英語 - 椙山女学園大学 入試情報

2015 年度
英
椙山女学園大学
英語
傾向と対策
語 (分析は一般入試 A の問題のみです)
出題傾向
入試日程
大問
出題分野・テーマ
難易度
第1問
空所補充問題(文法)
やや易
2/3
第2問
英文整序問題
やや易
2/4
第3問
空所補充対話文完成問題
標準
2/5
第4問
会話文および図表問題
標準
共通仕様
第5問
長文問題
標準
第6問
長文問題
標準
3日間より試験日を選び、最高3日間全て受験可能という方式であるが、3日間とも問題形式は同じであった。さ
らに昨年度までと同じような構成の入試問題であった。解答形式はすべてマーク式である。第1問が英文法の空所補
充問題で、動詞(使役動詞、知覚動詞)、分詞構文、態、関係詞、接続詞、前置詞、助動詞など大切な文法事項が出
題され、また基本熟語も出題された。第2問は英文整序問題で、5つの選択肢を並べかえるのだが、日本語はないた
め語彙力や文法力が問われている。第3問は会話文完成で、A と B が一度ずつ発言する。それほど難しくはないが、
A と B が一話ずつしか発言しないので状況がつかみにくい。第4問は長めの会話文で、本文中の語句の意味を問う問
題、空所補充、内容を問う問題が一題と、チラシを見て内容を答えるセンター試験の第4問 B のような問題であった
(センターに比べると情報量は少ない)
。第5問、第6問は共に 500 語~600 語程度の長文読解問題であった。論説
文が中心で1題のみ bakery の review が出題されたが、いずれも語彙レベルは標準的である。ここでもまた、空所補
充問題、語彙問題、内容確認の問題が出題されているが、内容を問う問題が中心である。
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2015 年度
英
椙山女学園大学
英語
傾向と対策
語 (分析は一般入試 A の問題のみです)
学習対策
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基本文法・語法を徹底的に学習
第1問では、基本的な文法問題が問われている。また、第2問においても基本的な文法力は欠かすことができ
ない。どの分野もまんべんなく出題され、基本的な知識があればそれほど難しい問題ではないので、文法の問題
集を1冊仕上げることをお勧めする。間違えた問題を解けるようになるまで何度でも解き、1冊すべての問題が
できるようになるまで繰り返すのが理想。そこまで取り組めば、第1問、第2問ともにすらすら解けるようにな
っているはずである。
●
会話文が必出
第3問、第4問の会話文に関しては、会話文特有の表現を覚えるよりも、会話の流れを読んで答えを導き出す
ようにしたい。ただし、通常の英文より省略が多いなどの特徴は当然あるので、会話文に読み慣れていくことが
大切である。過去問題に必ず目を通し、同じような問題をやってみよう。第4問は、形式が会話文であるだけで、
実際は通常の長文読解と同じように、話の流れを読んで問題を解く必要がある。語句の意味を問う問題は難しい
が、文脈をよく読みとって解答すれば正答に近づける。内容を問う問題については、該当箇所を探し出し答えな
ければならないので、設問から読み効率よく解答することが大切である。
●
何といっても時間が足りない
文法、英文整序、会話文、長文読解等で大問が6つある。この問題量にもかかわらず、解答時間は2科目で 120
分。これは、かなり厳しい。大問は、問題が変わるたびに頭の切り替えも必要なので、1 科目 60 分で6問という
のは大変な労力が必要だ。まずは過去問題を手に入れて解いてみて、時間配分を考えよう。幸いにもここ数年同
じ傾向の問題が出題されているので大いに参考にしてほしい。長文読解では、効率よくリズムにのって解いてい
きたいものである。
●
長文読解はテンポよく
長文問題は、まず設問を見る。下線を問う設問や空欄を埋める設問以外は本文を読む前に設問だけ訳し、でき
れば日本語でメモを取っておくとよい。そして、その後に長文を読み始める。下線がついている問題や空所補充
問題を解きながら、内容説明の問題も解きながら読み進めていこう。そして、最後に「次の文章で本文と同じ内
容について書かれているもの」
「この文章のタイトル」などの問題を解く。問題文もすべて英語で書かれているが、
これは過去問題を解いて慣れておこう。ただし、Which is not true?の設問では慎重に進めないと、true と not true
のどちらの問題もあるので混乱してしまう。また、速く読むためには語彙力が大切である。しっかり強化してお
きたい。
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