平成20年度 1 生活習慣改善の取り組み 智頭中学校 生活習慣改善の取り組み (1)学校の取り組み ① 生徒の心の持ち様を改善する(よりよく生きる)ための取り組みとして 性教育講演会2回(いのちの大切さ伝え隊の助産師による講演) ・11月27日(水)5,6校時:対象1年生、テーマ「命の誕生」 ・12月18日(木)5,6校時:対象2年生、テーマ「性の自己決定力」 ② 給食後歯みがきの推進 ・1年生は学年の取り組みとして10月から実施 ③学校保健委員会と保健だよりでの啓発 ・5つのキーワード 「早起き・早寝」、「ノーテレビ」、「携帯電話」、「給食後歯みがき」、「朝食」 (2)生徒の取り組み ① 保健委員会活動「健康的な生活習慣を身につけよう」を目標に活動 ・前期の活動:「ハンカチ調べ」 ・後期の活動:「朝食調べ」、「歯みがき調べ」(1 年生)、「うがいでかぜ予防」 (3)PTAの取り組み ①「早起き早寝」の講演会に参加、親と子のフォーラムに代表参加 2 成果と課題 (1)学校の取り組み ・性教育講演会に先立ち、道徳や学活でも関連学習をし取り組むことができた。 ・給食後歯みがきは、2,3年生では定着している生徒が女子を中心に半数程度あった が、1年生では学年をあげて取り組むことにより、一時は50%以上の実施率になっ た。これを持続させることと男子の実施率増加が課題である。 ・学校保健委員会での話し合ったことを一項目ずつ保健だよりで啓発してきた。他のと 取り組みとともに「ノーテレビ」、「給食後歯みがき」、「朝食」などは数値的には改 善されている。 (2)生徒の取り組み ・保健委員会は「健康的な生活習慣を身につけよう」を目標に昨年度から活動しており、 前期・後期それぞれでテーマを絞って、調べ活動を中心に活動している。「ハンカチ 調べ」は、学年が上になるほど効果が出ず、50%の所持率に留まった。「朝食調べ」 は98%の摂取率で、全く食べなかった生徒3人が、時々食べるに改善してきた。ま た、一般生徒から「朝食はごはん派?パン?調べ」をしてみたら…と言った要望が出 るなど食への関心も高まってきているのではないかと期待している。これまで改善さ れてきたことを持続しながら、新たな生活習慣改善に取り組むことが課題である。 (3)PTAの取り組み ・「早起き」の重要性は理解できているが、子どもより早く出勤してしまう家庭の事情 などあり、一律の取り組みは困難である。 ・中学生になり急に親の目や手が離れがちであるが、支援が必要な場面も多い。緩やか な自立の支援が課題と思う。
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