報道発表資料 - お茶の水女子大学

Ⅰ 園の概要等
文京区とお茶の水女子大学は、子育て支援の推進と幼児教育の質の向上をめざし、認可保育所に幼稚園機能を備えた保育所型認定こども園(定員93人(平成 28 年度
は 71 人))を大学内に開設します。乳幼児期の教育・保育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要な役割を担っています。こども園では、豊かな体験や遊び、さまざ
まな人との関わりを通して、子どもたちが自分らしく育っていかれるよう保育の日々を紡いでいきます。0 歳から小学校入学までの時期を、共に過ごすこども園の生活。
キーワードは「つながる」です。「人・遊び・地球・家庭・地域」の 5 つのつながりを大切して、子どもたちが豊かに育つ保育を目指します。
また、日本古来の伝統的な行事や季節を感じる行事を、保育の中に大切に位置づけることで豊かな心を育むとともに、こども園の活性化につなげていきます。
さらに、こども園は大学と共同して生涯発達を見据えた0歳児からの教育カリキュラム及び乳幼児教育・保育の質の評価方法を開発・研究し、成果を発信いたします。
設置者
文京区 , 運営
国立大学法人お茶の水女子大学
<施設>
敷地面積
445㎡
園舎
構造
軽量鉄骨造 2 階建
延床面積
534㎡
施設
1階保育室
0歳児室、1・2歳児保育室
設備
2階保育室
3・4・5歳児保育室、多目的室、絵本コーナー
調理室等
1 階に調理室と調乳室を設置
事務室
保健室を兼ねる
園庭
こども園内園庭・大学内広場を利用
<定員>
0歳
1歳
2歳
3歳
4歳
5歳
計
保育園(60 人)
6
10
11
11
11
11
60
幼稚園(33 人)
-
-
-
11
11
11
33
合計
6
10
11
22
22
22
93
Ⅱ 運営方針
1
子どもの意思及び人格を尊重して、常に子どもの立場に立ち、保護者の理解と協力を得ながら教育・保育活動を行い、教育・保育を一体的に行い、心身の健やかな成長にふさわしい生活の場を提供する。
2
文京区の地域子ども・子育て支援事業を行う者及び教育保育医療サービスを提供する者と密接に連携し、地域、家庭及び大学との結びつきを重視した運営を行う。
3
生涯にわたる人格形成の基礎を培うために、各年齢における発達課題に応じた環境を用意し、遊びを通した総合的な指導を行うことを通して、健全な心身の発達を助長し、能動性、相互性、自発性の発揮を促
す教育・保育を行う。
4 幼児教育・保育に関する教育研究の場として大学と共同して生涯発達を見据えた0歳児からの教育カリキュラム及び乳幼児教育・保育の質の評価方法を開発・研究し、成果を発信する。