真空中にある半径がr = 1 mm である導体球の電気容量を求めよ.ただし

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真空中にある半径が r = 1 mm である導体球の電気容量を求めよ.ただし,真空の
誘電率を,
ε0 = 8.85 × 10−12 F/m
とする.
球対称に分布した電荷による電場,静電ポテンシャルの計算は,点電荷の計算要領で行
なうことができる.
電荷 Q をもつ球体が球体外に作る電場は,ガウスの法則により,
Z
~ dS
~=Q
~ = 1 Q ~r
ε0 E
⇒
E
4πε0 r 2 r
と表される.したがって,導体球上の電荷は全て球の表面に一様に分布することから,半
径 a の導体球表面における静電ポテンシャルすなわち電位 V は,電位の基準を無限遠方に
取ると,
1 Q
V =
4πε0 a
であることがわかる.
ところで,電気容量 C と電位 V ,電荷 Q の関係は,
Q = CV
と定義されるので,求める電気容量は、
Q
1 Q
C=
=Q
= 4πε0 a
V
4πε0 a
ということになる.
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