かながわ学びづくり推進地域研究委託事業受託地区(鎌倉市

かながわ学びづくり推進地域研究委託事業受託地区(鎌倉市)の取組
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研究テーマ
「小・中学校9年間を見通した思考力・判断力・表現力を高める」
第二小・中学校では両校の教育目標を踏まえ、
「主体的に学び、考え、表現する児童・生徒」を
目指す子ども像とし、9年間を見通した指導の充実を図り児童・生徒の学力向上と教員の授業力
向上をねらいとする研究テーマを設定した。第二小学校では「『伝えあおう心を!』~思考力・判
断力・表現力を高める言語活動の充実~」、第二中学校では「『生きる力を育む』~思考力・判断
力・表現力の育成につながる言語活動の充実を目指す~」をテーマとし、これまでの小中連携の
取組の一層の充実を図り、研究に取り組んでいる。
2
具体的な取組
<学びづくり小中合同研究会>(年3回)
・第二小・中学校長、各校推進委員により運営されている。
・研究テーマの設定、グランドデザインの考案、各校の実践を報告し情報を共有、小中連携の授
業参観(年1回)や講演会(年2回)を企画立案した。
<第二小学校>
・主に、国語科・算数科を中心とした、授業研究を行った。
・昨年度までの国語科の「話すこと・聞くこと」領域の研究を継続させながら、
「書くこと」領域
の研究に発展させた。
・国語科で培った「聞く」力、
「話す」力、「書く」力を生かし、算数科を中心に、他教科の言語
活動の充実を図る研究を進めた。
・
「聞く力」をはぐくむため、帯単元を設定し、聞き取り学習、語り読み・読み聞かせ活動を行っ
た。
・講師来校研究授業(年6回)、講演会(年2回)を開催した。
<第二中学校>
・生徒の学力向上に向けて…主体的に学習に取り組む態度を育むための「TRY TRY ノート(家庭
学習ノート)
」
・
「TRY TRY タイム(昼休み自習時間)
」、基礎的・基本的な知識・技能の習得のた
めの「朝スタ(朝学習)」や「サポートタイム(大学生ボランティアによるテスト前の学習支援)」
を実施した。
・教員の授業力の向上に向けて…思考力・判断力・表現力の育成につながる言語活動の充実を目
指し、全教員による相互参観研究授業(年2回/1人)、講師来校研究授業(年6回)や講演会
(年2回)を実施した。
3
成果と課題
○小中学校9年間を見通した共通のめざす子ども像・テーマを具体化したことで、児童・生徒の
学びの姿や目指すべきゴールを見据えて小中学校が具体的にそれぞれの研究を進めることがで
きた。
○講師や指導主事による指導・助言や講演会により、研究内容の充実が図られたり、教員が学ぶ
機会が増えたりしたことで授業改善に対する教員の意識が一層高まった。思考力・判断力・表
現力の育成に向けて、指導方法の工夫や実践の充実が図られた。
●小中学校それぞれの今年度の取組を踏まえ、来年度は9年間を見通した発達や学びの系統性を確
認しながら、小学校から中学校へと思考力・判断力・表現力の高まりを重視した実践を行い、小
中の連携を深め、研究を進めていく。
めざす子ども像
第二小学校教育目標
○ よく考え、進んで学ぶ子
○ 思いやりを持ち、協力し合う子
○ 自分を大切にする子
第二中学校教育目標
主体的に学び、考え、表現する児童・生徒
【神奈川県学校教育指導の重点】
・校種間の連携を図り、確かな学力の向上
【鎌倉市学校教育指導の重点】
・確かな学力と自ら学ぶ意欲や態度の育成
○ 心身ともに健康で、人間性豊かな人
○ ものごとを深く考え、自他の立場を尊重できる人
○ 知性、情操を豊かにし、主体的に対応する能力と実践力のある人
研究テーマ:『小・中学校9年間を見通した思考力・判断力・表現力を高める』
学
学力
力の
の3
3要
要素
素
生きる力
児童・生徒の学力の向上
○基礎的・基本的な知識・技能の習得
○知識・技能を活用し、課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力
○主体的に学習に取り組む態度
確かな学力
豊かな心
健やかな体
教員の授業力の向上
連携
第二小学校
第二中学校
「伝えあおう心を!」
~思考力・判断力・表現力を高める言語活動の充実~
「
語り読み・
読み聞かせ活動
」
聞き取り学習
帯
単
元
の
設
定
聞
く
力
を
は
ぐ
く
む
授業実践
研究協議
の充実
授
業
の
研
究
国
語
科
・算
数
科
を
中
心
に
「聞く」「話す」
活動から「書く」
活動への広がり
・教員同士、各教科の連携
・小中連携で授業参観と研究協議
・情報の共有
・講演会や研究発表
・外部講師の指導と助言
「生きる力を育む」
~思考力・判断力・表現力の育成につながる言語活動の充実を目指す~
TRYTRY
ノート
見る見る
タイム
TRYTRY
タイム
サポート
タイム
朝スタ
見る見る
SPタイム
「表す活動」
「説明する活動」
連携
授業のねらい・子どもの実態に即した
学習形態【個⇔集団】
横浜国大附属鎌倉中学校
○共通の研究テーマの設定
○効果的な指導方法や学習評価の妥当性・信頼性の向上
○研究成果や課題の普及