指定管理者制度導入施設(公募)の事業評価実施要領 指定管理者制度導入施設(公募)における事業評価について、下記のとおり要領を定める。 1.事業評価を実施する目的 (1)設置目的を十分に反映し、施設の適正な管理・運営を図る。 (2)公の施設の一層の効率的、効果的な活用を図る。 (3)利用者サービスの向上、経費の削減などの指定管理者制度の導入目的の達成度を確認する。 (4)利用者ニーズを反映した公の施設の管理・運営の実現を図る。 (5)実施結果をふまえて,指定管理者に対し改善のための指導・助言を行うとともに次期の指定 に向けての募集要項等に活用する。 2.事業評価の視点 (1)指定管理者から適切にサービスを調達できているか (2)自治体が担っている業務や役割を適切に果たしているか (3)サービス提供を通じて施策目的(施設の目的)が達成されているか (4)施設管理者に指定管理者をあたらせる事が適切であるか 3.事業評価の実施主体について 「年度評価」「総合評価」について 各年度及び最終的な評価を、公の施設を設定し指定管理者を選任している市(港湾局:事業 所管課)が行う。 4.事業評価の対象施設 (1)博多港国際ターミナル (2)福岡市海浜公園 (3)福岡市ヨットハーバー 5.評価の種類 (1)年度評価・・・指定管理期間中の各年度終了後に履行状況の確認等を行う評価である。 (ア)年度評価の実施時期 各年度終了後,5月末までに指定管理者から提出された事業報告書及び自己評価に基づき, 8月中に実施する。(なお,平成24年度の年度評価については6月中旬までに実施する。) (イ)年度評価の方法 ①指定管理者による自己評価 年度評価シートの各項目について,指定管理者が評価を行う。 ②市による評価 指定管理者が行った自己評価に基づき,市が客観的に評価を行う。評価結果については 指定管理者に通知する。 ※市による評価結果が 48 以下となった項目については,速やかに「改善計画書」を提出 の上,業務に反映させるものとする。 (2)総合評価・・・指定管理者制度導入施設について指定期間を通して総合的に行う評価である。 (ア)総合評価の実施時期 原則として、指定管理者の指定期間が満了する年度の6月末日現在で実施する。 ※翌年度からの公募時参考資料とするため。 (イ)総合評価の方法 別に定める「総合評価シート」に従って評価項目ごとに点数化し市(港湾局:事業所管課) が評価したものを総合評価とする。
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