限度額適用認定証について(高額療養費支払いの特例)

共済組合から
組合員のみなさまへのおしらせ
文部科学省共済組合北海道大学支部
限度額適用認定証について(高額療養費支払いの特例)
○ 限度額認定証とは
医療機関を受診し、支払った金額が自己負担限度額(※)を超えた場合、その超えた分の金額
が後日共済組合から高額療養費として組合員に支給されます。
しかし、この制度の難点として、一時的ではありますが病院の窓口で支払う組合員の金銭的負
担が少なくないことと、高額療養費が組合員へ支給されるのは、審査機関を経て共済組合にレセ
プト情報が届いてからになるため、最速でも 3 ヶ月の時間を要してしまうと言うことがあります。
この難点をカバーする特例として設定されたのが、限度額適用認定証の制度です。
限度額認定証を医療機関等で組合員証とともに提示することにより、医療機関への支払金額
が規程の自己負担限度額までとなり、窓口での金銭的負担が少なくなります。(自己負担限度額
を超えた残額は、共済組合から医療機関に支払うことになります。つまり組合員へ支給する高額
療養費を医療機関に直接支払うことになるわけです。)
入院される場合や、抗がん剤の外来通院治療等により高額の支払いが予想され、認定証の交付
を受けたいとお考えの方は、所属部局の共済事務担当までお申し出ください。
※自己負担限度額について(H26.12.31 までの算定基準。H27.1.1.から変更になります)
・上位所得者(標準報酬月額が530,000円以上の組合員とその被扶養者):
150,000円(医療費が500,000円を超えた場合は,その超えた部分の1%を加算)
・一般:80,100円(医療費が267,000円を超えた場合は,その超えた部分の1%を加算)
・低所得者(住民税非課税者):35,400円
・同月中に同じ医療機関に入院と外来でかかった場合、入院と外来それぞれで限度額が設定され
ますのでご注意下さい(合算はされません)
・自己負担限度額の対象となるのは保険医療に該当する部分のみです。入院の際の個室料金や
診断書料金、病衣、食事代などの金額は含まれません。
被扶養者認定または取消等の届出はお済みですか
○届出は30日以内に(30日を超えると不利益が生じる場合があります。)
新たに被扶養者として認定となる場合,又は被扶養者としての資格を失う場合は,組
合員証を添えて「被扶養者申告書」を下記の添付書類とともに,速やかに(30日以
内)所属部局の共済事務担当へ提出願います。
なお,届出が30日を超えると,組合員の皆様に不利益が生じる場合がありますので
ご注意願います。
○新たに被扶養者となる場合(認定)
1.子供が生まれたとき・・・・・戸籍謄本等
2.結婚したとき・・・・・・・・戸籍謄本,住民票(謄写省略不可),扶養の申立書等
3.会社を退職したとき・・・・・戸籍謄本,住民票(謄写省略不可),扶養の申
立書及び雇用保険関係書類等
※ 配偶者の認定の場合は,同時に国民年金の変更手続きも必要となります。詳細につ
きましては,所属部局の共済事務担当へお問い合わせください。
○被扶養者としての資格を失う場合(取消)
1.就職したとき・・・・・採用の辞令の写し又は就職証明書等(採用後の発行年月日
のものに限る)
2.死亡したとき・・・・・戸籍謄本又は埋葬許可証若しくは火葬許可証の写し
3.所得が増えたとき・・・給与支給(見込)等証明書(所定の様式有り),年金受給者
の場合は年金証書又は年金改定通知書の写し及び申立書
(※アルバイト等(事業所得及び資産運用により生じた収入を含む)の月収入総額(通
勤手当等含む)が108,334円以上となった場合は、直ちに所属部局の共済事務担当へご
相談ください。)
【担当:総務企画部人事課共済担当(内線:2053・2054)】