平成26年(2014) No.1120 11/5 区の世帯と人口 (10月1日現在) 住民登録 前月比 世 帯 数 109,507(+145) 人 口 189,605(+147) 発行 台東区 編集 総務部区長・広報室 〒110-8615 台東区東上野4丁目5番6号 ☎ 5246-1111 (代表) FAX 5246-1029 (区長・広報室) ホームページアドレス http://www.city.taito.lg.jp/ 障害のある方もない方も 共に生きる 共生社会 を目指して 障害の種類や程度はさまざまで、外見から分かりにくいことも多く、理解されずに不安を 感じたり苦労したりしている方がいます。また、最近では、盲導犬に危害が加えられる悲し い事件も発生しました。障害の有無にかかわらず、誰もが地域や職場・学校などで共に支え 合って暮らす社会(共生社会)のために、正しい理解と 問合せ 障害福祉課☎(5246)1206 皆さんの温かい配慮をお願いします。 障害の種類と必要な配慮 ほんの少しの心遣いで、障害のある方の暮らしやすさが変わります。どのような配慮が必 要か、一例を紹介します。できることから始めてみてください。 視覚障害のある方 聴覚障害のある方 手足の不自由な方 視覚障害でも全く見えない、物が 一部しか見えないなど、見え方は さまざまです。周囲の様子を知ら せたり、誘導したりするときは、 具体的な表現で知らせましょう。 (例) 「この先に階段があります」 →「3歩先に下りの階段がありま す」など 音声により情報を得ること が困難なため、アナウンス の内容や緊急時のサイレン など、音声の情報は周囲の 人が知らせましょう。 少しの段差や障害物でも前に進 めないことや、車いすでは高い 所や床に落ちた物に手が届かな いことがあります。困っている様 子のときは声を掛け、どんな手 助けが必要か確認しましょう。 精神障害のある方 知的障害のある方 抽象的な概念の理解や意思表 示などが苦手な傾向がありま す。説明等はゆっくりと丁寧に、 具体的な表現を使いましょう。 統合失調症、うつ病などの病気が 原因で、さまざまな症状が現れま すが、治療・服薬とリハビリテー ションによって症状の軽快・安定 が可能です。病気について理解し、 不安感や孤立感を抱かせないよう 穏やかに接しましょう。 ヘルプカードをご存じですか 障害のある方が困ったときに、 周囲に配慮や手助けをお願い するためのカードです。緊急 連絡先、障害や病気等のため 配慮してほしいことなどを記 入します。特に聴覚障害や内 部障害、知的障害のある方、 難病の方など、障害者とは分 かりにくい方が周囲に自己の 障害への理解や助けを求める 手段として有効です。 配布場所 区役所2階⑩番障害福 祉課、台東保健所保健予防課、 松が谷福祉会館等 周囲の方は、 記載内容に 応じた配慮を お願いします! ▲ヘルプカード 心臓・じん臓などの 内部に障害のある方 内部障害により、疲れやすい 傾向があります。外見からは 分からなくても、電車等の交 通機関では優先席を必要と する人がいることに配慮しま しょう。また、優 先席付近や病院 などでは携帯電 発達障害のある方 話の電源を切り 発達障害は発達の遅れという意味 ましょう。 ではなく、脳の認知機能の偏りを言 います。自閉症やLD(学習障害)、A DHD(注意力や多動性の障害)等が 代表例です。一人ひとりの特性を理解して「具体的に話 す」 「見て分かる表示を使う」など、その人に合ったコ ミュニケーションをとりましょう。 補助犬に理解と配慮を 補助犬とは目や耳、身体の不自由な方のた めに働く盲導犬、聴導犬、介助犬のことで す。 平成14年施行の身体障害者補助犬法 により、公共の施設や交通機関に補助犬を 同伴することができるようになりました。 補助犬は身体の不自由な方の積極的な社 会参加のために訓練された犬であり、ペッ トではありません。街で見かけたときには、 理解と配慮をお願いします。 東京都では盲導犬を給付して います 対象 次の全てに該当する方 ①身体障害者手帳視覚障害1級 ②盲導犬を使用することで社会活動への 参加が可能になる ③都内におおむね1年以上居住 ④世帯全員の所得税額合計の月平均額が 7万7千円未満 ⑤借家の場合は家屋の所有者から盲導犬 障害者週間(12月3~9日)記念イベント ◀ピアノ コ ンサート(昨 年の様子) 12月3日の「国際障害者デー」から9 日までの1週間は「障害者週間」です。 区では、障害のある方の社会参加や 権利擁護を推進するため、障害者週 間記念イベントを行います。 ●講演会「障害者の虐待防止につ いて・台東区の防災対策について」 日時 12月8日㈪午後6時30分 場所 区役所10階1001会議室 問合せ 障害福祉課庶務担当 ☎(5246)1206 FAX(5246)1179 ●みんなで歌おう「ピアノDEコン ▲写真提供 (公財)日本盲導犬協会 DE サート」 童謡などの懐かしい歌や 季節の歌を一緒に歌いませんか。 日時 12月3日㈬午後1時~3時 場所 生涯学習センターミレニアムホ ー ル 定員 300人( 先 着 順 ) 講師 川端清氏(歌手)、上北進氏(ピア ニスト) 申込方法 当日直接会場へ ※団体は事前に右記問合せ先へ ●障害者作品展 絵画・書・工芸等 の作品を展示します。 日時 12月1 日㈪~8日㈪ 午前9時~午後5時(1 日は正午から、8日は正午まで) 場所 生涯学習センター1階アトリウ ム 出展者 松が谷福祉会館機能訓練 室通所者、障害者自立支援センター 主催の教室・サークル参加者(さを り織教室、絵画教室、自主絵画サー クル、ブロック折り紙サークル) ◆ ◆ ◆ ◆ 問合せ 障害者自立支援センター(松 が谷福祉会館内)☎(3842)2671 の飼育許可を得られる ⑥盲導犬との宿泊訓練(4週間)が可能 26年度給付予定頭数 8頭(東京都全体) ※待機者がいるため、申請後すぐに給付 は受けられません。 費用 訓練等の費用 は無料。訓練中の旅費・食費は実費。 ※給付後の飼育・管理・治療にかかる一 切の経費は自己負担※申込方法等、詳し くは下記へ 問合せ 障害福祉課☎(5246)1201 つばさ福祉工房「マフラー展」 障害のある 方が手織り で作った製 品を展 示・ 販売します。 日時 12月9日 ㈫~12日㈮ 午前9時30 分~午後4時30分(12日は午後3時 30分まで) 場所 区役所1階ロビー 問合せ 台東つばさ福祉会 ☎(3842)2838 臨時福祉給付金・子育て世帯臨時特例給付金の申請をお忘れなく ▷申請期限 12月26日㈮※詳しくは右記へ〈臨時福祉給付金は台東区福祉課臨時福祉給付金 担当☎5246-1374、子育て世帯臨時特例給付金は台東区子育て支援課☎5246-1232〉
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