11月 - 市川市立鶴指小学校

学校だより
11月号
す ず か け
「心豊かでたくましい子の育成」
市川市立鶴指小学校
平成27年11月2日
市川市大和田4-11-1
047-379-3588
―自分への強さ・相手への優しさ―
「気づく」から「考える」、
そして「行動する」へ!
「どうして、僕だけ?」
ある学級で、授業中に立ち歩いた児童(A児)が、
担任から注意を受けた時のことです。A児は、
「○○
君(B児)も立ち歩いているのに、どうして自分だ
けが注意されるのか?」と、担任に質問しました。
担任は「その通りですね。
」と、質問したことを受け
入れてから、
「A君は45分間座っていられるよね?」
A児「はい。
」
「座っていられるのに、立ち歩くのは
どうでしょうか。B君は、45分間座るということ
が苦手だけど、努力していることは知っていますよ
ね?」
(中略)A児は、納得して席に着きました。
児童は学年を重ねるにつれ、自分の生活の中の「矛
盾」等に気づき、自問自答(思考活動そのものです。
)
を繰り返します。自力で解決できずイライラするこ
とも増えてきます。俗に「反抗期」と呼ばれますが、
私は、論理的思考の大きな「成長期」だと捉えてい
ます。当人の思い(悩み)に寄り添い、丁寧に段階
を踏んで説明したり選択肢を与え判断する場を設け
たりすることは、担任や大人の役割だと思います。
「北風」と「太陽」(大人の役割)
北風と太陽が、力比べを旅人の服を脱がせるこ
とで決め、北風よりも太陽の方が勝ったというお
話があります。このことは、単に童話の世界だけで
なく、教育の場においても同じことが言えるのでは
ないかと考えられます。
「旅人」を「子ども」とすれば、子どもを変える
のに、教師は北風のように接していくか、或いは太
陽のように接していくかということです。一読する
と、冷たい北風よりも暖かい太陽の方が人を変える
働きが大きいと感じられますが、さらに考えを深め
てみると、冷たい北風の後だっただけに、暖かい太
陽がより大きな力を発揮したのではないかとも考え
られます。すなわち子
どもを変える働きも、
厳しさと暖かさ(優し
さ)のバランスが大事
なのではないかという
ことです。この「厳し
さ」と「暖かさ」をご
ちゃまぜにしてしまう
と、丁度ぬるま湯にな
ってしまい、出るに出られぬ状態となってしまうの
ではないでしょうか。しかし、ここで難しいことは、
何に厳しく、何に暖かく(優しく)していくかとい
うことです。悪いことは悪いと毅然とした態度で接
した、上記の学級担任の対応は、子どもを大事にし
た適切な対応であったといえると思います。
廊下にあった一本のほうき
校舎の中を歩いているときに、一本のほうきが廊
下にありました。どうしようかと考えながら、隅の
方で待っていました。やがて子どもたちがやってき
ました。「あっ!校長先生だ。こんにちは。」と、声
をかけてくれました。ほうきに気づいたかなと思い
ながら、その子たちを集めて聞いてみました。
「ちょっと気になるものがあるのだが、わかるか
な?」
「ほうきだ!」「ほうき。」
「今、先生に言われるまで気が付かなかった人?」
(半数以上 すぐ近くの子も)
「先生に言われる前に気づいていた人?」
(少数 元気なく手を上げる。
)
ここでどうするかが問題なんです。気づいていな
がら片付けなかった子を責めるのか、気付いていな
がら気づかないふりをする子を問い詰めるか。
私は、先ずほうきがあることに気付いた子を認め
ました。ともすると、気付いたのにやらなかった人
を責めてしまうと、気付いても知らなかったと嘘を
言ったり気が付かなければ仕方がないという意識に
なったりする傾向が多くなりがちなことからです。
一番大事なことは、様子の変化に気づくことです。
気づきは思考の入り口であり、どの授業(学習)に
おいても重要なことだと考えています。その注意深
さが考えの深さに結びついてくると考えています。
「気づく」から「考える」へ!
私たちが考えるという働きも、何か変だぞと気づ
いたり感じたりするからです。その後、
「どこが」
「ど
うして」
「どうすれば」というように考えが深まって
いきます。その考えを説明するなど、自ら関わる
ことにより、その疑問や不思議だと思ったことが
わかっていくのです。
よく気づく子は、感覚の鋭い子です。感性が磨
かれているといってもいいでしょう。感覚は、普
段意識していることにより、鋭く、磨かれていき
ます。
「気づく」から、どうすればよいか考えて行
動のとれる子にしていきたいと思っています。
学校・家庭・地域との触れ合い「つるさし祭」!
つるさし祭での発表に向け、限られた時間の中で、個別にパソコンでプレゼンテー
ションの資料を作成したり、メンバーで協力し合って調査した内容を模造紙に書き込
んだりと、準備をしっかりと進めていました。多くの児童から「おうちの人に聞いて
もらえるから、とても楽しみ。
」との声を聞くことができました。
当日、前半の学習発表では、相手へ分かり易く伝えるための工夫が随所に見られ、
話し手の目標は充分に達成されていたと思います。しかし、児童の聞く態度や順番を
待つ様子などから、聞き手の目標は見直す必要がありました。発表の場とは、話し手
と聞き手がいて、それぞれのねらい(目標)があって、はじめて成立します。学校と
して、「鶴指っ子の学習のルール」を基盤に、聞き手の目標を改善していきます。
後半の「体験の広場」では、大人・子どもの区別なく全員に笑顔があふれ、正に「ふ
れあい」を感じることができました。おうちの方を見つけた時の笑顔、大人の方から
褒められた時の笑顔、特に最高でした。大きな価値がここにあるからこそ、長年にわ
たり、たくさんの方々のご協力を得ながら開催されていると感じました。
半年近く準備を進めていただいた実行委員会の皆様をはじめ、参画いただきました
保護者の方々、地域の方々に深く感謝申し上げます。
市内音楽会・合同学習発表会までカウントダウン!
6年生が参加する市川市児童生徒音楽会が、今月13日(金)、市川市文化会館にて開催されます。
修学旅行から帰ってきた翌日に学年集会を開き、卒業へ向けた取り組みの1つとしていくことを共通
理解しました。そして現在、音楽室でのパート練習や、体育館での全体練習に取り組んでいます。はじ
めての全体練習で歌声を聴かせてもらいました。歌う姿勢、声量、響き等に鳥肌が立ちました。次の日、
担任から「昨日よりも、もっと声が大きくきれいになりました。
」と報告を
受けました。当日は9時40分ごろの発表になるようです。ぜひご覧いた
だければと思います。
わかば学級の合同学習発表会は、28日(土)
、昭和学院伊藤記念ホール
にて開催します。発表の題名は「金太郎」です。金太郎自身の成長や周囲
とのかかわりを、有名な相撲の場面や鬼退治の場面など、わかばっ子が劇
で表現します。7名のわかばっ子が、大道具などに頼らず、体を使って表
現していきます。ご期待ください。そして、ご声援をお願いいたします。
(開催場所は、昭和学院の敷地内となります。)
11月の主な行事予定
日
内
容
2日(月)
P青パト
3日(火) 祝:文化の日
4日(水) 委員会活動
ALT来校
わかば学級訪問(指導課)
5日(木) コミサポ委員会(5:30)
6日(火) 3年百人一首大会
宿題お助けクラブ
7日(土) PTA役員会 9:30 理事会 10:00
つるさし祭実行委員会 11:00
市川市民祭(本校校庭:駐車場使用)
9日(月) ほうき星読み聞かせスペシャル
P青パト
すこやか検診(5.6 年希望者)
居住地交流
10日(火) 朝会 すこやか集会
11日(水) 定例研ブロック研(下校 1:20)
学校会計監査 9:30
12日(木) 4年グリーンスクール(~13 日)
6年百人一首大会
13日(金) 6年市内音楽会 宿題お助けクラブ
日
内
容
14日(土) ユネスコサタディスクール 2:00
16日(月) 5年百人一首大会 P青パト
17日(火) 自主公開研究会(国語科・算数科)
(下校2:35)
18日(水) クラブ活動
19日(木) 就学時健診 短縮日課(給食有)
(下校12:00)
20日(金) 校内マラソン練習開始(~12/2)
宿題お助けクラブ
22日(日) 大和田自治会ふれあいまつり
23日(月) 祝:勤労感謝の日
24日(火) わかば学級壮行会
わかば現地予行練習
25日(水) 生徒指導・特別支援部会 P青パト
26日(木) 市内作品展(~29日) 職員会議
27日(金) 宿題お助けクラブ
28日(土) わかば学級合同学習発表会
八中・大洲中地区別音楽会
ユネスコサタディスクール 2:00
30日(月) 4年落語教室
わかば学級代休