【出展票】・・・正面玄関前

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1.出展者
参加チーム名
芝浦工業大学
出展法人名
芝浦工業大学
実行責任者(リーダー)
高見 弘(芝浦工業大学 工学部 教授)
責任者補佐(副リーダー)
星野太郎(
(株)ダイエーコンサルタンツ)
協力スタッフ名(五十音順)
星川祐大,根岸洋輔,荒木宗真,岩崎樹,大盛秀仁,小林大晃,鈴木孝,
向井聡哉,山本駿
エス・イー・シーエレベーター(株),
(株)ダイエーコンサルタンツ,
協力法人(企業)
丸和電機(株),
(株)スマートエナジー研究所,太平ホーム(株),
東京精電(株)
,
(株)プロマテリアル
2.出展内容
1)「見る」プログラム ・・・展示内容
<概要>
①木質バイオマスペレットを燃料とするスターリングエンジン発電のデモンストレーション
②磁気軸受装置
下記2)の「体験」プログラムに関連した内容で地下1階のブースにパネルを展示いたします。
2)「体験」プログラム ・・・屋外でのデモ体験
<概要>
①木質バイオマスペレットを燃料とするスターリングエンジン発電のデモンストレーション
②磁気軸受装置(じきじくうけそうち)
「バイオマス」は生物から作られる資源(しげん)のことであり,
「再生可能エネルギー」のひとつ
です。
「再生可能エネルギー」とは,自然の力でくりかえし補(おぎな)われるエネルギーのことで,
地球環境(かんきょう)に負担をかけない地球にやさしいエネルギーです。
現在,地球の温度は年々上昇し,
「地球温暖化(おんだんか)」が急速に進んでいます。
「地球温暖化」
の主な原因は二酸化炭素などの「温室効果(おんしつこうか)ガス」の増加で,これを急いで削減(さ
くげん)する必要があります。
この「温室効果ガス」を増やさない「バイオマス」を加工処理して得られる再生可能な燃料を「エ
コ燃料(ねんりょう)
」(1)と呼びます。
「エコ燃料」は,主に植物が光合成によって大気の二酸化炭素を
吸収してできたものですから燃焼(ねんしょう)させてももとに戻るだけで,大気の二酸化炭素を増
やさないものとされています。これを「カーボンニュートラル」といいます。したがって,私たちの
生活に必要なエネルギーを「エコ燃料」から作れば「地球温暖化」を抑制することができます。
今回のデモでは,
「エコ燃料」のひとつである「木質バイオマスペレット」
(図 1)を燃焼させて発電
する「スターリングエンジン」
(図2)による「エコ発電装置」(図3)を紹介します。
「スターリングエンジン」は約 200 年前に発明されたエンジンで,
(1)熱が出るものはなんでも燃料になる,
(2)有毒な排気ガスがでない,
(3)エンジン音が静かである,
(4)発電と同時にお湯もできる,
(5)電気を供給すればエアコンのように冷やすことができる,
(6)丈夫で長持ちである,などの利点があります。
そして,スターリングエンジンの動力(どうりょく)を使ってコイルの中の磁石を上下させ,太陽
光発電の制御装置と類似の「コンバータ」という装置を使って,最大 1kW(キロワット)の電力が発
電できます。
さらに,発電した電力を多摩美術大学で開発した「キャパシタで走るミニ電車」に急速充電し電車
を動かします。さあ地球にやさしい「エコ発電」の「スターリングエンジン発電」を体験してみよう。
また,電磁石の吸引力(きゅういんりょく)を利用して回転体を空中に浮かす磁気軸受を使用した
スピンドル装置のデモも行います(図4)
。スピンドルとは回転体の軸を意味します。磁気軸受は、接
触(せっしょく)による摩擦(まさつ)がないため高速で回転する機械や宇宙空間で使用される人工
衛星の姿勢制御(しせいせいぎょ)用ジャイロスコープ、超高真空ポンプや電力貯蔵(でんりょくち
ょぞう)用フライホイール装置などに使用されています。
参考資料
(1) 環境省エコ燃料利用推進会議:「輸送用エコ燃料の普及拡大について 第 1 編 エコ燃
料に関する総論」
,環境省ホームページ(平成 18 年 5 月)
対象とする学年
小学生高学年以上
定員(1サイクル)
10 名~20 名
所用時間(1サイクル) 30 分
実施日
10 月 9 日(金) 内覧会向け 1 回のみデモ実施
10 月 10 日(土) 展示のみ
10 月 11 日(日) デモ実施
10 月 12 日(月) デモ実施
実施時間
10 月 11 日(日)
・・・10:30,12:30,14:30,16:30 の 4 回
10 月 12 日(月)
・・・10:30,12:30,14:30,16:30 の 4 回
※雨天の場合は中止となります。
人数制限あり
先着順
3)「学ぶ」プログラム ・・・自然&環境科学教室
<講座の概要>
スターリングエンジン発電は熱源があれば電気とお湯を作ることができる装置で,原則的に燃やせ
るものはなんでも使うことができます。特に,再生可能なエネルギーであるエコ燃料を用いれば,近
年,大きな問題となっている地球温暖化を抑制する大きな力となるでしょう。また,日常生活を電気
に頼っている私たちですが,大きな災害が発生すると電気が止まってしまい何もできなくなってしま
います。このような状況でも何か燃やせるものがあればスターリングエンジン発電は電気とお湯を作
ることができます。夜の明かりを灯し,食事を作り,寒いときは暖め,お風呂を沸かすこともできま
す。また,夜間でも行方不明の人を探し,助けることも可能です。「2)「体験」プログラム」でスタ
ーリングエンジン発電のデモを行いますが,この講座では,そのしくみをわかりやすく解説し,今後
の発展と展望について説明を行います。
講師名
高見 弘(芝浦工業大学 教授)
講座テーマ
スターリングエンジン発電とエコ燃料
対象学年
小学生高学年以上
定員
50 名
所用時間
40 分
講座の日程と時間帯
10 月 12 日(月)の午後 15:10~15:50
人数制限あり
先着予約(1時間前に予約受付)
【参照図】