芝浦工業大学 地域安全システム研究室 CIM 部門 学生賞 様 CIM の活用による情報共有の 円滑化と整備計画の深化 -いわき市勿来地域岩間地区防災緑地整備事業を事例として福島県いわき市勿来地域は東日本大震災による津波被害を受けた地域である。特に、同地域岩間 地区では多くの住居が津波により流失し、甚大な被害を受けた。 これを受け、福島県は岩間地区に 津波被害を軽減するための防災緑地を整備する計画を発表した。 芝浦工業大学 地域安全システム研究室では、上記の計画プロセスにおいて CIM を活用した素案や 検討委員会による意見の三次元化を行い、関係者間での情報共有の円滑化と整備計画の深化に 貢献した。 また、三次元イメージを使用した地域住民への説明会も行い、正確な情報の共有、地域内の 防災緑地整備計画に興味を持った住民の増加にも貢献した。 受賞者プロフィール 芝浦工業大学(システム理工学部・環境システム学科)地域安全システム研究室は、災害に対する 安全性が高く、魅力と活力に溢れた都市や地域を実現するための空間計画、環境デザイン、社会的 な仕組みなどを多面的に研究し、実践しています。特に、防災性の向上だけを目標とするのでは なく、多様性とレジリエンス(しなやかさ、回復力)に富んだ「生き生き」とした地域(まち)をどの ように育んでいくか、 という視点にこだわってさまざま活動に取り組んでいます。 AUTODESK CREATIVE DESIGN AWARDS 2015
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