半夏生の鯖 - 福井県

簡単レシピ
7月
半夏生の鯖
栄養
!
満点
鯖をはじめとする青 魚には、
脳や神経組織の発育によいと
されるDHA(ドコサヘキサエ
ン 酸)や、血 液 内 の コ レス テ
ロールや中性脂肪を低下させ
る働 きが あるEPA(エイコサ
ペンタエン酸)などの 不飽 和
脂肪酸が多く含まれます。
<福井独自の鯖文化>
「京は遠ても十八里」。若狭湾で水揚げされた魚介類はいくつもありますが、その「若狭もの」の
一つが鯖です。鯖はほかのものよりも腐敗が早いため、京へ運ぶ時は“一塩”をするのが常識でし
た。この一塩が、京に到着するときには良い塩梅となり、若狭から京へおいしい鯖が行き交う道
として、若狭街道は
“鯖街道”と呼ばれるようになりました。
小浜市内では、脂ののった鯖を丸ごと豪快に焼く“浜焼き鯖”が有名で、生姜醤油で食べるのが
一般的です。
また、若狭地方の伝承料理である鯖の糠漬け“へしこ”も昔から愛され続ける定番の味です。
奥越地方では、夏至から数えて11日目の半夏生に、丸焼き鯖を
食べる風習があります。その昔、大野の殿様が領民に、田植えで
疲れた身体を癒し、暑い夏を乗り切るために配ったのがいわれ
といわれており、夏バテ防止のスタミナ食として今では県内中
で食べられています。
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