平成28年3月4日 調布市立第二小学校 校 長 栗原 康裕 URL http://members3.jcom.home.ne.jp/chofu-2sho E-mail [email protected] 保護者アンケートのまとめ 副校長 小川 孝裕 春の訪れが感じられる今日この頃,皆様にはご健勝のこととお喜び申し上げます。さて第二小学校 の教育活動に関するアンケートに御協力いただきましてありがとうございました。全体の回収率は, 62%でした。昨年より3.5ポイントのアップしました。お忙しい中御協力いただきましてありがとうご ざいます。大変遅くなりましたが,ここにその結果をご報告いたします。このアンケート結果を来年 度の教育活動に生かしていく所存です。今後とも御協力たまわりますようにお願い申し上げます。 ○学習について 1,子供たちは,学習内容を理解し基本的な学力を 身に付けている。 2,学校は,様々な体験活動を通して子供たちに 自ら学ぼうとする力を育んでいる。 3,算数習熟度別指導は,子供一人一人の 学力を上げるために効果的である。 4, 「あゆみ」などの学習の評価は,基準が明確で, 子供の学力を正しく評価している。 5,子供たちは,人の話をよく聞き,自分の 思いをしっかり話せる力が育っている。 ◎学力については約95%の方から肯定的な評価をい ただきました。 体験的な活動についてはオリンピアンやプロのスポ ー ツ 選 手 を お 呼 び し た こ と を 評価 し て いた だ き まし た。来年度は引き続きアスリートをお呼びし,その高 い技術を学ぶだけでなく,講演などでスポーツマンシップやフェアプレー精神を子供たちに学んでほしい と思っています。 あゆみに関しては1年生でも3段階がよい,3段階ではどの程度学力が身についているか分からないと いった声をいただいています。また評価基準についての質問もありました。あゆみのねらいや評価基準に ついては保護者会でお話をさせていただいています。ぜひ保護者会に御参加いただき御理解をいただけた らと思います。 ○生活について 1,子供たちはすすんで挨拶する習慣を身に付けている。 2,子供たちは約束や決まりを守り, 基本的な生活習慣を身に付けている。 3,子供たちは,仲よく遊んだり勉強したり して,楽しく学校生活を送っている。 ◎挨拶については,肯定的な意見,まだ不足してい るという両方の御意見をいただきました。学校の外 で知らない大人に挨拶をすることは難しいので,地 域の大人を知る機会をふやしたらよいのではないか という御提案もいただきました。学校開放委員会,健全育成委員会の行事が二小では多くあります。子供 たちに積極的に参加してもらい,地域の大人を知る機会として活用していただければと思います。 学区域の放課後の遊び場が少なくなったという心配の声が何件か届いています。仲良し広場の閉鎖と, 校庭開放がユーフォーに統合されたことが同時に起きたために,なおさらそのように感じられると思いま すが,登録をすればユーフォーで校庭を使うことが可能です。見守り体制は昨年度よりも手厚くなってい ます。ぜひユーフォーの利用をお願いいたします。 ○心と体について 1,子供たちは健康や安全に心がけた生活をしようと している。 2,学校は,いじめをはじめ,やってはいけない ことに対して指導している。 3,子供たちは,友達と互いの良さを認め合い, 仲良く協力して活動している。 4,先生は,子供たちの悩みや相談をよく聞いて くれる。 ◎親が口出しせず先生に任せるのが一番といったありがたい御意見もありましたが,学校と家庭とが連絡 をとりあって落ち着いた環境を作り出すことが一番かと思います。まず担任に御相談いただける関係を作 っていくことが大切ですが,相談の窓口はいろいろございます。学年の教員や生活指導担当に相談してい ただくほか,教員以外ではスクールカウンセラーが週に2日配置されています。管理職も随時お話をうか がっていますので,お気軽に御相談ください。 ○他の行事 1,学校行事やたてわり班活動など,子供たちが 活躍する場面がたくさんある。 2,学校は,地域の人材や施設を教育活動に 活かしている。 ◎たてわり活動は大変高い評価をいただいています。今後も二小の特色として継続していきます。 学習についての体験的な活動ともつながりがありますが,他校では高齢者との関わり・昔遊びを教わる などといった体験を実施している例もあります。しかし近年,「高齢者だからと言ってベーゴマやお手玉 がみんなできるわけではないんですよ。」といった声が聞かれるようになりました。地域の諸団体との連 携を通して,学校と上手にマッチングができる機会を探し,よりよい体験活動ができるようにしていきた いと思います。 遠足については回数が他校と違うといった御指摘をいただきましたが,授業の日数やその学校が重点と して行う活動などによって各校が特色を打ち出すように求められている面もあります。たてわり遠足は行 き先が目的ではなく,行きかえりも含めて安全に他学年と関われる場所として多摩川河川敷を選んでいま す。さらに良い環境を探していく努力を続けていきますので御理解の程お願いいいたします。 ○情報発信 1,学校だよりや学年だより等によって必要な 情報を知ることができる。 2,授業参観や学校公開日などを通して, 学校の様子を知ることができる。 ◎情報発信については,学校行事の案内が直前になることでの御意見をいただきました。学校だよりは毎 月初頭に配布しているために,上旬の行事ではご迷惑をおかけすることがありました。申し訳ありません。 来年度は学校だよりのレイアウトを見直し,翌月の大まかな行事をお知らせできればと考えています。変 更が起こることも考えられまが,その際はご容赦ください。 安心安全メールが昨年度よりも使える自由度がふえました。学年・学級単位での発信も可能になりまし た。活用していきたいと思いますのでご登録お願いいたします。 ○学校環境について 1,学校は,不審者対策や避難訓練など, 子供たちの安全対策を講じている。 2,学校は明るく清潔な環境が保たれている。 ◎交通安全・不審者対策など日頃からどうしたらよいか考えさせたいという御意見をいただきました。学 校では月1回の安全指導と月1回の避難訓練を実施しています。また東京都では「東京防災」や「東京S NSルール」などを発行し,子供への安全意識を高める取り組みをしています。学校を通して配布してい ますので,御家庭でも話題にしていただけるとより効果が高まると思います。御協力お願いいたします。 トイレが汚いことがある,学期に1回でも子供に清掃させる機会をという御意見をいただきましたが, 市では週1回以上の委託清掃を行っています。衛生面から児童のトイレ清掃は行っていないのが現状です。 御理解いただければと思います。 ○教職員について 1,教職員は,保護者からの連絡や相談に親身に なって対応している。 2,教職員は,挨拶や電話対応など 接遇マナーを身に付けている。 ◎教員は親身に接しているという御意見をいただいています。しかし教員の挨拶については個人差が大き いとの御指摘もありました。接遇については,さらに教員の意識を高めていきたいと思います。 また教員の負担が大きいのではという御意見をいただきました。近年学校に対する社会的な要望は高ま っているのを感じます。そのために,スタッフを増員してほしいという御意見もありました。行政に支援 ・協力を要請できるところは実施していきますが,学級数や教員数は法令で定められている(ちなみに, 18学級になるともう一人専科教員が配置される)ところなので御期待に沿えない場合もあります。御了 承ください。なお,来年度は特別支援教室専門員というスタッフが新規に配置されます。詳細は後日お知 らせします。 学校公開の期間を増やしてほしいという御意見もありました。家庭と学校の連携を図るという意味で, 原則毎日が学校公開です。御遠慮なく学校に足を運んでいただくか御連絡をいただければと思います。 ◎貴重なご意見をお寄せいただきましてありがとうございました。第二小学校の子供たちの健やかな成長 のために,家庭と学校の情報共有を図っていきたいと思います。今後とも本校の教育活動に御理解・御協 力をよろしくお願いいたします。 ※2月29日付の二小だより,行事予定で「聴力」が「張力」となっていました。訂正いたします。
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