シドニー工科大学の留学体験談現代社会文化研究科王蘇杭(Frank) 私は日本に約三年間留学している中国からの留学生です。新潟大学の大学院に入り、国際課経由で交換留学のプログラムを知りました。すでに外国に留学していますけど、なぜまた留学したいのかというと、夢だったからです。日本の留学からも、もちろんいろいろなことを学びましたが、世界に大きな影響を与える英語圏の国でぜひ勉強してみたいと思い、また英語圏の国の生活について知りたいと思いました。さらに、世界で一番通用する言語―英語を上達しようという目的でオーストラリアのシドニー工科大学に行きました。シドニーに到着した瞬間に国際的な環境に入ったと感じました。アジアと違い、そこにはほぼ世界中どんな国の人もいます。オーストラリアの第一印象は、インターナショナルである、ということでした。出発する前に予約した大学の寮もすぐ大学の近くにあり、駅とスーパーとも遠くはありません。寮は男女シェア（部屋は個室です）ですが、人生に初めての体験でした。私は六人シェアの寮に住んでいましたが、オーストラリア人、インド人、ノルウェー人もいました。この環境で英語の勉強を身に着けました。キャンパスの外に住んでいた友達と話したこともありましたけど、やはり学校の寮に住んだほうがいいと言われました。私もそう思います。理由は主に二つあります。まず、様々な国の学生と話し合うと視野は広くなり、英語もいろいろと勉強になります。そして、日本人の学生は大体一人暮らしなので、知らない人、文化が違う人とのコミュニケーションするチャンスは少ないです。寮に住めば生活習慣の違い、文化の違い、考え方の違いなどいろんな細かいな問題や矛盾なども出てくるかもしれません。その時、どうやって対応していけばいいか、と考えなければなりません。それは自分にとって留学の一つの大事なことだと思います。自分が以前体験したことのないことを、体験するということです。授業について私は主に英語の勉強を中心としてしました。週に三つの三時間の授業がありました。内容は大体英語の聴き取り、ライティングの指導やオーストラリアの文化と地理などのことをなります。一年間の勉強を通して、オーストラリアの生活と文化を深く理解できるようになりました。英語も行く前より英会話とライティングが成長しました。授業以外、図書館にもたくさんの資料があり、本はそれほど多くはなかったのですが、オンラインでの資料がいっぱいありました。英語を勉強するにあたっては、授業だけでは足りないです。生活、学生活動、社会のイベントなど、どんな場合でも英語を使おうという意識を持たなければなりません。いつでもなるべく英語を話しましょうという考え方は大事です。生活は正直言うと個人的には好きでした。特に、食べ物です。自分は中国人ですから、中華料理をとても信頼しています。日本にいる中国人はオーストラリアと比べると少ないですから、日本にある多くの中華料理は日本人の口に合うため、味も異なっていました。シドニーにいる中国人はいっぱいです。本場の中華も多かったです。このため、一年間にたくさんの中華を食べました。もちろん、いろんな日本料理もあります。図書館の近くにマーケットシティ、中華スーパーがあります。そこでアジア系の調味料と食べ物が簡単に手に入ります。シドニーではいろいろな国の料理を食べられますので、口に合わないという心配はありません。シドニーのきれいなビーチはお勧めです。たくさん良いビーチがありますから、サーフィンしたい人、海が大好きな人、景色を見たい人はぜひシドニーのビーチを楽しんでください。マンリビーチは私の大好きなところです。人生初体験のサーフィンもそこに行いました。難しかったけれど、楽しかったです。その後、何回もサーフィンをしました。きれいな風景はシドニーだけではなく、グレートバリアリーフ、メルボルンなどにも面白いところがたくさん存在しています。学校が休みのとき、いろんなところに旅行すれば留学生活をもっと有意義になります。私もオーストラリアと近いニュージーランドにも友達と一緒に二週間ぐらい旅行しました。いい経験でした。すべての人によって、留学のイメージと感想は違います。留学は一体どういうことかというと、自分で体験しないと分かりません。グローバルな世界に住んでいる若者にとって、視野と生活経験を広げることは非常に大切です。どんな国の人でも、今の時代に、自分の国だけの生活と経験では足りないです。若いとき、チャンスがあればたくさんの人と話し合い、異文化の理解を深くするように頑張ったほうがいいです。留学は言語だけではなく、人生も変えてくれます。 There is something if you do not do it right now, you will not do it forever.