浜松中央警察署協議会議事録

浜松中央警察署協議会議事録
○
日
時
平成 27 年 12 月 14 日(月)
○
○
会 場
出席者
浜松中央警察署4階講堂
委 員(15 人中 11 人出席)
午後1時 15 分から午後2時 30 分
副会長 杉本 淑子 藤谷 昌宏
委員 伊藤安子
上村友子
川口公絵
鈴木久隆
村上昇市
警察署
田辺恒太
原田俊哉
島野哲幸
松山操
署 長
副署長
会計官
刑事官
地域官
警務課長 会計課主幹 生活安全課長 生活安全課主幹
地域課長 刑事第一課長 刑事第二課長 交通第一課長
交通第一課主幹
交通第二課長
警備課長
1 前期業務推進結果(10 月~12 月)
(1) 報告概要
ア 夕暮れ時から夜間における交通事故防止対策の推進と年末に向けた悪質違
反(飲酒・無免許運転)の取締り強化
反(飲酒・無免許運転
)の取締り強化
○ 交通事故の発生状況と、夕暮れ時から夜間における交通事故防止対策推進
状況
○ 悪質(飲酒・無免許)な交通違反の取締り状況
○ 重点施策以外の交通事故防止対策推進状況
イ 年末における繁華街対策と街頭犯罪の抑止に向けた広報活動及び検挙活動
年末における繁華街対策と街頭犯罪の抑止に向けた広報活動及び検挙活動
の強化
○ 繁華街対策と街頭犯罪抑止のための施策推進状況
○ その他防犯活動の実施状況
○ 地域課員の職務質問による検挙状況(10 月、11 月)
委員からの要望・意見(○~委員、※~警察)
(2) 委員からの要望・意見
(○~委員、※~警察)
○ 新札の 1 万円紙幣を拾い警察に届けたのに、受け取りに行ったところ、古い
紙幣を渡されたという話を聞いたが、その理由を知りたい。
※ 警察では現金保管の際、安全面等から保管できる上限金額が決まっており、
拾得された現金は金融機関への預け入れをしている。
そのため、受取期限を迎え、拾得者に現金を交付する際は、拾ったものその
ものを渡すわけではないことから、質問のあった状態が発生することになる。
今後は説明の際、より丁寧な説明を行い理解を得られるよう努める。
○ 家族等と連絡が付かず生死等が不明な方への安否確認が警察に寄せられる
こともあると思うが、その場合、どの様に対応しているのか。
※ 警察は警察官職務執行法、警察法に基づき安否確認等を実施する。
その際事件の緊急性や危険性によって個別に判断をすることとなる。
○ 静岡県警察では反射材付きエコバッグの普及促進に努めているとの話を聞
いたが、そのエコバッグの入手方法はどのようになっているのか。
※ 反射材付きエコバッグは、静岡県警察が 65 歳以上で運転免許証をお持ちで
ない方をモニターにして意見を求めているものである。
現在のところ、当署及び交通安全協会での取り扱いはないが、今後は交通安
全協会や一部の民間企業での取り扱いも検討している。
2 次期業務運営重点等について
(1)平成28年の業務推進目標
)平成28年の業務推進目標
ア 犯罪の起きにくい安全・安心なまちづくりの推進
当署管内の刑法犯認知件数は平成15年をピークに減少し、現在の犯罪発生件数
は平成15年当時の3分の1にまでなっており、本年中も前年比で減少が予想される。
しかし、減少しているとは言え依然として、空き巣ねらいや自転車盗などの身近な
犯罪や、高齢者を狙った特殊詐欺事件、繁華街における恐喝等の事件は多数発生
している現状にあり、体感治安は数値ほどの改善が実感できているとは言い難いこと
から、犯罪の起きにくい街づくりを推進するため設定する。
イ 総合的な交通事故抑止対策の推進
当署は人身交通事故件数、負傷者数は前年比マイナスで推移してはいるものの、
死者数は大幅に増加をしており、交通事故の発生件数も政令指定都市の中でワース
ト1である。
そのため、来年も引き続き関係機関と協力の上、事故防止を図るため、設定をす
る。
(2)
(2
) 次期(1月~3月)の業務推進重点施策
ア 高齢者の交通事故防止に向けた施策の推進と交通指導取締りの強化につい
高齢者の交通事故防止に向けた施策の推進と交通指導取締りの強化につい
て
本日現在、当署では 14 名の交通事故による死者が出ており、死者の内6割
を高齢者が占めている状況にある。
また、本年 1 月から3月期の年始における交通死亡事故件数及び死者数は3
件4名であり、死者のすべてが高齢者であったことから、同期にあたる次期1
月~3月に交通事故防止を図るべく設定する。
振り込め詐欺の被害防止に向けた広報啓発活動の推進と検挙強化について
イ 振り込め詐欺の被害防止に向けた広報啓発活動の推進と検挙強化
について
本県においては、振り込め詐欺被害防止のための広報・啓発活動を始め、
金融機関に対する指導、だまされた振り作戦等により振り込め詐欺事件の被疑
者検挙等を行っているところであるが、未だ被害の根絶には至っていないこと
から、引き続き振り込め詐欺被害防止に向けた広報啓発活動の推進と検挙強化
を進めるため設定する。
(3)
(3) 委員からの要望・意見
委員からの要望・意見(○~委員、※~警察)
の要望・意見(○~委員、※~警察)
○ 交通事故防止対策や繁華街対策、街頭犯罪の抑止について、抑止のための広
報活動とは、6月から9月期にしてきたような広報活動を継続的に行うものな
のか、それとも新たに広報活動を行うものなのかを教えていただきたい。
※ 広報活動については現行の自発光式反射材の配布等は続けた上で、新たに自
転車運転者に対する講習制度を中心に積極的な広報、警告活動を実施し、交通
事故の抑止等につなげていきたいと考えている。
(4)
(4) 答申
ア 高齢者の交通事故防止に向けた施策の推進と交通指導取締りの強化について
について
・ 高齢者に対する交通教育及び指導の実施
・ 車両運転者に対する責任の自覚に向けた再教育の実施
・ 危険運転者の交通社会からの排除の徹底
を推進されたい。
イ 振り込め詐欺の被害防止に向けた広報啓発活動の推進と検挙強化について
について
・ 振り込め詐欺被害防止に向けた継続的、広域的な広報啓発活動の実施
・ 各種金融機関に対する指導及び協力体制の構築
・ だまされた振り作戦等による犯人検挙に伴う犯罪防止及び根絶
を推進されたい。
を推進されたい
。