2015 年 3 月 6 日現在 法 改 正 情 報 択一・記述ブリッジ商業登記法 理論編 実戦編 (3684) (3685) 今回の改正は,登記と関連するものはそれほど多くありませんので,下記で示す注意点以外の部分 は,現在のテキストの記述のとおりに理解しておいて差し支えありません。 【会社法等の改正について】(平成 27 年 5 月 1 日施行) 1.監査等委員会設置会社の創設(会社§399 の 2~399 の 14) これに伴い委員会設置会社が指名委員会等設置会社と名称を変えましたが,指名委員会等設置会 社(現行法の委員会設置会社)の組織,各委員会・取締役会・執行役の権限,委員会の運営等につい ては,現行の委員会設置会社と異なるところはありません。 2.公開会社でない株式会社が公開会社となる場合の発行可能株式総数(会社§113-Ⅲ) 3.株式の併合(会社§180-ⅡⅢ,会社§182-Ⅱ) 4.支配株主の異動を伴う募集株式の発行等(会社§206 の 2,商登§56⑤,会社§244 の 2,商登§65 ③) 5.募集株式が譲渡制限株式である場合の総数引受契約(会社§205-Ⅱ) 6.機関に関する登記(会社§911-Ⅲ,§427) 【商業登記規則の改正について】(平成 27 年 2 月 27 日施行) 1.取締役,監査役,執行役の就任の登記に関する改正 (商登規則§61-Ⅴ) 2.代表取締役等の辞任の登記に関する改正 (商登規則§61-Ⅵ) 3.役員欄への婚姻前の氏の記録 (商登規則§81 の 2,§88 の 2) 参考:【会社法の一部を改正する法律等の施行に伴う商業・法人登記事務の取扱いについて(通達)(平 27.2.6 民商 13 号)】 【会社法の一部を改正する法律等の施行に伴う商業・法人登記記録例について(依命通知)(平 27.2.6 民商 14 号)】 【商業登記規則等の一部を改正する省令の施行に伴う商業・法人登記事務の取扱いについて(通達) (平 27.2.20 民商 18 号)】 各改正部分の詳しい内容につきましては、「攻略!平成 26 年改正会社法 逐条解説」「直前チェック 試 験に出る論点総まとめ 5 会社法・商法・商業登記法」(以上,早稲田経営出版刊)などご使用のテキスト 等でご確認ください。 以上 1
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