「ヒューマンライブラリー 偏見低減のための実践」

多文化系学会連携協議会所属学会の皆様へ 「ヒューマンライブラリー 偏見低減のための実践」 概要 ヒューマンライブラリーとは、障がい者・性的マイノリティ・薬物依存からの回復者・難民など、社会
のなかで誤解や偏見を受けやすい人々を、図書館や大学などにおいて「生きている本」として話を聞きた
い人(「読み手」)に貸し出す取り組みです。「生きている本」と「読み手」は対話を通して自らの偏見
や固定観念に気付き、多様性に対して開かれた社会や地域づくりを目指します。2000年にデンマークの
NGO(Stop the Violence)が始めて以来、世界中に普及し、現在は70か国以上で行われています。 本研修会では、ヒューマンライブラリーの目的、効果、理論、運営方法について、実際の「生きている
本」との対話や、ヒューマンライブラリーの運営経験が豊富な講師陣による講義を通じて学びます。参加
者は、偏見や多様性への感受性を高めるとともに、ヒューマンライブラリーを運営するためのノウハウを
得ることが期待できます。 主催:異文化間教育学会/企画運営:企画・交流委員会(委員長、坪井健) 日時 2015年1月31日(土)午後12時30分~4時30分まで(受付:12時から) 場所 駒澤大学駒沢キャンパス (東京都世田谷区駒沢1-23-1) 東急田園都市線「駒沢大学」駅下車。「駒沢公園口」の出口を出て、徒歩約10分。 http://www.komazawa-u.ac.jp/cms/campus/c_komazawa/ 講師 坪井健(駒澤大学)/横田雅弘(明治大学)/工藤和宏(獨協大学)/他 定員 30名。定員に達し次第、受付を終了いたします。お早めにお申し込みください。 参加費 会員2,000円(多文化系学会連携協議会所属学会員を含む)、非会員3,000円 お申込み方法 以下の異文化間教育学会第15回研修会宛に、お名前・所属機関・所属学会名/非会員の区別をご記入の上、
メールでお申し込みください。折り返し、参加費の振込先等の詳細をご連絡いたします。 お申込み(お問い合わせ先)先 第15回研修会専用メールアドレス: [email protected] (担当:企画・交流委員会 工藤和宏) *本研修会は異文化間教育学会の研修会ですが、多文化系学会協議会所属学会の会員の皆様には会員
料金で参加いただけます。 是非、この機会にふるってご参加ください。 ‘***********************************************************************************’ *参加要件ではありませんが、ヒューマンライブラリーに関心のある方は、以下の文献をご覧いただくこ
とをお勧めします。 1.加賀美常美代,横田雅弘,坪井健,工藤和宏 編著(2012)『多文化社会の偏見・差別――形成のメ
カニズムと低減のための教育』明石書店 2.駒澤大学社会学科坪井ゼミ(2012)
『ココロのバリアを溶かす――ヒューマンライブラリー事始め』
人間の科学新社 *当日の「生きている本」協力者は、以下の方々です。 ①全身型脱毛症の女性、②セクシャルマイノリティ・ゲイの男性、 ③高次脳機能障害の男性、④薬物依存症回復途上者の男性、⑤元無国籍者の女性、 ⑥元路上生活者の男性、⑦眼瞼下垂の男性(予定)、です。 この中から、2冊(人)のお話を、30分間ずつ2回に分けて、 少人数(4~6人)でお聞き(お読み)いただくことになります。 もし、事前のご希望の「本」がありましたら承ります。 但し、ご希望に添えないことがあることをお含みおきください。