サービスマーケティング論 1.サービスとは何か 財の分類 広義のサービス

1.サービスとは何か
①経済のサービス化
消費のサービス化
生産のサービス化
労働のサービス化
– これまでは業種によって
分類
サービスマーケティング論
有形財
有体財
モノ
財
– 顧客との関係を管理することから利益を得る
– 「顧客資産」の管理・・・企業にとって収益力が高い顧
客と低い顧客を選別して、誰を顧客として大事にして
いくのか
• サービス業が有形財を提
供する場合
– 製造業の衰退
– アメリカ経済の急速なサービス化
• 規制緩和によって新たに提供されたサービスが目覚
ましい発展を遂げた産業・・・航空産業や輸送産業、金
融業
• 従来マーケティングが扱ってこなかった非営利部門の
多く含まれる産業・・・教育や医療
• 激しい競争によってその形態が急速に変わっていく産
業・・・情報産業
④無形財利用権
• リレーションシップ・マーケティング
• 製造業がサービスを提供
する場合
• サービス業ではなくサービス財が対象
③有形財利用権
– 生産と消費が同時におこなわれる
– 在庫にしておくことができない
→生産と消費が同時におこなわれる場(サービス・エン
カウンター)が形成され、顧客との関係が生まれやすい
無形財
• 狭義(狭い意味)のサービス
②情報
• 同時性
有形財
2.サービス・マーケティングとは何か
– 無形財
サービスの特徴①
サービス業
広義のサービスと狭義のサービス
• 広義(広い意味)のサービス
利用権
業種
製造業など
• 「サービス業」と捉えると
うまく行かない
– 人間がおこなう労働の結果として得られるもの
①サービス
無形財
無体財
サービス
– サービスの価値を業種
で捉えるのは困難
③サービスの特徴
無形性
同時性
不定性
②消費者の変化
所有→利用
情報への支出
提供する財
• 運輸業や通信業、観光業
サービス・マーケティング
サービス商品の管理
サービス提供の管理
顧客との関係の管理
サービスを理解する(3)
サービス・マーケティング
財の分類
• サービスを捉える方法
サービスの特徴②
• 不安定性
– サービス提供者が、安定した品質を提供できない
– それを評価する消費者も、品質をうまく理解できない
– サービス・エンカウンターは管理できない
→品質の不安定な商品を消費者が不安を抱えたまま
購入する
• インターナル・マーケティング
– 組織内の従業員に対しても、外部顧客に対するマー
ケティングと同じような対応が必要