インバウンド研修 - 日本観光振興協会

平成26年度観光地域づくり人材育成研修
(インバウンド研修)の開催報告
開催概要
目 的 静岡県および各市町では、富士山静岡空港の開港、アジア諸国の経済発展による
海外旅行意欲の高まりなどを背景に、外国人観光客の誘致を継続的に推進してい
ますが、こうした活動の実効性を高めるために、各国の旅行マーケットのニーズ
や旅行業界、活用すべきメディアなどマーケット環境の分析・把握によるプロモ
開催日
会 場
テーマ
主 催
共 催
参加者
ーション活動およびその後の的確なフォローアップの方法など一連の活動を行
う組織や連携態勢の構築など必要性を理解することを目的として開催しました。
平成27年1月27日(火)13時00分~16時00分
プラサヴェルデ(沼津市大手町 1-1-4)4階会議室401号室
ニーズを掴む観光マーケティング活動の実践
公益社団法人静岡県観光協会、公益社団法人日本観光振興協会
静岡県
県内市町観光担当課及び観光協会ならびに観光関係団体インバウンド担当者
52名
研修プログラム
13:00~13:10
挨拶 太田忠四郎 公益社団法人静岡県観光協会専務理事
挨拶 多賀谷広美 公益社団法人日本観光振興協会関東支部事務局長
13:10~14:40
講演「ニーズを掴む観光マーケティング活動の実践について」
講師:田中三文 三菱 UFJ リサーチ&コンサルティング株式会社観光政策室長
14:40~14:50 休憩
14:50~15:30
講演「実践事例:静岡遠州観光ネットワークによるインバウンド誘致」
講師:平野正俊 掛川観光協会会長、静岡遠州観光ネットワーク協議会会長
15:30~15:55
両講師との意見交換および質疑応答
15:55~16:00
閉会挨拶:関典子 静岡県文化・観光部観光交流局観光振興課 課長代理
内 容
講演「ニーズを掴む観光マーケティング活動の実践について」
インバウンド誘致に対する競合が激しくなる中、単なるプロモーション活動では成果に
つなげていくことが難しく、マーケットニーズを的確に捉え、旅行会社やメディアなどを
効果的に活用し成果を上げる活動を行うため、昇龍道プロジェクトの推進をモデルに「広
域連携」による実践的なマーケティング活動で成果を上げている事例などの紹介を通して、
効果的なプロモーション活動の推進方法を学んだ。
〇マーケティングの基本として、実態を知ることが重要
〇中国・台湾マーケットの日本観光への関心
〇訪日外国人旅行客のトレンド・見通し
〇外国人が好む静岡県の素材
〇海外での静岡県の認知度は低い
〇広域国際観光連携にどう取り組むか
〇静岡県で取り組み広域連携(受入環境整備とマーケット別プロモーション戦略)
講演「実践事例:静岡遠州観光ネットワークによるインバウンド誘致」
静岡県内の市町連携によるインバウンド誘致活動の実践事例として、東遠地区の5市1
町が連携する静岡遠州観光ネットワークによる台湾における「マラソン」
「サイクリング」
「体験プログラム」などによる地域連携誘致活動を学んだ。
〇静岡遠州観光ネットワークとは
〇インバウンドの誘致活動
〇セールス・モデルツアーの課題と成果
〇静岡遠州観光ネットワークにおける海外セールス活動の展望
講義風景①
講義風景②