位相数学 Ⅱ

番号
授業科目名
位相数学Ⅱ (演習付き)
109
英語表記
General TopologyⅡwith Exercise
開講期
後期
年次
2年次
単位数
担当教員名
講義
2単位
演習
2単位
講義・演習
金信 泰造
【授業の到達目標及びテーマ】
位相空間および関連する基礎概念とそれらの基本的な性質について学び、解析学・幾何学・代数学の進ん
だ分野を学ぶための基礎を築くことを到達目標とする。また同時に、論理的思考力を養う。
【授業の概要】
位相数学Iで学んだ距離空間においては、距離を用いて開集合・閉集合の概念を定義したが、これらの概
念がもつ最も一般的な性質を抽出して位相の概念を定義し、それを出発点として理論を一から組み立てる。
【授業計画】
第
1
回
第
2
回
第
3
回
第 4- 5回
第
6
回
第
7
回
第
8
回
第
9
回
第 10
回
第 11
回
第 12
回
第 13
回
第14-15回
集合族:和・共通部分・直積、写像による部分集合族の像・逆像
位相空間の定義と例
近傍・内部・閉包
連続写像
誘導位相:部分空間、直積空間、商空間
位相の強弱、基、基本近傍系
中間テスト
分離公理:ハウスドルフ空間、正則空間、正規空間
ウリゾーンの補題、ティーツェの拡張定理
リゾーンの距離付け定理
連結性と弧状連結性
コンパクト空間の定義と性質
有限交叉性、チコノフの定理
【テキスト又は参考書】
森田茂之著「集合と位相空間」(朝倉書店)など、ただし、担当教員によって変更される場合がある。
【評価方法】
レポート課題や定期試験などで総合的に評価する。
【コメント】