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2015年Ver
現実的なリスク管理を
コンプライアンスに関する責任追及とクライアンに特化したリスク管理のコンサルティング
1 現実的なリスク管理の必要性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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2 コンサルティングのポイント ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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① 最悪事態のイメージ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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② 根本的な問題 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
3 業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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3.1 コンサルティングで提供する主なプログラム(対策) ・・・・・・・・・・・・・・・・
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3.2 基本業務(リスク管理に求められる対策・措置の実践手段) ・・・・・・・・・・・
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資料) 代表プロフィール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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BestBrain
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1 現実的なリスク管理の必要性
企業の組織的な不祥事ばかりでなく社員の不正等も社会の耳目を集めるようになりました。
そのため、コンプライアンスは単なる経営方針としての表明にとどまらず、実践に相当の水準が要求されるようになりました。
同時に概念にとどまらない現実的なリスク管理も求められるようになりました。
現実的なリスク管理とは、最悪事態の回避をはじめとするコンプライアンスの実践を支えるための相応の機能を有する仕組みで
す。そして、ここに求められている機能性とは、マスコミをはじめとする厳しい責任追及に対応できるだけの機能性あるいは第一
線で稼働する社員にかかる機能性です。
参考) インターネットでの検索結果(ヒット件数)に見る関心度(過去5年平均)
(検索ワード)
コンプライアンス
社員 and 不正
社員 and 逮捕
企業収益
200
400
600
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800
1000
(単位千)
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2 コンサルティングのポイント
✔ クライアントにとっての最悪事態を、 “あってはならない原因”を指摘される“起きてはならない事案”
として想定します。
P3 ① 最悪事態のイメージ 参照
✔ クライアントにおける“あってはならない原因”または“起きてはならない事案”に潜む根本的な問題
を明らかにします。
P4 ② 根本的な問題 参照
✔ クライアントのリスク管理に必要な対策を“あってはならない原因”と “起きてはならない事案”
に潜む根本的な問題を勘案し企画・実践を支援します。
対策の企画・実践は、優先順位を設定した根本的な問題の解消に注目して、クライアントに
最適化した基本業務をもって取り組みます。
P5 3 業務 3.1 コンサルティングで提供する主な対策
P7 3.2 基本業務(リスク管理に求められる対策・措置の実践手段)
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① 最悪事態のイメージ
最悪事態を、クライアントにとって“あってはならない原因” を指摘される“起きてはならない事案”として想定します。
最悪事態
あってはならない原因
起きてはならない事案
□ リスク管理の各段階において隠ぺい体質、営利主義を連想させる
取組み、措置の欠如、不備
□ 社員に関する事案
不正、業務外の非行、ハラスメント
◇ リスク管理の各段階
□ 取引・営業に関する事案
〇 予防段階
暴力団排除、損失を生む取引
企業不祥事の兆候(前兆、サイン)対策など予防措置の不備
〇 初期対応、影響極小化段階
悪質なクレーム等迷惑行為
□ 情報に関する不祥事
被害の拡大防止などの重大な初期対応の遅延、欠落
(その種の事態に陥る不適切なマニュアル)
悪意の漏えい事案等
□ 事業継続に関する事案
〇 信用回復段階
調査結果の隠ぺい、被害者対策、損害補償等に関する
初期対応における事故、機能不全
方針の消極化
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② 根本的な問題
認識に関する根本的問題
実践に関する根本的問題
責任追及の脅威に関する不正確な認識
準備不足/最悪事態、深刻化の想定不足
例えば、マスコミまたは行政機関による責任追及は、調査はも
責任追及の脅威に関する認識が不正確である場合、取材をは
ちろん影響・効果の発生が裁判よりもスピーディーです。その一
じめ嫌疑が生じた時点で発生する突然かつスピーディーな責任
方で、企業側の予防措置の適否等をはじめとする事実関係の追
追及への対応が困難になります。
及は、裁判と同様に具体的かつ詳細です。
準備不足により初期対応等のミスなど最悪事態に発展するリス
クが増加し、また初期対応で影響を極小化するチャンスが減少し
ます。
リスク管理に関する思い込み①
取組み意欲、効率性の低下
リスク管理に取組む以上、不祥事は絶対に起こせない・・・
予防措置に執着した場合、万が一事案が発生した際の影響極
例えば、個人情報の漏えい事案は、判断を躊躇したことで行政
小化措置等が不十分なものとなります。また、絶対的予防は、実
機関への報告あるいは公表が遅れたことでも最悪化します。こう
践が難しい複雑な予防措置、不相応な設備等の導入にもいたり
したことなどからリスク管理は、絶対的な予防措置ではありませ
ます。
ん。事案発生時の影響極小化措置なども含みます。
リスク管理に関する思い込み②
対応の遅延、機動性の低下
リスク管理には、専門的なスキル・ノウハウが不可欠だ・・・
リスク管理にことさら専門性が必要であるとの思い込みは、不
例えば、裁判所に証人出廷を認めさせる手続きは専門的スキ
ルが必要です。しかし、裁判所での証言はおよそ誰しもができま
適切な役割分担または権限委譲につながります。
そのため、担当者不在時の初期対応に支障をきたすおそれが
す。また、リスク管理で必要な予防措置等は、誰しもが実践でき
生じます。また、責任追及で注目される全社員が実践する予防
る措置でなければ意味がないことも事実です。
措置等の取組みにも問題が生じるおそれが増加します。
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3 業務
3.1 コンサルティングで提供する主なプログラム(対策)
項目
兆候対策の適正化プロ
グラム
概 要
□ 必要性
導入した事案
□ 事案
社員による不正、詐欺的な取引その他様々な不祥事には、兆候
◇ 社員不祥事
があります。危機的事態におけるあってはならない原因には、明ら
(不正、業務外の非行、各種ハラスメント)
かな兆候を見過ごしていたことなどがあります。
◇ 売上金未収など取引先にかかるトラブル
□ 概要
□ 導入先
このプログラムは、不祥事の前兆を早期に察知し、予防または
IT関係の上場企業、医療法人等
影響の極小化に向けた措置を講じるものです。
初期対応の適正化プロ
グラム
□ 必要性
□ 事案
初期対応のミスは、危機的事態の最大の原因の一つであり、そ
の背後には、様々な思い込みが招く判断の躊躇という問題が潜ん
でいます。
◇ 個人情報漏洩事案
◇ 社員不祥事その他の突発事案
□ 導入先
□ 概要
学校法人、金融機関等
このプログラムは、初期対応の基準・手順、特に初期対応におけ
る禁句とタブーを具体的に明らかにするものです。
グレーゾーン対策の適
正化プログラム
□ 必要性
□ 事案
いわゆる“反社チェック”を逃れた暴力団、反社会的勢力が、巧
妙な手口を駆使し、取引先に大きな損失を与えるケースへの懸念
が高まっています。
◇ 暴力団排除・反社会的勢力との関係遮断
◇ 不良取引事案
□ 導入先
□ 概要
不動産開発企業、投資ファンド、
このプログラムは、各種情報を評価した容疑性に基づく損失防
電力会社等
止または排除の効率化を実現するものです。
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項目
悪質クレーム対策の効
率化プログラム
概 要
□ 必要性
事案・導入先
□ 事案
悪質クレームは、労力または社員のストレスという視点でも無視
できない事案です。また、対応のいかんによってはレピテーション
リスクを深刻化させます。
悪質クレーム
□ 導入先
商業施設、コールセンター
□ 概要
このプログラムは、お客様対応の公平・公正の原則を具現化した
ものです。主な内容には、経験が乏しい社員でも実行できるトーク
とアクションがあります。
コミュニケーション・リス
クの解消プログラム
□ 必要性
□ 事案
コミュニケーションにかかる問題は、危機の原因になるおそれが
あり、また組織運営にとっても重大なリスクです。
□ 概要
社員不祥事その他事件・事故
□ 導入先
医療法人、不動産開発企業、通信企業
このプログラムは、コミュニケーションのうち下記の重要なコミュ
官公庁
ニケーションに関する思い込みまたは苦手意識を解消し、スキル
アップまたはノウハウの標準化を図るものです。
◇ 重要なコミュニケーション
〇 不祥事の当事者のヒアリング
・ 担当者の苦手意識の解消
・ 相手方による反抗・反論への適正な対応
〇 報告連絡
・ 報告遅延、情報の囲い込みの防止
〇 普段のマネジメント
・ パワハラ防止、モチベーションアップ
■ その他のプログラムへLINK
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3.2 基本業務(リスク管理に求められる対策・措置の実践手段)
項目・種別
概 要
① 情報発信
◇ エマージェンシーレポート
適宜発信するレポートです。
〇 これまで発信した主なレポート
・ 山口組の分裂に伴うリスク
・ 中国における事業展開におけるリスク
◇ インテリジェンス
マンスリーレポートです。
相談の多い事案の対処に関するポイントをクイズ形式で出題しています。
〇 これまで出題したクイズ
・ 暴力団関係情報を警察から提供を受ける際の必要事項
・ パワーハラスメントの指摘をされやすい意外な一言
② 調査・分析
ご依頼を受け、実施します。
〇 これまで発信した主なレポート
・ 新規に事業を展開する地域のリスク情勢の分析
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項目・種別
概 要
③ 研修・トレーニング
□ 研修
徳育ではなく知育をもって、クライアントに特化した内容・方式で実施します。
研修前のスキルチェック、研修後の効果測定も実施します。
〇 リクエストの多い研修
・ 不正の動機を解消する知られざる不利益
・ 暴力団等が駆使する詐欺的な手口と見極め
・ 被害を受ける経営者に対するキラートークと防衛のノウハウ
□ トレーニング
実践を重視し、ブラインドトレーニングなどをもって実施します。
タイムトライアルなどをもってスキルチェックも実施します。
〇 リクエストの多いトレーニング
・ 社員不祥事の当事者に対するヒアリング
・ 大地震等の初期対応(社員個人と対策本部を同時に進行するトレーニング)
・ ネゴシェートに関するトレーニング(シナリオなしのブラインドトレーニング)
④ 基準・手順の整備
基準の整備
判断の躊躇等の弊害をなくすために、具体性の追及と例外の排除を基本方針としています。
〇 リクエストの多い基準
・ 官庁通報、記者会見など社外公表に関する基準
・ 契約の見送り、契約の解消に関する基準(含、暴力団排除関係)
・ 対応、交渉の中止に関する基準
手順の整備
上記基準の基本方針に加え、やってはいけないこと(禁句、タブー)、やらなければならないことを
明確にしています。
〇 リクエストの多い手順
・ 暴力団排除、反社会的勢力との関係遮断にかかる実務的手順(調査手順、契約解消基準)
・ 大規模災害の損害極小化に関する手順(気象警報の有無別に整備)
・ 上記の リクエストの多い基準に関する手順
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項目・種別
概 要
⑤ 検査、監査支援
検査
社員不祥事の兆候その他テーマとなる事案にかかるリスクの有無・程度について、原則としてクラ
イアントが保有するデータに基づき検査します。公認不正検査士、警察OB等により実施します。
〇 リクエストの多い検査
・ 不正またはハラスメントの兆候検査
監査支援
監査役として、または内部監査のメンバーとして実施します。
特に、ガバナンスまたは内部統制の制度について、行政等の責任追及者の視点で監査し、具体的
な改善案を提案します。
⑥ アドバイス、事案対処の支援
アドバイス
様々な事案、懸案についてクライアントとコンサルタントとのホットラインによりアドバイスします。
〇 リクエストの多い事項
・ 事案に関する初期対応
・ 懸案事項に関する責任追及のポイント
・ リスク管理の対策に関する前例等
〇 ホットラインを担当するコンサルタントのキャリア
公認不正検査士、臨床心理士、精神保健福祉士CEAP(警察、報道機関等での業務経験者)
事案対処の支援
発生した事案について、コンサルタントの現場対応、原因調査・再発防止計画の企画をもって、ま
たは経営監視委員会メンバー、監査役、顧問等として支援します。
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