど
うか。英語でも登場人物や舞台が日本だったらどうか? こういう観点にこだわりま
す。
小説と物語のちがいはあるのでしょうか。もしあるとすれば、小説は物語がなくても
成立する内容のはずですが、そんな小説はあるのでしょうか。検証していきます。
現代文学の代表的な書き手の小説をピックアップして、現代文学が何を書いているの
か、その一端を浮き彫りにしていきます。
授業で詳しく話しますが、言説には権力や恣意性がついてまわります。M・フーコー
を紹介しつつ、自明と思える文学史の虚構性を暴いてみます。
言葉や家族や国家や貨幣や性別など自然で自明と思えるものも、歴史的・文化的に作
られた虚構だということを現代文学が暴くことで、私達の足元は揺らぎます。
賛否両論が喧しい村上春樹は、どのような功績によってノーベル賞候補として毎年名
前が挙がるのでしょうか。世界文学とは何かという観点から考えてみます。
現代文学の大きな一翼を担う高橋源一郎は、賛否の分かれる問題作を多く発表してい
ます。彼の最近の仕事に注目して、現代文学が扱う問題と向き合ってみましょう。
芥川龍之介は近代文学と現代文学の境界に佇む存在だと思います。芥川の、とりわけ
晩年の文学を見ていくことで、彼の文学の現代性を確認してみましょう。
芥川龍之介が到達した現代文学の地平は、後進の作家達によって切り開かれていきま
す。横光利一は、敬愛する芥川の声を信じて(やや無自覚に)直進しました。
芥川の言語観を自覚的に継承した最大の小説家は太宰治だということを、太宰の小説
を解説することで示していきます。
芥川の近代性を意識的に攪乱することで坂口安吾が現代文学を生んだことを、例とし
て「桜の森の満開の下」を取り上げることで解説します。
日本の現代文学には、ある大変な危機が迫っています(私見です)。その危機とは何
かについて、最終回に、こっそり話しておきましょう。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
演劇論
担当者氏名
古賀 今日子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
俳優の演技と様々な芸術表現を組み合わせ作り上げられる演
劇は総合芸術のひとつと捉えられています。この授業ではそ
の「演劇」の多岐に渡る魅力を、時代ごと、また、その発展
の歴史にそって映像で鑑賞し、語り合います。
授業計画は昨年のものをベースに作成しましたが、例年その
年に集まったメンバーの興味の矛先によって作品を選び直し
、ライブ感のある時間を目指しています。
《授業の到達目標》
「演劇」を味わうためのガイドとして、その歴史や手法、背
景を知る。
ひとつの見方に捉われず、様々な視点を持って自由な観客と
して作品を楽しむことが出来る。
他者と共にひとつの作品を鑑賞しその感想を共有するなかで
、多様な価値観、考え方があることを知り、豊かな感受性を
獲得できる。
《テキスト》
その都度、作品についてのガイドとなる資料を配布します。
《参考図書》
特になし
《授業時間外学習》
授業内で鑑賞した作品についてのレポートやアンケートを作
成していただきます。
《成績評価の方法》
レポートの提出。
《備考》
《授業計画》
週
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4
5
6
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14
15
テーマ
演劇との出会い+自己紹
介など
作品鑑賞 1
作品鑑賞 1
作品鑑賞 1→ディスカ
ッション
作品鑑賞 2
学習内容など
演劇との出会い。アンケート。
まずは、おそらく誰もが聞いた事のある作品を、3回に分けて鑑賞(初回アンケート
に基づいて作品を決定します。)
演出って?俳優って?様々な演劇に関わるポジションをもし自分だったら・・・と自
分に引き寄せて想像してみます。
舞台美術について考える。
日本の伝統芸能。わたしたちの国にある「演劇」を鑑賞してみましょう。
作品鑑賞 2
伝統・・・変わらないもの、変わったからこそ生き残るものに思いを馳せる。
作品鑑賞 2→ディスカ
ッション
作品鑑賞 3
今の私たちに変わらず届いたものは何でしょう。ディスカッション。
作品鑑賞 3
鑑賞。
作品鑑賞 3→ディスカ
ッション
作品鑑賞 4
作品が生まれる、その裏側にある思いを想像してみる。
作品鑑賞 4
落語。たった一人の演劇。想像力を駆使して噺を味わう。
作品鑑賞 5
もはや言葉を超える・・・どこまで演劇?どこから演劇?という作品にどっぷり触れ
てみる。
分かる、分からないという価値観を超えてみる。好き?嫌い?楽しい?不安?おおい
に語り合いましょう。
作品について、演劇自体について。まとめ。
作品鑑賞 5
作品鑑賞 5 →ディス
カッション
ミュージカルって見た事ありますか?
コントという小作品について。笑いを目指す演劇。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
現代詩研究
担当者氏名
渡辺 玄英
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
多様な現代詩をその変遷とともに批評的に考察する。
《テキスト》
適宜、資料を配布する
《参考図書》
なし
《授業の到達目標》
現代詩の変遷を知り、現代詩の読解力を身につけて、作品を
その背景を考慮しながら、批評的に語れるようになる。また
、詩的表現を日本語の力のなかで理解し、批評的に語れるよ
うになる。
《授業時間外学習》
予習、復習をして授業に臨むこと。
《成績評価の方法》
授業での積極性、質問の有無。
課題レポートで評価する。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
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13
14
15
テーマ
学習内容など
概説
授業の概説。近代詩と現代詩。
戦後詩①
戦争のとき詩に何がおこったか。
戦後詩②
戦後の詩。「荒地」の詩人たち。
50年代の詩
谷川俊太郎、大岡信たち。
60年代の詩①
60年代詩人。
60年代の詩②
60年代詩人。
70年代の詩①
政治の季節の終焉と詩。
70年代の詩②
ポスト戦後詩。
80年代の詩①
消費社会と詩。
80年代の詩②
女性詩について。
90年代の詩①
情報化社会と詩。
90年代の詩②
詩の多様化。
その他の詩、詩人
これまでの授業の振り返り。
00年代の詩①
閉塞の時代の表現。
大震災と詩
震災後の詩のあり方。
2年・後期
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
現代短歌・俳句研究
担当者氏名
島田 裕子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
現代短歌について紹介する。短歌が時代の思潮に密接に関
わっていることを、戦後のリアリズム短歌からはじめて前衛
短歌、ジェンダー、ライトバース、など各時代の代表的な歌
集・歌人を取り上げ見ていく。
また短歌という短い詩型に盛られた歌人の心の内なるメッ
セージを読み解いていく。
《授業の到達目標》
1短歌を理解するには想像力を駆使し他者の言葉を理解解
釈する力を養う。2この学びのトレーニングを積むことで、
他者の心の内を読み解き、共感および批判したことをことば
で書き表す文章力をつける。3さらに時代の思想の流れを学
んでいく。
《テキスト》
適宜指示する。
《参考図書》
篠弘編著『新版現代の短歌』(東京堂出版)
《授業時間外学習》
次回の授業で扱う歌人の歌をの歌をあらかじめ読んでおく。
短歌の解釈・歌評を書くように指示する。
授業ではこれをもとに合評を行う。
《成績評価の方法》
課題・レポート・試験
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
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9
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11
12
13
14
15
テーマ
短歌とは何か
和歌・短歌について説明する。
学習内容など
現代短歌の文学史
現代短歌史について。
戦後のリアリズム
近藤芳美を読む。
前衛短歌1(戦後)
寺山修司を読む。
前衛短歌Ⅱ
塚本邦雄を読む。
前衛短歌Ⅲ(政治と文学
の時代)
前衛短歌Ⅲ(政治と文学
の時代)
女歌
岡井隆を読む。
ライトバース
俵万智を読む。
団塊世代の憂鬱
小池光・島田修三を読む。
団塊世代の憂鬱
小池光・島田修三を読む。
わからない歌わからない
時代
ジェンダーの問題
穂村弘を読む。
新しい感性
若い歌人たちの歌。
まとめ
現代短歌のさまざまな特徴を考える。
佐佐木幸綱を読む。
河野裕子を読む。
梅内美華子を読む。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
現代語の文法
担当者氏名
播磨 桂子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
学校の「国語」で学ぶいわゆる学校文法について確認すると
同時にその問題点をとりあげ、日本語教育の立場からの研究
成果を参照しながら、現代日本語の文法を考える。また、さ
まざまな言語現象を受講者自身で説明することをこころみる
。
《授業の到達目標》
文法とは何かを理解し、文法の考え方を身につける。
学校で学んだいわゆる「学校文法」の知識を確認し、文法記
述の一つとして新たに位置付ける。
現代日本語における問題について自己の見解を述べられるよ
うになる。
《成績評価の方法》
筆記試験80%、提出物20%
《テキスト》
山田敏弘『国語教師が知っておきたい日本語文法』くろしお
出版
《参考図書》
《授業時間外学習》
章ごとに配布するワークシートを利用して予習する。
各章の終わりに配布する復習プリントの問題を自分で解答し
て、授業内容の復習と理解の確認をする。
日頃見聞きする日本語を、授業で学んだことと結び付けて観
察する。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
文法とは何か
学習内容など
受講者自らも文法を探り、記述する能力を持っていることを知る。
品詞1
学校文法ではどのような基準で品詞を決めているのか。その問題点を考えながら、品
詞分類の基本をおさえる。
自立語、付属語、それぞれの下位分類を考え、「ちがくない」「きれ(−)かった」
のような誤用が起こる原因を分析する。
動詞の活用について、学校文法の考え方を確認し、日本語教育の立場からとらえた活
用の分析を学ぶ。
形容詞類の活用について、学校文法の考え方を確認し、日本語教育の立場からとらえ
た活用の分析を学ぶ。
文の組み立てを考える際に学校文法で重要な概念となる「文節」について、問題点と
メリットをさぐる。
日本語の「主語」に関する問題、述語を基とした文型のパターン、語順などについて
取り上げる。
格助詞とは何かについて確認し、学校文法で格助詞と位置づけられるグループについ
て検討する。
類似する用法を持つ格助詞について、その使い分けや意味的な違いを分析する。
品詞2
活用1
活用2
文の組み立て1
文の組み立て2
格助詞1
格助詞2
副助詞1
副助詞2
接続助詞1
接続助詞2
助動詞1
助動詞2
副助詞とは何かについて確認し、学校文法で副助詞と位置づけられるグループについ
て検討する。
類似する用法を持つ副助詞について、その使い分けや意味的な違いを分析する。
接続助詞とは何かについて確認し、学校文法で接続助詞と位置づけられるグループに
ついて検討する。
「と」「たら」「なら」「ば」といった特に使い分けが問題となる接続助詞の用法を
比較する。
受身・使役といった「相」を表す助動詞について、動詞との接続・意味・用法を捉え
る。
時制を表す助動詞について、動詞との接続・意味・用法を捉える。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
古典文法・古文解釈
担当者氏名
島田 裕子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
古典文学の代表的作品、教職採用試験問題の古文などを教材
に、的確に古文を解読する総合的実力をつけていく。古典に
興味がある学生や、古文読解の実践的力をつけたい教職志望
の学生のための授業である。適宜プリント配布。古典の解読
に必要な重要語句や文法について講義する。
《授業の到達目標》
1古典文学文学作品を解読するのに必要な学習方法を習得す
る。
2古文読解のための、語彙、文法などの知識を得る。
3古文解釈力の向上をはかる
《テキスト》
小町谷照彦『よくわかる新編古典文法』
《参考図書》
新編日本古典文学全集(小学館)
《授業時間外学習》
古典の解読に必要な重要語句や文法について復習する。文法
の小テストは毎回行う。
《成績評価の方法》
課題・試験
《備考》
必要に応じて中間テストを行う。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
古典文学史について
学習内容など
古典文学史を復習する。主要作品についての基本知識を確認していく。
文法1
重要語句・敬語について。
古文解釈1
古文問題を解く。古文の重要語句等を問う問題を解かせる。解答と説明。
古文本文解説1
作品の解説。一部を読み現代語訳を作る。
古文解釈2
古文問題を解く。古文の重要語句等を問う問題を解かせる。解答と説明。
本文解説2
作品の解説。一部を読み現代語訳を作る。
文法2
動詞について
古文解釈3
古文問題を解く。古文の重要語句等を問う問題を解かせる。解答と説明。
本文解説3
作品の解説。一部を読み現代語訳を作る。
文法3
助動詞について
古文解釈1
古文問題を解く。古文の重要語句等を問う問題を解かせる。解答と説明。
本文解説3
作品の解説。一部を読み現代語訳を作る。
文法4
助詞について 文法の復習。
古文解釈1
古文問題を解く。古文の重要語句等を問う問題を解かせる。解答と説明。
本文解説3
作品の解説。一部を読み現代語訳を作る。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
中国古典Ⅲ
担当者氏名
阿部 泰記
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
漢文訓読という方法は日本人の祖先が考案した方法であり、
それによって漢字文化が大量に輸入されることになった。中
国古典(漢文)はすでに日本文化に溶け込んでおり、日本人
の素養として必要不可欠なものとして今日まで継承されてい
る。この授業では比較文化に主眼を置いて講説する。
《授業の到達目標》
1.講義の内容を聞き取って整理することができるようになる
。
2.配布したプリントを通じて漢文訓読ができるようになる。
3.中国文化がどのように日本文化に影響しているかを説明で
きるようになる。
《成績評価の方法》
1.上記の能力について、配布したプリントにどれだけノート
できたかをもって評価する。
2.期末試験によって総合的にどれだけ理解できたかを評価す
る。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
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11
12
13
14
15
テーマ
授業概要
『詩経』と『古今和歌集
』
『詩経』と『竇娥冤』
《テキスト》
ポートフォリオ掲載。プリント配布。プロジェクターを使用
する。
《参考図書》
『新釈漢文大系』(明治書院)ほか
《授業時間外学習》
参考書やネット情報を通じて予習・復習をする。
《備考》
学習内容など
中国古典(漢文)はすでに日本文化に溶け込んでおり、日本人の素養として必要不可
欠なものであることを周知させる授業であることを講説する。
『詩経』の序文が『古今和歌集』の序文に摂取されていることを読解する。
『詩経』の文芸思想が現代の演劇『竇娥冤』に摂取されていることを読解する。
「守株」と「待ちぼうけ
」
「王昭君」と『やまと昭
君』
『桃花源記』と「隠里」
『韓非子』「守株」が北原白秋「待ちぼうけ」に摂取されていることを読解する。
『長恨歌』と山口
『長恨歌』が山口の楊貴妃伝説に摂取されていることを読解する。
白居易と「謡曲」
白居易が「謡曲」に摂取されていることを読解する。
『杜子春』と芥川龍之介
『杜子春』が芥川龍之介の作品に摂取されていることを読解する。
包拯と靑砥藤綱
包拯が靑砥藤綱の伝説に摂取されていることを読解する。
河伯伝説の伝播
河伯の故事が日本に伝播されていることを読解する。
『三国志演義』と吉川英
治
年画と絵馬
『三国志演義』が吉川英治の翻訳に摂取されていることを読解する。
鍾馗と京都
鍾馗伝説が京都地方に摂取されていることを読解する。
まとめ
中国古典が日本文化に溶け込んでおり、日本人の素養として必要不可欠なものである
ことを確認する。
「王昭君」故事が尾崎紅葉『やまと昭君』に摂取されていることを読解する。
『桃花源記』故事が「隠里」伝説に摂取されていることを読解する。
年画が絵馬芸術に摂取されていることを読解する。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
中国古典Ⅳ
担当者氏名
阿部 泰記
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
漢文訓読という方法は日本人の祖先が考案した方法であり、
それによって漢字文化が大量に輸入されることになった。中
国古典(漢文)はすでに日本文化に溶け込んでおり、日本人
の素養として必要不可欠なものとして今日まで継承されてき
ている。この授業ではその中で初歩的な言語文化に主眼を置
いて講説する。
《授業の到達目標》
1.講義の内容を聞き取って正確にノートできるようになる。
2.プリント配布した原典を訓読できるようになる。 3.中国古典が日本人がどれだけ重視してきたかを他者に説明
できるようになる。
《成績評価の方法》
1.上記の能力について、配布したプリントにどれだけノート
できたかをもって評価する。
2.期末試験によって総合的にどれだけ理解できたかを評価す
る。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授業概要
『書経』「説命」
《テキスト》
プリント配布。プロジェクターを使用する。
《参考図書》
『新釈漢文大系』(明治書院)ほか
《授業時間外学習》
参考書やネット情報を通じて予習・復習をする。
《備考》
学習内容など
日本人の祖先が重視してきた中国古典(漢文)の素養を体得する授業であることを概
説する。
代表的な中国古典として『書経』「説命」を読解する。
『詩経』「関雎」「桃夭
」「陟岵」
『春秋左氏伝』「隠公元
年」
『礼記』「王制」
代表的な中国古典として『詩経』「関雎」「桃夭」「陟岵」を読解する。
『史記』「伍子胥列伝」
代表的な中国古典として『史記』「伍子胥列伝」を読解する。
『魏書』「武帝紀」
代表的な中国古典として『魏書』「武帝紀」を読解する。
『蜀書』「先主伝」
代表的な中国古典として『蜀書』「先主伝」を読解する。
『顔氏家訓』「教子」
代表的な中国古典として『顔氏家訓』「教子」を読解する。
『宋史』「包拯伝」
代表的な中国古典として『宋史』「包拯伝」を読解する。
『古今小説』
代表的な中国古典として『古今小説』を読解する。
『龍図公案』
代表的な中国古典として『龍図公案』を読解する。
『聊斎志異』
代表的な中国古典として『聊斎志異』を読解する。
『三国演義』
代表的な中国古典として『三国演義』を読解する。
まとめ
日本人の祖先が重視してきた中国古典(漢文)の素養を体得できたかどうか確認する
。
代表的な中国古典として『春秋左氏伝』「隠公元年」を読解する。
代表的な中国古典として『礼記』「王制」を読解する。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
上代文学作品研究
担当者氏名
岡田 喜久男
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
上代文学作品としてのみならず日本文学の精華である『万
葉集』を、単なる名歌鑑賞という立場からではなく、その多
様性に留意して味読する。広く「万葉集の世界」に触れるこ
とで、日本文学の中心的存在となる「和歌世界」を理解させ
る。
《授業の到達目標》
①『万葉集』が和歌の濫觴であると同時に、漢文・漢詩・書
簡等を含む多様な作品集であることを理解する。
②『万葉集』の作品一つを選び、深く調べて理解する。
③『万葉集』と現代について考えることができるようになる
。
《成績評価の方法》
筆記試験70% 授業中の態度・発言30%の配分で、幅広い知
識と発信力を問う。
『万葉集』が現代でも「生きている」ことを実感できるよ
うに学習させる。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
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11
12
13
14
15
テーマ
授業方針と『万葉集』解
説Ⅰ
解説Ⅱ
《テキスト》
『新選万葉集抄』小野 寛 笠間書院
《参考図書》
授業中にその都度指示する。
《授業時間外学習》
授業開講中(後期)にマスコミで見聞きした記事・放送等
を記録してもらい、発表や試験の一部とすることで、授業時
間外でも『万葉集』を意識させる。
《備考》
学習内容など
名義・成立・巻々の内容
表記法・語法・時期区分・歌体・研究史
巻頭歌と巻末歌を読む
『万葉集』の全体像について
国見歌(2番歌)を読む
言霊・歌の呪術性を考える
柿本人麻呂を読むⅠ
神様に祭られた人麻呂の実態を知る
柿本人麻呂を読むⅡ
人麻呂と長歌・反歌のテーマで考える
山部赤人を読むⅠ
舒景歌の誕生と発展
山部赤人を読むⅡ
山柿の論と古今序の歌聖
『万葉集』の多様性Ⅰ
歌の世界の広がり
『万葉集』の多様性Ⅱ
歌の効用について
『万葉集』の多様性Ⅲ
現代的意味について
『万葉集』の地理的環境
Ⅰ
『万葉集』の地理的環境
Ⅱ
『万葉集』の和歌史的意
味について考える。
まとめ
奈良を中心に
地方を中心に
現代人と短歌
各人の万葉観の変化を確認する
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
中世文学作品研究
担当者氏名
田口 寛
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
中世文学の有名作品の一つであり、中世という時代を表す特
徴的作品の一つでもある『平家物語』を読む。「語り本系」
といわれる一般に流布している本の、著名な場面を取り上げ
る。授業初回における概説のほか、各場面についての講義を
行う中で、適宜研究のための知識・技術等も紹介したい。
《授業の到達目標》
中世文学の有名作品の一つである『平家物語』についての講
義を通して、中世文学研究のための能力を身につけ、中世文
学に関する一定程度の説明ができる。教養として、『平家物
語』の内容について全体あるいは一部を説明できる。『平家
物語』の登場人物への関心を通して、中世という時代を生き
た人間について説明できる。
《テキスト》
『平家物語』本文を含め適宜資料を配る。
《参考図書》
『平家物語』(岩波文庫。全4冊)。その他は授業時に適宜
挙げる。
《授業時間外学習》
予告に従い、予めテキストの該当部分を読んでいることが望
ましい。
《成績評価の方法》
試験、あるいはレポートの内容による。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
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4
5
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8
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11
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15
テーマ
授業の全体説明。
学習内容など
シラバスを用いつつ、この授業半期の概要・目標等について説明する。
『平家物語』についての
概説。
巻1「祇園精舎」
資料を用いて、『平家物語』について概説する。
巻1「祇王」(1)
祇王について。
巻1「祇王」(2)
祇王について。
巻3「僧都死去」
俊寛について。
巻5「福原院宣」
文覚について。
巻6「入道死去」
平清盛について。
巻8「征夷将軍院宣」
源頼朝について。
巻9「木曾最期」
源義仲について。
巻9「敦盛最期」
平敦盛・熊谷直実について。
巻11「先帝身投」
平知盛・安徳天皇について。
巻11「腰越」
源義経について。
巻12「女院死去」
平徳子について。
まとめ。
半期の学びを振り返る。
物語冒頭「祇園精舎」について。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
文学理論
担当者氏名
矢本 浩司
授業方法
講義
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
文学には、いろいろな読み方(切り口)があります。どのよ
うな読み方をとるのも自由ですが、自分の読み方に一定の説
得力を持たせるのに、文学理論が役立ちます。いくつもの文
学理論を学び、それを応用することで、文学を広く深く読み
解くことができるようになるでしょう。この授業では、多様
な文学理論・方法の概要を紹介し、紹介した文学理論を使っ
て、実際の文学作品(テクスト)を読んでみます。
《授業の到達目標》
①文学理論の種類や系統を把握する。
②特定の文学理論の概要を説明できるようになる。
③文学理論を用いて文学作品を読む。
《テキスト》
授業で配布します。
《参考図書》
授業で指示します。
《授業時間外学習》
(1)適宜、授業で参考文献を紹介しますので、それを読ん
でください。
《成績評価の方法》
授業態度とレポートで評価します。
《備考》
《授業計画》
週
1
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4
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6
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8
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11
12
13
14
15
テーマ
正しい読み方ってなに?
記号論と言語転回
ロシアフォルマリズム
精神分析学
構造主義
物語論(1)
物語論(2)
インターテクスチュアリ
ティー
受容理論
脱構築
権力
フェミニズムとジェンダ
ー
ポストコロニアリズム
カルチュラル・スタディ
ーズ
まとめ
学習内容など
自由に好きなように読める文学作品に、正しい読み方は存在するのか。私達は本当に
自由に読んでいるのか。専門家の中でも趨勢が移ろい行く読み方を概観します。
文学を読むには、言葉に注意深くなければなりません。授業では、自明と思える言葉
の構造をまず疑ってみます。というのも、現代文学は言葉を信用していないからです
。
文学が扱う言葉(言語)は、日常で私達が扱う言葉と同じでしょうか。もし異なると
したら何が異なるのか。異なると主張するフォルマリズムの方法(異化)を紹介しま
す。
心の病いと向き合う精神分析学を、文学の読解に応用する考え方があります。心の病
いの病根を発見するやり方で、文学作品のテーマ(問題)を分析する手法を紹介しま
す。
構造主義は、数学的な公式や論理によって、さまざまな現象を解明しようとします。
文学作品(テクスト)を構造主義の方法を用いて、解剖してみましょう。
どのような長大な物語も「○○が○○する物語」と要約できます。であるなら、物語
は長大な一つの「文」とも言えますので、構造主義的に物語の文法読解を試みてみま
す。
物語の構造分析のために、作者と語り手、物語内容と物語言説、時制、メタフィクシ
ョンなどを整理して解説します。その過程で、「信用できない語り手」にも言及しま
す。
文学作品が、先行する他の文学作品との関係の中で成立していると考え、文学作品(
テクスト)の生成過程を検討します。引用や剽窃、パロディなどにもふれます。
文学はどのように受容されるのか。読者と解釈の理論について学びます。それと同時
に、社会システムと切り離すことのできない文学の価値を問います。
支配的な価値観としての二項対立を攪乱する試みが脱構築です。文学(研究)上の二
項対立に脱構築を試みることで、「読みの不可能性」を浮き彫りにします。
あらゆる言説がイデオロギーを伴う権力装置として働くとしたら、文学にも成立時期
の権力が反映する危険がつきまといます。起源や正当性を記す歴史=物語も同じです
。
文学上の男性優位と女性抑圧・嫌悪を批判するフェミニズムと、文化的レベルで作ら
れる性差を批判するジェンダー批評、異性愛の虚構性を示すクィア批評を解説します
。
植民地支配国や経済的支配国(先進国)による文化的支配が文学に与える影響を、批
判的に分析する立場について話します。想像の共同体やオリエンタリズムにもふれま
す。
社会問題をサブカルチャーから問うことで生活や民衆を分析する手法(カルチュラル
・スタディーズ:CS)を文学研究に応用した場合の功罪について話します。
文学理論は使うものであって、「使われる」ものではありません。文学理論に振り回
されないように、取り扱いの注意を促し、最後にリポートの課題について話します。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
関門の歴史と文化
担当者氏名
渡辺 一雄
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
近年、歴史学や考古学、民俗学の研究の進展によって、日々
新たな地域史像が浮かび上がっています。最新の研究成果を
もとに、関門海峡や響灘に面した地域の歴史や文化について
講義します。旧課程最後の授業です。
《授業の到達目標》
・地域文化研究の意義と必要性を理解し、説明できる。
・関門地域の地理的・歴史的特性を理解し、説明できる。
・関門・響灘地域のさまざまな文化遺産や自然遺産に関心を
持 ち、その概要を理解する。
《テキスト》
使用しません。毎回プリントを配布します。
《参考図書》
適宜紹介します。
《授業時間外学習》
毎回復習をし、ノートを整理してください。
《成績評価の方法》
授業態度(50%)と期末試験(50%)で評価します。
《備考》
現地踏査(フィールドワーク)を行う場合もあります。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
はじめに
テーマ
学習内容など
授業のガイダンス、関門・響灘地域とは
原始Ⅰ
旧石器時代の狩人(旧石器時代)/海は文明の架け橋・縄文漁撈民(縄文時代)
原始Ⅱ
渡来人が来た/クニの始まり/動乱・そして邪馬台国(弥生時代)
原始Ⅲ
関門海峡を掌握したのは誰だ/豊浦の宮・豊浦の津(古墳時代)
古代
長門国・豊前国設置と政治都市“長府”の出現
中世Ⅰ
壇ノ浦:浪の底にも都のさぶらうぞ/元寇:鬼襲来(鎌倉時代)
中世Ⅱ
国際港赤間関の登場/大内文化の繁栄と混沌(室町時代)
近世Ⅰ
毛利氏の時代/帆船走る繁栄の日々(江戸時代)
近世Ⅱ
赤間関の繁栄/朝鮮通信使の来関(江戸時代)
近世Ⅲ
攘夷決すべし/防長回天の地(幕末)
近代
赤煉瓦に燈が灯り/岡蒸気がもたらしたもの(明治・大正時代)
現代
地方都市への変化/平成の合併(昭和・平成時代)
響灘島嶼部
角島・蓋井島・六連島・藍島
民俗
祭礼と伝説
まとめ
地域の未来/衰退か成熟か
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
関門地域論
担当者氏名
宮崎 勝弘
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
日本の歴史の舞台にしばしば登場する関門地域だが、ここで
は、近・現代史における「関門」の今日の状況を中心的に取
り上げる。「地域の時代」といわれる今の状況の中で、地域
とは何かについても考える。もちろん、現代を理解するため
には、必要なところまで歴史をさかのぼる。
《授業の到達目標》
なぜ、いま「関門」なのか。それに答えられるだけの、関門
地域を取り巻く状況に関する知識を修得する。現代社会や地
域論に関する理解を深める。
①「関門」の歴史と現状について知る
②「地域の時代」の意味を考えるようになる
③社会的関心事を地域に即して考えるようになる
《テキスト》
別途指示します。
《参考図書》
《授業時間外学習》
「関門」だけでなく、地域一般に関することに関心を持つこ
とを求める。
《成績評価の方法》
①授業への姿勢 ②レポート ③出席
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
オリエンテーション
学習内容など
授業の展開方法など概要説明。自己紹介。
地域論①
地方と中央の関係について。
地域論②
地方と地域の関係について。
地域論③
分権の時代の内実と行方。
「関門」論①
なぜ、いま、「関門」なのか。
「関門」論②
「関門」のイメージは。
「関門」論③
歴史に登場する「関門」。
「関門」論④
戦後史における「関門」。
「関門」論⑤
日本の縮図としての「関門」。
「関門」論⑥
「地域」の時代の騎手となる可能性?。
現地調査①
関門・響灘地域を歩く。
現地調査②
関門・響灘地域を歩く。
レポートを書く①
マンツーマン指導。
レポートを書く②
マンツーマン指導。
まとめ
「関門」論を学んで。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
考古学
担当者氏名
渡辺 一雄
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
歴史学の一分野である考古学の概要について学びます。考古
学とはどのような学問なのか、歴史を復元するための具体的
方法について講義します。授業は講義が中心となります。映
像・画像・実物資料を可能な限り利用しながら進めたいと思
います。はじめは方法論など考古学の基本を、つぎに時代ご
との考古学の成果と問題点について講義します。
《授業の到達目標》
・考古学の概要と歴史研究のための有効性を理解する。
・関門地域や全国各地の代表的な遺跡の概要を知る。
・歴史を学ぶことの面白さについて理解する。
《テキスト》
なし。毎回プリントを配布する。
《参考図書》
『考古学の方法 調査と分析』東京大学出版会
『考古学キーワード 改定版』有斐閣双書
『考古学 その方法と現状』放送大学教材
《授業時間外学習》
毎回短時間でいいので、ノートをまとめ、復習を行うこと。
《成績評価の方法》
授業態度及び期末試験の結果で評価する。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
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11
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14
15
テーマ
ガイダンス
考古学とは
考古学の歴史
考古学の研究
学習内容など
授業の説明
考古学はどのような学問か?
欧米における考古学の発展
日本考古学のあゆみ
発掘調査
編年∼形式学的方法・層位学的方法
考古学の様々な研究事例、特に自然科学的手法を使った研究事例
考古学の成果と課題Ⅰ
旧石器・縄文時代の考古学
考古学の成果と課題Ⅱ
弥生時代の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅲ
弥生時代の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅳ
古墳時代の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅴ
古墳時代の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅵ
古代の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅶ
古代の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅷ
中近世の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅸ
中近世の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅹ
中近世の考古学Ⅲ
まとめ
考古学と現代
考古学の方法
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
民俗学
担当者氏名
吉留 徹
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
日本人の生活の基礎にある、伝統的な習慣(民俗慣行)から
生み出された民俗資料を取り上げ、現代社会における民俗学
の意義や民俗資料そのもののについて考えます。
民俗学の研究対象である「民間伝承」のもつ意味を検討し、
その資料採集方法、分析方法等の実践的な調査を通して、地
域社会の人々の生活史や民俗的思考・意識を探り、歴史学的
側面、現代学としての民俗学の可能性を考えていきます。
《授業の到達目標》
主に民俗学に関する基礎的な知識の理解および基本的な民俗
調査(フィールド・ワーク)が実施できることを目的とする
。民俗学的側面から現代の地域社会における様々な課題を設
定し調査分析する能力を身につける。
《成績評価の方法》
授業内の小テスト
前期レポート(課題および内容については講義最初のガイダ
ンスで伝える。)
《授業計画》
週
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2
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15
テーマ
民俗学の方法論Ⅰ
民俗学の方法論Ⅱ
社会経済伝承資料論Ⅰ
社会経済伝承資料論Ⅱ
社会経済伝承資料論Ⅲ
儀礼信仰伝承資料論Ⅰ
儀礼信仰伝承資料論Ⅱ
儀礼信仰伝承資料論Ⅲ
儀礼信仰伝承資料論Ⅳ
儀礼信仰伝承資料論V
儀礼信仰伝承資料論Ⅵ
《テキスト》
基本的にはプリントを使用。柳田國男『遠野物語』は講義で
使用する場合もあるので、事前に読んで置くことが望ましい
。
《参考図書》
柳田國男『遠野物語』『先祖の話』等
『日本民俗学概論』『図説日本民俗学』等
《授業時間外学習》
民俗学はフィールド・ワークが大事なので、常日頃の生活か
ら問題意識をもって送ってもらいたい。
《備考》
学習内容など
ガイダンス。民俗学の定義、およびその方法論について、「柳田国男の民俗学」を学
ぶ。
「柳田国男の民俗学」と80年代の民俗論および現代民俗学の方法論的課題について
検討する。
前近代的「ムラ」と近代的「ムラ」そして現在の様々な「共同体(コミュニティー)
」を通し、民俗を担う社会組織を考える。
「生業」とは何か。かつての「農水産業」を中心とした第1次産業経済から現在の6
次経済産業社会への変化変容を考える。
Ⅰ.Ⅱの社会経済構造の変化のなかで、民俗学の研究対象である「民間伝承」の「伝
承母体」の変容について検討する。
年中行事・人生儀礼といった民俗学の中心的課題について、学史的検討をおこないな
がら、現代における年中行事・人生儀礼の問題を考える。
現代おこなわれる年中行事のうち、下関およびその周辺における具体的な事例をいく
つかとりあげ、「民間伝承」における現代的課題について検討する。
現代おこなわれる人生儀礼のうち、下関およびその周辺における具体的な事例をいく
つかとりあげ、「民間伝承」における現代的課題について検討する。
民俗学がもっとも研究対象の中心にすえた民間信仰について、柳田國男の祖霊信仰に
ついて考える。
葬送儀礼と死者供養の変容について、仏教と民俗の関係について考える。
民俗調査論Ⅱ
「墓」をはじめ慰霊碑や供養碑の問題などを取り上げながら、死者との関連を考えて
いく。
信仰と不可分の民俗芸能(神楽・風流)について下関およびその周辺における具体的
な事例を題材に、「伝承」についての現代的課題を検討する。
現代における民俗調査の意義について、実際にフィールドを体験し、民俗調査入門を
おこなう。
課題の設定等、実際の民俗調査理論について学ぶ。
まとめ
現代民俗学における課題と実践について学ぶ。
儀礼信仰伝承資料論Ⅵ
民俗調査論Ⅰ
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
文化人類学
担当者氏名
松下 孝幸
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
形質人類学(自然人類学)はヒトの生物学です。人類と日本
人のルーツについて、大進化と小進化という視点でヒトの形
質変化をたどり、併せて未来を予測してみたい。
《テキスト》
資料を準備します。
《参考図書》
講義の中で紹介します。
《授業の到達目標》
①猿人から現生人類までの変化(大進化)を理解し、その過
程を解説できる
②縄文人から近代人までの形質変化(小進化)の概要とその
変化の要因を説明することができる。
③将来予測される危機への対策を考え、具体的な方策を実際
の日常生活のなかで実践できるようする。
《授業時間外学習》
特に必要ない。普通に新聞を読むこと。
《成績評価の方法》
課題に関するレポート提出
《備考》
《授業計画》
週
1
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15
テーマ
形質人類学とはどのよう
な学問か?
骨学入門
学習内容など
講義の構成を示す。人類学概論の講義です。
骨学概論、骨学実習
形質人類学の資料となる人骨について概説し、実際に骨の同定などをしてもらいます
。
猿人から原人へ変化した過程をたどります。
人類の大進化1 猿人か
ら原人へ
人類学概論1
形質人類学の資料となる人骨について概説します。
人類学の概論を詳述します。
人類学概論2
人類学の概論を詳述します。
人類の大進化2 旧人か
ら新人へ
人類学概論3
旧人(ネアンデルタール人)から新人への変化の道のりをたどります。
日本人の起源1 旧石器
人・縄文人
日本人の起源2 弥生人
1
日本人の起源3 弥生人
2
日本人の起源4 古墳人
縄文人のルーツと旧石器人・縄文人の形質的特徴を詳しく解説します。
日本人の起源5 中世人
・近世人
現代人と未来
まとめ
人類学の概論を詳述します。
弥生時代になると顔かたちについて地域差が生じたことを明らかにし、その原因を考
察してみます。
中国大陸や台湾の古人骨について、その特徴を解説し、日本人(弥生人)との関係を
探ります。
古墳時代になると集団墓が造られなくなり、特定の階級の人々の顔かたちしかわかり
ませんが、古墳人と古代人の形質に言及してみます。
鎌倉・室町時代になると、日本人の顔かたちは激変します。どのような顔かたちにな
ったのか、そしてその原因ないったい何か、について考えてみます。
現代人はかつて一度も経験したことのない姿・かたちを獲得しつつあります。小進化
の行く末を予測してみましょう。
形質人類学は、現代人の生き方、生活スタイルに重要な警告を発しています。その成
果を踏まえて今後どのような生活をしていけばいいのか、考えてみましょう。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
演劇論
担当者氏名
古賀 今日子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
俳優の演技と様々な芸術表現を組み合わせ作り上げられる演
劇は総合芸術のひとつと捉えられています。この授業ではそ
の「演劇」の多岐に渡る魅力を、時代ごと、また、その発展
の歴史にそって映像で鑑賞し、語り合います。
授業計画は昨年のものをベースに作成しましたが、例年その
年に集まったメンバーの興味の矛先によって作品を選び直し
、ライブ感のある時間を目指しています。
《授業の到達目標》
「演劇」を味わうためのガイドとして、その歴史や手法、背
景を知る。
ひとつの見方に捉われず、様々な視点を持って自由な観客と
して作品を楽しむことが出来る。
他者と共にひとつの作品を鑑賞しその感想を共有するなかで
、多様な価値観、考え方があることを知り、豊かな感受性を
獲得できる。
《テキスト》
その都度、作品についてのガイドとなる資料を配布します。
《参考図書》
特になし
《授業時間外学習》
授業内で鑑賞した作品についてのレポートやアンケートを作
成していただきます。
《成績評価の方法》
レポートの提出。
《備考》
《授業計画》
週
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テーマ
演劇との出会い+自己紹
介など
作品鑑賞 1
作品鑑賞 1
作品鑑賞 1→ディスカ
ッション
作品鑑賞 2
学習内容など
演劇との出会い。アンケート。
まずは、おそらく誰もが聞いた事のある作品を、3回に分けて鑑賞(初回アンケート
に基づいて作品を決定します。)
演出って?俳優って?様々な演劇に関わるポジションをもし自分だったら・・・と自
分に引き寄せて想像してみます。
舞台美術について考える。
日本の伝統芸能。わたしたちの国にある「演劇」を鑑賞してみましょう。
作品鑑賞 2
伝統・・・変わらないもの、変わったからこそ生き残るものに思いを馳せる。
作品鑑賞 2→ディスカ
ッション
作品鑑賞 3
今の私たちに変わらず届いたものは何でしょう。ディスカッション。
作品鑑賞 3
鑑賞。
作品鑑賞 3→ディスカ
ッション
作品鑑賞 4
作品が生まれる、その裏側にある思いを想像してみる。
作品鑑賞 4
落語。たった一人の演劇。想像力を駆使して噺を味わう。
作品鑑賞 5
もはや言葉を超える・・・どこまで演劇?どこから演劇?という作品にどっぷり触れ
てみる。
分かる、分からないという価値観を超えてみる。好き?嫌い?楽しい?不安?おおい
に語り合いましょう。
作品について、演劇自体について。まとめ。
作品鑑賞 5
作品鑑賞 5 →ディス
カッション
ミュージカルって見た事ありますか?
コントという小作品について。笑いを目指す演劇。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
編集実務
担当者氏名
宮崎 勝弘
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
新聞はニュースを伝えるとともに、現代社会の「知」の所産
にもなっている。ニュースをどう伝えるか。どう読んでもら
うか、読んでもらうためにどうした技術が駆使されているか
。それが新聞技術、「編集」である。その分野への理解を通
して、文化・文芸の世界の一端に触れる。
《授業の到達目標》
①新聞づくりの技術について知る
②時事問題への関心が高まる
③より広い視野で物事を考えるようになる
《テキスト》
特になし
《参考図書》
特にないが、日常的に新聞や書籍に親しむ。
《授業時間外学習》
「参考図書」の項に書いたことを努める。
《成績評価の方法》
レポートと授業出席と受講姿勢
《備考》
《授業計画》
週
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テーマ
オリエンテーション
学習内容など
本講義の目ざすものと受講上の注意点について
新聞とは
新聞の現況について
編集とは
広義の編集と狭義の編集について
編集の多義性1
書籍における「編集」
編集の多義性2
「編集」部員の使命
編集の多義性3
新聞「編集」の実体
編集の多義性4
新聞の「整理」と「編集」との関係について
編集の技術1
新聞編集の特色
編集の技術2
見出しと価値判断について
編集の技術3
レイアウトについて
編集の技術4
「総合」編集について
「編集」に挑戦1
記事を読み込み、見出しを考える
「編集」に挑戦2
全体のレイアウトを示し、一枚の紙面をつくる
「編集」の課題
現在の「編集」上の技術的、経済的課題を考える
振り返り
半年間の学びについて考える
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
演劇的表現の研究
担当者氏名
古賀 今日子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
「演劇」を知るにはやってみるのが一番です。演劇は英語で
いうとプレイ!ルールはあっても正解はありません。
演劇の様々な面白さを分解し再構築したプログラムを積み重
ね、最後には発表会を実施します。
未経験者も大丈夫。ひとつのイメージを人と共に形にしてい
く中でコミュニケーションの面白さ、伝える、伝わる喜び(
と、難しさ)を存分に味わっていただきます。
《授業の到達目標》
演劇をやってみることで、表現する難しさと楽しさを体感す
る。
ひとつの作品を作る事で、自分にしか見つけられない視点を
発見し、また同時に、他者と意見をすりあわせていく中で協
調性を得る事が出来る。
《成績評価の方法》
発表会の作品作り(発表含む)の過程と、その体験をもとに
レポートを作成していただきます。
《授業計画》
週
1
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15
《テキスト》
特になし
《参考図書》
特になし
《授業時間外学習》
発表前には少し作業をお願いするかもしれません。また、日
々の生活の中での様々なことがモチーフになっていくと思い
ます。
《備考》
体を動かしながらの授業です。激しい運動ではありませんが
、動きやすい服装での参加をお願いします。
テーマ
学習内容など
体験WS
出会いのワークショップ
演劇の体
意識して、止めること。ストップモーションで遊ぶ。
音
音だけシアター 耳で聞く演劇を作る
言葉A
台本を作ってみる、言葉を組み合わせる。行間を読む。
トラストワーク
催眠、ブラインドカーなど。
抽象的な体
ワンタッチオブジェからのシーン作り。
立ち位置
人間同士の距離感から場面を作る
言葉B
私たちの日常の会話を演劇に
言葉C
擬人化?脚本作りワーク。
社会派
新聞からシーン作り?
作品作り
全体のテーマやモチーフを決める
作品作り
グループワーク
作品作り
構成
発表会
お客さんを呼んで作品を見せてみる。
ふりかえり
発表した作品を全体で振り返り。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
ノンフィクション論
担当者氏名
宮崎 勝弘
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
「ノンフィクション冬の時代」といわれる。しかし、作品の
受け皿となる月刊誌も創刊されるなど、新しい動きも出てき
た。そうした状況を踏まえ、この時代や社会を特徴づける事
実に着目。その重さにこだわり、そこへ想像力を駆使しなが
ら、作品世界を理解し、あるいは作品を創り上げる。
《授業の到達目標》
ノンフィクションとは何かを知る。多くの作品に触れ、事実
の重さ、表現や言葉の使い方などに分け入る。その結果とし
て、社会や歴史への理解も深まる。
①人間の様々な生き方を知る、触れる
②社会的関心事への距離がせばまる
③文章表現についての関心が深まる
《テキスト》
授業に応じて、随時提示する。
《参考図書》
《授業時間外学習》
いわゆる社会常識、時事問題に関わることが多いため、日ご
ろから新聞や雑誌などニュースに親しむことを求める。
《成績評価の方法》
受講姿勢、レポート、出席
《備考》
《授業計画》
週
1
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テーマ
ガイダンス
学習内容など
授業概要や展開についての説明。自己紹介。
ノンフィクションとは
ノンフィクションとは何かを説明。
戦後社会の展開①
「高度経済成長」まで。
戦後社会の展開②
「高度成長」時代から「安定成長」時代まで。
戦後社会の展開③
「安定成長」時代から「失われた10年」を中心に。
戦後社会の展開④
何が書かれてきたか、作品群の把握。
主要作品の講読①
提示された作品を読み、解説、議論する。
主要作品の講読②
提示された作品を読み、解説、議論する。
主要作品の講読③
提示された作品を読み、解説、議論する。
主要作品の講読④
提示された作品を読み、解説、議論する。
主要作品の講読⑤
提示された作品を読み、解説、議論する。
レポート制作①
自分の興味・関心に基づいてテーマを決める。
レポート制作②
決めたテーマに関して、アプローチや資料取得の方法などを指導。
レポート制作③
発表と意見交換をする。
まとめ
半期の授業を振り返りつつ、授業内容を確認する。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
中古文学作品研究
担当者氏名
安道 百合子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
『源氏物語』を読む。第一部から、桐壷・若紫・葵・賢木・
明石・薄雲の六巻を取り上げ、部分的に詳しく読む。テキス
トや絵巻を用いて、『源氏物語』について概要を知るととも
に、できるだけ原文を丹念に読むことによって、『源氏物語
』の魅力や中古文学の面白さを味わう。
《授業の到達目標》
1.『源氏物語』がどのような作品であるか、その概要を知
る。
2.原文を読むことによって、読解の手続きを知り、『源氏
物語』についての理解を深める。
3.中古の物語文学の面白さを味わう。
《成績評価の方法》
小テスト20%
受講態度と受講後の感想文の内容20%
期末テスト60%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
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11
12
13
14
15
テーマ
中古文学の定義
《テキスト》
ビギナーズクラシックス源氏物語(角川文庫)
《参考図書》
適宜紹介する。
《授業時間外学習》
授業で扱わない部分をテキストで予習し、適宜参考文献に目
配りする。週180分以上を授業時間外の学習時間の目安と
すること。
《備考》
桐壺巻を読む①
学習内容など
平安時代の文学はどこからどこまでか、歴史区分と文学史的区分について説明し、中
古文学の特徴について解説する。
古典の日の制定理由。『源氏物語』の作者、成立背景、伝本、享受などについて解説
し、基本的な知識を得る。
冒頭の桐壺巻を読む。桐壺帝の桐壺更衣への寵愛と死別。
桐壺巻を読む②
冒頭の桐壺巻を読む。桐壺帝の嘆きと更衣母への弔問。光源氏の誕生。
若紫巻を読む①
若紫巻を読む。「若紫」という言葉。のちに紫の上と呼ばれる少女との出会い。
若紫巻を読む②
若紫巻を読む。藤壺の宮との禁忌の恋。
葵巻を読む①
葵巻を読む。賀茂祭での車争い。
葵巻を読む②
賢木巻を読む①
葵巻を読む。六条御息所の生霊が産褥の葵の上を苦しめる。葵の上の死。紫の上との
新枕。
賢木巻を読む。六条御息所の伊勢下向。
賢木巻を読む②
賢木巻を読む。藤壺の宮の出家に至るまで。朧月夜との密会発覚。
明石巻を読む①
明石巻を読む。故桐壺帝の夢告。
明石巻を読む②
明石巻を読む。明石の君との出会いと別れ。
薄雲巻を読む①
薄雲巻を読む。明石の姫君を養女として引き取る。
薄雲巻を読む②
薄雲巻を読む。藤壺の宮の死。
まとめ
『源氏物語』の魅力について考える。
『源氏物語』の概要
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
近世文学作品研究
担当者氏名
倉本 昭
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
江戸時代に書かれたファンタジー小説の真髄を読む。日本近
世文学史において、ファンタジー小説という用語は学術的に
は使用しないが、ここは学生に理解しやすいよう、便宜的に
使用している。まさに学生諸君がイメージするとおりのファ
ンタジー小説の類が、江戸時代には多く書かれ、いくつかの
作品は現在にまで熱心に読み継がれている。今回は特に、「
変身する」幻想談をとりあげる。
《授業の到達目標》
①近世文学史における「小説」、正確には仮名草子、浮世草
子、読本、黄表紙の流れと概要を理解する。
②とりあげた作品の舞台背景となった歴史や、作者の意図、
さし絵の図像学的解釈を理解する。
③江戸時代文学の魅力に開眼し、自分たちの感性や知識をみ
がく一助とする。
《テキスト》
なし。プリントで配布。
《参考図書》
適宜紹介する。
《授業時間外学習》
授業で読んだ作品の全編を図書館で読んでくれたら幸い。ま
た作品をアレンジした映画、マンガ、アニメなども一見一読
してもらいたい。
《成績評価の方法》
受講態度、学期末テストによる。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
日本古典ファンタジーの
系譜(1)
日本古典ファンタジーの
系譜(2)
井原西鶴の怪談
学習内容など
「変身談」を語る日本の古典文学を古代から中世までの範囲で紹介する
遊女について
下関の歴史にも登場する江戸時代の遊女についての概説
白話小説の衝撃
中国からもたらされた小説が日本の文学に与えた影響について解説する
『雨月物語』(1)
上田秋成『雨月物語』より「蛇性の婬」を読んでいく
『雨月物語』(2)
上田秋成『雨月物語』より「蛇性の婬」を読んでいく
『雨月物語』(3)
上田秋成『雨月物語』より「蛇性の婬」を読んでいく
『雨月物語』(4)
上田秋成『雨月物語』より「蛇性の淫」を読んでいく
『雨月物語』(5)
上田秋成『雨月物語』より「蛇性の淫」を読んでいく
『雨月物語』(6)
上田秋成『雨月物語』より「蛇性の淫」を読んでいく
『雨月物語』(7)
上田秋成『雨月物語』より「蛇性の淫」を読んでいく
曲亭馬琴伝
『八犬伝』作者・馬琴の生涯について
『南総里見八犬伝』(1
)
『南総里見八犬伝』(2
)
『八犬伝』芳流閣の決闘の場面を読む
江戸時代の「小説」を読む前に、江戸文学の特色と「小説」という用語の正確な意味
について解説する
『好色二代男』よりネズミになった遊女の話を読む
坪内逍遥の『八犬伝』評について
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
近世文学作品研究
担当者氏名
倉本 昭
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
江戸時代に書かれたファンタジー小説の真髄を読む。日本近
世文学史において、ファンタジー小説という用語は学術的に
は使用しないが、ここは学生に理解しやすいよう、便宜的に
使用している。まさに学生諸君がイメージするとおりのファ
ンタジー小説の類が、江戸時代には多く書かれ、いくつかの
作品は現在にまで熱心に読み継がれている。今回は特に、「
変身する」幻想談をとりあげる。
《授業の到達目標》
①近世文学史における「小説」、正確には仮名草子、浮世草
子、読本、黄表紙の流れと概要を理解する。
②とりあげた作品の舞台背景となった歴史や、作者の意図、
さし絵の図像学的解釈を理解する。
③江戸時代文学の魅力に開眼し、自分たちの感性や知識をみ
がく一助とする。
《テキスト》
なし。プリントで配布。
《参考図書》
適宜紹介する。
《授業時間外学習》
授業で読んだ作品の全編を図書館で読んでくれたら幸い。ま
た作品をアレンジした映画、マンガ、アニメなども一見一読
してもらいたい。
《成績評価の方法》
受講態度、学期末テストによる。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
日本古典ファンタジーの
系譜(1)
日本古典ファンタジーの
系譜(2)
井原西鶴の怪談
学習内容など
「変身談」を語る日本の古典文学を古代から中世までの範囲で紹介する
遊女について
下関の歴史にも登場する江戸時代の遊女についての概説
白話小説の衝撃
中国からもたらされた小説が日本の文学に与えた影響について解説する
『雨月物語』(1)
上田秋成『雨月物語』より「蛇性の婬」を読んでいく
『雨月物語』(2)
上田秋成『雨月物語』より「蛇性の婬」を読んでいく
『雨月物語』(3)
上田秋成『雨月物語』より「蛇性の婬」を読んでいく
『雨月物語』(4)
上田秋成『雨月物語』より「蛇性の淫」を読んでいく
『雨月物語』(5)
上田秋成『雨月物語』より「蛇性の淫」を読んでいく
『雨月物語』(6)
上田秋成『雨月物語』より「蛇性の淫」を読んでいく
『雨月物語』(7)
上田秋成『雨月物語』より「蛇性の淫」を読んでいく
曲亭馬琴伝
『八犬伝』作者・馬琴の生涯について
『南総里見八犬伝』(1
)
『南総里見八犬伝』(2
)
『八犬伝』芳流閣の決闘の場面を読む
江戸時代の「小説」を読む前に、江戸文学の特色と「小説」という用語の正確な意味
について解説する
『好色二代男』よりネズミになった遊女の話を読む
坪内逍遥の『八犬伝』評について
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
近代文学作品研究
担当者氏名
浅野 洋
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
日本の近代文学作品を受講生とともにじっくりと読み込んで
ゆく。受講生の人数によるが、可能ならばゼミ形式で授業を
進める。以下の「授業計画」にあげた作品は、その指標とな
る仮のリストで、各自その中から自分の担当作品を選択し、
発表することとする。多人数の場合は、適宜、このリスト中
の作品を採り上げ、論じてゆく。
《授業の到達目標》
①多角的な視点による柔軟性を身につける。
②論理的な思考力を体得する。
③テキストの背景や意味に対する理解力を高める。
《テキスト》
プリントを用意する
《参考図書》
講義の中で指示
《授業時間外学習》
当該作品を事前に読む
《成績評価の方法》
ふだんの受講態度(出席状況)とレポート
《備考》
特になし
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
作品研究入門
学習内容など
作品研究の方法論やレジュメ作成の解説
樋口一葉「十三夜」
研究方法・レジュメ作成・発表のモデル提示
樋口一葉「大つごもり」
研究方法・レジュメ作成・発表のモデル提示
森鷗外「最後の一句」
受講生の発表および討論
森鷗外「高瀬舟」
受講生の発表および討論
森鷗外「百物語」
受講生の発表および討論
芥川龍之介「秋」
受講生の発表および討論
芥川龍之介「舞踏会」
受講生の発表および討論
芥川龍之介「奉教人の死
」
菊池寛「恩讐の彼方に」
受講生の発表および討論
宮沢賢治「よだかの星」
受講生の発表および討論
宮沢賢治「銀河鉄道の夜
」
梶井基次郎「檸檬」
受講生の発表および討論
太宰治「魚服記」「おさ
ん」
織田作之助「木の都」
受講生の発表および討論
受講生の発表および討論
受講生の発表および討論
受講生の発表および討論
3年・前期
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
日本語史
担当者氏名
播磨 桂子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
「日本語」という言語について、歴史的な観点をもって捉え
ることをめざす。文献資料などを用いてある時代の日本の言
葉がどのようなものであったのかを推定し時間軸上に位置づ
けた先行研究による日本語の歴史を分野ごとに学びながら、
受講者それぞれが現代の日本語との関連において捉えられる
ようにしたい。
《授業の到達目標》
「日本語」の歴史的な捉え方について基本的な知識を持つ。
日本語の過去の姿を探る上で重要な資料についての知識を持
つ。
日本語の歴史的な経緯を現代日本語との関連において捉える
。
《テキスト》
適宜プリントを配布する。
《参考図書》
授業中に指示する。
《授業時間外学習》
授業中に指示した図書や資料に積極的にあたる。
単に読むだけではなく、読書ノート(書名、著者名、出版年
、内容に関するメモなど)をとる。
《成績評価の方法》
平常の授業参加、期末試験。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
日本語について
「日本語の歴史」をどう学ぶか。
学習内容など
音韻(1)
上代∼中古の音韻体系。
音韻(2)
中世∼近世の音韻体系。
音韻(3)
現代語にいたるまで。
文字・表記(1)
漢字の受容と応用。
文字・表記(2)
かな文字の発生とさまざまな表記法。
文字・表記(3)
現代語表記の制定。
語彙分野(1)
語種の観点から。
語彙分野(2)
意味・用法の変化。
語彙分野(3)
形態の変化。
文法(1)
上代∼中世の文法。
文法(2)
中世∼近世の文法。
文法(3)
現代語にいたるまで。
敬語(1)
敬語の変化をどのようにとらえられるか。
敬語(2)
敬語の変化をどのようにとらえられるか。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
マスコミ・マスメディア論
担当者氏名
宮崎 勝弘
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
情報化社会で情報の主力発信源となっているメディアについ
て、その現状と課題について学ぶ。具体的には、新聞を中心
に日々のニュースを追いながら、その意味するところや背景
、問題点などを多角的に考える。また、さまざまなニュース
をメディアごとに取り上げて比較、検討する。
《授業の到達目標》
時事的なことへアクセスするため、現代社会への理解や関心
が深まる。また、政治や社会の仕組み、時代に対する理解が
より進むことが期待できる。
①マスコミ・メディアの現状について知る
②ニュースに対する関心が深まる
③社会のあり方を考える契機を得る
《テキスト》
必要に応じて随時、レジュメや資料などを配布する。
《参考図書》
《授業時間外学習》
時事問題に関わるため、日ごろから、新聞を読み、ニュース
に親しむことを求める。
《成績評価の方法》
受講姿勢、レポート、出席
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
ガイダンス
学習内容など
授業の概要や展開方法を説明。自己紹介。
問題の所在
マスコミ、メディア本質と現在の位置。
多様性
様々なメディアと新聞の位置。
ニュースとは
「ニュース」性とは何か。
テレビの時代①
新聞を追いかけ、今、ネットの追い上げられている状況をみる。
テレビの時代②
商品化するニュースとショービジネスを学ぶ。
厳しい新聞社
日本の新聞の現状をみる。
新聞紙面の構成
総合面と固有面、硬面と軟面の違いなど。
新聞記事の特質
逆三角形、体言止め表現などの文章技術を学ぶ。
客観報道の問題性
「事実主義」を掲げている一方、その実態を知る。
取材とは何か
「足で書く」ことの意味と重要性を考える。
レポート作成①
メディアで取り上げられている問題からテーマを決める。
レポート作成②
各自に対してマンツーマン指導。
発表
各自の発表の後、議論する。
まとめ
半期の学びを振り返る。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
日本語・日本文学演習Ⅰ
担当者氏名
安道 百合子
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
『堤中納言物語』を読む。十編の短編物語集である。物語を
読むことの楽しさを味わい、古典を研究するにはどのような
手続きが必要か、どのような視点があるかについて実践的に
学ぶ。辞書をひき、用例を探すなど、基本的手続きを経て、
古文を正確に読む力を養い、古典文学研究の分野に関心を持
って自分なりにテーマを決めて考察し発表する。
《授業の到達目標》
1.古語辞典・関連用語辞典や、事典を引くことができる。
2.注釈書を見比べ、自分の意見を持って読解できる。
3.適切なレジュメを作成し、発表できる。
《成績評価の方法》
平常点(出席態度と質疑応答・討議への参加)30%
演習(レジュメと発表)40%
期末レポート30%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
『堤中納言物語』(岩波文庫)
《参考図書》
適宜紹介する。
《授業時間外学習》
週180分以上の授業時間外の学習をすること
《備考》
テーマ
授業の概要
学習内容など
授業の概要を説明し、演習担当者を決める。辞書・参考文献を紹介する。
はいずみ①
はいずみ① 発表の模範例を示す。参考に『伊勢物語』「筒井筒」章段を読む。
はいずみ②
はいずみ② 担当者が発表したあと、質疑応答・意見交換をする。
はいずみ③
はいずみ③ 担当者が発表したあと、質疑応答・意見交換をする。
はいずみ④
はいずみ④ 担当者が発表したあと、質疑応答・意見交換をする。
はいずみ⑤
はいずみ⑤ 担当者が発表したあと、質疑応答・意見交換をする。
はいずみ⑥
はいずみ⑥ 読んできた参考論文について、意見交換をする。
虫めづる姫君①
虫めづる姫君① 担当者が発表したあと、質疑応答・意見交換をする。
虫めづる姫君②
虫めづる姫君② 担当者が発表したあと、質疑応答・意見交換をする。
虫めづる姫君③
虫めづる姫君③ 担当者が発表したあと、質疑応答・意見交換をする。
虫めづる姫君④
虫めづる姫君④ 担当者が発表したあと、質疑応答・意見交換をする。
虫めづる姫君⑤
虫めづる姫君⑤ 担当者が発表したあと、質疑応答・意見交換をする。
虫めづる姫君⑥
虫めづる姫君⑥ 読んできた参考論文について、意見交換をする。
虫めづる姫君⑦
虫めづる姫君⑦ 読んできた参考論文について、意見交換をする。
レポート提出
各自、レポートのテーマと概要について発表し、意見交換する。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
日本語・日本文学演習Ⅰ
担当者氏名
矢本 浩司
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
演習参加者全員の輪番による研究発表と質疑応答
《テキスト》
演習で取り上げる文学作品
《参考図書》
適宜指示します。
《授業の到達目標》
①研究発表のための準備がしっかりできるようになる ②説
得力のある研究発表と質疑への応答ができるようになる ③
他者の研究発表をきちんと聞き、質疑ができるようになる
《成績評価の方法》
以下の点を総合して評価します。
1 研究発表(内容、準備、質疑応答)
2 授業態度
3 レポート
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《授業時間外学習》
演習で取り上げる文学作品を事前に読んで予習しておくこと
研究発表の準備
《備考》
テーマ
「解釈共同体」について
学習内容など
自分なりの読み方に説得力を持たせるために、「解釈共同体」について説明します。
研究する文学作品の決定
担当教員による研究発表
事前に決めてきた研究対象となる文学作品や研究テーマを演習の場で全員が報告し、
その上で研究発表の順番を決定します。
学生の研究発表の参考に、担当教員(矢本)が研究発表をします。
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
まとめ
前期の演習を振り返っての総括をします。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
日本語・日本文学演習Ⅱ
担当者氏名
安道 百合子
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
前半は『仲間と読む源氏物語ゼミナール』や『源氏物語もの
がたり』などをテキストとして、『源氏物語』を読むための
手続きやどのような着眼点で古典を読むかということを実践
的に学ぶ。後半は夕顔巻を読む演習。古語辞典を引き、用例
を丹念に調べる作業を通して、古文を正確に読み解く。自分
なりに課題を発見し、意見交換する。
《テキスト》
適宜指示する。
《参考図書》
適宜紹介する。
《授業の到達目標》
1.古典研究の基本的な手続きを身につける。
2.自発的に問題点や着眼点を見出し、辞典・事典・参考書
籍を活用し、考察を深める。
3.テーマを設定してレポートを仕上げる。
《授業時間外学習》
週180分以上の授業時間外の学習をすること。
《成績評価の方法》
発表内容や討議に加わる態度40%
期末レポート60%
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授業の概要
学習内容など
授業の概要を説明する。テキスト紹介。今後の進め方や分担を決める。
『源氏物語』概観
『源氏物語』の何を読む
か
読解へのアプローチ①
物語史のなかの『源氏物語』の位置づけについて。『源氏物語』のあらすじについて
。
文脈のひだを読む。心を表現する文章。具体的な『源氏物語』の文章を引きながら、
文章の味わい方を学ぶ。
本文・人物呼称・話型・会話・年立・心内語
読解へのアプローチ②
準拠・作中歌・プレテキスト・引歌・人物描写・語り手・自然描写・草子地
読解へのアプローチ③
場面・挿入句・視点・語脈・敬語・うつり詞
ゼミで読むということ①
「夕顔」物の怪の出現場面の場合
ゼミで読むということ②
「葵」葵上の哀傷場面の場合
図書館案内
図書館で参考文献を確認する。発表の際のレジュメの作成方法を指示し、各自の担当
日・担当部分を決める。
口頭発表(本文音読・本文の異同確認・語釈・現代語訳・参考資料紹介・鑑賞)と討
論
口頭発表(本文音読・本文の異同確認・語釈・現代語訳・参考資料紹介・鑑賞)と討
論
口頭発表(本文音読・本文の異同確認・語釈・現代語訳・参考資料紹介・鑑賞)と討
論
口頭発表(本文音読・本文の異同確認・語釈・現代語訳・参考資料紹介・鑑賞)と討
論
口頭発表(本文音読・本文の異同確認・語釈・現代語訳・参考資料紹介・鑑賞)と討
論
各人の興味にしたがってレポートをまとめ提出する。
発表と討論①
発表と討論②
発表と討論③
発表と討論④
発表と討論⑤
まとめ
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
日本語・日本文学演習Ⅱ
担当者氏名
矢本 浩司
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
演習参加者全員の輪番による研究発表と質疑応答
前期に引き続きですが、後期は後期で取り上げる作品をあた
らめて選択します。なお、初回に論文の書き方についてレク
チャーします。
《授業の到達目標》
①研究発表のための準備がしっかりできるようになる②説得
力のある研究発表と質疑への応答ができるようになる③他者
の研究発表をきちんと聞き、質疑ができるようになる
《成績評価の方法》
以下の点を総合して評価します。
1 研究発表(内容、準備、質疑応答)
2 授業態度
3 レポート
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
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11
12
13
14
15
テーマ
論文の書き方
《テキスト》
演習で取り上げる文学作品
《参考図書》
適宜指示します。
《授業時間外学習》
演習で取り上げる文学作品を事前に読んで予習しておくこと
研究発表の準備
《備考》
学生による研究発表
学習内容など
論文の書き方についてレクチャーします。その際に、「二項対立」という概念と二項
対立の超え方について学びます。
事前に決めてきた研究対象となる文学作品や研究テーマを演習の場で全員が報告し、
その上で研究発表の順番を決定します。
なんでも「テクスト」になりますが、ただ好きな作品だというだけではすぐには論じ
られません。論じるに価するか否かをどうやって判断するかについて、話します。
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
まとめ
前期の演習を振り返っての総括をします。
研究する文学作品の決定
研究対象について
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
考古学
担当者氏名
渡辺 一雄
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
歴史学の一分野である考古学の概要について学びます。考古
学とはどのような学問なのか、歴史を復元するための具体的
方法について講義します。授業は講義が中心となります。映
像・画像・実物資料を可能な限り利用しながら進めたいと思
います。はじめは方法論など考古学の基本を、つぎに時代ご
との考古学の成果と問題点について講義します。
《授業の到達目標》
・考古学の概要と歴史研究のための有効性を理解する。
・関門地域や全国各地の代表的な遺跡の概要を知る。
・歴史を学ぶことの面白さについて理解する。
《テキスト》
なし。毎回プリントを配布する。
《参考図書》
『考古学の方法 調査と分析』東京大学出版会
『考古学キーワード 改定版』有斐閣双書
『考古学 その方法と現状』放送大学教材
《授業時間外学習》
毎回短時間でいいので、ノートをまとめ、復習を行うこと。
《成績評価の方法》
授業態度及び期末試験の結果で評価する。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
ガイダンス
考古学とは
考古学の歴史
考古学の研究
学習内容など
授業の説明
考古学はどのような学問か?
欧米における考古学の発展
日本考古学のあゆみ
発掘調査
編年∼形式学的方法・層位学的方法
考古学の様々な研究事例、特に自然科学的手法を使った研究事例
考古学の成果と課題Ⅰ
旧石器・縄文時代の考古学
考古学の成果と課題Ⅱ
弥生時代の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅲ
弥生時代の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅳ
古墳時代の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅴ
古墳時代の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅵ
古代の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅶ
古代の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅷ
中近世の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅸ
中近世の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅹ
中近世の考古学Ⅲ
まとめ
考古学と現代
考古学の方法
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
民俗学
担当者氏名
吉留 徹
授業方法
講義
単位・必選
4・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
日本人の生活の基礎にある、伝統的な習慣(民俗慣行)から
生み出された民俗資料を取り上げ、現代社会における民俗学
の意義や民俗資料そのもののについて考えます。
民俗学の研究対象である「民間伝承」のもつ意味を検討し、
その資料採集方法、分析方法等の実践的な調査を通して、地
域社会の人々の生活史や民俗的思考・意識を探り、歴史学的
側面、現代学としての民俗学の可能性を考えていきます。
《授業の到達目標》
主に民俗学に関する基礎的な知識の理解および基本的な民俗
調査(フィールド・ワーク)が実施できることを目的とする
。民俗学的側面から現代の地域社会における様々な課題を設
定し調査分析する能力を身につける。
《成績評価の方法》
授業内の小テスト
前期レポート(課題および内容については講義最初のガイダ
ンスで伝える。)
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
民俗学の方法論Ⅰ
民俗学の方法論Ⅱ
社会経済伝承資料論Ⅰ
社会経済伝承資料論Ⅱ
社会経済伝承資料論Ⅲ
儀礼信仰伝承資料論Ⅰ
儀礼信仰伝承資料論Ⅱ
儀礼信仰伝承資料論Ⅲ
儀礼信仰伝承資料論Ⅳ
儀礼信仰伝承資料論V
儀礼信仰伝承資料論Ⅵ
《テキスト》
基本的にはプリントを使用。柳田國男『遠野物語』は講義で
使用する場合もあるので、事前に読んで置くことが望ましい
。
《参考図書》
柳田國男『遠野物語』『先祖の話』等
『日本民俗学概論』『図説日本民俗学』等
《授業時間外学習》
民俗学はフィールド・ワークが大事なので、常日頃の生活か
ら問題意識をもって送ってもらいたい。
《備考》
学習内容など
ガイダンス。民俗学の定義、およびその方法論について、「柳田国男の民俗学」を学
ぶ。
「柳田国男の民俗学」と80年代の民俗論および現代民俗学の方法論的課題について
検討する。
前近代的「ムラ」と近代的「ムラ」そして現在の様々な「共同体(コミュニティー)
」を通し、民俗を担う社会組織を考える。
「生業」とは何か。かつての「農水産業」を中心とした第1次産業経済から現在の6
次経済産業社会への変化変容を考える。
Ⅰ.Ⅱの社会経済構造の変化のなかで、民俗学の研究対象である「民間伝承」の「伝
承母体」の変容について検討する。
年中行事・人生儀礼といった民俗学の中心的課題について、学史的検討をおこないな
がら、現代における年中行事・人生儀礼の問題を考える。
現代おこなわれる年中行事のうち、下関およびその周辺における具体的な事例をいく
つかとりあげ、「民間伝承」における現代的課題について検討する。
現代おこなわれる人生儀礼のうち、下関およびその周辺における具体的な事例をいく
つかとりあげ、「民間伝承」における現代的課題について検討する。
民俗学がもっとも研究対象の中心にすえた民間信仰について、柳田國男の祖霊信仰に
ついて考える。
葬送儀礼と死者供養の変容について、仏教と民俗の関係について考える。
民俗調査論Ⅱ
「墓」をはじめ慰霊碑や供養碑の問題などを取り上げながら、死者との関連を考えて
いく。
信仰と不可分の民俗芸能(神楽・風流)について下関およびその周辺における具体的
な事例を題材に、「伝承」についての現代的課題を検討する。
現代における民俗調査の意義について、実際にフィールドを体験し、民俗調査入門を
おこなう。
課題の設定等、実際の民俗調査理論について学ぶ。
まとめ
現代民俗学における課題と実践について学ぶ。
儀礼信仰伝承資料論Ⅵ
民俗調査論Ⅰ
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
文化人類学
担当者氏名
松下 孝幸
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
形質人類学(自然人類学)はヒトの生物学です。人類と日本
人のルーツについて、大進化と小進化という視点でヒトの形
質変化をたどり、併せて未来を予測してみたい。
《テキスト》
資料を準備します。
《参考図書》
講義の中で紹介します。
《授業の到達目標》
①猿人から現生人類までの変化(大進化)を理解し、その過
程を解説できる
②縄文人から近代人までの形質変化(小進化)の概要とその
変化の要因を説明することができる。
③将来予測される危機への対策を考え、具体的な方策を実際
の日常生活のなかで実践できるようする。
《授業時間外学習》
特に必要ない。普通に新聞を読むこと。
《成績評価の方法》
課題に関するレポート提出
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
形質人類学とはどのよう
な学問か?
骨学入門
学習内容など
講義の構成を示す。人類学概論の講義です。
骨学概論、骨学実習
形質人類学の資料となる人骨について概説し、実際に骨の同定などをしてもらいます
。
猿人から原人へ変化した過程をたどります。
人類の大進化1 猿人か
ら原人へ
人類学概論1
形質人類学の資料となる人骨について概説します。
人類学の概論を詳述します。
人類学概論2
人類学の概論を詳述します。
人類の大進化2 旧人か
ら新人へ
人類学概論3
旧人(ネアンデルタール人)から新人への変化の道のりをたどります。
日本人の起源1 旧石器
人・縄文人
日本人の起源2 弥生人
1
日本人の起源3 弥生人
2
日本人の起源4 古墳人
縄文人のルーツと旧石器人・縄文人の形質的特徴を詳しく解説します。
日本人の起源5 中世人
・近世人
現代人と未来
まとめ
人類学の概論を詳述します。
弥生時代になると顔かたちについて地域差が生じたことを明らかにし、その原因を考
察してみます。
中国大陸や台湾の古人骨について、その特徴を解説し、日本人(弥生人)との関係を
探ります。
古墳時代になると集団墓が造られなくなり、特定の階級の人々の顔かたちしかわかり
ませんが、古墳人と古代人の形質に言及してみます。
鎌倉・室町時代になると、日本人の顔かたちは激変します。どのような顔かたちにな
ったのか、そしてその原因ないったい何か、について考えてみます。
現代人はかつて一度も経験したことのない姿・かたちを獲得しつつあります。小進化
の行く末を予測してみましょう。
形質人類学は、現代人の生き方、生活スタイルに重要な警告を発しています。その成
果を踏まえて今後どのような生活をしていけばいいのか、考えてみましょう。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
東アジアの歴史と文化
担当者氏名
阿部 泰記
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
中国と日本の王昭君説話について比較考察する。王昭君は中
国の四大美女の一人と言われる人物であり、中国では誰でも
知っている。日本でも戦前にはよく知られていた。王昭君の
ことを知れば中国のことがわかり、日本のこともわかる。こ
の授業では中国で創造された王昭君像の日本への伝承につい
て考察する。
《授業の到達目標》
1.プリント配布した原典を読むことができるようになる。
2.授業内容を正確にノートできるようになる。
3.中国と日本の関係資料を読むことで漢文・古文の読解力
を高め、同時に古代から現代に至る文学史的な知識を得るこ
とができる。
《成績評価の方法》
1.上記の能力について、配布したプリントにどれだけノート
できたかをもって評価する。
2.期末試験(ノート持ち込み可)によって総合的にどれだけ理
解できたかを評価する。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
ポートフォリオ掲載。プリント配布。プロジェクターを使用
する。
《参考図書》
授業中に収集の仕方を指示する。
《授業時間外学習》
参考書やネット情報を通じて予習・復習をする。
《備考》
テーマ
授業概要の説明
学習内容など
歴代文献における王昭君の描かれ方について概説する。
『漢書』の記載
『漢書』における王昭君の描かれ方について考察する。
『後漢書』の記載
『後漢書』における王昭君の描かれ方について考察する。
『琴操』の記載
『琴操』における王昭君の描かれ方について考察する。
『西京雑記』の記載
『西京雑記』における王昭君の描かれ方について考察する。
『王明君辞』の記載
『王明君辞』における王昭君の描かれ方について考察する。
『楽府詩集』の記載
『楽府詩集』における王昭君の描かれ方について考察する。
日本漢詩の記載
日本漢詩における王昭君の描かれ方について考察する。
『王昭君変文』の記載
『王昭君変文』における王昭君の描かれ方について考察する。
和歌の記載
和歌における王昭君の描かれ方について考察する。
元『漢宮秋』の記載
元『漢宮秋』における王昭君の描かれ方について考察する。
日本物語における記載
物語文学における王昭君の描かれ方について考察する。
明『出塞記』の記載
明『出塞記』における王昭君の描かれ方について考察する。
清『双鳳奇縁』の記載
清『双鳳奇縁』における王昭君の描かれ方について考察する。
まとめ
歴代文献における王昭君の描かれ方についてまとめる。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
日本文化研究法
担当者氏名
倉本 昭
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
日本の妖怪変化について、近世と近現代における研究史をも
とに考察していく。近代になって妖怪変化の分類や定義が行
われ、現代では東アジア恠異学会まで設立されている。それ
らの研究に材を提供するものとして、近世に書かれた膨大な
怪異談や、魅力的な妖怪画の数々がある。近世における妖怪
文献をとりあげながら、恐ろしくも、どこか愛らしい妖怪た
ちの生態をながめ、日本の文化史の文脈の中でとらえなおす
。
《授業の到達目標》
①いわゆる妖怪学の成立過程を把握する。
②妖怪絵巻を読み解きながら、妖怪に託された日本人のユー
モ ア、自然への畏怖、社会批判などの精神を探っていく。
③妖怪の現代社会における存在意義を確認する。
《成績評価の方法》
受講態度と学期末のテストによる
《テキスト》
プリントで配布
《参考図書》
適宜紹介するが、図書館に代表的なものが蔵されている
《授業時間外学習》
授業を踏まえ、多様なメディアで妖怪変化について独自の知
識を仕入れるのも愉しいであろう。マンガやアニメ、ドラマ
に出てくるグロテスクで、ユニークでもあるキャラも、妖怪
学の知を踏まえて読み直せば、新たな一面を見せてくれるだ
ろう。授業の後半には下関市内で幽霊にかかわる祭りもある
ので、見にいくといい。
《備考》
怪異談が苦手という人へ―むやみに怖がらせるような内容で
はないけれど、よほど苦手なら履修するかどうか熟考すると
よい
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
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14
15
テーマ
妖怪学のながれ
学習内容など
近代になって妖怪を分類し、民俗学の範疇で研究を始めた先学たちの業績
妖怪草子を読む(1)
妖怪草子の源流としての地獄草紙・餓鬼草紙・北野天神縁起などを見ていく
妖怪草子を読む(2)
土蜘蛛草子の巻頭から妖怪女房との出会いまで
妖怪草子を読む(3)
土蜘蛛草子の続き。渡辺綱の智慧の輝き
妖怪草子を読む(4)
土蜘蛛草子の続き。頼光主従の勝利
稲生物怪録の愉悦(1)
稲生物怪録を抜粋して読み、妖怪たちの図像学にもこだわっていく。
稲生物怪録の愉悦(2)
稲生物怪録の続き。古典類話との相似について
稲生物怪録の愉悦(3)
稲生物怪録の続き。魔王との邂逅と離別
近世妖怪物語を読む(1)
『伽婢子』を読む
近世妖怪物語を読む(2)
『伽婢子』を読む
近世妖怪物語を読む(3)
『伽婢子』を読む
近世妖怪物語を読む(4)
『伽婢子』を読む
下関と妖怪
有名な耳なし芳一以外に、下関に伝わる妖怪談を紹介する。
西洋モンスターとデーモ
ン(1)
西洋モンスターとデーモ
ン(2)
西洋の妖怪たちの紹介。比較文化学の一環として
西洋の妖怪たちの紹介。比較文化学の一環として
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
関門文化特論Ⅰ
担当者氏名
浅野 洋
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
「文学における原(げん)風景」という言葉があります。こ
れは作家の精神形成の核(コア)となる風景を意味しますが
、なかでも故郷の風景は最も「原風景」になりやすいもので
す。そうした意味を考えつつ、少年期や青年期を山口県や大
分県(関門海峡の周辺)で過ごした国木田独歩の作品を読ん
でみようと思う。
《授業の到達目標》
①下関近辺および関門地域の歴史や文学について知識を深め
る。
②地域と文化の関係性について考える。
③現代生活と地域文化や風土とのつながりを歴史的に見直す
。
《テキスト》
プリントを用意する。
《参考図書》
講義の中で指示。
《授業時間外学習》
独歩の作品を読む。
《成績評価の方法》
ふだんの受講態度とレポート
《備考》
特になし。
《授業計画》
週
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15
テーマ
故郷と精神風土①
学習内容など
映画監督J・レルナトーレと故郷シチリア
故郷と精神風土②
小林秀雄「故郷を失った文学」など
国木田独歩の生涯
山口県および大分県との関連
「源叔父」①
作品中に登場する風土や情景を軸として作品を考える
「源叔父」②
〃
「忘れえぬ人々」①
〃
「忘れえぬ人々」②
〃
「忘れえぬ人々」③
〃
「少年の悲哀」①
〃
「少年の悲哀」②
〃
「酒中日記」①
〃
「酒中日記」②
〃
「春の鳥」①
〃
「春の鳥」②
〃
まとめ
犀星「小景異情」など故郷への複雑な感情を示す
3年・後期
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
関門文化特論Ⅱ
担当者氏名
中島 順一
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
関門海峡をはさんで展開してきた美術の動向を知り、それぞ
れの環境で活動した作家たちの作品を鑑賞し共感することで
、作家と美術作品、風土と美術の関係を探る。さらに世界的
な画家の風土性を認識し、あわせて関門に展開してきた美術
の独自性と在り方を理解する。
《授業の到達目標》
関門の地で活動した美術作家とその作品について広く認識し
、風土と美術の関係、美術に独自のコミュニーケーションを
、自ら探求する力を養う。
《テキスト》
講義レジュメ等を配布する。
《参考図書》
《授業時間外学習》
関門海峡周辺の美術館を訪れておく。
《成績評価の方法》
レポート(3回)で評価する。
《備考》
関門に由来する美術やその他の美術の画像を鑑賞しながら、
提出レポートも折りこみ、講義を行う。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
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15
テーマ
田淵安一の画業−美術の
根っこを探して
モネの画業−フランスの
叙情と色彩
高島北海の画業−異国に
芽をはやして
日本画と洋画−材質の相
違と表現の相違
絵画とは−その表現
レポート:テーマは自分
香月泰男の画業−山陰か
らシベリアへ
寺田政明の画業−鉄の街
から東京へ
平野遼の画業−鉄の街に
根づく
ゴッホという画家の生き
かた−風土と絵画
美術の風土性
レポート:絵画を題材に
殿敷侃の活動−造型によ
る社会への呼びかけ
トーナス・カボチャラダ
ムスの画業ー門司は港町
ブリューゲルという画家
の生き方−風土と絵画
海峡の画家の言葉、文学
、そして造型
展覧会と美術館
レポート:絵画を題材に
学習内容など
海峡を越えて−フランスへ① 北九州市出身の画家、田淵安一はフランスで高く評価
された作家であった。その画業の普遍性は顕著な色彩表現に基づいていた。
印象派を代表するモネは「色彩の画家」として光の表現を追及し作家であり、日本の
美術への憧れでも知られている。彼が革新的な美術が生みだした経過をたどる。
海峡を越えて−フランスへ② 山口県出身の日本画家、高島北海は明治時代、フラン
スに留学しその画業が注目を集めた。彼はいかにして異国の日本趣味を育てたのか。
田淵安一とモネは、油彩画を表現手段とし、高島北海は日本画の技法によって作品を
制作した。画材の相違がもたらす表現の質の変化を観察する。
絵画が美術としてもつ、独自の存在、表現力、質について考える。
・自分を書こう(レポート作成)
海峡をはさんで−風土が育んだ画業① 香月泰男は山口県を代表する洋画家である。
地元の山や海に立脚する絵画は、シベリアの過酷な体験により大きく変貌する。
海峡をはさんで−風土が育んだ画業② 幼いときから工業都市、北九州の風物に接し
ながら育った寺田政明は、戦前の東京画壇において生命あふれる特異な画業を築く。
海峡をはさんで−風土が育んだ画業③ 平野遼は北九州市の代表的な画家であり、そ
の独自の画境は高い精神の境地を内包する。その研ぎ澄まされた絵画の誕生を探る。
ゴッホがオランダを精神の風土とし、フランスの各地を巡る過程で、自然への憧憬を
もちながら、いかにして激しい情熱を絵画の造型に昇華させたかを展望する。
東洋と西洋において人間と自然が美術においていかに表現されているか概観する。
・絵画を詠おう(レポート作成)
海峡に呼応して−新しい広がり① 山口県の海と山の野外、それが殿敷の作品が展開
する現場であった。その社会的な訴えをもつアートは全国的にひろがっていった。
海峡に呼応して−新しい広がり② 港町、門司に暮らしながら制作した絵画、カボチ
ャ、ナスビに人像が群がるその特異な画境は、理想的、夢幻的世界を謳いつづける。
ニーデルランドの画家、ピーター・ブリューゲルの絵画は、北方らしい風土に立脚し
ながら、人間と自然に共通する生命の力を表現の源泉としていた。
関門海峡をめぐる画家たちに関する、言葉や文学をたどり、その絵画や画業がいかな
る文学的表現によって表されているかを紹介する。
関門海峡を中心とする美術館のあり方、その活動の様子を紹介する。
・絵画を書こう(レポート作成)
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
地域文化実習Ⅰ
担当者氏名
倉本 昭
授業方法
講義
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
高度経済成長期の下関市には、最多27の映画館があった。
当時の映画興行は、いかなる形で行われていたのか。下関と
中央とのギャップに注意しながら、下関の市民にとっての「
映画史」の形に迫る。
《授業の到達目標》
①戦後の地方新聞や地域史資料から当時の風俗史を調査する
方法を学ぶ。
②戦後を代表する映画をいくつか鑑賞して、時代性を読み解
くコツを習得する。
③地方と中央との比較により、中央中心の映画興行史を相対
化する。
《成績評価の方法》
受講態度、研究発表(グループ別)と学期末のレポートによっ
て評価
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
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12
13
14
15
テーマ
昭和戦後時代の映画 洋
画編
昭和戦後時代の映画 邦
画編
下関の映画館の歴史
《テキスト》
なし
《参考図書》
夕刊みなと 毎日・朝日の西部本社版
《授業時間外学習》
戦後の地方紙は市立図書館に蔵されるから、それを閲覧して
調査する必要がある。市の図書館にはたびたび足を運ぶこと
になろう。また数回フィールドワークを試みるが、これは夕
刻授業時間終了まで拘束されることも想定せよ
《備考》
フィールドワークは下関駅や細江に行くが、移動費は実費。
学習内容など
戦後日本で公開された洋画の流れを60年代半ばまで解説する
戦後の日本映画がたどった栄光と混沌の歴史を60年代半ばまでおさらいする
担当教員が調査した大正から戦後最盛期にかけての、下関市内映画館の様子を解説
九州影響下の下関興行界( 下関興行界に与えた関西興行界の影響と、下関における九州文化圏の影響
1)
九州影響下の下関興行界( 下関興行界に与えた関西興行界の影響と、下関における九州文化圏の影響
2)
戦後下関の興行資料
担当講師が収集した戦後下関の興行資料の紹介
フィールドワーク
下関の映画館跡地を訪ねる
研究発表(1)
ゴジラが残したもの
鑑賞『ゴジラ』
『ゴジラ』の一部を鑑賞して、当時の時代性を理解する助とする
研究発表(2)
オードリ−・ヘップバーンとモード
鑑賞『ローマの休日』
研究発表(3)
『ローマの休日』の一部を鑑賞して、この映画が演出するファッション・モードと観
光イメージ作りの手法とに留意する
石原裕次郎と勝新太郎
研究発表(4)
関門・北九州を舞台にした映画
研究発表(5)
戦後紙から得られる興行情報の意義
フィールドワーク
担当教員が設立に関わった田中絹代ぶんか館を見学し、周辺地域を散策する
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
地域文化実習Ⅱ
担当者氏名
渡辺 一雄
授業方法
講義
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
地域文化研究の方法を学び、実地調査に臨み、その成果をレ
ポートにまとめます。
具体的には、調査対象の地域を選び、それぞれのテーマのも
と現地調査(巡検)を行います。そしてその成果をまとめ発
表します。
《授業の到達目標》
・一人あるいはグループで地域の中へ出かけ、地域文化研究
に 関連する文化遺産の見学やボランティア活動、フィール
ド ワークなどを積極的に行う。
・その成果をまとめ、説明できる。
・地域文化研究の手法を習得し、実践できる。
《成績評価の方法》
授業態度(50%)、レポート(25%)、発表(25%)にもとづ
き総合的に評価します。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
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8
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11
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13
14
15
《テキスト》
使用しません
《参考図書》
授業中に適宜、紹介します。
《授業時間外学習》
授業・フィールドワークにあたっては、相当な準備が必要で
す。
《備考》
テーマ
ガイダンス
授業内容の説明
学習内容など
テーマの設定
調査対象地域およびテーマを設定する
事前準備Ⅰ
フィールドワークの計画・事前準備
事前準備Ⅱ
フィールドワークの計画・事前準備
フィールドワークⅠ
各自のテーマに沿って、フィールドワークを行う
フィールドワークⅡ
各自のテーマに沿って、フィールドワークを行う
フィールドワークⅢ
各自のテーマに沿って、フィールドワークを行う
フィールドワークⅣ
各自のテーマに沿って、フィールドワークを行う
フィールドワークⅤ
各自のテーマに沿って、フィールドワークを行う
フィールドワークⅥ
各自のテーマに沿って、フィールドワークを行う
レポートの作成Ⅰ
調査成果をレポートにまとめる
レポートの作成Ⅱ
調査成果をレポートにまとめる
発表Ⅰ
調査成果を発表する
発表Ⅰ
調査成果を発表する
発表Ⅰ
調査成果を発表する
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
ノンフィクション論
担当者氏名
宮崎 勝弘
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
「ノンフィクション冬の時代」といわれる。しかし、作品の
受け皿となる月刊誌も創刊されるなど、新しい動きも出てき
た。そうした状況を踏まえ、この時代や社会を特徴づける事
実に着目。その重さにこだわり、そこへ想像力を駆使しなが
ら、作品世界を理解し、あるいは作品を創り上げる。
《授業の到達目標》
ノンフィクションとは何かを知る。多くの作品に触れ、事実
の重さ、表現や言葉の使い方などに分け入る。その結果とし
て、社会や歴史への理解も深まる。
①人間の様々な生き方を知る、触れる
②社会的関心事への距離がせばまる
③文章表現についての関心が深まる
《テキスト》
授業に応じて、随時提示する。
《参考図書》
《授業時間外学習》
いわゆる社会常識、時事問題に関わることが多いため、日ご
ろから新聞や雑誌などニュースに親しむことを求める。
《成績評価の方法》
受講姿勢、レポート、出席
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
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11
12
13
14
15
テーマ
ガイダンス
学習内容など
授業概要や展開についての説明。自己紹介。
ノンフィクションとは
ノンフィクションとは何かを説明。
戦後社会の展開①
「高度経済成長」まで。
戦後社会の展開②
「高度成長」時代から「安定成長」時代まで。
戦後社会の展開③
「安定成長」時代から「失われた10年」を中心に。
戦後社会の展開④
何が書かれてきたか、作品群の把握。
主要作品の講読①
提示された作品を読み、解説、議論する。
主要作品の講読②
提示された作品を読み、解説、議論する。
主要作品の講読③
提示された作品を読み、解説、議論する。
主要作品の講読④
提示された作品を読み、解説、議論する。
主要作品の講読⑤
提示された作品を読み、解説、議論する。
レポート制作①
自分の興味・関心に基づいてテーマを決める。
レポート制作②
決めたテーマに関して、アプローチや資料取得の方法などを指導。
レポート制作③
発表と意見交換をする。
まとめ
半期の授業を振り返りつつ、授業内容を確認する。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
ジャーナリズム論
担当者氏名
宮崎 勝弘
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
マスメディアの監視機能の低下が指摘されて久しい。それは
ジャーナリズムの低迷、弱体化となってあらわれている。ジ
ャーナリズムとは何か。その本質や実態について、具体的な
事象を通して考えていく。
《授業の到達目標》
メディア、特に新聞で取り上げられた出来事に対する扱い方
を通して、ジャーナリズムについての知見を深め、社会への
理解を深める。
①メディアの現状について知る
②時事問題への関心が高まる
③社会と人間の関係について関心を持つ契機を得る
《テキスト》
授業に応じて、随時配布する。
《参考図書》
《授業時間外学習》
いわゆる、一般社会常識、時事問題を取り扱うので新聞に親
しむことを求める。
《成績評価の方法》
受講姿勢、レポート、出席
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
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10
11
12
13
14
15
テーマ
ガイダンス
学習内容など
授業の展開方法、方向についての説明。自己紹介。
ジャーナリズムとは①
問題の所在について考える。
ジャーナリズムとは②
ジャーナリズムの現状①
ジャーナリズムとは③
ジャーナリズムの現状②
ジャーナリズムとは④
ジャーナリズムの現状③
記事について①
戦後における主だった記事について①
記事について②
戦後における主だった記事について②
記事について③
戦後における主だった記事について③
フィールドワーク①
ニュースの現場を歩く①
フィールドワーク②
ニュースの現場を歩く②
ファールドワーク③
ニュースの現場を歩く③
レポート作成①
自分の関心に基づきテーマを決定。
レポート作成②
テーマについての取材など指導。
レポート作成③
発表。議論、意見交換。
まとめ
授業を振り返り、その内容を確認。問題点を考える。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
西洋美術史
担当者氏名
田村 務
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
西洋美術の作家の実作品の鑑賞活動。西洋美術の中心的時
代の「ルネッサンスとは何んであったか?」の理解。美術書
籍とスケッチを通して表現活動を理解する。
《テキスト》
塩野七生 「ルネッサンスとは何んであったか?」
《参考図書》
西洋美術史
《授業の到達目標》
① 西洋美術の中心的時代の「ルネッサンスとは何んであっ
たか?」の理解を通して美術の鑑賞ができる。②ルネッサン
スの時代だけでなく、古代から現代のア−トまでの美術の鑑
賞ができる。③美術書籍とスケッチを通して自分のものとし
て美術が楽しめるようになる。
《成績評価の方法》
①授業に積極的に取り組む。②授業全体で積極的発言、活動
ができる。③制作作品、美術史レポ−トをていねいに作り、
提出できる。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《授業時間外学習》
予習、復習
《備考》
2015年9月集中講義
テーマ
美術展覧会。
学習内容など
美術展覧会。 教科書の(はじめに)読了予習
美術展覧会。
1200文字レポ−ト。 教科書の(はじめに)読了予習。
美術展覧会。
美術展覧会。1200文字レポ−ト。
美術展覧会。
1200文字レポ−ト。 教科書の(はじめに)読了予習。
教科書
1200文字レポ−ト2点提出。教科書の(はじめに)の解説、感想。 美術書籍
教科書
教科書の(はじめに)の解説、感想。 美術書籍
教科書のはじめに
教科書の(はじめに)(P7∼35)、鑑賞とは? の解説、感想。 美術書籍
平面造形と言葉、文字
(P35∼69、第1部)解説、感想。 美術書籍とスケッチ
平面造形と言葉、文字
(P69∼110、第1部)解説、感想。 美術書籍とスケッチ
平面造形と言葉、文字
(P110∼142、第1部)解説、感想。 美術書籍とスケッチ
平面造形と言葉、文字
(P142∼187、第2部)解説、感想。 美術書籍とスケッチ
平面造形と言葉、文字
(P187∼208、第3部)解説、感想。 美術書籍とスケッチ
平面造形と言葉、文字
(P208∼241、第4部)解説、感想。 美術書籍とスケッチ
平面造形と言葉、文字
(P244∼303、主役たちの略歴)解説、感想。 美術書籍とスケッチ
まとめ
(P310∼338、対談)学びの振り返り
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
日本語・日本文学専門演習Ⅰ
担当者氏名
安道 百合子
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
『堤中納言物語』を読む。十編の短編物語集である。物語を
読むことの楽しさを味わい、古典を研究するにはどのような
手続きが必要か、どのような視点があるかについて実践的に
学ぶ。辞書をひき、用例を探すなど、基本的手続きを経て、
古文を正確に読む力を養い、古典文学研究の分野に関心を持
って自分なりにテーマを決めて考察し発表する。
《授業の到達目標》
1.古語辞典・関連用語辞典や、事典を引くことができる。
2.注釈書を見比べ、自分の意見を持って読解できる。
3.適切なレジュメを作成し、発表できる。
《成績評価の方法》
平常点(出席態度と質疑応答・討議への参加)30%
演習(レジュメと発表)40%
期末レポート30%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
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8
9
10
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12
13
14
15
《テキスト》
『堤中納言物語』(岩波文庫)
《参考図書》
適宜紹介する。
《授業時間外学習》
週180分以上の授業時間外の学習をすること
《備考》
テーマ
授業の概要
学習内容など
授業の概要を説明し、演習担当者を決める。辞書・参考文献を紹介する。
はいずみ①
はいずみ① 発表の模範例を示す。参考に『伊勢物語』「筒井筒」章段を読む。
はいずみ②
はいずみ② 担当者が発表したあと、質疑応答・意見交換をする。
はいずみ③
はいずみ③ 担当者が発表したあと、質疑応答・意見交換をする。
はいずみ④
はいずみ④ 担当者が発表したあと、質疑応答・意見交換をする。
はいずみ⑤
はいずみ⑤ 担当者が発表したあと、質疑応答・意見交換をする。
はいずみ⑥
はいずみ⑥ 読んできた参考論文について、意見交換をする。
虫めづる姫君①
虫めづる姫君① 担当者が発表したあと、質疑応答・意見交換をする。
虫めづる姫君②
虫めづる姫君② 担当者が発表したあと、質疑応答・意見交換をする。
虫めづる姫君③
虫めづる姫君③ 担当者が発表したあと、質疑応答・意見交換をする。
虫めづる姫君④
虫めづる姫君④ 担当者が発表したあと、質疑応答・意見交換をする。
虫めづる姫君⑤
虫めづる姫君⑤ 担当者が発表したあと、質疑応答・意見交換をする。
虫めづる姫君⑥
虫めづる姫君⑥ 読んできた参考論文について、意見交換をする。
虫めづる姫君⑦
虫めづる姫君⑦ 読んできた参考論文について、意見交換をする。
レポート提出
各自、レポートのテーマと概要について発表し、意見交換する。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
日本語・日本文学専門演習Ⅰ
担当者氏名
島田 裕子
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
万葉集を読む。古典文学を読む意義は、言語表現の後ろにあ
る、古代の人の心象や生活を知ることであり、古代から現代
、現代から古代を見るといった複合的な視点を得ることであ
る。また、日本文化の変遷や時代を経ても変わらない特質を
考えていきたい。万葉集をテキストに上代人の生活、恋愛、
婚姻などを調べていく。
《テキスト》
『萬葉集』訳文、木下昭宏、木下正俊、小島憲之(塙書房)
《参考図書》
『新編日本古典文学全集Ⅱ』(小学館)
《授業の到達目標》
・万葉集の歌を読み解く力をつける。
・語彙や文法の知識を充実させる。
・テーマに応じて長いレポートを書く力を修得する。(最終
的 に卒業論文を書く力を養う。)
《授業時間外学習》
発表の準備。発表後のレポート提出。
《成績評価の方法》
発表・発表後のレポート。各自テーマを見つけて書いた原稿
用紙10枚のレポート。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
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5
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7
8
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11
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13
14
15
テーマ
万葉集の伝本
西本願寺本1
学習内容など
万葉集の伝本について。失われた原万葉集と写本について、伝本の系統など説明する
。
良い本文で万葉集を読むことの大事さを学ぶ。
西本願寺本で万葉歌を読む1 万葉仮名解読練習。
西本願寺本2
西本願寺本で万葉歌を読む2 万葉仮名解読練習。
大宰府歌壇1
大宰府政庁を調べる。発表と討議。
大宰府歌壇2
梅花の宴と大宰府1 発表と討議。
大宰府歌壇3
梅花の宴と大宰府2 発表と討議。
大宰府歌壇4
梅花の宴と大宰府3 発表と討議。
万葉の歴史1
レポートのテーマを探す
万葉集を読む上で日本史や東アジアの歴史を知ることは必要である。日本史・東アジ
アの歴史を調べる。発表と討議。
万葉集を読む上で日本史や東アジアの歴史を知ることは必要である。日本史・東アジ
アの歴史を調べる。 発表と討議。
卒業論文のテーマを各自探したものをいかに書き進めるか考える。
研究発表と検討1
各自のテーマに応じて発表し、討議をする。翌週レポート提出。
研究発表と検討2
各自のテーマに応じて発表し、討議をする。翌週レポート提出。
研究発表と検討3
各自のテーマに応じて発表し、討議をする。翌週レポート提出。
研究発表と検討4
各自のテーマに応じて発表し、討議をする。翌週レポート提出。
研究発表と検討5
各自のテーマに応じて発表し、討議をする。翌週レポート提出。
万葉の歴史2
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
日本語・日本文学専門演習Ⅰ
担当者氏名
矢本 浩司
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
演習参加者全員の輪番による研究発表と質疑応答
《テキスト》
演習で取り上げる文学作品
《参考図書》
適宜指示します。
《授業の到達目標》
①研究発表のための準備がしっかりできるようになる②説得
力のある研究発表と質疑への応答ができるようになる③他者
の研究発表をきちんと聞き、質疑ができるようになる
《成績評価の方法》
以下の点を総合して評価します。
1 研究発表(内容、準備、質疑応答)
2 授業態度
3 レポート
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
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14
15
《授業時間外学習》
演習で取り上げる文学作品を事前に読んで予習しておくこと
研究発表の準備
《備考》
テーマ
「解釈共同体」について
学習内容など
自分なりの読み方に説得力を持たせるために、「解釈共同体」について説明します。
研究する文学作品の決定
担当教員による研究発表
事前に決めてきた研究対象となる文学作品や研究テーマを演習の場で全員が報告し、
その上で研究発表の順番を決定します。
学生の研究発表の参考に、担当教員(矢本)が研究発表をします。
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
学生による研究発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
まとめ
前期の演習を振り返っての総括をします。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
日本語・日本文学専門演習Ⅱ
担当者氏名
安道 百合子
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
4年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
前半は『仲間と読む源氏物語ゼミナール』や『源氏物語もの
がたり』などをテキストとして、『源氏物語』を読むための
手続きやどのような着眼点で古典を読むかということを実践
的に学ぶ。後半は夕顔巻を読む演習。古語辞典を引き、用例
を丹念に調べる作業を通して、古文を正確に読み解く。自分
なりに課題を発見し、意見交換する。
《テキスト》
適宜指示する。
《参考図書》
適宜紹介する。
《授業の到達目標》
1.古典研究の基本的な手続きを身につける。
2.自発的に問題点や着眼点を見出し、辞典・事典・参考書
籍を活用し、考察を深める。
3.テーマを設定してレポートを仕上げる。
《授業時間外学習》
週180分以上の授業時間外の学習をすること。
《成績評価の方法》
発表内容や討議に加わる態度40%
期末レポート60%
《備考》
《授業計画》
週
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15
テーマ
授業の概要
学習内容など
授業の概要を説明する。テキスト紹介。今後の進め方や分担を決める。
『源氏物語』概観
『源氏物語』の何を読む
か
読解へのアプローチ①
物語史のなかの『源氏物語』の位置づけについて。『源氏物語』のあらすじについて
。
文脈のひだを読む。心を表現する文章。具体的な『源氏物語』の文章を引きながら、
文章の味わい方を学ぶ。
本文・人物呼称・話型・会話・年立・心内語
読解へのアプローチ②
準拠・作中歌・プレテキスト・引歌・人物描写・語り手・自然描写・草子地
読解へのアプローチ③
場面・挿入句・視点・語脈・敬語・うつり詞
ゼミで読むということ①
「夕顔」物の怪の出現場面の場合
ゼミで読むということ②
「葵」葵上の哀傷場面の場合
図書館案内
図書館で参考文献を確認する。発表の際のレジュメの作成方法を指示し、各自の担当
日・担当部分を決める。
口頭発表(本文音読・本文の異同確認・語釈・現代語訳・参考資料紹介・鑑賞)と討
論
口頭発表(本文音読・本文の異同確認・語釈・現代語訳・参考資料紹介・鑑賞)と討
論
口頭発表(本文音読・本文の異同確認・語釈・現代語訳・参考資料紹介・鑑賞)と討
論
口頭発表(本文音読・本文の異同確認・語釈・現代語訳・参考資料紹介・鑑賞)と討
論
口頭発表(本文音読・本文の異同確認・語釈・現代語訳・参考資料紹介・鑑賞)と討
論
各人の興味にしたがってレポートをまとめ提出する。
発表と討論①
発表と討論②
発表と討論③
発表と討論④
発表と討論⑤
まとめ
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
日本語・日本文学専門演習Ⅱ
担当者氏名
島田 裕子
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
4年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
萬葉集を読む。各自の卒業論文のテーマを中心に作品を取り
上げていく。
《テキスト》
『萬葉集』(塙書房)
《参考図書》
『新編日本古典文学全集Ⅱ』(小学館)
その他適宜指示する。
《授業の到達目標》
1本文を読み解く力、考え推理し書くことができる。
2研究資料の収集や活用、といった総合的な能力がある。
3卒業論文を執筆・完成できた。
《授業時間外学習》
卒業論文の進行に応じて発表の準備をする。卒業論文を書く
。
《成績評価の方法》
発表。レポート。
《備考》
《授業計画》
週
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2
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15
テーマ
卒業論文の目次
学習内容など
卒業論文作成の計画表の確認を行う。
卒業論文中間発表会①
卒業論文中間発表会の資料作成。
卒業論文中間発表会②
卒業論文中間発表会において発表する。指摘された点を考え検討する。
卒業論文中間発表会の反
省
発表と討議①
卒業論文中間発表会において指摘された点を考え修正案を作成する。
論文作成指導①
計画に沿って卒業論文を書き始める。書いたものをレポートとして発表する。他の学
生はそれについて意見を述べる。
計画に沿って卒業論文を書き始める。書いたものをレポートとして発表する。他の学
生はそれについて意見を述べる。
計画に沿って卒業論文を書き始める。書いたものをレポートとして発表する。他の学
生はそれについて意見を述べる。
計画に沿って卒業論文を書き始める。書いたものをレポートとして発表する。他の学
生はそれについて意見を述べる。
計画に沿って卒業論文を書き始める。書いたものをレポートとして発表する。他の学
生はそれについて意見を述べる。
計画に沿って卒業論文を書き始める。書いたものをレポートとして発表する。他の学
生はそれについて意見を述べる。
計画に沿って卒業論文を書き始める。書いたものをレポートとして発表する。他の学
生はそれについて意見を述べる。下書きの完成。
完成した作品の検討。完成に向けて書き直し。
論文作成指導②
完成した作品の検討。完成に向けて書き直し。
論文作成指導③
完成した作品の検討。完成に向けて書き直し。
口頭試問の準備
口頭試問の準備をする。
発表と討議②
発表と討議③
発表と討議④
発表と討議⑤
発表と討議⑥
発表と討議⑦
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
日本語・日本文学専門演習Ⅱ
担当者氏名
矢本 浩司
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
4年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
卒業論文の指導をします。
演習参加者全員の輪番による研究発表と質疑応答
前期に引き続きですが、初回に論文の書き方についてレクチ
ャーします。
《授業の到達目標》
①研究発表のための準備がしっかりできるようになる②説得
力のある研究発表と質疑への応答ができるようになる③他者
の研究発表をきちんと聞き、質疑ができるようになる
《成績評価の方法》
以下の点を総合して評価します。
1 卒業論文中間発表(内容、準備、質疑応答)
2 授業態度
3 レポート
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
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12
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14
15
テーマ
論文の書き方
《テキスト》
演習で取り上げる文学作品
《参考図書》
適宜指示します。
《授業時間外学習》
演習で取り上げる文学作品を事前に読んで予習しておくこと
研究発表の準備
《備考》
卒業論文中間発表
学習内容など
論文の書き方についてレクチャーします。その際に、「二項対立」という概念と二項
対立の超え方について学びます。
事前に決めてきた研究対象となる文学作品や研究テーマを演習の場で全員が報告し、
その上で研究発表の順番を決定します。
なんでも「テクスト」になりますが、ただ好きな作品だというだけではすぐには論じ
られません。論じるに価するか否かをどうやって判断するかについて、話します。
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
卒業論文中間発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
卒業論文中間発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
卒業論文中間発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
卒業論文中間発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
卒業論文中間発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
卒業論文中間発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
卒業論文中間発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
卒業論文中間発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
卒業論文中間発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
卒業論文中間発表
学生による研究発表と発表を受けての質疑応答
まとめ
後期の演習を振り返っての総括をします。
研究する文学作品の決定
研究対象について
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
東アジアの歴史と文化
担当者氏名
阿部 泰記
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
中国と日本の王昭君説話について比較考察する。王昭君は中
国の四大美女の一人と言われる人物であり、中国では誰でも
知っている。日本でも戦前にはよく知られていた。王昭君の
ことを知れば中国のことがわかり、日本のこともわかる。こ
の授業では中国で創造された王昭君像の日本への伝承につい
て考察する。
《授業の到達目標》
1.プリント配布した原典を読むことができるようになる。
2.授業内容を正確にノートできるようになる。
3.中国と日本の関係資料を読むことで漢文・古文の読解力
を高め、同時に古代から現代に至る文学史的な知識を得るこ
とができる。
《成績評価の方法》
1.上記の能力について、配布したプリントにどれだけノート
できたかをもって評価する。
2.期末試験(ノート持ち込み可)によって総合的にどれだけ理
解できたかを評価する。
《授業計画》
週
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2
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11
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13
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15
《テキスト》
ポートフォリオ掲載。プリント配布。プロジェクターを使用
する。
《参考図書》
授業中に収集の仕方を指示する。
《授業時間外学習》
参考書やネット情報を通じて予習・復習をする。
《備考》
テーマ
授業概要の説明
学習内容など
歴代文献における王昭君の描かれ方について概説する。
『漢書』の記載
『漢書』における王昭君の描かれ方について考察する。
『後漢書』の記載
『後漢書』における王昭君の描かれ方について考察する。
『琴操』の記載
『琴操』における王昭君の描かれ方について考察する。
『西京雑記』の記載
『西京雑記』における王昭君の描かれ方について考察する。
『王明君辞』の記載
『王明君辞』における王昭君の描かれ方について考察する。
『楽府詩集』の記載
『楽府詩集』における王昭君の描かれ方について考察する。
日本漢詩の記載
日本漢詩における王昭君の描かれ方について考察する。
『王昭君変文』の記載
『王昭君変文』における王昭君の描かれ方について考察する。
和歌の記載
和歌における王昭君の描かれ方について考察する。
元『漢宮秋』の記載
元『漢宮秋』における王昭君の描かれ方について考察する。
日本物語における記載
物語文学における王昭君の描かれ方について考察する。
明『出塞記』の記載
明『出塞記』における王昭君の描かれ方について考察する。
清『双鳳奇縁』の記載
清『双鳳奇縁』における王昭君の描かれ方について考察する。
まとめ
歴代文献における王昭君の描かれ方についてまとめる。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
関門文化特論Ⅱ
担当者氏名
中島 順一
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
4年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
関門海峡をはさんで展開してきた美術の動向を知り、それぞ
れの環境で活動した作家たちの作品を鑑賞し共感することで
、作家と美術作品、風土と美術の関係を探る。さらに世界的
な画家の風土性を認識し、あわせて関門に展開してきた美術
の独自性と在り方を理解する。
《授業の到達目標》
関門の地で活動した美術作家とその作品について広く認識し
、風土と美術の関係、美術に独自のコミュニーケーションを
、自ら探求する力を養う。
《テキスト》
講義レジュメ等を配布する。
《参考図書》
《授業時間外学習》
関門海峡周辺の美術館を訪れておく。
《成績評価の方法》
レポート(3回)で評価する。
《備考》
関門に由来する美術やその他の美術の画像を鑑賞しながら、
提出レポートも折りこみ、講義を行う。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
田淵安一の画業−美術の
根っこを探して
モネの画業−フランスの
叙情と色彩
高島北海の画業−異国に
芽をはやして
日本画と洋画−材質の相
違と表現の相違
絵画とは−その表現
レポート:テーマは自分
香月泰男の画業−山陰か
らシベリアへ
寺田政明の画業−鉄の街
から東京へ
平野遼の画業−鉄の街に
根づく
ゴッホという画家の生き
かた−風土と絵画
美術の風土性
レポート:絵画を題材に
殿敷侃の活動−造型によ
る社会への呼びかけ
トーナス・カボチャラダ
ムスの画業ー門司は港町
ブリューゲルという画家
の生き方−風土と絵画
海峡の画家の言葉、文学
、そして造型
展覧会と美術館
レポート:絵画を題材に
学習内容など
海峡を越えて−フランスへ① 北九州市出身の画家、田淵安一はフランスで高く評価
された作家であった。その画業の普遍性は顕著な色彩表現に基づいていた。
印象派を代表するモネは「色彩の画家」として光の表現を追及し作家であり、日本の
美術への憧れでも知られている。彼が革新的な美術が生みだした経過をたどる。
海峡を越えて−フランスへ② 山口県出身の日本画家、高島北海は明治時代、フラン
スに留学しその画業が注目を集めた。彼はいかにして異国の日本趣味を育てたのか。
田淵安一とモネは、油彩画を表現手段とし、高島北海は日本画の技法によって作品を
制作した。画材の相違がもたらす表現の質の変化を観察する。
絵画が美術としてもつ、独自の存在、表現力、質について考える。
・自分を書こう(レポート作成)
海峡をはさんで−風土が育んだ画業① 香月泰男は山口県を代表する洋画家である。
地元の山や海に立脚する絵画は、シベリアの過酷な体験により大きく変貌する。
海峡をはさんで−風土が育んだ画業② 幼いときから工業都市、北九州の風物に接し
ながら育った寺田政明は、戦前の東京画壇において生命あふれる特異な画業を築く。
海峡をはさんで−風土が育んだ画業③ 平野遼は北九州市の代表的な画家であり、そ
の独自の画境は高い精神の境地を内包する。その研ぎ澄まされた絵画の誕生を探る。
ゴッホがオランダを精神の風土とし、フランスの各地を巡る過程で、自然への憧憬を
もちながら、いかにして激しい情熱を絵画の造型に昇華させたかを展望する。
東洋と西洋において人間と自然が美術においていかに表現されているか概観する。
・絵画を詠おう(レポート作成)
海峡に呼応して−新しい広がり① 山口県の海と山の野外、それが殿敷の作品が展開
する現場であった。その社会的な訴えをもつアートは全国的にひろがっていった。
海峡に呼応して−新しい広がり② 港町、門司に暮らしながら制作した絵画、カボチ
ャ、ナスビに人像が群がるその特異な画境は、理想的、夢幻的世界を謳いつづける。
ニーデルランドの画家、ピーター・ブリューゲルの絵画は、北方らしい風土に立脚し
ながら、人間と自然に共通する生命の力を表現の源泉としていた。
関門海峡をめぐる画家たちに関する、言葉や文学をたどり、その絵画や画業がいかな
る文学的表現によって表されているかを紹介する。
関門海峡を中心とする美術館のあり方、その活動の様子を紹介する。
・絵画を書こう(レポート作成)
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
日本文学史(近代)
担当者氏名
浅野 洋
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
簡略な近代文学史の見取り図を概説し、近現代(明治・大正
)を代表する短編小説を受講生とともにジックリ時間をかけ
て読み、文学における近代的思想とは何かを学んでもらおう
と思います。
《授業の到達目標》
①「文学史」の背景である歴史認識力を高める。
②「近代的思考」を基盤として「現代」への理解力を深める
。
③デジタル型だけではなくアナログ型論理性をも体得する。
《テキスト》
プリントを用意
《参考図書》
講義の中で指示
《授業時間外学習》
事前に作品を読む
《成績評価の方法》
ふだんの受講態度(出席状況)とレポート
《備考》
特になし
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
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11
12
13
14
15
テーマ
学習内容など
導入①
物語の起源について
導入②
小説の起源について
近代文学の出発点①
「小説神髄」と「小説総論」のさわり
近代文学の出発点②
「当世書生気質」と「浮雲」のさわり
明治の短編①
「夢十夜」第一夜① 受講生の感想と討議
明治の短編②
「夢十夜」第一夜② 解説とサジェスション
明治の短編③
「牛鍋」① 受講生の感想と討議
明治の短編④
「牛鍋」② 解説とサジェスション
大正の短編①
「鼻」① 受講生の感想と討議
大正の短編②
「鼻」② 解説とサジェスション
大正の短編③
「芋粥」① 受講生の感想と討議
大正の短編④
「芋粥」② 解説とサジェスション
大正の短編⑤
「蠅」① 受講生の感想と討議
大正の短編⑥
「蠅」② 解説とサジェスション
まとめ
近代文学から現代文学へ
2年・後期
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
文章講座
担当者氏名
村田 喜代子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
教材を現代の文学作品に限定せず、広くさまざまな分野(科
学、芸術、またあるいは子供の文章等)を選び、表現の多様
さと面白さを教える。また校外へ出て取材をする。授業時間
の半分を実作にあてる。
《授業の到達目標》
1.文章を各即戦力を身につける。
2.文章嫌いを直す。
3.言葉の感覚を養う。物を視る力を養う。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《参考図書》
《授業時間外学習》
授業で出た課題を完成させる
《成績評価の方法》
授業ごとの作品提出と、定期試験に書いたレポートを、総合
評価して点数を出す。
《授業計画》
週
《テキスト》
毎回選んでコピーし配布。
基本テキストとして「縦横無尽の文章レッスン」村田喜代子
(朝日新聞出版)
《備考》
文芸創作専攻必修
テーマ
創作の基本
学習内容など
本当にすぐれた文章とは何か、を考える。文法を越えた表現の力を味あわせる。
鑑賞からの学び
いろいろな分野の文章を読ませる。文法を越えた表現の力を味あわせる。
鑑賞からの学び
いろいろな分野の文章を読ませる。画家の文章を取り上げる。日本の画家2名。
鑑賞からの学び
いろいろな分野の文章を読ませる。社会的視野に立った文章。
鑑賞からの学び
いろいろな分野の文章を読ませる。社会的視野に立った文章。
鑑賞からの学び
いろいろな分野の文章を読ませる。作家の文章。
鑑賞からの学び
いろいろな分野の文章を読ませる。作家の文章。
鑑賞からの学び
いろいろな分野の文章を読ませる。作家の文章。
鑑賞からの学び
いろいろな分野の文章を読ませる。評論家の文章を取り上げる。
短編実作
実作 絵画を鑑賞。そのイメージからショート、ショートを書く。
短編実作
実作 前回の提出作品をコピーして配布。読んできたことをもとに読み合い。
短編実作
実作 写真を鑑賞させて、そのイメージから、ショート、ショートを書かせる。
短編実作
実作 前回の提出作品をコピーして読んでくる。
取材による実作
実作 校外に文章の取材に出て行く。
まとめ
半年間の学びを振り返る。前回の校外取材をもとに作品提出。
《文学部日本文学科専門科目 専門共通科目》
科目名
日本文化史Ⅰ(芸術・芸能・美術)
担当者氏名
田口 寛
授業方法
講義
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
古典籍は、書かれた内容が文化的であることは言うまでもな
いが、モノとしての古典籍それ自体も文化の所産である。本
授業では、書誌学及び書誌調査方法・古典籍の扱い方を学ぶ
ことも通して、古典籍から見た日本文化史を把握したい。そ
の他、「芸術」「芸能」「美術」ジャンル・各作品について
も取り上げる予定である。
《授業の到達目標》
「日本文化」について、一般的な概念や自己の所見を説明で
きる。日本文化に属する特定のジャンルについて、その特徴
や流れを説明できる。日本文化を構成する一つである古典籍
について、「書誌学」的な調査の結果を一定程度報告できる
。
《テキスト》
適宜資料を配る。
《参考図書》
授業時に適宜挙げる。
《授業時間外学習》
物品・書物等に対して、普段からよく観察し、丁寧な扱いを
心掛けることが望ましい。
《成績評価の方法》
試験、あるいはレポートの内容による。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
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11
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13
14
15
テーマ
授業の全体説明。
学習内容など
シラバスを用いつつ、この授業半期の概要・目標等について説明する。
「日本文化」について。
資料や板書により概説。
「書誌学」について。
資料や板書により概説。
書物の形態の変遷。
資料や板書により概説。
写本と版本。
資料や板書により概説。
古典籍の各部分の名称(1) 資料や板書により概説。
古典籍の各部分の名称(2) 資料や板書により概説。
古典籍の各部分の名称(3) 資料や板書により概説。
書誌調査体験。
複製もしくは原本を扱い、調査を試みる。
平曲について。
概論を述べ、作品を鑑賞する。
能楽(謡曲)について(1) まずは作品を鑑賞する。
能楽(謡曲)について(2) 概論を述べる。
美術作品について(1)
簡略に歴史的な流れを押さえる。
美術作品について(2)
合戦絵巻などを取り上げる。
まとめ。
半期の学びを振り返る。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
現代文学研究Ⅰ
担当者氏名
菅 孝行
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
現代文学を、その起源から現在まで、歴史的社会的視点を重
視しながら、できるだけジャンル横断的に、文学に隣接した
身体表象や映像表現も視野に収めて概観する。
《テキスト》
なし
各回プリントを配布する
《参考図書》
講義のなかで提示する
《授業の到達目標》
それぞれの専門領域にとって必要な、文学とその周辺に関す
る基礎的素養・感受性の手掛かりを提供する
《授業時間外学習》
必要に応じて提案・指示する
《成績評価の方法》
レポート:講義の内容に関連した主題を各自設定してレポー
トを作成し、最終回に提出する。
評価基準は、①講義内容を踏まえた叙述になっているか(30%
)②記述内容の説得力・リアリティ(70%)
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
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13
14
15
テーマ
近代(モダン)の起源と
現代
20世紀文学の誕生 ―大逆事件を手掛かりに
演劇の近代(1920年代まで
)
芸術観の転回
15年戦争下の芸術家群像
敗戦とは何であったか 平和と民主主義の裏面
人間観の転換
戦後詩・戦後批評と現代
原爆と文学芸術
文学・芸術の1960年
演劇史の転換
三島由紀夫と敗戦
映画と近現代日本史
近代的想像力の欠落
敗戦70年 社会的想像力
の現在
《備考》
学習内容など
①西欧の近代と日本の特殊性②国家の近代・芸術の近代 ③坪内逍遥・二葉亭四迷・北村透谷
はじめに:大逆事件とは何であったか ①森鴎外・夏目漱石 ②自然主義と私小説
③永井荷風と谷崎潤一郎 ④石川啄木と木下杢太郎
政府の演劇改良 民権芝居 川上音二郎の二面性 新派の誕生
文芸協会・自由劇場・芸術座 大正デモクラシーと築地小劇場
□ロシア革命とアヴァンギャルド芸術 □『種蒔く人』創刊 プロレタリア芸術の生成(文学 演劇 絵画 音楽 映画)
小林多喜二「虐殺」 日本浪漫派(保田与重郎)と小林秀雄 中野重治の軌跡 火野葦平と戦争 戦時下の石川淳 演劇の抵抗と翼賛 藤田嗣二・北川民次
占領下でおこったこと(天皇制と沖縄 冷戦と憲法9条 極東軍事裁判)
江藤淳 加藤典洋 白井聡の「敗戦」観
無頼派(坂口安吾 太宰治 織田作之助)第一次戦後派(椎名麟三 大岡昇平 野間宏
武田泰淳 埴谷雄高 堀田善衛 梅崎春生)アプレゲールの誕生
『荒地』『列島』の詩人たち 『近代文学』『新日本文学』の批評家たち
原民喜・峠三吉の詩 太田洋子・井伏鱒二らの小説 原源一・堀田清美・田中千禾夫
・宮本研らの戯曲 新藤兼人の映画『原爆の子』丸木位里・俊『原爆の図』
〇政治史の1960年(日米安全保障条約)〇経済史の1960年(エネルギー革命 経済成長)
〇谷川雁・吉本隆明の詩〇土方巽―身体の再発見〇建築・美術・音楽・写真・映画
60年代演劇の戯曲(演劇の時間の再発見) 福田善之 寺山修司 別役実 唐十郎
身体と劇場の発見(テント劇場 地下小劇場)鈴木忠志と利賀村 公共劇場の誕生
三島由紀夫と敗戦 作品に現れた<戦後>の拒否(『道成寺』『班女』『英霊の声』 『憂国』『サド侯爵夫人』 自衛隊乱入事件の意味するもの
活弁の時代からトーキーへ 溝口健二 黒澤明 小津安二郎 川島雄三 今村昌平 大島渚とヌーヴェルヴァーグ やくざ映画 ドキュメンタリーの時代 撮影所終焉以
後
女性の視座(樋口一葉の闘い 『青鞜』 多和田葉子 水村美苗)マイノリティの視座(
中上健次)朝鮮人の視座(金石範 高史明 金達寿 など)沖縄(目取真俊)
台湾の<太陽花運動>を手掛かりに 文学・芸術と社会の新しい関係を探る
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
現代文学研究Ⅱ
担当者氏名
矢本 浩司
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
近代文学と現代文学の違いは何か。単なる時間的な区切りな
のか。何かの性質の違いなのか。日本文学と言った場合の「
日本」は何を指すのか。「近代」と言った場合は、時代のこ
とか、何かの性質や傾向や現象のことなのか。純文学と大衆
文学は何が違うのか。ライトノベルやケータイ小説は研究対
象になるのか。小説と物語は違うのか。文学とは何か。この
ような概念規定に意味はあるか。こういう問題について話し
ます。
《授業の到達目標》
講義内容(現代文学が抱える問題の一端)について理解し、
リポートにまとめることができるようになる。
《テキスト》
授業で指示します。
《参考図書》
授業で適宜指示します。
《授業時間外学習》
毎回の授業で取り上げる問題について、考えてみてください
。
《成績評価の方法》
授業態度とリポート
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
現代文学と近代文学のち
がいって何だろう?
純文学と大衆文学のちが
いって何だろう?
ライトノベルやケータイ
小説は研究していいの?
〈日本〉/〈近代〉/〈文
学〉って何?
小説って何だろう? 物
語とどうちがうの?
現代文学はどこへ向かっ
ているの?
文学史を疑ってみよう。
歴史だって物語?
自明なものを疑ってみる
(言葉、家族、国家)
村上春樹は何がすごいの
?
高橋源一郎の課題
結節点としての芥川龍之
介
芥川龍之介と横光利一
芥川龍之介と太宰治
芥川龍之介と坂口安吾
ここだけの話(現代文学
における本当の問題)
学習内容など
現代と近代は単なる時間的な区切りではありません。現代文学と近代文学との間にあ
る「千里の径庭」について、じっくり話します。
芥川賞と直木賞の歴代の選考委員や選考基準(選考委員のコメント)を基に二賞の趣
きを説明するとことから入り、「純粋小説論」や「私小説論」を視野に入れて話しま
す。
石原千秋「ケータイ小説は文学か」を参照しつつ、概念の問題から研究のスタンスま
で広げて話します。みなさんが研究主体としての自覚を持つ機会にもなることでしょ
う。
アメリカ人が日本語で書けば日本文学になるのか。日本人が英語で書いた小説ならど
うか。英語でも登場人物や舞台が日本だったらどうか? こういう観点にこだわりま
す。
小説と物語のちがいはあるのでしょうか。もしあるとすれば、小説は物語がなくても
成立する内容のはずですが、そんな小説はあるのでしょうか。検証していきます。
現代文学の代表的な書き手の小説をピックアップして、現代文学が何を書いているの
か、その一端を浮き彫りにしていきます。
授業で詳しく話しますが、言説には権力や恣意性がついてまわります。M・フーコー
を紹介しつつ、自明と思える文学史の虚構性を暴いてみます。
言葉や家族や国家や貨幣や性別など自然で自明と思えるものも、歴史的・文化的に作
られた虚構だということを現代文学が暴くことで、私達の足元は揺らぎます。
賛否両論が喧しい村上春樹は、どのような功績によってノーベル賞候補として毎年名
前が挙がるのでしょうか。世界文学とは何かという観点から考えてみます。
現代文学の大きな一翼を担う高橋源一郎は、賛否の分かれる問題作を多く発表してい
ます。彼の最近の仕事に注目して、現代文学が扱う問題と向き合ってみましょう。
芥川龍之介は近代文学と現代文学の境界に佇む存在だと思います。芥川の、とりわけ
晩年の文学を見ていくことで、彼の文学の現代性を確認してみましょう。
芥川龍之介が到達した現代文学の地平は、後進の作家達によって切り開かれていきま
す。横光利一は、敬愛する芥川の声を信じて(やや無自覚に)直進しました。
芥川の言語観を自覚的に継承した最大の小説家は太宰治だということを、太宰の小説
を解説することで示していきます。
芥川の近代性を意識的に攪乱することで坂口安吾が現代文学を生んだことを、例とし
て「桜の森の満開の下」を取り上げることで解説します。
日本の現代文学には、ある大変な危機が迫っています(私見です)。その危機とは何
かについて、最終回に、こっそり話しておきましょう。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
演劇論
担当者氏名
古賀 今日子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
俳優の演技と様々な芸術表現を組み合わせ作り上げられる演
劇は総合芸術のひとつと捉えられています。この授業ではそ
の「演劇」の多岐に渡る魅力を、時代ごと、また、その発展
の歴史にそって映像で鑑賞し、語り合います。
授業計画は昨年のものをベースに作成しましたが、例年その
年に集まったメンバーの興味の矛先によって作品を選び直し
、ライブ感のある時間を目指しています。
《授業の到達目標》
「演劇」を味わうためのガイドとして、その歴史や手法、背
景を知る。
ひとつの見方に捉われず、様々な視点を持って自由な観客と
して作品を楽しむことが出来る。
他者と共にひとつの作品を鑑賞しその感想を共有するなかで
、多様な価値観、考え方があることを知り、豊かな感受性を
獲得できる。
《テキスト》
その都度、作品についてのガイドとなる資料を配布します。
《参考図書》
特になし
《授業時間外学習》
授業内で鑑賞した作品についてのレポートやアンケートを作
成していただきます。
《成績評価の方法》
レポートの提出。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
演劇との出会い+自己紹
介など
作品鑑賞 1
作品鑑賞 1
作品鑑賞 1→ディスカ
ッション
作品鑑賞 2
学習内容など
演劇との出会い。アンケート。
まずは、おそらく誰もが聞いた事のある作品を、3回に分けて鑑賞(初回アンケート
に基づいて作品を決定します。)
演出って?俳優って?様々な演劇に関わるポジションをもし自分だったら・・・と自
分に引き寄せて想像してみます。
舞台美術について考える。
日本の伝統芸能。わたしたちの国にある「演劇」を鑑賞してみましょう。
作品鑑賞 2
伝統・・・変わらないもの、変わったからこそ生き残るものに思いを馳せる。
作品鑑賞 2→ディスカ
ッション
作品鑑賞 3
今の私たちに変わらず届いたものは何でしょう。ディスカッション。
作品鑑賞 3
鑑賞。
作品鑑賞 3→ディスカ
ッション
作品鑑賞 4
作品が生まれる、その裏側にある思いを想像してみる。
作品鑑賞 4
落語。たった一人の演劇。想像力を駆使して噺を味わう。
作品鑑賞 5
もはや言葉を超える・・・どこまで演劇?どこから演劇?という作品にどっぷり触れ
てみる。
分かる、分からないという価値観を超えてみる。好き?嫌い?楽しい?不安?おおい
に語り合いましょう。
作品について、演劇自体について。まとめ。
作品鑑賞 5
作品鑑賞 5 →ディス
カッション
ミュージカルって見た事ありますか?
コントという小作品について。笑いを目指す演劇。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
現代詩研究
担当者氏名
渡辺 玄英
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
多様な現代詩をその変遷とともに批評的に考察する。
《テキスト》
適宜、資料を配布する
《参考図書》
なし
《授業の到達目標》
現代詩の変遷を知り、現代詩の読解力を身につけて、作品を
その背景を考慮しながら、批評的に語れるようになる。また
、詩的表現を日本語の力のなかで理解し、批評的に語れるよ
うになる。
《授業時間外学習》
予習、復習をして授業に臨むこと。
《成績評価の方法》
授業での積極性、質問の有無。
課題レポートで評価する。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
学習内容など
概説
授業の概説。近代詩と現代詩。
戦後詩①
戦争のとき詩に何がおこったか。
戦後詩②
戦後の詩。「荒地」の詩人たち。
50年代の詩
谷川俊太郎、大岡信たち。
60年代の詩①
60年代詩人。
60年代の詩②
60年代詩人。
70年代の詩①
政治の季節の終焉と詩。
70年代の詩②
ポスト戦後詩。
80年代の詩①
消費社会と詩。
80年代の詩②
女性詩について。
90年代の詩①
情報化社会と詩。
90年代の詩②
詩の多様化。
その他の詩、詩人
これまでの授業の振り返り。
00年代の詩①
閉塞の時代の表現。
大震災と詩
震災後の詩のあり方。
2年・後期
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
現代短歌・俳句研究
担当者氏名
島田 裕子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
現代短歌について紹介する。短歌が時代の思潮に密接に関
わっていることを、戦後のリアリズム短歌からはじめて前衛
短歌、ジェンダー、ライトバース、など各時代の代表的な歌
集・歌人を取り上げ見ていく。
また短歌という短い詩型に盛られた歌人の心の内なるメッ
セージを読み解いていく。
《授業の到達目標》
1短歌を理解するには想像力を駆使し他者の言葉を理解解
釈する力を養う。2この学びのトレーニングを積むことで、
他者の心の内を読み解き、共感および批判したことをことば
で書き表す文章力をつける。3さらに時代の思想の流れを学
んでいく。
《テキスト》
適宜指示する。
《参考図書》
篠弘編著『新版現代の短歌』(東京堂出版)
《授業時間外学習》
次回の授業で扱う歌人の歌をの歌をあらかじめ読んでおく。
短歌の解釈・歌評を書くように指示する。
授業ではこれをもとに合評を行う。
《成績評価の方法》
課題・レポート・試験
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
短歌とは何か
和歌・短歌について説明する。
学習内容など
現代短歌の文学史
現代短歌史について。
戦後のリアリズム
近藤芳美を読む。
前衛短歌1(戦後)
寺山修司を読む。
前衛短歌Ⅱ
塚本邦雄を読む。
前衛短歌Ⅲ(政治と文学
の時代)
前衛短歌Ⅲ(政治と文学
の時代)
女歌
岡井隆を読む。
ライトバース
俵万智を読む。
団塊世代の憂鬱
小池光・島田修三を読む。
団塊世代の憂鬱
小池光・島田修三を読む。
わからない歌わからない
時代
ジェンダーの問題
穂村弘を読む。
新しい感性
若い歌人たちの歌。
まとめ
現代短歌のさまざまな特徴を考える。
佐佐木幸綱を読む。
河野裕子を読む。
梅内美華子を読む。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
文学理論
担当者氏名
矢本 浩司
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
文学には、いろいろな読み方(切り口)があります。どのよ
うな読み方をとるのも自由ですが、自分の読み方に一定の説
得力を持たせるのに、文学理論が役立ちます。いくつもの文
学理論を学び、それを応用することで、文学を広く深く読み
解くことができるようになるでしょう。この授業では、多様
な文学理論・方法の概要を紹介し、紹介した文学理論を使っ
て、実際の文学作品(テクスト)を読んでみます。
《授業の到達目標》
①文学理論の種類や系統を把握する。
②特定の文学理論の概要を説明できるようになる。
③文学理論を用いて文学作品を読む。
《テキスト》
授業で配布します。
《参考図書》
授業で指示します。
《授業時間外学習》
(1)適宜、授業で参考文献を紹介しますので、それを読ん
でください。
《成績評価の方法》
授業態度とレポートで評価します。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
正しい読み方ってなに?
記号論と言語転回
ロシアフォルマリズム
精神分析学
構造主義
物語論(1)
物語論(2)
インターテクスチュアリ
ティー
受容理論
脱構築
権力
フェミニズムとジェンダ
ー
ポストコロニアリズム
カルチュラル・スタディ
ーズ
まとめ
学習内容など
自由に好きなように読める文学作品に、正しい読み方は存在するのか。私達は本当に
自由に読んでいるのか。専門家の中でも趨勢が移ろい行く読み方を概観します。
文学を読むには、言葉に注意深くなければなりません。授業では、自明と思える言葉
の構造をまず疑ってみます。というのも、現代文学は言葉を信用していないからです
。
文学が扱う言葉(言語)は、日常で私達が扱う言葉と同じでしょうか。もし異なると
したら何が異なるのか。異なると主張するフォルマリズムの方法(異化)を紹介しま
す。
心の病いと向き合う精神分析学を、文学の読解に応用する考え方があります。心の病
いの病根を発見するやり方で、文学作品のテーマ(問題)を分析する手法を紹介しま
す。
構造主義は、数学的な公式や論理によって、さまざまな現象を解明しようとします。
文学作品(テクスト)を構造主義の方法を用いて、解剖してみましょう。
どのような長大な物語も「○○が○○する物語」と要約できます。であるなら、物語
は長大な一つの「文」とも言えますので、構造主義的に物語の文法読解を試みてみま
す。
物語の構造分析のために、作者と語り手、物語内容と物語言説、時制、メタフィクシ
ョンなどを整理して解説します。その過程で、「信用できない語り手」にも言及しま
す。
文学作品が、先行する他の文学作品との関係の中で成立していると考え、文学作品(
テクスト)の生成過程を検討します。引用や剽窃、パロディなどにもふれます。
文学はどのように受容されるのか。読者と解釈の理論について学びます。それと同時
に、社会システムと切り離すことのできない文学の価値を問います。
支配的な価値観としての二項対立を攪乱する試みが脱構築です。文学(研究)上の二
項対立に脱構築を試みることで、「読みの不可能性」を浮き彫りにします。
あらゆる言説がイデオロギーを伴う権力装置として働くとしたら、文学にも成立時期
の権力が反映する危険がつきまといます。起源や正当性を記す歴史=物語も同じです
。
文学上の男性優位と女性抑圧・嫌悪を批判するフェミニズムと、文化的レベルで作ら
れる性差を批判するジェンダー批評、異性愛の虚構性を示すクィア批評を解説します
。
植民地支配国や経済的支配国(先進国)による文化的支配が文学に与える影響を、批
判的に分析する立場について話します。想像の共同体やオリエンタリズムにもふれま
す。
社会問題をサブカルチャーから問うことで生活や民衆を分析する手法(カルチュラル
・スタディーズ:CS)を文学研究に応用した場合の功罪について話します。
文学理論は使うものであって、「使われる」ものではありません。文学理論に振り回
されないように、取り扱いの注意を促し、最後にリポートの課題について話します。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
現代語の文法
担当者氏名
播磨 桂子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
学校の「国語」で学ぶいわゆる学校文法について確認すると
同時にその問題点をとりあげ、日本語教育の立場からの研究
成果を参照しながら、現代日本語の文法を考える。また、さ
まざまな言語現象を受講者自身で説明することをこころみる
。
《授業の到達目標》
文法とは何かを理解し、文法の考え方を身につける。
学校で学んだいわゆる「学校文法」の知識を確認し、文法記
述の一つとして新たに位置付ける。
現代日本語における問題について自己の見解を述べられるよ
うになる。
《成績評価の方法》
筆記試験80%、提出物20%
《テキスト》
山田敏弘『国語教師が知っておきたい日本語文法』くろしお
出版
《参考図書》
《授業時間外学習》
章ごとに配布するワークシートを利用して予習する。
各章の終わりに配布する復習プリントの問題を自分で解答し
て、授業内容の復習と理解の確認をする。
日頃見聞きする日本語を、授業で学んだことと結び付けて観
察する。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
文法とは何か
学習内容など
受講者自らも文法を探り、記述する能力を持っていることを知る。
品詞1
学校文法ではどのような基準で品詞を決めているのか。その問題点を考えながら、品
詞分類の基本をおさえる。
自立語、付属語、それぞれの下位分類を考え、「ちがくない」「きれ(−)かった」
のような誤用が起こる原因を分析する。
動詞の活用について、学校文法の考え方を確認し、日本語教育の立場からとらえた活
用の分析を学ぶ。
形容詞類の活用について、学校文法の考え方を確認し、日本語教育の立場からとらえ
た活用の分析を学ぶ。
文の組み立てを考える際に学校文法で重要な概念となる「文節」について、問題点と
メリットをさぐる。
日本語の「主語」に関する問題、述語を基とした文型のパターン、語順などについて
取り上げる。
格助詞とは何かについて確認し、学校文法で格助詞と位置づけられるグループについ
て検討する。
類似する用法を持つ格助詞について、その使い分けや意味的な違いを分析する。
品詞2
活用1
活用2
文の組み立て1
文の組み立て2
格助詞1
格助詞2
副助詞1
副助詞2
接続助詞1
接続助詞2
助動詞1
助動詞2
副助詞とは何かについて確認し、学校文法で副助詞と位置づけられるグループについ
て検討する。
類似する用法を持つ副助詞について、その使い分けや意味的な違いを分析する。
接続助詞とは何かについて確認し、学校文法で接続助詞と位置づけられるグループに
ついて検討する。
「と」「たら」「なら」「ば」といった特に使い分けが問題となる接続助詞の用法を
比較する。
受身・使役といった「相」を表す助動詞について、動詞との接続・意味・用法を捉え
る。
時制を表す助動詞について、動詞との接続・意味・用法を捉える。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
古典文法・古文解釈
担当者氏名
島田 裕子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
古典文学の代表的作品、教職採用試験問題の古文などを教材
に、的確に古文を解読する総合的実力をつけていく。古典に
興味がある学生や、古文読解の実践的力をつけたい教職志望
の学生のための授業である。適宜プリント配布。古典の解読
に必要な重要語句や文法について講義する。
《授業の到達目標》
1古典文学文学作品を解読するのに必要な学習方法を習得す
る。2古文読解のための、語彙、文法などの知識を得る。2
古文解釈力の向上をはかる
《テキスト》
小町谷照彦『よくわかる新編古典文法』
《参考図書》
新編日本古典文学全集(小学館)
《授業時間外学習》
古典の解読に必要な重要語句や文法について復習する。文法
の小テストは毎回行う。
《成績評価の方法》
課題・試験
《備考》
必要に応じて中間テストを行う。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
古典文学史について
学習内容など
古典文学史を復習する。主要作品についての基本知識を確認していく。
文法1
重要語句・敬語について。
古文解釈1
古文問題を解く。古文の重要語句等を問う問題を解かせる。解答と説明。
古文本文解説1
作品の解説。一部を読み現代語訳を作る。
古文解釈2
古文問題を解く。古文の重要語句等を問う問題を解かせる。解答と説明。
本文解説2
作品の解説。一部を読み現代語訳を作る。
文法2
動詞について
古文解釈3
古文問題を解く。古文の重要語句等を問う問題を解かせる。解答と説明。
本文解説3
作品の解説。一部を読み現代語訳を作る。
文法3
助動詞について
古文解釈1
古文問題を解く。古文の重要語句等を問う問題を解かせる。解答と説明。
本文解説3
作品の解説。一部を読み現代語訳を作る。
文法4
助詞について 文法の復習。
古文解釈1
古文問題を解く。古文の重要語句等を問う問題を解かせる。解答と説明。
本文解説3
作品の解説。一部を読み現代語訳を作る。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
中国古典Ⅲ
担当者氏名
阿部 泰記
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
漢文訓読という方法は日本人の祖先が考案した方法であり、
それによって漢字文化が大量に輸入されることになった。中
国古典(漢文)はすでに日本文化に溶け込んでおり、日本人
の素養として必要不可欠なものとして今日まで継承されてい
る。この授業では比較文化に主眼を置いて講説する。
《授業の到達目標》
1.講義の内容を聞き取って整理することができるようになる
。
2.配布したプリントを通じて漢文訓読ができるようになる。
3.中国文化がどのように日本文化に影響しているかを説明で
きるようになる。
《成績評価の方法》
1.上記の能力について、配布したプリントにどれだけノート
できたかをもって評価する。
2.期末試験によって総合的にどれだけ理解できたかを評価す
る。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授業概要
『詩経』と『古今和歌集
』
『詩経』と『竇娥冤』
《テキスト》
ポートフォリオ掲載。プリント配布。プロジェクターを使用
する。
《参考図書》
『新釈漢文大系』(明治書院)ほか
《授業時間外学習》
参考書やネット情報を通じて予習・復習をする。
《備考》
学習内容など
中国古典(漢文)はすでに日本文化に溶け込んでおり、日本人の素養として必要不可
欠なものであることを周知させる授業であることを講説する。
『詩経』の序文が『古今和歌集』の序文に摂取されていることを読解する。
『詩経』の文芸思想が現代の演劇『竇娥冤』に摂取されていることを読解する。
「守株」と「待ちぼうけ
」
「王昭君」と『やまと昭
君』
『桃花源記』と「隠里」
『韓非子』「守株」が北原白秋「待ちぼうけ」に摂取されていることを読解する。
『長恨歌』と山口
『長恨歌』が山口の楊貴妃伝説に摂取されていることを読解する。
白居易と「謡曲」
白居易が「謡曲」に摂取されていることを読解する。
『杜子春』と芥川龍之介
『杜子春』が芥川龍之介の作品に摂取されていることを読解する。
包拯と靑砥藤綱
包拯が靑砥藤綱の伝説に摂取されていることを読解する。
河伯伝説の伝播
河伯の故事が日本に伝播されていることを読解する。
『三国志演義』と吉川英
治
年画と絵馬
『三国志演義』が吉川英治の翻訳に摂取されていることを読解する。
鍾馗と京都
鍾馗伝説が京都地方に摂取されていることを読解する。
まとめ
中国古典が日本文化に溶け込んでおり、日本人の素養として必要不可欠なものである
ことを確認する。
「王昭君」故事が尾崎紅葉『やまと昭君』に摂取されていることを読解する。
『桃花源記』故事が「隠里」伝説に摂取されていることを読解する。
年画が絵馬芸術に摂取されていることを読解する。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
中国古典Ⅳ
担当者氏名
阿部 泰記
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
漢文訓読という方法は日本人の祖先が考案した方法であり、
それによって漢字文化が大量に輸入されることになった。中
国古典(漢文)はすでに日本文化に溶け込んでおり、日本人
の素養として必要不可欠なものとして今日まで継承されてき
ている。この授業ではその中で初歩的な言語文化に主眼を置
いて講説する。
《授業の到達目標》
1.講義の内容を聞き取って正確にノートできるようになる。
2.プリント配布した原典を訓読できるようになる。 3.中国古典が日本人がどれだけ重視してきたかを他者に説明
できるようになる。
《成績評価の方法》
1.上記の能力について、配布したプリントにどれだけノート
できたかをもって評価する。
2.期末試験によって総合的にどれだけ理解できたかを評価す
る。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授業概要
『書経』「説命」
《テキスト》
プリント配布。プロジェクターを使用する。
《参考図書》
『新釈漢文大系』(明治書院)ほか
《授業時間外学習》
参考書やネット情報を通じて予習・復習をする。
《備考》
学習内容など
日本人の祖先が重視してきた中国古典(漢文)の素養を体得する授業であることを概
説する。
代表的な中国古典として『書経』「説命」を読解する。
『詩経』「関雎」「桃夭
」「陟岵」
『春秋左氏伝』「隠公元
年」
『礼記』「王制」
代表的な中国古典として『詩経』「関雎」「桃夭」「陟岵」を読解する。
『史記』「伍子胥列伝」
代表的な中国古典として『史記』「伍子胥列伝」を読解する。
『魏書』「武帝紀」
代表的な中国古典として『魏書』「武帝紀」を読解する。
『蜀書』「先主伝」
代表的な中国古典として『蜀書』「先主伝」を読解する。
『顔氏家訓』「教子」
代表的な中国古典として『顔氏家訓』「教子」を読解する。
『宋史』「包拯伝」
代表的な中国古典として『宋史』「包拯伝」を読解する。
『古今小説』
代表的な中国古典として『古今小説』を読解する。
『龍図公案』
代表的な中国古典として『龍図公案』を読解する。
『聊斎志異』
代表的な中国古典として『聊斎志異』を読解する。
『三国演義』
代表的な中国古典として『三国演義』を読解する。
まとめ
日本人の祖先が重視してきた中国古典(漢文)の素養を体得できたかどうか確認する
。
代表的な中国古典として『春秋左氏伝』「隠公元年」を読解する。
代表的な中国古典として『礼記』「王制」を読解する。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
上代文学作品研究
担当者氏名
岡田 喜久男
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
上代文学作品としてのみならず日本文学の精華である『万
葉集』を、単なる名歌鑑賞という立場からではなく、その多
様性に留意して味読する。広く「万葉集の世界」に触れるこ
とで、日本文学の中心的存在となる「和歌世界」を理解させ
る。
《授業の到達目標》
①『万葉集』が和歌の濫觴であると同時に、漢文・漢詩・書
簡等を含む多様な作品集であることを理解する。
②『万葉集』の作品一つを選び、深く調べて理解する。
③『万葉集』と現代について考えることができるようになる
。
《成績評価の方法》
筆記試験70% 授業中の態度・発言30%の配分で、幅広い知
識と発信力を問う。
『万葉集』が現代でも「生きている」ことを実感できるよ
うに学習させる。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
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11
12
13
14
15
テーマ
授業方針と『万葉集』解
説Ⅰ
解説Ⅱ
《テキスト》
『新選万葉集抄』小野 寛 笠間書院
《参考図書》
授業中にその都度指示する。
《授業時間外学習》
授業開講中(後期)にマスコミで見聞きした記事・放送等
を記録してもらい、発表や試験の一部とすることで、授業時
間外でも『万葉集』を意識させる。
《備考》
学習内容など
名義・成立・巻々の内容
表記法・語法・時期区分・歌体・研究史
巻頭歌と巻末歌を読む
『万葉集』の全体像について
国見歌(2番歌)を読む
言霊・歌の呪術性を考える
柿本人麻呂を読むⅠ
神様に祭られた人麻呂の実態を知る
柿本人麻呂を読むⅡ
人麻呂と長歌・反歌のテーマで考える
山部赤人を読むⅠ
舒景歌の誕生と発展
山部赤人を読むⅡ
山柿の論と古今序の歌聖
『万葉集』の多様性Ⅰ
歌の世界の広がり
『万葉集』の多様性Ⅱ
歌の効用について
『万葉集』の多様性Ⅲ
現代的意味について
『万葉集』の地理的環境
Ⅰ
『万葉集』の地理的環境
Ⅱ
『万葉集』の和歌史的意
味について考える。
まとめ
奈良を中心に
地方を中心に
現代人と短歌
各人の万葉観の変化を確認する
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
中世文学作品研究
担当者氏名
田口 寛
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
中世文学の有名作品の一つであり、中世という時代を表す特
徴的作品の一つでもある『平家物語』を読む。「語り本系」
といわれる一般に流布している本の、著名な場面を取り上げ
る。授業初回における概説のほか、各場面についての講義を
行う中で、適宜研究のための知識・技術等も紹介したい。
《授業の到達目標》
中世文学の有名作品の一つである『平家物語』についての講
義を通して、中世文学研究のための能力を身につけ、中世文
学に関する一定程度の説明ができる。教養として、『平家物
語』の内容について全体あるいは一部を説明できる。『平家
物語』の登場人物への関心を通して、中世という時代を生き
た人間について説明できる。
《テキスト》
『平家物語』本文を含め適宜資料を配る。
《参考図書》
『平家物語』(岩波文庫。全4冊)。その他は授業時に適宜
挙げる。
《授業時間外学習》
予告に従い、予めテキストの該当部分を読んでいることが望
ましい。
《成績評価の方法》
試験、あるいはレポートの内容による。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授業の全体説明。
学習内容など
シラバスを用いつつ、この授業半期の概要・目標等について説明する。
『平家物語』についての
概説。
巻1「祇園精舎」
資料を用いて、『平家物語』について概説する。
巻1「祇王」(1)
祇王について。
巻1「祇王」(2)
祇王について。
巻3「僧都死去」
俊寛について。
巻5「福原院宣」
文覚について。
巻6「入道死去」
平清盛について。
巻8「征夷将軍院宣」
源頼朝について。
巻9「木曾最期」
源義仲について。
巻9「敦盛最期」
平敦盛・熊谷直実について。
巻11「先帝身投」
平知盛・安徳天皇について。
巻11「腰越」
源義経について。
巻12「女院死去」
平徳子について。
まとめ。
半期の学びを振り返る。
物語冒頭「祇園精舎」について。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
関門の歴史と文化
担当者氏名
渡辺 一雄
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
近年、歴史学や考古学、民俗学の研究の進展によって、日々
新たな地域史像が浮かび上がっています。最新の研究成果を
もとに、関門海峡や響灘に面した地域の歴史や文化について
講義します。旧課程最後の授業です。
《授業の到達目標》
・地域文化研究の意義と必要性を理解し、説明できる。
・関門地域の地理的・歴史的特性を理解し、説明できる。
・関門・響灘地域のさまざまな文化遺産や自然遺産に関心を
持 ち、その概要を理解する。
《テキスト》
使用しません。毎回プリントを配布します。
《参考図書》
適宜紹介します。
《授業時間外学習》
毎回復習をし、ノートを整理してください。
《成績評価の方法》
授業態度(50%)と期末試験(50%)で評価します。
《備考》
現地踏査(フィールドワーク)を行う場合もあります。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
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11
12
13
14
15
はじめに
テーマ
学習内容など
授業のガイダンス、関門・響灘地域とは
原始Ⅰ
旧石器時代の狩人(旧石器時代)/海は文明の架け橋・縄文漁撈民(縄文時代)
原始Ⅱ
渡来人が来た/クニの始まり/動乱・そして邪馬台国(弥生時代)
原始Ⅲ
関門海峡を掌握したのは誰だ/豊浦の宮・豊浦の津(古墳時代)
古代
長門国・豊前国設置と政治都市“長府”の出現
中世Ⅰ
壇ノ浦:浪の底にも都のさぶらうぞ/元寇:鬼襲来(鎌倉時代)
中世Ⅱ
国際港赤間関の登場/大内文化の繁栄と混沌(室町時代)
近世Ⅰ
毛利氏の時代/帆船走る繁栄の日々(江戸時代)
近世Ⅱ
赤間関の繁栄/朝鮮通信使の来関(江戸時代)
近世Ⅲ
攘夷決すべし/防長回天の地(幕末)
近代
赤煉瓦に燈が灯り/岡蒸気がもたらしたもの(明治・大正時代)
現代
地方都市への変化/平成の合併(昭和・平成時代)
響灘島嶼部
角島・蓋井島・六連島・藍島
民俗
祭礼と伝説
まとめ
地域の未来/衰退か成熟か
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
関門地域論
担当者氏名
宮崎 勝弘
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
日本の歴史の舞台にしばしば登場する関門地域だが、ここで
は、近・現代史における「関門」の今日の状況を中心的に取
り上げる。「地域の時代」といわれる今の状況の中で、地域
とは何かについても考える。もちろん、現代を理解するため
には、必要なところまで歴史をさかのぼる。
《授業の到達目標》
なぜ、いま「関門」なのか。それに答えられるだけの、関門
地域を取り巻く状況に関する知識を修得する。現代社会や地
域論に関する理解を深める。
①「関門」の歴史と現状について知る
②「地域の時代」の意味を考えるようになる
③社会的関心事を地域に即して考えるようになる
《テキスト》
別途指示します。
《参考図書》
《授業時間外学習》
「関門」だけでなく、地域一般に関することに関心を持つこ
とを求める。
《成績評価の方法》
①授業への姿勢 ②レポート ③出席
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
オリエンテーション
学習内容など
授業の展開方法など概要説明。自己紹介。
地域論①
地方と中央の関係について。
地域論②
地方と地域の関係について。
地域論③
分権の時代の内実と行方。
「関門」論①
なぜ、いま、「関門」なのか。
「関門」論②
「関門」のイメージは。
「関門」論③
歴史に登場する「関門」。
「関門」論④
戦後史における「関門」。
「関門」論⑤
日本の縮図としての「関門」。
「関門」論⑥
「地域」の時代の騎手となる可能性?。
現地調査①
関門・響灘地域を歩く。
現地調査②
関門・響灘地域を歩く。
レポートを書く①
マンツーマン指導。
レポートを書く②
マンツーマン指導。
まとめ
「関門」論を学んで。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
考古学
担当者氏名
渡辺 一雄
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
歴史学の一分野である考古学の概要について学びます。考古
学とはどのような学問なのか、歴史を復元するための具体的
方法について講義します。授業は講義が中心となります。映
像・画像・実物資料を可能な限り利用しながら進めたいと思
います。はじめは方法論など考古学の基本を、つぎに時代ご
との考古学の成果と問題点について講義します。
《授業の到達目標》
・考古学の概要と歴史研究のための有効性を理解する。
・関門地域や全国各地の代表的な遺跡の概要を知る。
・歴史を学ぶことの面白さについて理解する。
《テキスト》
なし。毎回プリントを配布する。
《参考図書》
『考古学の方法 調査と分析』東京大学出版会
『考古学キーワード 改定版』有斐閣双書
『考古学 その方法と現状』放送大学教材
《授業時間外学習》
毎回短時間でいいので、ノートをまとめ、復習を行うこと。
《成績評価の方法》
授業態度及び期末試験の結果で評価する。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
ガイダンス
考古学とは
考古学の歴史
考古学の研究
学習内容など
授業の説明
考古学はどのような学問か?
欧米における考古学の発展
日本考古学のあゆみ
発掘調査
編年∼形式学的方法・層位学的方法
考古学の様々な研究事例、特に自然科学的手法を使った研究事例
考古学の成果と課題Ⅰ
旧石器・縄文時代の考古学
考古学の成果と課題Ⅱ
弥生時代の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅲ
弥生時代の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅳ
古墳時代の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅴ
古墳時代の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅵ
古代の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅶ
古代の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅷ
中近世の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅸ
中近世の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅹ
中近世の考古学Ⅲ
まとめ
考古学と現代
考古学の方法
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
民俗学
担当者氏名
吉留 徹
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
日本人の生活の基礎にある、伝統的な習慣(民俗慣行)から
生み出された民俗資料を取り上げ、現代社会における民俗学
の意義や民俗資料そのもののについて考えます。
民俗学の研究対象である「民間伝承」のもつ意味を検討し、
その資料採集方法、分析方法等の実践的な調査を通して、地
域社会の人々の生活史や民俗的思考・意識を探り、歴史学的
側面、現代学としての民俗学の可能性を考えていきます。
《授業の到達目標》
主に民俗学に関する基礎的な知識の理解および基本的な民俗
調査(フィールド・ワーク)が実施できることを目的とする
。民俗学的側面から現代の地域社会における様々な課題を設
定し調査分析する能力を身につける。
《成績評価の方法》
授業内の小テスト
前期レポート(課題および内容については講義最初のガイダ
ンスで伝える。)
《授業計画》
週
1
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3
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15
テーマ
民俗学の方法論Ⅰ
民俗学の方法論Ⅱ
社会経済伝承資料論Ⅰ
社会経済伝承資料論Ⅱ
社会経済伝承資料論Ⅲ
儀礼信仰伝承資料論Ⅰ
儀礼信仰伝承資料論Ⅱ
儀礼信仰伝承資料論Ⅲ
儀礼信仰伝承資料論Ⅳ
儀礼信仰伝承資料論V
儀礼信仰伝承資料論Ⅵ
《テキスト》
基本的にはプリントを使用。柳田國男『遠野物語』は講義で
使用する場合もあるので、事前に読んで置くことが望ましい
。
《参考図書》
柳田國男『遠野物語』『先祖の話』等
『日本民俗学概論』『図説日本民俗学』等
《授業時間外学習》
民俗学はフィールド・ワークが大事なので、常日頃の生活か
ら問題意識をもって送ってもらいたい。
《備考》
学習内容など
ガイダンス。民俗学の定義、およびその方法論について、「柳田国男の民俗学」を学
ぶ。
「柳田国男の民俗学」と80年代の民俗論および現代民俗学の方法論的課題について
検討する。
前近代的「ムラ」と近代的「ムラ」そして現在の様々な「共同体(コミュニティー)
」を通し、民俗を担う社会組織を考える。
「生業」とは何か。かつての「農水産業」を中心とした第1次産業経済から現在の6
次経済産業社会への変化変容を考える。
Ⅰ.Ⅱの社会経済構造の変化のなかで、民俗学の研究対象である「民間伝承」の「伝
承母体」の変容について検討する。
年中行事・人生儀礼といった民俗学の中心的課題について、学史的検討をおこないな
がら、現代における年中行事・人生儀礼の問題を考える。
現代おこなわれる年中行事のうち、下関およびその周辺における具体的な事例をいく
つかとりあげ、「民間伝承」における現代的課題について検討する。
現代おこなわれる人生儀礼のうち、下関およびその周辺における具体的な事例をいく
つかとりあげ、「民間伝承」における現代的課題について検討する。
民俗学がもっとも研究対象の中心にすえた民間信仰について、柳田國男の祖霊信仰に
ついて考える。
葬送儀礼と死者供養の変容について、仏教と民俗の関係について考える。
民俗調査論Ⅱ
「墓」をはじめ慰霊碑や供養碑の問題などを取り上げながら、死者との関連を考えて
いく。
信仰と不可分の民俗芸能(神楽・風流)について下関およびその周辺における具体的
な事例を題材に、「伝承」についての現代的課題を検討する。
現代における民俗調査の意義について、実際にフィールドを体験し、民俗調査入門を
おこなう。
課題の設定等、実際の民俗調査理論について学ぶ。
まとめ
現代民俗学における課題と実践について学ぶ。
儀礼信仰伝承資料論Ⅵ
民俗調査論Ⅰ
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
文化人類学
担当者氏名
松下 孝幸
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
2年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
形質人類学(自然人類学)はヒトの生物学です。人類と日本
人のルーツについて、大進化と小進化という視点でヒトの形
質変化をたどり、併せて未来を予測してみたい。
《テキスト》
資料を準備します。
《参考図書》
講義の中で紹介します。
《授業の到達目標》
①猿人から現生人類までの変化(大進化)を理解し、その過
程を解説できる
②縄文人から近代人までの形質変化(小進化)の概要とその
変化の要因を説明することができる。
③将来予測される危機への対策を考え、具体的な方策を実際
の日常生活のなかで実践できるようする。
《授業時間外学習》
特に必要ない。普通に新聞を読むこと。
《成績評価の方法》
課題に関するレポート提出
《備考》
《授業計画》
週
1
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15
テーマ
形質人類学とはどのよう
な学問か?
骨学入門
学習内容など
講義の構成を示す。人類学概論の講義です。
骨学概論、骨学実習
形質人類学の資料となる人骨について概説し、実際に骨の同定などをしてもらいます
。
猿人から原人へ変化した過程をたどります。
人類の大進化1 猿人か
ら原人へ
人類学概論1
形質人類学の資料となる人骨について概説します。
人類学の概論を詳述します。
人類学概論2
人類学の概論を詳述します。
人類の大進化2 旧人か
ら新人へ
人類学概論3
旧人(ネアンデルタール人)から新人への変化の道のりをたどります。
日本人の起源1 旧石器
人・縄文人
日本人の起源2 弥生人
1
日本人の起源3 弥生人
2
日本人の起源4 古墳人
縄文人のルーツと旧石器人・縄文人の形質的特徴を詳しく解説します。
日本人の起源5 中世人
・近世人
現代人と未来
まとめ
人類学の概論を詳述します。
弥生時代になると顔かたちについて地域差が生じたことを明らかにし、その原因を考
察してみます。
中国大陸や台湾の古人骨について、その特徴を解説し、日本人(弥生人)との関係を
探ります。
古墳時代になると集団墓が造られなくなり、特定の階級の人々の顔かたちしかわかり
ませんが、古墳人と古代人の形質に言及してみます。
鎌倉・室町時代になると、日本人の顔かたちは激変します。どのような顔かたちにな
ったのか、そしてその原因ないったい何か、について考えてみます。
現代人はかつて一度も経験したことのない姿・かたちを獲得しつつあります。小進化
の行く末を予測してみましょう。
形質人類学は、現代人の生き方、生活スタイルに重要な警告を発しています。その成
果を踏まえて今後どのような生活をしていけばいいのか、考えてみましょう。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
日本文化史Ⅱ(生活文化)
担当者氏名
渡辺 一雄
授業方法
講義
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
2年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
多様な自然環境のもとにある日本列島では、さまざまな地域
でそれぞれの環境に適応した生活文化が育まれ、特徴のある
人々の暮らしが続いてきました。しかし、高度経済成長期以
降、これらの地域は急速に崩壊し失われつつあります。この
授業では「生業」をキーワードに、地域とそこに育まれた民
俗文化について考えてみたいと思います。
《授業の到達目標》
・地域文化研究の意義を理解し、説明できる。
・地域に育まれた民俗文化の意義を理解し、説明できる。
・地域に育まれた民俗文化の価値を再発見し、我々を取り巻
く 現代的な諸課題について関心をもつ。
《テキスト》
使用しません。毎回プリントを配布します。
《参考図書》
授業中に、必要に応じて紹介します。
《授業時間外学習》
1週間前までに資料を配布するので、事前によく読んでおいて
ください(予習)。また、授業後は毎回復習を行い、ノート
を整理しておいてください。
《成績評価の方法》
授業態度(50%)、期末試験(50%)で評価します。
《備考》
《授業計画》
週
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テーマ
ガイダンス
授業の概要説明、日本文化の多様性
学習内容など
山の生業と文化Ⅰ
山・山人・山民、サンカ
山の生業と文化Ⅱ
木地屋
山の生業と文化Ⅲ
山仕事
山の生業と文化Ⅳ
狩猟
山の生業と文化Ⅴ
たたら製鉄
山の生業と文化Ⅵ
山の農業/定住と山村の景観
山の生業と文化Ⅶ
山の生活文化/山の信仰
海の生業と文化Ⅰ
沿海文化
海の生業と文化Ⅱ
漁業・行商
海の生業と文化Ⅲ
特殊漁民の事例(海士・海女/家船)
海の生業と文化Ⅳ
海の信仰
村里・町の生業と文化Ⅰ
村里・町の生活と信仰
村里・町の生業と文化Ⅱ
村里・町の生業
まとめ
非農業民、山の人生、海浜の民
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
演劇論
担当者氏名
古賀 今日子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
俳優の演技と様々な芸術表現を組み合わせ作り上げられる演
劇は総合芸術のひとつと捉えられています。この授業ではそ
の「演劇」の多岐に渡る魅力を、時代ごと、また、その発展
の歴史にそって映像で鑑賞し、語り合います。
授業計画は昨年のものをベースに作成しましたが、例年その
年に集まったメンバーの興味の矛先によって作品を選び直し
、ライブ感のある時間を目指しています。
《授業の到達目標》
「演劇」を味わうためのガイドとして、その歴史や手法、背
景を知る。
ひとつの見方に捉われず、様々な視点を持って自由な観客と
して作品を楽しむことが出来る。
他者と共にひとつの作品を鑑賞しその感想を共有するなかで
、多様な価値観、考え方があることを知り、豊かな感受性を
獲得できる。
《テキスト》
その都度、作品についてのガイドとなる資料を配布します。
《参考図書》
特になし
《授業時間外学習》
授業内で鑑賞した作品についてのレポートやアンケートを作
成していただきます。
《成績評価の方法》
レポートの提出。
《備考》
《授業計画》
週
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テーマ
演劇との出会い+自己紹
介など
作品鑑賞 1
作品鑑賞 1
作品鑑賞 1→ディスカ
ッション
作品鑑賞 2
学習内容など
演劇との出会い。アンケート。
まずは、おそらく誰もが聞いた事のある作品を、3回に分けて鑑賞(初回アンケート
に基づいて作品を決定します。)
演出って?俳優って?様々な演劇に関わるポジションをもし自分だったら・・・と自
分に引き寄せて想像してみます。
舞台美術について考える。
日本の伝統芸能。わたしたちの国にある「演劇」を鑑賞してみましょう。
作品鑑賞 2
伝統・・・変わらないもの、変わったからこそ生き残るものに思いを馳せる。
作品鑑賞 2→ディスカ
ッション
作品鑑賞 3
今の私たちに変わらず届いたものは何でしょう。ディスカッション。
作品鑑賞 3
鑑賞。
作品鑑賞 3→ディスカ
ッション
作品鑑賞 4
作品が生まれる、その裏側にある思いを想像してみる。
作品鑑賞 4
落語。たった一人の演劇。想像力を駆使して噺を味わう。
作品鑑賞 5
もはや言葉を超える・・・どこまで演劇?どこから演劇?という作品にどっぷり触れ
てみる。
分かる、分からないという価値観を超えてみる。好き?嫌い?楽しい?不安?おおい
に語り合いましょう。
作品について、演劇自体について。まとめ。
作品鑑賞 5
作品鑑賞 5 →ディス
カッション
ミュージカルって見た事ありますか?
コントという小作品について。笑いを目指す演劇。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
編集実務
担当者氏名
宮崎 勝弘
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
新聞はニュースを伝えるとともに、現代社会の「知」の所産
にもなっている。ニュースをどう伝えるか。どう読んでもら
うか、読んでもらうためにどうした技術が駆使されているか
。それが新聞技術、「編集」である。その分野への理解を通
して、文化・文芸の世界の一端に触れる。
《授業の到達目標》
①新聞づくりの技術について知る
②時事問題への関心が高まる
③より広い視野で物事を考えるようになる
《テキスト》
特になし
《参考図書》
特にないが、日常的に新聞や書籍に親しむ。
《授業時間外学習》
「参考図書」の項に書いたことを努める。
《成績評価の方法》
レポートと授業出席と受講姿勢
《備考》
《授業計画》
週
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テーマ
オリエンテーション
学習内容など
本講義の目ざすものと受講上の注意点について
新聞とは
新聞の現況について
編集とは
広義の編集と狭義の編集について
編集の多義性1
書籍における「編集」
編集の多義性2
「編集」部員の使命
編集の多義性3
新聞「編集」の実体
編集の多義性4
新聞の「整理」と「編集」との関係について
編集の技術1
新聞編集の特色
編集の技術2
見出しと価値判断について
編集の技術3
レイアウトについて
編集の技術4
「総合」編集について
「編集」に挑戦1
記事を読み込み、見出しを考える
「編集」に挑戦2
全体のレイアウトを示し、一枚の紙面をつくる
「編集」の課題
現在の「編集」上の技術的、経済的課題を考える
振り返り
半年間の学びについて考える
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
演劇的表現の研究
担当者氏名
古賀 今日子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
「演劇」を知るにはやってみるのが一番です。演劇は英語で
いうとプレイ!ルールはあっても正解はありません。
演劇の様々な面白さを分解し再構築したプログラムを積み重
ね、最後には発表会を実施します。
未経験者も大丈夫。ひとつのイメージを人と共に形にしてい
く中でコミュニケーションの面白さ、伝える、伝わる喜び(
と、難しさ)を存分に味わっていただきます。
《授業の到達目標》
演劇をやってみることで、表現する難しさと楽しさを体感す
る。
ひとつの作品を作る事で、自分にしか見つけられない視点を
発見し、また同時に、他者と意見をすりあわせていく中で協
調性を得る事が出来る。
《成績評価の方法》
発表会の作品作り(発表含む)の過程と、その体験をもとに
レポートを作成していただきます。
《授業計画》
週
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《テキスト》
特になし
《参考図書》
特になし
《授業時間外学習》
発表前には少し作業をお願いするかもしれません。また、日
々の生活の中での様々なことがモチーフになっていくと思い
ます。
《備考》
体を動かしながらの授業です。激しい運動ではありませんが
、動きやすい服装での参加をお願いします。
テーマ
学習内容など
体験WS
出会いのワークショップ
演劇の体
意識して、止めること。ストップモーションで遊ぶ。
音
音だけシアター 耳で聞く演劇を作る
言葉A
台本を作ってみる、言葉を組み合わせる。行間を読む。
トラストワーク
催眠、ブラインドカーなど。
抽象的な体
ワンタッチオブジェからのシーン作り。
立ち位置
人間同士の距離感から場面を作る
言葉B
私たちの日常の会話を演劇に
言葉C
擬人化?脚本作りワーク。
社会派
新聞からシーン作り?
作品作り
全体のテーマやモチーフを決める
作品作り
グループワーク
作品作り
構成
発表会
お客さんを呼んで作品を見せてみる。
ふりかえり
発表した作品を全体で振り返り。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
ノンフィクション論
担当者氏名
宮崎 勝弘
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
「ノンフィクション冬の時代」といわれる。しかし、作品の
受け皿となる月刊誌も創刊されるなど、新しい動きも出てき
た。そうした状況を踏まえ、この時代や社会を特徴づける事
実に着目。その重さにこだわり、そこへ想像力を駆使しなが
ら、作品世界を理解し、あるいは作品を創り上げる。
《授業の到達目標》
ノンフィクションとは何かを知る。多くの作品に触れ、事実
の重さ、表現や言葉の使い方などに分け入る。その結果とし
て、社会や歴史への理解も深まる。
①人間の様々な生き方を知る、触れる
②社会的関心事への距離がせばまる
③文章表現についての関心が深まる
《テキスト》
授業に応じて、随時提示する。
《参考図書》
《授業時間外学習》
いわゆる社会常識、時事問題に関わることが多いため、日ご
ろから新聞や雑誌などニュースに親しむことを求める。
《成績評価の方法》
受講姿勢、レポート、出席
《備考》
《授業計画》
週
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テーマ
ガイダンス
学習内容など
授業概要や展開についての説明。自己紹介。
ノンフィクションとは
ノンフィクションとは何かを説明。
戦後社会の展開①
「高度経済成長」まで。
戦後社会の展開②
「高度成長」時代から「安定成長」時代まで。
戦後社会の展開③
「安定成長」時代から「失われた10年」を中心に。
戦後社会の展開④
何が書かれてきたか、作品群の把握。
主要作品の講読①
提示された作品を読み、解説、議論する。
主要作品の講読②
提示された作品を読み、解説、議論する。
主要作品の講読③
提示された作品を読み、解説、議論する。
主要作品の講読④
提示された作品を読み、解説、議論する。
主要作品の講読⑤
提示された作品を読み、解説、議論する。
レポート制作①
自分の興味・関心に基づいてテーマを決める。
レポート制作②
決めたテーマに関して、アプローチや資料取得の方法などを指導。
レポート制作③
発表と意見交換をする。
まとめ
半期の授業を振り返りつつ、授業内容を確認する。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
中古文学作品研究
担当者氏名
安道 百合子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
『源氏物語』を読む。第一部から、桐壷・若紫・葵・賢木・
明石・薄雲の六巻を取り上げ、部分的に詳しく読む。テキス
トや絵巻を用いて、『源氏物語』について概要を知るととも
に、できるだけ原文を丹念に読むことによって、『源氏物語
』の魅力や中古文学の面白さを味わう。
《授業の到達目標》
1.『源氏物語』がどのような作品であるか、その概要を知
る。
2.原文を読むことによって、読解の手続きを知り、『源氏
物語』についての理解を深める。
3.中古の物語文学の面白さを味わう。
《成績評価の方法》
小テスト20%
受講態度と受講後の感想文の内容20%
期末テスト60%
《授業計画》
週
1
2
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15
テーマ
中古文学の定義
《テキスト》
ビギナーズクラシックス源氏物語(角川文庫)
《参考図書》
適宜紹介する。
《授業時間外学習》
授業で扱わない部分をテキストで予習し、適宜参考文献に目
配りする。週180分以上を授業時間外の学習時間の目安と
すること。
《備考》
桐壺巻を読む①
学習内容など
平安時代の文学はどこからどこまでか、歴史区分と文学史的区分について説明し、中
古文学の特徴について解説する。
古典の日の制定理由。『源氏物語』の作者、成立背景、伝本、享受などについて解説
し、基本的な知識を得る。
冒頭の桐壺巻を読む。桐壺帝の桐壺更衣への寵愛と死別。
桐壺巻を読む②
冒頭の桐壺巻を読む。桐壺帝の嘆きと更衣母への弔問。光源氏の誕生。
若紫巻を読む①
若紫巻を読む。「若紫」という言葉。のちに紫の上と呼ばれる少女との出会い。
若紫巻を読む②
若紫巻を読む。藤壺の宮との禁忌の恋。
葵巻を読む①
葵巻を読む。賀茂祭での車争い。
葵巻を読む②
賢木巻を読む①
葵巻を読む。六条御息所の生霊が産褥の葵の上を苦しめる。葵の上の死。紫の上との
新枕。
賢木巻を読む。六条御息所の伊勢下向。
賢木巻を読む②
賢木巻を読む。藤壺の宮の出家に至るまで。朧月夜との密会発覚。
明石巻を読む①
明石巻を読む。故桐壺帝の夢告。
明石巻を読む②
明石巻を読む。明石の君との出会いと別れ。
薄雲巻を読む①
薄雲巻を読む。明石の姫君を養女として引き取る。
薄雲巻を読む②
薄雲巻を読む。藤壺の宮の死。
まとめ
『源氏物語』の魅力について考える。
『源氏物語』の概要
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
近代文学作品研究
担当者氏名
浅野 洋
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
日本の近代文学作品を受講生とともにじっくりと読み込んで
ゆく。受講生の人数によるが、可能ならばゼミ形式で授業を
進める。以下の「授業計画」にあげた作品は、その指標とな
る仮のリストで、各自その中から自分の担当作品を選択し、
発表することとする。多人数の場合は、適宜、このリスト中
の作品を採り上げ、論じてゆく。
《授業の到達目標》
①多角的な視点による柔軟性を身につける。
②論理的な思考力を体得する。
③テキストの背景や意味に対する理解力を高める。
《テキスト》
プリントを用意する
《参考図書》
講義の中で指示
《授業時間外学習》
当該作品を事前に読む
《成績評価の方法》
ふだんの受講態度(出席状況)とレポート
《備考》
特になし
《授業計画》
週
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15
テーマ
作品研究入門
学習内容など
作品研究の方法論やレジュメ作成の解説
樋口一葉「十三夜」
研究方法・レジュメ作成・発表のモデル提示
樋口一葉「大つごもり」
研究方法・レジュメ作成・発表のモデル提示
森鷗外「最後の一句」
受講生の発表および討論
森鷗外「高瀬舟」
受講生の発表および討論
森鷗外「百物語」
受講生の発表および討論
芥川龍之介「秋」
受講生の発表および討論
芥川龍之介「舞踏会」
受講生の発表および討論
芥川龍之介「奉教人の死
」
菊池寛「恩讐の彼方に」
受講生の発表および討論
宮沢賢治「よだかの星」
受講生の発表および討論
宮沢賢治「銀河鉄道の夜
」
梶井基次郎「檸檬」
受講生の発表および討論
太宰治「魚服記」「おさ
ん」
織田作之助「木の都」
受講生の発表および討論
受講生の発表および討論
受講生の発表および討論
受講生の発表および討論
3年・前期
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 日本語・日本文学専攻》
科目名
日本語史
担当者氏名
播磨 桂子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
「日本語」という言語について、歴史的な観点をもって捉え
ることをめざす。文献資料などを用いてある時代の日本の言
葉がどのようなものであったのかを推定し時間軸上に位置づ
けた先行研究による日本語の歴史を分野ごとに学びながら、
受講者それぞれが現代の日本語との関連において捉えられる
ようにしたい。
《授業の到達目標》
「日本語」の歴史的な捉え方について基本的な知識を持つ。
日本語の過去の姿を探る上で重要な資料についての知識を持
つ。
日本語の歴史的な経緯を現代日本語との関連において捉える
。
《テキスト》
適宜プリントを配布する。
《参考図書》
授業中に指示する。
《授業時間外学習》
授業中に指示した図書や資料に積極的にあたる。
単に読むだけではなく、読書ノート(書名、著者名、出版年
、内容に関するメモなど)をとる。
《成績評価の方法》
平常の授業参加、期末試験。
《備考》
《授業計画》
週
1
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15
テーマ
日本語について
「日本語の歴史」をどう学ぶか。
学習内容など
音韻(1)
上代∼中古の音韻体系。
音韻(2)
中世∼近世の音韻体系。
音韻(3)
現代語にいたるまで。
文字・表記(1)
漢字の受容と応用。
文字・表記(2)
かな文字の発生とさまざまな表記法。
文字・表記(3)
現代語表記の制定。
語彙分野(1)
語種の観点から。
語彙分野(2)
意味・用法の変化。
語彙分野(3)
形態の変化。
文法(1)
上代∼中世の文法。
文法(2)
中世∼近世の文法。
文法(3)
現代語にいたるまで。
敬語(1)
敬語の変化をどのようにとらえられるか。
敬語(2)
敬語の変化をどのようにとらえられるか。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
考古学
担当者氏名
渡辺 一雄
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
歴史学の一分野である考古学の概要について学びます。考古
学とはどのような学問なのか、歴史を復元するための具体的
方法について講義します。授業は講義が中心となります。映
像・画像・実物資料を可能な限り利用しながら進めたいと思
います。はじめは方法論など考古学の基本を、つぎに時代ご
との考古学の成果と問題点について講義します。
《授業の到達目標》
・考古学の概要と歴史研究のための有効性を理解する。
・関門地域や全国各地の代表的な遺跡の概要を知る。
・歴史を学ぶことの面白さについて理解する。
《テキスト》
なし。毎回プリントを配布する。
《参考図書》
『考古学の方法 調査と分析』東京大学出版会
『考古学キーワード 改定版』有斐閣双書
『考古学 その方法と現状』放送大学教材
《授業時間外学習》
毎回短時間でいいので、ノートをまとめ、復習を行うこと。
《成績評価の方法》
授業態度及び期末試験の結果で評価する。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
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7
8
9
10
11
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13
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15
テーマ
ガイダンス
考古学とは
考古学の歴史
考古学の研究
学習内容など
授業の説明
考古学はどのような学問か?
欧米における考古学の発展
日本考古学のあゆみ
発掘調査
編年∼形式学的方法・層位学的方法
考古学の様々な研究事例、特に自然科学的手法を使った研究事例
考古学の成果と課題Ⅰ
旧石器・縄文時代の考古学
考古学の成果と課題Ⅱ
弥生時代の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅲ
弥生時代の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅳ
古墳時代の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅴ
古墳時代の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅵ
古代の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅶ
古代の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅷ
中近世の考古学Ⅰ
考古学の成果と課題Ⅸ
中近世の考古学Ⅱ
考古学の成果と課題Ⅹ
中近世の考古学Ⅲ
まとめ
考古学と現代
考古学の方法
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
民俗学
担当者氏名
吉留 徹
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
日本人の生活の基礎にある、伝統的な習慣(民俗慣行)から
生み出された民俗資料を取り上げ、現代社会における民俗学
の意義や民俗資料そのもののについて考えます。
民俗学の研究対象である「民間伝承」のもつ意味を検討し、
その資料採集方法、分析方法等の実践的な調査を通して、地
域社会の人々の生活史や民俗的思考・意識を探り、歴史学的
側面、現代学としての民俗学の可能性を考えていきます。
《授業の到達目標》
主に民俗学に関する基礎的な知識の理解および基本的な民俗
調査(フィールド・ワーク)が実施できることを目的とする
。民俗学的側面から現代の地域社会における様々な課題を設
定し調査分析する能力を身につける。
《成績評価の方法》
授業内の小テスト
前期レポート(課題および内容については講義最初のガイダ
ンスで伝える。)
《授業計画》
週
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15
テーマ
民俗学の方法論Ⅰ
民俗学の方法論Ⅱ
社会経済伝承資料論Ⅰ
社会経済伝承資料論Ⅱ
社会経済伝承資料論Ⅲ
儀礼信仰伝承資料論Ⅰ
儀礼信仰伝承資料論Ⅱ
儀礼信仰伝承資料論Ⅲ
儀礼信仰伝承資料論Ⅳ
儀礼信仰伝承資料論V
儀礼信仰伝承資料論Ⅵ
《テキスト》
基本的にはプリントを使用。柳田國男『遠野物語』は講義で
使用する場合もあるので、事前に読んで置くことが望ましい
。
《参考図書》
柳田國男『遠野物語』『先祖の話』等
『日本民俗学概論』『図説日本民俗学』等
《授業時間外学習》
民俗学はフィールド・ワークが大事なので、常日頃の生活か
ら問題意識をもって送ってもらいたい。
《備考》
学習内容など
ガイダンス。民俗学の定義、およびその方法論について、「柳田国男の民俗学」を学
ぶ。
「柳田国男の民俗学」と80年代の民俗論および現代民俗学の方法論的課題について
検討する。
前近代的「ムラ」と近代的「ムラ」そして現在の様々な「共同体(コミュニティー)
」を通し、民俗を担う社会組織を考える。
「生業」とは何か。かつての「農水産業」を中心とした第1次産業経済から現在の6
次経済産業社会への変化変容を考える。
Ⅰ.Ⅱの社会経済構造の変化のなかで、民俗学の研究対象である「民間伝承」の「伝
承母体」の変容について検討する。
年中行事・人生儀礼といった民俗学の中心的課題について、学史的検討をおこないな
がら、現代における年中行事・人生儀礼の問題を考える。
現代おこなわれる年中行事のうち、下関およびその周辺における具体的な事例をいく
つかとりあげ、「民間伝承」における現代的課題について検討する。
現代おこなわれる人生儀礼のうち、下関およびその周辺における具体的な事例をいく
つかとりあげ、「民間伝承」における現代的課題について検討する。
民俗学がもっとも研究対象の中心にすえた民間信仰について、柳田國男の祖霊信仰に
ついて考える。
葬送儀礼と死者供養の変容について、仏教と民俗の関係について考える。
民俗調査論Ⅱ
「墓」をはじめ慰霊碑や供養碑の問題などを取り上げながら、死者との関連を考えて
いく。
信仰と不可分の民俗芸能(神楽・風流)について下関およびその周辺における具体的
な事例を題材に、「伝承」についての現代的課題を検討する。
現代における民俗調査の意義について、実際にフィールドを体験し、民俗調査入門を
おこなう。
課題の設定等、実際の民俗調査理論について学ぶ。
まとめ
現代民俗学における課題と実践について学ぶ。
儀礼信仰伝承資料論Ⅵ
民俗調査論Ⅰ
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
文化人類学
担当者氏名
松下 孝幸
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
形質人類学(自然人類学)はヒトの生物学です。人類と日本
人のルーツについて、大進化と小進化という視点でヒトの形
質変化をたどり、併せて未来を予測してみたい。
《テキスト》
資料を準備します。
《参考図書》
講義の中で紹介します。
《授業の到達目標》
①猿人から現生人類までの変化(大進化)を理解し、その過
程を解説できる
②縄文人から近代人までの形質変化(小進化)の概要とその
変化の要因を説明することができる。
③将来予測される危機への対策を考え、具体的な方策を実際
の日常生活のなかで実践できるようする。
《授業時間外学習》
特に必要ない。普通に新聞を読むこと。
《成績評価の方法》
課題に関するレポート提出
《備考》
《授業計画》
週
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15
テーマ
形質人類学とはどのよう
な学問か?
骨学入門
学習内容など
講義の構成を示す。人類学概論の講義です。
骨学概論、骨学実習
形質人類学の資料となる人骨について概説し、実際に骨の同定などをしてもらいます
。
猿人から原人へ変化した過程をたどります。
人類の大進化1 猿人か
ら原人へ
人類学概論1
形質人類学の資料となる人骨について概説します。
人類学の概論を詳述します。
人類学概論2
人類学の概論を詳述します。
人類の大進化2 旧人か
ら新人へ
人類学概論3
旧人(ネアンデルタール人)から新人への変化の道のりをたどります。
日本人の起源1 旧石器
人・縄文人
日本人の起源2 弥生人
1
日本人の起源3 弥生人
2
日本人の起源4 古墳人
縄文人のルーツと旧石器人・縄文人の形質的特徴を詳しく解説します。
日本人の起源5 中世人
・近世人
現代人と未来
まとめ
人類学の概論を詳述します。
弥生時代になると顔かたちについて地域差が生じたことを明らかにし、その原因を考
察してみます。
中国大陸や台湾の古人骨について、その特徴を解説し、日本人(弥生人)との関係を
探ります。
古墳時代になると集団墓が造られなくなり、特定の階級の人々の顔かたちしかわかり
ませんが、古墳人と古代人の形質に言及してみます。
鎌倉・室町時代になると、日本人の顔かたちは激変します。どのような顔かたちにな
ったのか、そしてその原因ないったい何か、について考えてみます。
現代人はかつて一度も経験したことのない姿・かたちを獲得しつつあります。小進化
の行く末を予測してみましょう。
形質人類学は、現代人の生き方、生活スタイルに重要な警告を発しています。その成
果を踏まえて今後どのような生活をしていけばいいのか、考えてみましょう。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
東アジアの歴史と文化
担当者氏名
阿部 泰記
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
中国と日本の王昭君説話について比較考察する。王昭君は中
国の四大美女の一人と言われる人物であり、中国では誰でも
知っている。日本でも戦前にはよく知られていた。王昭君の
ことを知れば中国のことがわかり、日本のこともわかる。こ
の授業では中国で創造された王昭君像の日本への伝承につい
て考察する。
《授業の到達目標》
1.プリント配布した原典を読むことができるようになる。
2.授業内容を正確にノートできるようになる。
3.中国と日本の関係資料を読むことで漢文・古文の読解力
を高め、同時に古代から現代に至る文学史的な知識を得るこ
とができる。
《成績評価の方法》
1.上記の能力について、配布したプリントにどれだけノート
できたかをもって評価する。
2.期末試験(ノート持ち込み可)によって総合的にどれだけ理
解できたかを評価する。
《授業計画》
週
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《テキスト》
ポートフォリオ掲載。プリント配布。プロジェクターを使用
する。
《参考図書》
授業中に収集の仕方を指示する。
《授業時間外学習》
参考書やネット情報を通じて予習・復習をする。
《備考》
テーマ
授業概要の説明
学習内容など
歴代文献における王昭君の描かれ方について概説する。
『漢書』の記載
『漢書』における王昭君の描かれ方について考察する。
『後漢書』の記載
『後漢書』における王昭君の描かれ方について考察する。
『琴操』の記載
『琴操』における王昭君の描かれ方について考察する。
『西京雑記』の記載
『西京雑記』における王昭君の描かれ方について考察する。
『王明君辞』の記載
『王明君辞』における王昭君の描かれ方について考察する。
『楽府詩集』の記載
『楽府詩集』における王昭君の描かれ方について考察する。
日本漢詩の記載
日本漢詩における王昭君の描かれ方について考察する。
『王昭君変文』の記載
『王昭君変文』における王昭君の描かれ方について考察する。
和歌の記載
和歌における王昭君の描かれ方について考察する。
元『漢宮秋』の記載
元『漢宮秋』における王昭君の描かれ方について考察する。
日本物語における記載
物語文学における王昭君の描かれ方について考察する。
明『出塞記』の記載
明『出塞記』における王昭君の描かれ方について考察する。
清『双鳳奇縁』の記載
清『双鳳奇縁』における王昭君の描かれ方について考察する。
まとめ
歴代文献における王昭君の描かれ方についてまとめる。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
東アジアの歴史と文化
担当者氏名
阿部 泰記
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
中国と日本の王昭君説話について比較考察する。王昭君は中
国の四大美女の一人と言われる人物であり、中国では誰でも
知っている。日本でも戦前にはよく知られていた。王昭君の
ことを知れば中国のことがわかり、日本のこともわかる。こ
の授業では中国で創造された王昭君像の日本への伝承につい
て考察する。
《授業の到達目標》
1.プリント配布した原典を読むことができるようになる。
2.授業内容を正確にノートできるようになる。
3.中国と日本の関係資料を読むことで漢文・古文の読解力
を高め、同時に古代から現代に至る文学史的な知識を得るこ
とができる。
《成績評価の方法》
1.上記の能力について、配布したプリントにどれだけノート
できたかをもって評価する。
2.期末試験(ノート持ち込み可)によって総合的にどれだけ理
解できたかを評価する。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
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8
9
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11
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13
14
15
《テキスト》
ポートフォリオ掲載。プリント配布。プロジェクターを使用
する。
《参考図書》
授業中に収集の仕方を指示する。
《授業時間外学習》
参考書やネット情報を通じて予習・復習をする。
《備考》
テーマ
授業概要の説明
学習内容など
歴代文献における王昭君の描かれ方について概説する。
『漢書』の記載
『漢書』における王昭君の描かれ方について考察する。
『後漢書』の記載
『後漢書』における王昭君の描かれ方について考察する。
『琴操』の記載
『琴操』における王昭君の描かれ方について考察する。
『西京雑記』の記載
『西京雑記』における王昭君の描かれ方について考察する。
『王明君辞』の記載
『王明君辞』における王昭君の描かれ方について考察する。
『楽府詩集』の記載
『楽府詩集』における王昭君の描かれ方について考察する。
日本漢詩の記載
日本漢詩における王昭君の描かれ方について考察する。
『王昭君変文』の記載
『王昭君変文』における王昭君の描かれ方について考察する。
和歌の記載
和歌における王昭君の描かれ方について考察する。
元『漢宮秋』の記載
元『漢宮秋』における王昭君の描かれ方について考察する。
日本物語における記載
物語文学における王昭君の描かれ方について考察する。
明『出塞記』の記載
明『出塞記』における王昭君の描かれ方について考察する。
清『双鳳奇縁』の記載
清『双鳳奇縁』における王昭君の描かれ方について考察する。
まとめ
歴代文献における王昭君の描かれ方についてまとめる。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
日本文化研究法
担当者氏名
倉本 昭
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
日本の妖怪変化について、近世と近現代における研究史をも
とに考察していく。近代になって妖怪変化の分類や定義が行
われ、現代では東アジア恠異学会まで設立されている。それ
らの研究に材を提供するものとして、近世に書かれた膨大な
怪異談や、魅力的な妖怪画の数々がある。近世における妖怪
文献をとりあげながら、恐ろしくも、どこか愛らしい妖怪た
ちの生態をながめ、日本の文化史の文脈の中でとらえなおす
。
《授業の到達目標》
①いわゆる妖怪学の成立過程を把握する。
②妖怪絵巻を読み解きながら、妖怪に託された日本人のユー
モ ア、自然への畏怖、社会批判などの精神を探っていく。
③妖怪の現代社会における存在意義を確認する。
《成績評価の方法》
受講態度と学期末のテストによる
《テキスト》
プリントで配布
《参考図書》
適宜紹介するが、図書館に代表的なものが蔵されている
《授業時間外学習》
授業を踏まえ、多様なメディアで妖怪変化について独自の知
識を仕入れるのも愉しいであろう。マンガやアニメ、ドラマ
に出てくるグロテスクで、ユニークでもあるキャラも、妖怪
学の知を踏まえて読み直せば、新たな一面を見せてくれるだ
ろう。授業の後半には下関市内で幽霊にかかわる祭りもある
ので、見にいくといい。
《備考》
怪異談が苦手という人へ―むやみに怖がらせるような内容で
はないけれど、よほど苦手なら履修するかどうか熟考すると
よい
《授業計画》
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テーマ
妖怪学のながれ
学習内容など
近代になって妖怪を分類し、民俗学の範疇で研究を始めた先学たちの業績
妖怪草子を読む(1)
妖怪草子の源流としての地獄草紙・餓鬼草紙・北野天神縁起などを見ていく
妖怪草子を読む(2)
土蜘蛛草子の巻頭から妖怪女房との出会いまで
妖怪草子を読む(3)
土蜘蛛草子の続き。渡辺綱の智慧の輝き
妖怪草子を読む(4)
土蜘蛛草子の続き。頼光主従の勝利
稲生物怪録の愉悦(1)
稲生物怪録を抜粋して読み、妖怪たちの図像学にもこだわっていく。
稲生物怪録の愉悦(2)
稲生物怪録の続き。古典類話との相似について
稲生物怪録の愉悦(3)
稲生物怪録の続き。魔王との邂逅と離別
近世妖怪物語を読む(1)
『伽婢子』を読む
近世妖怪物語を読む(2)
『伽婢子』を読む
近世妖怪物語を読む(3)
『伽婢子』を読む
近世妖怪物語を読む(4)
『伽婢子』を読む
下関と妖怪
有名な耳なし芳一以外に、下関に伝わる妖怪談を紹介する。
西洋モンスターとデーモ
ン(1)
西洋モンスターとデーモ
ン(2)
西洋の妖怪たちの紹介。比較文化学の一環として
西洋の妖怪たちの紹介。比較文化学の一環として
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
関門文化特論Ⅱ
担当者氏名
中島 順一
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
関門海峡をはさんで展開してきた美術の動向を知り、それぞ
れの環境で活動した作家たちの作品を鑑賞し共感することで
、作家と美術作品、風土と美術の関係を探る。さらに世界的
な画家の風土性を認識し、あわせて関門に展開してきた美術
の独自性と在り方を理解する。
《授業の到達目標》
関門の地で活動した美術作家とその作品について広く認識し
、風土と美術の関係、美術に独自のコミュニーケーションを
、自ら探求する力を養う。
《テキスト》
講義レジュメ等を配布する。
《参考図書》
《授業時間外学習》
関門海峡周辺の美術館を訪れておく。
《成績評価の方法》
レポート(3回)で評価する。
《備考》
関門に由来する美術やその他の美術の画像を鑑賞しながら、
提出レポートも折りこみ、講義を行う。
《授業計画》
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テーマ
田淵安一の画業−美術の
根っこを探して
モネの画業−フランスの
叙情と色彩
高島北海の画業−異国に
芽をはやして
日本画と洋画−材質の相
違と表現の相違
絵画とは−その表現
レポート:テーマは自分
香月泰男の画業−山陰か
らシベリアへ
寺田政明の画業−鉄の街
から東京へ
平野遼の画業−鉄の街に
根づく
ゴッホという画家の生き
かた−風土と絵画
美術の風土性
レポート:絵画を題材に
殿敷侃の活動−造型によ
る社会への呼びかけ
トーナス・カボチャラダ
ムスの画業ー門司は港町
ブリューゲルという画家
の生き方−風土と絵画
海峡の画家の言葉、文学
、そして造型
展覧会と美術館
レポート:絵画を題材に
学習内容など
海峡を越えて−フランスへ① 北九州市出身の画家、田淵安一はフランスで高く評価
された作家であった。その画業の普遍性は顕著な色彩表現に基づいていた。
印象派を代表するモネは「色彩の画家」として光の表現を追及し作家であり、日本の
美術への憧れでも知られている。彼が革新的な美術が生みだした経過をたどる。
海峡を越えて−フランスへ② 山口県出身の日本画家、高島北海は明治時代、フラン
スに留学しその画業が注目を集めた。彼はいかにして異国の日本趣味を育てたのか。
田淵安一とモネは、油彩画を表現手段とし、高島北海は日本画の技法によって作品を
制作した。画材の相違がもたらす表現の質の変化を観察する。
絵画が美術としてもつ、独自の存在、表現力、質について考える。
・自分を書こう(レポート作成)
海峡をはさんで−風土が育んだ画業① 香月泰男は山口県を代表する洋画家である。
地元の山や海に立脚する絵画は、シベリアの過酷な体験により大きく変貌する。
海峡をはさんで−風土が育んだ画業② 幼いときから工業都市、北九州の風物に接し
ながら育った寺田政明は、戦前の東京画壇において生命あふれる特異な画業を築く。
海峡をはさんで−風土が育んだ画業③ 平野遼は北九州市の代表的な画家であり、そ
の独自の画境は高い精神の境地を内包する。その研ぎ澄まされた絵画の誕生を探る。
ゴッホがオランダを精神の風土とし、フランスの各地を巡る過程で、自然への憧憬を
もちながら、いかにして激しい情熱を絵画の造型に昇華させたかを展望する。
東洋と西洋において人間と自然が美術においていかに表現されているか概観する。
・絵画を詠おう(レポート作成)
海峡に呼応して−新しい広がり① 山口県の海と山の野外、それが殿敷の作品が展開
する現場であった。その社会的な訴えをもつアートは全国的にひろがっていった。
海峡に呼応して−新しい広がり② 港町、門司に暮らしながら制作した絵画、カボチ
ャ、ナスビに人像が群がるその特異な画境は、理想的、夢幻的世界を謳いつづける。
ニーデルランドの画家、ピーター・ブリューゲルの絵画は、北方らしい風土に立脚し
ながら、人間と自然に共通する生命の力を表現の源泉としていた。
関門海峡をめぐる画家たちに関する、言葉や文学をたどり、その絵画や画業がいかな
る文学的表現によって表されているかを紹介する。
関門海峡を中心とする美術館のあり方、その活動の様子を紹介する。
・絵画を書こう(レポート作成)
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
地域文化実習Ⅰ
担当者氏名
倉本 昭
授業方法
講義
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
高度経済成長期の下関市には、最多27の映画館があった。
当時の映画興行は、いかなる形で行われていたのか。下関と
中央とのギャップに注意しながら、下関の市民にとっての「
映画史」の形に迫る。
《授業の到達目標》
①戦後の地方新聞や地域史資料から当時の風俗史を調査する
方法を学ぶ。
②戦後を代表する映画をいくつか鑑賞して、時代性を読み解
くコツを習得する。
③地方と中央との比較により、中央中心の映画興行史を相対
化する。
《成績評価の方法》
受講態度、研究発表(グループ別)と学期末のレポートによっ
て評価
《授業計画》
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テーマ
昭和戦後時代の映画 洋
画編
昭和戦後時代の映画 邦
画編
下関の映画館の歴史
《テキスト》
なし
《参考図書》
夕刊みなと 毎日・朝日の西部本社版
《授業時間外学習》
戦後の地方紙は市立図書館に蔵されるから、それを閲覧して
調査する必要がある。市の図書館にはたびたび足を運ぶこと
になろう。また数回フィールドワークを試みるが、これは夕
刻授業時間終了まで拘束されることも想定せよ
《備考》
フィールドワークは下関駅や細江に行くが、移動費は実費。
学習内容など
戦後日本で公開された洋画の流れを60年代半ばまで解説する
戦後の日本映画がたどった栄光と混沌の歴史を60年代半ばまでおさらいする
担当教員が調査した大正から戦後最盛期にかけての、下関市内映画館の様子を解説
九州影響下の下関興行界( 下関興行界に与えた関西興行界の影響と、下関における九州文化圏の影響
1)
九州影響下の下関興行界( 下関興行界に与えた関西興行界の影響と、下関における九州文化圏の影響
2)
戦後下関の興行資料
担当講師が収集した戦後下関の興行資料の紹介
フィールドワーク
下関の映画館跡地を訪ねる
研究発表(1)
ゴジラが残したもの
鑑賞『ゴジラ』
『ゴジラ』の一部を鑑賞して、当時の時代性を理解する助とする
研究発表(2)
オードリ−・ヘップバーンとモード
鑑賞『ローマの休日』
研究発表(3)
『ローマの休日』の一部を鑑賞して、この映画が演出するファッション・モードと観
光イメージ作りの手法とに留意する
石原裕次郎と勝新太郎
研究発表(4)
関門・北九州を舞台にした映画
研究発表(5)
戦後紙から得られる興行情報の意義
フィールドワーク
担当教員が設立に関わった田中絹代ぶんか館を見学し、周辺地域を散策する
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
地域文化実習Ⅱ
担当者氏名
渡辺 一雄
授業方法
講義
単位・必選
1・選択
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
地域文化研究の方法を学び、実地調査に臨み、その成果をレ
ポートにまとめます。
具体的には、調査対象の地域を選び、それぞれのテーマのも
と現地調査(巡検)を行います。そしてその成果をまとめ発
表します。
《授業の到達目標》
・一人あるいはグループで地域の中へ出かけ、地域文化研究
に 関連する文化遺産の見学やボランティア活動、フィール
ド ワークなどを積極的に行う。
・その成果をまとめ、説明できる。
・地域文化研究の手法を習得し、実践できる。
《成績評価の方法》
授業態度(50%)、レポート(25%)、発表(25%)にもとづ
き総合的に評価します。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
使用しません
《参考図書》
授業中に適宜、紹介します。
《授業時間外学習》
授業・フィールドワークにあたっては、相当な準備が必要で
す。
《備考》
テーマ
ガイダンス
授業内容の説明
学習内容など
テーマの設定
調査対象地域およびテーマを設定する
事前準備Ⅰ
フィールドワークの計画・事前準備
事前準備Ⅱ
フィールドワークの計画・事前準備
フィールドワークⅠ
各自のテーマに沿って、フィールドワークを行う
フィールドワークⅡ
各自のテーマに沿って、フィールドワークを行う
フィールドワークⅢ
各自のテーマに沿って、フィールドワークを行う
フィールドワークⅣ
各自のテーマに沿って、フィールドワークを行う
フィールドワークⅤ
各自のテーマに沿って、フィールドワークを行う
フィールドワークⅥ
各自のテーマに沿って、フィールドワークを行う
レポートの作成Ⅰ
調査成果をレポートにまとめる
レポートの作成Ⅱ
調査成果をレポートにまとめる
発表Ⅰ
調査成果を発表する
発表Ⅰ
調査成果を発表する
発表Ⅰ
調査成果を発表する
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
地域文化演習Ⅰ
担当者氏名
倉本 昭
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
京都へのフィールドワークを踏まえ、江戸時代に記された『
都名所図会』をはじめとする京都地誌類を読み込む。特に京
都に伝わる神秘的で不可思議な説話について注目していく。
《テキスト》
『新修京都叢書』などを使用。図書館蔵のものを使う
《参考図書》
適宜紹介する
《授業の到達目標》
①近世期京都地誌類の種類と内容について整理する
②近世の地誌を一字一句丁寧に読み下すことで、古語に慣れ
、 古典資料の内容を吟味する力を養う
③京都調査旅行の成果を応用して、京都の風土・歴史に関す
る
理解を更に深める
《授業時間外学習》
インターネットだけに依存することなく、図書館に蔵される
京都地誌類の内容を丁寧に解読することを第一としたい。研
究発表に向けては、それなりの労力を要する
《成績評価の方法》
受講態度と研究発表、学期末のレポートによって評価
《備考》
調査旅行での経験を元に、研究スキルをみがく意図が存する
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
京都調査旅行の総括
学習内容など
2月に挙行した京都調査旅行を振り返り、その達成度を確認する
京都地誌類の整理
『京都叢書』に集成された江戸時代の京都地誌類の内容を整理する
図書館での調査リテラシ
ー
京都地誌で清水七不思議
を読む(1)
京都地誌で清水七不思議
を読む(2)
研究発表(1)
図書館で京都地誌について調べる具体的方法のレクチャー
研究発表(2)
テーマ「鞍馬寺」
研究発表(3)
テーマ「晴明神社」
研究発表(4)
テーマ「北野天満宮」
研究発表(5)
テーマ「貴船神社」
研究発表(6)
テーマ「京都の地蔵伝説」
研究発表(7)
テーマ「京都の御霊伝説」
研究発表(8)
テーマ「京都の妖怪談」
京都観光とミステリーツ
アー
前期総括
京都の観光素材としての怪異・ミステリー物語の可能性について論じる
代表的な京都地誌で清水寺がどう紹介されているかを、担当教員が解説する。
代表的な京都地誌で清水寺がどう紹介されているかを、担当教員が解説する。
以降は各組一か所を担当して調査結果を発表する。最初はテーマ「祇園八坂神社」
研究発表を踏まえ、京都観光の課題、街づくりについて話し合う
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
地域文化演習Ⅰ
担当者氏名
田口 寛
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
4年生時の「卒業研究」提出へ向けた指導を行う。その動機
付けに、前期は教員と学生との合意により決定した資料(昨
年度後期は『大内家記(紀)事』)、もしくは『平家物語』
を輪読する。各個が自身の関心に基づいて調査研究を行い、
発表する。
《授業の到達目標》
4年生時に「卒業研究」を確実に提出するため、各自研究の
方針を定めることができる。各自研究の成果を発表形式によ
って知識・関心のない他者にも説明できる。毎時少量、くず
し字等で書かれた資料の輪読、解読の課題を行うことで、能
力を維持または高めることができる。
《テキスト》
『平家物語』4(岩波文庫)。その他は適宜資料を配る。
《参考図書》
『平家物語大事典』(東京書籍)。その他は授業時に適宜挙
げる。
《授業時間外学習》
自身の研究の進展のためにも、設定された課題をいとわない
こと。
《成績評価の方法》
発表と試験、あるいはレポートの内容による。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授業の全体説明。
学習内容など
シラバスを用いつつ、この授業半期の概要・目標等について説明する。
研究方法についての再確
認。
輪読資料再説。
研究方法について、教室または図書館等で再確認(復習)する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
まとめ。
半期の学びを振り返る。
輪読対象となる資料の概要について再説する。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
地域文化演習Ⅰ
担当者氏名
渡辺 一雄
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
3年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
3年生の演習では、地域文化(生活文化)研究および調査の方
法を学び、実地調査に臨み、その報告をまとめて報告書を刊
行するところまでを行います。
演習Ⅰでは、まず地域文化あるいは生活文化に関する論文・
文献を読んでまとめます(文献講読)。発表の仕方・表現方
法も工夫してもらいます。次にフィールドワークの方法を学
びます。
《授業の到達目標》
・地域文化研究の意義を理解し、説明できる。
・地域文化研究の方法(資料収集・整理・発表など)を習得
す る。
・地域文化研究の方法(フィールドワーク)を習得する。
《成績評価の方法》
授業態度(50%)・発表(25%)・レポート等(25%)で総
合的に評価します。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
後日指示します。
《参考図書》
適宜紹介します。
《授業時間外学習》
事前に文献を読むなどの予習が必要です。また、授業中に議
論に参加することが必要です。フィールドワークは土曜日あ
るいは夏休みを使います。
《備考》
テーマ
ガイダンス
学習内容など
授業の概要説明、地域文化とは何か、地域文化研究の手法
文献講読Ⅰ
地域文化に関連した文献を読む
文献講読Ⅱ
地域文化に関連した文献を読む
文献講読Ⅲ
地域文化に関連した文献を読む
文献講読Ⅳ
地域文化に関連した文献を読む
文献講読Ⅴ
地域文化に関連した文献を読む
文献講読Ⅵ
地域文化に関連した文献を読む
文献講読Ⅶ
地域文化に関連した文献を読む
文献講読Ⅷ
地域文化に関連した文献を読む
フィールドワークⅠ
フィールドワークの方法
フィールドワークⅡ
フィールドワーク対象地の事前勉強
フィールドワークⅢ
フィールドワーク対象地の事前勉強
フィールドワークⅣ
フィールドワーク対象地の巡検
フィールドワークⅤ
フィールドワーク対象地の巡検
フィールドワークⅥ
フィールドワーク対象地の巡検
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
地域文化演習Ⅱ
担当者氏名
倉本 昭
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
鳥山石燕『画図百鬼夜行』の妖怪たちを絵解きしていく。
この書物は文庫化されているし、いくつかの妖怪図は小さな
子供にも見覚えがあるほどの普及度を誇る。研究者間で個々
の妖怪についての詮索も進んでいるが、意外に、この書にこ
められたユーモア感覚、趣向は読解されていない。ゼミで、
その謎を読み解いていく。
《授業の到達目標》
①江戸時代の絵を読み解く知識と眼力をみがく
②前近代の日本の生活風俗について理解を深める
③研究発表を通じて、プレゼン力をみがく
《テキスト》
なし
《参考図書》
適宜紹介する
《授業時間外学習》
現在、妖怪ブームなので、出版物や映像メディアによる妖怪
表現に注意ておくと、『画図百鬼夜行』の影響力や妖怪のイ
メージの発生源、そのイメージの展開の様相も知れて、授業
が一層興味深くなる。
《成績評価の方法》
研究発表の内容と、学期末レポートによって評価
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
絵画の鑑賞リテラシー
学習内容など
絵画を解読する−読む−ことの楽しさについて、国芳の土蜘蛛退治図を例に解説する
図像学、絵画鑑賞リテラ
シーの参考文献
研究発表(1)
『画図百鬼夜行』読み解きのための参考文献、並びに近年の研究成果が反映された画
集・図録を紹介する
こだま
研究発表(2)
天狗・やまびこ
研究発表(3)
山童・山うば
研究発表(4)
犬神・猫また
研究発表(5)
かっぱ
研究発表(6)
かわうそ・あかなめ
研究発表(7)
狸
研究発表(8)
かまいたち・あみきり
研究発表(9)
狐火
中間発表
先輩たちの行う卒業論文中間発表に臨み、卒論執筆の実際を学ぶ
妖怪画リーフレット編集
発表をもとにリーフレットを作成するための編集会議
リーフレット制作(1)
編集会議の結論に沿い、リーフレット制作
リーフレット制作(2)
編集会議の結論に沿い、リーフレット制作
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
地域文化演習Ⅱ
担当者氏名
田口 寛
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
田口「地域文化演習Ⅰ」を引き継ぎつつ、後期はより専門性
を高める。各個が自身の関心に基づいて調査研究を行い、発
表する。切り口は各個の目標にもよるが、日本文学科の演習
という点からいえば、文芸作品と何らか(作品世界・成立事
情・享受状況など)で関連していることが望ましい。
《授業の到達目標》
4年生時に「卒業研究」を確実に提出するため、各自研究の
基礎を固めることができる。各自研究の成果を発表形式によ
って知識・関心のない他者にも説明できる。毎時少量、くず
し字等で書かれた資料の輪読、解読の課題を行うことで、能
力を維持または高めることができる。
《テキスト》
『平家物語』4(岩波文庫)。その他は適宜資料を配る。
《参考図書》
『平家物語大事典』(東京書籍)。その他は授業時に適宜挙
げる。
《授業時間外学習》
自身の研究の進展のためにも、設定された課題をいとわない
こと。
《成績評価の方法》
発表と試験、あるいはレポートの内容による。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
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11
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13
14
15
テーマ
授業の全体説明。
学習内容など
シラバスを用いつつ、この授業半期の概要・目標等について説明する。
前期からの継続課題につ
いて。
前期からの継続課題や輪
読資料について。
受講者発表。
前期からの継続課題について、再確認する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
課題について。
「卒業研究」提出に向けての課題について考える。
まとめ。
半期の学びを振り返る。
前期からの継続課題や輪読対象となる資料について、再確認する。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
地域文化演習Ⅱ
担当者氏名
渡辺 一雄
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
3年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
3年生の演習では、地域文化(生活文化)研究および調査の
方法を学び、実地調査に臨み、その報告をまとめて報告書を
刊行するところまでを行います。
演習Ⅰに引き続き演習Ⅱでは、各自のテーマに沿った現地調
査(フィールドワーク)を行い、その成果を『SUKURA
』(ゼミ報告)にまとめます。フィールドワークは下関を中
心に行います。
《授業の到達目標》
・フィールドワークを実践する。
・フィールワークの結果をまとめ、発表する。
・下関の魅力を掘り起こし、『SUKURA』を通して地元
や 全国に情報発信する。
《成績評価の方法》
授業態度(50%)、発表(25%)、レポート(25%)をもと
に総合的に評価する。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
使用しませんが、地図等の資料を購入していただくことがあ
ります。
《参考図書》
適宜紹介します。
《授業時間外学習》
個人的に動くことが多くなると思います。主体的に授業に取
り組んでください。
《備考》
4年生と共修の予定
テーマ
テーマの設定
学習内容など
フィールドワークのテーマを設定する
資料収集Ⅰ
テーマに関連する資料を収集し、読み込む
資料収集Ⅱ
テーマに関連する資料を収集し、読み込む
資料収集Ⅲ
テーマに関連する資料を収集し、読み込む
現地調査Ⅰ
フィールドワークを行う
現地調査Ⅱ
フィールドワークを行う
現地調査Ⅲ
フィールドワークを行う
現地調査Ⅳ
フィールドワークを行う
調査成果のまとめⅠ
調査成果をを整理しまとめる
調査成果のまとめⅡ
調査成果をを整理しまとめる
レポートの作成Ⅰ
『SUKURA』の作成
レポートの作成Ⅱ
『SUKURA』の作成
レポートの作成Ⅲ
『SUKURA』の作成
発表Ⅰ
調査の結果を発表する
発表Ⅱ
調査の結果を発表する
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
ノンフィクション論
担当者氏名
宮崎 勝弘
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
「ノンフィクション冬の時代」といわれる。しかし、作品の
受け皿となる月刊誌も創刊されるなど、新しい動きも出てき
た。そうした状況を踏まえ、この時代や社会を特徴づける事
実に着目。その重さにこだわり、そこへ想像力を駆使しなが
ら、作品世界を理解し、あるいは作品を創り上げる。
《授業の到達目標》
ノンフィクションとは何かを知る。多くの作品に触れ、事実
の重さ、表現や言葉の使い方などに分け入る。その結果とし
て、社会や歴史への理解も深まる。
①人間の様々な生き方を知る、触れる
②社会的関心事への距離がせばまる
③文章表現についての関心が深まる
《テキスト》
授業に応じて、随時提示する。
《参考図書》
《授業時間外学習》
いわゆる社会常識、時事問題に関わることが多いため、日ご
ろから新聞や雑誌などニュースに親しむことを求める。
《成績評価の方法》
受講姿勢、レポート、出席
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
ガイダンス
学習内容など
授業概要や展開についての説明。自己紹介。
ノンフィクションとは
ノンフィクションとは何かを説明。
戦後社会の展開①
「高度経済成長」まで。
戦後社会の展開②
「高度成長」時代から「安定成長」時代まで。
戦後社会の展開③
「安定成長」時代から「失われた10年」を中心に。
戦後社会の展開④
何が書かれてきたか、作品群の把握。
主要作品の講読①
提示された作品を読み、解説、議論する。
主要作品の講読②
提示された作品を読み、解説、議論する。
主要作品の講読③
提示された作品を読み、解説、議論する。
主要作品の講読④
提示された作品を読み、解説、議論する。
主要作品の講読⑤
提示された作品を読み、解説、議論する。
レポート制作①
自分の興味・関心に基づいてテーマを決める。
レポート制作②
決めたテーマに関して、アプローチや資料取得の方法などを指導。
レポート制作③
発表と意見交換をする。
まとめ
半期の授業を振り返りつつ、授業内容を確認する。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 文芸・創作専攻》
科目名
ジャーナリズム論
担当者氏名
宮崎 勝弘
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
マスメディアの監視機能の低下が指摘されて久しい。それは
ジャーナリズムの低迷、弱体化となってあらわれている。ジ
ャーナリズムとは何か。その本質や実態について、具体的な
事象を通して考えていく。
《授業の到達目標》
メディア、特に新聞で取り上げられた出来事に対する扱い方
を通して、ジャーナリズムについての知見を深め、社会への
理解を深める。
①メディアの現状について知る
②時事問題への関心が高まる
③社会と人間の関係について関心を持つ契機を得る
《テキスト》
授業に応じて、随時配布する。
《参考図書》
《授業時間外学習》
いわゆる、一般社会常識、時事問題を取り扱うので新聞に親
しむことを求める。
《成績評価の方法》
受講姿勢、レポート、出席
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
ガイダンス
学習内容など
授業の展開方法、方向についての説明。自己紹介。
ジャーナリズムとは①
問題の所在について考える。
ジャーナリズムとは②
ジャーナリズムの現状①
ジャーナリズムとは③
ジャーナリズムの現状②
ジャーナリズムとは④
ジャーナリズムの現状③
記事について①
戦後における主だった記事について①
記事について②
戦後における主だった記事について②
記事について③
戦後における主だった記事について③
フィールドワーク①
ニュースの現場を歩く①
フィールドワーク②
ニュースの現場を歩く②
ファールドワーク③
ニュースの現場を歩く③
レポート作成①
自分の関心に基づきテーマを決定。
レポート作成②
テーマについての取材など指導。
レポート作成③
発表。議論、意見交換。
まとめ
授業を振り返り、その内容を確認。問題点を考える。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
東アジアの歴史と文化
担当者氏名
阿部 泰記
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
中国と日本の王昭君説話について比較考察する。王昭君は中
国の四大美女の一人と言われる人物であり、中国では誰でも
知っている。日本でも戦前にはよく知られていた。王昭君の
ことを知れば中国のことがわかり、日本のこともわかる。こ
の授業では中国で創造された王昭君像の日本への伝承につい
て考察する。
《授業の到達目標》
1.プリント配布した原典を読むことができるようになる。
2.授業内容を正確にノートできるようになる。
3.中国と日本の関係資料を読むことで漢文・古文の読解力
を高め、同時に古代から現代に至る文学史的な知識を得るこ
とができる。
《成績評価の方法》
1.上記の能力について、配布したプリントにどれだけノート
できたかをもって評価する。
2.期末試験(ノート持ち込み可)によって総合的にどれだけ理
解できたかを評価する。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
ポートフォリオ掲載。プリント配布。プロジェクターを使用
する。
《参考図書》
授業中に収集の仕方を指示する。
《授業時間外学習》
参考書やネット情報を通じて予習・復習をする。
《備考》
テーマ
授業概要の説明
学習内容など
歴代文献における王昭君の描かれ方について概説する。
『漢書』の記載
『漢書』における王昭君の描かれ方について考察する。
『後漢書』の記載
『後漢書』における王昭君の描かれ方について考察する。
『琴操』の記載
『琴操』における王昭君の描かれ方について考察する。
『西京雑記』の記載
『西京雑記』における王昭君の描かれ方について考察する。
『王明君辞』の記載
『王明君辞』における王昭君の描かれ方について考察する。
『楽府詩集』の記載
『楽府詩集』における王昭君の描かれ方について考察する。
日本漢詩の記載
日本漢詩における王昭君の描かれ方について考察する。
『王昭君変文』の記載
『王昭君変文』における王昭君の描かれ方について考察する。
和歌の記載
和歌における王昭君の描かれ方について考察する。
元『漢宮秋』の記載
元『漢宮秋』における王昭君の描かれ方について考察する。
日本物語における記載
物語文学における王昭君の描かれ方について考察する。
明『出塞記』の記載
明『出塞記』における王昭君の描かれ方について考察する。
清『双鳳奇縁』の記載
清『双鳳奇縁』における王昭君の描かれ方について考察する。
まとめ
歴代文献における王昭君の描かれ方についてまとめる。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
関門文化特論Ⅱ
担当者氏名
中島 順一
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
4年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
関門海峡をはさんで展開してきた美術の動向を知り、それぞ
れの環境で活動した作家たちの作品を鑑賞し共感することで
、作家と美術作品、風土と美術の関係を探る。さらに世界的
な画家の風土性を認識し、あわせて関門に展開してきた美術
の独自性と在り方を理解する。
《授業の到達目標》
関門の地で活動した美術作家とその作品について広く認識し
、風土と美術の関係、美術に独自のコミュニーケーションを
、自ら探求する力を養う。
《テキスト》
講義レジュメ等を配布する。
《参考図書》
《授業時間外学習》
関門海峡周辺の美術館を訪れておく。
《成績評価の方法》
レポート(3回)で評価する。
《備考》
関門に由来する美術やその他の美術の画像を鑑賞しながら、
提出レポートも折りこみ、講義を行う。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
田淵安一の画業−美術の
根っこを探して
モネの画業−フランスの
叙情と色彩
高島北海の画業−異国に
芽をはやして
日本画と洋画−材質の相
違と表現の相違
絵画とは−その表現
レポート:テーマは自分
香月泰男の画業−山陰か
らシベリアへ
寺田政明の画業−鉄の街
から東京へ
平野遼の画業−鉄の街に
根づく
ゴッホという画家の生き
かた−風土と絵画
美術の風土性
レポート:絵画を題材に
殿敷侃の活動−造型によ
る社会への呼びかけ
トーナス・カボチャラダ
ムスの画業ー門司は港町
ブリューゲルという画家
の生き方−風土と絵画
海峡の画家の言葉、文学
、そして造型
展覧会と美術館
レポート:絵画を題材に
学習内容など
海峡を越えて−フランスへ① 北九州市出身の画家、田淵安一はフランスで高く評価
された作家であった。その画業の普遍性は顕著な色彩表現に基づいていた。
印象派を代表するモネは「色彩の画家」として光の表現を追及し作家であり、日本の
美術への憧れでも知られている。彼が革新的な美術が生みだした経過をたどる。
海峡を越えて−フランスへ② 山口県出身の日本画家、高島北海は明治時代、フラン
スに留学しその画業が注目を集めた。彼はいかにして異国の日本趣味を育てたのか。
田淵安一とモネは、油彩画を表現手段とし、高島北海は日本画の技法によって作品を
制作した。画材の相違がもたらす表現の質の変化を観察する。
絵画が美術としてもつ、独自の存在、表現力、質について考える。
・自分を書こう(レポート作成)
海峡をはさんで−風土が育んだ画業① 香月泰男は山口県を代表する洋画家である。
地元の山や海に立脚する絵画は、シベリアの過酷な体験により大きく変貌する。
海峡をはさんで−風土が育んだ画業② 幼いときから工業都市、北九州の風物に接し
ながら育った寺田政明は、戦前の東京画壇において生命あふれる特異な画業を築く。
海峡をはさんで−風土が育んだ画業③ 平野遼は北九州市の代表的な画家であり、そ
の独自の画境は高い精神の境地を内包する。その研ぎ澄まされた絵画の誕生を探る。
ゴッホがオランダを精神の風土とし、フランスの各地を巡る過程で、自然への憧憬を
もちながら、いかにして激しい情熱を絵画の造型に昇華させたかを展望する。
東洋と西洋において人間と自然が美術においていかに表現されているか概観する。
・絵画を詠おう(レポート作成)
海峡に呼応して−新しい広がり① 山口県の海と山の野外、それが殿敷の作品が展開
する現場であった。その社会的な訴えをもつアートは全国的にひろがっていった。
海峡に呼応して−新しい広がり② 港町、門司に暮らしながら制作した絵画、カボチ
ャ、ナスビに人像が群がるその特異な画境は、理想的、夢幻的世界を謳いつづける。
ニーデルランドの画家、ピーター・ブリューゲルの絵画は、北方らしい風土に立脚し
ながら、人間と自然に共通する生命の力を表現の源泉としていた。
関門海峡をめぐる画家たちに関する、言葉や文学をたどり、その絵画や画業がいかな
る文学的表現によって表されているかを紹介する。
関門海峡を中心とする美術館のあり方、その活動の様子を紹介する。
・絵画を書こう(レポート作成)
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
地域文化専門演習Ⅰ
担当者氏名
倉本 昭
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
各自の卒業研究テーマに沿って、調査・考察の中間発表をし
てもらう。それが一通り終われば、残りの時間は下学年の発
表の指導にあたる
《テキスト》
特になし
《参考図書》
適宜紹介する
《授業の到達目標》
①卒業研究の課題と調査方法を明らかにする
②卒業研究に向けてのリサーチ、フィールドワークの具体的
計 画を策定する
③下学年の学習への助言・指導をし、人間力を高める
《授業時間外学習》
自分の研究テーマの参考文献を調査し、リストを作成して、
必要なものから入手、読み込みを始めること
《成績評価の方法》
受講態度と発表、学期末のレポートによる
《備考》
《授業計画》
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テーマ
中間発表(1)
学習内容など
江戸時代の妖怪キャラクターの文化的意義
中間発表(2)
門司の街おこしの課題
中間発表(3)
近世における香道の展開
中間発表(4)
下関戦後期における映画興行史
中間発表(5)
石鹸文化の西洋と東洋、そして日本
中間発表(6)
舞妓の歴史
下学年の発表指導(1)
鞍馬寺
下学年の発表指導(2)
晴明神社
下学年の発表指導(3)
北野天満宮
下学年の発表指導(4)
貴船神社
下学年の発表指導(5)
京都の地蔵伝説
下学年の発表指導(6)
京都の御霊伝説
下学年の発表指導(71)
京都の妖怪談
京都観光とミステリーツ
アー
前期総括
京都観光における怪異・ミステリー談の活用の可能性について語る
4年生は夏季休暇中の調査計画の策定
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
地域文化専門演習Ⅰ
担当者氏名
田口 寛
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
「卒業研究」提出へ向けた指導を行う。その動機付けに、前
期は教員と学生との合意により決定した資料(昨年度後期は
『大内家記(紀)事』)、もしくは『平家物語』を輪読する
。各個が自身の関心に基づいて調査研究を行い、発表する。
《授業の到達目標》
「卒業研究」を確実に提出するため、各自研究を具体的に推
し進めることができる。各自研究の成果を発表形式によって
知識・関心のない他者にも説明できる。毎時少量、くずし字
等で書かれた資料の輪読、解読の課題を行うことで、能力を
維持または高めることができる。
《テキスト》
『平家物語』4(岩波文庫)。その他は適宜資料を配る。
《参考図書》
『平家物語大事典』(東京書籍)。その他は授業時に適宜挙
げる。
《授業時間外学習》
自身の研究の進展のためにも、設定された課題をいとわない
こと。
《成績評価の方法》
発表と試験、あるいはレポートの内容による。
《備考》
《授業計画》
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テーマ
授業の全体説明。
学習内容など
シラバスを用いつつ、この授業半期の概要・目標等について説明する。
研究方法についての再確
認。
輪読資料再説。
研究方法について、教室または図書館等で再確認(復習)する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
まとめ。
半期の学びを振り返る。
輪読対象となる資料の概要について再説する。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
地域文化専門演習Ⅰ
担当者氏名
渡辺 一雄
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
4年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
卒業研究を書きあげるための演習です。
専門演習Ⅰでは、各自のテーマの設定、基礎的な資料や先行
研究の検討を通じた課題の明確化をおこないます。併せて、
各自は、独自の調査等の実施、資料収集に努めます。
3年生との共修の予定ですので、上記を主目的としつつ、3
年生の授業にも関わっていくことになります。
《授業の到達目標》
・卒業研究のテーマを設定する。
・関連する資料を収集する。
・フィールドワークを実践する。
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《参考図書》
適宜紹介します
《授業時間外学習》
関連文献の読破、フィールドワーク
《成績評価の方法》
授業態度(50%)、発表(25%)、まとめ等(25%)により
評価します。
《授業計画》
週
《テキスト》
使用しません。卒業研究に必要な書籍や資料は購入していた
だきます。
《備考》
3年生と共修の予定
テーマ
テーマの設定
卒業研究のテーマを具体化する
学習内容など
発表Ⅰ
テーマの概要を把握するための発表
発表Ⅱ
テーマの概要を把握するための発表
発表Ⅲ
テーマの概要を把握するための発表
資料の収集・検討Ⅰ
必要な資料の所在を確かめ、収集方法等を検討する
資料の収集・検討Ⅱ
必要な資料の所在を確かめ、収集方法等を検討する
資料の収集・検討Ⅲ
卒業研究のための資料を収集し、それを読み込み、内容を検討する
資料の収集・検討Ⅳ
卒業研究のための資料を収集し、それを読み込み、内容を検討する
調査Ⅰ
フィールドワーク、追加の資料収集を行う。
調査Ⅱ
フィールドワーク、追加の資料収集を行う。
調査Ⅲ
フィールドワーク、追加の資料収集を行う。
調査Ⅳ
フィールドワーク、追加の資料収集を行う。
情報の整理Ⅰ
これまでに収集した資料・データを整理し、それを読み込み、内容を検討する
情報の整理Ⅱ
これまでに収集した資料・データを整理し、それを読み込み、内容を検討する
情報の整理Ⅲ
これまでに収集した資料・データを整理し、それを読み込み、内容を検討する
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
地域文化専門演習Ⅱ
担当者氏名
倉本 昭
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
4年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
いよいよ地域文化専攻学生の学習の総仕上げとして、卒業研
究執筆に挑戦する。まずは中間発表会をクリアしなければな
らない。それが終わると、各自、資料のリストと綿密な読み
込みをもとに、課題をはっきり念頭において、夏休み中の調
査結果をもとに執筆する。授業では、具体的な執筆指導をし
ていく。
《授業の到達目標》
①中間発表を経て、卒業研究を完成させる
②卒業研究執筆を通じて、文章能力をみがく
③卒業研究にまつわる調査を通じて、社会力・自己アピール
力をみがく
《テキスト》
なし
《参考図書》
各自のテーマに沿って適宜紹介する
《授業時間外学習》
卒業研究執筆は、当然、授業時間外の執筆と夏休みに続く調
査行が重要である。その進展具合は逐一、指導教官に報告す
ること。
《成績評価の方法》
受講態度と学期末のレポートによる
《備考》
《授業計画》
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テーマ
中間発表準備(1)
江戸の妖怪文化、門司の街づくり
学習内容など
中間発表準備(2)
近世の香道文化、下関における映画興行史
中間発表準備(3)
日本の石鹸文化、舞妓の研究
中間発表会
各自の卒業研究の進展具合の中間報告をする
論文執筆の注意点
データのバックアップ、引用の仕方、執筆のフォーマットなどを確認する
継続調査の実施(1)
夏休み期間中の調査の補助調査、もしくは本格調査を行い、報告する
継続調査の実施(2)
夏休み期間中の調査の補助調査、もしくは本格調査を行い、報告する
執筆指導(1)
執筆の状況を逐一報告してもらい、必要な指導を与える
執筆指導(2)
執筆の状況を逐一報告してもらい、必要な指導を与える
執筆指導(3)
執筆の状況を逐一報告してもらい、必要な指導を与える
執筆指導(4)
執筆の状況を逐一報告してもらい、必要な指導を与える
執筆指導(5)
執筆の状況を逐一報告してもらい、必要な指導を与える
執筆指導(6)
執筆指導(7)
冬季休暇を前に、卒業研究の進捗状況をあらためてチェックするとともに、結論につ
いての構想を聴取する
卒業研究の体裁についての最終チェックをする
執筆指導(8)
卒業研究の結論の部分をチェックする
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
地域文化専門演習Ⅱ
担当者氏名
田口 寛
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
4年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
田口「地域文化専門演習Ⅰ」を引き継ぎつつ、後期はより専
門性を高める。各個が自身の関心に基づいて調査研究を行い
、発表する。切り口は各個の目標にもよるが、日本文学科の
演習という点からいえば、文芸作品と何らか(作品世界・成
立事情・享受状況など)で関連していることが望ましい。
《授業の到達目標》
「卒業研究」を確実に提出するため、各自研究を結論まで導
くことができる。各自研究の成果を発表形式によって知識・
関心のない他者にも説明できる。毎時少量、くずし字等で書
かれた資料の輪読、解読の課題を行うことで、能力を維持ま
たは高めることができる。
《テキスト》
『平家物語』4(岩波文庫)。その他は適宜資料を配る。
《参考図書》
『平家物語大事典』(東京書籍)。その他は授業時に適宜挙
げる。
《授業時間外学習》
自身の研究の進展のためにも、設定された課題をいとわない
こと。
《成績評価の方法》
発表と試験、あるいはレポートの内容による。
《備考》
《授業計画》
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テーマ
授業の全体説明。
学習内容など
シラバスを用いつつ、この授業半期の概要・目標等について説明する。
前期からの継続課題につ
いて。
前期からの継続課題や輪
読資料について。
受講者発表。
前期からの継続課題について、再確認する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
受講者発表。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
課題について。
「卒業研究」提出に向けての課題について考える。
まとめ。
半期の学びを振り返る。
前期からの継続課題や輪読対象となる資料について、再確認する。
個々のテーマにより、受講者が発表する。
《文学部日本文学科専門科目 専門専攻科目 地域文化専攻》
科目名
地域文化専門演習Ⅱ
担当者氏名
渡辺 一雄
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
4年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
卒業研究を書きあげるための演習です。
専門演習Ⅱでは、各自が、収集した資料に基づく口頭発表を
重ね、卒業研究(以下、論文という)構成案を作成し、中間
発表に向けた準備を行い、執筆にあたります。
3年生との共修の予定ですので、上記を主目的としつつ、3
年生の授業にも関わっていくことになります。
《授業の到達目標》
・資料調査やフィールドワークの結果をまとめ、発表する。
・中間発表に向けての準備を行う。
・卒業研究を執筆し完成させる。
《テキスト》
使用しません
《参考図書》
適宜紹介する
《授業時間外学習》
夏休みまでに論文構成案を各自作っていてください。また、
進捗状況を各自チェックしておくこと。
《成績評価の方法》
中間発表や発表、授業態度で評価します。
《備考》
3年生と共修の予定
《授業計画》
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テーマ
学習内容など
構成案Ⅰ
論文構成案の作成
構成案Ⅱ
論文構成案の作成
準備Ⅰ
中間発表に向けた準備Ⅰ
準備Ⅱ
中間発表に向けた準備Ⅰ
準備Ⅲ
中間発表に向けた準備Ⅰ
中間発表
中間発表会にのぞむ
反省
中間発表会の反省
執筆Ⅰ
論文の執筆をすすめる
執筆Ⅱ
論文の執筆をすすめる
執筆Ⅲ
論文の執筆をすすめる
推敲
論文の推敲をおこなう
最終チェック
論文を仕上げる
発表Ⅰ
卒業研究の発表
発表Ⅱ
卒業研究の発表
発表Ⅲ
卒業研究の発表
《教養科目》
科目名
日本史
担当者氏名
渡辺 一雄
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
この講義では、日本史の基礎的な知識を身につけるため、主
に高等学校の教科書にそって、日本史を通史的に概観する。
そしていくつかのことがらについて、画像・映像も使いなが
ら、内容を掘り下げて講義していく。特に地元の関門地域に
関連することがらや文化的な側面について多く取り上げてい
きたい。
《授業の到達目標》
・日本史の基礎的な知識を身につける。
・日本の歴史の多様性について理解する。
・歴史を通して、現代的な課題について関心を深め、自分の
考 えをまとめることができるようになる。
《テキスト》
『もういちど読む 山川日本史』(山川出版 1500円+税)
*高校の日本史Bの教科書を持っているものは、それを使っ
ても良い。
《参考図書》
授業中に適宜紹介する。
《授業時間外学習》
授業の範囲について、あらかじめ教科書を読む必要がある(
予習)。また、毎回ノートを整理しする必要がある(復習)
。
《成績評価の方法》
授業態度(50%)と期末試験(50%)で評価する。
《備考》
《授業計画》
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テーマ
ガイダンス
原始古代Ⅰ
原始古代Ⅱ
学習内容など
日本のあけぼの
ヤマト王権の成立
原始古代Ⅲ
古代国家の形成
原始古代Ⅳ
律令国家の変質
中世Ⅰ
武家社会の形成
中世Ⅱ
武家社会の転換
中世Ⅲ
下剋上と戦国大名
近世Ⅰ
幕藩体制の確立
近世Ⅱ
幕政の安定と町人の活動
近世Ⅲ
幕藩体制の動揺
近代・現代Ⅰ
近代国家の成立
近代・現代Ⅱ
大陸政策の展開と資本主義の発達
近代・現代Ⅲ
第一次世界大戦と日本
近代・現代Ⅳ
軍部の台頭と第二次世界大戦
近代・現代Ⅴ
まとめ
現代世界と日本
《教養科目 基礎領域》
科目名
世界史
担当者氏名
爪田 一寿
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
人名や年号の暗記に追われたであろう高等学校の世界史と
は異なり、様々な歴史事象の因果関係や背景への理解を通し
て、歴史の大きな流れを概観します。
《授業の到達目標》
①世界史の大きな流れについて説明できる。
②世界史の転換点となった出来事について説明できる。
《テキスト》
成美堂出版編集部[編]
『一冊でわかる イラストでわかる 図解世界史』
(成美堂出版、2006年)
《参考図書》
①谷沢伸ほか[編]
『山川ヒストリカ―流れ図で攻略世界史図録―』
(山川出版社、2005年)
②木下康彦ほか[編]
『改訂版 詳説世界史研究』
(山川出版社、2008年)
《授業時間外学習》
講義の中で紹介する参考文献や映像資料などを積極的に参
照するようにして下さい。
《成績評価の方法》
講義内で課すミニレポート(60%)および学期末レポート
(40%)で評価します。
《授業計画》
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《備考》
映像資料等を用いて、様々な時代の人々の暮らしをイメー
ジしやすいように配慮するので、世界史に苦手意識を持って
いる学生も臆せず受講して下さい。
テーマ
ガイダンス
なぜ世界史を学ぶのか
学習内容など
文明の誕生①
オリエント「世界」の誕生(テキスト第1章)
文明の誕生②
地中海「世界」の誕生(テキスト第2章)
文明の誕生③
南アジア「世界」の誕生(テキスト第3章)
文明の誕生④
東アジア「世界」の誕生(テキスト第4章)
融合する文明①
東アジアの変容(テキスト第5章)
融合する文明②
イスラーム世界の誕生と拡大(テキスト第6章)
融合する文明③
ユーラシア世界の再編(テキスト第7章)
融合する文明④
ヨーロッパの誕生(テキスト第8章)
ヨーロッパ「世界」の
時代①
ヨーロッパ「世界」の
時代②
ヨーロッパ「世界」の
時代③
ヨーロッパ「世界」の
時代④
地球世界の形成①
大航海時代(テキスト第9章)
地球世界の形成②
東西冷戦の時代と21世紀(テキスト第14章)
近世ヨーロッパ(テキスト第10章)
国民国家の出現(テキスト第11章)
帝国主義の台頭(テキスト第12章)
世界戦争の時代(テキスト第13章)
《教養科目 基礎領域》
科目名
日本国憲法
担当者氏名
福田 達也
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
本講義では、近代憲法の歴史と基本原理、および日本国憲法
の概要を理解する。また、憲法を学ぶことを通じて、個人と
地域社会・国家・国際社会との関係のあり方を考える。憲法
の役割は、不動の普遍的理念とは異なって、時代状況に応じ
て刻々と変化するものである。アクチュアルな内外の社会状
況に照らしながら、いま、憲法には、なにが求められている
かについて考察する。
《授業の到達目標》
①憲法は国の根本法・最高法規であることを理解し、基本的
人権を体系的に説明し、かつ主要な人権の保障について具体
的に述べることができる。
②国民主権および平和主義の基礎を理解することができる。
③憲法で規定されている諸規定(天皇制、財政、地方自治等)
について概要を理解することができる。
《テキスト》
テキストは指定しない。適宜、プリント等を配布する。
《参考図書》
教科書「法学六法 2015年版」石川明・池田真朗ほか編集代
表、信山社、価格1000円 等々
《授業時間外学習》
各回の授業で課題を指示する。準備学習の時間は週60分程度
。
《成績評価の方法》
定期試験(70%)、レポート等の提出物(30%)で評価する。
《備考》
無断欠席、無断遅刻、講義中の私語は厳禁。
《授業計画》
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テーマ
ガイダンス、憲法総論
日本国憲法制定過程③
学習内容など
憲法とは何か、近代立憲主義の理念と歴史、ヒットラーと人権、などについて解説す
る。
大日本帝国憲法の特質、民本主義、立憲君主と絶対君主、帝国憲法の改正、などにつ
いて解説する。
さまざまな憲法草案、マッカーサー・GHQ草案、日本国憲法の発布、などについて解説
する。
日本国憲法の基本原理、天皇制と国民主権、国家安全保障、などについて解説する。
人権総論
享有主体、人権の範囲、人権の限界、公共の福祉、などについて解説する。
人権①(自由権)
自由権、経済的自由、精神的自由、身体的自由、などについて解説する。
人権②(社会権)
社会権、生存権、教育を受ける権利、労働権、などについて解説する。
人権③(参政権)
人権④(新しい人権)
基本的人権を確保するための権利、参政権、国家賠償請求権、刑事補償請求権、裁判
を受ける権利、請願権、などについて解説する。
プライバシー権、自己決定権、環境権、知る権利、などについて解説する。
統治機構総論
憲法の優位、民主制、政党、などについて解説する。
日本の統治機構①(裁判
所)
日本の統治機構②(国会
)
日本の統治機構③(内閣
)
日本の統治機構④(司法
審査)
平和主義およびまとめ
司法権とは何か、裁判所の組織と権能、司法権の独立、などについて解説する。
日本国憲法制定過程①
日本国憲法制定過程②
国権の最高機関、唯一の立法機関の法的意味、国会の権能、各議院の権能、などにつ
いて解説する。
内閣の権能および組織、内閣総理大臣の権能、天皇、などについて解説する。
違憲審査権の性質、違憲判決についての判例、などについて解説する。
平和主義について、また、これまでの講義内容のうち、重要項目について解説する。
《教養科目 基礎領域》
科目名
哲学
担当者氏名
黒田 敏夫
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
人間とは何か、世界とは何か、神とは何か。哲学はこれらの
問いを理性的、論理的に探究してきた。これらのすべての学
問の領域含み、そしてその境界を超えた問いである。まずは
自分自身が自分の頭で考えることから始め、先人の思想を学
び、それと格闘しながら自分のものにしてもらいたい。
《授業の到達目標》
1.先人の思想を謙虚に学び、その声に耳を傾け、先ずは正確
に理解し、先人の知恵を学ぶこと。
2.思想を学びながら、すべての常識や慣習を先ずは問い直し
、その根拠を問うこと、批判的な思考、論理的な思考を身に
着けていく。人間を総合的に理解していくことを学ぶ。
3.自分の日常と関連付け、自分の頭で物事を考えていけうよ
うになること。
《成績評価の方法》
出席と授業に対する姿勢を評価する。(30%)
日頃の理解とレポート。(20%)
学期末試験。(50%)
おおよそこの割合で総合して評価する。
《授業計画》
週
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15
《テキスト》
甲田烈「てにとるように哲学がわかる本」かんき出版、1500
円、 ISBN 978-4-7612-6529-8
《参考図書》
プラトン「ソクラテスの弁明」岩波文庫
デカルト「方法序説」岩波文庫
カント「純粋理性批判」「実践理性批判」岩波文庫
キルケゴール「死に至る病」岩波文庫
ニーチェ「ツアラツストラはかく語りき」岩波文庫
《授業時間外学習》
毎回の授業内容を数行にまとめること。
次回の授業で紹介する思想家について、伝記やおおまかな思
想について調べておくこと。
《備考》
テーマ
学習内容など
哲学とは
神話批判から哲学が生まれてきた。
ソクラテスの哲学(1)
「ソクラテスの弁明」から無知の知について学ぶ。
ソクラテスの哲学(2)
魂とは。徳とは。哲学するとは。福・徳・知の一致とは。
プラトンのイデア論
イデアとは何か。
プラトンの魂論
魂とは。人間とは。人間の理性とは魂とは欲望とは。徳とは正義とは。
アリストテレスの個的実
体
アリストテレスの霊魂論
形相と質料からなる個的実体とは。イデアとの違いとは。
ストアとエピクロスの哲
学について
デカルトの哲学(1)
禁欲主義の哲学の本質と快楽主義の哲学の本質とは。
デカルトの哲学(2)
近代的自我(合理主義的精神)と近代的機械論的自然観の意味と本質的課題
ホッブズの哲学
自然状態と近代市民国家論の萌芽について。
ロックの近代市民国家論
近代市民国家論とは。社会契約とは。自然権(生命、自由、財産)とは。
カントの哲学
批判的精神とは。
キルケゴールの実存
神の前の実存とは。
ニーチェの哲学
能動的ニヒリズムとは。
プラトンの魂との違いと特徴。アリストテレスの生物学的哲学とは。
「我思う、故に我あり」の意味について
《教養科目 基礎領域》
科目名
社会学
担当者氏名
赤堀 方哉
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
この社会で起こる様々な事象について、私たちは普段、「当
たり前」のこととして、深く考えずに生活している。しかし
、いったん立ち止まって考えてみると、この社会はそれほど
「当たり前」のことの集合ではない。本講義においては、社
会学の古典を読みながら、私たちの「当たり前」を掘り下げ
て考えていく。
《授業の到達目標》
1)社会学の古典に親しむ。
2)「当たり前」のことを立ち止まって考える習慣をつける。
3)自分の考えを論理的に説明する力を身につける。
《テキスト》
なし
《参考図書》
『自殺論』
『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』
『ツァラトゥストラはかく語りき』
《授業時間外学習》
各回、予習範囲を示すので、その部分を予習したうえで、講
義に臨むこと
《成績評価の方法》
中間テスト、期末テスト
《備考》
《授業計画》
週
1
2
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4
5
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7
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15
テーマ
オリエンテーション
学習内容など
本講義の意義と履修上の注意点について
『自殺論』を読む1
自殺の定義について考える。
『自殺論』を読む2
自己本位的自殺について考える。
『自殺論』を読む3
集団本位的自殺について考える。
『自殺論』を読む4
アノミー的自殺について考える。
『プロ倫』を読む1
資本主義と資本主義の精神について考える。
『プロ倫』を読む2
神の絶対性について考える。
『プロ倫』を読む3
予定説について考える。
『プロ倫』を読む4
召命説について考える。
『プロ倫』を読む5
資本主義の精神について再び考える。
『ツァラトゥストラ』を
読む1
『ツァラトゥストラ』を
読む2
『ツァラツゥストラ』を
読む3
現代日本社会の課題
超人思想について考える。
振り返り
半年間の学びを振り返る
ルサンチマンについて考える。
永遠回帰について考える。
これまで読んできた古典を踏まえて、現代社会の課題について考える。
《教養科目 基礎領域》
科目名
科学史
担当者氏名
高橋 幸則
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
自然科学は、自然現象から普遍的な法則を見出し、体系的な
知識として築き上げられた学問である。本講義では、永年に
わたる自然科学の研究によって明らかにされた成果の足跡に
ついて論述する。初めに、古代文明とともに生まれた科学の
芽生えについてふれ、最初の科学者といわれるタレスの業績
、コペルニクスの地動説、ニュートンの万有引力の法則およ
びダーウィンの進化論などの自然科学の進歩の歴史について
解説する。
《授業の到達目標》
近年、科学が急速に発達したが、科学の進歩は私達の生活を
豊かにした反面では、恐ろしい兵器をも作り出してきた。そ
こで、①科学が進んできた道程を振り返ることによって、科
学とは何かを理解できる。②将来的に科学がどのような方向
に進んでいくのか、③どのような方向に進んでいくべきなの
かを知ることができるようになる。
《成績評価の方法》
期末試験において、基礎的知識の理解度を問い、その評点(
100%)によって評価する。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
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8
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10
11
12
13
14
15
《テキスト》
教科書は、特に指定しない。
《参考図書》
①平田寛著:図説 科学技術の歴史(上・下)、朝倉書店 ②長田好弘著:近代科学を築いた人々(上・中・下)、新日
本出版社 ③配布プリント等
《授業時間外学習》
日常の生活の中で経験する自然現象を注意深く観察し、それ
らが講義において説明した法則や発明・発見であることを再
認識しつつ復習してほしい。
《備考》
わかりやすい図、表および写真を提供して講義する。
テーマ
科学の芽生え
学習内容など
古代オリエント文明とともに生まれた科学の芽生えについて理解する。
ギリシア時代の科学(1)
最初の科学者といわれるタレスおよびピタゴラスとその門人達の業績など、ギリシア
時代の科学について理解する。
ヒッポクラテスおよびアリストテレスの業績など、ギリシア時代の科学について理解
する。
アルキメデスの原理などによって、科学と技術を融合させたヘレニズム時代を代表す
るアルキメデスの業績について理解する。
科学者としての正しい心構えを説いたレオナルド・ダ・ヴィンチおよび近代文明に大
きな影響を与えたグーテンベルクの業績について理解する。
地動説を唱えたコペルニクスとその説を支持したガリレオの業績など、ルネッサンス
期の科学について理解する。
ニュートンの万有引力の発見、ワットの蒸気機関の発明およびエジソンの電球の発明
など、近代科学を発展させた業績について理解する。
ドールトンの原子説、ノーベルのダイナマイトの発明および高峰譲吉のアドレナリン
の発見など、近代科学を発展させた業績について理解する。
湯川秀樹とパウエルによる中間子の発見およびハーンの原子核分裂の発見によって原
子力が発明されるに至った歴史を理解する.
ジェンナーとパストゥールのウイルス病ワクチンの発明からヒト免疫不全ウイルスの
発見に至るウイルス病医学の進歩の歴史について理解する。
コッホによる結核菌、コレラ菌の発見から胃癌の原因病とされるピロリ菌の発見に至
る細菌病医学の進歩の歴史について理解する。
メチニコフの食細胞主体の自然免疫およびバーネットのクローン選択説など、免疫学
の進歩の歴史について理解する。
ダーウィンの進化論およびメンデルの遺伝の法則など、生物学・遺伝学の進歩の歴史
について理解する。
遺伝学の進歩によってムーリスが発明するに至った遺伝子解析法と、その技術の活用
によって発展する産業について理解する。
まとめ
ギリシア時代の科学(2)
ヘレニズム時代の科学
ルネッサンス期の科学(1)
ルネッサンス期の科学(2)
近代の科学(物理学)
近代の科学(化学)
近代の科学(原子力)
近代の科学(医学1)
近代の科学(医学2)
近代の科学(免疫学)
近代の科学(生物・遺伝学
)
近代の科学(遺伝学の活用
)
まとめ
《教養科目 基礎領域》
科目名
自然と環境
担当者氏名
田中 俊明
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
この授業では、自然と人間の関係を中心に、自然環境に関す
る知識と課題、および自然とのかかわりを通して心を豊かに
する方法について学ぶ。とはいえ、自然環境は、「知る」こと
よりも、実際に触れて「感じる」ことが大事です。そこで、実
習を通して自然に触れることの面白さや触れるための具体的
なテクニックについても体験を通して学ぶ。
《授業の到達目標》
(1)梅ヶ峠での野外実習を通して、自然と人間の関係の基
本を身をもって体験する。(2)バード・ウォッチングの実
習では、最低10種類以上の鳥をみつける。(3)授業全体
を通して学んだ自然と人間の関係について、考えてレポート
にまとめることができる。
《テキスト》
なし。
《参考図書》
随時、紹介する。
《授業時間外学習》
バード・ウォッチィング(下関市糸根)と梅ヶ峠実習(下関
市梅ヶ峠)は、それぞれ土曜日か日曜日に日帰り集中で行う
(交通費・弁当代は各自持ち)。日時は、はじめの授業のと
きに受講者の希望を聞いて決める。
《成績評価の方法》
授業態度。レポート。
《備考》
受講者定員25名以内希望。あまり受講者数が多い場合は人
数を制限するか、実習授業の内容を変更するかもしれません
。
《授業計画》
週
1
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6
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14
15
テーマ
イントロダクション
学習内容など
講義の概要について確認する。実習(下記)の日時を決める。
環境とは?
環境ってなに? 生き物にとって環境とは何なのかについて学ぶ。
日本の自然環境①
日本の自然環境や里山の現状と課題などについて学ぶ。
日本の自然環境②
前回の続き。
下関周辺の自然①
身近な下関周辺の自然を題材に、自然環境について実際の写真を通して学ぶ。
下関周辺の自然②
前回の続き。
世界の自然環境
熱帯雨林の自然を中心に、世界の自然環境の現状と課題などについて学ぶ。
生態学の基礎知識①
生態系、ニッチ、進化、生物多様性など生態学の基礎を学ぶ。
生態学の基礎知識②
前回の続き。
ナチュラリスト入門①
実践!ナチュラリスト入門。身近な自然の楽しみ方について学ぶ。
ナチュラリスト入門②
前回の続き。
バード・ウォッチィング
実習①
バード・ウォッチィング
実習②
梅ヶ峠演習林実習①
下関市小月の干拓地にて冬の渡り鳥の観察を行う。運がよければ世界に約2千羽しかい
ないクロツラヘラサギに出会えるかも(過去3年連続で見れています)。
前回の続き。
梅ヶ峠演習林実習②
旧梅光学院大学梅ヶ峠キャンパスに隣接する梅ヶ峠演習林において野外体験実習を行
う。
前回の続き。
《教養科目 基礎領域》
科目名
数学
担当者氏名
横山 修
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
就職試験に出題されると思われる数学のトピックを選択、そ
れらを講義で取り上げる。一口に就職試験対策と言っても、
小・中・高12年間の学習内容がすべて含まれる。このため
、すべてを網羅するのは不可能である。そこで、特に重要度
の高いと思われるトピックからプリント問題を作成、配付す
る。
《テキスト》
毎回、プリントを配付する。
《参考図書》
《授業の到達目標》
(1)算数・数学で用いられる「ことば」を正確に説明でき
る。
(2)解答にたどり着くための手順を論理的に記述できる。
(3)各種問題について臨機応変に対応できる。
《授業時間外学習》
予習・復習をして授業に臨むこと。
《成績評価の方法》
期末試験、ノート提出、出席状況等により総合的に評価する
。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
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11
12
13
14
15
テーマ
式の計算を行う
学習内容など
式の乗法・除法に関する問題を扱う。
文章題を解く①
与えられた文章題から方程式を立てる。
文章題を解く②
与えられた文章題から不等式を立てる。
文章題を解く③
食塩水の濃度の問題、通過算、流水算に関する問題を扱う。
整数の性質を知る①
素因数分解、約数、倍数に関する問題を扱う。
規則性を見極める①
n進法、等差数列、等比数列に関する問題を扱う。
規則性を見極める②
余り(剰余系)に関する問題を扱う。
図形の基本を知る①
多角形の内角の和、多角形の外角の和、多角形の対角線の本数に関する問題を扱う。
図形の基本を知る②
三角形の性質、四角形の性質に関する問題を扱う。
円の性質を知る①
円(おうぎ形)の円周(弧の長さ)、面積に関する問題を扱う。
円の性質を知る②
内接円、外接円に関する問題を扱う。
円の性質を知る③
円周角の定理、内接四角形の定理、接弦定理に関する問題を扱う。
合同と相似を知る
三角形の合同条件、相似条件に関する問題を扱う。
三平方の定理を知る
立体の最短経路に関する問題を扱う。
まとめ
前期の学習内容を振り返る。
《教養科目 基礎領域》
科目名
心理学
担当者氏名
田中 俊明
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
この授業では、他人の影響、他者理解、コミュニケーション
、好きになる心、助けたり攻撃したりする心、いじめ、集団
・群集心理、知覚、記憶、性格、臨床など、心理学のさまざ
まなトピックスを選び短編集のような形で学んでいくことを
通して、心理学がどのような学問であるかについての概論的
な理解を深める。
《授業の到達目標》
(1)さまざまなトピックスの学習を通して、単なる印象で
はなく科学的な裏付けのある心の見方ができることに気づく
。(2)授業で学んだことを、自分自身の心の理解に多少は
役立てることができる。(3)授業で学んだ内容に関する基
本的な質問に対して、おおよそ答えることができる。
《テキスト》
なし。
《参考図書》
随時、紹介する。
《授業時間外学習》
授業内容の区切りに小テストを課すので復習しておくこと。
《成績評価の方法》
授業態度。小テスト。期末テスト。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
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8
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11
12
13
14
15
テーマ
他人の影響について(1
)
他人の影響について(2
)
他人の心を理解する(1
)
コミュニケーションにつ
いて(1)
コミュニケーションにつ
いて(2)
人を好きになる心につい
て
助けたり、攻撃したりす
る心
いじめと社会的ジレンマ
集団にはたらく心理につ
いて
心が世界をとらえるしく
み
記憶について(1)
記憶について(2)
性格について(1)
学習内容など
単純呈示効果、サブリミナル単純提示効果、同調行動、流行など社会心理学の研究を
通して、人間は他人の影響を強く受けていることを学ぶ。
前回の続き。
他人の感情、性格、行動の原因や意図などを理解する仕組みについて学ぶ。
他人とうまくコミュニケーションをする方法について学ぶ。また、恐怖を喚起するよ
うなコミュニケーション、服従の心理について学ぶ。
前回の続き。
誰を、どんな時に、どうして好きになるのか、また恋愛について心理学の知見を学ぶ
。
人を援助したり、攻撃したりする心のしくみについて学ぶ。
いじめは当事者(いじめる人といじめられる人)だけの関係だけでなく、それに対す
る周りの人々の態度も関係しているという研究について学ぶ。
集団や群集の心理や流言、デマ、パニックなどの心理について学ぶ。
知覚や眼の錯覚のしくみ、アフォーダンスの理論などを通して、心が世界をとらえる
しくみについて学ぶ。
感覚記憶、短期記憶、長期記憶など記憶の心理学の基礎を学ぶ。記憶力をつけるコツ
についても学ぶ。
前回の続き。
性格について(2)
類型論、特性論、ビッグ・ファイブ、遺伝と性格、血液型と性格、環境と性格など性
格心理学の知見を学ぶ。
前回の続き。
心の悩みや障害について
心の悩みや障害、心理療法、精神分析など臨床心理学の知見を学ぶ。。
《教養科目 基礎領域》
科目名
スポーツ実技(講義を含む)
担当者氏名
安冨 俊雄
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
これまで経験した競争を中心としたスポーツ観だけでなく、
遊戯的なスポーツ観に立って、積極的なスポーツ活動を通じ
て心身ともに健康の維持・増進を図るとともに、受講者同士
の豊かな人間関係を図ることを目的とする。また、スポーツ
活動が将来の生活を豊かにする存在であることを体得する。
《授業の到達目標》
①現代における健康な生活の知識を身につける
②健康な生活のためのスポーツ技術の習得
③人間関係の醸成
《成績評価の方法》
講義に関するレポートと楽しいスポーツ活動への取り組みを
評価の対象とする。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
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12
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15
《テキスト》
特になし
《参考図書》
選択スポーツ種目の指導書
《授業時間外学習》
特になし
《備考》
安全にスポーツ活動ができるよう心身の健康状態を保つ。
テーマ
授業の説明
学習内容など
授業の進め方、活動種目の決定、グルーピングなど
講義・現代社会における
スポーツの役割
講義・食生活
健康・遊戯としてのスポーツの役割など
講義・酒とたばこ
成人後の酒とたばこの付き合い方について
講義・ストレス対応
ストレスの原因である人間関係について
スポーツ活動・基礎技術
の習得1
スポーツ活動・基礎技術
の習得2
スポーツ活動・基礎技術
の習得3
スポーツ活動・基礎技術
の習得4
スポーツ活動・基礎技術
の習得5
スポーツ活動・ゲーム
リーダーの指導のもと基礎技術の習得
スポーツ活動・ゲーム
リーダーの指導のもとゲームを楽しむ
スポーツ活動・ゲーム
リーダーの指導のもとゲームを楽しむ
スポーツ活動・ゲーム
リーダーの指導のもとゲームを楽しむ
スポーツゲームとまとめ
リーダーの指導のもとゲームを楽しむ
学生生活を健康に送るための食の役割について
リーダーの指導のもと基礎技術の習得
リーダーの指導のもと基礎技術の習得
リーダーの指導のもと基礎技術の習得
リーダーの指導のもと基礎技術の習得
リーダーの指導のもとゲームを楽しむ
《教養科目 梅光コモンズ領域》
科目名
キリスト教倫理Ⅰ
担当者氏名
李 光赫
授業方法
講義
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
初めてキリスト教に接する人のために、聖書に忠実なキリス
ト教信仰を伝達する授業である。単なるやさしい入門過程で
はなく、より深く、より効果的にキリスト教信仰を伝達する
ことを目指している。
《テキスト》
1.聖書(新共同訳)
2.求道者伝道テキスト(地引網出版 発売日:2014/04/10
著者・訳者など:鈴木崇巨)
《参考図書》
《授業の到達目標》
①ミッションスクールの学生として聖書を学び、その内容を
説明できる。
②実生活の中でキリスト教の倫理が本人とどのように関わっ
ているか説明できる。
③聖書を自ら開き、キリスト教の祈りができる。
《成績評価の方法》
1.出席30% 2.学院礼拝レポート30% 3.期末試験40%
(1.出席と授業の態度を重要視する)
(2.礼拝レポート用紙は礼拝の時間にのみ配る。
レポート評価:E=Excellent/G=Good/F=Fair)
(3. 期末試験、聖書・テキストの範囲の中)
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
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テーマ
聖書の区分
《授業時間外学習》
* 地域教会の日曜礼拝に出席する。
(キリスト教教育センターが推薦するプロテスタント教会。
)
或は、
* 本学キリスト教教育センター主催の日曜午後2時からの
サマリタン・ワーシップに出席する。
→ 前期・後期それぞれ1回以上
《備考》
授業の進め方、テキストどおり、各課の中の1項目を順に読む
。該当の聖書箇所を読む。聖書を丁寧に読みながら進める。
質問があれば少し詳しく説明し、次に進む。
新約聖書の大切な部分
学習内容など
授業の紹介、聖書の神の名前について、天地万物を創造された神。
* 出エジプト記 3:13−15
キリスト教信仰について、人になられた主。
* ヨハネ 1:18
キリスト教の祈りについて、目に見えない神の力。
* 使徒 2:1−4
三位一体について、人間は「霊」と「心」と「体」でできている。
* コロサイ 3:5
原罪について、モーセ五書、道徳律法と儀式律法。
* 申命記 7:6−8
福音書について、ユダヤ人社会の背景。
新約聖書の中の使徒書
使徒書について、ローマ帝国の社会背景
悔い改めと福音
原罪と、それを源とする各自のいろいろな罪を悔い改めて、福音を受け入れる。
* 創世記 3:1−7
血、最も高価なものである。過越祭の起源と十字架の教訓。
* 出エジプト 12:1−42
イエスの名を使って祈るのはなぜか。
* ヨハネ 16:23−24
十戒について。律法は、現代にも通用する教えです。
* 出エジプト 20:12
イエス様の奇跡に対する人々の反応とは何か。
* マタイ 10:1−4
なぜ、たとえをもって話されたのか。
* マタイ 13:10−13
使徒とされた弟子の意味について
* 使徒 10:1−48
神を愛することが優先される原理。
* マタイ 22:34−40
イエス・キリスト
聖霊
祈りの世界
旧約聖書の大切な部分
血の教え
イエス様の御名
幸せな生活のための律法
キリストの奇跡
イエスのやさしいたとえ
話
イエスの弟子たち
神を愛せよ、人を愛せよ
《教養科目 梅光コモンズ領域》
科目名
キリスト教倫理Ⅱ
担当者氏名
李 光赫
授業方法
講義
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
初めてキリスト教に接する人のために、聖書に忠実なキリス
ト教信仰を伝達する授業である。単なるやさしい入門過程で
はなく、より深く、より効果的にキリスト教信仰を伝達する
ことを目指している。
《授業の到達目標》
①ミッションスクールの学生として聖書を学び、その内容を
説明できるようにする。
②実生活の中でキリスト教が本人とどのように関わっている
か説明できるようにする。
③聖書を自ら開き、キリスト教の祈りができるようにする。
《成績評価の方法》
1.出席30% 2.礼拝レポート30% 3.期末試験40%
(1.出席と授業の態度を重要視する)
(2.礼拝レポート用紙は礼拝の時間にのみ配る。
レポート評価:E=Excellent/G=Good/F=Fair)
(3. 期末試験、聖書・テキストの範囲の中)
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
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8
9
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11
12
13
14
15
テーマ
人間を構成しているもの
《テキスト》
1.聖書(新共同訳)
2.求道者伝道テキスト(地引網出版 発売日:2014/04/10
著者・訳者など:鈴木崇巨)
《参考図書》
必要に応じて紹介する
《授業時間外学習》
後期の期間中、①或は②を選んで1回以上出席し、礼拝レポー
ト作成・提出する。
① 本学の日曜礼拝
(毎週日曜日の午後2時∼4時、場所:カフェテリア、
礼拝名:サマリタン・ワーシップ)
② 地域教会の日曜礼拝(本学推薦のプロテスタント教会)
《備考》
授業の進め方:テキストどおり、各課の中の1項目を順に読む
。該当の聖書箇所を読む。聖書を丁寧に読みながら進める。
参考DVD観覧あり。
聖書の中間時代
学習内容など
「霊」の世界について学ぶ。
* 創世記 2:7
間違った固定観念について * ローマ書 12:2
幕屋の構造と意味。
* 出エジプト記 25:8−22
過越祭とは何か。十字架と復活の五つの意味。
* マタイ 27:1−4
教会の始まりと教会の意味について * 使徒 21:37−22:2
「救いの歴史」との関連。 * ローマ 7:12−13
中間時代と福音書の背景との関係について
イエスの難しいたとえ話
マルタとマリア(ルカ10:38−42)、婚宴のたとえ話(マタイ 22:1−14)など
聖霊の実
聖霊の九つの実について * ガラテヤ書5:22−23
九つの聖霊の賜物について * 第一コリント12;8−11
ヨブ記、箴言、伝道者の書、雅歌、詩篇
祈りの分類
儀式的な律法とは
キリストの十字架と復活
使徒パウロ
旧約聖書の歴史
聖霊の賜物
旧約聖書の文学
旧約聖書の預言
キリストの再臨
教会と礼拝
洗礼の五つの意味
メシア預言について * イザヤ52:13−53:12
ヨハネの黙示録について、終末はいつ来るのか。 * 黙示録 21:1−4
教会に頭(かしら)であるキリスト。礼拝は聖書の教え、神の命令である。
* エペソ 1:22
教会生活の心得 * ルカ10:38−42
《教養科目 梅光コモンズ領域》
科目名
梅光BASISⅠ
担当者氏名
桑畑 洋一郎、樋口 紀子、播磨 桂子、渡邉 浩明、國本 康寿、李 光赫、中野 新治、広瀬 綾子
授業方法
講義
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
大学全体で統一した内容のものを1年を通じて行うものとする
。夏休み前に立てた計画が実行できているかどうかを確認し
た後、前期受講した専攻入門の学びを振り返り、さらに2つ
の課題に取り組む。その後、1年を通してこの授業で学んだこ
とを深めるために、全員学外授業に参加する。
《授業の到達目標》
①本学で学ぶ意義・取組を理解する。②「自分は何を学ぶの
か」を自らの言葉で語ることができる。③「何のために学ぶ
のか」を自らの言葉で語ることができる。
《成績評価の方法》
①振り返りレポートの提出・完成度、②グループ活動の関わ
り方(報告者としての関わり方、調べ学習の関わり方)
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
使用しない。
《参考図書》
適宜紹介する。
《授業時間外学習》
①グループ学習の課題に取り組み、発表の準備をする。②授
業ごとの振り返りレポートを作成する。③ポータルサイトを
活用した自己記録を作成する。
《備考》
学期末の学外授業(土曜日実施予定)において、別途参加費
用が発生することがある。
テーマ
夏休みの振り返り①
夏休みの体験の共有
学習内容など
夏休みの振り返り②
前期に学んだことの振り返り
専攻入門の学び①
専攻入門の振り返り
専攻入門の学び②
各専攻の学びを他の専攻の学生たちへ紹介
「東北ボランティア」を
通しての学び①
「東北ボランティア」を
通しての学び②
「東北ボランティア」を
通しての学び③
「ハンセン病」を通して
の学び①
「ハンセン病」を通して
の学び②
「ハンセン病」を通して
の学び③
後期学びの共有
問題提起
体験学習①
実際にグループ学習した場所を訪問する
体験学習②
グループ学習による体験報告準備
体験学習③
グループ学習による体験報告
全体のまとめ
1年生の学びを振り返り、今後のプランの取組共有
グループによる調べ学習
グループによる報告
問題提起
グループによる調べ学習
グループによる報告
学びの本質を探る
《教養科目 梅光コモンズ領域》
科目名
梅光BASISⅡ
担当者氏名
樋口 紀子、桑畑 洋一郎、播磨 桂子、渡邉 浩明、國本 康寿、李 光赫、中野 新治、広瀬 綾子、友永 次郎
授業方法
講義
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
大学全体で統一した内容のものを1年を通して行うものとする
。これはこれから始まる大学4年間を意義あるものとするため
に、大学生活になじむこと、学びの基本を身につけること、
及び課題発見型の授業をグループで行うことによって、学び
合うことの大切さを知るための授業である。
《テキスト》
使用しない。
《参考図書》
適宜紹介する。
《授業の到達目標》
①大学生活になじみ、②共に学ぶことのおもしろさを体感し
、③積極的に参加することで、自ら課題に気づける。
《授業時間外学習》
①グループ学習の課題に取り組み、発表の準備をする。②授
業ごとの振り返りレポートを作成する。③ポータルサイトを
活用した自己記録を作成する。
《成績評価の方法》
①振り返りレポートの提出・完成度、②グループ活動の関わ
り方(報告者としての関わり方、調べ学習の関わり方)
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《備考》
テーマ
1年間の流れ
学習内容など
関係づくり、「共に学ぶということ」
アイスブレイク
関係づくり、「大学と高校との違い」
地域文化
下関(出身地)の地域文化を学ぶ
GWの過ごし方
お奨めのGWの過ごし方
GWの過ごし報告
次年度の学生への引継ぎ意識、夏休みの学外活動プログラム告知
梅光の歴史①
学内施設の見学、観察、気づきストーリーを作成
梅光の歴史②
気づきストーリーの報告、前半の振り返り
「サマリアデー」につい
て①
「サマリアデーについて
」②
「サマリアデー」につい
て③
夏休み企画
ボランティア活動の意義
「学ぶということ」①
グループ学習による「学ぶとは」の意見交換
「学ぶということ」②
グループ学習による報告の準備
「学ぶということ」③
グループ発表
全体のまとめ
サンキュー・カードの作成・交換
発展的学び学習(学院礼拝との連携によるボランティア実習の報告)
グループ発表
上級生からの報告、夏休みの取組の企画作成
《教養科目 梅光コモンズ領域》
科目名
梅光プロジェクトⅡ
担当者氏名
安道 百合子、田口 寛、渡辺 玄英、小野 良美、金井 典子、倉増 泰弘、馮 戦兵、矢本 浩司
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
大学が意義ある学びの場となるために必要なことを、確認し
つつ身につけていく。大学生としての意識を高めるとともに
、みずから課題を見つけ、探究するための技術を実習しなが
ら身につける。授業の場が、友人や教員との充実したコミュ
ニケーションの場となることを期待して進める。
《授業の到達目標》
①パソコンを利用してレジュメを作成し、口頭発表ができる
。
②意見交換をして、課題の解決に向けた話し合いができる。
③レポートを作成する。
《テキスト》
適宜プリントを配布する。
《参考図書》
適宜、紹介する。
《授業時間外学習》
予習・復習をして授業に臨む。新聞を毎日読むなどして、世
の中の動きに関心を持つ。
《成績評価の方法》
発表や意見交換への参加態度。レジュメ。期末レポート。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授業の概要
学習内容など
前期作成レジュメの振り返り。テーマ設定について意見交換する。
文章の書き方を学ぶ
文章の書き方を実践演習し、400字程度の日本語の文章を書ける力をつける。
Eメールの書き方、マナ
ーを学ぶ
パソコン操作実習
Eメールの操作を実践演習し、メールのマナーについて確認する。
レジュメを用いた発表①
レジュメに基づいて口頭発表をし、意見交換を行う。
レジュメを用いた発表②
レジュメに基づいて口頭発表をし、意見交換を行う。
レジュメを用いた発表③
レジュメに基づいて口頭発表をし、意見交換を行う。
レジュメを用いた発表④
レジュメに基づいて口頭発表をし、意見交換を行う。
レジュメを用いた発表⑤
レジュメに基づいて口頭発表をし、意見交換を行う。
レジュメを用いた発表⑥
レジュメに基づいて口頭発表をし、意見交換を行う。
レジュメを用いた発表⑦
レジュメに基づいて口頭発表をし、意見交換を行う。
レジュメを用いた発表⑧
レジュメに基づいて口頭発表をし、意見交換を行う。
レジュメを用いた発表⑨
レジュメに基づいて口頭発表をし、意見交換を行う。
レポートの書き方を学ぶ
レポートの書き方について講義する。
レポート作成
期末レポートを作成する。
ワープロソフトの操作について、確認する。書式設定、図表の挿入など。
《教養科目 梅光コモンズ領域》
科目名
梅光プロジェクトⅠ
担当者氏名
安道 百合子、田口 寛、渡辺 玄英、小野 良美、金井 典子、倉増 泰弘、渡邉 浩明、馮 戦兵、矢本 浩司
授業方法
演習
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
大学が意義ある学びの場となるために必要なことを、確認し
つつ身につけていく。大学生としての意識を高めるとともに
、みずから課題を見つけ、探究するための技術を実習しなが
ら身につける。授業の場が、友人や教員との充実したコミュ
ニケーションの場となることを期待して進める。
《授業の到達目標》
①四年間の学びの展望を持って、日々の自己管理ができる。
その結果として、毎回の授業に出席し、ノートを取る。
②学びの基本的姿勢や基礎的技術を修得する。
③レジュメを作成して、口頭発表ができる。
《成績評価の方法》
ノートの作成。発表や意見交換への参加態度。作成レジュメ
。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
適宜プリントを配布する。
《参考図書》
適宜、紹介する。
《授業時間外学習》
予習・復習をして授業に臨む。新聞を毎日読むなどして、世
の中の動きに関心を持つ。
《備考》
A4サイズの二穴綴じファイルと、ルーズリーフを、各自購
入しておく。
テーマ
授業の概要
学習内容など
この授業の目的と概要説明。大学で学ぶ意義について考える。履修科目の確認。
学生生活のマナー
ノートのとり方・スケジ
ュール管理
情報の集め方①
学生便覧を持参して、学生生活におけるマナーを理解する。Bパワーについて理解し
、この大学で学ぶことについての意識を高める。
スケジュール管理の重要性。メモをとること・記録のすすめ。授業の受け方・ノート
のとり方。
図書館オリエンテーション。情報リテラシーについて。
情報の集め方②
新聞を読むこと。(4週と5週の授業は、順序が逆になるクラスもある)
意見発表①
気になるニュース記事について、資料(新聞記事など)を紹介して意見発表を行う。
発表と意見交換の練習。
気になるニュース記事について、資料(新聞記事など)を紹介して意見発表を行う。
発表と意見交換の練習。
気になるニュース記事について、資料(新聞記事など)を紹介して意見発表を行う。
発表と意見交換の練習。
合同クラスで講義。テーマの設定、資料の探し方、レジュメの作り方。
意見発表②
意見発表③
レジュメの作り方
宗教講演会/図書館活用
レジュメ作成
(英語・ビジネス・東アジア)宗教講演会
(日文・地域)図書館オリエンテーリング
レジュメ作成、実習。
レジュメを用いた発表①
レジュメに基づいて口頭発表をし、意見交換を行う。
レジュメを用いた発表②
レジュメに基づいて口頭発表をし、意見交換を行う。
レジュメを用いた発表③
レジュメに基づいて口頭発表をし、意見交換を行う。
レジュメを用いた発表④
レジュメに基づいて口頭発表をし、意見交換を行う。
《教養科目 キャリア領域》
科目名
情報機器の操作
担当者氏名
横山 修、高瀬 剛
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
はじめに、キーボード操作やマウス操作に必要な「ことば」
の意味を理解する。それらを理解した上で、実際にコンピュ
ータを使ってみる。授業で取り上げる内容は、「メール送受
信の方法」および「Microsoft Word基本操作の方法」である
。
《授業の到達目標》
(1)キーボードおよびマウスの操作ができる
(2)メールの送受信ができる
(3)Microsoft Wordを用いて学生生活に必要なレポートを
作成できる。
《成績評価の方法》
Microsoft Wordを用いて作成した文書をメールで提出させる
。
文書が完成しており、かつ期日までに提出できていれば合格
とする。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
適宜、プリントを配付する。
《参考図書》
《授業時間外学習》
予習・復習をして授業に臨むこと。
《備考》
テーマ
オリエンテーション
授業の概要説明を行う。
学習内容など
キーボード操作
ローマ字入力の方法を理解する。
マウス操作
クリック・ダブルクリック・右クリック・ドラッグの意味を理解する。
メールの送受信(1)
宛先・Cc・Bcc・件名の意味を理解する。
メールの送受信(2)
メール本文の書き方やファイル添付の方法を理解する。
Microsoft Wordの基本操
作(1)
Microsoft Wordの基本操
作(2)
Microsoft Wordの基本操
作(3)
Microsoft Wordの基本操
作(4)
Microsoft Wordの基本操
作(5)
Microsoft Wordの基本操
作(6)
Microsoft Wordの基本操
作(7)
Microsoft Wordの基本操
作(8)
情報セキュリティ
Wordの起動と終了の方法を理解する。
まとめ
これまでの学習内容を振り返る。
入力モードの切り替えの方法を理解する。
文章を入力して保存するまでの方法を理解する。
文書の体裁を整える方法を理解する。
表を作成する方法を理解する。
画像を文書に挿入する方法を理解する。
本文以外の場所に文字を入力する方法を理解する。(テキストボックス)
これまでの学習内容を踏まえて、実際に文書を作成する。
マルウェア対策の方法(概要)を理解する。
《教養科目 キャリア領域》
科目名
e-基礎英語
担当者氏名
渡邉 浩明
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
ネットワークのソフトを用いた英語レッスンを用いた学びと
、それを充実させるための教員による指導を複合させたコー
ス。英語レッスンは主に教室外で学生がコンピュータを用い
て行う。学生は学習の成果と理解度を教員と確認し、課題を
克服する。
《テキスト》
ロゼッタストーン(アメリカ英語・イギリス英語)
Forest三昧ネットワーク版、英語漬けネットワーク版、各資
格試験対策ソフトウェア
《参考図書》
《授業の到達目標》
1.基礎的な英文の発音を正しく行うことができる。
2.基礎例文を学び、英語の基礎力を養うことができる。
3.学習計画を自主的に立て、学習内容の課題をみつけるこ
とができる。
《授業時間外学習》
コンピュータ室での学習必須
《成績評価の方法》
学習ノート70%
学習記録 30%
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
学習の進め方
ネットワークでの学習1
学習内容など
学習の進め方、コンピュータ室の利用の仕方確認、ログイン・ログアウト
学習マニュアル
コンピュータを利用した学習と、学習内容の教員による確認
ネットワークでの学習2
コンピュータを利用した学習と、学習内容の教員による確認
ネットワークでの学習3
コンピュータを利用した学習と、学習内容の教員による確認
ネットワークでの学習4
コンピュータを利用した学習と、学習内容の教員による確認
ネットワークでの学習5
コンピュータを利用した学習と、学習内容の教員による確認
ネットワークでの学習6
コンピュータを利用した学習と、学習内容の教員による確認
ネットワークでの学習7
コンピュータを利用した学習と、学習内容の教員による確認
ネットワークでの学習8
コンピュータを利用した学習と、学習内容の教員による確認
ネットワークでの学習9
コンピュータを利用した学習と、学習内容の教員による確認
ネットワークでの学習1
0
ネットワークでの学習1
1
ネットワークでの学習1
2
ネットワークでの学習1
3
ネットワークでの学習1
4
コンピュータを利用した学習と、学習内容の教員による確認
コンピュータを利用した学習と、学習内容の教員による確認
コンピュータを利用した学習と、学習内容の教員による確認
コンピュータを利用した学習と、学習内容の教員による確認
コンピュータを利用した学習と、学習内容の教員による確認
《教養科目 キャリア領域》
科目名
インディペンデントスタディーⅠ
担当者氏名
倉増 泰弘
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
この授業では、夏期(8〜9月)に約1ヶ月間実施されるセ
ブ島留学プログラムに向けて、必要な英語力(主にスピーキ
ングとリスニング)のスキルアップを行う。オンライン英会
話を利用した授業を展開し、実践的に英語を運営していく。
また、留学準備講座として適宜留学に関する説明・関係書類
作成等を行っていく。
《授業の到達目標》
(1)オンライン英会話の受講率を80%以上を保ち、現地研
修で必要とされる程度のリスニング力やスピーキング力を身
に付ける。(2)オンライン英会話や授業を通して、現地の
授業や生活で使われる最低限のコミュニケーション力や語彙
力(会話で頻繁に使われる語彙)を身に付ける。
(3)授業内で実施される様々なグループワーク等を通して
、協働力を身に付ける。
《成績評価の方法》
授業への出席、授業中の取組、授業時間外学習を総合的に評
価する。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
Introduction / Course
Orientation
Self-introduction and
greetings (1)
Self-introduction and
greetings (2)
Hobbies (1)
Hobbies (2)
Food (1)
Food (2)
中間期振り返り
留学手続き確認
Music (1)
Music (2)
School (1)
School (2)
Culture (1)
Culture (2)
最終回振り返り
留学手続き確認
《テキスト》
適宜プリントを配布。
《参考図書》
特に指定しないがフィリピン関係や留学一般に関する書籍を
読むことを勧める。
授業内で必要な参考図書のリストを配布することがある。
《授業時間外学習》
・オンライン英会話レッスンの受講を義務づける。
・授業毎に設定されたテーマに関連した表現を事前に予習し
たり、また授業後復習すること。
・留学に必要な事務的な作業を行う。
《備考》
・詳しい評価に関しては初回授業時に詳しく説明する。
・授業内外でセブ島留学の説明会を行う。
・授業計画は必要に応じて変更することもある。
学習内容など
初回説明(授業の目的・ねらい、今後の流れ、オンライン英会話について等々)、慣
用表現を用いた英会話。
諸連絡、英語での自己紹介と挨拶の仕方。インタビュー活動。その他スピーキングや
リスニングを中心にした活動。オンライン英会話の説明。
諸連絡、アクティビティー、オンライン英会話の準備、オンライン英会話、自己評価
(振り返り)
諸連絡、アクティビティー、オンライン英会話の準備、オンライン英会話、自己評価
(振り返り)
諸連絡、アクティビティー、オンライン英会話の準備、オンライン英会話、自己評価
(振り返り)
諸連絡、アクティビティー、オンライン英会話の準備、オンライン英会話、自己評価
(振り返り)
諸連絡、アクティビティー、オンライン英会話の準備、オンライン英会話、自己評価
(振り返り)
中間期授業評価アンケート 留学関係諸手続き
アンケート結果と教員からのフィードバック 諸連絡、オンライン英会話の準備、オ
ンライン英会話、自己評価(振り返り)
諸連絡、アクティビティー、オンライン英会話の準備、オンライン英会話、自己評価
(振り返り)
諸連絡、アクティビティー、オンライン英会話の準備、オンライン英会話、自己評価
(振り返り)
諸連絡、アクティビティー、オンライン英会話の準備、オンライン英会話、自己評価
(振り返り)
諸連絡、アクティビティー、オンライン英会話の準備、オンライン英会話、自己評価
(振り返り)
諸連絡、アクティビティー、オンライン英会話の準備、オンライン英会話、自己評価
(振り返り)
諸連絡、アクティビティー、オンライン英会話の準備、オンライン英会話、自己評価
(振り返り)
《教養科目 キャリア領域》
科目名
外国語コミュニケーションⅠ
担当者氏名
遠藤 由里子
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
中国語は日本人にとって比較的学びやすい言語であるが、同
じ漢字を使っていても、読み方はもちろんのこと、意味や方
法の異なる例が少なくない。中国語は外国語であるというこ
とを常に念頭に置き、基礎固めを行う。また、中国語は声調
言語ともいわれるが、この声調(高低アクセント)を含めた
発音習得を当面の目標とする。
《授業の到達目標》
・声調を含めたピンイン表記の習得
・基本文型の理解
・簡単な日常会話(主に挨拶言葉)の暗記
《テキスト》
『大学生のための初級中国語40回』杉野元子他 白帝社
《参考図書》
《授業時間外学習》
復習を必ずすること。また、その際はできるだけ声に出して
行う。
《成績評価の方法》
授業態度、小テスト、学期末試験の結果を総合評価
《備考》
既習事項の整理・蓄積のため、随時小テストを行う。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
中国とは?
中国語とは?
発音
第1・2課
発音
第3・4課
発音
第5・6課
発音
第7課 音節全表
文法
第8課
文法
第9課
文法
第10課 小テスト
文法
第11課
文法
第12課 小テスト
文法
第13課
文法
第14課 小テスト
文法
第15課
文法
第16課 小テスト
文法
第17課
学習内容など
中国概況、「普通話」、簡体字、ピンイン表記など
単母音、複合母音、声調記号の付け方
語頭子音、軽声、声調変化、親族名称
鼻母音、儿化、隔音記号、人称代名詞、声調の組み合わせ、数字0∼10
間違えやすい発音、数字11∼99、挨拶言葉、名前の聞き方・答え方
音節全表
動詞“是”、“吗”疑問文、補充語句−国、首都、言語−
動詞述語文、副詞“都”と“也”、語気助詞“吧”
小テスト(第8・9課)
“呢”疑問文、指示代名詞「これ、あれ(それ)」、“的”
疑問詞疑問文、助動詞“想”、時点①「今日、今週、今月など」
小テスト(第10・11課)
形容詞述語文、反復疑問文、補充語句「季節と形容詞」
連動文、所有を表す動詞“有”、量詞
小テスト(第12・13課)
“几”と“多少”、100以上の数字、金額の言い方
指示代名詞②「ここ、あそこ(そこ)」、方位詞、存在を表す動詞“有”と“在”
小テスト(第14・15課)
文末助詞“了”①、年齢の尋ね方、時点②年月日、曜日
前置詞“在”、時点③時刻、名詞の修飾
《教養科目 キャリア領域》
科目名
外国語コミュニケーションⅠ
担当者氏名
小野 良美、下村 香緒、東 宮史、堤 千佳子、松尾 文子
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
授業内の使用言語は原則英語。学生が英語で「聴き」「話し
」「読み」「書く」活動をすることを授業の中心とする。
《テキスト》
McCarthy, M., McCarten, J. & Sandiford, H. (2014)
Touchstone 2/3. New York: CUP
《参考図書》
・Xreading (多読用オンライン教材) ・elllo (多聴用オンライン教材)
《授業の到達目標》
・CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠組み)のA1〜A2レベルに
到達すること。
・4技能(聞く、話す、読む、書く)をバランス良く伸ばす
こと。
・産出技能(話し、聞くこと)重点を置き、A1~A2のパフォー
マンスができるようになること。
《成績評価の方法》
・語彙テスト: 15% ・多読: 15% ・多聴: 15% ・Peer journal:15%
・Class participation:20%
・期末テスト: 20%
《授業計画》
週
1
3
4
Interests / Experiences
(1)
5
Interests / Experiences
(2)
6
Health / Wonders of the
world (1)
7
Health / Wonders of the
world (2)
8
9
10
11
12
13
14
15
《備考》
TOEIC IP (5月)が単位取得条件 Listening & Readingが必須(Speaking & Writingのテストも
推奨する)
テーマ
学習内容など
Intuction to the course Introduction to the course / Icebreaking activities
Making friends
The way we are
Making friends
The way we are
2
《授業時間外学習》
・語彙テスト(のための学習)
・多読
・多聴
・Peer journal
/
(1)
/
(2)
Celebrations / Family
life (1)
Celebrations / Family
life (2)
Growing up / Food
choices (1)
Growing up / Food
choices (2)
Around town / Managing
life (1)
Around town / Managing
life (2)
Preparation for the
semester-final exam (1)
Preparation for the
semester-final exam (2)
Unit 1-A: Getting to know you / People in a hurry
Unit 1-B: Things in common / Personality and character
Unit 1-C: It's cold tonight. / He's always wasting time.
Unit 1-D: Making small talk / Is taht a fact?
Unit 2-A: Leisure time / Hopes and dreams
Unit 2-B: Music / Unusual experiences
Unit 2-C: I'm not really into it. / I've heard good things...
Unit 2-D: Online forums / Travel blogs
Unit 3-A: Healthy living / Human wonders
Unit 3-B: Aches and pains / Natural wonders
Unit 3-C: Really? How come? / I had the best time. Unit 3-D: Health advice /
Is that a fact?
(Mid-semester students' questionnaire)
Unit 4-A: Birthdays / Family gripes
Unit 4-B: Special days / Family memories
Unit 4-C: It depends. / If you ask me... Unit 4-D: Traditions / Family
activities
(Teacher feedback to the mid-semester students' questionnaire)
Unit 5-A: Childhood / Healthy food Unit 5-B: Favorite classes / A question
of taste
Unit 5-C: Well actually, ... / Whatever you're having. Unit 5-D: Teenage
years / The world's favorite snacks
Unit 6-A: Finding places / Making plans
Unit 6-B: Getting around / Problems
and solutions
Unit 6-C: Excuse me? / I've got to get going.
Unit 6-D: Exploring the city
/ Less is more
Preparation for the semester-final exam (Listening, speaking, reading and
writing)
Preparation for the semester-final exam (Listening, speaking, reading and
writing) (Semester-final students' questionnaire)
《教養科目 キャリア領域》
科目名
外国語コミュニケーションⅠ
担当者氏名
當房 詠子
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
留学生が日本で生活する上で接する身近な話題について、日
本語でまとまった話がスムーズにできるよう会話力を身につ
ける。日本の社会や文化について理解できるよう、意見を述
べ合いながらコミュニケーション能力を養う。N2レベルの
総合的な日本語能力を身につけ発揮できることを目指す。
《授業の到達目標》
①身近な話題について、まとまった長さで話ができるように
なること。
②日本社会や文化を理解し、適切な行動、言動で他者とコミ
ュニケーションをとることができること。
③日本語能力試験N2レベルの表現を理解し、使うことがで
きるようになること。
《テキスト》
プリント資料を配付する。
《参考図書》
『日本語会話力トレーニングブック』アルク
《授業時間外学習》
語彙プリントの予習と復習をしておくこと。小テストをおこ
なう。
事前に出された課題をやっておくこと。
普段から、発音練習をしておくこと。
《成績評価の方法》
平常点(小テスト・課題・授業態度)60%+期末試験40%
《備考》
授業は週2回行われる。
配付資料はきちんとファイルなどして、授業の際、持ってく
ること。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
オリエンテーション
学習内容など
授業の進め方と学習の方法について確認する。
好きなこと・好きなもの
お互いの「好きなこと・もの」について具体的に聞き合いながら話すことで、自分の
「好きなこと・もの」についてまとまった長さで話せるようにする。
お互いの「住まい・部屋」について具体的に聞き合いながら話すことで、自分の「住
まい・部屋」についてまとまった長さで話せるようにする。
お互いの「余暇の過ごし方」について具体的に聞き合いながら話すことで、自分の「
余暇の過ごし方」についてまとまった長さで話せるようにする。
お互いの「得意なこと」について具体的に聞き合いながら話すことで、自分の「得意
なこと」についてまとまった長さで話せるようにする。
お互いの「がんばっていること」について具体的に聞き合いながら話すことで、自分
の「がんばっていること」についてまとまった長さで話せるようにする。
お互いの「食生活」について具体的に聞き合いながら話すことで、自分の「食生活」
についてまとまった長さで話ができ、相手にアドバイスできるようにする。
お互いの「アルバイト」について具体的に聞き合いながら話すことで、自分の「アル
バイト」についてまとまった長さで話ができ、相手にアドバイスできるようにする。
お互いの「苦手なこと」について具体的に聞き合いながら話すことで、自分の「苦手
なこと」についてまとまった長さで話ができ、相手にアドバイスできるようにする。
お互いの「友人関係」について具体的に聞き合いながら話すことで、自分の「友人関
係」についてや、人間関係についての意見をまとまった長さで言えるようにする。
お互いの「習いごと」について具体的に聞き合いながら話すことで、自分の「習いご
と」についてや、教育についての意見をまとまった長さで言えるようにする。
お互いの「理想の職業」について具体的に聞き合いながら話すことで、自分の「理想
の職業」についてや、仕事についての意見をまとまった長さで言えるようにする。
お互いの「家事」について具体的に聞き合いながら話すことで、自分の「家事」につ
いてや、男女の役割についての意見をまとまった長さで言えるようにする。
お互いの今期の「大学生活」について具体的に聞き合いながら、自分の「大学生活」
についてや、授業について振り返り、まとまった長さで話ができるようにする。
これまで学んだことが身についたかどうか振り返る。
住まい・部屋
余暇の過ごし方
得意なこと
がんばっていること
食生活
アルバイト
苦手なこと
友人関係
習いごと
理想の職業
家事
大学生活
まとめ
《教養科目 キャリア領域》
科目名
外国語コミュニケーションⅠ
担当者氏名
李 寛順
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
韓国語は日本語と語順が同じであることや漢字をつかうこと
から比較的に日本の学生が勉強しやすい外国語である。韓国
語の文字(ハングル)の読み書きから文法の基礎、簡単な日
常会話をしっかり学び、韓国の文化にも触れながら学習して
いく。
《授業の到達目標》
1.韓国語の文字の読み書きができる。
2.簡単な挨拶のことばや自己紹介などが出来るようになる
。
3.辞書やインターネットを利用して韓国語・韓国の文化に
触れることができる。
《テキスト》
楽しく学ぶハングル1
白帝社
《参考図書》
特になし
《授業時間外学習》
毎時間の小テストのため、しっかり復習して来ること。
《成績評価の方法》
小テスト、期末試験、授業態度などで総合的に評価する。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
ガイダンス
学習内容など
一年間の韓国語の授業の展開について。
第1課
挨拶表現(1)と基本母音(1)
第2課
挨拶表現(2)と母音(2)
第2課
文字を覚えよう。子音、母音(ヤ行音)
第3課
挨拶表現(3)と子音(2)・母音(3)
第3課
子音(濃音)(激音)母音(ワ行音)
第4課
挨拶表現(4)と終声(パッチム)
第5課
挨拶表現(5)と発音
第6課
指定詞を学ぶ。
第7課
指定詞の否定形を学ぶ。
第8課
上称形(합니다体)を学ぶ。
第9課
漢数詞と助数詞を学ぶ。
第10課
固有数詞と助数詞を学ぶ。
第10課
漢数詞と固有数詞の復習(時刻の表し方、順番の表し方)
まとめ
半年間のまとめ
《教養科目 キャリア領域》
科目名
外国語コミュニケーションⅠ
担当者氏名
宝川 明子
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
初級の終了後の中級へのスムーズな移行を促すことを目的と
します。テーマのある短い文章の読みます。語彙量を増やし
、文法項目の復習と運用練習をします。さらにテーマに沿っ
てまとまった自分の意見を述べたり、書いたりさせることで
コミュニケーション能力全体の向上を図ります。
《授業の到達目標》
短い文章を読んで内容が理解できる。
日常的な場面で日本語が理解でき使える。
自分の経験、意見について短い文章が書ける。
《成績評価の方法》
授業態度(積極性)30% 予習・宿題 30%
期末テスト40%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
第1課
ファストフード
第1課ファストフード
第2課 地震
第2課 地震
第3課 最近の子供
第3課 最近の子供
第4課
第4課 インターネット
第5課 睡眠
第5課 睡眠
第6課 日本人の発明
第6課 日本人の発明
第7課 リサイクルと
フリーマーケット
第7課リサイクルと
第8課 あいづち
第8課 あいづち
第9課 男の仕事女の仕事
第9課 男の仕事第
第10課 言葉の使い方
《テキスト》
中級へ行こう (平井悦子・三輪さち子著)
スリーエーネットワーク
《参考図書》
短期マスター
聴解ドリル1 N2 N3 浅野陽子 武田聡子 長崎清美
凡人社
《授業時間外学習》
練習問題は予習する
作文は宿題とする
《備考》
学習内容など
ウォーミングアップ 新しい言葉 本文 言葉の練習 QA
新しい文型と表現 新しい文型の表現と練習
聴解タスクシート 作文
ウォーミングアップ 新しい言葉 本文 言葉の練習 QA
新しい文型と表現 新しい文型の表現と練習
聴解タスクシート 作文
ウォーミングアップ 新しい言葉 本文 言葉の練習 QA
新しい文型と表現 新しい文型の表現と練習
聴解タスクシート 作文
ウォーミングアップ 新しい言葉 本文 言葉の練習 QA
新しい文型と表現 新しい文型の表現と練習
聴解タスクシート 作文
ウォーミングアップ 新しい言葉 本文 言葉の練習 QA
新しい文型と表現 新しい文型の表現と練習
聴解タスクシート 作文
ウォーミングアップ 新しい言葉 本文 言葉の練習 QA
新しい文型と表現 新しい文型の表現と練習
聴解タスクシート 作文
ウォーミングアップ 新しい言葉 本文 言葉の練習 QA
新しい文型と表現 新しい文型の表現と練習
聴解タスクシート 作文
ウォーミングアップ 新しい言葉 本文 言葉の練習 QA
新しい文型と表現 新しい文型の表現と練習
聴解タスクシート 作文
ウォーミングアップ 新しい言葉 本文 言葉の練習 QA
新しい文型と表現 新しい文型の表現と練習
聴解タスクシート 作文 ウォーミングアップ 新しい言葉 本文 言葉の練習 QA
新しい文型と表現 新しい文型の表現と練習
聴解タスクシート 作文
《教養科目 基礎領域》
科目名
音楽
担当者氏名
友永 次郎
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
音楽や讃美歌に関心をもち、キリスト教から発達した音楽の
変遷を学び、大学の大切な行事であるクリスマス礼拝に向け
スタージェスホールのステージで「ハレルヤコーラス」を混
声四部合唱で賛美する。色んな分野の音楽も時に取り上げ音
楽感性と音楽美学を磨く。パート練習は自主的に四パートに
分かれ三パートは自主学習、一パートは教師のレッスンとと
もに完成度を深めたい。
《授業の到達目標》
クリスマス礼拝の「ハレルヤコーラス」の完成度高い賛美に
向け、パート別レッスンをし、合間に各専門の独習・鍵盤練
習・パート自主練習をしながら効果的合唱の楽しさを進めて
いく。又、実践による音楽の感性を育てアクション・シンキ
ング深める。キリスト教音楽の変遷と今日の音楽までを部分
的に鑑賞し、討論を交えながら楽しく音楽美学と芸術的感性
を育てる。
《成績評価の方法》
Ⅰ、授業での取り組み度とその人にとっての向上度。
Ⅱ、授業や鑑賞に関わるミニレポート。
Ⅲ、最も大切な出席率などを総合的に評価。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
オリエンテーションとデ
モンストレーション
声域調べ
《テキスト》
混声四部合唱 ニ長調の合唱パート譜
《参考図書》
《授業時間外学習》
日々の礼拝で賛美される賛美歌を紹介し、礼拝参加の奨励と
積極的な賛美となる独習の薦め。
《備考》
アクション:積極的に歌う意欲と行動 シンキング:美しく
発声しているか、ハーモニークか、貢献しているか 活きる
力:感性と自信をつけ、他パートを聴くゆとりを磨く
パート練習Ⅰ
学習内容など
本学クリスマス礼拝に向けての意義と学院全体での成功に対する覚悟の確認。
鑑賞と実践をバランス良く展開するためのオリエンテーション。
本人の希望と全体のバランスを考慮しソプラノ・アルト・テノール・バスのパート決
め。時間をかけ全体で響きを模索しながらパートを決めたい。
ハレルヤのユニゾンを徹底し音域挑戦(毎時)、ブレンド発声等の練習と鑑賞(ミニ鑑賞
は毎時行い感性を育て、集中力を高めたい)
各パートのレッスンと独習 日々の賛美歌 混声四部合唱でアーメン終止の練習
パート練習Ⅱ
各パートレッスンとダイナミックス練習 アーメン終止の自主パート発声
パート練習Ⅲ
パート練習Ⅳ
各パートレッスンと発声の工夫 アーメン終止をもとに平均律と純正調の違いを探
る
融け合う発声とピッチ
合唱Ⅰ
ハレルヤを通して初めてのハーモニー練習
合唱Ⅱ
ダイナミック練習のハーモニー 振り返り練習 アーメンハーモニー洗練
合唱Ⅲ
お互いを聴き合いながらハーモニー感覚を習得
吹奏楽と合わせるⅠ
パアノ伴奏から吹奏楽による伴奏で音とハーモニーの維持と響きを習得する
クリスマス礼拝リハⅡ
学院全体でのリハーサルをリードして積極的に模範となり賛美する
クリスマス礼拝本番
オルガン・吹奏楽・合唱でのクリスマス礼拝
鑑賞と反省
レポートと討論会 鑑賞
キリスト教に関する映画
音楽映画鑑賞を等してこの講座の締めくくりを考える
ユニゾン練習
《教養科目 基礎領域》
科目名
自然参入実習Ⅱ
担当者氏名
田中 俊明
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
自然離れが進み、自然への驚きや感動、生命の実感などの本
来人間に備わっている感覚が見失われつつある。この授業で
は、世界遺産、もののけ姫の森、縄文杉のある島などとして
知られる屋久島で実習を行なうことにより、こころとからだ
を解放し、生きていること実感し、内なる自然の力を目覚め
させることを目的とする。また、屋久島を通して自然環境に
ついて学ぶ。
《授業の到達目標》
(1)屋久島実習を通して、自然の中にいることの開放感や
充実感を体験的に理解する。
(2)宮之浦岳(屋久島最高峰にして九州最高峰)、または
黒味岳の登頂を目指す。
(3)屋久島での実体験を言葉にしてレポートにまとめるこ
とができる。
《テキスト》
なし。
《参考図書》
なし。
《授業時間外学習》
説明会(2回)、事前登山には必ず参加すること。今年は、宮
之浦岳の登頂を目指すので、事前登山で自分の力を確認する
ことが必須です。屋久島へ行く前に、各自の体力の確認と登
山の練習を行うこと。
《成績評価の方法》
説明会(2回)、事前登山、本実習への参加とレポート。
《備考》
定員20名(人数が多い場合は、申し込み順)。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
説明会①
テーマ
学習内容など
事前説明会(2回)、事前登山(1回)、屋久島本実習の全てに必ず参加。
説明会②
屋久島実習の第1回説明会(5月予定)
説明会③
屋久島実習の第2回説明会(7月予定)
説明会④
参加費は5万円前後を予定。
事前登山①
事前登山は、屋久島に行く人は全員参加です。
事前登山②
事前登山③
事前登山は6か7月のどこかの土曜か日曜を予定(第1回説明会で受講者の都合を聞いて
決定)。
日帰りで、北九州市の足立山(小倉)∼戸ノ上山(門司)まで縦走する。
屋久島実習①
屋久島実習の日程。9月中に予定。
屋久島実習②
屋久島実習1日目。バスと船で現地へ向かう。
屋久島実習③
屋久島実習2日目。屋久島低部域の自然に触れる。永田いなか浜、大川の滝など。
屋久島実習④
西部林道(亜熱帯・照葉樹林の森)の散策。野生のサルやシカの観察。
屋久島実習⑤
地元の住民の方の話を聴いて屋久島の自然について学ぶ。
屋久島実習⑥
屋久島実習3日目。屋久島上部域へ。宮之浦岳登頂を目指す。
屋久島実習⑦
屋久島実習4日目。屋久島を離れて船とバスで下関に帰る。
まとめ
まとめ。自然参入実習の学びを振り返る。
《共通専門科目 文化理解領域》
科目名
日本文学・文芸創作専攻入門
担当者氏名
安道 百合子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
日本文学・文芸創作専攻の学びの領域を知り、関心を持って
、基礎的学びの方法を習得するための授業。文学作品を読む
ということを体験的に学び、文学を読む喜びや、日本語・日
本文学研究の面白さにふれる。また言葉をつかった表現につ
いての基本的な学びをして創作の一歩を踏み出す。
《授業の到達目標》
①日本語・日本文学への関心を深める。
②日本文学研究に必要な基礎的知識を身につけ、文学レポー
トが書けるようになる。
③言葉による表現に関心を深めて、作品を創る。
《テキスト》
適宜指示し、あるいは授業内で配布する。
《参考図書》
授業時に、指示する。
《授業時間外学習》
授業であつかう作品を積極的に読むことを課す。
《成績評価の方法》
課題(レポート、作品など)。授業への参加。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授業の概要
読んでみよう!①
読んでみよう!②
文芸創作入門①
学習内容など
(安道)授業の概要説明。時代区分や研究領域について解説します。(矢本)実際に
いくつかの短い文章を読むことを通して読むための基本的な方法を学びます!
(矢本)①で学んだ方法を用いて、有名な昔話を読んでみましょう。昔話の意外な真
実が知れるかも!?
(矢本)①で学んだ方法を用いて、「ドラえもん」を読んでみましょう。「ドラえも
ん」って、そんなお話だったっけ!?
(矢本)有名な小説を取り上げて、どんなふうに読まれているかを紹介します。みな
さんの読み方と比べてみてください!
(矢本)引き続き、小説がどう読まれてきたかを紹介します。みなさんの読み方の足
元が揺さぶられるかも知れませんよ!
(渡辺玄英)創作にとって大切なこと。
文芸創作入門②
(渡辺玄英)言葉の向こう側にあるものを考える。小池昌代の詩。
文芸創作入門③
(渡辺玄英)言葉の関係を操ることで効果は生まれる。安西冬衛の詩。
文芸創作入門④
(渡辺玄英)制度になっている感動から離れること。挑戦する文学。
文芸創作入門⑤
(渡辺玄英)創作入門まとめ。講評。
古典文学研究入門①
(安道)千年前の作品をなぜ読めるのか。紀貫之と藤原定家。
古典文学研究入門②
(安道)国家プロジェクト『古今和歌集』が成し遂げたこと。
古典文学研究入門③
(安道)真実はどれだ。『蜻蛉日記』のある日の兼家と道綱母の応酬を伝える書物を
読み比べる。
(安道)引用ということ。引き歌表現と本歌取り。享受の営みにどうアプローチする
か。
(安道)文学研究の方法ふりかえり。
読んでみよう!③
小説の読み方①
小説の読み方②
古典文学研究入門④
まとめ
《共通専門科目 文化理解領域》
科目名
日本文学・文芸創作専攻入門
担当者氏名
安道 百合子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
他専攻の学生のための、日本文学・文芸創作専攻の学びの領
域を知り関心を持つための授業。文学作品を読むということ
を体験的に学び、文学を読む喜びや、日本語・日本文学研究
の面白さにふれる。また言葉をつかった表現についての基本
的な学びをして創作の一歩を踏み出す。
《授業の到達目標》
①日本語・日本文学への関心を深める。
②言葉による表現に関心を深めて、作品を創る。
③日本文学研究に必要な基礎的知識や、日本文学・文芸創作
専攻の開講科目の概要を知る。
《テキスト》
適宜指示し、あるいは授業内で配布する。
《参考図書》
授業時に、指示する。
《授業時間外学習》
授業であつかう作品を積極的に読むことを課す。
《成績評価の方法》
課題(レポート、作品など)。授業への参加。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授業の概要
読んでみよう!①
読んでみよう!②
文芸創作入門①
学習内容など
(安道)授業の概要説明。時代区分や研究領域について解説します。(矢本)実際に
いくつかの短い文章を読むことを通して読むための基本的な方法を学びます!
(矢本)①で学んだ方法を用いて、有名な昔話を読んでみましょう。昔話の意外な真
実が知れるかも!?
(矢本)①で学んだ方法を用いて、「ドラえもん」を読んでみましょう。「ドラえも
ん」って、そんなお話だったっけ!?
(矢本)有名な小説を取り上げて、どんなふうに読まれているかを紹介します。みな
さんの読み方と比べてみてください!
(矢本)引き続き、小説がどう読まれてきたかを紹介します。みなさんの読み方の足
元が揺さぶられるかも知れませんよ!
(渡辺玄英)創作にとって大切なこと。
文芸創作入門②
(渡辺玄英)言葉の向こう側にあるものを考える。小池昌代の詩。
文芸創作入門③
(渡辺玄英)言葉の関係を操ることで効果は生まれる。安西冬衛の詩。
文芸創作入門④
(渡辺玄英)制度になっている感動から離れること。挑戦する文学。
文芸創作入門⑤
(渡辺玄英)創作入門まとめ。講評。
古典文学研究入門①
(安道)千年前の作品をなぜ読めるのか。紀貫之と藤原定家。
古典文学研究入門②
(安道)国家プロジェクト『古今和歌集』が成し遂げたこと。
古典文学研究入門③
(安道)真実はどれだ。『蜻蛉日記』のある日の兼家と道綱母の応酬を伝える書物を
読み比べる。
(安道)引用ということ。引き歌表現と本歌取り。享受の営みにどうアプローチする
か。
(安道)文学研究の方法ふりかえり。
読んでみよう!③
小説の読み方①
小説の読み方②
古典文学研究入門④
まとめ
《共通専門科目 文化理解領域》
科目名
地域文化専攻入門
担当者氏名
倉本 昭
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
地域文化研究とは、特定のエリアを定め、そこに見られる文
化的事象を総合的に研究することである。その入門編として
、近代より古い時代の資料にじかに触れたり、日本史・美術
史・民俗学などの基礎知識を知っておくことが重要である。
人文学の豊穣なる知の世界の末端に触れることから、大学ら
しいガクモンのなんたるかを理解していこう。
《テキスト》
なし。
《参考図書》
適宜紹介する。
《授業の到達目標》
①本物の江戸時代の本に触れ、書誌データをとる。
②古美術の見方をおさえる。
③さまざまな文系分野の知をつなげて総合的理解に至る方法 の基本を身に着ける
《授業時間外学習》
授業で古書店や博物館・美術館、史蹟に触れる。休日を利用
して、一度、それらの場所を訪ねてみること。
《成績評価の方法》
受講態度と学期末のテストによる
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
地域文化研究とは
学習内容など
地域文化研究とは何か、またその意義は何かについて解説する。
日本の印刷の歴史1
日本の印刷の歴史2
古代の朝鮮、日本の奈良時代における活字印刷のめばえから説き起こし、中国で開発
された印刷術が日本に招来されるまでを解説する。
日本の近世初期における活字印刷と、木版印刷による出版物の普及までを解説する。
古典籍に触れる
日本の古典籍を扱う際の注意点について解説する。
古典籍の書誌データをと
る1
古典籍の書誌データをと
る2
古典籍の書誌データをと
る3
古典籍の書誌データをと
る4
地域文化研究のための図
書館ツアー
文化財鑑賞の基礎知識1
江戸時代版本の書誌データをとりながら、古典籍に関する知識を深める。
文化財鑑賞の基礎知識2
寺院建築の見方について解説する。
文化財鑑賞の基礎知識3
古画の見方について解説する。
文化財鑑賞の基礎知識4
庭園の見方について解説する。
古文書の解読
古文書解読の初歩。
学際的な地域文化研究に
向けて
文系分野の知識の総合により、地域活性化を図る方法について。
江戸時代版本の書誌データをとりながら、古典籍に関する知識を深める。
江戸時代版本の書誌データをとりながら、古典籍に関する知識を深める。
江戸時代版本の書誌データをとりながら、古典籍に関する知識を深める。
大学図書館で、地域文化研究に必要な文献を紹介する。
仏像の見方について解説する。
《共通専門科目 文化理解領域》
科目名
英語コミュニケーション専攻入門
担当者氏名
只木 徹
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
学生ひとりひとりのこれまでの英語との関わりを振り返り、
各人の英語に対する思いを共有し、自らの英語学習への課題
を発見する機会を提供する。さらに、英語を将来どのような
場面で用いるようになるのか、現代の英語の使用状況を示し
て自らの進路を考える機会を提供する。TOEICの試験結果を分
析し、得点の伸長を目指してその学習のサポートを行う。
《授業の到達目標》
・自己の英語能力を把握し、強み弱みを自覚して学習計画を
立て、それを実行することができるようになる。
・最新の英語学習理論を学び、自分の英語学習を客観的に振
り返ることができるようになる。
・現在英語が使用されている状況を知り、将来どのような場
面で英語を用いるのかを考え、英語学習と英語使用へのモー
チベーションを高める。
《成績評価の方法》
・学期末レポート(自己の英語能力、強み、課題、これから
の英語学習計画) 60%
・英語学習実績(学期中に行った英語学習の報告)40%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
指定のテキストはない。適宜ハンドアウトを配布する。
《参考図書》
Murphy, R. (2013) English Grammar in Use, 4th ed. CUP
《授業時間外学習》
・TOEIC学習(各自計画を立てて実行)
・他の英語関連科目の課題のマネジメント(多読、多聴、ラ
イティング、語彙学習などの配分や進捗状況を管理する)
《備考》
テーマ
イントロダクション
アイスブレイキング
TOEIC L & R 概略
学習内容など
英語コミュニケーション専攻の今後の学びと目標について
学生同士知り合い、学びの共同体を構築する
TOEICのListening and Reading Testについてのイントロダクション
TOEIC L & R 演習
TOEICのListening and Reading Testの導入演習
TOEIC S & W概略
TOEICのSpeaking and Writing Testについてのイントロダクション
TOEIC S & W 演習
TOEICのSpeaking and Writing Testについての導入演習
TOEIC L & R, S & W
Tests結果の分析
TOEIC 対策(1)
TOEIC L & R, S & W Testsの結果にもとづく分析と今後の学期内学習計画の立案
TOEIC 対策(2)
中間期授業アンケート
TOEIC 対策(3)
中間期授業アンケートFB
TOEIC 対策(4)
5月のTOEIC受験結果にもとづく対策授業 Readingに焦点を当てて
中間期の授業アンケート実施
5月のTOEIC受験結果にもとづく対策授業 Speakingに焦点を当てて
中間期の授業アンケートに対する教員からのフィードバック
5月のTOEIC受験結果にもとづく対策授業 Writingに焦点を当てて
TOEIC 対策(5)
5月のTOEIC受験結果にもとづく対策授業 Grammarに焦点を当てて
英語能力自己分析
英語学習歴を振り返り、自己の英語能力を分析する
英語学習計画立案
自己英語能力分析と第二言語習得理論にもとづく自己英語学習計画の立案
World Englishes
学期末授業アンケート
学期の学びの振り返り
授業アンケートFB
世界における英語の使用状況と自分の将来における英語使用の展望を考える
学期末の授業アンケートの実施
学期の学びの振り返り、自己英語能力分析、将来設計を発表しあい、シェアする
学期末の授業アンケート結果への教員からのFB
5月のTOEIC受験結果にもとづく対策授業 Listeningに焦点を当てて
《共通専門科目 文化理解領域》
科目名
英語コミュニケーション専攻入門
担当者氏名
只木 徹
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
学生ひとりひとりのこれまでの英語との関わりを振り返り、
各人の英語に対する思いを共有し、自らの英語学習への課題
を発見する機会を提供する。さらに、英語を将来どのような
場面で用いるようになるのか、現代の英語の使用状況を示し
て自らの進路を考える機会を提供する。TOEICの試験結果を分
析し、得点の伸長を目指してその学習のサポートを行う。
《授業の到達目標》
・自己の英語能力を把握し、強み弱みを自覚して学習計画を
立て、それを実行することができるようになる。
・最新の英語学習理論を学び、自分の英語学習を客観的に振
り返ることができるようになる。
・現在英語が使用されている状況を知り、将来どのような場
面で英語を用いるのかを考え、英語学習と英語使用へのモー
チベーションを高める。
《成績評価の方法》
・学期末レポート(自己の英語能力、強み、課題、これから
の英語学習計画) 60%
・英語学習実績(学期中に行った英語学習の報告)40%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
指定のテキストはない。適宜ハンドアウトを配布する。
《参考図書》
Murphy, R. (2013) English Grammar in Use, 4th ed. CUP
《授業時間外学習》
・TOEIC学習(各自計画を立てて実行)
・他の英語関連科目の課題のマネジメント(多読、多聴、ラ
イティング、語彙学習などの配分や進捗状況を管理する)
《備考》
テーマ
イントロダクション
アイスブレイキング
TOEIC L & R 概略
学習内容など
英語コミュニケーション専攻の今後の学びと目標について
学生同士知り合い、学びの共同体を構築する
TOEICのListening and Reading Testについてのイントロダクション
TOEIC L & R 演習
TOEICのListening and Reading Testの導入演習
TOEIC S & W概略
TOEICのSpeaking and Writing Testについてのイントロダクション
TOEIC S & W 演習
TOEICのSpeaking and Writing Testについての導入演習
TOEIC L & R, S & W
Tests結果の分析
TOEIC 対策(1)
TOEIC L & R, S & W Testsの結果にもとづく分析と今後の学期内学習計画の立案
TOEIC 対策(2)
中間期授業アンケート
TOEIC 対策(3)
中間期授業アンケートFB
TOEIC 対策(4)
中間期の授業アンケート実施
中間期の授業アンケートに対する教員からのフィードバック
TOEIC 対策(5)
英語能力自己分析
英語学習歴を振り返り、自己の英語能力を分析する
英語学習計画立案
自己英語能力分析と第二言語習得理論にもとづく自己英語学習計画の立案
World Englishes
学期末授業アンケート
学期の学びの振り返り
授業アンケートFB
世界における英語の使用状況と自分の将来における英語使用の展望を考える
学期末の授業アンケートの実施
学期の学びの振り返り、自己英語能力分析、将来設計を発表しあい、シェアする
学期末の授業アンケート結果への教員からのFB
《共通専門科目 文化理解領域》
科目名
国際ビジネスコミュニケーション専攻入門
担当者氏名
國本 康寿
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
この授業ではまず東アジアの国々が世界の成長センター(世
界の工場)と言われるようになった経緯について概説する。
次に日系企業が東アジアに進出する日系企業の現状・課題に
ついて事例を見ながら概説する。そして、東アジアが新たな
経済環境を迎えた中で、日系企業も新たな経営現地化と人材
育成に取り組みつつある状況を概説する。
《授業の到達目標》
①日本企業のグローバル化と東南アジアの重要性が理解でき
ること。
②日系企業が如何にして経営の現地化と人材育成を果たした
かを理解できること。
③東南アジアの潮流変化と日本企業の新たな挑戦が理解でき
ること。
《成績評価の方法》
定期試験:70%
学習レポート:30%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
日本企業のグローバル化
と東南アジアの重要性
東南アジアにおける日系
企業の現状と課題(1)
東南アジアにおける日系
企業の現状と課題(2)
先進各社の取り組みⅠ−
消費財事業
先進各社の取り組みⅡ−
生産財事業
経営現地化と人材育成の
障害と対応
タイ・ベトナムにおける
労務管理の特徴
東南アジアにおける新た
な展開(1)
東南アジアにおける新た
な展開(2)
東南アジアにおけるグロ
ーバル戦略の有効性
グローバルグループ経営
の構築(1)
グローバルグループ経営
の構築(2)
日本本社のグローバル化
の課題と挑戦(1)
日本本社のグローバル化
の課題と挑戦(2)
経営現地化と人材育成の
展望と提言
《テキスト》
一般財団法人海外投資情報財団[監修]、寺本義也、廣田泰夫
、高井透[著]『東南アジアにおける日系企業の現地法人マネ
ジメント現地の人材と本社のあり方』、中央経済社
《参考図書》
適宜紹介する。
《授業時間外学習》
学習レポートを授業の終わりに指示する。12回程度実施する
予定である。
《備考》
学習内容など
中国経済の失速、東南アジアの台頭、多様性の高い東南アジア、パラダイム転換を強
いられる日本企業
東南アジアへの進出が拡大、ストライキと労働争議、東南アジア事業戦略で重要性を
増す経営現地化
経営現地化の進展状況、グローバル人事制度導入の動き、賄賂・社内不正行為にかか
るリスク
キッコウマン、日立アプライアンス、川崎重工業、味の素、TOTO、トヨタ自動車
コマツ、宇部興産、三菱ガス化学、井英製鋼、KRB、富士通
アジアの人材を生かす、現地人材活用の課題、経営現地化のポイント
タイの労働市場の現状、ベトナムの労働市場の現状、タイ・ベトナムにおける労働管
理のポイント、賄賂・社内不正行為対策
成長センターとしての東南アジア
生産拠点としての東南アジア、市場としての東南アジア
グローバル戦略の効果、メタナショナル経営に向けて、新しい地域統括会社の役割
海外子会社の組織能力の活用
グループシナジーの創造、本社の新しい役割
グローバル化の進展と本社改革の遅れ、外国人スタッフを活かす仕組みの構築
日本人的人事システムの改革、多様性を活かす本社組織に向けて
2つのグローバル化という課題、グローバルな「知」の活用、現地化とイノベーション
の多様性、企業成長のためのグローバル化
《共通専門科目 文化理解領域》
科目名
国際ビジネスコミュニケーション専攻入門
担当者氏名
國本 康寿
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
東アジアの人々と交流する中で私たちが体験するカルチャー
ショックを如何に多文化として理解することができるかを東
アジアに進出した日系企業の現状と課題を通して、多文化理
解を意識していく。具体的にはベトナム、中国、タイに進出
した日系企業の現状と課題に注目する。
《授業の到達目標》
①日本の中小企業のグローバル化と東・東南アジアの重要性
が理解できること。
②日系の中小企業が如何にして経営の現地化と人材育成を果
たしたかを理解できること。
③東・東南アジアの潮流変化と日本の中小企業の新たな挑戦
が理解できること。
《成績評価の方法》
定期試験:70%
学習レポート:30%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
日本ではないことをしっ
かり理解する①
日本ではないことをしっ
かり理解する②
日本企業の良さを生かし
た人材マネジメント①
日本企業の良さを生かし
た人材マネジメント②
日本企業の良さを生かし
た人材マネジメント③
日本企業の良さを生かし
た人材マネジメント④
ポイントを押さえた人事
制度を構築する①
ポイントを押さえた人事
制度を構築する②
ポイントを押さえた人事
制度を構築する③
人事関連リスクを知り、
最小限に抑える①
人事関連リスクを知り、
最小限に抑える②
人事関連リスクを知り、
最小限に抑える③
現地法人に派遣する人材
で失敗しないために①
現地法人に派遣する人材
で失敗しないために①
現地法人に派遣する人材
で失敗しないために①
《テキスト》
島森俊央、吉岡利之『アジアへ進出する中堅・中小企業の「
失敗しない」人材活用術』公益財団法人日本生産性本部生産
性労働情報センター、2014年。
《参考図書》
適宜紹介する。
《授業時間外学習》
学習レポートを課題として授業終了時に指示する。
《備考》
学習内容など
OKY、会社・組織への愛着は期待しない、賃金に関して率直すぎるくらい率直
日々、想定していないことが起こる、違いを知れば対策が打てる、日本人の新入社員
の就業意識
中堅・中小企業は高賃金では勝負できない、日本企業は安定、安心、人材を育てるイ
メージ
福利厚生が「超」重要、日本式人材育成は有効
改善意識を醸成する、経営理念を浸透させる
中小企業は家族的な組織風土づくりをする、信頼できる人事マネージャーを採用・育
成する
人事制度構築の意義を考える
日本の制度をそのまま適用するのは難しい
人事制度策定時にはここに注意、職務、等級制度、昇格・昇進制度、評価基準
任せても放置しない、勤怠(手抜き)対策は必須、丁寧な説明
採用・解雇は慎重すぎるくらい慎重に
日常の関係性を良好にする
「外れた人材」では立ちいかない、海外派遣に向く人材・向かない人材
現地社長選抜についてのプラスα
海外派遣人材育成のサイクルを作る
《共通専門科目 文化理解領域》
科目名
東アジア言語文化専攻入門
担当者氏名
藤原 義嗣、馮 戦兵
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
専攻の学びを深めていくための入り口として、韓国・中国そ
れぞれの言語および文化に関する代表的な特徴などの情報に
触れさせ、日本と比較しながら対象地域に対する知識を考察
する力を養っていく。6つ(言葉と文字、伝統文化、現代文化
、教育、社会問題、対日交流など)の共通テーマに沿って韓
国および中国担当の教員が交替で授業を実施する。
《授業の到達目標》
① 韓国・中国の言語および文化に関する代表的な特徴などに
ついて事例を挙げながら紹介できる。
② 韓国・中国に対する知識を日本と比較しながら考察するこ
とができる。
③ 専攻の学びへのしっかりとした動機づけができている。
《成績評価の方法》
① 毎時間のレスポンスシート 50%
② おさらいプレゼン大会 30%
③ 期末レポート:今後の学習・研究計画 20%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
ガイダンス
韓国の言葉と文字
中国の言葉と文字
韓国の伝統文化
中国の伝統文化
韓国の現代文化
中国の現代文化
韓国の教育
中国の教育
韓国の社会問題
中国の社会問題
韓国の対日交流
中国の対日交流
おさらいプレゼン大会1
おさらいプレゼン大会2
《テキスト》
適宜プリント等を配布する。
《参考図書》
《授業時間外学習》
予習として、次回のテーマとなっている関連する内容につい
て、現在・過去の新聞記事等をネット検索し、目を通してお
いてください。
《備考》
学習内容など
東アジア言語文化専攻の4年間の学びについて紹介し、この授業のねらい、授業方法等
についてガイダンスを実施する。
日本や韓国のメディアが取り上げた韓国の言葉や文字に関する記事などに触れ、それ
についての感想や意見を交換する。
日本や中国のメディアが取り上げた中国の言葉や文字に関する記事などに触れ、それ
についての感想や意見を交換する。
日本や韓国のメディアが取り上げた韓国の伝統文化に関する記事などに触れ、それに
ついての感想や意見を交換する。
日本や中国のメディアが取り上げた中国の伝統文化に関する記事などに触れ、それに
ついての感想や意見を交換する。
日本や韓国のメディアが取り上げた韓国の現代文化に関する記事などに触れ、それに
ついての感想や意見を交換する。
日本や中国のメディアが取り上げた中国の伝統文化に関する記事などに触れ、それに
ついての感想や意見を交換する。
日本や韓国のメディアが取り上げた韓国の教育に関する記事などに触れ、それについ
ての感想や意見を交換する。
日本や中国のメディアが取り上げた中国の教育に関する記事などに触れ、それについ
ての感想や意見を交換する。
日本や韓国のメディアが取り上げた韓国の社会問題に関する記事などに触れ、それに
ついての感想や意見を交換する。
日本や中国のメディアが取り上げた中国の社会問題に関する記事などに触れ、それに
ついての感想や意見を交換する。
日本や韓国のメディアが取り上げた韓国の対日交流に関する記事などに触れ、それに
ついての感想や意見を交換する。
日本や中国のメディアが取り上げた中国の対日交流に関する記事などに触れ、それに
ついての感想や意見を交換する。
1学期間の学びを通して得た韓国・中国に関する知識と日本と比較して考察した内容に
ついて総括し、パワーポイントでプレゼンを行う。
1学期間の学びを通して得た韓国・中国に関する知識と日本と比較して考察した内容に
ついて総括し、パワーポイントでプレゼンを行う。
《共通専門科目 文化理解領域》
科目名
日本の文学
担当者氏名
浅野 洋
授業方法
講義
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
「日本の文学」とひとくちに言っても、日本語で書かれた文
学、また日本を舞台とする文学、あるいは日本人を主人公と
する文学、といったふうにさまざまな意味にとれます。そう
した意味を意識しつつ、「日本の文学」と<非日本文学>の
差異を具体的な作品を読みながら考えてみようと思う。
《授業の到達目標》
①日本文学が世界文学の一翼であるというクローバル感覚を
体得する。
②日本文学と非日本文学の差異と共通性から分析力を高める
。
③伝統の根深さと危うさとから複眼的思考を深める。
《テキスト》
プリントを用意する
《参考図書》
講義の中で指示
《授業時間外学習》
多くの文学作品を読む
《成績評価の方法》
ふだんの受講態度(集積状況)とレポート
《備考》
特になし
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
イタリアにおける「羅生
門」①
イタリアにおける「羅生
門」②
「羅生門」のさまざまな
切り口①
「羅生門」のさまざまな
切り口②
G.ダヌンツィオと芥川
龍之介
「舞姫」とベルリン①
学習内容など
ローマ大学での講義体験を軸に
ローマ大学での講義体験を軸に
プロットとストーリィ/水平軸と垂直軸
改稿/財源とパン種/舞台や時代の飛躍
青年期の傾斜と後年の作品
舞台である都市ベルリンとテキスト
「舞姫」とベルリン②
作者鷗外と都市ベルリン
「舞姫」の旅と鷗外の旅
太田豊太郎と森林太郎の旅(還東日乗)
「長谷川辰之助」と回想
の旅
「吾輩は猫である」中編
序と子規
「吾輩は猫である」が示
唆する問題
川端康成と日本文学①
鷗外後年のエッセイから
川端康成と日本文学②
「伊豆の踊り子」や「雪国」をめぐって
川端康成と日本文学③
「美しい日本」の周辺
まとめ
日本文学の<伝統>とは?
漱石と留学と書簡とから
転位/偏差/転倒など
「眠れぬ美女」をめぐって
1年・前期
《共通専門科目 文化理解領域》
科目名
世界の文学
担当者氏名
倉本 昭、堤 千佳子、金井 典子、阿部 泰記
授業方法
講義
単位・必選
2・必修
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
グローバル時代に不可欠なのは、交流の深い国々の文化を理
解することである。欧米・アジアで作られ、時代を超えて評
価される文学には、その国の歴史と風土、そして国民の精神
が反映し、異文化理解には格好の材料となる。本授業では、
現代人にアピールしうる名作をとりあげ、そこに描かれた作
家の思想や人間観・社会観などをわかりやすく解説する。授
業をきっかけに無限の魅力をもつ世界文学の世界に旅立って
ほしい。
《授業の到達目標》
①海外の文学を通じて、異文化への関心を高め、多様な価値
観を理解する力を養う。
②海外の文学を通じて、鋭い社会観・ヒューマニスティック
な人間観をつちかう。
③海外の文学を通じて、言語感覚と芸術的センスを高める。
《テキスト》
和訳を中心として、プリントにて配布する。
《参考図書》
適時紹介する。
《授業時間外学習》
授業でとりあげた作品は、現代世界でも、一般教養の材とし
て重視されるものなので、必ず手に入れて読むことを勧める
。
《成績評価の方法》
受講態度と、適時に課すレポートによる。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
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7
8
9
10
11
12
13
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15
テーマ
『神曲』地獄篇のグロテ
スク
アジアの地獄・西洋の地
獄
砂男がくるぞ!
学習内容など
世界文学の金字塔といわれるダンテの詩から、キリスト教社会の地獄観を理解する。
自動人形・ロボット・人
造人間
クリスマスにはネズミを
殺せ
踊る!世界文学
『砂男』に出る自動人形コッペリアを中心とした、ロボットの文学史。
仏教説話や日本神話に描かれる地獄のさまを、ダンテの作品と比較する。
ロマン派の作家・ホフマンの最高傑作短編を、オカルトというキーワードで読む。
『くるみ割り人形とハツカネズミの王様』に秘められたキリスト教的寓意を解く。
『黒猫』はどっちだ?
バレエ『くるみ割り人形』の最先端演出に触れ、ファンタジーについて理解を深める
。
E.A.ポーの代表作『黒猫』の謎解き。
推理小説の始まり
E.A.ポー代表作品の謎解き。『モルグ街の殺人』などをとりあげる。
ロスト・ジェネレーショ
ン
ヘミングウェイについて
第一次世界大戦後のアメリカ文学黄金期について語る。
ディズニー・アニメⅠ
文学を題材にした、ウォルト・ディズニー製作アニメの戦略とは何か?
ディズニー・アニメⅡ
ディズニー・アニメにとりあげられた「おとぎ話」の変貌について語る。
シェイクスピア『ハムレ
ット』
シェイクスピア『ロミオ
とジュリエット』
人間の生き方一般の伯夷
・叔斉
作品の概要を知り、有名なセリフを取り上げ、ハムレットの抱えた悩みについて考え
る。
作品の概要を知り、有名なセリフ取り上げながら、ふたりの恋に悲劇がもたらされた
要因について考える。
『史記』に描かれた中国の古代人について考える。
『インディアン集落』に読み込まれたものとは?
《共通専門科目 文化理解領域》
科目名
関門学
担当者氏名
倉本 昭
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
関門学とは海峡を挟んで向かい合う二都市圏を対象とし、そ
こに見られる文化事象を文学・歴史学などを総合した学際的
視野から調査・分析する学問をいう。その関門学の入門とし
て古代から幕末までの地域史を概観。
《授業の到達目標》
①関門地域が日本史の中でいかなる意義を持つかを理解する
。②関門地域の魅力を国際的視野の中で認識する。
③関門地域の魅力を国内外に発信するための基礎知識を身に
つ ける。
《テキスト》
なし
《参考図書》
下関市史
《授業時間外学習》
授業を通じ、関門地域に関心を持ってほしい。授業で紹介し
た歴史的事件の舞台には、ぜひ休日を利用して足を運ばれた
い。漫然と歩く中でも、ふとした瞬間に胸にせまるロマンと
美しさを感じてほしい。
《成績評価の方法》
受講態度と学期末のテストによって評価する。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
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15
テーマ
関門学とは何か
学習内容など
関門学がどういう学問なのかをわかりやすく解説する
土井ケ浜の人骨
豊北町の人類学ミュージアムに展示される人骨にまつわるロマン
古代の関門地域(1)
綾羅木・梶栗周辺の古代遺跡発見と、その保存に至るまでのエピソード
古代の関門地域(2)
下関・北九州の古代律令制下の世界
海の一族・平家(1)
平家隆盛までのエピソード
海の一族・平家(2)
壇の浦の合戦について解説する
平家伝説(1)
関門地域に残る平家伝説の解説
平家伝説(2)
関門地域に残る平家伝説の解説
秀吉と関門地域
大河ドラマでも取り上げられるた豊臣秀吉の関門地域における活躍
巌流島の決闘(1)
春のドラマスペシャルで取り上げられた武蔵と小次郎の決闘概説
巌流島の決闘(2)
吉川英治が描いた巌流島の決闘について
巌流島の決闘(3)
村上元三らが描いた巌流島の決闘について
攘夷運動
来年の大河ドラマの背景となる長州における攘夷運動について
高杉晋作散る
下関で最高の英雄とされる高杉晋作の生涯
坂本龍馬まかり通る
龍馬の画策した薩長連合と、小倉戦争の顛末
《共通専門科目 文化理解領域》
科目名
楷書法Ⅰ
担当者氏名
松田 政道
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
古典名跡の鑑賞と臨書を通して、楷書の基本的な用筆法を修
得する。特に初唐の完成された楷書の典型から、均整のとれ
た文字の字形を身に付ける。多様な楷書の学習がより多様な
美を容認できるようにつとめる。書学習は絶えず自分らしく
創造できる力を養うため、初期の段階で <自家用印>の制作
とその活用に努める。
《授業の到達目標》
①文房四寶の刷新と研究成果への理解②多様な字形の容認と
用筆法の習得③創作意欲を高める④古典名跡の鑑賞により、
感じたことを自分の言葉で表現できるように努力する。
《成績評価の方法》
毎時の作品作りと添削物の整理。自分の言葉で感じたことを
表現する力。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
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11
12
13
14
15
《テキスト》
自主制作プリント
《参考図書》
授業中に提示
《授業時間外学習》
臨書等の課題を長期休業中に制作
《備考》
テーマ
書について
学習内容など
書写と書道との違い。文房四寶の知識。書についての文を書く。
自家印の制作1
印史とその鑑賞。印稿づくり。
自家印の制作2
撃辺法を考える。朱文印と白文印。
自家印の制作3
五分・八分・三分印の完成とその他の遊印制作。
楷書史
楷書史。造像記と字形の整備、筆管の傾き、運筆の速度。
素直で明快な運筆
素直で明快な運筆=高貞碑の臨書。終筆部分の書法。
右肩上がりの楷書
極度な右肩上がりの字形のまとめ方=張猛龍碑の臨書
基本点画
基本点画の点検=九成宮醴泉銘の臨書及び背勢の原理
スマートさの強調
スマートさの強調=皇甫誕碑の臨書の工夫点。画仙紙の使用法。
運筆の速度
運筆の速度とは。上品=孔子廟堂碑の臨書。右発展の字形。
離紙三分
離紙三分=上下動。搾り取る力。古法の読解=雁塔聖教序の臨書
四角な字形
四角な字形とは。猛法師碑の臨書。隷意の解釈。
筆の開閉
鋒先の大胆な開閉=建中帖の臨書。蔵鋒と燕尾の活用。
作品制作
既習の楷書法による創作作品作り
折帖にまとめる
折帖に配付プリントを貼り付けて、中筆で臨書する。
1年・前期
《共通専門科目 文化理解領域》
科目名
楷書法Ⅱ
担当者氏名
松田 政道
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
未完成な楷書群を古い時代に遡って学習し、新しい見方で楷
書作品作りに努める。また、多字数を一気に書くことにより
、忍耐と持続する熱意の大切さを知ることができる。そのう
え多様な美を容認し、作品に対する鑑賞力を向上させること
ができる。
《テキスト》
自主制作プリント
《参考図書》
授業中に提示
《授業の到達目標》
①多様な美を素直に受け入れる。
②用と美とを兼ね備えることにより、楷書を現代に活用する
。
③日本人の楷書作品に触れ、現代の書について考える。
《授業時間外学習》
長期休業中等に作品制作の課題
《成績評価の方法》
毎時の提出物の整理。作品の鑑賞=自分の言葉で感じたこと
を表現する力。創作する意欲。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
楷書の原始形を探る
楷書の原始形=薦季直表の臨書
学習内容など
隷書から楷書へ
隷書から楷書への造字法を考える。=爨寶子碑の臨書
雄大なうねり
雄大なうねりの解釈=鄭羲下碑の臨書。転折法と払法
臨書の態度
臨書の態度を考える=藩存の臨書
光明皇后の臨書
王羲之の楽毅論と光明皇后の臨書との比較
空画を見つける
良寛の楷書から繊細な変化と空画を解釈する。
楷書の学習方法
学習方法と評論家の意見を読む。
2×8尺に書こう
50字程度を2×8尺の大判画箋紙へ臨書する。
作品を書く
漢詩、四字熟語等の楷書作品の制作
魏晋時代の楷書
魏晋時代の古い楷書を比較検討する。
75×75に書こう
75×75へ大書する
原寸大に書く
原寸で古典の再現に努める
集字作品を書く
書きたい名句を古典名跡より集字して作品化する
造字しよう
造字=新しい文字の創造
折帖整理
配付プリントの整理と復習
1年・後期
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
日本語中級Ⅰ
担当者氏名
平田 歩
授業方法
演習
単位・必選
4・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
様々な場面での会話や文章を通して日本の社会や文化への理
解を深める。特にN2レベルの文法を定着させることを目標に
授業を行うが、カタカナの語彙や漢字なども積極的に取り入
れる。
《授業の到達目標》
①様々なテーマの文章に親しみ、そこから新しい語彙や表現
を習得することができる。
②日本の社会・文化に対して幅広い関心を持ち理解を深める
ことができる。
③N2レベルの日本語能力を総合的につけることができる。
《テキスト》
『TRY! 日本語能力試験 N2』アスク
《参考図書》
『分野別カタカナ語彙トレーニング 中上級』スリーエーネ
ットワーク
《授業時間外学習》
未習語彙の予習。既習文法事項の復習。小テストを行う。
《成績評価の方法》
期末試験60%、小テスト30%、授業への参加度10%
《備考》
テキストを購入し授業に臨むここと。コピーは不可。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
お知らせを読む①
スタッフ募集のお知らせ
学習内容など
お知らせを読む②
スタッフ募集のお知らせ まとめの問題
スピーチをする①
小テスト 転任のあいさつ(1)
スピーチをする②
転任のあいさつ(2)まとめの問題
説明を聞く①
小テスト ホテルの仕事
説明を聞く②
ホテルの仕事 まとめの問題
ニュースを聞く①
小テスト 台風情報
ニュースを聞く②
台風情報 まとめの問題
友達同士の会話①
小テスト 就職活動(1)
友達同士の会話②
就職活動(2) まとめの問題
友達同士の会話③
小テスト 苦労した5年間(1)
友達同士の会話④
苦労した5年間(2)まとめの問題
論説文を読む①
小テスト オオカミの生態系(1)
論説文を読む②
オオカミの生態系(2)
まとめ
半期の振り返りと反省
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
日本語中級Ⅰ
担当者氏名
入江 千治
授業方法
演習
単位・必選
4・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
この授業では、日本語文法の基礎を強化するため、大学入学
以前に学んだ文法を復習し、応用力をつけるための練習を徹
底的に行う。
《テキスト》
・TRY!日本語能力試験N4文法から伸ばす日本語[改訂版](ア
スク)
《参考図書》
《授業の到達目標》
・大学入学以前に学んだ日本語文法を振り返り、理解を深め
、運用できるようになる。
・それぞれの場面に応じて、自分自身の意図が伝えられるよ
うになる。
・日本語能力試験対策として、N4∼N3レベルの文法力を身に
つけるとともに、試験問題を解くことに慣れる。
《成績評価の方法》
平常点(出席・授業態度・宿題提出・小テスト)40%+期末試
験60%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《授業時間外学習》
・授業では、毎週小テストを行うので、必ず復習しておくこ
と。
・宿題は期日までに必ず提出すること。
《備考》
・「TRY!日本語能力試験N4文法から伸ばす日本語[改訂版]
」を購入しておくこと。
テーマ
授業について
授業についての説明/アンケート他
学習内容など
日本語文法
テキスト
日本語文法
小テスト+テキスト
日本語文法
小テスト+テキスト
日本語文法
小テスト+テキスト
日本語文法
小テスト+テキスト
日本語文法
小テスト+テキスト
日本語文法
小テスト+テキスト
日本語文法
小テスト+テキスト
日本語文法
小テスト+テキスト
日本語文法
小テスト+テキスト
日本語文法
小テスト+テキスト
日本語文法
小テスト+テキスト
日本語文法
小テスト+テキスト
日本語文法
総復習
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
日本語中級Ⅱ
担当者氏名
入江 千治
授業方法
演習
単位・必選
4・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
この授業では、基礎的な語彙力と表現力を身につける学習を
行う。語彙の学習では漢字に力を入れ、書き方や読み方、意
味をしっかりと学ぶ。また、読解と作文の学習も同時に行い
、日本語の表現力を上げていく。
《授業の到達目標》
・正しい日本語の文字(漢字)の表記を覚え、使えるようにな
る。
・テーマに応じて、自分の言いたいことがうまく表現できる
ようになる。
・日本語能力試験N3レベルの語彙力を身につけ、テーマに応
じた文章が読めるようになる。
《成績評価の方法》
平常点(出席・授業態度・宿題・小テスト)40%+期末試験60
%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
・日本語総まとめN3読解(アスク)
・どんどんつながる漢字練習帳(初級)(アルク)
《参考図書》
・みんなの日本語初級やさしい作文(スリーエーネットワーク
)
・らくらく日本語ライティング(初級後半∼中級)(アルク)
《授業時間外学習》
・授業では毎週漢字の小テストを行う。授業後、必ず復習し
ておくこと。
・宿題は期限までに必ず提出すること。
《備考》
※授業では、毎回コピー資料を配布する。それらの資料をま
とめるためのファイルを準備しておくこと。
テーマ
授業について
授業についての説明/作文
学習内容など
語彙+読解
漢字+読解
語彙+作文
小テスト+語彙+作文
語彙+読解
小テスト+語彙+読解
語彙+作文
小テスト+語彙+作文
語彙+読解
小テスト+語彙+読解
語彙+作文
小テスト+語彙+作文
語彙+読解
小テスト+語彙+読解
語彙+作文
小テスト+語彙+作文
語彙+読解
小テスト+語彙+読解
語彙+作文
小テスト+語彙+作文
語彙+読解
小テスト+語彙+読解
語彙+作文
小テスト+語彙+作文
語彙+読解
小テスト+語彙+読解
復習
総復習
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
日本語中級Ⅱ
担当者氏名
宝川 明子
授業方法
演習
単位・必選
4・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
初級から中級、さらに上級への橋渡しを目的としています。
まとまった内容の文章を読み書きし、より複雑な文章の構造
を理解します。まとまった内容の文で会話し、文章を書く練
習をします。
《授業の到達目標》
・日常身近に体験する出来事や社会的な話題について、自分
の考えが理由と共に説明できる。
・異なる意見や考えを持つ相手とも、情報や意見の交換がで
きる。
・発話意図、場面等に合わせて、適切に表現を使い分けられ
る
《成績評価の方法》
授業態度(積極性)30%
宿題提出・予習30%
期末テスト40%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
第1課 まなぶ
第2課 みつける
第2課 みつける
第3課 たべる
第4課 たとえる
第4課 たとえる
第5課 あきれる
第6課 つたえる
第6課 つたえる
第7課 かざる
第8課 おもいこむ
第8課 おもいこむ
第9課 まもる
第10課 なれる
第10課 なれる
《テキスト》
テーマ別 中級から学ぶ日本語 松田浩志 亀田美保
テーマ別 中級から学ぶ日本語ワークブック 松田浩志
亀田美保 研究社
《参考図書》
《授業時間外学習》
新しい言葉(予習)
使いましょう(宿題)
練習しましょう(宿題)
作文(宿題)
《備考》
学習内容など
漢字 新しい言葉 使いましょう(口頭) いっしょに考えましょう 使いましょう 読みましょう 答えましょう まとめましょう
聞きましょうA・B 読んでみましょう 練習しましょう 作文
漢字 新しい言葉 使いましょう(口頭) いっしょに考えましょう
使いましょう 読みましょう 答えましょう まとめましょう 聞きましょうA・B 読んでみましょう 練習しましょう 話しましょう
漢字 新しい言葉 使いましょう(口頭) いっしょに考えましょう 使いましょう 読みましょう 答えましょう まとめましょう
聞きましょうA・B 読んでみましょう 練習しましょう 作文
漢字 新しい言葉 使いましょう(口頭) いっしょに考えましょう
使いましょう 読みましょう 答えましょう まとめましょう 聞きましょうA・B 読んでみましょう 練習しましょう 作文
漢字 新しい言葉 使いましょう(口頭) いっしょに考えましょう
使いましょう 読みましょう 答えましょう まとめましょう
聞きましょうA・B 読んでみましょう 練習しましょう 作文
漢字 新しい言葉 使いましょう(口頭) いっしょに考えましょう
使いましょう 読みましょう 答えましょう まとめましょう 聞きましょうA・B 読んでみましょう 練習しましょう 作文
漢字 新しい言葉 使いましょう(口頭) いっしょに考えましょう 使いましょう 読みましょう 答えましょう まとめましょう
聞きましょうA・B 読んでみましょう 練習しましょう 作文7
漢字 新しい言葉 使いましょう(口頭) いっしょに考えましょう
使いましょう読みましょう 答えましょう まとめましょう 聞きましょうA・B 読んでみましょう 練習しましょう 作文
漢字 新しい言葉 使いましょう(口頭) いっしょに考えましょう 使いましょう 読みましょう 答えましょう まとめましょう
聞きましょうA・B 読んでみましょう 練習しましょう 作文
漢字 新しい言葉 使いましょう(口頭) いっしょに考えましょう
使いましょう 読みましょう 答えましょう まとめましょう 聞きましょうA・B 読んでみましょう 練習しましょう 作文
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
日本語中上級Ⅰ
担当者氏名
平田 歩
授業方法
演習
単位・必選
4・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
前期に引き続きエッセーや社説などの読解、様々な場面での
会話を通して日本の社会や文化への理解を深める。N2レベル
からN1レベルへの橋渡しができるような授業を行う。文法を
定着させることを目標に授業を行うが、カタカナの語彙や漢
字なども積極的に取り入れる。日本語能力試験対策も行う。
《授業の到達目標》
①日本語の待遇表現を理解し使うことができる。
②エッセイ、論説文など様々な種類の文章を読み理解するこ
とができる。
③時事問題について説明したり、意見を言うことができる。
《テキスト》
『TRY! 日本語能力試験 N2』アスク
《参考図書》
『分野別カタカナ語彙トレーニング 中上級』スリーエーネ
ットワーク
『中上級者のための速読の日本語』The Japan Times
《授業時間外学習》
未習語彙の予習。既習文法事項の復習。小テストを行う。
《成績評価の方法》
期末試験60%、小テスト30%、授業への参加度10%
《備考》
テキストを購入し授業に臨むここと。コピーは不可。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
ビジネス場面での会話
取り引き先で
学習内容など
友達同士の会話①
小テスト 食べ放題(1)
友達同士の会話②
食べ放題(2) まとめの問題
エッセーを読む①
小テスト 満員電車(1)
エッセーを読む②
満員電車(2)まとめの問題
記事を読む
小テスト ラーメンの紹介 まとめの問題
ビジネス場面の会話①
小テスト ウォーキングシューズの開発(1)
ビジネス場面の会話②
ウォーキングシューズの開発(2)まとめの問題
ストーリーを読む①
小テスト 人生の転機(1)
ストーリーを読む②
人生の転機(2)まとめの問題
社説を読む
小テスト オリンピックの開催について まとめの問題
速読①
カタカナの多い文章を読む①
速読②
カタカナの多い文章を読む②
速読③
自分の知りたい情報をはやく見つける
まとめ
半期の振り返りと反省
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
日本語中上級Ⅰ
担当者氏名
入江 千治
授業方法
演習
単位・必選
4・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
この授業では、前期に「日本語中級Ⅰ」での学習をふまえ、
さらにレベルの高い日本語文法を学ぶ。前期に振り返った初
級レベルの文法を基礎に、初中級・中級レベルの文法を学び
、習得することを目指す。
《授業の到達目標》
・今までに学んだ文法を振り返り、理解を深め運用できるよ
うに案る。
・場面に応じて、自分自身の意図が伝えられるようになる。
・日本語能力試験の受験対策として、N3∼N2レベルの文法力
を身につけ、試験問題を解くことに慣れる。
《成績評価の方法》
平常点(出席・授業態度・宿題・小テスト)40%+期末試験60
%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
TRY!日本語能力試験N3文法から伸ばす日本語〔改訂版〕(アス
ク)
《参考図書》
《授業時間外学習》
・毎週小テストを行う。そのため、必ず復習しておくこと。
・宿題は期限までに必ず提出すること。
《備考》
※「TRY!日本語能力試験N3文法から伸ばす日本語〔改訂版〕(
アスク)」を購入しておくこと。
テーマ
授業について
授業についての説明/文法
学習内容など
文法
テキスト
文法
小テスト+テキスト
文法
小テスト+テキスト
文法
小テスト+テキスト
文法
小テスト+テキスト
文法
小テスト+テキスト
文法
小テスト+テキスト
文法
小テスト+テキスト
文法
小テスト+テキスト
文法
小テスト+テキスト
文法
小テスト+テキスト
文法
小テスト+テキスト
文法
小テスト+テキスト
文法
総復習
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
日本語中上級Ⅱ
担当者氏名
入江 千治
授業方法
演習
単位・必選
4・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
この授業では、前期の「日本語中級Ⅱ」に引き続き、語彙(
漢字)と表現の習得に力を入れていく。 前期よりも高度な語
彙(漢字)と表現(読解・作文)の学習を行うことで、総合的な
日本語能力をさらに向上させることを目指す。
《授業の到達目標》
・正しい日本語の文字(漢字)を覚え、使えるようになる。
・テーマに応じて、自分の言いたいことがうまく表現できる
ようになる。
・N3∼2レベルの語彙力を身につけ、テーマに応じた文章が読
めるようになる。
《成績評価の方法》
平常点(出席・授業態度・宿題・小テスト)40%+期末試験60
%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
・日本語総まとめN3読解(アスク)
・どんどんつながる漢字練習帳(初級)(アルク)
《参考図書》
・みんなの日本語初級やさしい作文(スリーエーネットワーク
)
・らくらく日本語ライティング(初級後半∼中級)(アルク)
《授業時間外学習》
・授業では毎週漢字の小テストを行う。授業後、必ず復習し
ておくこと。
・宿題は期限までに必ず提出すること。
《備考》
※授業では、毎回コピー資料を配布する。それらの資料をま
とめるためのファイルを準備しておくこと。
テーマ
授業について
授業についての説明/作文
学習内容など
語彙+読解
漢字+読解
語彙+作文
小テスト+語彙+作文
語彙+読解
小テスト+語彙+読解
語彙+作文
小テスト+語彙+作文
語彙+読解
小テスト+語彙+読解
語彙+作文
小テスト+語彙+作文
語彙+読解
小テスト+語彙+読解
語彙+作文
小テスト+語彙+作文
語彙+読解
小テスト+語彙+読解
語彙+作文
小テスト+語彙+作文
語彙+読解
小テスト+語彙+読解
語彙+作文
小テスト+語彙+作文
語彙+読解
小テスト+語彙+読解
復習
総復習
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
日本語中上級Ⅱ
担当者氏名
宝川 明子
授業方法
演習
単位・必選
4・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
初級から中級、さらに上級への橋渡しを目的としています。
まとまった内容の文章を読み書きし、より複雑な文章の構造
を理解します。まとまった内容の文で会話し、文章を書く練
習をします。
《授業の到達目標》
・日常身近に体験する出来事や社会的な話題について、自分
の考えが理由と共に説明できる。
・異なる意見や考えを持つ相手とも、情報や意見の交換がで
きる。
・発話意図、場面等に合わせて、適切に表現を使い分けられ
る
《成績評価の方法》
授業態度(積極性)30%
予習・宿題 30%
期末試験 40%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
第11課 つながる
第11課 つながる
第12課 わける
第12課 わける
第13課 おもいだす
第13課 おもいだす
第14課 みなおす
第14課 みなおす
第15課 ふれあう
第15課 ふれあう
第16課 うたう
第16課 うたう
第17課 なおす
第17課 なおす
第18課 はなれる
第18課 はなれる
第19課 かなえる
第19課 かなえる
第20課 ものづくり
第20課 ものづくり
《テキスト》
テーマ別 中級から学ぶ日本語(松田浩志 亀田美保)研究
社テーマ別 中級から学ぶ日本語ワークブック(松田浩志
亀田美保)研究社
《参考図書》
《授業時間外学習》
「新しい言葉」予習
「使いましょう」練習 宿題
「練習しましょう」宿題
「作文」 宿題
《備考》
学習内容など
漢字を練習しましょう 新しい言葉 一緒に考えましょう 使いましょう(口頭)
使いましょう 読みましょう 答えましょう まとめましょう
聞きましょうA・B 読んでみましょう 練習しましょう 作文
漢字を練習しましょう 新しい言葉 一緒に考えましょう 使いましょう(口頭)
使いましょう 読みましょう 答えましょう まとめましょう
聞きましょうA・B 読んでみましょう 練習しましょう 作文
漢字を練習しましょう 新しい言葉 いっしょに考えましょう 使いましょう(口頭
)使いましょう 読みましょう 答えましょう まとめましょう
聞きましょうA・B 読んでみましょう 練習しましょう 作文 漢字を練習しましょう 新しい言葉 いっしょに考えましょう 使いましょう(口頭
)
使いましょう 読みましょう 答えましょう まとめましょう
聞きましょうA・B 読んでみましょう 練習しましょう 作文
漢字を練習しましょう 新しい言葉 いっしょに考えましょう 使いましょう(口頭
)使いましょう 読みましょう 答えましょう まとめましょう
聞きましょうA・B 読んでみましょう 練習しましょう 作文
漢字を練習しましょう 新しい言葉 いっしょに考えましょう 使いましょう(口頭
)
使いましょう 読みましょう 答えましょう まとめましょう
聞きましょうA・B 読んでみましょう 練習しましょう 作文
漢字を練習しましょう 新しい言葉 いっしょに考えましょう 使いましょう(口頭
)
使いましょう 読みましょう 答えましょう まとめましょう
聞きましょうA・B 読んでみましょう 練習しましょう 作文
漢字を練習しましょう 新しい言葉 いっしょに考えう
使いましょう 読みましょう 答えましょう まとめましょう
聞きましょうA・B 読んでみましょう 練習しましょう 作文
漢字を練習しましょう 新しい言葉 いっしょに考えましょう 使いましょう(口頭
)使いましょう 読みましょう 答えましょう まとめましょう
聞きましょうA・B 読んでみましょう 練習しましょう 作文
漢字を練習しましょう 新しい言葉 いっしょに考えましょう 使いましょう(口頭
)
使いましょう 読みましょう 答えましょう まとめましょう
聞きましょうA・B 読んでみましょう 練習しましょう 作文
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
Drama ProductionⅠ
担当者氏名
李 寛順
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
7月に行われるインターナショナルディーで披露する演劇の企
画、製作、発表をする。全ての準備過程を通じて参加する学
生たちが韓国語・韓国文化をより深く理解していく。
《テキスト》
プリント配布
《参考図書》
今までのインターナショナルディーの記録CD
《授業の到達目標》
1.演劇を通じて日本文化と韓国文化との類似点、相違点が
認識できる。
2.話し合うこと、議論して意見を調整することで学生のチ
ームワークを高めることができる。
3.演技を通じてよりリアルな発音やイントネーションが身
につく。
《授業時間外学習》
時間外の準備が多い科目です。台詞の練習や小道具、衣装の
準備など参加者全員で協力していくこと。
《成績評価の方法》
授業への参加態度、レポートなどで評価する。
《備考》
1年生から3年生までの合同授業のため、学生全員のチームワ
ークが必要である。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
オリエンテ―ション
学習内容など
インターナショナルディーについて(授業の目的・目標など)
制作
台本作り
制作
台本作り・企画
制作
台本作り・企画
制作
企画・準備
制作
企画・準備
制作
企画・準備
練習
練習
練習
練習
練習
練習
練習
練習
練習
練習
総練習
リハーサル
総練習
総練習
まとめ
パフォーマンス披露
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
Drama ProductionⅠ
担当者氏名
宋 宥佳
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
7月に行われるインターナショナルデイにむけて、中国語の
劇をつくり上げ、発表します。
劇は中国の言い伝えや有名なお話にオリジナルなストーリー
をミックスさせたものにしていきます。
中国のお話を理解し、劇を作り上げる、準備を通して中国語
・中国文化を理解していく。
《授業の到達目標》
中国語の発音やイントネーションを身につける。
協調性を身につけさせる。
みんなで一つのものを作り上げることの達成感をあじわう。
《成績評価の方法》
平常点(出席・授業態度)
当日(インターナショナルデイ)の上演・参加
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
プリント配布
《参考図書》
《授業時間外学習》
セリフの練習や小道具、衣装の準備など全員で協力すること
。
《備考》
上演まで、みんなで協力していく!
テーマ
オリエンテーション
学習内容など
授業の進め方の説明。もとになるお話の概要について講義する。
中国語の「お話」の読解
もとになる「お話」の読解し、内容を理解する。
台本の作成
ストーリー、シナリオを作成します。
台本の作成
ストーリー、シナリオを作成します。
台本の作成
ストーリー、シナリオを作成します。
台本の作成
ストーリー、シナリオを作成します。
演技練習 道具作成 衣
装準備
演技練習 道具作成 衣
装準備
演技練習 道具作成 衣
装準備
演技練習 道具作成 衣
装準備
演技練習 道具作成 衣
装準備
演技練習 道具作成 衣
装準備
演技練習 道具作成 衣
装準備
演技練習 道具作成 衣
装準備
まとめ
演技練習、道具作成、衣装準備
演技練習 道具作成 衣装準備
演技練習 道具作成 衣装準備
演技練習 道具作成 衣装準備
演技練習 道具作成 衣装準備
演技練習 道具作成 衣装準備
演技練習 道具作成 衣装準備
演技練習 道具作成 衣装準備
まとめ
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
Drama ProductionⅠ
担当者氏名
金井 典子
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
A Midsummer Night' Dreamを読解、解釈し、International
Dayに上演するための計画、練習を重ね、上演を行う。テキス
トベースの解釈にとどまらず、ステージで上演することを通
して、シェイクスピア劇の普遍性等を体験する。
《授業の到達目標》
1.テキストを読解・解釈し、内容を理解している。
2.上演に必要な役割を担い、計画を考え、チームの一員とし
て協力しながら、活動することができる。
3. Drama活動を総括し、得た学びを言語化できる。またそれ
を自身の成長へと関連付けることができる。
《成績評価の方法》
内容理解(Quizes) 30%
活動の計画、実践、報告(PDCAサイクル) 50%
振り返りレポート 20%
《テキスト》
W. Shakespeare, A Midsummer Night's Dream.
(Black Cat)
《参考図書》
適宜紹介する。
《授業時間外学習》
指定範囲のテキストを事前に読み、内容を理解しておく。
スケジュールに従い、自分の担当の準備を行うこと(セリフ
覚え、台本作成、舞台道具・音響・照明・衣装作成など)。
自分の役割のための自己計画を設定し、進捗状況を記録する
。
授業時間外の練習にも参加すること。
《備考》
上演のための時間、労力を惜しまず、協力して活動すること
。
★一年生は上学年で履修することを強く勧める。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
オリエンテーション
学習内容など
授業の進め方の説明。作品の背景、概要、テキストの特徴について講義する。
テキスト読解②
Par 2 を読解し、内容を把握する。
テキスト読解④
Par 4 を読解し、内容を把握する。
テキスト読解⑥
Par 6 を読解し、内容をを把握する。
テキスト読解まとめ
内容に関するComprehension Quizを行い、理解を確かなものとする。劇の台本につい
て考える。
役割を決定する〈役者、裏方)上演までのスケジュールを作成する。
役割分担
台本あり稽古②
通し稽古①
台本を用いて、セリフの読み合わせる。舞台上の大道具・小道具、音響、演出等を具
体的にする。
台本を用いて、セリフの読み合わせる。舞台上の大道具・小道具、音響、演出等を具
体的にする。
舞台上の動きを想定しながら、台本なしで稽古する。舞台上の大道具・小道具、音響
等を合わせる。
舞台上の動きを想定しながら、台本なしで稽古する。舞台上の大道具・小道具、音響
等を合わせる。
舞台上の動きを想定しながら、台本なしで稽古する。舞台上の大道具・小道具、音響
等を合わせる。
通し稽古を行い、修正点を明らかにし、修正していく。
通し稽古③
通し稽古を行い、修正点を明らかにし、修正していく。
リハーサル
すべてを本番どおりに行う。
本番
International Dayにて上演する。
台本あり稽古④
立ち稽古①
立ち稽古③
立ち稽古⑤
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
Drama ProductionⅠ
担当者氏名
入江 千治
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
7月に行われるインターナショナル・デイに向け、日本語劇
を創作する。本年度は、留学生にしかできないオリジナルス
トーリーを作り、演劇作品として完成させる。
(エアリアスタディーズⅡと合同授業)
《授業の到達目標》
・自分が担当する仕事への責任を果たし、協力して一つの演
劇作品を作り上げる。
・演劇作品の中で、場面に応じた日本語の表現ができるよう
になる。
・練習や作業の中で、場面に応じた適切な日本語の表現で指
示が出せるようになる。
《成績評価の方法》
平常点(出席・授業態度)+レポート
※インターナショナル・デイ当日/前日の参加は必須。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授業について
《テキスト》
適宜資料配布
《参考図書》
《授業時間外学習》
7月開催のインターナショナル・デイへ向け、それぞれが担
当する仕事を責任をもって行うこと。
《備考》
※DramaProductionⅡも必ず受講すること。
学習内容など
授業/インターナショナル・デイについての説明
ストーリー/シナリオ作成 ストーリー/シナリオ作成
ストーリー/シナリオ作成 ストーリー/シナリオ作成
ストーリー/シナリオ作成 ストーリー/シナリオ作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
まとめ
まとめ
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
Drama ProductionⅡ
担当者氏名
李 寛順
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
7月に行われるインターナショナルデーで披露する演劇の企画
、制作、発表をする。すべての準備過程を通じて参加する学
生たちが韓国語・韓国文化をより深く理解していく。
《テキスト》
プリント配布
《参考図書》
今までのインターナショナルディの記録CD
《授業の到達目標》
1.演劇を通じて日本文化と韓国文化との類似点、相違点が 認識できる。
2.話し合うこと、議論して意見を調整しながら学生同士の チームワークを高めることができる。
3.演技を通じてよりリアルな発音やイントネーションが身
に 付く
《授業時間外学習》
時間外の準備が多い科目です。台詞の練習や小道具、衣装の
準備など参加者全員で協力していくこと。
《成績評価の方法》
授業への参加態度、レポートなどで評価する。
《備考》
1年生から3年生までの合同授業のため、学生全員のチームワ
ークが必要である。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
オリエンテーション
学習内容など
インターナショナルデーについて(授業の目的・目標など)
制作
台本作り
制作
台本作り・企画
制作
台本作り・企画
制作
企画・準備
制作
企画・準備
制作
企画・準備
練習
練習
練習
練習
練習
練習
練習
練習
練習
練習
総練習
総練習
総練習
リハーサル
総練習
パフォーマンス披露
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
Drama ProductionⅡ
担当者氏名
宋 宥佳
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
7月に行われるインターナショナルデイにむけて、中国語の
劇をつくり上げ、発表します。
劇は中国の言い伝えや有名なお話にオリジナルなストーリー
をミックスさせたものにしていきます。
中国のお話を理解し、劇を作り上げる、準備を通して中国語
・中国文化を理解していく。
《授業の到達目標》
中国語の発音やイントネーションを身につける。
協調性を身につけさせる。
みんなで一つのものを作り上げることの達成感をあじわう。
《成績評価の方法》
平常点(出席・授業態度)
当日(インターナショナルデイ)の上演・参加
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
プリント配布
《参考図書》
《授業時間外学習》
セリフの練習や小道具、衣装の準備など全員で協力すること
。
《備考》
上演まで、みんなで協力していく!
テーマ
オリエンテーション
学習内容など
授業の進め方の説明。もとになるお話の概要について講義する。
中国語の「お話」の読解
もとになる「お話」の読解し、内容を理解する。
台本の作成
ストーリー、シナリオを作成します。
台本の作成
ストーリー、シナリオを作成します。
台本の作成
ストーリー、シナリオを作成します。
台本の作成
ストーリー、シナリオを作成します。
演技練習 道具作成 衣
装準備
演技練習 道具作成 衣
装準備
演技練習 道具作成 衣
装準備
演技練習 道具作成 衣
装準備
演技練習 道具作成 衣
装準備
演技練習 道具作成 衣
装準備
演技練習 道具作成 衣
装準備
演技練習 道具作成 衣
装準備
まとめ
演技練習、道具作成、衣装準備
演技練習 道具作成 衣装準備
演技練習 道具作成 衣装準備
演技練習 道具作成 衣装準備
演技練習 道具作成 衣装準備
演技練習 道具作成 衣装準備
演技練習 道具作成 衣装準備
演技練習 道具作成 衣装準備
まとめ
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
Drama ProductionⅡ
担当者氏名
入江 千治
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
7月に行われるインターナショナル・デイに向け、日本語劇
を創作する。本年度は、留学生にしかできないオリジナルス
トーリーを作り、演劇作品として完成させる。
(エアリアスタディーズⅢと合同授業)
《授業の到達目標》
・自分が担当する仕事への責任を果たし、協力して一つの演
劇作品を作り上げる。
・演劇作品の中で、場面に応じた日本語の表現ができるよう
になる。
・練習や作業の中で、場面に応じた適切な日本語の表現で指
示が出せるようになる。
《成績評価の方法》
平常点(出席・授業態度)+レポート
※インターナショナル・デイ当日/前日の参加は必須。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授業について
《テキスト》
適宜資料配布
《参考図書》
《授業時間外学習》
7月開催のインターナショナル・デイへ向け、それぞれが担
当する仕事を責任をもって行うこと。
《備考》
※DramaProductionⅠも必ず受講すること。
学習内容など
授業/インターナショナル・デイについての説明
ストーリー/シナリオ作成 ストーリー/シナリオ作成
ストーリー/シナリオ作成 ストーリー/シナリオ作成
ストーリー/シナリオ作成 ストーリー/シナリオ作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
演技練習+道具作成
まとめ
まとめ
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
Listening&ReadingⅠ
担当者氏名
小野 良美
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
英語の4技能を学習者が用いながら上で掲げた目標とする能
力を身につける授業。授業者は主に英語で説明や指示を与え
る。学習者も英語で活動することが求められる。言語形式上
のこと(発音、語彙、文法、語用法)を、実際に英語を用い
る「タスク」を学習者が行うことによって身につけていく。
授業外では「多読」「多聴」を課し、大量の英語のインプッ
トを行う。
《授業の到達目標》
1. 学期中に40000語以上に相当するリーディングを行い、30
以上(毎週2以上)のリスニング用動画やオーディオクリップ
を視聴する。
2. ユニットごとの語彙テストで80%以上の正答率。
3. CEFRのCan-do Statementsに基づいて作成された期末テス
トで80%以上の正答率。
《成績評価の方法》
多読: 20%
多聴: 15%
語彙テスト: 15%
クラス活動参加:30%(lab出席率10%含む)
学期末テスト: 20%
《授業計画》
週
《テキスト》
Cunningham, S., Moor, P. and Crace, A.(2013) Cutting
Edge: Starter (3rd. ed.). Harlow: Pearson Education
Limited.
《参考図書》
授業中適宜紹介する。
《授業時間外学習》
1. 多読:EEC(English Education Centre)にある多読用図書
や「Xreading」を用いてインターネット上にある図書を読ん
でテストを受け、読了をチェックする。
2. 多聴:「elllo」を用いてインターネット上にある多聴用
の教材を聞いて、レポートを提出する。
3. 語彙:毎週行う「語彙テスト」に向けて語彙学習をする。
《備考》
TOEIC(5月に行われる IP=Institutional Program の4技能
は必ず受験すること)が単位修得条件。5月に受験不可能な
場合は成績をつける前までに受験して結果を報告すること。
テーマ
Introduction
学習内容など
授業概要の説明、自己紹介、Ice Breaking、多読について、多聴について
Unit 01 Nice to Meet
you (1)
Unit 01 Nice to Meet
you (2)
Unit 01 Nice to Meet
you (3)
Unit 03 Going places
(1)
Unit 03 Going places
(2)
Unit 03 Going places
(3)
Mid-semester review
(Grammar) I/you, my/your, a/an, with jobs
(Vocab) jobs, alphabet, numbers (Task) Personal Information
(Grammar) I/you, my/your, a/an, with jobs
(Vocab) jobs, alphabet, numbers (Task) Personal Information
(Grammar) I/you, my/your, a/an, with jobs
(Vocab) jobs, alphabet, numbers (Task) Personal Information
(Grammar)this/that; these/those/ be with we and they (Vocab)Plural nouns;
adjectives, opposites, food and drink (Task) Your favorite food
(Grammar)this/that; these/those/ be with we and they (Vocab)Plural nouns;
adjectives, opposites, food and drink (Task) Your favorite food
(Grammar)this/that; these/those/ be with we and they (Vocab)Plural nouns;
adjectives, opposites, food and drink (Task) Your favorite food
これまでの学びを振り返る。学生授業アンケート。Review test実施。
9
Unit 05 Home and family
(1)
10
Unit 05 Home and family
(2)
11
Unit 05 Home and family
(3)
(Grammar) Possessive 's; present simple; questions (Vocab)family; verbs with
noun phrases (Task) your personal profile
(Grammar) Possessive 's; present simple; questions (Vocab)family; verbs with
noun phrases (Task) your personal profile
(Grammar) Possessive 's; present simple; questions (Vocab)family; verbs with
noun phrases (Task) your personal profile
(Grammar) Frequency adverbs; wh-questions (Vocab) daily routines/times;
days/times; prepositions with time (Task) Give/Listen to a mini-talk
(Grammar) Frequency adverbs; wh-questions (Vocab) daily routines/times;
days/times; prepositions with time (Task) Give/Listen to a mini-talk
(Grammar) Frequency adverbs; wh-questions (Vocab) daily routines/times;
days/times; prepositions with time (Task) Give/Listen to a mini-talk
学期の学びを振り返る。学生授業アンケート。Vocabulary review test。
1
2
3
4
5
6
7
8
12
13
14
15
Unit 07 Your Time (1)
Unit 07 Your Time (2)
Unit 07 Your Time (3)
Semester final review
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
Speaking&WritingⅠ
担当者氏名
Frank B.Bailey
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
英語の4技能を学習者が用いながら上で掲げた目標とする能
力を身につける授業。授業者は主に英語で説明や指示を与え
る。学習者も英語で活動することが求められる。言語形式上
のこと(発音、語彙、文法、語用法)を、実際に英語を用い
る「タスク」を学習者が行うことによって身につけていく。
授業外では「多読」「多聴」を課し、大量の英語のインプッ
トを行う。
《授業の到達目標》
1.Word Engine(語彙学習ソフト)で、毎週語彙クイズで200
以上の正答。
2.Written tasks (A+=4, A=3, B=2, C=1, No task=0) X 4
times = 16中、8ポイント以上とSpeaking tasks (A+=4, A=3,
B=2, C=1, No task=0) X 4 times = 16中、8ポイント以上。
3.CEFRのCan-do Statementsに基づいて作成された期末テス
トで80%以上の正答率。
《成績評価の方法》
Word Engine:20% Peer Journal:10%
Speaking Tasks:15% Written Tasks:15%
Final Exam:20% Class Participation:
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
20%
《テキスト》
Cunningham, S., Moor, P. and Crace, A.(2013) Cutting
Edge: Starter (3rd. ed.). Harlow: Pearson Education
Limited.
《参考図書》
授業中適宜紹介する。
必ず辞書を持参すること。
《授業時間外学習》
1. Word Engine: Using computer software daily to
increase vacabulary through an individualized
systematic process.
2. Each week small groups of students chat with the
native teacher about the unit's topic.
3. Each week students write about what they spoke about
with partners the previous week.
《備考》
TOEIC(5月に行われる IP=Institutional Program の4技能
は必ず受験すること)が単位修得条件。5月に受験不可能な
場合は成績をつける前までに受験して結果を報告すること。
テーマ
Introduction
学習内容など
Explaining about the class, introductions、Ice Breaking、Word Engine Sign Up
、About Tasks
Unit 02 Around the
(Grammar) be with all subjects; (Vocab) Countries, nationalities, numbers;
World (1)
(Task) Do a quiz
Unit 02 Around the
(Grammar) be with all subjects; (Vocab) Countries, nationalities, numbers;
World (2)
(Task) Do a quiz
Unit 02 Around the
(Grammar) be with all subjects; (Vocab) Countries, nationalities, numbers;
World (3)
(Task) Do a quiz
Unit 04 Around Town (1) (Grammar)Prepositions of place; there is/are; some/any/a lot of (Vocab)
places in a town; natural features (Task)Talk about your home town
Unit 04 Around Town (2) (Grammar)Prepositions of place; there is/are; some/any/a lot of (Vocab)
places in a town; natural features (Task)Talk about your home town
Unit 04 Around Town (3) (Grammar)Prepositions of place; there is/are; some/any/a lot of (Vocab)
places in a town; natural features (Task)Talk about your home town
Mid-semester review
これまでの学びを振り返る。学生授業アンケート。Review test実施。
Unit 06 Things you do
(1)
Unit 06 Things you do
(2)
Unit 06 Things you do
(3)
Unit 08 You can do it
(1)
Unit 08 You can do it
(2)
Unit 08 You can do it
(3)
Semester final review
(Grammar)Present simple and questions (Vocab) actiities; likes and dislikes
(Task) giving information about someone
(Grammar)Present simple and questions (Vocab) actiities; likes and dislikes
(Task) giving information about someone
(Grammar)Present simple and questions (Vocab) actiities; likes and dislikes
(Task) giving information about someone
(Grammar) can/can't; questions with can (Vocab) verbs: things you do; parts
of the body (Task)Do a class survey
(Grammar) can/can't; questions with can (Vocab) verbs: things you do; parts
of the body (Task)Do a class survey
(Grammar) can/can't; questions with can (Vocab) verbs: things you do; parts
of the body (Task)Do a class survey
学期の学びを振り返る。学生授業アンケート。Vocabulary review test。
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
Listening&ReadingⅡ
担当者氏名
小野 良美
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
英語の4技能を学習者が用いながら上で掲げた目標とする能
力を身につける授業。授業者は主に英語で説明や指示を与え
る。学習者も英語で活動することが求められる。言語形式上
のこと(発音、語彙、文法、語用法)を、実際に英語を用い
る「タスク」を学習者が行うことによって身につけていく。
授業外では「多読」「多聴」を課し、大量の英語のインプッ
トを行う。
《授業の到達目標》
1. 学期中に40000語以上に相当するリーディングを行い、30
以上(毎週2以上)のリスニング用動画やオーディオクリップ
を視聴する。2. ユニットごとの語彙テストで80%以上の正答
率。 3. CEFRのCan-do Statementsに基づいて作成された期末
テストで80%以上の正答率。
《成績評価の方法》
Xreading... 10%、Elllo...........10%、
MyEnglishlab..........10%、Vocabulary tests......10%、
Class participation...30%、Lunchtime lab..........5%、
Final exam................25%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
Unit 9 NOW AND THEN(1)
Unit 9 NOW AND THEN(2)
Unit 9 NOW AND THEN(3)
Unit 9 NOW AND THEN(4)
Unit 9 NOW AND THEN(5)
Unit 9 NOW AND THEN(6)
Unit 9 NOW AND THEN(7)
Unit 11 TRAVEL(1)
Unit 11 TRAVEL(2)
Unit 11 TRAVEL(3)
Unit 11 TRAVEL(4)
Unit 11 TRAVEL(5)
Unit 11 TRAVEL(6)
Unit 11 TRAVEL(7)
Final exam and review
《テキスト》
Cunningham, S., Moor, P. and Crace, A.(2013) Cutting
Edge: Starter (3rd. ed.). Harlow: Pearson Education
Limited.
《参考図書》
授業中適宜紹介する。
授業に辞書を必ず持参のこと。
《授業時間外学習》
1. 多読:「Xreading」を用いてウェブ上にある図書を読んで
テストを受け、読了をチェックする。 2. 多聴:「elllo」
を用いてインターネット上にある多聴用の教材を聞いて、レ
ポートを提出する。 3.オンライン学習:MyEnglishLabを用
いてウェブ上の課題を定期的に行う。4. 語彙:毎週行う「語
彙テスト」に向けて語彙学習をする。
《備考》
TOEIC(1月に行われる IP=Institutional Program の4技能
は必ず受験すること)が単位修得条件。1月に受験不可能な場
合は成績をつける前までに受験して結果を報告すること。
学習内容など
(Grammar)Past simple of be: was/were (Vocab)Months of the year, original
numbers and dates years (Task)Talk about your childhood
(Grammar)Past simple of be: was/were (Vocab)Months of the year, original
numbers and dates years (Task)Talk about your childhood
(Grammar)Past simple of be: was/were (Vocab)Months of the year, original
numbers and dates years (Task)Talk about your childhood
(Grammar)Past simple of be: was/were (Vocab)Months of the year, original
numbers and dates years (Task)Talk about your childhood
(Grammar)Past simple of be: was/were (Vocab)Months of the year, original
numbers and dates years (Task)Talk about your childhood
(Grammar)Past simple of be: was/were (Vocab)Months of the year, original
numbers and dates years (Task)Talk about your childhood
(Grammar)Past simple of be: was/were (Vocab)Months of the year, original
numbers and dates years (Task)Talk about your childhood
(Grammar)Past simple: Yes/No questions, past simple Wh- questions
(Vocab)Transport and travel time phrases (Task)Interview your partner about
a holiday
(Grammar)Past
simple: Yes/No questions, past simple Wh- questions
(Vocab)Transport and travel time phrases (Task)Interview your partner about
a(Grammar)Past
holiday
simple: Yes/No questions, past simple Wh- questions
(Vocab)Transport and travel time phrases (Task)Interview your partner about
a(Grammar)Past
holiday
simple: Yes/No questions, past simple Wh- questions
(Vocab)Transport and travel time phrases (Task)Interview your partner about
a(Grammar)Past
holiday
simple: Yes/No questions, past simple Wh- questions
(Vocab)Transport and travel time phrases (Task)Interview your partner about
a holiday
(Grammar)Past
simple: Yes/No questions, past simple Wh- questions
(Vocab)Transport and travel time phrases (Task)Interview your partner about
a(Grammar)Past
holiday
simple: Yes/No questions, past simple Wh- questions
(Vocab)Transport and travel time phrases (Task)Interview your partner about
a学期の学びを振り返る。学生授業アンケート。
holiday
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
Speaking&WritingⅡ
担当者氏名
Frank B.Bailey
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
英語の4技能を学習者が用いながら上で掲げた目標とする能
力を身につける授業。授業者は主に英語で説明や指示を与え
る。学習者も英語で活動することが求められる。言語形式上
のこと(発音、語彙、文法、語用法)を、実際に英語を用い
る「タスク」を学習者が行うことによって身につけていく。
授業外では「多読」「多聴」を課し、大量の英語のインプッ
トを行う。
《授業の到達目標》
1. Word Engine(語彙学習ソフト)で、毎週語彙クイズで
200以上の正答。 2.Written tasks 16中、8ポイント以上獲
得し、それによって学年末に受験するTOEICのライティングセ
クションのスコアを20点以上向上させ、Speaking tasks = 16
中、8ポイント以上獲得し、それによってTOEICのスピーキン
グセクションのスコアを20点以上向上させること。3. CEFR
のCan-do Statementsに基づいて作成された期末テストで80%
以上の正答率
《成績評価の方法》
Word Engine:20% Peer Journal:10%
Speaking Tasks:15% Written Tasks:15% Final Exam:20%
Class Participation:20%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
Review
Unit 08 You can do it
Unit 08 You can do it
Unit 08 You can do it
Unit 08 and 10
Unit 10 Famous Lives
Unit 10 Famous Lives
Unit 10 Famous Lives
Unit 10 and speaking
test review
Speaking Test
Unit 12 What do you
want?
Unit 12 What do you
want?
Unit 12 What do you
want?
Unit 12 and Final
Review
Speaking and written
tests
《テキスト》
Cunningham, S., Moor, P. and Crace, A.(2013) Cutting
Edge: Starter (3rd. ed.). Harlow: Pearson Education
Limited.
《参考図書》
授業中適宜紹介する。
授業に必ず辞書を持参する。
《授業時間外学習》
1. Word Engine: Using computer software daily to
increase vocabulary through an individualized
systematic process.
2. Each week small groups of students chat with the
native teacher about the unit's topic. 3. Each week
individuals write about what they spoke about with
partners the previous week.
《備考》
TOEIC(1月に行われるTOEIC IP=Institutional Program の4
技能は必ず受験すること)が単位修得条件。1月に受験が不可
能な場合は成績をつける前までに受験して結果を報告するこ
と。
学習内容など
Review 1st semester, new peer journal partners, summer activities, Word
Engine-generated quizzes now applicable
(Grammar) can/can't; questions with can (Vocab) verbs: things you do; parts
of the body (Task)Do a class survey. Peer journals, Word Engine.
(Grammar) can/can't; questions with can (Vocab) verbs: things you do; parts
of the body (Task)Do a class survey. Peer journals, Word Engine quiz
(Grammar) can/can't; questions with can (Vocab) verbs: things you do; parts
of the body (Task)Do a class survey. Peer journals, Word Engine.
Official vocabulary test. (Grammar) Past simple (Vocab) Life events (Task)
Do a quiz. Peer Journals. Word Engine.
(Grammar) Past simple (Vocab) Life events (Task) Do a quiz. Peer Journals.
Word Engine.
(Grammar) Past simple (Vocab) Life events (Task) Do a quiz. Peer Journals.
Word Engine quiz
(Grammar) Past simple (Vocab) Life events (Task) Do a quiz. Peer Journals.
Word Engine quiz
Official vocabulary test, finish task, pair work for speaking test
preparation
Official speaking test over units 08 and 10. then start Unit 12
(Grammar) want; want to; going to (Vocab) Verb phrases about wants; Things
you can buy; colors and sizes (Task) Choose a present for someone
(Vocab) Verb phrases about wants; Things you can buy; colors and sizes
(Task) Choose a present for someone. Peer Journals. Word Engine quiz
(Vocab) Verb phrases about wants; Things you can buy; colors and sizes
(Task) Choose a present for someone. Peer Journals. Word Engine
Official vocabulary test. Finish Unit task. Speaking test and Written exam
preparations.
Review, testing, evaluation and feedback occur in weeks 15 and 16.
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
Listening&ReadingⅢ
担当者氏名
金井 典子、倉増 泰弘、下村 香緒
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
英語の4技能を学習者が用いながら上で掲げた目標とする能
力を身につける授業。授業者は主に英語で説明や指示を与え
る。学習者も英語で活動することが求められる。言語形式上
のこと(発音、語彙、文法、語用法)を、実際に英語を用い
る「タスク」を学習者が行うことによって身につけていく。
授業外では「多読」「多聴」を課し、大量の英語のインプッ
トを行う。
《授業の到達目標》
1. 学期中に60000語以上に相当するリーディングを行い、45
以上(毎週3以上)のリスニング用動画やオーディオクリップ
を視聴する。
2. ユニットごとの語彙テストで80%以上の正答率。
3. CEFRのCan-do Statementsに基づいて作成された期末テス
トで80%以上の正答率。
《成績評価の方法》
多読:20%
多聴:15%
語彙テスト:15%
クラス活動参加:30%(lab出席率10%含む)
学期末テスト: 20%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
Cunningham, S., Moor, P. and Crace, A.(2013) Cutting
Edge: Elementary (3rd. ed.). Harlow: Pearson Education
Limited.
《参考図書》
授業中適宜紹介する。
授業に辞書を必ず持参のこと。
《授業時間外学習》
1. 多読:EEC(English Education Centre)にある多読用図書
や「Xreading」を用いてインターネット上にある図書を読ん
でテストを受け、読了をチェックする。
2. 多聴:「elllo」を用いてインターネット上にある多聴用
の教材を聞いて、レポートを提出する。
3. 語彙:毎週行う「語彙テスト」に向けて語彙学習をする。
《備考》
TOEIC(5月に行われる IP=Institutional Program の4技能
は必ず受験すること)が単位修得条件。5月に受験不可能な
場合は成績をつける前までに受験して結果を報告すること。
テーマ
Introduction
学習内容など
授業概要の説明、自己紹介、Ice Breaking、多読について、多聴について
Unit 01 People and
places (1)
Unit 01 People and
places (2)
Unit 01 People and
places (3)
Unit 03 Your life (1)
(Grammar) be: positive / negative forms, Articles with jobs, be: personal
questions, (Vocab) Countries and nationalities, jobs (Task) Find info in
documents
(Grammar) be: positive / negative forms, Articles with jobs, be: personal
questions, (Vocab) Countries and nationalities, jobs (Task) Find info in
documents be: positive / negative forms, Articles with jobs, be: personal
(Grammar)
questions, (Vocab) Countries and nationalities, jobs (Task) Find info in
documents present simple (Vocab) Common verbs, Telling the time, Places in a
(Grammar)
town (Task) Describe life in your favourite town
(Grammar) present simple (Vocab) Common verbs, Telling the time, Places in a
town (Task) Describe life in your favourite town
(Grammar) present simple (Vocab) Common verbs, Telling the time, Places in a
town (Task) Describe life in your favourite town
これまでの学びを振り返る。学生授業アンケート。Review test実施。
Unit 03 Your life (2)
Unit 03 Your life (3)
Mid-semester review
Unit 05 From A to B (1) (Grammar) can/can't: possibility and ability, Articles: a/an, the and no
article (Vocab) Transport, Travelling (Task) Do a transport survey
Unit 05 From A to B (2) (Grammar) can/can't: possibility and ability, Articles: a/an, the and no
article (Vocab) Transport, Travelling (Task) Do a transport survey
Unit 05 From A to B (3) (Grammar) can/can't: possibility and ability, Articles: a/an, the and no
article (Vocab) Transport, Travelling (Task) Do a transport survey
Unit 07 Life stories
(Grammar) Past simple was/were, Past simple regular and irregular verbs
(1)
(Vocab) Life events, Past simple phrases (Task) Tell a life story
Unit 07 Life stories
(Grammar) Past simple was/were, Past simple regular and irregular verbs
(2)
(Vocab) Life events, Past simple phrases (Task) Tell a life story
Unit 07 Life stories
(Grammar) Past simple was/were, Past simple regular and irregular verbs
(3)
(Vocab) Life events, Past simple phrases (Task) Tell a life story
Semester final review
学期の学びを振り返る。学生授業アンケート。Vocabulary review test。
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
Speaking&WritingⅢ
担当者氏名
Stephen Case、Hudson G.Murrell、Roderick E.Van Huis
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
英語の4技能を学習者が用いながら上で掲げた目標とする能
力を身につける授業。授業者は主に英語で説明や指示を与え
る。学習者も英語で活動することが求められる。言語形式上
のこと(発音、語彙、文法、語用法)を、実際に英語を用い
る「タスク」を学習者が行うことによって身につけていく。
授業外では「多読」「多聴」を課し、大量の英語のインプッ
トを行う。
《授業の到達目標》
1.Word Engine(語彙学習ソフト)で、毎週語彙クイズで200
以上の正答。
2.Written tasks (A+=4, A=3, B=2, C=1, No task=0) X 4
times = 16中、8ポイント以上とSpeaking tasks (A+=4, A=3,
B=2, C=1, No task=0) X 4 times = 16中、8ポイント以上。
3.CEFRのCan-do Statementsに基づいて作成された期末テス
トで80%以上の正答率。
《成績評価の方法》
Word Engine:20%
Peer Journal:10%
Speaking Tasks:15%
Written Tasks:15%
Final Exam:20%
Class Participation:20%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
Introduction
Unit 02 People and
Things (1)
Unit 02 People and
Things (2)
Unit 02 People and
Things (3)
Unit 04 Likes and
Dislikes (1)
Unit 04 Likes and
Dislikes (2)
Unit 04 Likes and
Dislikes (3)
Mid-semester review
Unit
(1)
Unit
(2)
Unit
(3)
Unit
(1)
Unit
(2)
Unit
(3)
06 Food and Drink
06 Food and Drink
06 Food and Drink
08 Fact of Fiction
08 Fact of Fiction
08 Fact of Fiction
Semester final review
《テキスト》
Cunningham, S., Moor, P. and Crace, A.(2013) Cutting
Edge: Elementary (3rd. ed.). Harlow: Pearson Education
Limited.
《参考図書》
授業中適宜紹介する。
授業に必ず辞書を持参する。
《授業時間外学習》
1. Word Engine: Using computer software daily to
increase vocabulary through an individualized
systematic process.
2. Each week small groups of students chat with the
native teacher about the unit's topic.
3. Each week individuals write about what they spoke
about with partners the previous week.
《備考》
TOEIC(5月に行われる IP=Institutional Program の4技能
は必ず受験すること)が単位修得条件。5月に受験不可能な
場合は成績をつける前までに受験して結果を報告すること。
学習内容など
Explaining about the class, introductions、Ice Breaking、Word Engine Sign Up
、About Tasks
(Grammar) this/that, these/those, Possessive 's, have got,
(Vocab) Everyday Objects, family, (Task) Talk about your five favorite people
(Grammar) this/that, these/those, Possessive 's, have got,
(Vocab) Everyday Objects, family, (Task) Talk about your five favorite people
(Grammar) this/that, these/those, Possessive 's, have got,
(Vocab) Everyday Objects, family, (Task) Talk about your five favorite people
(Grammar) Present simple positive, negative, questions and answers (Vocab)
Activities, time and frequency (Task) Choose a holiday activity
(Grammar) Present simple positive, negative, questions and answers (Vocab)
Activities, time and frequency (Task) Choose a holiday activity
(Grammar) Present simple positive, negative, questions and answers (Vocab)
Activities, time and frequency (Task) Choose a holiday activity
これまでの学びを振り返る。学生授業アンケート。Review test実施。
(Grammar) there is/are; some/any; how much/how many (Vocab) Food: countable
and uncountable (Task) Describe a favorite place to eat
(Grammar) there is/are; some/any; how much/how many (Vocab) Food: countable
and uncountable (Task) Describe a favorite place to eat
(Grammar) there is/are; some/any; how much/how many (Vocab) Food: countable
and uncountable (Task) Describe a favorite place to eat
(Grammar) Past Simple: negative/question forms (Vocab) Adjectives to describe
stories; Entertainment (Task) Talk about an evening in or out
(Grammar) Past Simple: negative/question forms (Vocab) Adjectives to describe
stories; Entertainment (Task) Talk about an evening in or out
(Grammar) Past Simple: negative/question forms (Vocab) Adjectives to describe
stories; Entertainment (Task) Talk about an evening in or out
学期の学びを振り返る。学生授業アンケート。Vocabulary review test。
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
Speaking&WritingⅣ
担当者氏名
Stephen Case、Hudson G.Murrell、Roderick E.Van Huis
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
英語の4技能を学習者が用いながら上で掲げた目標とする能
力を身につける授業。授業者は主に英語で説明や指示を与え
る。学習者も英語で活動することが求められる。言語形式上
のこと(発音、語彙、文法、語用法)を、実際に英語を用い
る「タスク」を学習者が行うことによって身につけていく。
授業外では「多読」「多聴」を課し、大量の英語のインプッ
トを行う。
《授業の到達目標》
1. Word Engine(語彙学習ソフト)で、毎週語彙クイズで
200以上の正答。 2.Written tasks 16中、8ポイント以上獲
得し、それによって学年末に受験するTOEICのライティングセ
クションのスコアを20点以上向上させ、Speaking tasks = 16
中、8ポイント以上獲得し、それによってTOEICのスピーキン
グセクションのスコアを20点以上向上させること。3. CEFR
のCan-do Statementsに基づいて作成された期末テストで80%
以上の正答率
《成績評価の方法》
Word Engine:20% Peer Journal:10%
Speaking Tasks:15% Written Tasks:15% Final Exam:20%
Class Participation:20%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
Review
Unit 10 Look Good
Unit 10 Look Good
Unit 10 Look Good
Unit 10 and Unit 12
Unit 12 Good times
Unit 12 Good Times
Unit 12 Good Times
Unit 12 and speaking
test review
Speaking test
Unit 14 Keep in Touch
Unit 14 Keep in Touch
Unit 14 Keep in Touch
Unit 14 and final
review
Speaking and written
tests
《テキスト》
Cunningham, S., Moor, P. and Crace, A.(2013) Cutting
Edge: Elementary (3rd. ed.). Harlow: Pearson Education
Limited.
《参考図書》
授業中適宜紹介する。
授業に必ず辞書を持参する。
《授業時間外学習》
1. Word Engine: Using computer software daily to
increase vocabulary through an individualized
systematic process.
2. Each week small groups of students chat with the
native teacher about the unit's topic. 3. Each week
individuals write about what they spoke about with
partners the previous week.
《備考》
TOEIC(1月に行われるTOEIC IP=Institutional Program の4
技能は必ず受験すること)が単位修得条件。1月に受験が不可
能な場合は成績をつける前までに受験して結果を報告するこ
と。
学習内容など
Review about the class, new peer journal partners、Ice Breaking、Word Engine
Review. Word Engine-generated quizzes introduced.
(Grammar) Present simple, present continuous (Vocab) Clothes, describing
personality (Task) Analyze your personality. Peer journals, and Word Engine
quizzes
Vocabulary quiz, Word Engine quiz (Vocab) Clothes, describing personality
(Task) Analyze your personality. Peer journals, Word Engine.
Vocabulary quiz, Word Engine quiz. (Vocab) Clothes, describing personality
(Task) Analyze your personality. Peer journals, Word Engine.
Official vocabulary test. (Grammar) Would like to, going to, and want to
(Vocab) Celebrations, parties, weather, seasons
(Grammar) Would like to, going to, and want to (Vocab) Celebrations, parties,
weather, seasons (Task) Plan a festival. Peer journals and Word Engine
quizzes
Vocabulary quiz, Word Engine quiz. (Vocab) Celebrations, parties, weather,
seasons (Task) Plan a festival. Peer journals, Word Engine
(Grammar) Would like to, going to, and want to (Vocab) Celebrations, parties,
weather, seasons (Task) Plan a festival. Word Engine quiz
Official vocabulary test, finish task, pair work for speaking test
preparation
Official speaking test over units 10 and 12. Then start Unit 14
(Grammar) Present Perfect (Vocab) Ways of communicating, technology (Task)
Take part in a game, writing text messages. Peer journals and Word Engine
quizzes
Vocabulary quiz, (Vocab) Ways of communicating, technology (Task) Take part
in a game, writing text messages. Peer journals, Word Engine.
Word Engine quiz, (Vocab) Ways of communicating, technology (Task) Take part
in a game, writing text messages. Peer journals, Word Engine.
Official vocabulary test. Finish Unit task. Speaking test and Written exam
preparations.
Review, testing, evaluation and feedback occur in weeks 15 and 16.
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
初級韓国語表現Ⅰ
担当者氏名
姜 善恵
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
韓国語を初めて学ぶ学生向けの講義。ハングルを読んで正し
い発音を習得する。
《授業の到達目標》
1.韓国語を読める。
2.自己紹介ができる。
3.初級単語(動詞・形容詞・名詞)を習得し、簡単な会話が
できる。
《テキスト》
경희한국어 말하기Ⅰ
경희한국어 쓰기Ⅰ
著/김중섭,조현용,이정희,Danielle O,박선희,장문정,조효
정
《参考図書》
《授業時間外学習》
復習(定期的に小テストを実施)
《成績評価の方法》
試験60%、授業時の積極性30%、出席率10%
《備考》
1.授業への積極的な参加態度が望まれる。
2.辞書の所有が望ましい。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
韓国と韓国語について基
本母音・子音・平音
激音と濃音・パッチム・
合成母音
ハングルの読み書き
学習内容など
韓国・韓国語の紹介/本講義のオリエンテーション/基本母音について
ハングル表に沿って、正しい発音をみにつける。
日本語にはない独特の発音形態である激音・濃音について理解をする。パッチムの型
と、合成母音の正しい発音を単語を読みながら学ぶ。
ハングルの読み書きのテストを行う。
挨拶/「私は日本人です」 「∼です」「∼ですか」という基本文型と、韓国語での自己紹介。
紹介1/「日本人ではあり
ません」
紹介2/「それは何ですか
」
趣味/「趣味は何ですか。
」
約束1/「約束があります
」
約束2/「会社はどこにあ
りますか」
注文/「一つください」
「∼ではありません」という基本文型について学ぶ。
計画/「済州島に行くつも
りです」
理由/「頭が痛くて行けま
せんでした」
買い物「履いてみてもい
いですか」
お願い/「写真を撮ってく
ださい」
フリートーキング
「∼するつもりです」について学ぶ。
日常会話の練習と、指示詞(この・その・あの・どの)について学ぶ。
基本動詞、「です・ます型・ヘヨ体」、形容詞、否定文について学ぶ。
「あります」「います」の基本文型について学ぶ。
位置、場所の表現について学ぶ。
数字「漢数詞・固有数詞」について学ぶ。注文時の会話の練習を行う。
「∼ので」、過去形について学ぶ。
数字、固有数詞を使って買い物の際の会話の練習をする。
「∼してください・∼していただけますか」について学ぶ。
今まで学んだ文法を使っての会話練習を行う。
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
初級韓国語表現Ⅱ
担当者氏名
姜 善恵
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
前期に引き続き、様々な生活の場面に使える実践的な会話モ
デルを通して、基本文型を学ぶ。
《テキスト》
경희한국어 말하기Ⅱ 경희한국어 쓰기Ⅱ
著/김중섭,조현용,이정희,이주희,윤
세윤,김에스더,김은영,유수정
《参考図書》
《授業の到達目標》
1.韓国語能力試験初級(1級・2級)レベルの能力を身につけ
る。
2.簡単な会話ができるレベル(旅行で会話ができる)を目指 す。
3.基礎の文法をしっかり身に付け初級レベルの作文ができる
。
《授業時間外学習》
復習(定期的に小テストを実施)
《成績評価の方法》
試験60%、授業時の積極性30%、出席率10%
《備考》
1.授業への積極的な参加態度が望まれる。
2.辞書の所有が望ましい。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
1학기 배운 내용 정리
学習内容など
1학기에 배운 내용 복습과 동시에 2학기의 계획발표
묻고 답하기
배운 내용 종합하기
전화번호와 이메일,길 묻고 답하기
「-이/가 어떻게 되세요?」
전화로 용건 말하기,전화로 물건이나 음식 주문하기
「-(이)지요?」
제안하기, 제안 거절하기
「-(으)ㄹ래요?」
상황 추측하기
「-(으)ㄹ 것 같아요.」
조언 구하기, 자신의 의견
「(으)ㄴ/는데 어떡하죠?」
공공장소에 온 목적 말하기, 방문한 용건 말하기
「-(으)러 왔는데요.」
경험 말하기, 경험 후 느낌 말하기
「-아/어 보다.」
허락 구하기, 양해 구하기
「아/어도 돼요?」
외모 묘사하기, 성격 묘사하기
「-게 생기다.」
감정 표현하기, 계획 말하기
「-(으)려고 하다.」
지금까지 배운 내용을 정리, 글로 표현하기
회화 연습1
높임말・낮춤말을 사용하여 회화 연습하기
회화 연습2
반말을 사용하여 회화 연습하기
회화 연습3
지금까지 배운 어휘・문법을 사용하여 표현하기
전화하기
제안하기
추측하기
조언하기
방문하기
경험 말하기
허락 구하기
묘사하기
감정 표현하기
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
初級韓国語理解Ⅰ
担当者氏名
藤原 義嗣
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
入門学習者が韓国語でコミュニケーションを行うために、身
近なコンテクスト(脈略)を通じて最低限必要な韓国語の言
語機能と語彙・表現をつけていく。
授業の進行は可能な限り韓国語で行われ、文法等韓国語の構
造など知識に関する説明は必要最小限に留める。
《授業の到達目標》
① 身近なコンテクストの中で繰り返される対話を聴いて理解
することができる。
② 身近な日常生活と関連した文章を読んで理解することがで
きる。
③ 初級レベルの文法表現を使って、基本的な文章を正確に作
ることができる。
《成績評価の方法》
① 宿題 20%
② 小テスト 20% ③ 期末テスト 60%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
『경희 한국어 듣기1』、『경희 한국어 읽이1』、『경희 한
국어 문법1』※以上は、担当教員を通じて購入してください
。
《参考図書》
《授業時間外学習》
語彙と文法表現を覚えましょう。
《備考》
テーマ
韓国語の発音とハングル
の読み方①
韓国語の発音とハングル
の読み方②
あいさつ
名前①
紹介
名前②
位置
紹介
復習Ⅰ
学習内容など
発音規則等に注意し、ハングルが読めるようになる。
ショッピング
学校生活
約束
場所
生活
日常生活
天気と季節
物
復習Ⅱ
物の値段やレジでのやり取りを聞いて理解する。
学校や授業に関するお知らせなどを読んで理解する。
約束確認や訪問の約束取りを聴いて理解す。
場所を紹介する文や図書館からのお知らせを読んで理解する。
寮の案内や週末にしたことを聴いて理解する。
日常生活や週末にしたことについて書かれた文を読んで理解する。
好きな季節や天気予報を聴いて理解する。
物の描写や携帯電話に関する情報を読んで理解する。
これまでの学習内容を振り返って整理する。
交通
食べ物
健康
交通
公共の場所
ショッピング
復習Ⅲ
目的地までのアクセス方法や地下鉄の案内放送を聴いて理解する。
韓国の一般家庭の献立について書かれたものや食堂のメニュー読んで理解する。
服薬方法や手洗いキャンペーンを聴いて理解する。
公共交通機関について書かれた文や交通情報を読んで理解する。
銀行の窓口でやりとりや公共の場所での案内放送を聴いて理解する。
買い物場所について書かれた文やネットショッピングに関する情報を読んで理解する
。
1学期間の学びを振り返り、整理する。
発音規則等に注意し、ハングルが読めるようになる。
他人の名前や紹介を聴いて理解する。
物の名前や外来語を読んで理解する
家族や場所の紹介を聴いて理解する。
場所の名前を読んだり絵文字を見たりして理解する。
位置の説明や探し物の位置を聴いて理解する。
家族紹介やサークルのポスターを読んで理解する。
これまでの学習内容を振り返って整理する。
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
初級韓国語理解Ⅱ
担当者氏名
藤原 義嗣
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
初級学習者が韓国語で聴いたり読んだりしてコミュニケーシ
ョンが行えるように、韓国語の理解力を身に付ける。
基礎的な韓国語の語彙と表現を与えて、日常生活で身近に接
する文章を読んで理解する。
必要な言語機能と表現をコンテクストから理解し、韓国語で
のコミュニケーションに慣れ、身近な日常生活での対話が理
解できるようになる。
《授業の到達目標》
① 身近なコンテクストの中で繰り返される対話を聴いて理解
することができる。
② 身近な日常生活と関連した文章を読んで理解することがで
きる。
③ 初級レベルの文法表現を使って、基本的な文章を正確に作
ることができる。
《成績評価の方法》
① 宿題 20%
② 小テスト 20% ③ 期末テスト 60%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
ガイダンス
《テキスト》
『경희 한국어 듣기2』、『경희 한국어 읽이2』、『경희 한
국어 문법2』※以上は、担当教員を通じて購入してください
。
《参考図書》
《授業時間外学習》
語彙と文法表現を覚えましょう。
《備考》
趣味
健康
復習Ⅰ
学習内容など
前期および夏休み中の学びを振り返り、今学期の授業での到達目標を明らかにし、個
人でも目標を立てる。
服の色とサイズ、携帯電話についての説明を聴いて理解する。
新学期や大学祭について書かれた文章を読んで理解する。
料理の作り方を聴いたり読んだりして理解する。
グルメに関する文章を読んで理解する。
趣味についての話を聞いて理解する。
病気に関する文章を読んで理解する。
これまでの学習内容を振り返って整理する。
運動
趣味
電話
旅行
旅行
天気と季節
復習Ⅱ
運動や応援に関する話を聞いて理解する。
マラソンや料理教室に関する文書を読んで理解する。
電話内容を聴いて理解する。
旅行記や旅行のチラシを読んで理解する。
おすすめ旅行先や旅行の準備に関する話を聞いて理解する。
韓国の季節や台風に関する文章を読んで理解する。
これまでの学習内容を振り返って整理する。
家事
スポーツ
流行
経済活動
情報
インターネット
復習Ⅲ
効果的な掃除法やゴミの出し方などを聴いて理解する。
オリンピックの受賞者やハンドボールの試合などについて文を読んで理解する。
ファッションやヘアスタイルについての話を聞いて理解する。
マーケティングに関する文やアルバイトに関するアンケート調査を読んで理解する。
景福宮の夜間オープンや交通情報を聴いてい理解する。
インターネットのマナーやスマホのアプリに関する文を読んで理解する。
これまでの学習内容を振り返って整理する。
大衆文化
家
1年間の振り返り
K‐POPや封切り映画についてのニュースを聞いて理解する。
引っ越しや家屋のタイプに関する文を読んで理解する。
後期の授業を振り返り、1年間の学びの総整理をする。
買い物
学校生活
食べ物
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
初級中国語表現Ⅰ
担当者氏名
馮 戦兵
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
発音と基本的な構文を中心とした文型を学習し、文例を通し
て、初級レベルの基本的な表現を覚える。特に会話と作文の
技能を高めることを目指す。学んだ表現を使い、多くの練習
問題を通して表現力を養う。
《テキスト》
『改訂版初級中国語課本』胡士雲 矢羽野隆男編著 世界図
書出版公司駿河台出版社
《参考図書》
適宜配布
《授業の到達目標》
ピンインを着実に身につけていく、学習の基礎をつくる。
基本的な文型を把握する。
学んだ内容について、日常の身近なテーマや場面で、中国語
で表現できるようになる。
《授業時間外学習》
復習と課題に取り組む
《成績評価の方法》
平常点:40%
期末考査:60%
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
学習内容など
発音①
声調、単母音韻母
発音②
声母、変調1
発音③
複合母音韻母、そり舌音韻母、儿化韻母
発音④
鼻音韻尾韻母、変調2
私は日本人です
①自己紹介の学習
②人称代名詞、疑問詞、指示代名詞、「是」の構文、限定語、助動詞「的」の学習
①テーマについての表現
②形容詞述語文、形容詞限定語、一般疑問文、反復疑問文
①テーマについての表現
②中国語の品詞・文の成分と基本的な語順
①テーマについての表現
②動詞述語文、連動文、動詞の重ね型、疑問詞疑問文
①テーマについての表現
②名詞述語文、数、時間・時刻の表現Ⅰ①
①テーマについての表現
②名詞述語文、数、時間・時刻の表現②
①テーマについての表現
②所有・所属を表す動詞「有」①
①テーマについての表現
②所有・所属を表す動詞「有」②
①テーマについての表現
②金額の表現、年齢の表現
①テーマについての表現
②名量詞
前期内容の振り返り
お忙しいですか①
お忙しいですか②
何を食べますか
今日は何月何日ですか①
今日は何月何日ですか②
日本の人口はどれぐらい
ですか①
日本の人口はどれぐらい
ですか②
これはいくらですか①
これはいくらですか②
まとめ
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
初級中国語表現Ⅱ
担当者氏名
馮 戦兵
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
前期に引き続き、修得した基礎を土台として、「話す」「書
く」能力をのばすことを目指す。「会話」においては、発音
、声調、語気を再確認しながら、具体的な場面を設定し、場
面ごとに新しい表現を勉強させる。語彙を増やし、文型を覚
えさせ、初級レベルの基本的な表現を覚え、学んだ表現を使
い、多くの練習問題を通して会話と作文の技能を高めること
を目指す。
《テキスト》
『改訂版初級中国語課本』胡士雲 矢羽野隆男編著 世界図
書出版公司駿河台出版社
《参考図書》
適宜配布
《授業の到達目標》
発音を確実に身につける。
より多くの基本文型を把握する。
日常のより多くの身近なテーマや場面で、学生が自分の意志
を中国語で表現できるようになる。
《授業時間外学習》
復習と課題に取り組む
《成績評価の方法》
平常点40%
期末考査60%
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
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11
12
13
14
15
テーマ
私の家は大阪にあります
①
私の家は大阪にあります
②
中国へ留学に行くつもり
です①
中国へ留学に行くつもり
です②
私は六時に起きたのです
昨晩テレビを見ましたか
野球の試合を見ています
①
野球の試合を見ています
②
彼は私より二歳年下
食器を並べてください
先生は私たちにレポート
を書かせます
交通について
睡眠について
観光について
今学期のまとめ
学習内容など
①テーマについての表現
②存在や動作の場所を表す「在」、「有」
①テーマについての表現
②方位詞
①テーマについての表現
②助動詞①
①テーマについての表現
②状態語、形容詞の重ね型、前置詞と前置詞句①
①テーマについての表現
②主述述語文、前置詞と前置詞句②、「是…的」構文
①テーマについての表現
②「了」、「过」
①テーマについての表現
②「着」、動作の持続と進行の表現
①テーマについての表現
②選択疑問文、相手の意見の聴き方
①テーマについての表現
②比較、助詞
①テーマについての表現
②「把」の構文、結果補語、命令文、感嘆文
①テーマについての表現
②兼語文、様態輔号と助詞、概数の表現
①テーマについての表現
②受身文、方向補語、可能補語
①テーマについての表現
②時量補語と動量詞補語、時量の表現、度量衡
①テーマについての表現
②「到」を用いる結果補語
振り返り
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
初級中国語理解Ⅰ
担当者氏名
遠藤 由里子
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
中国語は日本人にとって比較的学びやすい言語であるが、同
じ漢字を使っていても、読み方はもちろんのこと、意味や方
法の異なる例が少なくない。中国語は外国語であるというこ
とを常に念頭に置き、基礎固めを行う。また、中国語は声調
言語ともいわれるが、この声調(高低アクセント)を含めた
発音習得を当面の目標とする。
《授業の到達目標》
・声調を含めたピンイン表記の習得
・基本文型の理解
・簡単な日常会話(主に挨拶言葉)の暗記
《テキスト》
『大学生のための初級中国語40回』杉野元子他 白帝社
《参考図書》
《授業時間外学習》
復習を必ずすること。また、その際はできるだけ声に出して
行う。
《成績評価の方法》
授業態度、小テスト、学期末試験の結果を総合評価
《備考》
既習事項の整理・蓄積のため、随時小テストを行う。
《授業計画》
週
1
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15
テーマ
中国とは?
中国語とは?
発音
第1・2課
発音
第3・4課
発音
第5・6課
発音
第7課 音節全表
文法
第8課
文法
第9課
文法
第10課 小テスト
文法
第11課
文法
第12課 小テスト
文法
第13課
文法
第14課 小テスト
文法
第15課
文法
第16課 小テスト
文法
第17課
学習内容など
中国概況、「普通話」、簡体字、ピンイン表記など
単母音、複合母音、声調記号の付け方
語頭子音、軽声、声調変化、親族名称
鼻母音、儿化、隔音記号、人称代名詞、声調の組み合わせ、数字0∼10
間違えやすい発音、数字11∼99、挨拶言葉、名前の聞き方・答え方
音節全表
動詞“是”、“吗”疑問文、補充語句−国、首都、言語−
動詞述語文、副詞“都”と“也”、語気助詞“吧”
小テスト(第8・9課)
“呢”疑問文、指示代名詞「これ、あれ(それ)」、“的”
疑問詞疑問文、助動詞“想”、時点①「今日、今週、今月など」
小テスト(第10・11課)
形容詞述語文、反復疑問文、補充語句「季節と形容詞」
連動文、所有を表す動詞“有”、量詞
小テスト(第12・13課)
“几”と“多少”、100以上の数字、金額の言い方
指示代名詞②「ここ、あそこ(そこ)」、方位詞、存在を表す動詞“有”と“在”
小テスト(第14・15課)
文末助詞“了”①、年齢の尋ね方、時点②年月日、曜日
前置詞“在”、時点③時刻、名詞の修飾
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
初級中国語理解Ⅱ
担当者氏名
遠藤 由里子
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
前期に引き続き、テキストの音読・暗記を繰り返し、より正
確な発音を身に着け、併せて常用基本文型習得を目指す。
《テキスト》
『大学生のための初級中国語40回』杉野元子他 白帝社
《参考図書》
《授業の到達目標》
・ピンインを間違いなく正確に発音できる。
・基本文型(単文)の習得。
・習得した文型を使って簡単な自己紹介を行う。
《授業時間外学習》
必ず復習をすること。
《成績評価の方法》
授業態度、小テスト・学期末試験等で総合評価する。
《備考》
既習事項の整理・蓄積のため、随時小テストを実施する。
《授業計画》
週
1
2
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5
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12
13
14
15
テーマ
文法-1
第18課
文法-2
第19・20課
文法-3
第21課
文法-4
第22・23課
文法-5
第24・25課
文法-6
第26・27課
文法-7
第28課
文法-8
第29・30課
文法-9
第31・32課
文法-10
第33・34課
文法-11
第35課
文法-12
第36・37課
文法-13
第38課
文法-14
第39課
文法-15
第40課
学習内容など
時間量を表す言葉、前置詞‘从/到/离’、選択疑問文
‘了’の用法-2、動詞の重ね型、主述述語文、前置詞‘跟/给’
第18・19・20課小テスト
経験の‘过’、疑問詞‘怎么’
助動詞‘要/得/应该/会/能/可以’
第22・23課小テスト
名詞述語文、離合詞、時間量補語、禁止表現
第24・25課小テスト
動作量補語、状態補語、二重目的語
第26・27課小テスト
単純方向補語、複合方向補語
第28課小テスト
結果補語、可能補語、方向補語の派生用法
第29・30課小テスト
比較表現、‘是∼的’構文、譲歩と逆接
第31・32課小テスト
進行表現、持続表現、疑問詞の不定用法
第33・34課小テスト
存現文、自然現象
第35課小テスト
近い未来、‘有点儿’と‘一点儿’、疑問詞の不定用法
第36・37課小テスト
受け身文、補語のまとめ
第38課小テスト
使役文、仮定表現
第39課テスト
複文
《専攻専門科目 日本文学・文芸創作》
科目名
日本文学史Ⅰ(古典)
担当者氏名
安道 百合子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
日本文学の古典分野における史的区分は、上代・中古・中世
・近世と分けられる。各時代環境の異なりに注意しつつも、
必ずしも時代で輪切りにできないジャンルごとの文学状況の
流れをとらえる。基本的に講義形式で進めるが、各時代の文
学作品の文学的・表現的特質を理解するため、適宜ディスカ
ッションなどを織り交ぜる。
《授業の到達目標》
1.歴史的区分(政治体制)と文学史的区分を知る。
2.各時代の特色を理解し、時代とともに変化している文学
状況の概略をつかむことができる。
3.各ジャンルの文学的・表現的特質について説明できる。
《成績評価の方法》
授業時の小テスト20%。受講態度と受講中の発言20%。
期末試験60%。
《授業計画》
週
1
2
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4
5
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13
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15
《テキスト》
『日本古典文学史』(双文社)
《参考図書》
授業時に適宜紹介する。
《授業時間外学習》
《備考》
テーマ
文学史の基本区分
授業の概要を説明する。
学習内容など
上代(1)
口承文学と記載文学
上代(2)
古事記・日本書紀
上代(3)
万葉集
中古(1)
漢詩文集
中古(2)
古今和歌集
中古(3)
王朝文学―日記
中古(4)
王朝文学―物語
中世(1)
文学を生み出す人々の変容―貴族・武士・町人―
中世(2)
方丈記・徒然草
中世(3)
物語の名残・和歌の変容
中世(4)
軍記
近世(1)
芭蕉
近世(2)
西鶴
近世(3)
能・歌舞伎
1年・後期
《専攻専門科目 日本文学・文芸創作》
科目名
文学教材読解
担当者氏名
安道 百合子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
中学校・高等学校の国語教科書に取り上げられることの多い
文学教材を対象に、テキストからどのように読めるのか、読
解の可能性をさぐる。古文については、まずは国語史の研究
成果をもとに、正確に読解できることを目指す。また、享受
史や現在の研究状況に照らして、教材の価値を考える。予習
を課し、授業には適宜ディスカッションや演習を取り入れる
。
《授業の到達目標》
①主要な古典文学作品の一部について、正確に読解できる。
②文学作品の教材としての価値を説明できる。
③作品の面白さを生かした授業提案ができる。
《成績評価の方法》
授業時の小テスト20%、演習内容30%、期末試験50%
。
《授業計画》
週
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15
テーマ
文学教材の意義
《テキスト》
なし。適宜プリントを配布する。
《参考図書》
高等学校の国語総合教科書。
『益田勝実の仕事5国語教育論集成』(ちくま学芸文庫)
《授業時間外学習》
本文を読んでくる(予習)。
文の構造を考える。品詞分解など(予習)。
和歌の読解に関するレジュメ作成(演習準備)。
演習後のふりかえりやレポート作成(復習)。
《備考》
教職志望者推奨科目
『竹取物語』読解①
学習内容など
高校までの古典学習のふりかえり。文学作品が国語科教材になるとき。文学教材の意
義。
冒頭表現の工夫を読み取る。
『竹取物語』読解②
求婚譚から風刺精神を読み取る。
『竹取物語』読解③
天帝と翁の対比的な描き方。
『枕草子』読解①
初段「春はあけぼの」の読解。
『枕草子』読解②
「香炉峰の雪」章段の読解。
百人一首
百人一首 演習①
和歌研究の手法。一首の歌の解釈を明らめるための手続きについて解説。レジュメの
作りかたとポイント。
上代歌人の歌。レジュメにもとづいて発表と意見交換。
百人一首 演習②
古今歌人の歌。レジュメにもとづいて発表と意見交換。
百人一首 演習③
のちに説話化する歌。レジュメにもとづいて発表と意見交換。
百人一首 演習④
新古今歌人の歌。レジュメにもとづいて発表と意見交換。
古典評論
中世の古典評論書『無名草子』冒頭(いとぐち)の場面設定の理解と読解。
『源氏物語』読解①
若紫巻「少女の発見」の読解とポイント解説。
『源氏物語』読解②
御法巻「紫の上の最期」の読解とポイント解説。
『源氏物語』の影響
『源氏物語』とその影響下の作品。
《専攻専門科目 日本文学・文芸創作》
科目名
文学作品研究Ⅲ(中世)
担当者氏名
田口 寛
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
中世文学の有名作品の一つであり、中世という時代を表す特
徴的作品の一つでもある『平家物語』を読む。「語り本系」
といわれる一般に流布している本の、著名な場面を取り上げ
る。授業初回における概説のほか、各場面についての講義を
行う中で、適宜研究のための知識・技術等も紹介したい。
《授業の到達目標》
中世文学の有名作品の一つである『平家物語』についての講
義を通して、中世文学研究のための能力を身につけ、中世文
学に関する一定程度の説明ができる。教養として、『平家物
語』の内容について全体あるいは一部を説明できる。『平家
物語』の登場人物への関心を通して、中世という時代を生き
た人間について説明できる。
《テキスト》
『平家物語』本文を含め適宜資料を配る。
《参考図書》
『平家物語』(岩波文庫。全4冊)。その他は授業時に適宜
挙げる。
《授業時間外学習》
予告に従い、予めテキストの該当部分を読んでいることが望
ましい。
《成績評価の方法》
試験、あるいはレポートの内容による。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
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4
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15
テーマ
授業の全体説明。
学習内容など
シラバスを用いつつ、この授業半期の概要・目標等について説明する。
『平家物語』についての
概説。
巻1「祇園精舎」
資料を用いて、『平家物語』について概説する。
巻1「祇王」(1)
祇王について。
巻1「祇王」(2)
祇王について。
巻3「僧都死去」
俊寛について。
巻5「福原院宣」
文覚について。
巻6「入道死去」
平清盛について。
巻8「征夷将軍院宣」
源頼朝について。
巻9「木曾最期」
源義仲について。
巻9「敦盛最期」
平敦盛・熊谷直実について。
巻11「先帝身投」
平知盛・安徳天皇について。
巻11「腰越」
源義経について。
巻12「女院死去」
平徳子について。
まとめ。
半期の学びを振り返る。
物語冒頭「祇園精舎」について。
《課程科目》
科目名
生涯学習概論
担当者氏名
倉本 昭
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
生涯学習の始まりから、発展・成熟を経て、現在の形に至る
までの経緯を追う。加えて、生涯学習を支える仕組みと、生
涯学習の内容・方法を学ぶ。特に本学における実践を例に、
運営の実態と課題も把握する。
《授業の到達目標》
①生涯学習・社会教育の本質と意義を理解する
②生涯学習に関する制度・行政・施策、家庭−学校−社会教
育 施設相互の関連、専門職員の役割等につき総合的理解に
至 る。
③生涯学習を企画・運営するノウハウを身につける
《テキスト》
なし
《参考図書》
適宜紹介する
《授業時間外学習》
本学は現在「アルス梅光」として地域に誇る生涯学習のシス
テムを確立している。機会があれば、その実態に触れてほし
い。また市内外の生涯学習イベントに参加されたい。
《成績評価の方法》
受講態度と学期末の試験によって評価
《備考》
《授業計画》
週
1
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5
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15
テーマ
生涯学習の定義
学習内容など
生涯学習の役割について考える前提として、その誕生と、教育史上の意義を説く。
生涯学習の歴史(1)
ユネスコやOECDで提唱された成人教育の概念が我が国に導入された経緯
生涯学習の歴史(2)
生涯学習の日本における展開
生涯学習の歴史(3)
日本における生涯学習振興施策の展開
生涯学習と家庭・学校・
社会
生涯学習に関わる社会教
育行政(1)
生涯学習に関わる社会教
育行政(2)
生涯学習に関わる社会教
育行政(3)
生涯学習の方法と内容(1
)
生涯学習の方法と内容(2
)
生涯学習の方法と内容(3
)
生涯学習の方法と内容(4
)
生涯学習の実例(1)
生涯学習と、家庭・学校・社会それぞれの役割分担と、相互連携について
生涯学習の実例(2)
下関市、北九州市における生涯学習と、本学と両市社会教育事業との連携について
生涯学習の課題と展望
大都市においては飽和感や翳りが見られるという生涯学習事業。その将来への展望は
?
生涯学習に関わる社会教育行政の意義と役割について
社会教育行政がいかなる形で生涯学習事業を推進しているのかを実例を挙げて解説
社会教育施設の運営・管理の実態を、近隣自治体の例を挙げて解説
生涯学習のカリキュラムについて自治体や本学の例から解説
生涯学習実践上の注意点について自治体や本学での例から具体的に解説
生涯学習・社会教育の指導者とは、いかにあるべきかを論じる
生涯学習の支援体制の確立、広報、さらに学習成果の評価と活用について
本学の生涯学習センターの設立の経緯と、目下抱えている諸課題について
《課程科目 司書資格取得に関する科目》
科目名
図書館概論
担当者氏名
湯浅 直美
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
生涯学習社会における図書館の意義と機能を学ぶ。図書館の
歴史と現況を学ぶとともに、各種図書館の特性を理解し、そ
れぞれの利用者ニーズへの対応を可能にする司書の役割を学
ぶ。また、類縁機関との関係や図書館関連法規等、幅広く図
書館について知識を持つ。
《授業の到達目標》
図書館について概略的な知識を身につけ、司書となるための
心構えを養うことができる。
図書館理念の理解、図書館業務の理解、図書館が社会に果た
す役割の理解。
《成績評価の方法》
定期試験:60%
授業参加の積極性:40%
《授業計画》
週
1
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3
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5
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12
13
14
15
テーマ
図書館の定義
図書館の機能と構成要素
生涯学習社会における図
書館の意義
図書館法、各種図書館基
準、各種図書館宣言
基本的人権、知的自由と
図書館
現代図書館の成立
国立図書館の意義と機能
《テキスト》
図書館概論 / 塩見昇編著.日本図書館協会.2012年(J
LA図書館情報学テキストシリーズⅢ 1)
《参考図書》
授業中に指示する。
《授業時間外学習》
テキストをあらかじめ予習し、授業に出席すること。授業に
おいては、自己の予習で出てきた疑問を解決できるように、
必要に応じて質問をすること。
《備考》
予習の段階からノートを整理しておくと、わかっているよう
でわからないことが見えてきます。
学習内容など
図書館とは社会においてどのような役割を果たす存在なのかを学び、学習者にとって
の図書館像を確立するようにします。
図書館の仕事を、図書館を構成する要素を分析しながら学びます。利用者の目に見え
る仕事と、目に見えない仕事を分けて、理解できるようにします。
現代日本の生涯学習時代について改めて学びます。その社会に生きる人々に対して、
図書館はどんなサービスを提供できるか、自分の意見が持てるようにします。
公立図書館の存在や活動の法的根拠となる「図書館法」を、関係する法律、国や関係
機関が定めた各種基準、宣言などを学びます。
読書や学びは、どの時代にあっても人々にとって最も大切な精神活動であることを学
び、その支援をする図書館のあり方を理解します。
図書館の歴史を振り返り、現在の図書館のサービスが形作られていった過程を理解し
て、将来の図書館像に繋がる、学習者にとっての図書館観を、作ります。
国立図書館の仕事を学びます。
公共公立図書館の意義と
機能
市民の読書と調査研究の
支援者
利用者ニーズ調査とその
対応
学校図書館の意義と機能
県立、市町村立の図書館の仕事を学びます。
専門図書館、文書館、類
縁機関の意義と機能
専門職としての司書資格
企業や研究機関の情報センターや、図書館と近い仕事をする文書館、地域文庫などの
仕事を学びます。
専門家としての司書とはどんな仕事なのか、学習者が自分の将来像を形成できるよう
に考えを深めていきます。
複数の図書館同士で協力関係を結ぶ仕事を学びます。また、他の社会教育施設との連
携を理解します。
インターネットやデータベースが日常生活に浸透する現代の図書館とはどんなものか
、また、将来どんな図書館に成長していくのか、自分の考えが持てるようにします。
図書館間協力と社会教育
支援サービス
情報化新時代の図書館の
課題と展望
カウンターで利用者に対応する仕事を中心に、司書の基本的な仕事を学びます。
図書館を利用する人々の学びや知識欲を理解し、その人たちを支援するのが司書の役
割であることを学びます。
小・中・高等学校(特別支援学校を含む)における学校図書館の仕事を学びます。
《課程科目 司書資格取得に関する科目》
科目名
児童サービス論
担当者氏名
轟 良子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
児童サービス推進には子どもを知り、子どもの本を知り両者
を結びつける技術を知ることが必要である。子どもの読書の
大切さを体得し、子どもと本を結ぶ人となるよう読書の楽し
さを分かち合いたい。その実践として身近な図書館を利用し
ての感想や子ども時代の読書の思い出をレポートに作成する
。絵本の読み聞かせやブックトーク、お話し会やビブリオバ
トルなどを体験する。
《授業の到達目標》
1 子どもの発達段階に合わせ適書を適時に提供できるよう
、ブックトークのシナリオを書くことができる。
2 読み聞かせやブックトーク、ビブリオバトルなどの実践
では、大勢の人の前で本を紹介することができる。聞き手は
話者を評価をし、コメントを書くことができる。
3 子ども時代の読書の重要性を適格に説明できる。
《成績評価の方法》
課題レポートの提出、読み聞かせ、ブックトーク、お話し会
、ビブリオバトルなどへの参加態度、試験の成績、出席率な
どにより総合評価する。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授業の進め方と心構え
《テキスト》
児童サービス論 中多泰子編 樹村房 2008年 1900円
《参考図書》
図書館学基礎資料 最新版 今まど子編著 樹村房 1,000円
《授業時間外学習》
1身近な図書館を利用して感じたことをレポートにまとめる
。
2子ども時代の読書の思い出を振り返り読書の意義を考える
。
3絵本の読み聞かせを実践するので、その準備を行う。
4ブックトークを実践するのでレポートを作成する。
5ビブリオバトルを開催するので、紹介本の準備をする。
《備考》
以上の準備を授業時間外で行う。
ヤングアダルトに対する
図書館サービス
子どものレファレンスに
応える
お話し会の実践
学習内容など
授業ガイダンス 受講生にアンケート記入をしてもらう。読み聞かせにふさわしい絵
本や話題の本を紹介する。次回は全員が読み聞かせの本を持参する。
子どもの発達段階と読書 発達と学習における読書の意義 子ども時代の読書の思い
出を振り返る 読み聞かせの講義実演 学生各自も体験する。
児童図書館活動の歴史と児童観の変遷 児童図書館の意義 身近な図書館を利用して
感じたことをレポートにまとめる。ブックトークについて説明する。
児童資料の特性と種類 児童図書館における蔵書の構築 さまざまな図書館の紹介
例 佐賀県武雄市立図書館と伊万里市民図書館
児童図書の選書 選書方針と規準 選書の方法と手順 評価・選択のための参考資料
資料の組織化
児童サービスの意義 児童サービスの企画、立案、運営、実施 フロアワーク、貸出
ブックトーク原稿の提出
読み聞かせ、ストリーテリング、ブックトーク、図書館でのお話し会の企画 グルー
プに分かれてお話し会の準備をする。ブループ内の役割分担を決める。
ブックスタートなど乳幼児サービスの実際を知る 赤ちゃんと絵本 お話し会の内容
を役割にそって考え打ち合わせをする。
ヤングアダルトに対する図書館サービス 中学生・高校生へのサービスの実際 ビブ
リオバトルの紹介
子どもの「なぜ」に応える 子どもからのレファレンスを実践する こどもに調べ方
を伝える
グループに分かれて読み聞かせなどを中心にしたお話し会を開く
学校図書館へのサービス
学習支援としてのサービス 学校図書館への活動支援 子ども司書養成講座
地域と公共図書館
学校、家庭、地域との連携・協力 児童サービスを支えるネットワーク ビブリオバ
トルの準備
児童サービスの課題 子どもの読書力育成 地域の読書環境の整備 情報化の促進
人材の育成 ビブリオバトルの実践
子どもと本を結ぶ架け橋になろう 授業を振り返り重要なことをまとめる
読書の意義
児童サービスの意義と歴
史
児童資料の特性と種類
児童図書の選択と組織化
児童図書館サービス
読書への導入と展開
乳幼児サービス
児童サービスの課題と展
望
まとめ
《課程科目 司書資格取得に関する科目》
科目名
図書館情報資源概論Ⅰ
担当者氏名
湯浅 直美
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
図書館の情報資源の性質や特性を理解し、利用者の要求に適
切に対応できる司書としての基礎知識を養う。また、利用者
の要求をあらかじめ想定して、図書館情報資源を構築するた
めの選書論を学び、さらに収集方針の大切さを理解する。
《授業の到達目標》
利用者の要求にこたえられる司書としての資料知識、専門知
識の習得。文字資料の特性を理解する、非文字資料の特性を
理解する、図書館資料全体の統制を執れるようになる。
《成績評価の方法》
定期試験:60%
授業参加の積極性:40%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
情報資源、メディアの定
義
メディアの類型と特質
《テキスト》
図書館情報資源概論 / 馬場俊明編著.日本図書館協会.
2012年(JLA図書館情報学テキストシリーズⅢ 8)
《参考図書》
授業中に指示する。
《授業時間外学習》
テキストをあらかじめ予習し、授業に出席すること。授業に
おいては、自己の予習で出てきた疑問を解決できるように、
必要に応じて質問をすること。
《備考》
予習の段階からノートを整理しておくと、わかっているよう
でわからないことが見えてきます。
印刷資料1.図書
学習内容など
図書館における情報資源、メディア、資料などと呼ばれるものの定義を理解し、利用
者の要求に応じられる司書の基礎知識を身につけます。
図書館において運用上用いられる資料の類型、メディアの類型を学び、利用者に説明
できるようにします。
図書館で調査研究をする利用者の支援をするのに欠くことのできない考え方として、
一次資料と二次資料の違いを学びます。
図書の特性を学びます。
印刷資料2.雑誌
雑誌の特性を学びます。
印刷資料3.新聞、その
他逐次刊行物
非印刷資料1.メディア
転換資料
非印刷資料2.デジタル
化資料
非印刷資料3.ネットワ
ーク情報源
非印刷資料4.音声、映
像、マルチメディア
実物資料
新聞の特性、年鑑類の特性、さらに小冊子の特性を学びます。
点字資料
視覚、聴覚などに障害を持つ利用者が利用できる情報資源について学びます。
地図資料
郷土資料の一部である地図資料の特性を学びます。
図書館作成資料
図書館が独自に作成する資料の目的、意義と価値を学びます。
多様な情報資源、メディ
アの組織化
目録、分類の仕事と、情報資源の整備との関連性について学びます。
一次資料と二次資料
紙媒体からメディア転換する資料の存在を理解し、その特性を学びます。
紙媒体や他の媒体からメディア転換したデジタル化資料、あるいは当初からデジタル
化された資料の特性を学びます。
図書館の外部に存在するネットワーク上の情報源、データベースについて学びます。
記録方法の違いによってわけられる、音声記録、映像記録、マルチメディア記録の資
料について、その特性を学びます。
博物館や資料館と共通する実物資料の特性を学びます。
《課程科目 司書資格取得に関する科目》
科目名
情報資源組織論Ⅰ(目録)
担当者氏名
湯浅 直美
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
図書館業務を支える情報資源は、利用目的に合わせて組織化
されて、初めてその役割を果たすことを学ぶ。その組織化の
成果である目録の意義と役割を論じ、目録作業の基礎となる
知識を身につける。また、ネットワーク化された現代図書館
に欠くことのできない書誌ユーティリティについて理解する
。
《授業の到達目標》
目録の中で、特に書誌データを組織化する部分を集中して学
び、図書館目録の作成と運用ができるようにする。
目録概念の理解、目録の役割の理解、図書館目録の価値の理
解。
《成績評価の方法》
定期試験:60%
授業参加の積極性:40%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
目録の役割と意義
《テキスト》
情報資源組織論 / 柴田正美編著.日本図書館協会.2012
年(JLA図書館情報学テキストシリーズⅢ 9)
《参考図書》
授業中に指示する。
《授業時間外学習》
テキストをあらかじめ予習し、授業に出席すること。授業に
おいては、自己の予習で出てきた疑問を解決できるように、
必要に応じて質問をすること。
《備考》
予習の段階からノートを整理しておくと、わかっているよう
でわからないことが見えてきます。
目録の機能
学習内容など
目録とは何かについて理解し、さらに、図書館に目録が必要な理由を学習者がきちん
と理解するようにします。
目録は図書館業務の中でどのように使われるのか、他の仕事との関連から学びます。
記述目録法と書誌情報
目録の作成技術の基本となる考え方を学びます。
書誌コントロールと標準
化
記述の役割
目録に書く内容は国際的な合意のもとに定められ、各国が共同で情報資源を利用する
ことができるようになっていることを学びます。
図書館の情報資源はすべて、記述と言う形式に置き換えて体系的に組織されることを
学びます。
情報資源を探すために必要な標目の存在を知り、その働きは図書館利用者にとって必
要不可欠のものだと理解します。
目録規則の歴史を知り、現在の国際的合意にたどり着くまでの試行錯誤を知って、学
習者が目録の重要性を理解できるようにします。
日本の図書館で最も多く採用されている「日本目録規則」について、その基本を学び
ます。
利用者の目録の使い方を学び、目録作成者として司書はどんな仕事をするべきか学び
ます。
毎日の図書館業務の中で、目録は毎日更新されていくことを知り、その責任は司書に
あることを学びます。
複数の図書館で協力して目録の作成を行うことを学びます。
標目の役割
目録規則の歴史と現状
日本目録規則
目録の種類
目録管理と維持
共同目録作業、分担目録
作業
ネットワーク公開OPA
Cと横断検索
ネットワーク上の情報管
理と目録機能
書誌ユーティリティ
メタデータと図書館目録
インターネット上から利用することができる目録について理解します。
公開している図書館ホームページのセキュリティを維持することができなければ、目
録の公開はできないことを学びます。また外部アクセスへの対応を学びます。
図書館ネットワークの中核に存在している、外部書誌データの利用と、その作成につ
いて学びます。
目録のデータがメタデータに相当することを学び、利用者に目録データを提供するこ
との意義を理解します。
《課程科目 学芸員資格取得に関する科目》
科目名
博物館概論
担当者氏名
渡辺 一雄
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
この授業は、学芸員資格の取得をめざす学生を対象に博物館
の仕事と学芸員の役割を概説するものです。具体的には、資
料を収集・保管し、調査・研究し、一般の人々の利用に供す
る博物館の姿を紹介し、その社会的使命について考えます。
そして博物館の専門的職員で博物館活動の中心的な役割を担
う学芸員の仕事と使命について紹介します。
《授業の到達目標》
・博物館への関心を深め、多様な博物館の見学を行う。
・資格取得にむけてモチベーションを高める。
・博物館に関する基礎的な知識を理解し、専門性(博物館学
) の基礎となる能力を養う。
《テキスト》
使用します(後日指示)。併せてプリントを配布します。
《参考図書》
適宜、紹介します。
《授業時間外学習》
毎回復習を行い、ノートを整理してください。
《成績評価の方法》
授業態度(50%)と期末試験(50%)で評価します。
《備考》
国家資格取得のための授業です。出席は全出席が原則です。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
ガイダンス
博物館とはⅠ
博物館とはⅡ
学習内容など
博物館学課程及び授業の説明
博物館法等にみる博物館の定義、目的、機能
館種・設置者別・法的区分による博物館の種類
博物館とはⅢ
諸制度・博物館関係法令など博物館を支えるしくみ
博物館とはⅣ
博物館を支える人々、学芸員の役割
博物館とはⅤ
欧米及び日本における博物館の生成と発展
博物館とはⅥ
欧米及び日本における博物館の現状
博物館とはⅦ
さまざまな博物館の利用形態
博物館の使命Ⅰ
社会的存在としての博物館
博物館の使命Ⅱ
地域施設としての博物館
博物館の使命Ⅲ
生涯学習施設としての博物館
博物館の実際
博物館見学を通して博物館と学芸員の仕事について学ぶ(土曜日に実施する可能性)
博物館と研究Ⅰ
博物館における研究の展開
博物館と研究Ⅱ
博物館学の目的・方法・構成
博物館と研究Ⅲ
博物館学の生成と発展
博物館の現状と課題
博物館の未来と学芸員の役割
《課程科目 学芸員資格取得に関する科目》
科目名
博物館資料論
担当者氏名
田口 寛
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
博物館が扱う資料、及び博物館の種類は、多種多様である。
本授業では対象資料を「古典籍」に特化し、また、国文学研
究資料館や宮内庁書陵部といった、「博物館的」機関の事業
も紹介しつつ、「博物館資料」という概念の輪郭を浮かび上
がらせることを目指す。
《授業の到達目標》
「博物館資料」について、一般的な概念や自己の所見を説明
できる。「博物館資料」について、観客ではなく学芸員の立
場から所見を説明できる。「博物館資料」として、古典籍等
を実際に自分の手で扱うことができる。
《テキスト》
大堀哲氏・水嶋英治氏編著『博物館学Ⅰ』(学文社 2012)
。その他、適宜資料を配る。
《参考図書》
授業時に適宜挙げる。
《授業時間外学習》
日頃から、学芸員の立場を想像して博物館に通うことが望ま
しい。
《成績評価の方法》
試験、あるいはレポートの内容による。
《備考》
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授業の全体説明。
学習内容など
シラバスを用いつつ、この授業半期の概要・目標等について説明する。
「博物館資料」について
(1)
「博物館資料」について
(2)
資料の収集・整理・保管
等について。
資料の調査研究・公開・
展示等について。
資料の収集について(1)
特に「博物館」についての再認。
資料の収集について(2)
テキストや、別個の具体例により再論する。
資料の整理について。
テキストや、別個の具体例により再論する。
資料の保管について(1)
テキストや、別個の具体例により再論する。
資料の保管について(2)
テキストや、別個の具体例により再論する。
資料の調査研究について
(1)
資料の調査研究について
(2)
資料の公開について。
テキストや、別個の具体例により再論する。
資料の展示について。
テキストや、別個の具体例により再論する。
まとめ。
半期の学びを振り返る。
特に「資料」についての概論。
テキストにより概論を押さえる。
テキストにより概論を押さえる。
テキストや、別個の具体例により再論する。
テキストや、別個の具体例により再論する。
テキストや、別個の具体例により再論する。
《課程科目 学芸員資格取得に関する科目》
科目名
情報資源組織演習Ⅰ(目録)
担当者氏名
湯浅 直美
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
図書館業務を支える情報資源は、利用目的に合わせて組織化
されて、初めてその役割を果たすことを学ぶ。その組織化の
成果である目録の意義と役割を理解し、実際の目録作成を演
習することでさらに学びを深める。
《授業の到達目標》
目録作成の基本となる記入の作成ができるようになる。また
、情報資源ごとに異なる記述のありかたをきちんと理解し、
図書館現場での実践に役立てられる。
目録記入(記述、標目)の理解、典拠ファイルの理解、排列
の理解。
《成績評価の方法》
定期試験:60%
授業参加の積極性:40%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
目録法総則とメタデータ
の作成
記述の総則と標準化
《テキスト》
資料組織演習 / 吉田憲一編著.日本図書館協会.2007年
(JLA図書館情報学テキストシリーズⅡ 10)
《参考図書》
授業中に指示する。
《授業時間外学習》
テキストをあらかじめ予習し、授業に出席すること。授業に
おいては、自己の予習で出てきた疑問を解決できるように、
必要に応じて質問をすること。
《備考》
予習の段階からノートを整理しておくと、わかっているよう
でわからないことが見えてきます。
記述の書誌的レベルとデ
ータ管理
タイトルの記述
学習内容など
「日本目録規則」の総則部分を理解し、情報資源に対応するメタデータとしての書誌
データの基本を学びます。
情報資源そのものから作成する記述とは何かを理解し、誰が作成しても同じ記述にな
ることの必要性を学びます。
利用者が図書館で情報資源を探す場合の、探し方に応じた記述の作成方法を学び、そ
れを維持することの大切さを理解します。
情報資源のタイトルの記述の規則を学びます。
責任表示の記述
情報資源の責任表示(著者、編者、訳者など)の記述の規則を学びます。
版と資料特性の記述
情報資源の版表示の記述の規則、資料特性の記述の規則を学びます。
出版頒布等の記述
情報資源の出版頒布に関する事柄の記述(図書ならば出版地、出版社、出版年)の規
則を学びます。
情報資源の形態に関する記述(図書ならページ数、大きさ等)の規則を学びます。
形態の記述
シリーズの記述
注記の記述
標準番号の記述
標目の総則
標目指示と検索システム
典拠ファイルの作成と検
索システム
排列と検索システム
全集、選集、シリーズなど、複数の情報資源がセットになっている場合の記述の規則
を学びます。
タイトルからシリーズまでの記述に記載できなかった重要な事項を記す注記の記述の
規則を学びます。特に、内容注記の重要性を理解します。
情報資源の特定に用いられる標準番号について理解し、その記述の規則を学びます。
記述を検索するときに用いる索引ファイルと、それに取り上げられる標目、ディスク
リプタの基本を学びます。
索引ファイルの作成と、それぞれの標目、ディスクリプタの作成法を学びます。
著者を特定するときや、無著者名古典を特定するときに必要な典拠ファイルの作成を
学びます。
ディスクリプタと非ディスクリプタの違いを理解し、検索に用いられるキーワードの
大切さを学びます。
《教養科目 梅光コモンズ領域》
科目名
ボランティア実習Ⅰ
担当者氏名
李 光赫
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
サマリアデーで支援している地域に行き、現地での調査とボ
ランティア活動を行う(約7日間)。
現地に行く前には勉強会を実施し、自分たちで現地の状況を
調べ、しおりの作成する。それぞれ課題を持って出かける。
ボランティア活動を行なって帰国した後は振り返りと課題に
対する調査や体験内容をPPTや冊子にまとめ、発表や報告を行
う。
《授業の到達目標》
1.本学の支援チャイルドの現状を調べる。ボランティア活動
を体験する。途上国の現状を知り、共に生きること考える
。
2.体験を通してより深く学びたいと思ったことをテーマとし
て実習に臨む。
3.テーマに対するまとめを行う。授業や学院礼拝で発表をし
たり、報告書を作成することによって人々に伝える。
《成績評価の方法》
1.事前・事後の授業への参加(30%)
2.実習の参加(40%)
3.発表・報告書の作成(30%)
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
《テキスト》
プリント配布
《参考図書》
必要に応じて紹介する
《授業時間外学習》
活動地域に関する事前調べ。発表のPPT作成や報告書の作成
グループワークを行う。
《備考》
現地実習参加
テーマ
授業の概要
学習内容など
ボランティア実習Ⅱのこれまでの実施状況や概要を学ぶ。
事前勉強会①
支援地域の人々の生活について学ぶ。
事前勉強会②
現地の概要(気候、地理・歴史、文化、民族、社会問題等)を調べる。
事前勉強会③
携行品や現地への支援物資の確認、及び海外安全対策について学ぶ。
事前勉強会④
ボランティア実習Ⅰのしおりの作成。
実習①
現地でのスケジュールに従う。
実習②
現地でのスケジュールに従う。
実習③
現地でのスケジュールに従う。
実習④
現地でのスケジュールに従う。
実習⑤
現地でのスケジュールに従う。
実習⑥
現地でのスケジュールに従う。
事後勉強会(振り返り)
発表のPPT作成
実習の体験を参加者同士で分かち合いをする。グループ内で自分のテーマについての
調査報告をする。
実習の体験を学内外の人々に知らせるために発表用PPTを作成する。
報告書の作成①
実習の体験を報告書にまとめる。
報告書の作成②
実習の体験を報告書にまとめる。
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
外国語ガイド実習
担当者氏名
遠藤 由里子、倉本 昭、倉増 泰弘、馮 戦兵、平田 歩、藤原 義嗣
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
下関市の概況、観光ガイドの心得などを学んだうえで、各自
の専攻言語(英語、韓国語、中国語、日本語:留学生)で下
関を訪れる外国人観光客を対象としたガイド原稿を作成・発
表する。
《授業の到達目標》
・各自に割り当てられた観光スポットについて、通常の観光
ガ イドとは異なった学生目線に立った原稿を作成
・作成したガイド原稿をそれぞれの専攻言語に翻訳
・各自の原稿を海峡メッセ展望室で発表
《テキスト》
使用しない。
《参考図書》
《授業時間外学習》
専攻言語によるガイド原稿作成に当たっては、内容の吟味は
もちろんのこと、そのガイド原稿をいかに外国人にわかりや
すく伝えるかを考え、練習を行う。
《成績評価の方法》
レポート、ガイド原稿・発表などで総合判断する。
《備考》
夏季集中講義(9月中旬予定)
修了者には(財)山口県国際総合センターより「語学実習修
了書」が交付される。
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
講義(本学)-1
下関概況-1
学習内容など
講義(本学)-2
下関概況-2
実習(本学)-1
下関市内主要観光地のガイド原稿(英語、韓国語、中国語、日本語)を各自作成-1
実習(本学)-2
下関市内主要観光地のガイド原稿(英語、韓国語、中国語、日本語)を各自作成-2
実習(本学)-3
下関市内主要観光地のガイド原稿(英語、韓国語、中国語、日本語)を各自作成-3
実地踏査-1
下関市内主要観光地の実地踏査-1
実地踏査-2
下関市内主要観光地の実地踏査-2
講義(海峡メッセ)-1
下関市の国際観光への取り組み
講義(海峡メッセ)-2
観光ガイド・通訳の心得-1
講義(海峡メッセ)-3
観光ガイド・通訳の心得-2
海峡メッセ内施設見学
海峡ゆめタワー、国際会議場などの館内施設見学
観光ガイド発表-1
海峡ゆめタワー展望室で各自が作成した原稿をもとに観光ガイド実習-1
観光ガイド発表-2
海峡ゆめタワー展望室で各自が作成した原稿をもとに観光ガイド実習-2
観光ガイド発表-3
海峡ゆめタワー展望室で各自が作成した原稿をもとに観光ガイド実習-3
まとめ
講評
《共通専門科目 文化理解領域》
科目名
東アジアの近現代史
担当者氏名
爪田 一寿
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
近代以降の日本、中国、朝鮮三カ国の関わりを、日本の動向
を中心に概観する。ドキュメンタリーや映画などを用いて、
受講生が関心を持ちやすいように講義を行う。
《テキスト》
プリントを配布する。
《参考図書》
和田春樹ほか『東アジア近現代通史』上・下、岩波現代全書
、2014年
《授業の到達目標》
・日本、中国、朝鮮それぞれの近代以降の歴史を大まかに説
明できる。
・日本のアジア侵略について、その歴史的事実を客観的に認
識する。
・これからの東アジア友好のためには、どのような取り組み
が必要か考える。
《成績評価の方法》
講義への積極的な参加(30%)と期末レポート(70%)で評
価する。
《授業計画》
週
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14
15
《授業時間外学習》
新聞で報道される「歴史認識問題」関連記事を読むこと。
《備考》
テーマ
ガイダンス
東アジア近現代史を学ぶ意味
学習内容など
明治維新
明治維新とは何か
日清戦争
日清戦争とは何か
韓国併合
韓国併合に至る日本の動き
朝鮮の民族運動
日本に対する挑戦の抵抗運動
日露戦争
日露戦争とは何か
辛亥革命
辛亥革命とは何か
孫文を支えた日本人
孫文を支えた日本人(頭山満など)
満州事変と満州国
映画『ラスト・エンペラー』を通して
南京事件
南京事件とは何か
強制連行
強制連行について考える
従軍慰安婦
従軍慰安婦問題について考える
戦後の歩み
日本、中国、朝鮮の戦後の歩みを概観する
歴史認識と東アジア共同
体
まとめ
和解の道を探る
質疑応答、レポート提出
《教養科目 キャリア領域》
科目名
外国語コミュニケーションⅡ
担当者氏名
遠藤 由里子
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
前期に引き続き、テキストの音読・暗記を繰り返し、より正
確な発音を身に着け、併せて常用基本文型習得を目指す。
《テキスト》
『大学生のための初級中国語40回』杉野元子他 白帝社
《参考図書》
《授業の到達目標》
・ピンインを間違いなく正確に発音できる。
・基本文型(単文)の習得。
・習得した文型を使って簡単な自己紹介を行う。
《授業時間外学習》
必ず復習をすること。
《成績評価の方法》
授業態度、小テスト・学期末試験等で総合評価する。
《備考》
既習事項の整理・蓄積のため、随時小テストを実施する。
《授業計画》
週
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15
テーマ
文法-1
第18課
文法-2
第19・20課
文法-3
第21課
文法-4
第22・23課
文法-5
第24・25課
文法-6
第26・27課
文法-7
第28課
文法-8
第29・30課
文法-9
第31・32課
文法-10
第33・34課
文法-11
第35課
文法-12
第36・37課
文法-13
第38課
文法-14
第39課
文法-15
第40課
学習内容など
時間量を表す言葉、前置詞‘从/到/离’、選択疑問文
‘了’の用法-2、動詞の重ね型、主述述語文、前置詞‘跟/给’
第18・19・20課小テスト
経験の‘过’、疑問詞‘怎么’
助動詞‘要/得/应该/会/能/可以’
第22・23課小テスト
名詞述語文、離合詞、時間量補語、禁止表現
第24・25課小テスト
動作量補語、状態補語、二重目的語
第26・27課小テスト
単純方向補語、複合方向補語
第28課小テスト
結果補語、可能補語、方向補語の派生用法
第29・30課小テスト
比較表現、‘是∼的’構文、譲歩と逆接
第31・32課小テスト
進行表現、持続表現、疑問詞の不定用法
第33・34課小テスト
存現文、自然現象
第35課小テスト
近い未来、‘有点儿’と‘一点儿’、疑問詞の不定用法
第36・37課小テスト
受け身文、補語のまとめ
第38課小テスト
使役文、仮定表現
第39課テスト
複文
《教養科目 キャリア領域》
科目名
外国語コミュニケーションⅡ
担当者氏名
小野 良美、堤 千佳子、倉増 泰弘、松尾 文子、東 宮史
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
授業内の使用言語は原則英語。学生が英語で「聴き」「話し
」「読み」「書く」活動をすることを授業の中心とする。
《テキスト》
McCarthy, M., McCarten, J. & Sandiford, H. (2014)
Touchstone 2/3. New York: CUP
《参考図書》
・Xreading (多読用オンライン教材) ・elllo (多聴用オンライン教材)
《授業の到達目標》
・CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠組み)のA1〜A2レベルに
到達すること。
・4技能(聞く、話す、読む、書く)をバランス良く伸ばす
こと。
・産出技能(話し、聞くこと)重点を置き、A1~A2のパフォー
マンスができるようになること。
《成績評価の方法》
・語彙テスト: 15% ・多読: 15% ・多聴: 15% ・Peer journal:15%
・Class participation:20%
・期末テスト: 20%
《授業計画》
週
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15
《授業時間外学習》
・語彙テスト(のための学習)
・多読
・多聴
・Peer journal
《備考》
TOEIC IP (5月)が単位取得条件 Listening & Readingが必須(Speaking & Writingのテストも
推奨する)
テーマ
学習内容など
Intuction to the course Introduction to the course / Icebreaking activities
Going away /
Unit 7-A: Getting ready / Circle of friends
Relationships (1)
Unit 7-B: Things to remember / Dating
Going away /
Unit 7-C: That's a great idea. / She's just a bit odd.
Relationships (2)
Unit 7-D: Interesting places / New friends,old friends
At home /
Unit 8-A: Spring cleaning / Wishes
What if? (1)
Unit 8-B: Things at home / Life's little dilemmas
At home /
Unit 8-C: Do you mind...? / If I were you,...
What if? (2)
Unit 8-D: Home habits / Any regrets?
Things happen /
Unit 9-A: When things go wrong... / Tech support
Tech savvy? (1)
Unit 9-B: Accidents happen. / How things work
Unit 9-C: That's hilarious. / On the other hand,... Unit 9-D: Happy endings
Things happen /
/ Identity theft
(Mid-semester students' questionnaire)
Tech savvy? (2)
Communication /
Unit 10-A: Keeping in touch / Catching up
What's up? (1)
Unit 10-B: On the phone / Movies
Communication /
Unit 10-C: What were you saying? / I was wondering... Unit 10-D: Texting /
What's up? (2)
Reviews
(Teacher feedback to the mid-semester students' questionnaire)
Appearances /
Unit 11-A: Family traits / Speculating
Impressions (1)
Unit 11-B: Features / Ups and downs
Appearances /
Unit 11-C: What's his name? / That must be fun.
Impressions (2)
Unit 11-D: Changing fashions / Making an impression
Looking ahead /
Unit 12-A: What's next? / Local news
In the news (1)
Unit 12-B: Jobs / Natural disasters
Looking ahead /
Unit 12-C: I'll drive. / Did you hear about...?
In the news (2)
Unit 12-D: In the future... / Reporting the news
Preparation for the
Preparation for the semester-final exam (Listening, speaking, reading and
semester-final exam (1) writing)
Preparation for the
Preparation for the semester-final exam (Listening, speaking, reading and
semester-final exam (2) writing) (Semester-final students' questionnaire)
《教養科目 キャリア領域》
科目名
外国語コミュニケーションⅡ
担当者氏名
當房 詠子
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
留学生が日本で生活する上で接する身近な話題について、日
本語でまとまった話がスムーズにでき、改まった場で自分の
意見が言えるようなスピーチ力を身につける。日本の社会や
文化について理解できるよう、意見を述べ合いながらコミュ
ニケーション能力を養う。N2レベル以上の総合的な日本語
能力を身につけ発揮できることを目指す。
《授業の到達目標》
①身近な話題について、まとまった長さで自分の意見が言え
るようになること。
②日本社会や文化を理解し、適切な敬語を使って他者とコミ
ュニケーションをとることができること。
③日本語能力試験N2レベル以上の表現を理解し、使うこと
ができるようになること。
《テキスト》
『もっと 中級日本語で挑戦! スピーチ&ディスカッショ
ン』凡人社
《参考図書》
『新・にほんご敬語トレーニング』アスク
『日本語会話力トレーニングブック』アルク
《授業時間外学習》
語彙プリントの予習と復習をしておくこと。小テストをおこ
なう。
事前に出された課題をやっておくこと。
普段から、発音練習をしておくこと。
《成績評価の方法》
平常点(小テスト・課題・授業態度)60%+期末試験40%
《備考》
授業は週2回行われる。
《授業計画》
週
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テーマ
オリエンテーション
学習内容など
授業の進め方と学習の方法について確認する。
自己紹介スピーチ
上手な自己アピールの表現を身につける。
丁寧な話し方(1)
敬語の使い方を学ぶ。
丁寧な話し方(2)
敬語の使い方を身につける。
インタビュー(1)
インタビューの準備を考える。
インタビュー(2)
日本人にインタビューする。
インタビュー(3)
インタビュー結果を発表する。
スピーチ(1)
スピーチの流れと表現を学ぶ。
スピーチ(2)
テーマを決めてスピーチを考える。
スピーチ(3)
スピーチで自分の意見をみんなに伝える。
ディスカッション(1)
ディスカッションの流れと表現を学ぶ。
ディスカッション(2)
気になるトピックについてディスカッションする。
ディスカッション(3)
ディベート型のディスカッションをする。
ディスカッション(4)
ディベート型のディスカッションをする。
まとめ
これまで学んだことが身についたかどうか振り返る。
《教養科目 キャリア領域》
科目名
外国語コミュニケーションⅡ
担当者氏名
李 寛順
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
前期に引き続き、韓国語の読み書きに加えて積極的に会話を
する。そのため、より正確な発音を演習して、自然な韓国語
の表現力を身につける。日本語と韓国語の類似点、相違点を
比較しながら、韓国語への興味を高めていく。
《授業の到達目標》
1.韓国語の丁寧な表現や疑問形を使い、簡単な作文や会話
ができるようになる。
2.実用的な韓国語を使いこなすことができる。
3.韓国語能力試験(TOPIK1)の問題を解くことができる。
《テキスト》
楽しく学ぶハングル1
白帝社
《参考図書》
特になし
《授業時間外学習》
毎時間小テストを行うので復習して来ること。
《成績評価の方法》
小テスト、期末試験、授業態度など総合的に評価する。
《備考》
《授業計画》
週
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テーマ
学習内容など
復習
前期の内容を復習。
第11課
親しさの上称形(해요体)を学ぶ(1)
第12課
親しさの上称形(해요体)を学ぶ(2)
第13課
方向位置名詞を学ぶ(1)
第13課
方向位置名詞を学ぶ(2)擬声語・擬態語
第14課
過去時制を学ぶ。(합니다体、해요体)
第15課
用言の否定形を学ぶ。
第15課
不可能形を学ぶ。
第16課
尊敬の表現を学ぶ。特殊な尊敬形
第17課
動作の継続と希求表現を学ぶ(1)
第17課
動作の継続と希求表現を学ぶ(2)
第18課
婉曲と根拠の表現を学ぶ。
第19課
連体形を学ぶ。
第20課
意志・相談・可能性を学ぶ。
まとめ
半年間の学習内容を振り返る。
《教養科目 キャリア領域》
科目名
外国語コミュニケーションⅡ
担当者氏名
宝川 明子
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
初級を終了した学生の中級へのスムーズな移行を促すことを
目的としています。テーマに沿ってまとまった文章を読みま
す。語彙を拡げ、文法項目の復習と新規学習、さらにそれら
の運用として会話、作文をさせます。 教室内での発話を積
極的に促し、また意見を述べ合う等の機会を多くして、会話
能力とコミュニケーション能力を養成します。
《授業の到達目標》
日常的な話題、テーマについてまとまった文章が読める。
日常的な話題について理解し、話せる。
自分の経験、意見についてまとまりのある文章が書ける。
《成績評価の方法》
授業態度(積極性)30% 予習・宿題 30%
期末テスト40%
《授業計画》
週
1
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11
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13
14
15
テーマ
第1課 音楽と音の効果
第2課数字いい数字悪い
第2課数字いい数字悪い
第3課 おもしろい日本
第3課 おもしろい日本
第4課 くしゃみ
第4課 くしゃみ
第5課 私の町
第5課 私の町
第6課 この日に食べな
きゃ意味がない
第6課 この日に食べな
きゃ意味がない
第7課お相撲さんの世界
第7課お相撲さんの世界
第8課 第1印象
第8課 第1印象
《テキスト》
中級を学ぼう 平井悦子 三輪さち子
スリーエーネットワーク
《参考図書》
短期マスター聴解ドリル1 N2 3
浅野陽子 武田聡子 長崎清美 凡人社
《授業時間外学習》
文法項目の練習は予習する。
作文は宿題とする。
《備考》
学習内容など
扉 新しい言葉 新しい言葉の練習
文法項目の練習
本文 聴解 作文 プラスアルファ
扉 新しい言葉 新しい言葉の練習
文法項目の練習
本文 聴解 作文 プラスアルファ
扉 新しい言葉 新しい言葉の練習
文法項目の練習
文法項目の練習
本文 聴解 作文 プラスアルファ
扉 新しい言葉 新しい言葉の練習
文法項目の練習
文法項目の練習
本文 聴解 作文 プラスアルファ
扉 新しい言葉 新しい言葉の練習
文法項目の練習
文法項目の練習
本文 聴解 作文 プラスアルファ
扉 新しい言葉 新しい言葉の練習
文法項目の練習
文法項目の練習
本文 聴解 作文 プラスアルファ
扉 新しい言葉 新しい言葉の練習
文法項目の練習
文法項目の練習
本文 聴解 作文 プラスアルファ
扉 新しい言葉 新しい言葉の練習
文法項目の練習
文法項目の練習
本文 聴解 作文 プラスアルファ
1年・後期
《教養科目 言語運用領域》
科目名
Listening&ReadingⅣ
担当者氏名
金井 典子、倉増 泰弘、下村 香緒
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
英語の4技能を学習者が用いながら上で掲げた目標とする能
力を身につける授業。授業者は主に英語で説明や指示を与え
る。学習者も英語で活動することが求められる。言語形式上
のこと(発音、語彙、文法、語用法)を、実際に英語を用い
る「タスク」を学習者が行うことによって身につけていく。
授業外では「多読」「多聴」を課し、大量の英語のインプッ
トを行う。
《授業の到達目標》
1. 学期中に60000語以上に相当するリーディングを行い、45
以上(毎週3以上)のリスニング用動画やオーディオクリップ
を視聴する。2. ユニットごとの語彙テストで80%以上の正答
率。 3. CEFRのCan-do Statementsに基づいて作成された期末
テストで80%以上の正答率。
《成績評価の方法》
Xreading... 10%、Elllo...........10%、
MyEnglishlab..........10%、Vocabulary tests......10%、
Class participation...30%、Lunchtime lab..........5%、
Final exam................25%
《授業計画》
週
1
2
3
4
5
6
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8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
Unit 9 BUY AND SELL(1)
Unit 9 BUY AND SELL(2)
Unit 9 BUY AND SELL(3)
Unit 9 BUY AND SELL(4)
Unit 9 BUY AND SELL(5)
Unit 11 NATURE(1)
Unit 11 NATURE(2)
Unit 11 NATURE(3)
Unit 11 NATURE(4)
Unit 11 NATURE(5)
Unit 13 LIVE AND
LEARN(1)
Unit 13 LIVE AND
LEARN(2)
Unit 13 LIVE AND
LEARN(3)
Unit 13 LIVE AND
LEARN(4)
Final exam and review
《テキスト》
Cunningham, S., Moor, P. and Crace, A.(2013) Cutting
Edge: Elementary (3rd. ed.). Harlow: Pearson Education
Limited.
《参考図書》
授業中適宜紹介する。
授業に辞書を必ず持参のこと。
《授業時間外学習》
1. 多読:「Xreading」を用いてウェブ上にある図書を読んで
テストを受け、読了をチェックする。 2. 多聴:「elllo」
を用いてインターネット上にある多聴用の教材を聞いて、レ
ポートを提出する。 3.オンライン学習:MyEnglishLabを用
いてウェブ上の課題を定期的に行う。4. 語彙:毎週行う「語
彙テスト」に向けて語彙学習をする。
《備考》
TOEIC(1月に行われる IP=Institutional Program の4技能
は必ず受験すること)が単位修得条件。1月に受験不可能な場
合は成績をつける前までに受験して結果を報告すること。
学習内容など
(Grammar)Comparative adjectives, superlative adjectives (Vocab)Describing
objects, shops and services (Task)Choosing souvenirs from your country
(Grammar)Comparative adjectives, superlative adjectives (Vocab)Describing
objects, shops and services (Task)Choosing souvenirs from your country
(Grammar)Comparative adjectives, superlative adjectives (Vocab)Describing
objects, shops and services (Task)Choosing souvenirs from your country
(Grammar)Comparative adjectives, superlative adjectives (Vocab)Describing
objects, shops and services (Task)Choosing souvenirs from your country
(Grammar)Comparative adjectives, superlative adjectives (Vocab)Describing
objects, shops and services (Task)Choosing souvenirs from your country
(Grammar)Question words, Quantifiers: a lot of, a litle, and others
(Vocab)Animals and natural featuresg, big numbers (Task)Devise a general
knowledge
quiz
(Grammar)Question
words, Quantifiers: a lot of, a litle, and others
(Vocab)Animals and natural featuresg, big numbers (Task)Devise a general
knowledge
quiz
(Grammar)Question
words, Quantifiers: a lot of, a litle, and others
(Vocab)Animals and natural featuresg, big numbers (Task)Devise a general
knowledge quiz
(Grammar)Question
words, Quantifiers: a lot of, a litle, and others
(Vocab)Animals and natural featuresg, big numbers (Task)Devise a general
knowledge
quiz
(Grammar)Question
words, Quantifiers: a lot of, a litle, and others
(Vocab)Animals and natural featuresg, big numbers (Task)Devise a general
knowledge have
quiz to / don't have to, might / will (Vocab) School and university
(Grammar)
subjects, Education and training (Task) Complete a careers questionnaire
(Grammar) have to / don't have to, might / will (Vocab) School and university
subjects, Education and training (Task) Complete a careers questionnaire
(Grammar) have to / don't have to, might / will (Vocab) School and university
subjects, Education and training (Task) Complete a careers questionnaire
(Grammar) have to / don't have to, might / will (Vocab) School and university
subjects, Education and training (Task) Complete a careers questionnaire
学期の学びを振り返る。学生授業アンケート。Vocabulary review test。
《図書館学に関する科目 司書資格(選択科目)》
科目名
図書・図書館史
担当者氏名
轟 良子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
図書と図書館に関わる諸現象を各時代の社会体制や文化の発
達の過程の中で考察し、現在に至った図書館の歴史を理解す
る。その上でこれからの図書館や司書のあるべき姿を考える
。
資料についての名称や古典の著者など基本的なことを理解し
、実践に役立つ司書になれるよう基礎を養う。
《テキスト》
図書・図書館史 小黒浩司編著 日本図書館協会 1300
円
《授業の到達目標》
1 『図書・図書館史』に記述される顕著な図書館の事象に
ついて時代背景と関連づけながら他者に説明できる。疑問に
思ったことを調べてまとめることができる。
2 古今東西の著名な図書の書名や著者、事物については覚
え正確に書くことができる。
3 図書館の歴史と現状を理解した上で司書は何をなすべき
か、自分の図書館員像を持ち、それを書き、話すことができ
る。
《成績評価の方法》
課題レポートの提出、試験の成績、授業参加態度、出席率な
どにより総合評価する。
歴史を考えるヒント 網野善彦著 新潮社 430円
《授業計画》
週
1
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13
14
15
《参考図書》
図書館学基礎資料 第11版 今まど子編著 樹村房 1000
円
《授業時間外学習》
1『図書及び図書館史』の中で疑問に思ったことを自分で調
べてレポートを作成して提出をする。
2 テーマを決めて本の紹介をするために台本を書いて提出
する。ブックトークのための準備をする。
《備考》
テーマ
授業の進め方と心構え
学習内容など
授業ガイダンス 現在の図書館の状況と課題 図書、図書館の役割を考える
記録メディアの歴史
図書の形態史
紙以前の記録メディア 人間が図書だった時代 紙の特性 紙のたどった道
本とは
巻子本、折本などの和装本 本の各部の名称 印刷術の発明 本の著者を知る
印刷の種類と歴史
印刷の種類と歴史 印刷技術の高度化 大量印刷の時代
マスメディアの発展とメ
ディアの多様化
世界の図書館の歴史
雑誌・新聞の歴史 近代のマスメディアの歴史 画像メディア 音声メディア 動画
メディア 電子メディア 通信系メディア 蓄積系メディア
図書館の源流 古代ギリシア・ローマの図書館 中世の図書館 イスラム・ヨーロッ
パ・中国の図書館
世界で最も美しい本とされる『ケルズの書』 8世紀に制作された聖書の手写本
それを見学して図書と図書館の役割を考える
印刷術の普及と図書館の変化 近世の図書館 ソーシャル・ライブラリー
カーネギー図書館 米国議会図書館
図書館学教育 図書館サービスの変化 図書館の権利宣言 新たな図書館思想
世界の図書館の役割を再度考える
前近代日本の図書館の歴史 芸亭から通俗図書館までその変遷を考察する
『ケルズの書』を見て考
える
公共図書館の成立
近代の図書館
日本の図書館の歴史
第2次世界大戦前の図書
館
戦後民主主義と図書館
デモクラシーと図書館 戦時体制下の図書館 読書指導 図書の疎開
図書館躍進の時代
市町村図書館の新興 図書館づくり運動 図書館サービスの充実 自治体政策の中の
図書館 くらしの中へ図書館を
子どもの読書と図書館 科学技術の発達と図書館 ネットワークの時代 図書館と図
書館員の現状 これからの図書館の役割
図書館の歴史と現状を理解した上で司書は何をなすべきか、
各自で自分の図書館員像を考える。
これからの図書館と図書
館員
まとめ
戦後改革と図書館 民主主義と図書館 戦後の読書運動
《専攻専門科目 日本文学・文芸創作》
科目名
現代短歌・俳句研究
担当者氏名
島田 裕子
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
現代短歌について紹介する。短歌が時代の思潮に密接に関
わっていることを、戦後のリアリズム短歌からはじめて前衛
短歌、ジェンダー、ライトバース、など各時代の代表的な歌
集・歌人を取り上げ見ていく。
また短歌という短い詩型に盛られた歌人の心の内なるメッ
セージを読み解いていく。
《授業の到達目標》
1短歌を理解するには想像力を駆使し他者の言葉を理解解
釈する力を養う。2この学びのトレーニングを積むことで、
他者の心の内を読み解き、共感および批判したことをことば
で書き表す文章力をつける。3さらに時代の思想の流れを学
んでいく。
《テキスト》
適宜指示する。
《参考図書》
篠弘編著『新版現代の短歌』(東京堂出版)
《授業時間外学習》
次回の授業で扱う歌人の歌をの歌をあらかじめ読んでおく。
短歌の解釈・歌評を書くように指示する。
授業ではこれをもとに合評を行う。
《成績評価の方法》
課題・レポート・試験
《備考》
《授業計画》
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テーマ
短歌とは何か
和歌・短歌について説明する。
学習内容など
現代短歌の文学史
現代短歌史について。
戦後のリアリズム
近藤芳美を読む。
前衛短歌1(戦後)
寺山修司を読む。
前衛短歌Ⅱ
塚本邦雄を読む。
前衛短歌Ⅲ(政治と文学
の時代)
前衛短歌Ⅲ(政治と文学
の時代)
女歌
岡井隆を読む。
ライトバース
俵万智を読む。
団塊世代の憂鬱
小池光・島田修三を読む。
団塊世代の憂鬱
小池光・島田修三を読む。
わからない歌わからない
時代
ジェンダーの問題
穂村弘を読む。
新しい感性
若い歌人たちの歌。
まとめ
現代短歌のさまざまな特徴を考える。
佐佐木幸綱を読む。
河野裕子を読む。
梅内美華子を読む。
《専攻専門科目》
科目名
TOEIC準備講座Ⅰ
担当者氏名
倉増 泰弘
授業方法
講義
単位・必選
0・選択
開講年次・開講期
1年・前期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
昨今TOEICは就職活動等で頻繁に利用されるようになってきた
。このような現状を踏まえ、文学部ではTOEICの受験を義務付
けている。この授業は、TOEICの形式や内容に慣れ、また必要
とされる語彙力、文法力、リスニング力、リーディング力を
総合的にかつ実践的に身に付けることを主旨とする。
《授業の到達目標》
1.TOEICの形式や内容に慣れる
2.TOEICのリーディングセクションで問われる文法力・リー
ディング力を身に付ける
3.TOEICで頻出の語彙を習得する
《成績評価の方法》
ゼロ単位の授業であるため、成績評価はしないが、TOEICでの
得点の向上を目指すこと。
《授業計画》
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テーマ
《テキスト》
未定(5月上旬までには決定)
《参考図書》
適宜周知する
《授業時間外学習》
・毎回ミニテスト(主にボキャブラリーテスト)が実施され
るので、それに向けた準備する
・適宜出される課題を着実にやる
《備考》
導入
学習内容など
TOEICとは何か知り、受験に向けてどのような準備をすれば良いか知る
受験対策1
ミニテスト、TOEIC受験対策
受験対策2
ミニテスト、TOEIC受験対策
演習1
ミニテスト、テキストの内容
演習2
ミニテスト、テキストの内容
演習3
ミニテスト、テキストの内容
演習4
ミニテスト、テキストの内容
演習5
ミニテスト、テキストの内容
演習6
ミニテスト、テキストの内容
演習7
ミニテスト、テキストの内容
演習8
ミニテスト、テキストの内容
演習9
ミニテスト、テキストの内容
演習10
ミニテスト、テキストの内容
演習11
ミニテスト、テキストの内容
演習12
ミニテスト、テキストの内容
《共通専門科目 文化理解領域》
科目名
感性トレーニング
担当者氏名
菅 孝行
授業方法
講義
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
おもに文学研究や芸術創造を志す者の感性を、「通念」から
解放するためのトレーニングである。<あたりまえ>と感じ
たり考えたりしていることの根拠の所在と、それに対する様
々な角度から疑いをさしはさむことが講義の内容となる。
《授業の到達目標》
Ⅰ.自明性の規範=<あたりまえ>(通念)が成立する不可避
の根拠が洞察できるようになる。Ⅱ.しかし、それが鈍感な
ステレオタイプ(紋切型)を生み出す由来でもあることを具
体的事例に即して洞察できるようになる。Ⅲ.さまざまな自
明性の圧力との闘いの、自分なりの方法を発見する。
《成績評価の方法》
講義内容に対応した主題を設定してレポートを提出する。評
価基準は、Ⅰ.自明性の規範が成立する根拠を踏まえている
か。Ⅱ.自明性(通念)の呪縛に対する批判という主題に相
応しい事例・局面を取り上げているか。Ⅲ.独自の視野から
の説得力ある記述になり得ているか。
《授業計画》
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テーマ
はじめに
ニセモノと本物
正直は悪徳?善人は悪人
?
絵画を見て考える
写真に何が映るのか
歌詞を読む・メロディを
「読む」
映画を見て考える
差別について
戦争と芸術
1945年に起こったこと
進歩はいいことか
性差は絶対か?
「正しい」ことの<恐ろ
しさ>
裁きは原罪である!?
正常と異常・理性と狂気
《テキスト》
なし。
原則として毎回プリントを配布する。
《参考図書》
講義のなかで適宜指示する。
《授業時間外学習》
必要に応じて指示する。
《備考》
講義の教材を変更することがある。
学習内容など
身体に棲みこんだ感性ほど保守的・制度的なものはない、ということについて
(政治や社会や経済やそのための制度や思想は変えられても感性は生き残る!)
TVドラマ「ゴーストライター」「永仁の壺」「偽一万円札事件」有罪となったマッド
アマノのパロディなどを手がかりに、ホンモノ・ニセモノとは何かを考える
山崎章郎『病院で死ぬということ』手掛かりに告知の是非を考える
親鸞の「悪人正機説」を手がかりに、善人・悪人の意味を考える
絵画は何を表現するのか―ダ・ヴィンチ『最後の晩餐』デュシャン『泉』ダリ『時間
の固執』エッシャー『滝』、ダーガー、山下清、草間彌生の作品などを手掛かりに
ジャコメッリ「スカンノの少年」、ロラン・バルト『明るい部屋』キャパの戦争報道 木村伊兵衛・北井一夫の作品 中平卓馬・森山大道の写真論などを手掛かりに考える
〇歌詞を読む:『赤とんぼ』『喝采』『ファイト』『宇宙戦艦ヤマト』『昴』など
〇メロディを読む:国歌 校歌 軍歌 革命歌 讃美歌 〇音楽による批評は可能か
映写する予定の作品 『アンダルシアの犬』『夜と霧』
井上ひさし『薮原検校』を手掛かりに 差別が生み出す極限的な悪をめぐって
身分差別の歴史 差別の装置(制度)・視線・感性・ことば
武田泰淳『ひかりごけ』大岡昇平『野火』五木寛之『海を見ていたジョニー』
映画『ジョニーの凱旋』、ピカソ・北川民次・藤田嗣二・丸木位里・俊の絵画
日本人はなぜ「敗戦」といわず「終戦」というのか。 引き替えにされた沖縄と天皇制
極東軍事裁判とは何であったか 生き残る国家神道のもたらすもの
20世紀の世界と人間の未来を考える。進歩の名の下に行われた核技術開発、経済成長
の負の側面について考える
男らしさ・女らしさは「作られる」ものであって、人間に「自然」に備わっているもの
ではないことを明らかにする。
自由 民主主義 市民の権利 報道の自由といった近代社会の不可侵の価値とされて
来たものの裏面にひそむ欺瞞について考える
小坂井敏晶『人が人を裁くということ』を手掛かりに、犯罪と裁判の間に広がる深い
溝について考える
木村敏(『異常の構造』)大澤真幸(『生権力の思想』)などを手掛かりに、正しさ、
理性といった自明とされて来た観念の根拠を検証する
《共通専門科目 言語運用領域》
科目名
海外語学研修Ⅰ
担当者氏名
馮 戦兵
授業方法
演習
単位・必選
2・選択
開講年次・開講期
1年・後期
ディプロマポリシーに基づいて
重点的に身につける能力
《授業の概要》
2年次からの留学を準備するための講座である。早く中国での
生活になれ、学習をスムーズに行うために、中国の文化、生
活環境、習慣、留学先である青島の特色を紹介する。又、中
国での生活に最も大切なコミュニケーション力を養成するた
め、ネイティブの会話を取り入れ、聴解力を高める。留学手
続き段取りにあわせ、説明を行う。
《授業の到達目標》
本学の留学制度を知る。
留学先である青島大学での生活や学習状況を知る。
異文化を理解することによって、視野を広げて国際感覚を養
い、留学をより有意義なものにする。
《成績評価の方法》
平常点:50%
レポート:50%
《授業計画》
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《テキスト》
資料配布
《参考図書》
進行によって適宜紹介する。
《授業時間外学習》
留学準備、手続き等確実に行うこと
《備考》
テーマに合わせて、音声や映像で学習する。聴解は、繰り返
し
聞き、書き取り練習を行う。
テーマ
留学制度について
学習内容など
本学の留学制度やプログラムについて
中国の概況
青島大学
青島での生活
中国の地理、歴史、文化、社会について
学校生活・学習について。
環境(学校周辺)と青島人の生活習慣(曟練と早点)
中国での生活①
交通状況及び交通安全 手続き①
中国での生活②
商業と買い物(デパート、超市、商店、市場) 手続き②
中国での生活③
文化生活、本屋、コンサート地方劇、手続き③
中国での生活④
交流、交友と食生活 手続き④
中国での生活⑤
太極拳、気功、ダンス、スポーツジム、マッサージ 手続き⑤
中国での生活⑥
余暇の過ごし方 手続き⑥
中国での生活⑦
気候 手続き⑦
中国での生活⑧
地方特色、国際凧揚げ祭り、国際ビール祭り 手続き⑧
中国での生活⑨
ヨットとオリンピック公園 手続き⑨
中国での生活⑩
名人故居と記念館 手続き⑩
中国での生活⑪
景観と観光スポット 手続き⑪
まとめ
半年間の学びを振り返る。