地球温暖化対策

環境報告
地球温暖化対策
環境負荷低減
省エネ活動
当社は生産、研究開発、オフィスなど、さまざまな場面で省
エネ活動を推進しています。
2014 年度は、工場の水銀灯を LED 照明へ変更、省エネ型
エアコンへの更新を進めました。また、オフィスではクール
ビズを励行し冷房時の室温を適切に調整するよう心がけると
節電ポスター掲示(東京本社)
ともに、節電ポスター掲示による意識向上や照明の間引き、
エネルギー管理標準
業務に差し障りのない範囲での照度の引き下げ、残業や休憩
当社では、エネルギー使用設備のエネルギー使用
合理化を推進するため、左記のような管理標準を
作成し、各事業所で運用しています。管理標準は、
所有するエネルギー使用設備ごとに、判断基準に
従って、運転管理、計測・記録、保守・点検を定めて
います。
時における照明不要箇所の消灯などを実施しました。
照明のLED化(九州工場)
蛍光灯の間引き
(東京本社)
クールビズ表示(東京本社受付)
夏季の節電に対する取り組み
夏季の電力不足に対し全社的な節電への取り組みを行なう
とともに、九州・滋賀工場においては前年度に引き続き電
力需要の平準化による対応を行いました。
九州工場
夏期の製造部門等の休日振り替えによる電力需要平準化。
太陽光発電(広島本社)
看板照明のLED化と間引き
(広島本社)
デマンド電力監視装置(広島本社)
デマンド電力監視装置とは、工場など
で使用する電力の利用状況を把握し、
使用量を予測・記録する装置です。こ
れにより負荷の平準化を図り、電力ピ
ークや消費量を抑える事が可能にな
ります。
(土曜日を平日に振り替え。)
滋賀工場
夏期の昼休憩時間の調整による電力需要平準化。
(工場と技術で休憩時間をずらす)
物流における省エネ活動
物流段階での CO2 排出量を削減するために、モーダルシフ
トや輸送効率の向上などを推進しています。また、グループ
サーモシャダンWを塗装
当社グループの工場建屋などに遮熱
効果の高い当社の高日射反射率塗料
「サーモシャダンW」を塗装していま
す。
(29ページ参照)
,)
全体で営業車両の低燃費
車化を進めています。
2014 年度は、保有してい
る営業車両の 62%が低公
害車でした。
中国塗料株式会社 社会・環境報告書
'%&*
エネルギー使用量・CO2排出量の推移
本年度より集計範囲が変更になったことで、国内工場と研究所
オフィス
(東京本社、国内営業所)
間でエネルギー使用量・CO2 排出量の増減がありましたが、事
研究所(大竹技術、滋賀技術)
業者全体としては 2013 度とほぼ横ばいで、エネルギー使用量
工場(九州工場、滋賀工場)
が 3% 増の 84498GJ、CO2 排出量が 3%増の 5119t-CO2 で
国内グループ会社工場(神戸ペイント、大竹明新)
した。国内グループ会社では、エネルギー使用量が 6%増の
エネルギー使用量・CO2 排出量の集計範囲が 2014 年度より変更に
なりました。これまで滋賀工場のデータには併設の技術部門を含めて
算定していましたが、電気使用量の区分が可能になったため、滋賀の
技術部門は研究所として算定しています。
67296GJ、CO2 排出量が 5%増の 4631t-CO2 でした。エネル
ギー原単位の対前年度比は、国内CMP全体で 97%、関係会社
で 87% でした。CO2 排出量の原単位の対前年度比は、国内C
MP全体で 93%、関係会社で 86% でした。
エネルギー使用量の推移
CO2排出量の推移
(t-CO2)
12000
(TJ)
200
10000
8000
100
6000
4000
2000
0
200%
10
11
12
13
0
14 (年度)
200%
原単位の対前年度比
100%
11
12
13
14 (年度)
原単位の対前年度比
100%
中国塗料(オフィス、研究所、工場)
国内グループ会社工場(神戸ペイント、大竹明新)
0%
10
11
12
13
物流における環境負荷低減
0%
14 (年度)
40000
30000
20000
10000
11
12
10
11
12
13
14 (年度)
輸送に伴うCO2排出量の推移
輸送量
(千トンキロ)
50000
10
中国塗料(オフィス、研究所、工場)
国内グループ会社工場(神戸ペイント、大竹明新)
2013 年度のエネルギー原単位は、前年度対比で 4%削減しました。しかし、2010
年度からの 5 年度間平均原単位変化は 99.4%で、年平均 1%削減という目標は達
成できませんでした。CO2 排出量は 2013 年度から 151 トン増加しました。
輸送量とエネルギー原単位の推移
0
10
13
原単位
(kl/千トンキロ)
0.0480
0.0470
0.0460
0.0450
0.0440
0.0430
0.0420
0.0410
0.0400
0.0390
0.0380
14 (年度)
(t-CO2)
6000
5000
4000
3000
輸送量
2000
1000
原単位
0
10
11
12
13
14 (年度)
,*